第2121話
(2018年7月24日投稿、2018年11月5日掲載)
ブリリート&シブァブァ!
「くそっ炎と氷のセレナーデと思いきや・・・」
「フハハ!ばかめ・・氷と氷のミックスソルフェージュよ!!」
「くそっやばいぞ!」
「くらえ・・ダブルブリザード!!!!」
「ぎゃあ」
これを食らうとカチコチに凍るぞ!人によって解除タイムが違う・・・リューマンが1分と長めだ!
ベリュルも20秒とこれまた長い
「
メリアナニーは気合ですぐ復帰してる・・すごい!さすがメリアナニー!」
「このままじゃみんなやられちゃうから・・・がんばらなきゃ!」
ちなみにこれは寒がりという隠しパラメータで決まるぞ
「くそっファイア!」
「アイスガード!」
チキーン!と炎系はなんとガードされてしまう・・・
「なんてことだ!ライブラでのぞき見しても・・炎にばかみたいに弱いしほかのには強いと書いてあるのに・・・くそっいったいどうしたら!」
通常攻撃をして頑張ってもいいが・・防御が高いので苦戦するぞ・・・しかしここでシブァ子を召喚するとなんとイベントが怒るというかヒントだけど
「母上・・目を覚まして・・・「お酒」に非常に弱い母上!!」
とセリフを発して攻撃するのだ!つまりそういうこと
「バッカスの酒!」
そうこれをシブァブァに与えると・・
「ういーっひっくざーどりぃ!!あんだーおらあ!んだーーーがーーーー!!」
「な・・なにをするシブァブァ!」
「なんだおめー!なめとんかわりゃ!アイスガードだあ?おとこがんなことしてんじゃねー!あたいもこんなのいーらね!脱いでやる!」
「や・やめろーー!!」
アイスガード解除!炎で64倍なのでナントカ倒した・・・
ふと気づくとブリリートシブァブァを撃破していた・・・
「お・・おのれ・・・シュウウ・・・・・」
「娘・・よ・・おの・・れ・・シュウウ・・・」
「消えた・・・これで二人は倒れた・・・あっ二人の体から何かがボトッと落ちてきた・・・」
「これは・・・白いオーブ・・・」
「シブァ子のやつか・・まさかこれがホワイトオーブ!?」
「それほしいのねあんたたち・・・いいわ・・私にはもう必要ないから持っていきなさい・・・」
「ねえねえリューマンこれかな探しもの」
「これは・・ホワイトオーブ!・・ということはあのお方は・・・」
するとコツンと足音がし・・何者かが出てきた・・・
「な‥なんだこの子・・美しい!少女だけど・・・羽が生えてる・・・髪が緑でセミロングで!緑のドレスでカチューシャに!鬼じゃないけどなんかつの!」
「ベリュル触るんじゃないぞ」
「マリ」
「やっぱり・・・避けられないのね・・・」
「フッ・・・追ったり逃げたり・・そろそろ決着をつけたほうがいいのでは?」
ついでに鉄パイプも現れた・・!
第2122話
(2018年7月24日投稿、2018年11月6日掲載)
ベリュルたちはホワイトオーブを手に入れた!
「これは・・いったいなんだってんでい」
「それは・・・私・・・」
「なにそれところであなたお名前は」
「・・・それを・・・そっとしておいてくれませんか・・・?」
「し・・しかし!!お嬢様・・」
「リューマン・・・あなたが仕事なのはわかっていますが・・でも私は・・・疲れた・・」
「フッ・・・これ以上逃げてもどうにもならないだろう・・・不幸なものを増やすだけだ」
「アムロック様・・・でも・・・私は・・・」
「ねーねーなんの話だってば!いつもいつも俺をのけ者にしてー!」
「フッいやそういうつもりじゃないんだが・・・・気になるのなら紹介しよう」
「おお!」
「このお方は・・・龍パラドクスの少女・・・ガハ王女様だ」
「なんと!道理でお美しい高貴な方だとお見受けしておりました」
「ねえ・・ベリュル・・・」
「なんだい
ダンナーザ」
「フッ・・そしてその白いオーブ・・・龍パラの7つの秘宝の一つさ・・」
「ふむ・・アーーー7つ集めるとなんでも願いが叶うという!ちょーだい!」
「フッ龍パラには7人の王女がいる・・・」
「美しいのが7にんも!」
「それぞれが持つべきオーブというものがある・・・彼女は・・奪われたオーブを探しに来たんだ」
「ええ・・・」
「フッ・・ロンカで盗んだやつを・・・尋問してね」
「・・・でも・・ほかにどうしょうもなかった・・・何の情報もないから・・」
「フッ・・まあオメガ相手だ仕方ない・・さてそれを手に入れて龍パラには・・戻る気はないのかい?」
「このままここで守っていたほうが・・・混乱はないの・・・」
「なんのはなしー!」
ふと気づくとわからない話・・・
「フッ龍パラはいま・・・竜族が反旗を翻している・・・7つのオーブをすべて集め・・・王を挿げ替える気だ」
「龍の王様ねえかっこいい!どんなん!」
「・・・とてもながいの・・お父上・・・地から天まで・・・」
「不便そう」
「フッ・・龍パラの混乱はこの世界を不安にさせる要素の一つだ・・僕はそれを解決したくてね・・」
「でも・・・でもこれを7つ集めたところで・・・竜たちが・・・」
「フッ・・気になっているのは・・・君の親友の事だね・・・」
「え・・ええ・・・ででも・・これでお父さまが力を取り戻したら・・・その力で竜たちは・・・!」
「フッ・・・君のパパさんは聡明だよ・・僕の知る限りはね・・・」
「でも・・でも・・ほかの龍たちが・・・!!」
「フッ・・・今回は単純な話・・・とはいかないか・・だが・・それを引き起こしているのは龍でも竜でもない・・・」
「・・・どういうことですか?」
「フッ・・・・ヒュドラ族・・・別の世界から龍パラにすみついたやつらが君たちの仲を裂いているとしたら・・?」
「なんそれ」
ヒュドラの混乱・・・
第2123話
(2018年7月24日投稿、2018年11月7日掲載)
ヒュドラとは・・・
「くそーいいもん今回も適当にきいてやるから!」
「大丈夫よ・・私がちゃんとベリュルの分も把握しておくわ」
「メリアナニー頼んだぜ!」
「アムロック様・・・ヒュドラ族は・・ただの龍パラの少数民族ではなかったのですか?」
「フッ・・・君たちの祖先が・・・漂着したヒュドラをかわいそうと生活を与えた・・龍パラにね・・いや当時は竜パラか・・」
「ふーん!」
「ええ・・でもそれ以来彼らはつつましく・・・」
「フッ・・・彼らこそが・・・その龍パラを自分たちの物にし・・外から敵を・・いや彼らにとっては仲間だが・・呼び込もうと画策してきたのさ」
「どういうこと・・・!」
「フッ・・まあつい先日ロンカで大事件が一つ解決した・・・それと同じということだね」
「こないだのロボット大戦かね!俺も戦ったぜ!」
「フッ・・・君が戻らないと・・本当にあのパラドクスは混とんに陥る・・・そのオーブとともに王女たちを集めるんだ」
「でもでも!集めたら竜族が・・・」
「フッ・・・その力を使う相手を考えるんだ・・・竜族ではない相手にね」
「まさか・・ヒュドラ・・?そんな・・あんな少数民族でかわいそうな・・・」
「フッ・・・その皮はもう・・君がいない間にはがれているようだよ・・・」
「そそのとおりでござんすお嬢さん!このリューマンも・・やつらに狙われしお嬢様を助けに!」
「ファー」
「ベリュル!」
「・・わかりました・・アムロック様・・・わたしいきます!リューマン・・いきましょう」
「おおおお嬢様・・・うおーん!これでなんとかなるかも・・うおーん!!!」
「リューマンなくなや男だろ!ところで話し終わったのかな」
「はい・・・私たちはこれから龍パラにかえります!」
「そうなのか・・かわいいのに・・・リューマンもいくのかね」
「うむ!命に代えてもお嬢様をお守りせねば!」
「そうだ俺たちも行きたい願いをなんでもかなえてもらいたい!」
「フッ・・・そうだね・・ホワイトオーブをこの男に預けてもらえないかな?ガハ様?
「え・・?」
ふと気づくとオーブ預かりベリュル
「やったー!」
「で・・でもそれは・・・」
「フッ彼らも時期に龍パラにつく・・・君らにとってはきっと大きい力となってくれるだろう」
「そうだぜ俺ら無敵だぜ」
「ベリュル」
「でもなんにつかうというの・・それひとつだけで・・・」
「フッ・・いや・・・彼らが龍パラに行くために少し借りるだけさ・・・最初の一回はね・・僕が連れて行くわけにもいくまい」
「わかんないけどどういうこと」
「セリカのもとに一度帰るんだ・・・いいね?彼女の研究が進んでいれば・・」
「やったーセリカ様にあえるー!」
「・・ではこのまま戻ります・・リュウマンいきましょう!」
「はっお嬢様!」
シュイーンとガハと呼ばれた少女が・・大きい飛竜になった!
「うおおおおこれどっかでみた・・・でっかい!」
シュイーン!ドシュ!光となってどっかにきえた・・
「さて・・ここを発つ前にロッシャーだが・・」
ロッシャーの後始末
第2124話
(2018年7月24日投稿、2018年11月8日掲載)
ロッシャーの後始末
「そうだねここどうしたもんかねー」
「フッ・・とりあえず適当に住民を連れてこよう・・・聡明な方がいい・・よしこの人だセヤ!」
すると突然パンツのレスラーが現れた
「イッタイココハンデスカー!?ワタシゴハンタベテマシター!」
「フッ・・・君は皇帝だ・・・皇帝だ・・この国を平和に統治するのだ・・・」
「イッタイナンデスカー・・・?・・・私は皇帝だ・ロッシャーの皇帝!」
「フッ・・・ではあとは君に任せた!ではベリュルたちはロンカに戻り給え」
「うん!わーいセリカ様ー!ねえところでそのパンツおまえなにもの」
「私は・・・レスラー・・いや・・ロッシャーの皇帝・・・その名をロッシャー木村という!あとはまかせるのだ!」
「おう」
その後ロッシャー木村が何か騒動を起こすようだがそれはまた後日談・・・
「そして俺たちはロンカの黄金宮殿に戻ってきたわけだ・・・ナナさまーーー!ただいまーー!」
「あらベリュルさんおかえりなさい!元気そうでよかったです!お怪我はありませんか・・?」
「うんだいじょうぶ!ちょっと寒かったけど・・」
「まあ・・・それでは温かいお部屋で休んでくださいね・・・」
「ねえねえせりかさまどこ!」
「ああ、セリカ様なら、黄金宮殿研究室で研究に没頭していらっしますわ・・あのお方理系でもありますのね素敵ですわ・・・」
「わーいありがとう!じゃあいってくる!」
「お怪我には気を付けてくださいね!」
そして適当に探し回ると研究室があった・・・
「コンコンしつれいしまーす!」
ガチャとはいると・・・ウィーンとセリカ様が何か作っていた
「ねーねーセリカさまー!」
返事はない
「セリカさまってば!」
「わっ!びっくりしたでありんす・・・ああベリュル殿か・・・いかがしたでありんす?」
「龍パラいきたいの!」
「あ・・その件ならアムロックどのにうかがっているでありんす・・こちらへ!」
ふと気づくと黄金宮殿の庭の裏・・・
「こ・・・これは・・!」
「鬼戦艦を修理して前よりぱわーあっぷしておいたでありんす!三時間はかかったでありんす」
「おおおお・・セリカさま天才では」
「そんなことは・・・でもこれでいけるでありんす・・媒体はあるでござんすか?」
「なにそれ」
「龍パラに関する何か・・・・なんでもいいでありんすが・・」
「あるわ!ホワイトオーブ!」
「メリアナニー」
「それでいいでありんす!ただ・・龍パラはかなり遠いので・・・いったんモアイパラドクス経由で行くでありんすすでにセットしたでありんす」
「へー」
「では準備ができたら出発でありんす!」
「できた!」
出立!鬼戦艦!新たなパラドクスへ・・・
第2125話
(2018年8月16日投稿、2018年11月9日掲載)
ドドドドド・・ルールールーと新生鬼戦艦は飛んでいく!飛ぶ前の会話だ・・いわゆる回想
「あちきがいなくても・・・だいじょうぶでありんすね?外敵と遭遇した時の為に念のためブラセマを積んでおくでありんす」
「おうだぜ!・・・でモアイパラドクスによってどうすんの」
「補給基地がありんす・・・そこでモアイパラドクスの補給基地のゴンザレス長官にこれをわたしてほしいでありんす」
やきそばまんじゅうフライをてにいれた!
「これは・・?」
「あちきがモアイパラドクスでお世話になったお礼でありんす・・・」
「ふーんわかったでも誰が誰だかわかんないよモアイみんな同じ顔してない?」
「案内役をつけるでありんす・・・おーいでありんす!本人曰く今のモアパラについて結構詳しいらしいでありんす」
セリカが誰かが呼ぶと一人の黄金ズがやってきた・・ここまで回想で・・またドドドド
「モアイパラドクスまでがまず1か月ぐらいかかるらしくて、そっからまた龍パラまで1か月だってさ」
「リューマンたちは飛んで行って1時間で作らしいわ・・・私たちも一度つきさえすればワーパー使えるのに・・・」
「龍の力ほしからずや・・しかしこの黄金ズしゃべんないな・・おーいなんとかいったらどうだいカネカシン!」
「・・・」
ノ・カネカシンが仲間にはなっていないがナビゲータとしてついてきているようだ・・・腕を組んで目をつむっている
「ねてやがるのか!なんでこいつモアイにくわしいんだろ・・・おーいおきてー」
「・・・起きている・・こんなところで余計な体力は使わないことだ・・・」
「えっらそーに!まあいいやのんびりゲームでもしてよ」
ここで新登場のいろんなゲームで遊べるぞ!「あなたがここにいないから(演歌RPG)」や「リアル料理ブラザーズ」「どぶそうじ」「ジャングルキング(ADV)」など斬新なものばかりだ
「面白いかどうかはともかく暇つぶしになりそうだ・・・時間を無理やり進めてもいいけど」
ふと気づくと3週間以上たっていた・・・
「ふぁーふぁー昼夜逆転しちゃったそろそろ直さないと・・・カネカシンまだ腕組んでやがる」
「・・・」
すると鬼戦艦に何かが接近してきたウーウーウーがした!
「ナニカガセッキンチュウ!ナニカガセッキンチュウ!ドクロマークノセンカンデス!」
「なにそれ!こわい!」
するとノ・カネカシンがはじめて目を開いた・・・!
「やつらか・・・」
ゴゴゴゴとドクロ戦艦が近づいてくる・・・ぶつかるか・・?
「ショウトツコース!ショウトツコース!カイヒシマス!」
「だれかたすけて!!!!」
超空間での危機一発!
第2126話
(2018年8月16日投稿、2018年11月10日掲載)
ぶつかるぞーーー!!!!
「うわあ」
しかしドクロ戦艦はぶつかる寸前かすめて去っていった・・・・通信が入った
『ばきゃろー気を付けろデース!』
「そっちこそ!死ぬかと思ったのだ・・・」
通信が切れた・・・そしてドクロ戦艦はどっかへ去っていった・・
「エーイロイロアリマシタガ・・ホンカンハマモナクモアイパラドクスニトウチャクスルミコミトナリマス」
「おお」
「入パラ許可証取得完了・・・モアパラ補給基地ヘ着艦シマス!」
新たなパラドクスが見えてきたと思ったらもう近づいており、ズニュッと進入に成功した・・・
「チャクリク!ホキュウニハスウジカンカカルミコミデス!ソノアイダ、ゴンザレス長官ニオミヤゲワタシテキテクダサイ」
シュウウ・・・プシュー!扉が開いた・・
「うーん降りてみるか・・・こっここは・・」
あたりはほとんど石だけでできた建造物だらけだった・・なんとモアパラは石のみで科学してるようだ・・構造は不明だぞ
「石とは・・あっカネカシンも出てきやがった」
「・・・ちょっと野暮用がある・・」
「でも数時間で出るんだぜ!どこいくんだ!あんま遊んでる時間はないんだぜ!ゲームショップいくだけでもう」
「もし俺が戻らなかったら・・俺は放っておいて出発しろ」
「まずは長官のところまで案内してちょうだい!モアパラに詳しいからとセリカ様がつけてくれたんだぜ!」
「・・フウしかたあるまい・・入り口まで案内しよう・・長官の館はこっちだ」
「まったくわがままなやつめ」
スタスタとカネカシンの後をついていった・・
ふと気づくと何気にものすごい入り組んだ路地だ・・途中ワルモアイたちがこちらをじろじろみている・・なんだか治安が悪そうな路地だ
「なんだモア・・黄金ズがいるモア・・・ロンカーかモア・・・なんでここにモア・・金目のモアは・・・きれいなねーちゃんたちだモア・・モアモア・・・」
「わわなんだいここ!」
「オラーなめんなモア!やるかーモア!ぎゃあモア!・・・てめーざけんなモア!ガチャーンモア!ドカッモア!ぎゃああモア!」
悲鳴や怒号があちこちから聞こえるようで簗寛治
「フン・・・相変わらず治安が悪いな・・・」
「なんでこんななのに黄金ズがいないの!モアパラ黄金ズは何をやっているのだ!こんなふきだまりになってるのに」
「貴様・・黄金ズを警察かなにかと勘違いしていないか?・・こんなものは民どもで勝手に処理する案件だ・・・・っときたか」
「うえーいなんか黄金だーー!金よこせーー!」
アウトローモアイが襲ってきた!
第2127話
(2018年8月16日投稿、2018年11月11日掲載)
なかなか硬かったがナントカ倒した
「金の針で一撃かも!もしモアパラ冒険になったら金の針もっていけばどんなやつも・・・ククク・・クーックック」
「・・・ついたぞ・・何をぼんやりしている!ここが長官の館だ」
そこは・・・石でできた巨大な建物があった
「ここか・・よしお土産持って入ろう・・おいカネカシン勝手にどこいく!」
「野暮用といったろう・・・案内は済んだ・・あとは勝手にさせてもらう」
「時間までには帰るんだぞー!全く役に立つんだかたたないんだか!よしはいろう頼もう!」
すると建物には石でできた広場になっており、中央の玉座にヒゲ付きのモアイが座っていた(モアイパラドクスの生物は顔はモアイだけど体は人間ぽいぞ)
「ようこそいらっしゃったモア!・・ワシはゴンザレス・・おやその匂いは・・やきそばまんじゅうフライ!!!ということはセリカ殿の!」
「おう!お前がゴンザレス長官か!セリカさまがこれ渡してきてだって挨拶で」
「ほうほう・・いただきます!いやーうまかった!これでちからが50もあがったわい」
「なにそれ」
「してなにようじゃの?おぬし達・・ロンカー?いや別のパラドクスのものたちのようじゃが?」
「いや龍パラに行くのにここ通っただけなのだ」
「おおそうであったか!まあここは治安が悪い、ゆっくり休んだらすぐ出発するが良い」
「ゲームショップないかな」
「ないかも」
がっかりし長官の館を後にした・・
「さ、用も済んだし鬼戦艦に戻りましょう・・・今夜はカレーよ!夏野菜がたくさんなの!」
「うおおお!まってました!夏のカリー!」
道中アウトローモアイが襲ってくるがまあ弱いので無事戻ってこれた・・・
「ホキュウカンリョウシテオリマス!マモナクシュッパツシマス」
「でもカネカシン戻ってきてないぞ・・ほっといてでちゃおっか」
「そういうわけにはいかないでしょう・・待ちましょう」
ふと気づくとやがて夜になった・・・
「カリーちょううまかった!!!グエーップ!しかしやつ帰ってこないぜ迷子になったのかな・・おまわりさんに探してもらうかモアイのおまわりさんハハハ」
「私たちよりここに詳しいはずよ・・・何かあったに違いないわ」
「じゃあ明日探しに行こうか」
するとコンコンとノックがした・・・
「俺だ・・・カネカシンだ」
扉を開けると・・カネカシンが誰かを抱えて連れてきていた
「おおやっとかえってきやがった!さあ出発だぜ!全く待たせやがっていったいどこをふらつきやがってたんだ!だれそいつ!」
そこには黒いスーツにドクロのマークが書いてある・・角の生えたアフロの男が血だらけでいた
「うう・・・う・・・」
「話は後だ・・こいつの手当てを頼む」
手当とは・・・!?
第2128話
(2018年8月16日投稿、2018年11月12日掲載)
手当て・・・
「ケアルヴァ!」
「治った・・・すまぬ・・恩に着る」
「ねえ誰お前」
「お前たちこそ・・・ロンカー・・いや・・いろいろな混合物か・・俺たちみたいな・・」
「ねえベリュルこの人・・・鬼じゃない?人というか鬼」
「なっはっつっつのが生えている!なぜ鬼がモアイにいるんだ!お前は何者だ!カネカシンどういうことだ!だれこれなにがいったい!」
「落ち着け・・・こいつは俺の古い友人だ・・・テツオ」
「ああ・・俺はテツオ・・・なあキンダイチ・・・こいつら信用していいのか?」
「・・・俺が言うのも何だが・・・信用しろ・・こいつらというより俺をな」
「わかった・・・どこまで話していいのだ?」
「こいつら次第だ・・・おいベリュル」
「なんだぜ」
「龍パラに行く前に・・・俺はここで悪を退治せねばならぬ・・・お前たちは龍パラにいくがいい・・・」
「悪だと!何者だ!倒してやるぜ!」
「と・・・テツオこういうことだ」
「・・・いいだろう・・だがいいのか?お前たちの目的もあろう・・龍パラとはまた飛んだ遠いところに・・」
「いいってアムロックがなんとかするさ!」
「なんだそれは・・・・俺は・・俺の名はテツオ・・・殺し屋テツオだ」
「なっ殺し屋だと!許せないぜ倒してやる!殺し屋というのは全身ふんどしで俺たちにとっては倒すべき相手であり!神妙にお縄につけい!」
「落ち着けベリュル」
「だって殺し屋なんだもん!」
「・・・なるほど・・信用していいようだな・・・キンダイチよ」
「だれキンダイチって」
ふと気づくとキンダイチとは何者だ!?
「・・・俺の体の名前だ・・相性がよく今はほぼ意識混合体だがな・・・」
「そうだったなキンダイチ・・・お前はロンカーの黄金ズになったんだったな・・わざわざそれなのにこんなところまで・・」
「気にするんな・・・お前たちのアジトにいくか?」
「それがいい・・・サスケもきっと歓迎してくれるだろう・・」
「だれサスケって」
「いいからついてこい・・・・そこですべて話そう」
「うーむ今度こそいろいろ話貰うぜ!いつもあとから実はこうでしたとか多くてやきもきすんぜ!いっていいですかダンナーザ」
「わかったわよみんな行きましょう・・カネカシンにはロンカを救ってくれたみんなの借りがあるんですもの・・」
謎の男殺し屋テツオのアジト・・・
第2129話
(2018年8月16日投稿、2018年11月13日掲載)
そしてまた入り組んだ石垣地帯にやってきた・・・
「ひー迷路じゃないか!」
「モアイパラドクスの連中は生まれつき迷宮思考らしく・・何でもかんでも迷宮にするのが好きなようだ」
「めんどくさいやつらめ」
テツオから引き離されないようについていこう時折悪いモアイが襲ってくるが金の針をたくさんつかおう
「そしてどんどんすすんでいくと・・・行き止まりじゃないか!」
「・・・ここがアジトの入り口だ・・・コンコン」
『合言葉をどうぞ』
「合言葉」
『よし入れ・・そう合言葉をそのまま合言葉にするとは思いつかなかったろう・・クク』
ギーとドアが開いた・・・何と中はコンピィーターだらけのすごい秘密のアジトって感じだった
「こっここは・・・一番奥に司令部みたいなのがある・・いってみようそしてついた」
「ようこそ客人・・・そして久しぶりだな・・キンダイチ」
そこには三人のキャラクターがいた・・・!
「ああ・・久々だな・・・サスケよ」
そこには白人で力士の男がいた・・・
「お客人に自己紹介しよう・・・話は聞いている盗聴でな・・・私はリーダー頭脳明晰で元詐欺師のサスケだ・・ロンカーだ」
「なっロンカーだと!?しかも詐欺師!?」
「元だ」
続いて・・横には黒人の殿様がいた・・
「ヘーイミーはすーぱーコンピューターエンジニアのジョー!黒人で殿様ネ!これでも鬼ネ!ヒサビサネ!キンダイチ!」
「なっ鬼だと!」
そして・・最後は少しかなりお年を召した女性がいた(人間で90歳ぐらい)・・なんか不気味な装束を着ている頭にドクロの兜をかぶっていた
「わたしは・・・ネクロマンサーのマサコ・・・ロンカーよ・・」
「ほう・・こいつが・・」
「なっこいつもロンカー!モアイぱらなのにモアイがおらずほかの連中ばかり!」
「アナータガターモたちもそうではないデスカー・・・」
「そうだった」
「そして俺が・・・殺し屋のジョー・・・かつていろんな殺しをやってたかんじの想像通り鬼パラのものだ・・」
ふと気づくとそうだった・・・
「ところでお前たち何者なのだ!サスケとかいうボスっぽいやつ!」
「我々は・・・謎のアウトロー組織、ブリプリファイアーL4だ!」
「なっなにものだ!ブリプリファイアーL4だと!?」
「・・・4人で賞金稼ぎや薬の運び屋を退治したり、悪の組織の鐘を拝借したりしている組織だ」
「ふむいわゆる悪者の金をとるってえやつらか」
「そこのキンダイチも・・元我々の仲間だった」
「なっカネカシンが・・・アウトローの連中の一人だと!?」
カネカシンの過去・・・
第2130話
(2018年8月16日投稿、2018年11月14日掲載)
カネカシンはもとはアウトロー!?
「そう・・・俺らとともに悪者どもを詐欺にハメて金を稼いでいたのさ・・黄金ズになって思うように動けないようだが・・」
「そうでもないさ・・」
「へー」
「もう昔のことだ・・それより聞きたいことがある・・テツオは・・・モアイワルデッカ財閥のドン、ワルデッカにやられたのだな?」
「ああ・・」
「モアイに財閥とかあるん」
「ワルデッカ財閥は俺でもあきらめた連中だ・・・お前たち奴らに手を出しているのか・・」
「お前が抜けた後入ってきたネクロマンサーのマサコのおかげで我らは有利に立ってはいたのだ」
「ほう・・・俺の後釜か」
「わたしは・・・死者を操れる・・・奴らに殺された無念の死者から情報を得たのだ・・・奴らの悪事もすべて・・死者から情報を得れるのだ」
「死者に口なし・・・お前の力があれば死者でも口ができるというわけか・・俺の後釜以上の役割を果たしているようだな」
「お化けあやつれるの!こわい!さあそれより全部話してもらうぜ!黒幕とかそういうのぜんぶ!」
「・・サスケ、今回の黒幕・・ワルデッカだな?」
「ああ・・やつは・・・黄金ズが大ごと以外不介入なのをいいことに・・我らモアイを一部支配し、すべての利権を独り占めしているのだ・・」
「それでミーたちもおこぼれにあずかろうと・・しつこくやつから金をいただいているのデース!いつもなら逃げ切っているのデースガ」
「だが・・・ついにやつらの逆鱗に触れた・・・というわけか?とっととここから離れればいいだろう・・危険だここは!」
「それが・・そうもいかなくなったのデース・・・サスケのオヨメサンが・・」
「サスケのヨメ・・・モアイのモア子か・・そういえば姿が見えないな・・どうした?」
「・・・ワルデッカに人質にされ・・殺されたのだ!」
「なっなんだと!」
「なっモアイがモアイをコロスだと!殺モアイ事件だぜ!許せないぜ!」
「・・事件そのものは闇に葬られた・・だが・・・とある刑事・・モアイ刑事モアーイン警部補が俺に情報をくれたのだ」
「ほう」
「やつは正義あふれるモアイ・・・ワルデッカを逮捕するとがんばっている・・だが俺たちも指をなめているわけにはいかぬ!」
「・・復讐か」
ふと気づくと復讐・・・
「そうだ・・・やつだけは・・我々の手で殺さねば・・!」
「そうデース!モア子さんは料理がうまく・・ただの石ころをビーフステーキのようにやわらかくおいしく調理することができてマーシタ・・我々はいつもその料理で・・ウウ・・」
「復讐は何も生まれないぜ・・!そんなことはやめんだぜ!」
「こんなきれいごとを言うやつを連れてきたのか?テツオ・・・キンダイチ」
「・・・ワルデッカは・・モアイの秘宝をも独り占めにしているという噂だ」
「なにっ許せないぜ!俺らもモアイの秘宝を取りに行こうぜ!」
「よし・・・ならいい・・さてそろそろモアーイン警部補から連絡があるはずだが・・・どうした?マサコ」
「・・・みて・・・テレビを・・・ニュースをやってる・・」
『やっほー!モアイdeニュースのお時間です本日のトップニュースはこちら!怪奇!正義に燃えたモアーイン警部補自殺!現実と理想のはざまに悩まされたか?です!死体はモアイ高原に放置されています!』
「なっなにっ・・モアーイン警部補が自殺だと・・・」
「・・やられたな・・これでワルデッカの情報源が消えたわけだ・・・」
「いえ・・・死体が放置されている・・・ということは・・・貴重な情報源よ・・・いきましょう・・」
どこへ・・!?
最終更新:2018年11月19日 13:45