(全て引用)
- 「銀河鉄道999」松本零士 コミック1977-81
災いは未然に防いでおくのがこれからの銀河旅行に生き残る道よ。むこうからやってくるのをまつだけでは生きていけないわ。
おかしいな、大旅行に出るってのに荷物は体につけているものだけだ。
本当のプロの旅人(トラベラー)はそれでいいのよ。
悲しい思い出も、なつかしくなる時がくるのよ。みておけばよかったと思うときが。
ぼくは若いよ!!そんなのはじいさんやばあさんのいうことだ。
いかんよ若いの...旅をするならお金は大切にしなきゃ。要求された以上は払うもんじゃない。人はえらいとは思わないよ。いつか役にたつ時がある。だいじにしとけ。
いつかわしもこの赤い風の中で赤い砂にうずもれて眠るのさ。もうじきだ。長生きするだけがしあわせかどうか、だれにもわからないよ。自然に生きて自然に死ぬのがいちばんいいような気がするよ、わしは...死ぬべき時に死ねなかった人間は...みじめなもんだよ...
火星に吹く 赤い風の音は その赤い砂の下で 眠る者の すすり泣きだと人はいう 火星の赤い風は 今日も明日も 夢をはたせなかった 者のために すすり泣く... だから火星は いつまでも赤いのだ という...
こんな悲しそうな涙はみたことがないよ。
そうね、もしかしたらそれはクレアさんの心かも知れないわね。
楽園に住む人の心はだんだんすさんであれはてていくみたいだね。きびしい星にいる人の心のほうが、きれいなのかも知れないね。
いいか、鉄郎!!撃たれる前に撃て!!相手が涙を流していても、必要なときは心を鬼にして容赦なく撃てよ。宇宙で生き残るにはそれが絶対の条件だ。
宇宙を一人さまようのは
死ぬために旅するようなものだ。
無限にきらめく大宇宙の 星々は死んでいった 孤独な勇者たちの涙の 凍りついたものだ
と古代の宇宙飛行家は 書き残している
もし... そうだとしたら涙の数の なんと多いことだろうと 鉄郎は思う...
そして銀河鉄道は 果てしなくその中を
通り過ぎてゆく...
この世で一番美しく はかないものが あるとすれば それは彗星にちがいないと 宇宙詩人は書いている
つかの間の命を燃やして 消えてゆくかげろうにも似て もの悲しい一族だと 詩人はうたう...
どの人の胸の中にも 一生のうちのどこかで 一度は希望という名の光が 火のように燃えて 輝くときがあると カシオペアで死んだ 老詩人が書いている... たとえ まちがったものを めざす希望の光でも それはとても 美しいものだと そして- それより美しい光は 宇宙には存在しないとも 書き残している...
バカたれめ!男はかんたんにゃ死なんのど。わかるか?苦労の2ヶ月や3ヶ月、断食の1週間や2週間...どうということはないんど。わかるか?おいどんの一生は長いもんね-あわてんのよ。そのうちみちょれとおもうとるんよ。
ここで仕事がうまくいかないからって...にげだしてみても結局なんにもならないと思ったから、ここでできないことはよそでもできない...友だちや恋人をすててにげるのはひきょうだとおもって...よくわからないけど、ぼくはぼくの目的のためにさいごまでがんばるべきだと...そのために男に生まれてきたのだと思って...
明日の星には 明日の人間が 住むと人はいう... いつも夜空には 明日を信じる 明日の星が 数かぎりなく 輝いていると人はいう...
エルアラメインに 風が吹く 生きた残がいの間を 吹きぬける風の音は ここで滅亡した生物の 過去を悔いる 悲しみの歌声のように 聞く者の心にひびくという
そしていまここには 残がいだけしかない...
信念も意志も気力もなくした人間には何もできないわ。
あなたがあの人にあげたのはライフルだけじゃないわ。「友情」と「信頼」というこの世で一番尊いものをあげたのよ。
この宇宙に生を受けて 生まれ出た命は いつか生涯を終えて 永遠の眠りにつく... そのつかの間の命が 残した墓標は それが動物であろうと 植物であろうと とてももの悲しいものだ...
いつか宇宙が年老いて ありとあらゆる生命が 死に絶えるときがくる という そうなったとき 機械の体をもった人間は どうなるのだろうか? プライヤの体の森本さんは 知っていたのかも知れない
この世には そばへ行って みなければ よくわからないものが たくさんある わからないのに人は 遠くからそれをみて 勝手なことをいう...・さとりをひらいたと いう人が 口でいうほどたくさん いれば、宇宙は永久に 平和だと 昔さまよえる 宇宙飛行士は語った
さとりをひらいた つもりでいても 人はわずかのショック でもろくも くずれるものだと アリストテレスも 書き残している
天地宇宙のどこかに 神様がおいでに なるとしても 神さまのように さとりをひらいた 人間などは絶対にいないと セントヘレナ島に 幽閉されていた ナポレオンは 書き残している それがほんとうか どうかいまだに だれにもわからない...
人の心の中は この宇宙よりも広くて 他人にはけっして わからないものだというのを 鉄郎は聞いたことがある しかし鉄郎は メーテルの心を信じて 銀河を旅する この銀河超特急999号が さいごにどこへ着くのか まだ 誰も知らない
もともとこの宇宙では ものに形がない方が 正しいのかも知れない 人にしろ星にしろ 形のあるものは はかないつかのまの かりの姿にすぎないのかも 知れない そうだとしたら 鏡を見てなげく必要など まったくないと 鉄郎は思う 宇宙の真理はそうでなければ ならないと思う
「天地宇宙万物の真理の次に強いものは人の心に宿る”信念”である」暗黒時代に死んだ偉大なる探検家-リビングストン23世
時間の静止した星が 宇宙には所々ある その止まった時間が 再び動き出した時 宇宙の歴史がどう変わるのか だれにもわからない 動いている星も 止まっている星も 遠くから見ると みな同じように またたいているだけだ...
「わが身をつねって 人の痛さを知れ」とは 古くからのことわざにある これこそ真実である「 好奇心の星」はわが身をつねって 自然の星にかえった それがよかったのか悪かったのか 鉄郎にもだれにもわからない
二十世紀末から 二十一世紀初頭にかけて 多くの男たちが 宇宙への道を選んで 再び帰ることのない旅に出た
自分の道を自分で選んで 旅立った男たちの目は みんな宝石のように 輝いていたという...
人はみな選んだ道に じゅんじて生活を終わる 強制的に選ばされた道に じゅんじて生活を終わる それが善人であれ悪人であれ 選んだ道をあゆみ 信念をこめて 死んだ男に人は心の底で敬意を はらう そんな男を 偉大だと思う
学べるときに学ぶのだ。それが最後に生き残って笑える道だ。勉強のチャンスはそうやたらにはない。だから寸刻をおしんで学べ。プロフェッショナルだけが宇宙の無法地帯で生きのびることができるのだ。
旅で一番大切なことは物がおいしく食べられるということ...おいしく食べられさえすればどんなにつらい旅もさいごまでがんばれるわ
(前略)絶対に美しいものも 絶対に正しいことも この宇宙には存在しないらしいからだ 自分が正しいと思うことを 正しいと思い、自分が美しいと思うことを美しいと信じるしかやりようがないらしいからだ
いやだ!!ぼくにはしたいことがまだたくさんある。ぼくの未来や運命は自分で決めたい。他人に指図されたくはない。そのために死んでも後悔はしないぞ!!
弱いいけにえの血があるところだけに文明は栄えるんだろうか!それが大宇宙の...この世の法則だったら悲しいね。
その親切な心ややさしさが、いつかあなた自身を助けることになるわ、きっと...
人からお金をただでもらうことなんて恥ずかしいことだと思っていた。ほしかったら働くべきだと思ったよ...体が動かないのならともかく少しでも動けるなら働いて...自分の手でかせぐべきだと...他人にほどこしを受けるぐらいなら死んだ方がマシだと...ぼくはお母さんにそう教えられて育った...
宇宙で必要なのは勇気と誠実さにささえられた実力だけ...
「絶対」なんてことは宇宙にはないわ
物事はすべてあてにならないものと考えてやれってよく母さんがいってたなあ。
ライバルはライバルに病にやつれた顔を見せたくはないものよ。
ライバルがいるからこそこの世は楽しく生きがいのあるものだものね。
美しいものも 才能にめぐまれたものも いつか老いさらばえて 死んでゆく これが宇宙に生まれた 命あるもののさだめだ 今海賊エメラルダス がどこの空間を旅して いるのかだれもしらない たとえ逃れられないと わかっていても その運命にさからって 精いっぱい戦っている エメラルダスのことを メーテルは忘れはしない
かつて大宇宙を股に かけて暴れ回った 大海賊が 「清く正しく美しい」 心の持ち主だからといって 清く正しく美しく 生きられるとは限らない所が この宇宙だといって 吊るし首になった 自分が清く正しく美しい と思っている人々は拍手を して海賊の死を祝ったという...
もし聖人ばかりの 世界があるとしたら そこはたぶん 「地獄」という名で よばれるだろう
自分の欠点を みせられるのは だれでもいやなものだ。 宇宙にはそれを映す鏡がたくさんある
真に自由に 生きた男は 最もしあわせである- その男に善悪の 区別は不要だ
私は雨がきらいだ 雨が降る日は 一日中気分が 重く沈んで 何をする気力も なくなる 生涯雨の降らない星へ 行きたい
さいの河原をたがやす人は それで満足しているのだと 鉄郎は思った
何もせずに人の努力を 虚しいといってあざ笑って 一生を終わるバカより くらべようもないくらい 立派な人たちだと思った
まず食べなさい。それからが男の戦いよ。
男の胸に あいた風穴を 風が吹き抜ける時それは この世で一番悲しい 歌になる 男だけに聞こえる 無念の歌になる
物事に動じないタフな神経とやさしい心の持ち主だけが未知の空間の荒野で最後まで生き残ることができる。
宇宙には万古不変の 鉄則がひとつあるという ”無理をして光り輝く 星は長続きしない” 人に裏切られ孤独の うちに旅にたおれた 旅浪の空間画家が 最後にスケッチブックに 書き残した言葉だ
人間の文明の基本は火と車輪とネジよ。
自分で選んでおいてあとでグチや不平を言うのは一番卑怯なやつだと私は思うのさ。
長く旅を続けていると 旅人はその旅が どこまで行っても 果てしない 終わるあてのない旅ではないかと 恐怖におそわれる事がある そういう時 多くの旅人は心との闘に敗れて 自分の命を断つのだという
空間で最も消化しにくい食物は「時間」だと旅人は口をそろえていう
終わりがないかも知れない”時間”が流れる場所がこの大宇宙だ。そこで自分の信念を貫けるのは時間を食べて耐え抜く才能のあるものだけだと銀河鉄道の空間レールを設計した偉大な男は記録している。しかし時間をたべても残るのはやはり時間なのだ...
自分の力に自信のある人は礼儀正しく振る舞うわ。
近づかなければ 目には見えないが 星の海には 数限りない白骨が まだあったはずの 自分の未来の歌を 歌いながら漂よっているという... 鉄郎は白骨になるまえに 歌を全部歌い終わりたいと思うのだ...
子は親の鏡といいますからね。
人の持ってるものをうらやましがる人は一人もいないわ!!人が持ってるものでいつか私たちの手に入らないものはない...みんなそう信じているわ。
明日死ぬかも知れないけど、俺は永遠の命なんてほしいとは思わないぜ。
鉄郎は信じている。友達のために男が泣いてもそれは決して恥ずかしいことではないのだと。
悟りをひらくという言葉があるが、宇宙は広大である。したがって悟りもまた星の数ほどあってどれが本当の悟りだか見分けるのはむずかしい。
人間の歴史が 始まって以来 人柱になった人は 数えられない 宇宙にも あちらこちらに 数かぎりない人柱が 眠っているという
常識が常識として通用しない所がある。丸が四角な所もある。宇宙は広い。行ってみなければわからない所が沢山ある。本で読んだ知識などクソの役にも立たない。
男にはな、負けるとわかっていても行かなければならない時もある。死ぬとわかっていても戦わなければならない時がある。お前たちはその時に行くことも戦うこともできなかった。それでここへ来て女の歌を聞いて泣いているんだろう?だったらその少年を行かせてやれ。
長い旅が続くと時として脱線するのは乗客の心だという。旅人の心の脱線は一番始末が悪い...
いったんツキに見放されたとき...人は次々と不幸におそわれる...それは宇宙のどこへ行っても変わらない真理だ...
他人の手に運命をゆだねて生き残れるような場所はこの宇宙のどこにもない
この世の空間のはてなる所に理想郷ありと古人のいう。古来旅人のそこへ行きて帰る者なし。人の世のつづくかぎり旅人は理想郷を目指す。何人もいずこにその理想郷のあるかを知らず何となれば行きて帰り来る者のなきがゆえなり。伝え聞く理想郷その名も「ムジ」といいしも、いつの世のだれぞその場所を見たるかは永遠にわからず。ただその実在するの確かなることのみ永きにわたり語られたり。
限りある命だから人は一生という時間の中で精いっぱいがんばる...短い時間の中で何かをやりとげようとする...そうだからおたがい思いやりややさしさが生まれるんだって..父さんや母さんの血がぼくの体には流れている...ぼくの血だってぼくの未来の子供に受けつがれてそのまた子供へとずっと続いてゆく...それも永遠の命だってね!!
男なら、危険をかえりみず、死ぬとわかっていても、行動しなければならない時がある。負けるとわかっていても、戦わなければならない時がある。
- 「銀河鉄道999」松本零士 TVプログラム1978-81
人を愛するっていうことは悲しいことなんだね。
ええ、でもだからこそすばらしいことかも知れない...
生きたかったら、命のある限り歩け!生き続けたかったら、命のある限り戦え!気力を失った男は死ぬぞ。
若いっていうのはいいもんだ。どんな小さな希望にも、自分の全てを賭ける事が出来るからな。
嘆くな!わし等は死ぬが、滅びるわけじゃない...お前たち若い者が、わし等の未来を受け継いでくれるじゃないか。すべてを踏み越えて人間の未来を造れ、それがお前のつとめだ!
鉄郎...いつか、お前が戻ってきて、地球を取り戻したとき...大地を掘り返したらわし等の赤い血が流れ出すだろう...ここは我々の星だ、我々の大地だ...その赤い血を見るまでは...死ぬなよ...せが...れ...よ
俺...何度...くじけそうになったか...でも、その度に、自分にこう言い聞かせてきたんだ。俺には仲間がいる...その中には、機械化母星を破壊した奴も居るんだって!
あわてるな、鉄郎!奴らは、暗闇でも目が見えるぞ!じっとしていれば、敵は動く...敵の方から近づいてくる!
俺より先に死ぬなよ、男の約束だぞ。
鉄郎は若いわ。若者にはね、負ける事は考えないものよ。一度や二度しくじっても最後には勝つと信じてる...それが本当の若者よ。
男の子が、友だちのために涙を流すのは恥ずかしいことじゃないわ、メタルメナ...それよりあなたのために泣いてくれる友だちがあなたにはいるの?
鉄郎、たとえ父と志は違っても、それを乗り越えて若者が未来を作るのだ。親から子へ、子からそのまた子へと、血は流れ、永遠に続いていく。それが本当の永遠の命だと、俺は信じる。
さようなら、鉄郎。いつかお別れの時が来ると、私にはわかっていました。私は青春の幻影、若者にしか見えない、時の流れを旅する女。私はメーテルという名が、鉄郎の思い出の中に残ればそれでいい...さようなら、鉄郎。あなたの青春と一緒に旅をしたことを、私は永遠に忘れない。さようなら、私の鉄郎、さようなら。
時は流れ、メーテルは消えていく。少年の日が二度と還らないように...メーテルもまた、去って帰らない。人は言う、999は鉄郎の心の中を走った列車だと。メーテルは、少年の胸の中の幻影かも知れない。今、万感の思いを込めて汽車がいく。さらば銀河鉄道999...
...そして、少年は大人になる
佐渡先生。地球は以前に増して富み栄えています。物質文明の極地といってもいいでしょう。地球を救うとは、こういう地球を作ることだったんですか?こういうことのために、沖田艦長は命をかけられたのですか!?(古代 進)
人間が生きていくのに必要なのは、物の豊かさではなく、心の豊かさなのだ。(佐渡)
地球か-何もかもすべて懐かしい。(沖田)
肉を斬らせて骨を断つ。(土方)
宇宙の絶対者はただ一人、この俺なのだ。生命あるものは、その血の一滴まで、この俺のものなのだ。宇宙はすべて、我が意志のままにある。俺が、宇宙の法だ!宇宙の秩序なのだ!よって、この地球も当然俺のものなのだ。(ズオーダー)
違う!断じて違う!宇宙は命なのだ。万物はその恵みを受けて、すべて平等に、共に存在し、共に栄えなければならない。それが宇宙の法であり、宇宙の愛なのだ。貴様の邪悪な意志は、宇宙の自由と平和を根底から抹殺しようというものだ。俺たちは戦う!断固として戦う!(古代)
沖田艦長、あなたなら、いま、どう戦いますか...教えて下さい!(古代)
古代よ、わしにはもう、お前に教えることは何もない。おまえは、立派に成長したヤマト艦長だよ...ヤマトを信頼するんだ。(沖田)
ヤマトを信頼する?(古代)
そうだ。お前には、まだ武器が残されているではないか。戦うための武器が。(沖田)
お願いです!沖田さん。教えて下さい。どこにあるんです?何が武器なんです!?(古代)
生命だよ。(沖田)
えっ!?(古代)
お前には、まだ生命が残っている。古代、生命とは、命を懸けるとは、邪悪な暴力を製する最後の武器なのだ。素手でどうやって勝てる、死んでしまって何になる、誰もがそう考えるだろう。だがそれでも、命を懸けて何かに向かっていくとき、初めて不可能が可能になってくるのだ。古代、お前はまだ生きている。ヤマトの生命を生かすのは、お前の使命なんだ。わかるな...(沖田)
皆は俺が、これから死にに行くと思っているだろう。そうではない。俺もまた、生きるために行くんだよ。生命とはな、たかが数十年の寿命で終わってしまうようなちっぽけなものではない。この宇宙いっぱいに広がって、永遠に続くものなのだ...俺はこれから、そういう生命に自分の生命を変えに行くのだよ...これは死ではないんだ。
生きるとは、時として死を選ぶより辛いだろう。だが、生命ある限り、生きて、生きて、生き抜くことも人間の道なのだ。
西暦二千二百一年、
ヤマトは 永遠の旅に 旅立って行った。
- 「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」松本零士 TVプログラム1979
武人(もののふ)の心を知るのは、武人のみ。
力に頼る者は必ず力に敗れます。宇宙にあるすべての生命は、共に手をたずさえて行かなければなりません。いかなる小さな生命も、宇宙の平和のためにあるのです。それを葬ってはなりません。
- 「宇宙海賊キャプテンハーロック」松本零士 コミック1977-79
地球の海が死滅した時
人々はいった
「人類の終わりの時がきた」と...
頭上に広がる無限の海に なぜか目をつぶって
人類の行く末をひたすら嘆いた
新しい無限の海「宇宙」へ
歯をくいしばって乗り出して行った
わずかばかりの男たちの事を
この人々は指さしあざ笑った
「はかない夢を追う無法者」と...
これはそういう時代の物語である
...時に西暦2977年...
星の涯を俺はさすらう
人は俺を呼ぶ キャプテンハーロック
くらい宇宙の海で
明日のない海で
燃えつきる日まで
自由に生きる
俺の旗の下(もと)で
俺は自由に生きる
どくろの旗をかかげ
明日のない海で
命ある限り
自由に生きる
俺の旗の下で
俺は自由に生きる
あの声がささやく
明日のない海で
自由に生きろと
あの声がうたう
俺の旗の下で
俺は自由に生きる
台羽...ここは確かに海賊戦艦の中だが、戦艦であると同時に我々の家だ。家の中にいるときはあくびもすれば居眠りもするし酔っぱらってワメくこともある。それが当然だろう?家の中にいてまでかしこまっていては何もできまい?本艦の鉄則はやるべきときにやるべきことをやればよいのだ。
「心」を持った敵と戦うのはとてもつらいことだぞわかるか台羽!俺は外宇宙の戦いでそれがどんなにつらいかわかっている...
寝られれば大丈夫だ。よく寝る男は大物になる。寸時を惜しんで寝る男こそ真の勇者だ。
するとこの中にもマゾーンの血をひいた人間が、マゾーンそのものがいる可能性があるということか?台羽...おまえはその人間が撃てるか?
たとえ許しがたい敵だとしても使者のためにたおれた者には最大の敬意を表する。俺も信念のおもむくままに死にたい。
台羽よ、男には時々、何をしても全くだめという時があるのだ。やればやるだけおかしくなるだけで、することなす事ムダな努力...ふふ いいか そういう時 男はな 酒でも飲んでひっくり返って寝てればいいんだ。
けんかの相手に手かげんされるのはいやなものだな。俺の生涯でこれほどプライドが傷ついた事はない。敵に哀れみをかけられるほど俺たちは情けない男ではない。
夢は-人がそれを見捨てない限り、消えることはない。
お互いつらいなあ。わかるぜお前の胸の中が...そうだ、今は黙って食うしかない...俺達は負けたが...滅びたわけじゃないからな。
信じられる本当の男なら...本当の友だちになら目でも心臓でもくれてやる。
夢を見捨てるなよ、どこまでも生きるんだ。
苦しみがどんなに大きくとも、それは明日の出会いをより美しくするための前ぶれなのだと...
人が人をして最も美しいのは、他人の痛みを自分の痛みとして感じている時だとある人が言いました。最も醜いのは、他人を踏みつけにして自分を立てようとする時だと...またある人は言いました。人間は人間として生まれるのではない。人間になっていくのだと...
俺は待っていた...ずっと待っていたんだ。乞食のような真似をしながら...待っていたんだよ。
戦うべき正しい理念をもたない戦いは、はじめから負け勝負である。
人間の生き方に、IF、もしも-はない。
- 「1000年女王」松本零士 コミック1980-83
人間は自分のために生きるのはたやすいことだ。しかしそれだけじゃいかん。他人のために何ができるか、何がしてやれるか、常にそのことを忘れてはいかん。この広い地球は、結局みんなが支えあって動いているんだからな。
人生には今日のような日もある。だが、涙の後には、笑顔の日が待っているのだ。
- 「サイボーグ009超銀河伝説」石ノ森章太郎 映画1980
俺はそういう奴が大嫌いでね。権力、独裁、征服なんて言葉をふりまわす奴にロクな奴はいない。
悪いけどほっといてくれ、009...俺はこの要塞がえらく気にいっちまってな。俺の死に場所として、これ以上ふさわしい所はねえ。
考えてみりゃ、俺はずっと昔から、死に場所ばかり探して生き続けてきたような気がする。
燃えたよ...燃えつきた...真っ白にな...
尊い青春の1ページをなににかけて生きるかは本人の決めることだ!!それにつまずき倒れるのも本人なら、立ち上がるのも本人だ!!勉強にすべてをかけるのもいいだろう。だが、それはあくまでも本人の意志であった場合だ!!
確かに天才というものはあるのだろう...おれたちが何倍もの練習をしてのりこえたカベも...天才には自動ドアみたいなものかもしれない-だが、それを不公平とは思わない-苦労できること、悩むこと-そして、そのあとつかむものの大きさを天才は知らないのだから-
あと何ヵ月かがすぎるとおれたちはこの青秀高校というグランドをあとに大学、そしていずれは社会という大きなグランドのそれぞれのポジションに散っていく。しかしたとえどんなに離れ離れになったとしても、この三年間の思い出はそれぞれの心のあたたかな場所で、いつまでも消えることなく、エラーをおそれ、ベストをつくせなくなった時には、いつでもさわやかなコンバットマーチを聞かせてくれるだろう。ゲーム・セットの声を聞くまで。
最終更新:2022年08月20日 14:36