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自己啓発反省日記09年1月上 - (2009/01/07 (水) 07:59:48) のソース

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&color(red){&font(b){1月1日(木)}}
6時に起きて本を読む。
1030に、姉の家に泊まって年を越した母を迎えにいって、創価学会の
*新年勤行会
に出席して、家に帰り、母とカミさんと僕の3人で、おせちと雑煮の昼食。
去年までは新年は母の家に子供ら夫婦が集まったのだが、その家を引き払って母は今年から姉の家に住んでいるのだ。
母を家まで送って、今度は、カミさんの実家まで車で出かける。

途中、ブックオフ岸和田店に寄り、15分で11冊の105円本を選んで買う。

●賭けるもの (集英社文庫)円地文子......円地文子っていうのは、前から気にはなっている作家だが、実は一作も読んだことがない。いつか読もう、と思って集めている。
●ニューヨーク人間模様(朝日文庫1983年)為田英一郎......日本人が書いたニューヨークものは片っ端から集めている。
●呪縛は解かれたか (角川文庫)産経新聞金融犯罪取材班......超われわれ史の資料に買う。
●靖国 (新潮文庫)坪内祐三......坪内はあまり好きではないが、近年話題になった本だし、テーマがテーマ(天皇制の問題は僕の若い頃からの研究テーマ)なので一応持っておこう。たぶん読んだらがっかりするだろう。
●高山右近(講談社文庫)加賀乙彦......前持ってた本が売れちゃったので。日本における切支丹(クリスチャン)の存在は大きな思想的問題だ。そういう問題意識から、有名なクリスチャンについての本は、買い集めている。
●現代思想としての環境問題―脳と遺伝子の共生(中公新書)......どんなこと書いてあるのか見当つかない副題だなあ。
●おむすびの祈り「森のイスキア」(集英社文庫)......これも前持ってた本が売れちゃったので。
*●人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考
......これは一度読んで影響は受けたのだが、自分自身はマインドマップはやっていない。最近またはやりみたいで、本屋によく出ているな。前持ってた本は売れちゃったので、また買った。
●文藝春秋 2007年 04月号......昭和天皇の肉声を記した「小倉侍従日記」の抄録があるので買った。超われわれ史の資料。
●富のピラミッド―21世紀の資本主義への展望、サロー......並んでおしっこしたサローの本をまた買ってしまったわい(12月4日の日記参照)。  

十三のカミさんの実家で、義父母とカミさんの姉家族といっしょに
*しゃぶしゃぶ
の夕食。カミさんの姉の旦那と地球温暖化や戦争について話す。けっこう話のわかるやつや。

&color(red){&font(b){●1月2日(金)}}
午前中はのんびり雑煮食べたり、本読んだり。
昨夜は、ビール、酒、ワインと、ずいぶん飲んだのだが、先日本で学んだ通り、酒のあとに水をずいぶん飲んで寝た。それが良かったのか、今日は寝覚めすっきりだ。

遙はいとこと天満宮へ。
カミさんは起きてこない。僕は
*義母といろいろ話
をする。親戚のこととか、これまでの歩みとか。たぶん、カミさんも知らない話だろうな。

午後、家族と義母を車に乗せてなんばの住宅展示場へ。
*粗品もらえるから
ということで。義母、ホームエレベータに感心する。
それ見るだけで十三に帰ってきて、夕方からはまた酒飲んで、遙が熱狂して見る「クイズ・ヘキサゴン」をすこしいっしょに見て、一人二階に上がって本を読む。どれにも集中できず、とっかえひっかえ。

&color(red){&font(b){●1月3日(土)}}
夜中に目覚めて眠れず、起きだして、これからの
*人生設計
について考えをめぐらしてメモをとる。
明け方また寝て、9時頃起床。

僕と遙は、足の悪い義母のために、ペットのお水を大量に買って来てあげ、カミさんは掃除をしてあげ、お返しにベーコンやら数の子やらの食料品を一杯もらって(僕は義父から「カミさんに黙っとけよ」と言われてお年玉をもらう)、11時ころ十三を車で出発。

カミさんの希望に沿って、和泉市の「弥生温泉」というスーパー銭湯へ。その後、「丸亀製麺」でうどんを食べて、メッサオークワに寄ってカミさんらはアイスクリーム買って、自宅に帰りつく。
「あー、
*一番幸せな一日
やわ」とカミさん。
「小さいなあ」と僕と遙。
カミさん「じゃあ、お父ちゃんは、どんな一日が幸せやの?」
「大阪で古本買うて、551の豚まんとビール持ち込んで南海電車のサザンの指定席でそれ食べながら古本パラパラって見て、居眠りして気がついたら和歌山市駅、っていうのが一番幸せやわ」
カミさんと遙「小さいなあ!」
「遙は?」
「僕はパリへ行って、タリス乗って、ウィーンでオペラ見ることよ」
「大きいなあ!」
「それで、お年玉貯めてるんやして」

事実遙は、もらったお年玉や小遣いをまったく使わず、そのままカミさんに渡して、利率のいい定期預金にしており、いまでは僕よりずっと金持ちである。

&color(red){&font(b){●1月4日(日)}}
今朝も4時に目が覚めてしまって、起きだして新聞読み、聖書読んでまた寝る。

朝刊で、偽メール事件の
*永田元議員の自殺
を知る。気の毒やな。偽メール事件は故意ではなかったし、議員辞職は重すぎるほどのけじめだったのだから、堂々とカムバックか転身を図ればよかったのに。政治家の道が閉ざされたと思ったらもうなんにもやる気がせんかったんやろうか。周囲の目が辛かったんやろか。大蔵省出身のエリートで、打たれ弱かったんやな。
民主党は、ぜんぜん助けてやらんかったんだろうなあ。民主党は、苦労知らずのエリート達を集めて格好だけスマートだが、内実はひ弱な上昇志向者たちのバラバラな集まり、と僕は感じている。永田の末路みてその感一層深し。

正月の間にたまった本の注文をさばくのに2時間ばかりかかる。

カミさんに証明書の写真をデジカメで撮って印刷してくれと言われ、請け負ったのはいいが、小さいサイズで1枚の印画紙にいくつかの
*写真印刷
する仕方が分からなくて、四苦八苦。プリントソフトと格闘して2時間かかってようやくできる。ああ、今日は正月休み最後の日で、思いっきり本読もうと思ってたのに、時間損したあ。腹立つう!

でもまあ、今日は、聖書の「ヨハネ福音書」と
*「使徒言行録」
を読了できた。そして、これまで何回も挫折した「ローマ人への手紙」に移る。これ読み終えたら、このあいだ買ったバルトの「ロマ書講義」を読みたいのだが、はね返されるかも。

&color(red){&font(b){●1月5日(月)}}
1230就寝700起床。

*ワーマン「奇蹟の仕事術」
読む。たいへん参考になった。すぐに取り入れたい。

仕事始め。
机の上を整理し、ワーマンの提唱する第一の方法
*「机の上のセットアップとワークフロープロセス」を導入。
すなわち、机の右上に、優先順位に従って積んだ書類(=仕事)の山(「優先順位システム」)を置く。上から一つとって、机の中央でそれを「ゴジラのように」やっつける。書類になっていない仕事は、1枚の紙に項目だけ書いて、「優先順位システム」に入れる。ふいに入ってきた仕事は、机の左端の「イマジナリーイントレイ」にしばし格納し、ひまを見て「優先順位システム」、「ペンディングファイル」「共用ファイル」「ゴミ箱」のどれかに振り分けて格納する。また、将来の仕事、仕事の予約は、手帳(ブックオーガナイザー)の該当する日付のところに記入する。

このフローに従ってやった今日一日の仕事をふり返ってみよう。

まず、昨日の夜、ブックオーガナイザーに記した「to do list」に従って、
*「優先順位システム」
に書類を積み上げた。上から、①2月8日シンポジウムの準備と広報、②Hさんへメール(これは私用)、③2月1日のセミナーの講師依頼、④終わったセミナーの報告書作成、⑤事務所の電話増設工事の見守り。

まず①について、ほかの2人のスタッフと打合せをして、仕事を分担。3人でかかって、夕方完了した。
昼休みに⑤の工事の人が来たので、食事しながら見守る。
朝一のメールとファクスで、対応しなければいけない件が3件入っていたので、それを1件ずつシートに書いて、「優先順位システム」の②の下に入れ、合間を見ていっしょに処理。これをやっている最中に、旅行社のIさんが来社し、対応。また、年賀状ほかの郵便物は、「優先順位システム」の一番下に入れる。
結局、5時までに片づいたのは、①、②、⑤と、ふいに入ってきてシステムに挿入した仕事で
③、④はまったく手つかずであったが、仕事やったなあという充実感がある。明日やるべき仕事がすでに明確になっている。

1月3日夜、
*イスラエル軍、ガザへ地上軍侵攻。
ハマスは徹底抗戦表明。12月27日の空爆開始からの死者は約500人。4分の1以上が民間人、と国連が発表している。国連安保理ではリビア提案の即時停戦を求める議長声明案が、米国の反対で合意できなかった。

麻生首相は、通常国会で09年度予算成立後にしか
*解散は考えない
と明言。渡辺元行革相は、記者会見で初めて離党意向を表明。

湯浅事務局長の「自立生活サポートセンターもやい」には、年末。救援の呼びかけに数百人から4千万円の寄付が集まったという。([朝日]1/5)

今日の朝刊には、自民党と民主党がともに全ページ広告。
自民党は、「景気に具体策。」という大見出し。麻生の小さな写真が隅の方にある。具体策は書けても大局的なビジョンが描けない悲しさ。
民主党は、
*「国民は家族です。」
で、大きな小沢の写真。アホか!いまさら家族的国家観に戻るつもりか?ほんとに迎合と人気取りしか考えていない政党、って感じがする。ポリシーがないという点では自民党より劣る。

&color(red){&font(b){●1月6日(火)}}
030就寝730起床。

アマゾンの4冊の注文をさばくのに1時間もかかってしまった。本がなかなか見つからなかったため。

出社して、
*さあ、今日もワーマンの「ワークフローシステム」でやるぞ!
、と意気込む。
今日の「優先順位システム」の山には、①1月27日から始まるテレビでの環境活動紹介番組の取材日程の調整、②2月1日のセミナーの講師を人選して依頼すること、③今晩の事務局会議の議案つくり、④13日から始める新しい事業の打合せ、⑤昨年10月のセミナーの報告書づくり、以上の五つを積み上げる。

①のファイルを広げて仕事の手順を考え始めたとたん、当のテレビ局のディレクターから電話がかかってきた。局側の取材の候補日が伝えられたので、早速取材を受ける側に電話。ラッキーなことに、3人に電話して3人ともすぐ通じて、しかも局側の日にち指定で取材可能ということに。それを早速テレビ局にメールで伝えたら、すぐに返事が来て、アレンジ完了ということで、この仕事は、もっと手間取ると思っていたのに、朝のわずか30分で完了!
で、②にとりかかる。まず適当な人を考えなきゃいけないのだが、昨夜寝る前に考えてた方面で行こう、と決める。1人目は、和歌山県立自然博物館の学芸員さん。小学生が発見した化石が、新種だったことを確認したとして最近新聞で紹介されて人。「和歌山の地層と景観」というテーマで話してもらおうと考え、博物館に電話する。ご本人が電話に出てくれたが、あいにくセミナーの日には行事が入っていると言う。「では博物館でどなたか適当な方がおられたらお願いしたい」と言うと、学芸課長さんが出てきて、「私が行きます」とのことで、あっさりと、一人目が決まった。二人目は、普通の市民なのだが、熊野古道を世界遺産に、って言い出した人で、以来古道ツアーをずっと続けているOさん。でも連絡先を知らない。事務所のKさんに聞いたら、「私も知らないけど共通の知人に聞いたらわかるかも」と、問い合わせてもらうと、携帯の番号がわかった。会社勤めをしている方なので、昼休みまで待って電話するが不通。
③の仕事にかかっているうちに、④の打合せの時間が来たので、所内の3人で会議始める。冗談いいながら楽しくやってると、ふいの来客が来て、しばらくお相手をして、会議に戻る。
その会議の最中に、さきほどのOさんから電話が入り、用件伝えると、快諾をもらうことができた。で、②も、もっと苦労すると思っていたらあっさりと完了。
会議の途中に新聞社から電話で、いまから取材に来たいということだが、会議終わるまで待ってもらう。
会議と取材が終わって、③にかかる。これはペーパー2枚書くだけの仕事だからすぐ終了。昨日からの積み残し(実は昨年からの積み残し)の⑤にとりかかり、5時になるが、今日は7時から事務局会議のため、仕事を続ける。
昨日、田辺のTさんから郵便が来ていて要対応の件があったことを同僚のSさんから指摘される。Tさんに会う日程を調整しなければならないのだが、④をやっていたおかげで、21日には田辺へ行く用事が入っていることが頭の中にあって、Tさんに21日はいかがですか、とメールすると、すぐ返信があって、その件もあっさり片づく。
今日の仕事のことをすべて「ブックオーガナイザー」に記録し、新たに入った予定をカレンダーに入れる。
そうこうしているうちに7時になり、会議のメンバーがすべて定刻にそろう。

この会議も冗談ばっかりで、笑いが絶えない。830に終わって解散。
解散したあと、あ、出席者のMさんに聞きたいことがあったのに、と思い出す。ああ、手帳に書いとけばよかったな、と反省。

しかし、今日終わった①と②の仕事は、正月休みの間にずっと気にかかっていたことで、やってみると思ったより簡単に終わった。すごく気が楽になった。
*ええぞ、ワーマンのシステム!
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