第1991話~第2000話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より


第1991話

(2018年4月30日投稿、2018年6月28日掲載)

同日某時刻・・・ロンカ大法廷第2審理所
「それでは・・ただいまよりチャンワン様影武者殺害事件の審理を行います!」
ワーワー!会場にはたくさんのコアやロンカーたちが詰め合わせていた
「オホン・・ロンカで5000年ぶりの裁判ということと聞いております・・・この裁判長も緊張を隠せませぬぞ」
ワーワー!どうも見覚えのある裁判長のようだ
「さて・・・弁護側入場!ダンナーザズです!拍手でお出迎えを!おや・・あなたがたは?」
「・・ややっ裁判長!1次元にいた!なんでこんなところにいるのだ!」
「おお!あなたがたはカクブリアス殿の!これは奇遇ですなあ!ワハハわたしも謎のUFOにさらわれて気づいたらここに!」
「なっ」
「なんでも裁判があるということで・・・まあさらいをOKしたというわけですなさて・・改めて紹介しましょう弁護士ベリュル・・おや?妙に多いですな」
そこには・・・ダンナーザを筆頭に、ベリュル、ロウ、リコ・ピン、そしてベリュル、マリクションが弁護席についていた
「今日は私ことダンナーザがメイン弁護士を務めます!あとは補助です!」
「そうですか・・まあベリュルは役に立ちませんからな・・それにしてもその数は・・・」
「問題ない!」
会場に大きい声が響き渡った・・・
「おお・・では検察の入場です!カシコインの・・・5ケンジャーズ・・おやこれこれは・・・すでに検察席にいましたか」
するとそこには・・・赤、青、黄、緑、ピンクの全身スーツを着たマスクをした5人の検事が立っていた
「あなた方が検事・・・これまた数が多いですな・・・」
「この時を待ち望んでいた・・我らケンサツーズの表舞台を!メイン検察はこのレッド!受けてたとう!」
「いやはや・・裁判をいったい何だと・・まあよいでしょうでは本日の容疑者です!」
するとローブで全身を隠した二人のロンカーらしきものが入場してきた
「さて自己紹介をどうぞ・・・」
「・・・・無実だ!我々は・・無実だ!」
「ふうむ・・それは裁判で明らかにしますが・・・レッド検事捕まえて起訴した経緯を簡単に」
「うむ!冒頭陳述ってやつだな!やってみたかったのだ!ゴホン」

ふと気づくと冒頭陳述
「チャンワンの影武者は銃弾を頭に打ちぬかれていた・・しかも2発以上だ」
「二発以上ですか!それは新発見」
「しかし銃声は一発・・同時に銃をうったとしか思えない」
「なるほど」
「この二人は・・事件の時そばにいたことが監視カメラで確認されている!」
「ほほう」
「このロンカはすべてコア含めマザーコンピュータ略してマザコンに基本的にカメラ抜きで所在が明らかになっている」
「そうなのですか!それはすごい」
「例外は・・・黄金ズ・・一部隠れロンカー・・それとベリュルとかいう連中だけだ・・それをすり抜けて映っていたのがこいつらだ」
「ふうむではベリュルたちも犯人の可能性はあるのではないでしょうか?」
「裁判長なにいうのだ!」
「それはない・・現場近くでカメラにばっちり映っていた!」
「そうですかレッド検事・・・では手っ取り早く始めてくださいこういうのは長くならないようにお願いしますぞ反省から」
「うむ・・では・・・その謎の二人は怪しいので死刑だ!さあ判決を!」
判決が下るか・・・!

第1992話

(2018年4月30日投稿、2018年6月29日掲載)

早くも死刑か
「まあまちなされ・・裁判には手順があって尋問で真実を弁護士が明らかにする決まりがあります」
「ちっめんどうな・・まあいいこっちには証人がいる・・証拠もなほら写真だ・・何かを構えている!二人ともな!」
「おお写真!チャンワン殿のほうに向けて何か長い黒いのをを向けてますなあ・・ほう証人ですか」
「イエロー!さあ証言台にたて!」
「検察自ら証言台とは斬新ですな・・まあよいでしょうお願いします!」
するとイエローが証言台に立った・・よこには二人の謎の男が立っている
「わてイエローでっせあの時、カレーを食べてましたねん」
「待って!!」
ダンナーザのつっこみ!
「あなたカレーなんて食べるの?このパラドクスにそんな・・」
「なにいうてまんねん!イエローといえばカレーまんねん・・すると銃声が聞こえたまんねん振り向くとその二人が何やら構えてたねん」
「違う・・!我々が持っていたのは・・・」
「なので死刑なのねん!」
「待って!その二人に言いたいこと言わせなさい!ねえその二人何を持っていたの!」
「銃だろう!そんな問に意味はない・・・・なあ裁判長さあ判決を!意味なし!」
「意味あり!!!」
ダンナーザは大声を出した!
「意味は・・聞いてから判断するべきよ!裁判長!」
「そうですな・・せっかくなので聞いてみましょう
「我々が持っていたのは・・これだ!」
二人は・・望遠鏡を取り出した
「これで・・・チャンワンを見ていたのだ・・・・!」
「なっなんだと・・・!」
「ほれみなさい!ちゃんと人の話聞かないから!ちゃちゃっとすすめるわよ!二人無罪ね!」
「うむ・・どうやら無罪ですな・・・」
「意味なし!!」
レッドが大声を上げた・・・

ふと気づくと意味なし!
「レッド検事どうしましたかなあまり裁判話を長引かせるとわたしの人気が落ちるのですが・・・」
「それが望遠鏡だったとしよう・・だが銃望遠鏡というのもありえるのではないか?」
「ありえますな!」
「そんなものはない・・!これはただ・・見ていただけだチャンワンを!」
「フフ・・銃望遠鏡だとするとチャンワンのほうを向いていたのは・・殺すためということになる!」
「そうですな・・・写真がそれを証明しています」
「めちゃくちゃな裁判長」
「今に始まったことじゃないでしょう・・それよりあの写真違和感が・・・ああ!」
「では・・・チャンワン殿暗殺ということで死刑でいいですかな弁護士たち」
「意味あり!!!その写真よく見て!!」
意味のある写真・・

第1993話

(2018年4月30日投稿、2018年6月30日掲載)

写真の意味・・・
「ほう・・なんだというのだ行ってみろ弁護士・・」
レッドは腕組みをしていた・・
「この二人・・・望遠鏡を見ていた角度をちゃんと定規に充ててみて!」
「定規だと・・?ほう・・?」
「こ・・これは!」
「どうしたのだ裁判長!」
「定規の先にいるのは・・・あなた方ではないですか!!!」
「なんだと!!!」
「・・・そうその二人が見ていたのは・・私たちだったのよ!!」
がーんがーん!
「これは決まった!二人は無罪!」
「意味なし!!」
「ブルー検事どうしましたかな」
「フフン・・・わかったわかった答えは簡単だ・・二人は貴様ら弁護士たちを見ていて・・うち殺そうとしたのだろう」
「ほうそれで・・?」
「ああ!わかった!あちきグリーンですが!このベリュルたちを撃とうとして手元が狂ってチャンワンの影武者を!」
「わたしピンクだけどあやまって殺したというわけね・・・これで死刑確定ね」
「そういうことだ・・・誤って殺そうが殺しは殺しだ・・二人は死刑!」
「チガーウ!!!!チガーーーウ!!」
容疑者二人とも声を上げた!
「我々ではない!!!そんなことはしていない!」
二人はローブをばっとぬいだ!!!

ふと気づくとローブを脱いだ二人・・!
「こ・・これは・・この二人は・・・!」
するとそこにはピンクのリボンをしたオカマっぽい・・・男と
「青髭に唇をしたホモっぽい男が・・・何この二人!!!」
するとオカマっぽい男が話しかけてきた
「ねえ・・ベリュルとかたち・・あなたがたは一体どこにアレを・・・・・・・おっとまあいいわはやくこの事件の謎を解いちゃって!」
「でも!お前あち怪しいのだ!」
「ベリュル!私たち弁護士よ!」
「んもう!仕方ないわね・・・教えてあ・げ・る!すっごいヒントを!この写真に隠された!」
「おう裁判長!早く死刑にしろ!」
「どうしたのですかなレッド検事・・さあ続けてくださいオカマ被告!」
「んふ・・この写真に写っている頭を打ちぬかれた先にある銃弾・・数えてごらんなさい」
「・・あっほんとだありんこみたいにみえるこれ銃弾だ・・えーと1.2.3.4.5・・5発!」
「私たちの望遠鏡がたとえ銃だとしても時間差を撃ってせいぜい同時に打てるの2発よお?この写真の望遠鏡が銃だとしてもね!」
「なっじゃあどういうことだ!」
「私たち・・証言してあげるわ・・・本当は写真には答えがあるのだけどね・・じゃあいくわよ!」
オカマとホモの最終証言!

第1994話

(2018年4月30日投稿、2018年7月1日掲載)

最終証言!
「うーむ結局4日ぐらいたったかのように時間かかってますなあよくない早く終わらせましょう!」
「裁判長!」
「ジョークじゃ!さあ証言を!被告!」
「ええ・・あれは私たちが望遠鏡であなたがた・・弁護たちを見ていたことの事・・銃声がしたの」
「ほう銃声が」
「確かに一発だったわ・・でもすごい立体的だったの」
「立体的とはいったい・・」
「外にいるのにまるで5.1chのサラウンドのような・・ね・・そして振り返ると消え去る影が複数・・・」
「ふうむ最新技術あふれる話ですなあ」
「さてこれがどういうことか・・写真をよく見てごらんなさい?答えは最初からあったのよ」
「調べましょう写真を・・・!マリどうしたの?」
「みろ・・ダンナーザ!!この・・・チャンワンがのっている車の窓に何かがうつっているぞ!」
「ほんと!・・・これは撃ったほうの角度に・・・二人・・このオカマとホモさん!そしてさらにおくに・・・」
そこには・・・赤青黄色緑ピンクの・・・色がうっすらと浮かんでいた
「ない!やめるんだ!そんな写真に意味はない!」
「意味あり!!!」
ダンナーザは大きい声を上げた!
「そうだったのね・・検察に名乗り出たのも・・・すべてを知っていたから・・」
ここで最後のBGM!変な展開はともかくクライマックスだ一応
「くっおのれ・・」・
「どういうことなのだダンナーザ」
「どういうことですかなダンナーザ殿」
「さあロンカの技術でこれを拡大できないかしら?まあ普通に拡大してもいいけど?」
「おのれ・・・」
「どれどれ・・・ああこれは・・そこの検事の5方ではないですか!!しかも・・ああ銃を構えている!」
「クックックばれたか・・・!」

ふと気づくとばれたか
「どういうことですか!5ケンジャーズ殿たち!なぜ殺しを・・」
「・・・真のロンカの敵はチャンワン・・そしてその背後にいる・・・ム」
シュルルルルッルドカーーーン!!!!き検察席が爆発した!!シュウウ・・
「な・・5ケンジャーズたちが・・謎の爆発に巻き込まれ死んでる!いやレッドだけがかろうじて息を・・・」
「おのれ・・チャン・・ワ・・・グフウ!」
「レッドも死んじゃった何があったんだろ客席見てたけど・・」
バタン!ドアがしまって誰かが去っていったように見えた・・
「まあいいでしょう・・・5ケンジャーズたちの冥福を祈り・・真実もわかったことでこれで判決を言い渡します」
「おお」
「無罪!!!!」
「うふっあなたがたありがとう!じゃあね!」
容疑者二人は去っていった・・ワーワーワー!!!そして宿に戻った・・
「メリアナニー・・しっかりしてよーーーダンナーザがやったよ!」
「だ・・だいじょうぶよ・・あなたがたやったわね・・」
「なんともやりきれない事件だったわね・・メリアナニー直伝の弁護術のおかげで・・でもなんでカシコインがチャンワンを?」
「あの変なオカマホモの二人も何だったん?」
「わからないことだらけね・・・すると扉が・・ガチャと!」
「フッ・・君たちさすがだね・・・」
アムロック登場・・・

第1995話

(2018年4月30日投稿、2018年7月2日掲載)

またアムロック
「アムロック」
「フッ見事だったよ・・まあ・相手もお粗末な連中だったがね・・」
「なんだったのあれ」
「カシコインの連中は・・・まあいい・・・それより」
「5ケンジャー殺されたけどなにものかに」
「フッ・・ああ・・チャンワンに見事にね・・」
「なっ」
「フッ・・チャンワンはこの裁判で本当に自分を狙う連中を探していたようだ・・・」
「なっじゃあ俺たちはまんまと!」
「フッ・・5ケンジャーの正体を暴いたと同時に・・やつに手を貸してしまったようだ・・」
「なななななんてこと!でもあいつら殺ロンカ犯だし」
「フッ・・それよりあの二人を助けてくれたことを感謝するよ」
「あの二人ってあのへんな容疑者ねえ何あのへんな二人」
「フッ・・・まあ時期にわかるだろう・・・」
「おせーて」
「フッ・・今はまだその時期ではない・・・それよりこれを」
ロンカー深淵のパスポートを手に入れた!
「なにこれ」
「フッ・・・君たちはそろそろ狙われそうだからね・・・ギガントリオン狩りが始まったようだよ」
「なっ!」
アムロックがテレビを付けた・・!
『えーフェイクdeニュークのお時間です!ギガントリオンが我らがロンカを裏切ったと世間を騒がせています』
「なっ!」

ふと気づくとギガントリオン狩り
『ギガントリオンは棟梁の命令でロンカ外からある秘密を持ち込んでロンカ崩壊をもくろんでいるようです』
「なっどういうことだ!・・・プルルルおい!ギガントリオンの王バブー!どういうこってい!」
「プルルルわたちにもわかりまちぇん!これは一体外から連れてきたとはあんたたちのことでちゅか?」
「わかんないけどなんも持ち込んでないぞ秘密とは!」
「こっちもパニックでチュ!ここは安全でチュが外の連中が不安でちゅ!」
『ロンカ中央政府機構軍はギガントリオンを見つけ次第捕縛して破壊しコア解析をしているようです』
「なっ残酷バブーそこから出るんじゃないぜ!」
「わかったでちゅ!」
『ロンカパラドクスが破壊されている爆弾がもちこまれたのでは、と懸念の声があがっています』
「しらん!じゃあ俺たちの事じゃないな」
『なので当局はギガントリオンはすべて捕縛し拷問・・いや優しく聞き取り操作を行っている模様です』
「くそっやば」
「フッ・・こういうことだ・・・ここから南のほうにある大仏の地下にロンカ最下層行のヴォンヴォンがある・・」
「ほう」
「フッ早くそこに逃げるんだ・・・カシコインとコンタクトをとると面白いかもしれない」
「なっあの5ケンジャーのとんでもない連中!」
「フッ・・まあ判断は君に任せる・・では健闘を祈る」
「消えた・・くそっどうする・・おやドタドタ何かが足音が」
「であえーであえーー!ここにギガントリオンがいるとたれこみがはいった!ごようだ」
「さっそくきたか!」
警察に追われたベリュルたち!

第1996話

(2018年4月30日投稿、2018年7月3日掲載)

御用だ御用だ!
「くそっロンカポリスがまちじゅうでおそってくるぞ!」
一応宿は止まれるけどエンカウントというか警官たちがわらわらわいているのでやばい!
「バイークでうまくかわしましょう!」
ぼっとっしてると次々襲ってくるぞ!
「レベル上げやギル稼ぎにもいいかもしれんね」
「のんきなこといってないの!逃げるわよ!」
逃げるとロンカポリスが血相を変えて襲ってくる!
「賞金だーー!あのギンガントリオンたちは賞金100億ギルだーー!」
「なっ俺たち賞金首!でも自首してお金だけもらって逃げるという手はどうだろう」
「自首して賞金自分たちにもらえるわけないでしょ!」
「まじか」
ひたすら逃げると大仏があった・・・
「これは・・・ロンカに大仏?・・・オナラの大仏とかいてある」
「いやあねえ」
「足の裏に入り口があるので入るぜ!看板・・ここからさき危険」
に入ると・・・ポリスは追っかけてこないようだ・・すると
「ナムアミホウホーケキョ!!!」
ロンカボウズが襲ってきた!
「なんだこいつら!坊さんのようだが目にコアがあり、くちばしがついている!」
「くらえ!ナムアミホーホケキョ!」
くちばしを突きし、さして大ダメージだ!
「くそっなかなか手ごわいぞ!」
大仏の中は大迷宮になっており、腹や腸、肺などをかけずりまわるとやがて心臓付近についた
「ヴォンヴォンの音がするぞ・・すると入り口で何者かが!」
「ショジョウムギョウノヒビキアリ!わがなは坊主神マスオテデショウ!我を信仰せよ!しねい!」

ふと気づくと坊主神マツオデショウ!
「われは文献より出来上がった最強の坊主!念仏歌を食らって戒律をやぶりし侵入者を破壊せよ!」
炎の念仏、氷の念仏、仏罰雷念仏、中性子念仏、死の念神などおそろしい歌を歌ってきて危険だ!
「あらゆる属性への対応は無理よ!耐えましょう!」
耐え忍びガンバリナントカ倒した・・・・
「よし・・急げこの先のヴォンヴォンだ・・・!」
一行は飛び込んだ!シュ~~~~~ンワッワ~~~~~~~ントゥルルッルルルワッワ~~~~~ン!
「長いぞこれは!」
ちなみに大仏に内には大仏マシンガン、ヘッドミサイル仏、大仏アーマーなど大仏装備が隠されているので取っておこう
「まだか!」
シュ~~~~~~ントゥルルルルルルルルルル・・・スポッ
「かつてない長さだったが・・・ここは・・・これは・・・!ハイキョ・・!?ロンカにハイキョだと!?」
あたりはどす紫の空間で・・スクラップになった機械だらけの場所だった・・・
「ここは・・・ナナさまここどこ!」
『どこでしょう・・・わかりません・・かなり遠い下層のようですが・・・』
「バブーどこなのここ!」
『そこは・・・ロンカの最下層付近・・ロンカスラムでちゅ・・・!カシコインの勢力の危険な場所でちゅ!』
「なんだと!やばい!」
ロンカスラム・・・

第1997話

(2018年4月30日投稿、2018年7月4日掲載)

ロンカスラム・・・
「逃げるったってこんなとこに逃げなくてもまったくアムロックのやろう!」
「なんか陰気ね・・町も村もないのかしら?」
すると・・・笑い声がした・・・
「フッフッフッフッフッフッフ・・・フが7つ・・・」
「なっなにものだ!」
振り向くと・・・7人の軍隊の兵隊みたいなのが立っていた!
「ギガントリオンが迷い込んできたか・・ここは我らカシコインのテリトリーだぞ・・」
「だって追われて逃げるしかなくって」
「だが黙って通すわけにはいかぬ・・・貴様らを連行する!きてもらうぞ!」
ガチャと銃を突きつけられてベリュルたちは連行された・・・
「どこ連れて行くの」
「黙ってついてこい!」
「だってここわからないのだ!俺らギガントリオンっていわれてるけどその実はナナさまの仲間だし」
「いいから黙ってついてこい」
「それよりチャンワンなのだ!5ケンジャー殺したのも!」
「黙れといってるだろう」
「それよりここどこなのだ陰気臭い!こんなところ住んでると変にならないかい」
「黙れと言っとるだろ!なんだこいつは!」
「あっなんか街っぽいところについた」
「おいこら勝手に走るな!なんだこいつ!・・さて諸君ここは我らがカシコインの町の一つ・・ボロイタウンだ・・」
「ボロイ!確かにボロイ」
「やかましいわ!さて・・ここの町長にあってもらおう・・お前たちが来たことは知っていたようだ・・」

ふと気づくと町長場・・・
「ここかね意外と立派なもんじゃないかおじゃましまーす!」
「おい貴様勝手に入るな!連行中なんだぞおい!」
ベリュルが屋敷に入ると・・その先には見覚えのある男がいた・・
「ようこそ・・・ギガントリオン・・いや人パラの諸君・・・」
「何お前」
「おい貴様!連行中だぞ!立場をわきまえんか!」
「まあいい・・・私はチアニジ・・・カシコインの一人だ・・そしてこっちがヘムだ・・・」
「ヘムと申します・・・お見知りおきを」
「おう!」
「貴様!だから少しは態度を!」
「よいよい・・・今ギガントリオンが大変なことになっているようだな・・」
「おう・・いったい何が何だか」
「どうだ?我らと手を組まぬか?」
「なっ」
カシコインの誘い・・・

第1998話

(2018年4月30日投稿、2018年7月5日掲載)

カシコインの誘い・・・
「俺たちと?だっておれら5ケンジャーを倒したぜ」
「殺したのはチャンワンだろう・・・追い詰めるつもりが追い詰められたがな・・5ケンジャーもアホだったしな・・」
「うむ」
「しかし・・君たちのギガントリオンの王・・バブー殿がなんというか・・・」
「連絡取ってみるピッポッパ!やあバブー元気かいこちらベリュル」
『聞こえているでちゅ!・・カシコインと手を組むでちゅと・・?』
「うーんどうしたもんかね俺にはよくわかんない」
「おお・・バブー殿・・さてどうですかな?」
『・・・あんたたちじゃ役不足でちゅ!カシコインの王をだすでちゅ!!』
「そういえばそうだ!お前たちと約束したところで・・」
「・・・確かにもっともです・・これはあの方のいしなのですが・・まあいいでしょう」
「ししかし」
「ヘム・・いいから待ってなさい・これは大事なことなのです」
ピッポッパトゥルルルル!チアニジという男が電話をはじめた・・・
「さて・・・この電話の先にあのお方がいます・・」
「じゃあ俺の電話の先とそっちの電話先をここで電話同士で話す電話電話か!」
「そういうことです・・さああのお方・・バブー殿です」
『・・・バブー!ぼくでち!カシコインの王オギャーでち!ひさびさでち!』
「なっカシコインの王がおこちゃまだと!」
「おい失礼だぞ貴様!」
「いいからヘム・・ベリュル殿も口出さぬように偉い人同士のはなしですからな」
「それもそうか」
『オギャー!ロンカ保育園いらいでちゅ!あいかわらずえらそうでちゅね!部下たちが勝手に動いてるそうでちゅね』
『なっなんでちゅと!だってあいつらいう事を急にきかなくなったんでちゅ!』
「そうなのか」
『おおかた・・・例のウィルスにやられたり・・名前を借りられてるだけでちょうね』
『そうなんでちゅ・・・大半はギガントリオンの名をかたるだけのコアばかり・・なげかわしいでちゅ』
『それに引き換え我らがカシコインはみんな立派でちゅ!』
「ねえそんなことよりどうすんの」

ふと気づくとベリュルの仲裁
『どうするってなにがでちゅ?』
「いや手を組むとかなんか行ってたじゃんあんたたちカシコイン」
『おおそうでちたわすれてまちた!』
『そういえばそうでちた!でもいったいどうすればいいでちか!』
『ギガントリオンを隠れ蓑に我らがうごけるでち!』
『一体何が起こってるんでちか!』
『やれやれギガントリオン勢力がありながら情報収集にはうといでちね!』
『なんだとでちーー!』
「なっナナさん喧嘩始めたよこのこたち!」
『お二人とも・・仲良くしてくださいね・・それよりオギャーくん・・あなたは何か知っていますね?』
『そうでち!・・・じゃあ手短に・・知ってることを話すでち!』
カシコインの話・・・

第1999話

(2018年5月13日投稿、2018年7月6日掲載)

カシコイン
「それより出てきてくれないかねオギャー声だけで話すのつかれそう」
「残念だがオギャー様は身の安全の為に0次元に近い場所におられる・・ここからはるかに下にな」
「なっ」
「ではせめてプロマイド写真だけでも見せてやろう!さっ」
チアニジが取り出したプロマイド・・そこには
「こっこいつは・・老人・・!これがオギャーだと・・!?」
「うむ・・幼老人・・相当の年齢を生き老いていくにつれて幼い感じの特異体質のロンカーであられる」
「なっオギャーはコアじゃないのか!」
「バブーだってそうだろう・・・もちろんスペアとしてあちこちにコアを潜ませて入るがな」
「なにスペアて」
『ごほん、もういいでちゅか?』
「うんまあいいや教えてくれお前が知っていることを!」
『そうでちゅね・・・我々カシコイン他ギガントリオン以外の組織は、ごく最近できたものでちゅ』
「ほほう」
『まあそうなのですね・・・私が赴任してきたときはすでにあったようですが・・』
『ナナちゃまはまだ若い・・ロンカについて知らなすぎるでちゅ』
『ごめんなさいね・・・』
『いいすぎたでちゅ・・で、ギガントリオンはもともと数十ロンカ程度の小さい組織だったそうでちゅ』
「ほほう」
『とある戦いの後・・邪神を封印したギガントリオンを慕ってたくさんのロンカーがギガントリオン入りしたらしいでちゅ』
「ふむう」
『その結果統率が取れず・・名前だけ使って好き勝手する連中が増えていまや・・・でちゅ』
「ふーむ」
『オギャーさん・・・邪神を封印したという外敵からロンカを守った戦争についておしえていただけないかしら・・』
『知らないんでちゅか!?先代の黄金王セリカ様が相当活躍したそうでちゅのに!』
『わたしは・・何も聞かされていないのです・・教えてくださいオギャーさん!ロンカになにが!』
『それはでちゅね・・・ぼくも知らないでちゅ』
「なっ」

ふと気づくとオギャーもしらない・・
『組織という意味では古くから続いてるギガントリオンのバブーちゃんのほうが知ってるかもでちゅ!聞いてるでちゅか?』
『聞いてるでちゅ!でも・・わたちも知らないでちゅ!わたちが生まれるはるか前の話だし記録には何も・・』
『というわけでち!ナナちゃまごめんなさいでち・・・』
『そう・・ありがとう二人とも・・あら?カロチンどうしたのですか?「その話は・・いやおしえないもーん!」まあまだすねていらっしゃるのね・・』
するとその時電話の向こうでドカーンがした!
『なにごとです!?』
「この音は・・オギャー様の電話から!どうなさいました!」
『なっなんでちかお前は!「クク・・見つけたぞカシコインの王よ・・我らがギガントリオンの配下に入れ!」』
「何が起こってるんだい」
『ギガントリオンだと・・バブー!謀ったでちか!』
『ちらない!誰なのそこにいるの!カシコインの本拠地自体わたちちらないもん!』
「何が起こっているんだろう」
『じゃあこいつはいったい・・・何者でちゅか!「・・・我が名はギガントリオンのドゼーモンださあ死ねい!」ドカーンキャーワーヒープチ』
通信が切れた・・
「やばい!何かまずいことがおこってるかも」
「オギャー様!!!なんてことだ本拠地に何かあったようだ!おいそこのお前たち!行ってくれないか!」
「なっ」
カシコインの本拠地・・

第2000話

(2018年5月13日投稿、2018年7月7日掲載)

カシコインの本拠地・・・
「時間がない・・オギャー様が倒されたら我らは・・!」
『ベリュルいってはくれんか!わたちはここから身動きできないでちゅ!一応同級生みたいなもんでちゅし・・』
「でででででもそうはいってもいったい・・ギガントリオンのドゼーモンといってたぞ!なんとかしてよ!」
『データベースで調べるでちゅ・・ピピ・・たしかに在籍はしているみたいでちゅ・・詳細は不明でちゅが』
「なっ」
『有象無象の一匹にすぎないはずでちゅ・・でもなんでそんな活動を・・ストッキング博士何か心当たりないでちゅか』
『うーむ・・やはりあのときのコンピュータウィルスに何か仕込まれていたとした・・!』
『たちかに・・あのあとコアたちの記憶も行動もおかちくなったでちゅ・・次元四天王を求めたり・・・』
「ウィルスってなんなんだ」
「うむ・・我らもそのウィルス被害にあったコアだからな・・よく覚えている」
「お前は確か・・チアニジ!ウィルス騒動とは何なのだ」
「その前後の記憶がやはりウィルスにやられてないのだが・・それまで平穏だった気がするロンカに突然コンピューターウィルスが発生した」
「へえ」
「コアからコアへと次々と感染し・・・そうだ、封印された邪神を解けとウィルスがコア脳に話しかけてきたのだ・・」
「こわい」
「しかしみなで邪神の塔に行き封印をとこうとしたところ・・さらにウィルス汚染が進み・・」
「進み」
「急にみな次元四天王がほしくなったのだ・・そしてウィルスがさらにコア脳に話しかけてきた・・」
「なんて」
「次元四天王が必要だ・・・ロンカの外のパラドクスにあるとおもわれる強大な力を持ち帰るのだ・・・邪神の封印を解け・・・」
「こわい」
「様々な思考が我らを襲った・・中にはとち狂い自爆した者もいる・・」
「こわい」
「いろいろな勢力が突如行動を開始した・・次元四天王を求めてな・・・」
「ふうむ」
「そうだ・・それどころではないはやくオギャー様を助けてくれ!」
「そうだった・・どうすればいい!」
「こっちに直通のエレベータがある・・だめだ使えない!くそっ向こうから閉じられている!」
「どうすればいい!」

ふと気づくとどうすればいい
「しかたない・・大変なたびになろうが・・・ロンカ下層のロンカロードをいくしかあるまい!」
「そそれはいったい」
「0次元に向かって作られたという道だ・・いずれ隠され士本拠地にたどり着くだろう・・だが道中気を付けたまえ」
「なんで」
「道中は・・・パパイヤーノの連中に支配されている・・・やつらはウィルスの影響で凶暴化している気を付けるのだ」
「わかった・・・ナナさんいってくるよバブーも」
『はい・・気を付けてください・・・ご武運を・・・!』
『オギャーをはやくたすけるでち!たのんだでち!』
「ここから南がロンカロードです・・健闘を祈ります!」
ロンカロード・・・それはロンカの真の道・・

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最終更新:2018年07月07日 08:22
ツールボックス

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