エルフの情報ページです
(文責:雲国)
エルフにおけるINTの重要性
WIZだけでなく、エルフにおいても、INT数値は非常に重要になりました
→その理由は・・・
- 回復魔法を多用するようになったため
- TAするより攻撃魔法を織り交ぜる方が強いため
- 補助魔法も使う「なんでも屋」のエルフが増えてきたため
- 高レベル化が進んで、ステータス振りが一般的になってきたため
各属性におけるINTステータスの考え方
※ここで挙げるのは効率面での要素のみであり、キャラ個性を否定するものではありません
- 火エルフ:重要ステータス(STR=INT>CON=WIS)
火エルフは、ナイトほどの耐久力もなく、DEほどの攻撃力もありません
そういった前衛に比べて火エルフをする利点は、ずばり魔法が使えることです
すなわち、火エルフをやる以上は、殴りだけではなく魔法を織り交ぜてこそ、そのメリットが発揮される属性と言えます
当然、前衛要素(STR/CON)に加えて、魔法要素(INT/WIS)にも振る必要があるので、高レベル向きの属性です
- 風エルフ:重要ステータス(DEX>WIS=INT)
風エルフは、どちらかというと単騎育成用の初心者向き属性なので、DEX振りが多いです
以前は最強の攻撃力を誇りましたが、現在は必ずしも最強ではなくなったため、60以上の風エルフはあまりいません(ゲイル使い除く)
火力転換できるWISと同時にINTも重要になります
水エルフは、全クラス中最高の回復力を持ちますが、攻撃面では最弱(特に単騎面)なので、注意が必要です
回復力を期待されることが多いNBでは、まずはINT25を目指すことが王道になります
最短ではLv55、通常ではLv60前後でINT25が達成可能となり、その後はWIS(再振り)やDEX(後振り)にシフトすることが多いです
地エルフは、ここぞの場面で魔法が要求されるため、MP確保の意味でもWIS振りが多いです(レベルも必然的に高いため有効)
魔法使用頻度の高いエルフなので、INTも重要になります
基本的に60↑が多く、戦争で活躍するクラスなので、まずはWIS23INT25(DEX24)にするパターンが多いと思います
永遠のテーマ:INTとWISとどちらが重要か
→INTの方が補完が難しいという現実
どちらも重要ではあるものの、両方狙えない(レベルが高くない)場合には、INT振りするほうが良いです
その理由は、WIS要素は補完が容易であるのに対し、INT要素は補完が難しいことが挙げられます
MPが足りない場合は、少ない投資でMP+100(場合によってはMP+230程度)が可能
MPRが足りない場合は、こちらも装備類などの選択肢も多々ありますし、極論すればエルフはB2Sすることで解決します
一方でINTを補うものは数も限られ、その値段も高価なものが多く、補完がしにくいのが特徴
そこで、自力ではINTに振り、WIS要素をアイテムや装備で補うと、最も効率が良いと考えることができます
→攻撃魔法が強力なのでINTの方が効率がよい
エルフで多用する攻撃魔法は、サンバやTBチェイサーやTAなどです
サンバの場合は、INTで質を高めてもWISで量を増やしても効果がありますが、攻撃回数を圧縮可能なINTの方が強いです
※攻撃魔法は一定時間内に連射すると攻撃力が低下していく仕様なので、攻撃回数も重要になります
TBチェイサーの場合は、INT数値のみ影響があります
※基本攻撃力は50*3=150です
TAの場合は、WISが増えると連射回数が増えますが、TAよりサンバが圧倒的に強力なので、特殊な場面以外はあまり使いません
※一例:DEX25INT25エルフにおいて、大法官バロード(MR80)を攻撃した場合、銀矢TA(期待値84)よりサンバ(期待値123)の方が1.5倍程度強力
※対象が損傷敵やMRが低い場合においては、TAをする意味はあまりありません(同じ消費MPで効果が2-5倍程度も違うため)
→補助魔法の成功率が格段に違う
エルフが多用する補助魔法は、イレースとDNなどです
イレースの場合は、成功率はレベル差で判定されるので、INTもWISも関係ありません
ただし、イレース自体には全くの攻撃要素はなく、あくまでも何かに対する前準備なので、イレース後を考えれば、INT数値は重要となります
DNの場合は、INT数値が重要になりますが、DNなどの補助魔法は汎用性が高いので、使えると狩り方の選択肢が広がります
回復魔法計算式
NH:2*(2+MB)*2.5
GH:2*(10+MB)*4.5
NB:2*(10+MB)*6.5
☆INT12(初期値)の場合
NH=15回復
GH=99回復
NB=143回復
☆INT18の場合
NH=25回復
GH=117回復
NB=169回復
☆INT25の場合
NH=60回復
GH=180回復
NB=260回復
ヒール効率検証
MP100使用で、どれだけHPを回復できるかを換算し、各パターンでの効率を検証してみました
これにより、消費MP軽減の恩恵がより鮮明となります
INT12のNH
→NH375回復
INT12のGH
→HP495回復
INT18のNH
→HP625回復
INT18のGH
→HP731回復
INT25のGH
→HP1125回復
INT25のNH
→HP1500回復
※NHはMP効率はよいものの、回数効率は最悪なので、PT中にて回復役に専念する場合において有効です
※NHの効率がGHの効率よりも高くなるのは、INTが高い場合です
INT18のGH+WL
→HP1376回復
INT25のGH+WL
→HP2117回復
実践例
以上の計算式を頭に入れておけば、自分がどれだけのダメージに耐えられるかを念頭においた狩りが可能です
効率的な狩場選択の一因として、ぜひ検討してみましょう
(一例:MP400のエルフでMPR16の場合)
INT12のNBエルフが狩りする場合
→GHとB2Sを繰り返せば、秒間ダメージ49まで耐久可能(かつ106秒耐久可能:ACP94個相当)
INT18のNBエルフが狩りする場合
→GHとB2Sを繰り返せば、秒間ダメージ58まで耐久可能(かつ228秒耐久可能:ACP240個相当)
INT25のNBエルフが狩りする場合
→GHとB2Sを繰り返せば、秒間ダメージ90まで耐久可能(かつ228秒耐久可能:ACP373個相当)
→GH+WLにB2Sを繰り返せば、秒間ダメージ150まで耐久可能(かつ218秒耐久可能:ACP594個相当)
→NB+WLにB2S2回を繰り返せば、秒間ダメージ144まで耐久可能(かつ282秒耐久可能:ACP738個相当)
この回復量を超える場合は、ACを上げる、POTを飲む、回復役(I2H)を増やす、そもそも実力以上なので行かない、などの選択肢が有効です
※回復量視点でデータを揃えているので良く見えるだけで、攻撃力視点の場合ではNBなんて最弱です
※GHとB2Sを繰り返している時点で与ダメはかなり減るので、ボス戦の場合だと「耐えられるがHPRに勝てない」ということもあり得ます
最終更新:2010年01月16日 16:10