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●歴史認識 - (2006/10/26 (木) 12:01:07) のソース

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*1025 従軍慰安婦問題:河野談話の見直し必要 下村官房副長官 [毎日]
 下村博文官房副長官は25日、東京都内で講演し、従軍慰安婦問題をめぐり「おわびと反省の気持ち」を表明した93年の河野洋平官房長官談話について「もう少し事実関係をよく研究し、考えるべきではないか」と述べ、見直す必要があるとの考えを示した。ただ、同時に「修正するなら閣議決定をし直さなければならない。その時間が許されるのか」と述べ、安倍政権下での変更は困難との認識も示した。

 「河野談話」では従軍慰安婦について強制や旧日本軍の関与を認めており、安倍首相は今月3日の衆院代表質問で「河野談話を受け継いでいる」と答弁した。下村氏は「安倍首相は(日本の戦争・植民地支配を謝罪した)村山富市首相談話についても、河野談話についても100%そのまま(認める)というのではなく、首相の立場から(認める)答弁をしている」と指摘。「従軍慰安婦の問題は時間をかけて、客観的に科学的な知識を収集して、考えるべきではないか」と語った。【平元英治】

毎日新聞 2006年10月25日 23時28分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061026k0000m010123000c.html

*1007 植民地支配おわびの「村山談話」 踏襲を閣議決定 [朝日]
2006年10月07日08時01分
 政府は6日午前の閣議で、先の大戦に対する歴史認識に関する答弁書を決定した。「95年8月15日と05年8月15日の首相談話等で示されてきている通りである」とし、「植民地支配と侵略」について関係諸国におわびを表明した戦後50年の村山首相談話と、同60年の小泉首相談話を、安倍内閣としても踏襲する方針を明記した。 

 また、72年の日中国交正常化に際し、中国政府が「日本の中国侵略は一部の軍国主義者によるもので一般の日本人も被害者だった」との立場をとったことについては「中国側の認識は承知しているが、国交正常化にあたっては日中間の交渉の結果日中共同声明に合意し、発出した」とした。福島瑞穂社民党党首らの質問主意書に答えた。 
URL:http://www.asahi.com/politics/update/1007/002.html

*0823 日本の著者らに賠償命令 中国での南京虐殺訴訟  [朝日]
2006年08月23日13時18分
 中国人女性、夏淑琴(シア・シューチン)さん(77)が、日本で出版された2冊の本の中で「自分が南京大虐殺の被害者でないように書かれ、名誉を傷つけられた」として、著者2人と出版社に計160万元(約2400万円)の損害賠償と、日中両国の主要紙での謝罪広告の掲載などを求めた訴訟の判決が23日、中国江蘇省南京市の玄武区人民法院(裁判所)であった。同法院は原告側の主張をほぼ全面的に認め、計160万元を支払うように著者2人と出版社に命じた。また日本国内での出版差し止めと、日中主要計6紙に謝罪広告を出すことも命じた。 

 被告側は出廷しておらず、判決内容がただちに実行される見通しは立っていない。原告側によると、南京虐殺を巡る対日訴訟が、中国の裁判所で争われたのは初めてという。 

 訴えられていたのは「『南京虐殺』の徹底検証」の著者の東中野修道・亜細亜大教授と、「『南京虐殺』への大疑問」の著者の松村俊夫さんの2人、出版元の展転社(東京都文京区)。 

 夏さんは2000年、両書の中で夏さんが事実をでっちあげたなどと書かれ、名誉を傷つけられたとして提訴していた。夏さんは1937年、旧日本軍が南京を攻略した際、9人家族のうち7人が殺害されるなかで生き残ったと主張していた。 

 この日、日本人記者の法廷内での傍聴は中国当局から認められなかった。 

 夏さんは判決後、記者団に対し「大変うれしい。年をとっているので、(判決内容を)早く執行してほしい」と語った。 
URL:http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200608230172.html

*[[●歴史認識06Ⅰ]] から続く
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