さて、僕の邪魔はせんといてもらおか。
【名前】No.3(スリー)、能力者コードは「TYRANT」(タイラント)
【性別】男性
【年齢】20才前半
【種族】人間
【役職】TOWERS(国立人工異能
研究所)機関検体兼研究員、TRINITY(3つ頭)第一戦闘員
【能力】二元質量(Dual-Mass)
【属性】無し。
【弱点】無し。というか全部同じように効く。これについては追記。
【容姿】金髪碧眼、長身で白衣着用。ただし外見に似合わず関西弁。大抵黒い大きな箱を背負っている。
【内部】中の人は『南瓜』という名前で雑談していると思うよ!
捨て子として施設で幼少期を過ごしたが、国の【TOWERS機関】創設に伴い、研究所の所長に施設丸ごと被検体達として引き取られ、とある研究所で暮らし始める。時々実験対象になったりしたものの、実験自体は安全極まりなく、また所長(以後「先生」)が彼等に初等教育を施した為、知も備わり、捨て子としては奇跡的に幸福な少年期を過ごした。その為「先生」を慕っている。
自ら志望して研究所の人工異能発現者第一号になる。発現は17歳頃。戦闘能力を政府から高く評価され、戦闘専門機関【TRINITY】に強制的に所属させられる。
検体達と先生の絆は非常に強い。その為、研究所を駒としてしか見ない政府との溝は深く、軽蔑している。また自らがその軽蔑すべき政府機関に属している事を不快に感じている。
自身の知識欲から自力で勉強し、「先生」の研究を手伝うことも多くなっていた。専門分野は人工異能の発現方向決定に関する事である。とある理由でこの異能都市に、国の命令で派遣されている。
【弱点】
彼の能力は上で説明した通りであり、能力発動に際して物体の密度や質感は変わらない。よって、自身を重くすることでの「硬質化」などは起こらない為、基本的に防御に不向きな能力であると言える。どれだけ重くしようと肉は肉であり、どれだけ軽くしようと刃は刃であるから、例えば斬撃に対して、慣性力の増大による抵抗の増大は起こるものの、斬れない、という事態は起こり得ない。これは他の物理攻撃に対しても同様である。ただし重量は増加するので、肉弾戦をしかけても倒れにくい、といった事は起こりうる。
全てのダメージは通常の人間と同じく軽減されずに伝わるので、特に何に弱いという事は無く、逆に言えば全ての攻撃に耐性を持たないと言える。
よって、彼の弱点は何でも良いから「攻撃される」事。超大な攻撃力で他者を圧倒し、攻めさせる事すら今まで無かった事、しかし実態は特別な防御手段を大して持たず、彼の体は人並みの丈夫さしかもたない事から、一端攻守が交代すると彼一人でそれを取り戻すのは困難な作業になるだろう。
追記弱点:
ちなみに、彼の振るう巨大矛は魔法による組み立て式を採用しているため、組み立てている魔法を阻害する事が出来れば武器は瓦解する。
【TOWERS機関】
国立人工異能研究所の通称。名前はバベルの塔から取られた。
人の身で異能者達の更に上を行く事を目的とし、またその礎を担うという意味。
全ての人間の異能発現が最終目標である。
検体として10~20歳程度の男女が100人程度所属しており、その中で異能発現に成功した人数は20数名。
所長は彼らから「先生」と呼ばれている。検体は全員が所属した順に番号がつけられている。
No.3はこの研究所の検体兼研究員である。
【TRINITY】
通称三つ頭。国の要請で、機関で発現した人口異能者の中から、特に戦闘に有用な能力を持った3人を選抜して作られた、機関唯一の戦闘部門。「先生」は反対していたが逆らえずに設立された。No.3はこの機関にも所属している。
所属者の名前、能力は以下の通り。
No.3(スリー)
コード【TYRANT】
能力名【二元質量】
No.28(トゥウェンティエイト)
コード【MUALA】
能力名【隔絶障壁】
No.100(ハンドレッド)
コード【ECHOES】
能力名【強制共鳴】
【武器・道具】
武器名:DREADNAUGHT(ドレッドノート、綴り違いは意図的)
全て特殊合金製の超重大型武器。組み立て式だが接続部は魔導回路が用いられている為強度にあまり問題は無い。ただし、魔法的ジャミングを入れられると瓦解する。
全部のパーツを合わせると、全長7メートル、総重量は500kgを超えてしまい、実用を全く無視して造られている。
名目上は矛だが、刃の部分は非常に肉厚かつ極大につくられている為、ほとんど原形を留めていない。また切れ味も無い。ほぼ金属塊と認識して相違は無い。
振るえば絶大な破壊をもたらすだろうが、問題は果たしてこの武器を彼以外の誰が扱えるか、である。
ちなみに彼がLv1の能力を発動させてこれを扱う場合、
客観質量:50t
主観質量:5kg
となり、彼は5kgの棒を振り回すか如く50tの化け物を振るえることになる。
武器名:EVIL EYE(イビルアイ)
全て特殊合金製の超大型装甲。左腕に装着し、大きな盾の役割を果たす。
分厚い金属の板には緩やかなカーブがつけられており、衝撃を逃がす。
また、盾に横向きに大口径の砲身が埋め込まれており、一発ずつだが砲弾を撃つ事が出来る。彼の段階Lv2の能力で、触れていないものも数秒は効果を持続出来る為、飛び出す瞬間に超重にして撃ち出す事が可能。
遠距離用の武器兼装甲であり、余り使ったことが無く、彼自身が操作に慣れていない面もある。
道具名:GRAND JUNCTION(グランドジャンクション)
いつも背負っている黒い箱。
魔導回路が組み込まれており、設定した数種の道具について魔力を代償に箱から呼び出せる。つまりは簡易転移装置。
ただしスリーの魔力量は常人以下の為、呼び出せる道具は数種類に留まる。
デュアルマス
【二元質量】
Dual-Massでも良い。
彼が研究所で人工的に発現させた異能力。発現は17歳。
物理法則を無視し、一つの物体につき二つの「質量」を設定する。
設定最大範囲は元の質量の100分の一から100倍まで。
二つの質量は「客観質量」と「主観質量」に分かれ、主観と客観に別々の結果をもたらす。
「客観質量」は発動者以外の全世界に対して設定された質量であり、
「主観質量」は発動者のみに対して設定される質量である。
これにより、元1kgの棒に客観質量100kg、主観質量10gを設定することで、
発動者はその棒を「10gとして」扱えるが、発動者以外にはその棒は「100kgとして」はたらく為、
超重の武器がその重さからはあり得ない速度で振るわれる事になる。
ただし密度や質感などは全く変わらない。
【技】
『重身軽躯』(ジュウシンケイク)
戦闘時には大体これを発動。自分は自身の体を700gとして扱えるが、自分以外の全ては自身の体を7tとして認識する。これにより全行動速度、跳躍力の増大、攻撃による吹き飛ばしへの耐性、自身の攻撃力の増大などといった効果を見込める。
『重拳』(ジュウケン)
重身軽躯状態での近接戦闘。一撃一撃の破壊力は、トラックの衝突に等しく、ガードを許さない。
『過重装甲』(カジュウソウコウ)
それぞれ10kgの合金装甲(手甲と具足)を装着する。
これにより全質量は他者から見て11tに増大する。
『重打』(ジュウダ)
重拳による一撃。その重さ故にガード不能の攻撃。
――『破弾』(ハダン)
重打による物質破壊。吹き飛んだ破片の質量を100倍にする事で広範囲への被害を狙う。拡散中距離攻撃。
――『震』(シン)
地面に向けての重打。局所的な震動を起こせる。
――『軽殻』(カルガラ)
重打に触れたものの質量を小さくすることで、吹き飛び速度を増加させる。
触れた物質は軽くなっているが、それを上回る圧倒的初速度の差により、回避が難しい。
ある程度の飛距離で速度が落ちるが、瞬間速度は拳銃を上回る。
人体に関しても有効で、殴った相手を超遠距離に吹き飛ばせる。
『浮躍』(フヤク)
自身の質量を下げ、周囲の空気の質量を大きくすることで、空気中での浮力を得る。その跳躍力と合わさって、人体ではありえない長距離跳躍を行う。ただし、DREADNAUGHT携帯時には使用不可能(武器が重過ぎる為)
『堕飲』(ダイン)
全異能力を掌から地面に放出する。
異能は地面を媒介に広がり、地面の質量を0.01倍、それ以外の接地したあらゆる物質の質量を100倍にしていく。軽いものの上に重いものが乗ることで沈殿が起き、結果掌から近い順番に地面に触れた全ての物が地面に飲み込まれる。
これは人体に関しても同様で、地面に触れていれば触れている程質量を大きくされる。
ただし、その圧倒的な異能容量の消費により、彼は『堕飲』中、それ以外に能力を使用出来ない。
E to S
筋力:B
持久:A
強靭:B
生命:C
俊敏:D
反射:C
技術:C
判断:A
精神:C
知識:A
経験:B
魔力:E
抗魔:E
+α
(異能力)
制御:D
発展:B
E to S
体術:A
基本格闘はかなりの訓練を積んでいる。
打撃:S
武器による打撃攻撃に優れる。
戦闘:B
経験を元に戦闘を構築。
殲滅:A
軍部の作戦に幾度か強制的に参加。
戦術:C
魔術:E
武器の転送に使っているが、自力では全く使えない。
飛翔:D
『浮躍』によりある程度浮くことは出来る。
研究:B
開発:C
好奇:S
好奇心の赴くまま、気に入った物を徹底的に調べる。
解析:B
特に異能の効果などの解析に優れる。
崇拝:S
『先生』に対する崇拝はTOWERS機関の中でも更に高い。
狂信:A
『先生』の為なら何でもやるだろう。
【裏設定】
この研究所で暮らす子供達。全員に番号がついている。
以下、個別設定。空き番号多々あり。
No.3(スリー)
コード【TYRANT】
能力名【二元質量】(デュアルマス)
No.28(トゥウェンティエイト)
コード【MUALA】
能力名【隔絶障壁】(ワールドレプチャー)
No.65(シックスティファイブ)
コード【QUIETUDE】
能力名【静寂治癒】(サイレントホーリー)
No.88(エイティエイト)
コード【CLOUDWALKER】
能力名【雲上輸送】(カプリスポーター)
No.100(ハンドレッド)
コード【ECHOES】
能力名【強制共鳴】(ウェーブスレイヴ)
異能都市に派遣された謎の魔術師。
政府直属のスパイであり、一戦力でもある。
異能都市の危険度を調査しており、対応を見るために様々な事件を起こしている。
得意とするのは陣術。
陣術により人の精神防壁を知らず知らずの内に溶かし、
支配し、操る事が出来る。
現在異能都市中の5%の人間が既に彼の脳内侵入を許す状況にあると試算されており、早急に対策が立てられている。
召還術も扱えるらしい。
現れる時は決して正体が解らぬように、支配した他人の体を使う。
- 対都市戦争に参加、都市攻撃準備の為の調整に入る。パンプキンヘッドの洗脳を受けている。
- No.100が撃破されたがその間に観測、公安局を襲撃。後、パンプキンヘッドと共に逃走。
最終更新:2010年09月19日 05:30