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◎創価学会 - (2015/04/01 (水) 17:27:17) のソース

[[◎創価学会06Ⅱ]] より続く
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*150331 「常勝関西」試される公明 創価学会元総関西長、15日死去 [朝日]
 公明党の支持母体「創価学会」で総関西長などを務め、関西での選挙基盤を作り上げた西口良三氏が今月15日、76歳で死去した。その強力な集票力は「常勝関西」とまで呼ばれた。だが、近年、大阪維新の会が台頭し、統一地方選を前に関西の公明が正念場を迎える中での死去だった。

 西口氏の葬儀は18日、大阪市内で営まれた。池田大作名誉会長の弔辞が代読され、西口氏を「我が盟友」と評した。自民党の二階俊博総務会長や古賀誠元幹事長らが参列。安倍晋三首相や企業トップも弔電を寄せた。

 西口氏が創価学会に入会したのは1956年。参院選で、池田氏の陣頭指揮のもと、創価学会推薦候補が大阪で初の議席を得た年だ。この後、西口氏は池田氏の運転手を務めるなど厚い信頼を得た。77年に関西長、98年にはより上席の総関西長に就任。「電話魔」で幹部に指示を出す一方、一般会員を激励した。

 関西選出の国会議員や地方議員の当選者を増やし、「常勝関西」と呼ばれる組織を作った。関西の学会関係者によると、住宅地図を一軒一軒つぶすように支援の輪を広げる「人脈選挙」を定着させた。選挙期間中は朝から晩まで情勢の厳しい選挙区を車で巡り、選挙区の責任者に自ら会いに行って助言するなど「現場主義」を徹底。西口氏は96年のAERAのインタビューで「隣近所にどれだけ貢献するか、生活の場でどれだけ信頼されるか。そういう運動が大事です」と語っている。

 ■自公協力を協議

 創価学会と有力政治家とのパイプ役も担った。新進党の解党を巡っては、党首を務めた小沢一郎氏と、市川雄一公明党元書記長の関係が冷え込み、西口氏が折衝にあたった。96年に始まった衆院の小選挙区比例代表並立制では、自らの組織力だけで勝ち抜くのは厳しく、水面下で自民党との選挙協力の協議も担った。

 しかし、民主党が政権交代を果たした2009年の衆院選で公明党は大阪、兵庫の6小選挙区で全敗。西口氏は一線からは退いた。

 西口氏の死去は、統一地方選を目前に控えた公明幹部に衝撃を与えた。

 ■維新台頭も影響

 公明は統一選を地域に根を張る「足腰」として最重要視するが、地方議会で定数削減が進み、「過去最も厳しい選挙」(幹部)とみている。特に、橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会が台頭する大阪では、当初の方針を転換し、橋下氏が主張する大阪都構想の住民投票に賛成したことの影響で苦戦が予想される。

 西口氏は晩年、入退院を繰り返しながら、助言を続けていたという。関西の学会幹部の一人は「一つの時代が終わった」と語った。

*140520 創価学会広報室の見解全文 [産経]
 創価学会広報室の見解全文は次の通り。

 私どもの集団的自衛権に関する基本的な考え方は、これまで積み上げられてきた憲法第9条についての政府見解を支持しております。したがって、集団的自衛権を限定的にせよ行使するという場合には、本来、憲法改正手続きを経るべきであると思っております。集団的自衛権の問題に関しては、今後の協議を見守っておりますが、国民を交えた、慎重の上にも慎重を期した議論によって、歴史の評価に耐えうる賢明な結論を出されることを望みます。

*140517 創価学会、憲法解釈変更に反対 集団的自衛権協議影響も [朝日]
 公明党の支持母体である創価学会は16日、安倍晋三首相がめざす憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認について「本来の手続きは、一内閣の閣僚だけによる決定ではなく、憲法改正手続きを経るべきだ」として反対する見解を示した。20日から自民、公明両党の協議が始まるが、学会の姿勢が鮮明になったことで難航する可能性がある。

トピックス:集団的自衛権
 学会は朝日新聞の取材に文書で回答した。回答では、集団的自衛権について「基本的な考え方は、『保持するが行使できない』という、これまで積み上げられてきた憲法第九条についての政府見解を支持する」と明言し、行使容認へ転換をめざす首相の姿勢を強く牽制(けんせい)した。

 また、首相が与党協議を経て、秋に予定される臨時国会までに閣議決定で行使容認へ憲法解釈を変える意向を固めていることについても、学会は「国民を交えた、慎重の上にも慎重を期した議論によって、歴史の評価に耐えうる賢明な結論を出されることを望む」と強調した。

 一方、自公協議で座長を務める自民党の高村正彦副総裁は16日、日本記者クラブで会見し、「公明党は必要最小限度の自衛権について、『集団的』と名が付いたら全部ダメだとは言っていない。話し合う余地が十分ある」との期待感を示した。また、日米両政府が今年末にも見直す「防衛協力のための指針」(ガイドライン)に触れ、「ガイドラインの作業に間に合う時期までに(閣議決定を)できればいいという願望を持っている」と述べ、夏をめどに公明との間で合意を得たいとの意向を示した。(岡村夏樹、冨名腰隆)

*1027 創価学会総関西長が退任 衆院選敗北で体制立て直し狙う [朝日]
2009年10月27日5時40分
 公明党の支持母体である創価学会の関西組織を統括してきた西口良三・総関西長が退任したことが26日、関係者への取材でわかった。後任の総関西長は置かず、池田大作名誉会長の長男、博正副理事長を関西トップの関西最高参与に、原田稔会長に次ぐ立場の正木正明理事長を関西ナンバー2の関西総合長とする。いずれも東京を本拠地にしたまま関西をまとめるという。 

 関西の創価学会は選挙での集票力の大きさから「常勝関西」といわれてきたが、8月の衆院選で全敗した8小選挙区のうち六つを関西が占めていた。来年は創価学会の創立80周年で、夏には参院選を控えていることから、衆院選の敗北を受けて人事を刷新し、体制を立て直す狙いがあるとみられる。 

 西口氏は71歳。77年から関西長や総関西長などを務めてきた。今後は組織運営の一線を退き、総主事となる。関西総合長を務めてきた藤原武氏は副総主事となる。 

 創価学会のホームページによると、博正氏は53年生まれで東京都出身。正木氏は54年生まれで大阪府出身。 

*1015 ビル爆破:徳島で2件、けが人なし 創価学会など被害 [毎日]
 徳島市内で爆発物を使ってビルの玄関などが壊される事件が2件相次ぎ、徳島県警は14日、同一犯による連続爆破事件の可能性が高いとみて捜査本部を設置した。けが人はいなかった。

 調べでは、13日午前8時半ごろ、同市南沖洲5の創価学会徳島文化会館で、正面入り口のドアガラスが割れているのを出勤した女性職員が発見した。ドアの取っ手付近が激しく損傷、ガラスに拳大の穴が2カ所開き、アルミ製のドア枠がへこんだ。13日午前4時ごろ、付近住民が「ドーン」という爆発音を聞いていた。同会館の担当者によると、犯行声明や脅迫文は届いていない。

 14日午前9時ごろには同会館から約3キロ西の同市南内町1にある三木国際交流センタービル(4階建て)で1階ドアのガラスが破損、床には爆発物とみられる破片が散っていた。1、2階には故・三木武夫元首相の長女の高橋紀世子・元参院議員の事務所が、3、4階には県日中友好協会が入っている。【向畑泰司】

毎日新聞 2008年10月15日 東京朝刊
URL:http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081015ddm041040030000c.html

*0806 永田元議員が罰金を納付 創価学会への名誉棄損罪 [産経]
2008.8.6 17:12
 千葉県習志野市で平成17年、国政報告会で虚偽発言し創価学会の名誉を傷つけたとして、名誉棄損罪で千葉簡裁から罰金30万円の略式命令を受けていた永田寿康・元民主党衆院議員(38)が、6日までに罰金を支払った。納付日は7月31日。

 関係者よると、永田元議員は議員在職中の17年8月28日、習志野市にある党事務所で国政活動を報告。参加者約30人に対し「過去3回の東京都議選で、創価学会は都外に住む学会員の住民票を都内に不正に移し、公明党候補者を当選させようとした」などと話した。創価学会は永田元議員を千葉地検に告訴・・告発。7月18日、名誉棄損罪で千葉地裁に略式起訴した。
URL:http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080806/crm0808061710022-n1.htm

*0613 創価学会提訴の矢野元公明党委員長「国会招致応じる」 [朝日]
2008年6月13日19時13分
 元公明党委員長の矢野絢也氏が13日、野党議員の求めに応じて国会内で講演し、「政治評論家としての活動を中止させられた」などとして創価学会や学会幹部を提訴した経緯を説明した。「参考人や証人で呼んでいただけるなら喜んで出させていただく」とも述べ、国会での証言にも前向きな姿勢を示した。 

 講演は、民主党の菅直人代表代行や国民新党の亀井静香代表代行ら野党議員有志が呼びかけて開いた。菅氏は「言論妨害があるとすればゆゆしき問題だ」と述べた。次期総選挙に向け、創価学会を支援団体にもつ公明党を揺さぶる狙いがあるとみられる。 

 一方、公明党の太田代表はこの日の記者会見で、矢野氏について「支援団体にお世話になったと言いながら、支援団体を提訴しており、人間として信じがたい。率直に言って情けない。許せない話だ」と批判した。 
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0613/TKY200806130256.html

*0604 公明党が選挙で負けることが、学会員の覚醒となる
以下、学会員反戦派が集うネットの掲示板への投稿の抜粋です。
すこしわかりにくい文章ですが、学会指導部の倒錯をなんとか正そうとする真情にあふれた文章で、感動しました。(談風子)

戦いに「勝つ」要諦は、常勝ではありません・・・
国会議員の劣化を乗り越える「方程式」は、選挙による惨敗です・・・
負けて得るものもある・・・再出発も出来る・・・政治が腐敗、堕落したままで、勝つと言うことは、実力ではない・・・身の丈を知らない・・・増上慢を生み出す温床となる・・・
その象徴が、竹入であり、矢野です・・・
竹入に、血の出る思いで、集票行動に挺身して来た、かつての学会員の先輩の立場はどうなるのか!
聖教新聞で、罵倒すれば、するほど、かつて、竹入のためにF固めした同志の嘲笑となる・・・まったく、本部の民衆蔑視、民衆軽視は、極まっている・・・言語道断です・・・
世法の上からも、道理からも、民主主義の大原則からも、公明党の大敗北によって、広宣流布の次の段階の新たな沃野の地平が開拓出来る・・・これが、前三後一・・・勝利の方程式です! 
TITLE:絶対正義の獅子たち・掲示板
URL:http://6604.teacup.com/yoshihiko/bbs

*0512 元公明党委員長が創価学会を提訴 [TBS]
公明党の元委員長が創価学会側から評論活動を止めるよう強要されたなどとして、創価学会側を相手取り、5500万円の賠償を求め提訴しました。

 提訴したのは、政治評論家で公明党元委員長の矢野絢也氏です。

 訴状などによりますと、矢野氏は3年前に創価学会の施設で複数の幹部に囲まれ、政治評論家としての活動を中止するよう要求されたり、多額の寄付も要求され、人権を侵害されたとして、創価学会と幹部7人に慰謝料など5500万円を求めています。

 矢野氏は1993年から94年にかけて月刊誌に連載された手記で、「政教一致と言われても仕方がない部分があった」と指摘したところ、3年前から創価学会側から機関誌で誹謗中傷されたり、激しい批判を受けたとしています。

 矢野氏は今月1日付けで創価学会を脱会して、提訴に踏み切ったという事です。創価学会広報室は、「訴状が届いていないのでコメント出来ない」としています。(12日20:34) 
URL:http://news.tbs.co.jp/20080512/newseye/tbs_newseye3850750.html

*0512 元公明党委員長、創価学会を提訴=「言論活動を妨害」-東京地裁 [時事]
2008/05/12-19:42 
 評論家としての活動をやめるよう強要されたなどとして、元公明党委員長の矢野絢也氏(76)が12日、創価学会と幹部7人を相手取り、慰謝料など5500万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
 訴状などによると、矢野氏は2005年5月、創価学会の施設内で複数幹部に囲まれ、政界引退後に続けていた評論活動の中止を要求された。翌6月には多額の寄付も迫られ、「言論活動を妨害され、強い不安を抱いての日常生活を余儀なくされた」としている。 
URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008051200808

*0508 名誉会長 中国の胡錦濤主席と再会 [聖教]
日中平和友好条約の締結30周年を祝福! 池田名誉会長は8日夕、国賓として来日中の中国・胡錦濤国家主席と都内の宿舎で約30分間にわたり会見した。名誉会長と胡主席の語らいは1985年、98年に続き3度目。席上、名誉会長は「暖かい春の旅」となった訪日を歓迎し、胡主席が提唱する「調和世界」のビジョンの実現へ向け、さらなる青年交流の重要性を強調。平和の祭典として北京五輪の大成功を祈る心を伝えた。胡主席は「日中国交正常化提言(68年)」など両国友好に注がれた名誉会長の勇気と遠見を高く評価。中日両国が相互理解を深め、平和的な発展の道を進みゆくことが、アジアと世界の安定のために不可欠であることが確認された。席上、名誉会長から主席に漢詩が贈られた。  
URL:http://www.seikyonet.jp/sg/sp/shimen/headline/index/1210288362095/0

*1112 関西で創立記念の本部幹部会 池田SGI会長が出席
世界一の師と共に、栄光の学会創立77周年から出発! 11・18「創価学会創立記念日」を祝賀する新時代第12回本部幹部会が8日午後、第32回SGI(創価学会インタナショナル)総会、関西広布55周年記念の広布第2幕第1回関西総会の意義を込め、大阪市天王寺区の関西池田記念会館で晴れやかに行われた。これには、7年ぶりに関西の地を訪れた池田SGI会長が、原田会長、正木理事長、秋季研修会で来日中の60カ国・地域220人のSGIのリーダー、関西の代表らとともに出席した。スピーチしたSGI会長は、世界が憧れる大関西の発展を心から賞讃。広宣流布の「常勝」の魂をわが青年に託したいと語った。  
URL:http://www.seikyonet.jp/sg/Satellite?c=Page&cid=1161803072646&p=1161803072646&pagename=sp%2FLayout&pid=1194567627229&subparam=1

*1028  池田名誉会長の世界との語らい   第26回 作家 小田実氏 

 小田氏と初めて二人でお会いしたのは、1974年(昭和49年)3月4日の午後であった。ある文化人の方が仲介してくださった。
 氏が中心となった「ベ平連(ベトナムに平和を! 市民連合)」は、この年の1月、解散したばかりだった。
 千差万別の市民と「志」を同じくして、非暴力の平和運動を創り上げてきた誇りは高かった。激しい時代の移り変わりのなかで、新たな市民運動の流れを真剣に生み出そうとしておられた。
 信濃町の学会本部。玄関で歓迎すると、天真爛漫な笑みをこぼした。服装に無頓着な氏を、私もブレザーを羽織った軽装で迎えた。
 現場で戦っている男同士ならではの共感が、瞬時にして通い合った。
 堂々たる巨躯である。少し背中を丸め、前かがみの姿勢をとられる。礼儀正しく、丁寧な話し方が印象的だった。
 氏は41歳、私は46歳であった。互いに戦時中、多感な10代である。爆弾が降り注ぐ中を逃げまどったことが、平和への共通の原体験であった。
 氏は気さくに関西弁で語る。熱を帯びると、どんどん早口になった。「現代の坂本龍馬」と言わしめる魅力がある。
 アジアの中の日本の役割とは。戦火の絶えないアジアを、いかに変えていけばよいのか。
 そのために、まず日本人が取り組むべきことは何か。
 交流を結ぶべき世界の良識の名前も、何人もあがった。
 対話は約2時間に及んだ。清々しい余韻が残った。
     ◇
 会見前、こんなエピソードを聞いていた。
 いわゆる言論問題の渦中、著名な出版社から、氏に執筆依頼があった。当時の情勢から考えれば、筆を執ることはイコール学会を傷つけることになりかねない。氏は熟慮された。
 創価学会について、自らの目で見てきた。学会の記念行事にも足を運んだ。老いたる学会員の母たちの健気な姿も、目の当たりにした。どうすべきか。結局、氏は執筆されなかった。
 思想・信条は違っても、市民を糾合する運動の苦労は痛いほど理解できる。自分には、真面目な庶民を揶揄するような文章は、絶対に書けない、と。
 世相に流されず、筋を通す、信念の言論人であった。

 どこまでも若者のエネルギーを信じておられた。
 ベ平連は「来る者は拒まず、去る者は追わず」という参加スタイルが支持され、時代の大きな潮流となった。
 創価学会が大きく伸びたのも、ベ平連と、ほぼ同時期である。
 どうすれば、大衆運動は永続していくのか。
 どうすれば、多様な価値観を持つ市民を伸びやかに結合させていけるのか。
 「組織しない市民運動」を標榜した氏だからこそ、真摯に学会を見つめておられた。
 学会は「一人」を大切にする。外から見ると、巨大組織に映るかもしれない。しかし、どこまでも一対一の人間関係で築き上げてきたネットワークである。

 小田氏は、本年7月30日、逝去なされた。いついかなる時も、積極果敢な行動と発言で、社会に問題提起を続けた75年の戦いの生涯であられた。
 学会本部にも幾たびか訪ねてこられた。阪神・淡路大震災の際も、お越しくださった。
 目の前で苦しむ人を放っておけない。御自身も被災されながら、やむにやまれぬ思いで、支援に奔走された。神戸をはじめ、わが関西の同志の懸命なボランティアの活動の模様も、知悉しておられた。
 民衆の側に立つ。民衆の側に生きる。
 真の行動者ゆえにこそ、学会の運動の本質を見通していてくださっていた。主義主張の違いを超えて、ひとたび結んだ信義と友情を終生、大切にされた。

  晩年、熾烈な闘病のなかで遺された一言一言も、味わいがあり、温もりがあった。
 特に「私たち人間が『生老病死』の宿命を背負った存在であること」を無視したり、軽視したりすることを戒めておられた。
 「生老病死」という基本に立って、「世界」と「自然」に対する自分自身の在り方を見つめ直すことを促されている。
 「生きとし生ける者としての『生老病死』の共生、連帯の気持が私の生命の尊厳の意識をかたちづくり、支えている」との一言が、胸に迫る。人間と人間があらゆる差異を超えて、「世界人」として連帯しあう、最も深い基盤を示唆していかれたように思われてならない。
 最後まで、「小さな人間が世界を変えられる」との渾身のメッセージを、若い世代に伝えようとされた。
 ご逝去に際し、玄順恵夫人から丁重なお手紙を頂戴した。氏が「人生の同行者」として敬愛してやまなかった方である。
 「生前、小田も、名誉会長とともにアジアや世界の平和について、未来について語り合ったことを、とても懐かしんでおりました」
 「小田にとって、名誉会長との対話は、本当に嬉しかったのだと思います。御弔電を賜った折に、その時の小田の話が、すぐに浮かんでまいりました」
 玄夫人の近著『私の祖国は世界です』(岩波書店)には、小田氏の遺稿も掲載されている。謹んで拝見し、「お互い、人間が人間らしく生きる対等、平等の国際関係」の未来を、ご夫妻で美しく見つめておられた小田氏の心が偲ばれた。
 あの日あの時、氏との語らいの折、私はお名前の「実」にかけて、一句を贈った。

 「民衆の
   実の響き
     君が声」

 愉快そうに破顔一笑された、あの誠実な「世界人」の顔が蘇ってくる。
URL:http://www.seikyonet.jp/sg/Satellite?c=Page&cid=1161803078433&p=1161803078433&pagename=sp%2FLayout

***2006年
*1117 創価学会の原田稔新会長 憲法、教育基本法改正に注文 [朝日]
2006年11月17日22時44分
 創価学会の原田稔新会長(65)が17日、都内で就任会見を開き、首相の靖国参拝や教育基本法改正について注文をつけた。 

 原田会長は安倍首相について「個人的信条は別にして現実的に慎重に対応している」と評価する一方、靖国参拝に「政教分離の観点から自重してほしい」と述べた。憲法改正は「平和主義は堅持すべきだ。拙速は許されない」とし、教育基本法には「法の運用を慎重、厳格にし、くれぐれもかつての愛国心を想起するような方向に進んでほしくない」と話した。 

 原田新会長は9日、秋谷栄之助会長の退任を受けて就任した。創価学会の会長交代は25年ぶり。 
URL:http://www.asahi.com/politics/update/1117/019.html

*1110 秋谷・創価学会会長が退任、後任に原田副理事長 [読売]
 創価学会は9日、秋谷(あきや)栄之助会長(76)が任期途中で退任し、後任に原田稔副理事長(65)が就く人事を正式に発表した。

 秋谷氏は最高指導会議の議長に就いた。また、青木亨理事長(76)が退き、新理事長に正木正明副会長(52)が就任した。

 創価学会によると、秋谷氏は8日、「年齢からくる体力的な衰え」などを理由に西口良三総関西長・副理事長あてに辞表を提出。西口氏は、自らが議長を務める会長選出委員会を招集。委員会は9日、東京・信濃町の同学会本部で非公開で開かれ、17人のメンバーの話し合いの結果、原田氏を全会一致で第6代会長に選出した。選出委員会の顔ぶれや、選考過程については公表していない。

(2006年11月10日9時10分  読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061109i315.htm

*1011 小泉前首相と池田名誉会長「30分会った」 公明代表 [朝日]
2006年10月11日18時34分
 公明党の太田代表は11日の記者会見で、小泉前首相が退任直後、創価学会の池田大作名誉会長と会談したことを明らかにした。「ごく短時間、30分ほど会ったと聞いている」と述べた。一方、安倍首相が就任前に池田氏と会ったとされる点については「全く承知していない」と語った。 

 創価学会広報室によると、小泉前首相から池田氏に退任のあいさつを申し入れ、9月28日に東京都内の聖教新聞本社で会談した。小泉前首相は「外遊中に池田名誉会長の存在感を改めて認識した」と語り、池田氏は識者との交流や、大学での講演について述べたという。創価学会の秋谷栄之助会長や草川昭三・公明党副代表らが同席した。 

 一方、安倍首相は11日の参院予算委員会で、池田氏と面会したかどうかを聞かれ「そういうことはございません」と否定した。 
URL:http://www.asahi.com/politics/update/1011/005.html

*1008 安倍首相、創価学会の池田氏と会談 総裁選後に極秘で [毎日]
 安倍晋三首相が先月20日に自民党総裁に選出された後、首相就任前に公明党の支持母体・創価学会の池田大作名誉会長と極秘に会談し、来夏参院選や対中関係をめぐり意見交換していたことがわかった。
 関係者によると、会談は26日の安倍政権発足以前に、東京都内の創価学会の施設で行われた。安倍首相は総裁選直後に秋谷栄之助会長に電話で就任あいさつした際、池田氏との面会を要請したという。
 席上、首相は父、安倍晋太郎元外相が生前、池田氏から厚誼(こうぎ)を受けたことに謝意を表し、参院選での公明党や創価学会の協力を要請。池田氏は「しっかり応援したい」と述べ、協力を約束したという。また、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝で冷え切った日中関係の早期改善が重要との認識で一致。さらに池田氏は国連を中心とした平和外交の必要性にも言及した。
 首相は先月30日の公明党大会に来賓として出席した際「私の祖父の岸信介(元首相)も父の安倍晋太郎も公明党とは交友関係が深かった。何か特別な運命を感じる」と語っている。
(毎日新聞) - 10月8日3時8分更新
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061008-00000009-mai-pol

*1007 創価学会・池田名誉会長、200名誉学術称号 式典公開 [朝日]
2006年10月07日23時32分
 公明党の支持母体、創価学会の池田大作名誉会長(78)が海外の大学、研究機関から通算200番目となる名誉学術称号を受け、7日、東京都八王子市の創価大学で授与式があった。創価学会によると、池田名誉会長が出席した式典がマスメディアに公開されたのは93年以来という。 

 今回名誉教授を授与したのは中国の北京師範大で、授与した大学、研究機関は42カ国に及ぶという。 
URL:http://www.asahi.com/national/update/1007/TKY200610070274.html
*[[◎創価学会06Ⅰ]] より続く
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