第1831話~第1840話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より


第1831話

(2017年11月7日投稿、2018年1月19日掲載)

同行
「・・・いいわね?聞いていたわよね・・マリ・・・」
『・・・ああ・・・まかせた・・・すまない・・・エンデバー・・・みんな・・』
「ゆっくりやすんでいてね・・いつでも呼んだら会いに行くからね
『う・・う・・ありがとう・・・すまない・・』
「さて・・・・ではよろしくたのむぞ・・・下からの次元からは封鎖されている・・・上から下るしかあるまい」
「そういやいきなり黄金宮殿にとんだんだっけな」
「黄金宮殿だと!そういえばお前たちあそこにいたな・・・先に黄金を攻めてからもありだな・・・」
「マリクションそっくり」
「ベリュル!今はその話は!」
「すすまないシリアスすぎてつらいのだ」
『いいんだ・・・気にするな・・・私は・・・誰だ・・・』
「黄金宮殿でもえらいめにあったんだぜ・・・・やつらにつかまっちゃって」
「お前たちは弱いからな・・・」
「でもボスだし!」
「しかしなんで逃げられたのだ・・・?あのお方の加護か?」
「いや・・・なんでも仲間のノ・ニュッガーズという黄金を守れって言われてその条件で・・・」
「黄金ズがここにいるのか・・・!?」
「仲間にちょっと」
「会わせろ・・・・黄金ズを仲間だと・・・・?」
「どうしようエンデバーダンナーザどうしますか」
「危害を加えないと約束するなら・・・いいわよ危害を加えたらこっちはマリクションを・・手にかけるわ総員でね」
「ダダンナーザ!!やばいのだそれ悪なのだ!だめだめだめだめだめ!マリは守らなきゃ!」
「(ばかたれ!ブラフに決まってるでしょうが!気の利かない男ね!)
「そそうだったすまないブラフだぜ!マリクションに手をかけるぜ!」
「・・・・・フッいいだろう・・・いい仲間なのだな・・・愚かな男よ約束は守ろう」
「よかったー作戦勝ちだぜ!」
「どこがよ!」

ふと気づくと・・・ノ・ニュッガーズを呼んだ・・・
「あの・・・呼びましたか・・・・・」
「振り向くと・・・おおノ・ニュッガーズ!いやーこのマリのそっくりさんが・・・」
「ああ・・けがで運ばれたお方ですね・・・私はノ・ニュッガーズ・・・黄金ズの雑兵です・・・」
「・・・な・・・」
「げやっぱり会わせたらまずかったかな・・!」
「み・・みっちゃん・・・・な・・なぜ・・ここ・・・に・・・!」
「なにみっちゃんって」
「あの・・どうしました・・・?」
「みっちゃん・・・会いたかったぞ・・・みっちゃん・・・・!!!!!」
みっちゃん・・・・

第1832話

(2017年11月11日投稿、2018年1月20日掲載)

みっちゃんとは・・・?
「ねえねえだれみっちゃんって」
「ああ・・!ああまちがいない!みっちゃん!会いたかったぞ!」
「あ・・あの・・・あなたは・・・・みっちゃんって・・・まさか・・・」
「まさか・・誰なんだいみっちゃんって」
「わ・・・私のことを覚えていないのか?」
「私は黄金ズの・・・ノ・ニュッガーズ・・・・」
「黄金ズ!?いいやお前はみっちゃ・・・・」
「どうやら・・・出会ったようだね・・・・」
いきなり声が乱入してきたので振り向くと・・・そこには鉄パイプをくわえた男が立っていた・・・
「おおアムロック!なんでおまえここいんの」
「フッ・・・そんなことよりそっちの二人とも・・・お久しぶりだね・・・・・」
「お前・・どこかで・・・・・」
「ああ・・アムロック様・・・!お久しぶりです・・・・!」
「やあノ・ニュッガーズ君、お元気そうで何より・・・」
「はい・・・!あなたと・・・ここにいるみなさんのおかげで・・・!」
「ア・・アムロックが?いったいどういうこったい」
「そうだ思い出した・・・!お前がみっちゃんをどこかに連れて行って・・・お前がこんな姿にしたのか!!」
「フッ・・・そうだ・・本当は君も別のところに連れていく予定だったが・・・」
「おのれ・・貴様!!!」
「モモリビリジア落ち着くのだ!こいつ変だけど今のところは大丈夫な感じな気がすると思うやつなのだ!で、みっちゃんってなに」
「・・・あなたが・・そう・・モリちゃん様なのですね・・・ミッチャーさんにお話は伺っております」
「な・・なんだと・・・!一体・・・!?みっちゃんが・・話を・・?」
「フッ彼女は・・ミッチャーさんはとある理由で命を狙わる可能性があった・・・」
「とある理由?」
「フッ今は言えない・・・だが・・一刻も早く素性を隠す必要があった」
「どういうことなん」
「フッ・・・僕は憑りついた体をやられ、鎧だけになっていた死にそうな黄金を助けていたんだ・・それがここにいる彼女さ・・」
「なんの話」
「そして・・・ミッチャーにすべてを話し・・なかなか信用してもらうには骨が折れたがね・・・」
「全然わかんない」
「そこで・・・この黄金に取りついてもらい・・ノを隠れ蓑として生きてもらうことにしたんだ」

ふと気づくとよくわからない話が・・・
「いったい何の話だ!私には理解が・・・ベリュル・・貴様わかるか?」
「さっぱりやね」
「・・・わかるわ・・・流れだけは・・・」
「さすがメリアナニー後でじっくり教えて!だけど先に進みたいのだ」
大事なところなので我慢しなさい
「フッ・・まあいい・・・そしてモリ・・ビリジア・・君はやつに利用されるために連れ去られたんだ」
「何がだ?」
「しかし友人に頼んで・・・手は出せないようだったが、ずっと監視はしてもらっていた・・・しばらくは・・・安心のようだったからひとまずよしとした」
「いったい何の話だ!私は誰に利用を・・・まさか・・・」
「フッ・・・そんなの君にとっては一鬼しかいないだろう・・・あのお方だよ・・・」
「なっなにを・・・確かに指名手配されているが・・・私が人間だからというのか!」
「それはあまり・・関係がない・・・やつは気づいてしまったんだ・・・僕が協力者とともに隠した真実をね」
「さっきからわかんないねえ結局なにがどうなんだい」
「フッ・・そうだねベリュルくん・・・君たちのやることは変わらない・・・上の次元から降りてあのお方を目指すんだ」
「ふーむ」
「みっちゃんは・・みっちゃんはどうした!!!」
「モリちゃん・・・ノ・ニュッガーズさんから・・ちょっとだけ時間を借りたわ・・・」
そこには先ほどと微妙に顔つきの違うノ・ニュッガーズがいた・・・
「フッ・・・!危険だが・・・仕方ない少しだけだよ・・・」
少しだけよ・・・

第1833話

(2017年11月11日投稿、2018年1月21日掲載)

少しだけ・・・・
「モリちゃん・・・ごめんねこんな形で会うなんて・・・・」
「みっちゃん・・・まさか死んでしまったのか・・・!」
「ううん、この子に守ってもらっているだけよ・・・この子とても運がいいから・・・私を守るのに最適だって・・・」
「よくわからないが・・無事なのだな・・よかった・・・」
「よかったぜ!で、みっちゃんって誰」
「フッ・・もう話はいいでしょう・・・あいにく時間がない・・・だがモリビリジアをうまくこちらに連れてくることができた・・よくやったベリュル」
「フッ・・・このぐらいたやすいぜ!で、なにが」
「フッ・・君はミッチャー以外にも・・・このモリビリジアを守るんだ・・いいね?」
「フッ・・・守るったってぇこの女性強すぎてまともにやりあったらむしろ俺らが死にそうな」
「フッ・・・まあいいさあ君たちはそろそろいくといい」
「おうだぜ!黄金の町から下っていけばいいんだな、モリビリジアがヴォンヴォンからでてきたとこかな」
「フッ・・・そういうことだね」
「わかった・・・マリクションの代わりに私がいくとしよう!だが気を付けろ・・私は・・奴らに追われて逃げてきたのだ・・・」
「何奴らって」
「後で説明しよう・・・ではいくぞ!」
「アムロックさん・・・マリクションを・・変なことをしないように見張っておいてください・・・絶対に外出させないで・・・」
「フッ・・・エンデバーさん・・わかりました・・大丈夫です安心していってきてください」
そしてベリュル一行は黄金町へ飛んでいった・・・残されたアムロック・・・
「フッ・・・・・・さてそろそろころあいかな・・・・・」
アムロックはマリクションの部屋に向かって歩き出した・・・

ふと気づくと黄金町
「さて私にしっかりついてくるんだ・・いいなベリュル」
「おうだぜ!しかし強いなモリビリジアは・・・マリクションの3ばいぐらい」
「まあ人間とは言え・・鬼の角の力を得たからな・・」
「でもツノないけど・・・」
「こないだ取れたのだ・・・・人間用鬼ツノ薬の話を聞きに行った直後だったが・・・もともと立て付けが悪く不安定だったが・・」
「そっか・・じゃあいこう」
ヴォンヴォン
「この下にいくとあのお方の次元につくのかな」
「ああ・・・2次元ほど下ることになるが・・だが・・ここから先は・・新たに任命された新鬼勇者たちが待ち構えているはずだ・・」
「なっなんだとなにその新鬼勇者って」
「鬼勇者は・・壊滅したのだ・・・私が最後のかなめになるつもりだったが・・あのお方はどこからか新しいのをつれてきたのだ」
「かるくけちらしてやろう」
「私ですら・・ひとりではどうにもならなかったのだぞ・・・!」
「まじかこわい!でもこんだけいればいけるやろ!じゃあヴォンヴォンにいくぞ!」
ウァ~~~~ントトゥ~~~トゥルルルスポッ
「ついたついた・・うわ!ドンガラガッシャンぴしゃん!ずずーん!!」
「すすごい雷・・なんだこれは・・!」
「新鬼勇者・・・鬼神トールの怒りの雷だ・・・!気を付けろ!」
「こっちにはモッファの槍があるぜ!雷などなんぞのもしや!」
雷!

第1834話

(2017年11月11日投稿、2018年1月22日掲載)

モッファの槍最強
「そ・・なんだその武器は・・・!雷を吸収していく・・・!私は・・この雷にうたれまくって消耗したのだ・・!」
「へへん!俺たちの強さの秘密だぜ!」
「何者だ貴様らはベリュル・・・」
だっがまあ襲ってくる雑魚と戦えばわかるんだけどモリビリジアやばい
「NPCだけど・・・ディフェンダーZを二刀流で持っててガードしまくるし」
「みぞれぎり!!」
みだれぎりの威力が半減しないバージョンでくりてぃかる率も超高くめちゃくちゃ
「モリビリジアだけに任せて進むのもありやな」
ありだしそれでとにかくどんどん次元を突き進もう!宿も街もないのでとにかく進むのみ!
「そしてポリッピー平原、ベリファイ山脈、オニール洞窟を抜けると・・あったぜヴォンヴォン処!」
しかし・・ヴォンヴォンの前には三人の鬼が立ちふさがっていた・・・
「ねえそこのヴォンヴォン使いたいんだけど」
「ベリュルばかやろう!そいつらが新鬼勇者だ!!!」
「トールトール・・・ワシは鬼神トール・・・モリビリジアめ手下を連れてきたか・・・ワシの雷に手も足も出なかった貴様が!」
「カリカリカリ・・・アタイは鬼神カーリー・・無駄無駄無駄・・・みんな惨殺して・・あ・げ・る!」
「ランランランダ!ランダッダ!旧鬼勇者なんてもう古いわけーあたしたちがあのお方を守るわけー!」
「お前ら・・・勇者育成所の出身じゃないな・・!」
「カリカリカリ・・・けっさく!芯の強さは学校で学ぶものにあらず!神こそが最強・・・鬼神のちからおもいしるがいい!!!」
三人の新鬼勇者が襲ってきた!!!!
「そのまえにちゃんとモッファの槍もっておいたほうがいいよ」
鬼神トールがやってくる裁きのいかずちは全体に雷超大ダメージおよびマヒというかなり最強のやっかい!」
「モッファのやりもたせにリボンもたせると・・・雷で超反撃だぜ!トールはもうごみになるぜ!」
まあやんなくてもいいけどやると楽ってお話
「カーリーは六本の触手で炎、氷、雷、風、聖、闇の属性の剣をもっていて1ターン6回攻撃!」
ま、頑張って防ごう
「ランダは・・・ランランダンスで全体に1回分身をつけてくるわ!ディスペルがきくみたい!」
ま、一回無効になってもいいように戦うのも全然あり
「くそっ今までの勇者より強いぞ・・・!」
でもまあトールさえなんとかすればモリビリジアまかせでも全然オッケーなのでナントカ倒した・・・

ふと気づくと三体の新勇者は倒れた・・・
「よし!先を急ぐぞ!」
「待つんだ・・・」
スタと何者かがヴォンヴォンの前に股立ちふさがった・・・
「お・・お前は・・・」
「俺は黄金神デブリン・・・ノ・ニュッガーズ・・・そうか・・ハニョーンがやたら気にかけていると思ったが・・・」
「どういうこと」
「貴様らを一人残らず殺さないと危険なようだ・・・ここで俺様がまとめて始末してやろう」
「フッまちたまえ・・・」
「なんだ・・?鉄パイプをくわえた男が・・・貴様がもしや・・鉄パイプ好きとうわさの・・アムロックか・・・!」
「フッ・・・ベリュルくんたち・・ここは僕に任せて先をいそぎたまえ」
「ちょっと!マリクションから目を離しちゃダメだって・・・」
「フッ・・・エンデバーさん・・大丈夫だよ・・・彼女は眠っているよ・・・さあいくんだ!」
「おうだぜ!ヒョイ」
「ま・・まちゃーがれ・・!しまった逃げられた・・くそっアムロックめ・・邪魔しやがるな!しかたないはじめてやろう!」
「フッ・・・」
アムロックと黄金神デブリン・・・

第1835話

(2017年11月11日投稿、2018年1月23日掲載)

トゥ~~~インワッワ~~~~ントゥルルルルルスポッ!
「ついたついた・・・ややっ・・狭い次元だが・・真ん中に巨大な城が・・黄金ズに囲まれてるぜ」
「戦闘でずっとドアをどんどんしてるやつがいる・・・」
「あのお方は・・・マック・ドグマ様・・・!」
「しってるのノ・ニュッガーズ」
「ええ・・・知性は薄いされど力は強いという・・・ドアに体当たりする音がここまで聞こえるわ・・・」
「黄金の群れにつっこむか?」
「まって・・・黄金たちが去っていくわ・・・!マック・ドグマだけが残ってドアをどんどんやってるけど・・」
「なんだろう・・まあいいやラッキーいくぜ!」
一方そのころアムロック・・・
「ゴ・・ゴガ・・ば・・ばかな・・・アムロック・・・きさま・・やは・・り・・」
「フッ・・はじまってすらいなかった・・君はもう死んでいたんだよ・・・」
「くそっ・・・我が野望が・・・」
「フッ・・黄金ズを乗っ取り・・・美しいミスズさんをわが手にするために・・・黄金を裏切り奴らに手を貸した君の罪は重い・・マツモトの二の舞はごめんだ」
「な・・なぜそこまで・・・く・・や・・やめ・・やめろ・・・・・いやぁッ・・・」
一方そのころベリュルたちはドアにたどり着いていた・・・
「こ・・こいつがマック・ドグマ・・でかい・・強そうな黄金だぜ・・顔がレスラーのジャイトニング・イノチみたい!裸に鎧だし」
「ウガーー!!!ン・・?オマエタチナンダ?」
「ここはいりたいんだけど」
「ソウカ、マッテロ!イマオレガアケテヤル!!!!!」
ドカーンドカーン!らちが明かない・・・
「フッ・・・僕があけてあげよう」
「振り向くと・・アムロック!お前無事だったのか!」
「フッ・・・まあ怖くて逃げだしちゃったんだよね実は・・」
「なーんだあはははあはは」
「フッ・・・ガチャほら・・あいたよ・・さあいくがいい」
「オー!アイタゾ!デモオレノチカラデアケテナイ!フマン!」
「おお!では突入だ!」
ベリュルたちが入るとドアが閉まった
「フッ・・さあこれで君も続きができるね」
「オオ!タスカル!ヨーシアケテヤルゾ!ドカンドカン!!ウオーー!」
「フッ・・・さて・・・マリクションくんはそろそろ・・・」
一方そのころマリクションは・・・
「鬼医療薬研究センター・・・アムロックにもらったIDカードでさらに地下に潜れるのか・・」
なんと鬼医療薬研究センターにいた・・・マリクションをあやつろうここから出れないし敵は出ないけど
「突然部屋に入ってきて・・「君の正体・・・知りたくないかい?」等といわれて・・知りたいに決まっているだろう・・・」
階段をコツコツ降りていくと一つの部屋があった・・・
「DNA培養クローン研究室・・・ここで何かが・・・「君の目で真実を知ったほうが絶対にいい」とはいわれたが・・」
不安でいっぱいだった・・・
「今更私のクローン話(苦労話)をみてもつらいだけと反論たが・・「絶対そうはならない」と奴はいった・・・信用していいのだろうか・・・」
そしてDNA培養クローン研究室に入った・・・そこにはたくさんのカプセルがあった・・・
「・・・これだ・・この豪華なシリンダー・・・「TYPE-MR」「成功」「少しパワーダウン注意」と書いてある・・かすかに記憶にある・・・」
マリクションの生まれたシリンダー・・そして横には何かの研究資料がわざとらしくおいてあった・・・
「これは・・・「増やして!MRモリビリジア培養計画・・」だと・・?」
謎の計画・・・

第1836話

(2017年11月11日投稿、2018年1月24日掲載)

動機が止まらないマリクション・・
「こ・・これに・・・真実が・・?」
マリクションは読み始めた・・・
「増やして!MRモリビリジア培養計画・・・著者オッポン・・だと・・・?」
そこにはいろいろ書かれていた・・・
「「あのお方が連れてきた瀕死の人間の女の子・・・ただの娘だが鬼薬の実験にはもってこい・・気を失っている間に投与した」」
しかし失敗し、目覚める事もなく死ぬ事もない生き物になってしまった・・・
「「逆にこれを利用し、あらゆる薬を試し我らの実験の糧とせよとあのお方に言われた・・」」
貴重なサンプルなのでDNA培養で同じ個体を増やした・・記憶もコピーした
「「コピーには個体差がある・・・年月をかけ培養していくと突然変異で強大なコピーが生まれた・・本体に隠された力があるとみるべきか」」
この貴重な個体を蘇らせる方向に研究はシフトしていき、プロジェクトマリクションと名づけた
「「年月はさらに流れたが成功だ・・・この薬を飲ませればおそらく蘇るだろう」」
最強の個体を蘇らせたいが、本体も蘇らせ両方無駄なく使いたいとのあのお方から連絡があり、その際"コア"という物質と、とある通達が来た
「「『本体のほうは純粋な人間、真実を知れば我らに反逆の恐れあり、脳を改造しロンカの技術の"コア"を取り付けろこれは厳命にて密命だ』・・と」」
しかし調べてみると取り付けには脳の容量が足りない・・あのお方の恩を消す事になり、あの方に伝えられなかったが・・・記憶を消さねばならぬ・・・
「「かかりすぎた年月で記憶が思い出せない、と誤魔化しがきくと踏んだ」」
事故を装えば優しいあのお方のことだ、そういうこともあるだろうと許してくれよう・・・技術不足とは思われたくないので実行した
「「本体の記憶は完全に消去された・・・次は"コア"憑りつけだが・・・ロンカ文明は得体が知れない・・・コアとはそもそも何か?やめるべきでは・・・」」

ふと気づくとそのとき何者かが訪ねてきた・・・
「「アムロックと名乗った男はわたしにとある計画をもちかけてきた」」
最強の個体マリクションと、"コア"を取り付ける予定の本体をこっそり入れ替えろ、と・・・なぜそのことを知っている?
「「あまりにも不穏で最初は相手にしていなかったが、アムロックという男がとある重大な話を私にした・・・」」
それはすぐには信用できなかったが、やつの話を聞くうちに私はその話を信用した・・・間違っていたらとんでもないことだが・・
「「そして・・やがて私は提案を飲んだ・・」」
私とアムロックはマリクションとモリビリジアのシリンダーを違うシリンダーと入れ替えた・・
「「あのお方は交換に気づかなかった・・・気づかれたらどうなっていただろうか・・・」」
そしてそのままま実験として・・本体と入れ替わったマリクションにコアを取り付け・・蘇生の薬を飲ませた・・・うまくいった
「「そしてマリクションはモリビリジアとして・・・この世界に初めて誕生した・・不幸中の幸い、モリビリジアの記憶を持ったまま・・・」
モリビリジア・・・

第1837話

(2017年11月11日投稿、2018年1月25日掲載)

モリビリジアの秘密・・・
「「後悔とも言えぬ不思議な感情が私を襲う・・・アムロックは何者なのだろうか・・」」
あのお方はこの子こそが最強の個体と知らず、恩を着せてただの兵隊として使うつもりのようだ
「「さらに私にこの最強の個体を娘として預けてきた・・・せめてわが娘であるうちは・・幸せになってもらいたい・・・」」
記憶を失いし本物のモリビリジアも蘇生に成功し、最強の個体につけるはずだったマリクションという名前は本体に付けられた
「「そして結果的に・・・彼女たち以外の培養品はすべて失敗作で廃棄したため、モリビリジアは最強個体と本物の二人だけがこの世怪に再び生まれた」」
入れ替えの事は誰にも知らせず研究は進んだ・・・ニセモリビリジアの体はあのお方の命で数々の実験が行われた
「「鬼のツノ生え薬、まずはニセモリビリジアに飲ませ強度を確認し、その後最強のマリクションで改良した本番の薬を飲ませる予定と」」
だが最強個体はニセモリビリジアのほうだったのだ・・・あのお方は偽物の強大な力を見て、入れ替わったマリクションはさらに最強になると期待をよせた
「「だが・・・当然マリクションの力は弱い・・あのお方の心に不審の目が芽生えた・・・そろそろ潮時か・・?」」
マリクションは本を読み終わった・・・
「・・・・ば・・・ばかな・・・これは・・・・」
「フッ・・・どうやら理解できたようだね・・・自分で読んで正解だったろう・・」
「あ・・・アムロック・・・・!わ・・わたしは・・・わたしは・・・」
「フッ・・・ヤツは気づいたんだよ・・・君が・・マリクションではないとね・・・・・」
「私は・・・・私は・・・」
「フッ・・君は・・君こそが正真正銘の人間・・・モリビリジアだ・・・」
「バカな・・・!では・・あのモリビリジア様は・・・」
「彼女こそ・・・本来マリクションとして生まれるはずだった・・・クローンだよ」
「・・・あのお方は・・・私を・・・欺いていたのか・・・?そんなことはあるはずなかろう!私はあの方に異様に期待をもたれ・・優しく接され・・」
「その本を読んだなら・・・おのずと答えは見えてくるはずだが・・まだ信用に値しないかね?」
「この本が本当なら・・・モリビリジア様の脳には・・・」
「そう・・"コア"と呼ばれる物質が埋め込まれているのだよ」
「"コア"とはなんだ!」
「・・・別のパラドクス・・・今は本来は消滅してある終元だが・・そこにはロンカ文明というものが存在していた」
ロンカとは・・・?

ふと気づくとロンカ・・・
「フッ・・・まだロンカの話すには早いか・・"コア"は平たく言えば生物の脳に寄生するコンピュータ生物だ」
「な・・何を言っている・・・!」
「時間がない・・"コア"は脳に憑りつき、全身の構造を把握した後、命令を受けた瞬間その体を一瞬で乗っ取る・・・」
「だから・・何を言っているのだ・・・!命令とはなんだ・・・なんの命令だ!」
「"コア"に乗っ取られたらもう終わりだ・・・命令を出すのは・・あのお方だ」
「おい・・・!何をいいたいのだお前は・・!」
「フッ・・・単刀直入に言おう・・・必要なんだよ・・・本物の勇者の力が・・・」
「本物とは・・・」
「あのお方の"コア"は特別製でロンカの魔王の魂で作られている・・・魔王に最大限よくきく勇者の力が必要なんだよ・・・」
「ま・・エンデバー・・・の事か・・・」
「鬼の血に人間の血が強く混ざることで・・・勇者の力が最大限覚醒されるんだ・・むろん邪悪な勇者を生むリスクもあるが・・」
「鬼の血・・・?エンデバーは人間だぞ・・・それに鬼勇者たちだって強さは・・・!」
「フッ・・・彼ら純潔の鬼の魔王特攻は非常に弱い・・・・なんて矛盾した鬼たちなんだろうね・・・」
「言っている意味がやはりわからない・・!わたしに結局どうしてほしいのだ!」
「フッ・・君は人間だ・・・しかしその角は鬼だ・・・・なので魔王キラーが君には確かにある・・!君は本当の意味での勇者の力を持ったんだ・・・」
本物の勇者・・・・

第1838話

(2017年11月11日投稿、2018年1月26日掲載)

マリクションがエンデバーと同じく本物の勇者だと・・?まさか・・!
「ばかな・・!私はエンデバーには遥か遠く及ばぬ!力はともかく、その、なんというか心が・・!」
「フッ・・どうやらエンデバーと一緒に行動したことが功を奏したようだね・・・モスタイガームダスの言った通りというわけか・・・」
「モスタイガームダス様だと!!・・お前は一体何者だ!なぜそこまで知っている!」
「僕は・・・彼らに協力しているんだ・・友人として・・そして・・・いや、それはいい」
「もういい・・やはりわからないことだらけだ!」
「フッ・・君が落ち込む姿を見て・・成長した光を失うかと思い、無理にでも連れてきてよかったよ・・光が・・目が再び輝き始めたようだ」
「何を言っている・・わ、わたしは・・・」
「フッ・・君とモリビリジア・・いやクローンが指名手配を受けた理由・・わかっただろう?」
「わからん!」
「フッ・・・あのお方の計画の一つが・・入れ替え計画ですべて台無しになったからだよ・・・」
「あのお方の計画だと・・?一体それは・・・」
「フッ君自身が行くがいい・・そしてあのお方の口からきくんだ・・・」
「・・そうだ!ベリュルたちは・・エンデバーは今・・・!」
「あのお方城に乗り込んだところだ・・・だがモリビリジアのコアが起動したら彼らは・・・!」
「・・・まだ信用したわけではないが・・エンデバーに万が一のことがあっては困る・・!急がねば・・」
するとその時奥から足音がした・・・
「そういうことだったか・・・」
「何者・・・!きっ貴様は・・・・!!ステテコ・ハニョーン・・・!!ばかな・・つけられていたのか!」
「フッ・・・マリクションくんも知っているようだね・・紹介の手間が省けた」
「な・・何を悠長な!こいつは黄金ズで・・・」
「フッ・・・僕の友人の一人・・・ステテコ・ハニョーンだ・・強いよ」
「フン・・・何が友人だ・・俺の邪魔をしょちゅうしてくれるアムロックよ・・」
「フッ・・つれないことはいわない」
「ゆ・・友人だと!まさか貴様も黄金の手先か・・・!」
「フッ・・・今までの話聞いてたかい?もう・・すべて前提は崩れているんだよ・・・」
「なっ」

ふと気づくと崩れた前提とは?
「前提ってなんだ・・・!」
「フッ・・君は・・・鬼勇者ではない・・・人間だ」
「それがどうした・・!黄金ズはボッヒンバックと鬼の敵・・・!だれであろうと・・・!」
「フッ・・・黄金と鬼の争いか・・違うな・・・争っているのはその二つの勢力ではない・・・」
「なにをいう!数々の次元で・・貴様ら黄金が鬼を殺し、次元を食い荒らし・・・」
「愚かだな・・マリクションよ・・・」
「なっステテコめ・・何がおろかだ!きさまらにボッヒンバックは殺されたのだ!」
「ほう・・ボッヒンバックが殺された・・・?では・・・そこの物陰にいる男は何者だというのだ?・・・せいやっ!」
ヒュってステテコ・ハニョーンが短剣を投げるとぐあ!っとなんかそこにいたなんかに刺さって悲鳴のが!!
「グムム・・おのれ・・・!!」
「あ・・お・・おまえは・・・!」
そこには・・額にしっかり短剣が突き刺さった・・・ボッヒンバックが立っていた・・!

第1839話

(2017年11月11日投稿、2018年1月27日掲載)

まだマリクションパートは続くぞシリアスすぎて心配だけど
「師匠ーーーー!!!生きていたのか・・・・!!!よかった・・・!どうしていままで出てきて・・・!!」
額に短剣が突き刺さったボッヒンバックは顔を曇らせた・・・
「私が死んだ・・?何の話です?」
「お前・・・あの時光の柱が・・・!」
「ああ・・あれは私が放った一撃・・黄金ズたちは壊滅しましたよ・・それより・・貴女様は・・・マリクションではなかったのですね・・・」
「な、なにをいう!私だ!マリクションだ!」
「私は・・あのお方の命で・・・最強の個体を修業させ覚醒させよと・・・仰せつかっていました・・・」
「な、なんだ・・?ボッヒンバック?」
額に短剣を突き刺さったままボッヒンバックは穏やかに・・しかし冷たく語った
「私はあなたに期待していたのですよ・・それがまさかまがい物・・いや本体というべきか・・だったとは・・・」
「おい・・・何を言い出す・・・」
「フッ・・・にぶいですね・・誰かさんみたいだマリクションくん・・」
額に短剣が突き刺さったボッヒンバックは冷たい視線をマリクションに浴びせた
「しかもあのお方を裏切るときた・・・最強個体さえあれば・・もう裏切者のあなたは用済みなのです・・」
「なにを・・いいだすのだ・・・」
「フッ・・・単刀直入に言ったらどうです?ボッヒンバックさん・・・」
「いいでしょう・・・長い付き合いですが残念です・・・死んでくださいマリクション・・いやモリビリジア様!!!」
額に短剣が刺さったままボッヒンバックはニヤアと笑い、マリクションに襲い掛かってきた・・!!
「えっあっ・・師匠・・・!?・・き・・貴様ーーーー!!!」
「アーハハッハッハ!!!ヘリくつだる野茂ここまでだ!貴様はこれから死ぬのだああああ!!!」
「フッ・・・何の話です?」
「え・・・」
ボッヒンバックの動きが止まった・・・背後にステテコ・ハニョーンが立っていた・・・
「さて・・いくぞ・・・マリクション・・いやモリビリジア・・か?」
すると額に短剣が刺さったボッヒンバックの体が・・
「な・・なにを・・・きさま・・ら・・・シュバシュバシュババブラインドババババババシューーーシュパパパ!!!!!」
細切れになって死んだ・・・細胞一つ残さず・・・

ふと気づくとボッヒンバックの真の最後・・・
「これは・・お前がやったのか・・?ステテコ・ハニョーン・・・」
「フン・・こんな雑魚のことなどどうでもいい・・・」
「師匠・・いやボッヒンバック・・たばかっていたのだな私を・・・おや・・?なんだこれは・・」
そこには・・真っ二つに切り裂かれたマルい物体があった・・
「それが"コア"さ・・・この男もコアに取りつかれていたようだね・・・」
「ああ・・・壊してもきりがないな・・・」
「ああ・・ボッヒンバックが・・・なあ・・・イヤな質問をしていいか?」
「フッ・・・なんでしょう?」
「ボッヒンバックが・・信頼してたという・・あのお方は・・・もしや・・・この・・・」
「フッ・・・誰かと違って・・物分かりが良いようですね・・・モリビリジアさん・・」
「マリクションでいい!私はマリクションだ!過去の記憶などない!いらない!」
「・・・・いいだろう・・いくぞマリクション・・・手遅れにならんうちにな・・貴様らが戦う相手は必ずしも黄金ズではないのだ」
「しかし・・貴様はグランドオブスーパーソードを殺した・・・」
「そこもそろそろ理解しろ・・・あの男も"コア"だった・・貴様らの目からは鬼を殺したようにしかみえなかったのだな・・部下はデブリンに洗脳されていたしな」
「フッ・・この対立・・・黄金と鬼との対立と見せかけたあのお方達の計画にくわえ・・・」
「片棒を担いでいてミスズ様をだまし、黄金ズの大多数を動員しカムフラージュに鬼殺しに使った黄金神デブリンの死骸をみつけた・・アムロック貴様がやったのだな」
「フッ・・どうでしょう・・さあ・・あなたがベリュルたちに真実をもっていくんですよマリクション」
「・・・・・いくぞステテコ・ハニョーン・・・!」
一方そのころベリュルたちはそんなことは露知らずあの方の城の宿屋で一泊していた・・・

第1840話

(2017年11月11日投稿、2018年1月28日掲載)

コーケコッコー
「ファーファー・・・まだ朝の11時なのに・・もう起きなきゃいけないのか・・」
「あのお方に謁見を許された・・・時間がせまってきている・・いくぞ・・聞きたいことが多すぎる・・」
「鬼と人間・・共存について話し合い・・・できるのかしら・・・」
「ロウ・・・あなたあきらめないつもりね・・」
「うん・・・ごめんねみんな嫌だったら言ってね」
「まあまかせたぜロウだめだったらたた切ってやるさ!」
「フッ・・・そうはさせぬさ・・むっ・・頭が・・」
「どったのモリビリジア」
「い・・いやなんでもない・・なんだいまの音波は・・・・収まったか・・ないくぞ」
「なんのことやろ」
そしてレッドカーペットを通り進んでいくと・・巨大な7本の角が生えた鬼がそこにはいた・・・ひげがすごい
「よくきたな・・人間の王・・ロウよ・・・まさか本当にここまで来るとは・・しかもこんなお若いとは・・若いとは・・」
「あなたが鬼の王・・・あの・・わたしがロウ・・あの・・・」
「わかっておる・・もうわれらはおぬしたちのパラドクスを攻めたりはしない・・・その力はないのじゃ」
「うっそだー」
「ベリュル!」
「・・でも・・私たち・・・何か力に・・なれないかと・・・」
「その心だけでありがたい・・・もうよいのじゃ・・これまで迷惑をかけたぶんのお詫びの品を差し上げたい・・これ」
ぱんぱんすると、従者がなにかたくさんのマルい物体が運ばれてきた・・・

ふと気づくとたくさんのマルい物体・・・
「さあこれは一人につき一つさしあげるのじゃ・・・」
「これは・・・?」
「うむ・・・世界の平和は遠い・・これを使えばそなたたちに隠された力が目覚め、飛躍的に強くなれるのじゃ」
「まじで!すごい!これどうつかうの!」
「あのお方・・!どうして私たちに指名手配を・・・!!」
「モリビリジア・・・」
「しかも嘘か誠か、何か私に隠している真実があるとある男に聞いた・・・!」
「・・・・気にしなくてよい・・もうな・・」
「あのお方・・・!」
「ねえねえこのマルいのどうやってつかうの!」
「そうじゃな・・・もって頭に近づけるのじゃ・・・最新式じゃから近づけるだけで勝手に吸収されるのじゃ」
「まじで!やってみよう!」
ベリュルはマルい玉をもち頭にもっていった・・・

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最終更新:2018年01月28日 11:15
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