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●台湾 - (2008/02/04 (月) 09:22:39) のソース

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*0202 フィリピン外相「深刻な懸念」 陳総統の南沙訪問 [朝日]
2008年02月02日22時13分
 フィリピンのロムロ外相は2日、台湾の陳水扁総統が南シナ海のスプラトリー諸島を訪問したことについて、「地域の平和と安定を目指す関係諸国の努力に逆行する行為であり、深刻な懸念を抱く」との声明を発表した。 

 フィリピンは中国やベトナムとともに海底油田の共同探査を協議する一方、同諸島のパガサ島を実効支配し、国軍を駐留させている。 
URL:http://www.asahi.com/international/update/0202/TKY200802020237.html

*0202 陳総統が南沙諸島訪問 台湾、対中緊張高める狙いか [朝日]
2008年02月02日22時11分
 台湾の国防部(国防省)は2日、台湾が実効支配する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島・太平島に2日、陳水扁(チェン・ショイピエン)総統が訪問したと発表した。台湾総統の同島入りは初めてで、昨年建設した1000メートル級の新滑走路を使用したとみられる。領有権を主張する周辺国は反発を強めそうだ。
 
 陳総統は台湾南部の屏東基地から空軍機で出発し、現地の軍官らを慰問した模様だ。3月の総統選を前に中国との間で緊張を高めることを狙った、との見方もある。 

 太平島は南沙諸島最大の島で、台湾の海・空軍など100人程度が常駐する。南沙諸島は豊富な埋蔵資源があるとみられ、中国、ベトナム、フィリピンなども領有権を主張する。 

 潜在的に紛争のリスクがあるため、中国と東南アジア諸国との間では平和的解決を約束する「行動宣言」をかわしているが、外交関係がない台湾は加わっていない。 

 陳総統の南沙諸島訪問計画に対し、ベトナム政府は先月、「我が国の主権を侵すあらゆる行為に断固反対する」と中止を求め、中国外務省の劉建超報道局長も「南沙諸島は中国の領土だ」と台湾の動きを牽制(けんせい)した。 
URL:http://www.asahi.com/international/update/0202/TKY200802020238.html


*0113 台湾立法院選、野党国民党が圧勝 与党、総統選に打撃 [朝日]
2008年01月13日02時04分
 台湾の国会にあたる立法院の選挙(一院制、定数113)が12日、投開票され、中央選挙委員会の発表によると、野党国民党が3分の2を超える81議席を獲得した。国民党にとって歴史的な大勝で単独過半数は98年選挙以来。与党民進党は27議席にとどまり、諸派・無所属が5議席だった。民進党には3月22日の総統選に向けて深刻な打撃となり、米中との対立も辞さない陳水扁(チェン・ショイピエン)総統の独立路線の転換を含め、態勢立て直しが急務になる。陳総統は12日夜会見し、「支持者に申し訳ない。私に全責任がある」と述べ、兼務する党主席の辞任を表明した。
 
 国民党は今回から導入された小選挙区制で持ち前の組織力を動員した。民進党政権の腐敗や経済失政をテレビ広告で繰り返し攻撃し、陳総統への有権者の反発を利用して「陳政権への信任投票」を印象づけた。野党連合を組む親民党との候補者調整にも成功。やはり直接選挙で行われる総統選に向け、これ以上ない勢いを得た形だ。 

 陳総統は台湾人意識や台湾の独自性を強調し、今回の選挙が「中国か台湾かの選択だ」と主張。中国との融和姿勢をとる国民党との違いを有権者に訴えたが空振りした。 

 05年の選挙制度改革で今回から定数が半減、小選挙区73議席と政党比例区34議席、先住民区6議席の計113議席を争った。陳総統は04年総統選の公約だった小選挙区制導入で一気に勢力拡大を狙ったが、支持率下落で自ら墓穴を掘った形になった。 

 今回は、小選挙区で国民党が民進党の固い地盤だった高雄市・県など南部でも議席を伸ばすなど73議席中57議席を占めて圧倒したほか、比例区でも国民党票は全体の51%に及び、民進党票の37%を大きく引き離した。李登輝前総統が指導者である台湾団結連盟(台連)は比例区での得票率が3.5%にとどまり、議席なしに終わった。 

 国民党の総統候補、馬英九(マー・インチウ)氏は12日夜に会見し、「皆さんが我々にチャンスをくれた。今回の成果を総統選への加勢と変えたい」と話した。 

 今回は民進党が求めた「国民党の不当資産返還要求」と国民党が求めた「政権腐敗追及・国家財産返還」の二つの住民投票も同時に実施されたが、棄権が多く投票者不足で成立しなかった。 

 投票率は小選挙区で前回選挙の約59%をやや下回る58.5%、比例区で58.3%だった。 

■議席3分の2、議会支配 

 国民党の議席数は3分の2にあたる76議席を超える81議席となった。台湾の立法院では3分の2の賛成があれば、総統の罷免案を提案して住民投票で賛否を問うことができ、たとえ次の総統選で民進党の謝長廷(シエ・チャンティン)氏が当選しても不安定な政権運営を強いられる。 

 国民党と協力関係にある諸派・無所属の当選議員5人も加えると、合計で4分の3を超える。4分の3の賛成を得れば憲法改正などの提案が可能で、国民党が議会運営で圧倒的な支配力を行使できることになる。 

 90年代の民主化以来、基本的に右肩上がりで勢力を伸ばしてきた民進党は「党創設以来の歴史的敗北」(陳総統)という惨敗だ。今回の議席割合は約24%にとどまり、初めて完全直接選挙となった92年の選挙で161議席のうち50議席(約31%)を得たときをさらに下回った。 

 陳総統は、台湾名義での国連加盟の住民投票を総統選と同じ3月22日に実施することを決めるなど選挙運動を主導してきたが、総統選に際し、主役を総統候補の謝氏に明け渡すよう求める声が党内から上がりそうだ。 

 ただ、このままでは00年と04年の総統選で勝ち取った政権の維持が難しいと判断した場合、陳総統がより台湾独立に傾くなど過激な方法で情勢を緊張させたり、「混乱」を理由に総統選延期などの手段を講じたりするのではと危ぶむ声が国民党側からは出ている。 
URL:http://www.asahi.com/international/update/0112/TKY200801120211.html

*0920 国連:「台湾」名での加盟申請、反対多数で却下 [毎日]
 【ニューヨーク小倉孝保】国連総会の一般委員会は19日、台湾が求めていた「台湾」名での加盟申請を反対24、賛成3の反対多数で却下した。国連が「台湾は中国の一部」という考えを改めて確認したとみられる。

 同委員会は「台湾」加盟問題を総会にかけるかどうかを協議。加盟申請を支持したのは、ホンジュラス、パラオ、ガンビアの3カ国。反対は米国、中国を含む24カ国だった。中国の王光亜・国連大使は「国連が『一つの中国』政策を支持したもので、正しい決定だ」と歓迎した。

 潘基文(バンギムン)国連事務総長は18日、71年に国民党に代わって共産党が指導する中国を国連の代表にした点を指摘し、「これが国連の正式な立場であり、71年以来、不変だ」と語った。委員会もこの立場を採用したものとみられる。

 台湾は93年以来、「中華民国」名で国連に加盟申請し却下されてきたが、今年初めて「台湾」名で申請。潘事務総長に却下されたが、「事務総長に申請を判断する資格はない」として、改めて加盟を申請していた。台湾は来年3月に、国連加盟の是非を巡る住民投票を予定している。

毎日新聞 2007年9月20日 10時46分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070920k0000e030019000c.html

*[[●台湾06]] より続く
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