第二節:霊安室の少女

「で、まあ今日までがんばって生きてきたんだよ」

 静かすぎて耳鳴りがうるさい。
 仄暗い灯りに照らされた廊下を、僕はナーサリー・ライムと共に進んでいる。
 特にすることもないので、人理修復の旅路のことを聞かせてあげていた。
 僕自身よくやったなあこんなことと思うような難業の数々。
 それをひとつ話して聞かせるたび、きゃあきゃあと反応してくれるのだから話し甲斐もあるというものだ。
 こういうサーヴァントは珍しいなと思った。まるで本当に妹でも出来たみたいだ。

「お兄ちゃんはすごい人なんだね」
「そうでもないよ。僕に出来たんだ、誰にだってやれたさ」

 面と向かって言われると少し照れるが、これで思い上がれるほど身の程知らずではない。
 僕は万人が認める凡人だ。魔術師と呼んでいいかも微妙なくらいの。
 そんな僕でもやれたことだ、もっとうまくやれたやつは無限にいるだろう。

「そうかもしれないけど、お兄ちゃんだから助けられたもの……っていうのもあると思うよ」
「そうかな」
「絶対そうよ。お兄ちゃんみたいな目をした人を知ってるからわかるの」

 そりゃまた奇特な人間がいたもんだ。
 顔を見てみたいな。ナーサリー・ライムということはルイス・キャロルあたりか?
 などと考えていると、向こう側に灯りの点いた部屋が見えてくる。
 扉の上には赤いプレートが点灯していた。
 何か文字も書いてあるが、外国語のようで無学な僕にはちょっと読めない。
 【Leichenschauhaus】――英語ではないみたいだけど、何語だこれ?

「何語かわかる?」
「ドイツ語だよ、お兄ちゃん」
「へ~、よくわかるな。で、なんて書いてあるの」
「霊安室」
「マジか」

 一発目から出てきていい部屋か? それ。
 どっちかというとラスボス系のオーラ感じるんだけど。
 行かなきゃダメか? ダメだろうなあ。嫌だなあ。

「それで、何をすればいいんだ? 痛いところを壊すって言ってたけど」

 まさか物理的に切除するなんてことはないだろうが、やり方は聞いておいた方がいいだろう。
 もっとも僕はあくまでマスター。非力で非才な魔術師もどき。
 前線に出て戦うのはナーサリーの仕事になるんだろうけれど、それでもサポートなら僕だって一家言ある。
 伊達に魔神柱や人類悪を足止めしてないんだぞ、こっちは。

「あたしの【宝具】は心をこわすの」
「あらやだ思ったよりバイオレンス」
「話は最後まで聞いて! 壊すのは悪いところだけだよ!!」

 露骨に距離を取った僕に、童話少女はぷんぷんと怒ってみせる。
 冗談はさておき、心の悪い部分だけを壊す宝具とはまた変わったものが出てきたな。
 シェイクスピアの宝具も相手の精神をえげつなく攻撃するものだったが、それとは性質がずいぶん違うらしい。

「ははあ、わかった。それを使って相手の心から病みを取り除くのか」
「そう! ねじれたものを砂糖菓子みたいに固めて、それから溶かしてさらさらに変えちゃうの!」

 メルヘンチックな表現は実にこのどことなく非現実的な少女によく似合っている。
 しかし見えてきた話の全貌に絡めて考えると、まさにマストカウンターと呼ぶべき宝具だ。
 この英霊病棟にいるサーヴァントは彼女の台詞によると揃って精神を病んでいるという。
 なら、その病みさえ崩せれば敵対の理由はなくなり、無力化できるという寸法だ。
 病院というロケーションにそぐう言い方をすると、【退院】させられる――ってところか。

「とりあえずお手並み拝見だな。僕もサポートはするけど、あんまり期待しないでくれよ」

 要するにナーサリー・ライムは機械仕掛けの神(セラピスト)なのだ。
 彼女以外に病人は救えないし、この異変をスマートに解決することは出来ない。
 シャトー・ディフとの違いはそこか。
 目的は打倒ではなく救済、これは覚えておいた方がよさそうだ。

「だいじょうぶだよ。お兄ちゃんはあたしが守るから」
「小さい子にそういうこと言われると、年長者の沽券に関わるな」
「くす。あたしはお兄ちゃんよりずっと長生きなんだよ?」
「英霊だから当然だろ」

 そんな益体もないやり取りを交わしながら、僕らは扉の前に立つ。
 【霊安室(Leichenschauhaus)】――第一の傷病英霊の待つ病室の前に。

「……にしても、霊安室って病室か? もう死んでるだろ、霊安室に入ったヤツって」

 僕はすぐに知ることになる。
 この疑問は間違いではなかった。
 霊安室は死者の眠る場所。
 役目を終えた生命が行き着くこの世の果て。
 そこにある心の痛みは、つまり。


   ▼  ▼  ▼


「……なんだこりゃ」

 不気味な部屋だった。
 不気味であってはいけない部屋だった。
 壁一面の飾り付けは埃を被り、金鈴のメッキは剥がれている。
 リボンが落ちてトナカイの置物が倒れていて。
 煤けた袋が破け、いくつものおもちゃが床に散乱していた。

「クリスマスの飾り付けか? これ」

 テーブルの上では腐った肉やケーキがぐずぐずの無残な有り様。
 不快感すら催す不気味な光景は、怖いというよりどこか悲しく寂しい。
 親の手料理を床にぶち撒けたような、ねだって買って貰ったおもちゃをその日に壊してしまったような。
 そんな――どうしようもないやるせなさがこみ上げてくる。

「お兄ちゃん」

 あれ、と童話少女に言われて僕は気付く。
 部屋の奥に、英霊がいた。
 木椅子に座って俯いた白髪の少女。
 服装はこれまたクリスマスチックなものだ。
 ただし、鈴のメッキは剥げている。

「こんばんは。あなたはだあれ?」

 砂糖菓子の剣を片手に、とてとてという擬音が似合う小さな歩調で歩み寄っていくナーサリー・ライム。
 それに対して少女は顔を上げることもせず、ただ口だけ動かして言った。

「どこに行ってしまったんですか?」
「え?」

 感情のない声だった。
 脱色されきった声だった。
 救われないものの、声だった。

「みんないなくなってしまったんです。
 あんなに楽しいお祭りだったのに。
 あんなにいっぱいお祝いしたのに」

 ふる、とその体が震えるのを見た。

「眠って起きたら誰もいないんです。
 わたしだけだったんです。わたししかいないんです」

 抜けていた色が戻ってくる。
 じわりじわり、白紙の画用紙に絵の具が滲むように。
 まずいなと僕は思った。
 これはちょっと、事態を軽く考えていたかもしれない。

「どこに行ってしまったんですか?」

 ガサ、と何かの擦れる音。
 それは連続して部屋に響いた。
 壁の飾り付けが地面に落ちていく。
 次に鈴が砕けて落ちる。
 目に見えない何かに踏み潰されたみたいに、腐ったケーキがべちゃりと音を立てた。

「――みんな、みんな! どこに行ってしまったんですか!!」

 少女がナーサリー・ライムに掴みかかる。
 ヤバい。そう思った僕は反射的に、温存しておくべき虎の子であるガンドを少女めがけて放っていた。
 伸ばした手に直撃するガンド。少女が大きく揺らいで、その隙にナーサリー・ライムは後退する。

「全部、全部ただの夢だったというんですか!
 あの子も! あの子も! あの人も! みんなみんな!!
 一夜限りのまぼろしだったというのですか! 答えてください! ……答えなさい!!」

 見知らぬ少女だった。
 でも、どこかで会ったことがあるような気もした。
 腕を抑えながら椅子を立ち上がった少女の目からは滂沱の涙が流れ落ち、それに呼応するように部屋が荒れ狂う。
 いや――荒れ狂うなんて次元ではなかった。
 部屋の壁が、床が。いつの間にか消失して、宇宙を思わす広大な空間に変わっている。

「……お兄ちゃん、あの子のことは知ってる?」
「いや、知らない。でも会ったことがあるような気はする」
「そっか。だったら……お兄ちゃんが【いつか出会う子】なのかもしれないね」

 確かに、そういうこともあるのかもしれない。
 特異点とは時間の流れが著しく乱れる場所。
 ましてこの手の、正しい歴史の中にあるのかすらわからない特異点となれば尚更だ。
 だとしたら、十分に起こり得る事態ではある。
 僕がいずれ出会う未来の誰かが、病みを抱えてこの病棟へ収容されるなんてことも。

「目を閉じて」

 言われるがまま、僕は目を瞑る。
 すると、頭の中に泣き喚く少女の感情と思しきものが流れ込んできた。
 あまりにも強い感情だから、個人の領分を越えて空間に流出してしまっているのか。

「あたしにはわからないの。だからお兄ちゃんに、教えてほしいな。
 あの子は何を悲しんでるのか。一体どこが痛んでるのか」

 これは、寂しさでも悲しみでもない。
 ただただ深い絶望だ。
 誰とも触れ合えない絶望。
 世界から見捨てられ、私は永久にひとりきり。
 役目を終えたただの死体。
 だからこそ、彼女にあてがわれた部屋は――。

「……あいつは自分が見捨てられたと思ってる。
 多分それだ。自分が悪い夢を見てることに気付いてない」

 クリスマスの飾り付けに、明らかにクリスマスを意識した衣装。
 僕はカルデアで一度、それはそれは騒がしいクリスマスを経験している。
 サンタオルタとかいう胡乱すぎる存在が誕生したあの日のことを忘れられるものか。
 そしてこの彼女の服と言動は、つまりそういうことなのだろう。
 これから先、いつか僕が出会う胡乱生命体。聖夜に生まれ落ちる、サーヴァント。

「バカだな。カルデアはお人好しの集まりだぞ」

 聖夜が終わったからポイ捨てなんて選択の出来る人間はあそこにはいない。
 つまりこいつは夢を見てるんだ。
 とびきり悪くてありえない、文字通りの【悪夢】を。

「お兄ちゃんのまわりはいい人ばっかりなんだね。お兄ちゃんも含めて」
「そういうことにしておくよ」
「じゃあ、そのことを伝えてあげないといけないね」

 砂糖菓子の剣を構えて、ナーサリー・ライムが一歩前に出た。
 心の痛みをお菓子に変えるこいつは英霊病棟のデウス・エクス・マキナ。
 ガンドを使い切り、オーダーチェンジも役に立たない今、僕に出来る手助けの手段はわずかだ。

 ……さあ、どうなるかな。


   ▼  ▼  ▼


              真名判明
第一の傷病英霊 真名 ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ


   ▼  ▼  ▼   


「あああああああああああああああああああ!!!!」

 絶叫と共に世界が揺れた。
 降り注ぐぬいぐるみ、お菓子、おもちゃの雨。
 それは落ちてくる内に悪魔のようになって童話少女を食らわんとする。

「……やあっ!」

 対する童話少女は、それを砂糖菓子の剣で一閃。
 マシュなんてものじゃない華奢な細腕で身の丈ほどもある大きさの得物を振るう姿はなかなかどうして非現実的だ。
 聖なる夜の死骸を切り払いながら駆ける世界は星空を映す海の上。
 まさに童話か神話の中の光景だ。
 物騒な戦いの中だってことを、気を抜くと忘れそうになる。

「忘れないで、忘れないで忘れないで終わってなんかいないのに!
 わたしはまだここにいるんです! 楽しい夜が終わっても、ずっと!!」

 与太話のような偶然で生まれ出たサーヴァント。
 だからこそ【その日】の終わりは存在意義の消失に等しい。
 【その日】が過ぎればお役御免、後は誰とも触れ合うことなく埃を被って錆びていけ。
 それが、この少女が見ている夢。心に抱える痛みであり、病魔。

「なのに全部夢だったなんてひどすぎるじゃないですか!
 わたしに……わたしに! あの人は言ってくれたのに!
 クリスマスが終わっても、春が来ても、夏が来ても、秋が来ても!
 ずっとそばにいていいって言ってくれたのに! がんばろうって思ったのに!」

 海を突き破って生えるプレッツェル。
 槍として生み出されたそれらの上をナーサリー・ライムは器用に飛び跳ねていく。
 泣き叫んで海面に蹲る少女の後ろからお菓子の砲弾が飛ぶ。
 それはどこぞの英雄王の宝具掃射(バビロン)のように。

「夢なんかじゃないわ」
「じゃあ!」
「この世界の方だよ、夢なのは。
 辛くて悲しい、けれど一夜限りのゆめ。
 過ぎれば思い出になって、いつか砂糖菓子みたいに溶けてなくなるから。だから大丈夫、泣かなくてもいいのよ」

 あああああああああああああ!!
 見えない、聞こえない、わからない。
 発狂しそうなほど乱れた感情が脳を直接揺さぶってくる。
 これは……正直かなりキツい。
 味わったこともないような痛みで、衝撃だった。
 そして同時に確信する。
 宝具が来る――子供の癇癪らしくがむしゃらでめちゃくちゃな、だからこそ恐ろしい幻想のかたちが!

「ナーサリー!」
「うん!」

 僕の声に童話少女は小さく頷いた。
 剣を握る手に力が籠もったのが見える。
 受けて立つつもりか、夢見る子供のやんちゃを。

「かえりたい、帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい!
 わたしにいてもいいって言ってくれた人のところに!
 わたしの友達になってくれたあの子たちのところに!
 クリスマスの過ぎたあの場所に、わたしは――――!!」

 嵐のような魔力に海面が荒れ狂い出す。
 見ている僕も気は抜けない。
 一瞬でも油断すれば、途端に海の底に沈んで二度と這い上がれない確信があった。
 此処で決めるしかない――ナーサリー・ライムへと送る、僕に残された最後の戦闘干渉手段。
 全体強化。本当は集団に対して使うべきものだけど、ないよりはマシだろう。

「過ぎ去った夜、寂れ戻らない奇跡の追憶!」

 かっと、少女の目が見開かれた。
 喉が張り裂けるような叫び声で、彼女は幻想を抜く。
 自分の病巣を晒しながら放つ、病んで変質した聖夜の片鱗を。


孤独に叫べ、その未練を(パスト・レゾンデートル・ノエル)!!」


 海が凍り付いた。
 夜が白く染まった。
 あらゆる命を凍らせ、そのままの姿で留め置く吹雪。
 凍ってしまえば誰も自らの姿(レゾンデートル)を失わないと、そんな幼稚な願いが生んだ病理幻想(パラノイア)

「何もなくなってなんかないよ」

 だからこそ、これに対抗できるのは病みを切り離すセラピーしかない。
 ナーサリー・ライムの握る砂糖菓子へと収束していく魔力。
 僕の体から若干力が抜けるが、構ってはいられない。
 全力でぶちかませ、ナーサリー・ライム。

「覚えていてくれる人がいるから、アナタは此処にいるんだもの」

 吹雪が凍り付いた海へ垂直に落ちる。
 そのありえない現象は、ありえない現象がもう一つ発生していることの証だ。

「繰り返す頁のさざなみ、押し返す草のしおり」

 雪が砂糖になっている。
 寒さが甘い香りに変わっていく。
 幻想を塗り潰して幻想が支配する。
 病みをかき消して元の姿を戻す療法幻想(セラピー)


貴方に還す物語(ナーサリー・ライム)


   ▼  ▼  ▼  


 夜が明けていた。
 凍っていた海は溶け、静かに優しく凪いでいる。
 そこにへたり込んでいるのは、さっきまで暴れていたはずの少女。

「……やったのか?」
「うん。おわったよ」

 すべては一瞬のことだった。
 砂糖菓子の剣を、ナーサリー・ライムが袈裟に振り下ろしただけ。
 その瞬間凍った海は溶け、砂糖になった雪は波に飲まれてなくなった。
 そして遮るものがなくなった童話少女は、剣を泣き叫ぶ少女の胸に突き立てた。
 けれど刃を抜かれてもそこに傷はなく、流血もなく。
 ただ気が抜けたような顔をしてへたり込む、聖夜の少女の姿だけがあった。

「もう、落ち着いた?」

 ナーサリー・ライムが少女に駆け寄る。
 少女は最初きょとんとした顔をしていたが、やがて理解が追い付いたのか、安堵したような表情を浮かべる。
 そして、ぽつりぽつりとこぼし始めた。

「……なんだ、全部――夢、だったんですね。
 わたしの勝手な、馬鹿げた夢だったんですね」
「そうらしいよ。災難だったな」

 にへら、と少女は微笑む。
 まるで母親と会えた迷子のようだと僕は感じた。
 そこで僕は、それもそうかと思い当たる。
 僕がいつかの【その日】に巡り会うサーヴァント。
 なら、彼女の生誕の日を見届けるのもまた、僕ということになる。

「あは……わたし、馬鹿みたい。
 こんなに近くにあの人(トナカイさん)は、マスター(トナカイさん)はいてくれてたのに。恥ずかしいところ、見せちゃいました」

 穏やかに頬を染める少女の体が金色の粒子に変わっていく。
 それこそ、砂糖菓子のように。
 病気の治った病人は退院して日常に戻る、当たり前のことだ。
 この英霊病棟でもどうやらそれは同じ。
 彼女は、これから帰るのだろう。
 僕にとっての未来、彼女にとっての現在に。

「……でも、まだちょっとこわい、です。
 マスター(トナカイさん)、さいごに、手を、にぎってくれますか」
「いいよ」

 手を握る。
 そこには確かにぬくもりがあった。
 この少女は此処に存在している。

「あったかい……です。
 それに……きれいな、うみ。
 わたしったら、本当にバカ。【夢が叶った思い出】なんて、たとえ夢でも、あるわけないのに」

 最後に、少女はナーサリー・ライムの方を見た。
 そして、うっすらと微笑んで言った。

マスター(トナカイさん)をお願いね、ナーサリー」

 世界が閉じるのが眩しくて僕は目を瞑る。
 次に目を開けた時、そこはクリスマスの飾り付けすらない、無機質な病室に姿を変えていた。
 遺体を載せるべきベッドに人の姿はなく、僕とナーサリー・ライムだけが存在している。
 一人目はこれで終わりなのかと彼女の方を見ると、ナーサリー・ライムはどこか寂しげに笑っていた。

「そうだね。お兄ちゃんを、しっかり助けてもらわないと」
「ナーサリー?」
「……ううん、なんでもないわ!
 このお部屋はもう終わり。次の患者さんを助けに行きましょう!」

 ……?
 少し釈然としないものが残るが、まあ気にするほどのことでもないか。
 僕は思考を打ち切って、童話少女と一緒に霊安室を後にする。

 第一の傷病英霊、突破。
 【霊安室(Leichenschauhaus)】、閉鎖。

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第一節:心の痛みをお菓子に変えて 麻酔少女一夜 オイ・アクツィオン 第三節:精神病棟の獅子

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最終更新:2018年04月17日 14:45