第2191話
(2018年11月15日投稿、2019年1月14日掲載)
テーマパークの飴屋さん
「はいいらっしゃいな!飴はいかが?」
「美しい女性の定員さん飴ほしいのだ!うわあ色とりどりのいろんな飴があるや!」
「はい、こちらはフルーツドロップ、ハッカ飴、のど飴、餃子飴、アイス飴などいろいろな飴を取り揃えていますよ」
「ねえねえそのでっかい飴ほしい」
「どれでございましょう」
ベリュルが指さしたのは奥に飾られていた巨大な飴だった・・・とても口に入るとは思えないが
「緑の光沢、つるつるの輝き、あふるるパワー・・その飴こそが俺が食べるべき飴だぜ」
「お客様申し訳ございません・・これは見本で売り物ではないので・・」
「いいからちょーだい!それほしい!」
「お客様こちらはわたくしの私物でして・・その・・」
「いくらなら売ってくれる!」
「いえ、そのこれはとても大事なもので・・・・」
「店員さんけち!ところで美しいのになんか気になるんだけど、あなたツノ生えてませんか」
「え・・いえこれはその・・・」
「はっまさかあなたは人間ではないとか・・・鬼とか!」
「い、いえそのあ・・あのその・・いえ、これはコスプレでございます・・・はいコスプレです」
「そっかじゃあそのでっかい飴ちょうだい!」
「あ・・あのこれはオーブ・・いえ、私の大事なものでその・・・」
「ベリュル!なにやってんの店員さん困ってるじゃない!」
「だってだってあの綺麗な飴玉ほしいのだ!食べたいのだ!」
「申し訳ございません・・これは食べ物ではなくて・・・・」
「ほら困ってるじゃない行くわよベリュル!ごめんなさいね店員さん・・ほらはやく!」
「ちえっそうだジョナサン元気にしてるかな」
ベリュルたちが去っていくと・・店員さんはこわばった表情を見せた・・
「ジョナサン・・ですって・・・?まさか・・・」
ふと気づくとランダムパークのテーマパーク
「まだまだ遊び足りないのだ」
「そうねえ・・・あら?通信よ!でてみなさい」
「おう!もしもし・・あアムロックどうしたのだ?」
『フッ・・・朗報だ・・聞きたいかね?』
「ききたーい!」
『フッ・・・モアパラの黄金宮殿にくるんだ・・ウリエルさんのところにね・・ただし』
「ただし」
『今から言うものを持ってきてもらいたい・・・ランダムベルテーマパークの飴屋さんの青リンゴ飴と、ファラオカート2だ!いいかね?』
「わかったぜ!黄金様でも飴なめるのかねじゃあいくよ」
『フッ・・あ、そうそうゲーム機ももう一台いるかな・・では待っているよ・・・』
待ちつ待たれつ待ち焦がれ・・・
第2192話
(2018年11月15日投稿、2019年1月15日掲載)
まずは飴屋さんへ
「おねーさん飴ちょうだい!」
「またきたのねあなた・・・このオーブ・・いえ、これはあげられないの」
「それはもういいの青りんご飴ちょーだい!」
「あら!よろしくってよあなたならタダであげちゃう!はい青リンゴ飴!」
「やったのだ!青リンゴ飴ゲットだぜ!」
「ちょっとタダでって・・おねえさん?」
「いいのよ・・・役に立ててね」
「おうだぜ!」
そして次はファラオカート2を買いに行った!ファラオやコースが増量しているゲームソフトで大人気だ200キャラ6000コースあるぞ
「よーしゲームショップいこう!」
しかし世界中のゲームショップどこに行っても売り切れであった・・そう世界のどこでも
「なんてことだ・・これは手に入らないのではないか?ランダムベルの街角掲示板になにか情報ないかな」
見に行くとあった
「ファラオカート2が欲しいもの・・・そのへんにある寿司屋で寿司づくり勝負をして勝ったらプレゼントしてやろう・・ウナバラより」
「おお!寿司勝負だと乗った乗った!おっ近くにミスター寿司っ子っていう店がある入るぞガラッたのもう!」
「へいらっしゃいなんの御用で!」
「ファラオカート2!」
「勝負ですね!かしこまりやした!ウナバラさーん!お客人ですぜー!」
「ほう・・・吾輩に勝負を挑むとはどこの馬の骨・・ややっ貴様らは!」
「ややっお前はいつかのハンバーグマン!」
「むういまいましいやつらめ・・まあいい・・寿司勝負とな?」
「おうだぜ!お前と寿司づくり勝負ってえ算段か!」
「ちがうな・・勝負というのは・・・この吾輩をうならせる寿司を貴様が作れるかどうかだ!ワハハハ!」
「なっどういうことだ!」
「ではルールを説明します」
ふと気づくと寿司づくりのルール説明・・・
「まずはネタ・・それは貴様が集めてくるのだ!」
「なっ」
「シャリその他はこちらで用意しよう・・そして握るのもお前(プレイヤー)だ!いいなできるだけイイネタを集めてくるのだ!」
レンジャーで集めろってこと
「よしじゃあ手持ちから適当に・・・」
台に立つとネタを選べるぞ!そしてAとBを程よく(いい感じに)連打し、LR同時押しで完成だ!
「ゴブリンの右手で・・・よしこれをシャリの上にのっけて・・できた!ゴブリンの右手寿司!」
試食タイム!
「ほう・・これは今までに見たことのない・・・ムシャ・・・うげーーーー!!!まずっ!なんだこれは0点!80点以上取らぬと認めぬ!うげっごはごは!」
まあ最初はこんなもんだ・・・
「失礼な奴だ!精魂込めて作った俺の寿司を!」
「貴様は・・・寿司の基礎からか・・よいか!寿司はネタが8割を占める!ネタがくそだとどうしょうもないのだ!これをやろう」
ネタの質はかりきを手に入れた!
「これでネタを調べると点数が100点満点で採点してくれるぞ・・これをもって旅に出るが良い!」
「おう!ではネタ探しの旅が今始まったのだ!」
ネタを求めて・・
第2193話
(2018年11月15日投稿、2019年1月16日掲載)
ネタはいろいろ詳しくは図鑑などで
「結局ゲテモノはだめみたいだね・・・魚系がいいっぽい」
「ターキャーでとれるトキシラズや、関サバ、星がついたサバだかタイだかとかがすごい点数高いわね・・」
プレイヤーはネットでいろいろ調べ、ターキャーの北のほうで出てくるサーモンマン(鮭のマスクをかぶった力士)からはぎ取れるトキシラズをゲットした!100点だ!
「よーしこれなら!調理開始だ!」
ABを程よく連打といったのだが力が入りすぎ連打しすぎた!
「ありゃりゃネタをシャリとシャリで挟んで見えなくなっちゃったあと醤油につけすぎて真っ黒け!まあいいやさあどうぞ!」
「ふむ・・ネタは良いようだが・・味は?・・・ぐえーーーーーーーーーーーーーーーーー!!からっ!ゲハガハガガハ!なんだこれは!1点!」
「ちょっとまったーーー!」
ベリュルの叫びにあたりはシーンとなった
「それはおかしいぜ通らないぜウナバラ!お前はうそつきだ!」
「な・・なにをいう!吾輩の舌にケチをつける気か!」
「いいか・・お前は言った!ネタが8割だと!」
「それがどうした」
「つまり素材が100点のベリュル寿司、ネタ以外が失敗して残りの技術展の2割が0点であっても受け入れよう」
「うむよい心がけだ」
「だが素材は8割・・80%として・・ネタだけでも80点のはずだ!合格なはずだ!」
「お・・おのれ!ちがう!寿司はネタと技術の掛け算だ・・単純な足し算ではない!」
「じゃあ満点は・・技術20点×ネタの80点で1600点のはずだ!そして1600点を割合で100点としても1点が16点となる!」
「それがどうした!」
「ネタが80点で技術が1点でも1×80点、5点ぐらいはあるはずだ!1点というのはインチキだ!」
「ふむ・・・技術が1点もないという可能性が高いが・・まあ一理あるともいえる・・では慈悲で5点やろう」
「やったぜ!」
「じゃ失格だ出直してこい!」
「なぜだ!」
「80点必要だといっただろうが!」
「ふむ」
ふと気づくと寿司の道はいと遠し
「くそーもう一度!」
「10点」
「まだだ!もう一回!」
「5点」
「あきらめるものか」
「5点」
まあこのプレイヤーはさすがに下手すぎたが5回失敗すると救済が起こるぞ!調理するのところに
エリアセスに頼むがでるのだ!
「エリアセスおねがーい!」
「まかせてベリュ!寿司は私の得意分野の一つよ!」
全部得意だと思うが100点取れた
「うむむ・・見事だ・・この吾輩をうならせるとは!こののど越し・・コク・・はらりとほどけるシャリに天使のほほえみ・・パッパラー・・褒美にこれをやろう!」
ファラオカート2を手に入れた!
「やったー!!!!」
ここからは店で買えるようになるぞいっぱいあそぼう
「それよりジョナサンでしょ」
「なんだっけ」
ジョナサンの願い・・・
第2194話
(2018年11月15日投稿、2019年1月17日掲載)
そして再びモアパラの黄金宮殿に戻ってきた・・
「ただいまーあれーアムロックは?」
「外出しております・・お帰りなさいませ」
「美しいですが・・見たことあるんですが・・お名前は誰だっけ・・ええーと・・ずいぶん長いこと話が進んでなかったような・・」
「マミー・パパラティアでございます・・・」
「そうだった!マミーさんこんにちは!よろしければ・・あっそういえばねえジョナサンは・・あっいたいた」
「えへへー」
するとマミー・パパラティアの後ろからジョナサンがひょこっと出てきた・・・
「もってきたぜ青りんご飴とファラオカート2」
「やったやったーー!!!ねえねえあそぼあそぼーー!」
「おいおいどうした急に!君ゲームやったことあんの」
「ないけどやってみたい!ねえねえやろ!」
「なにかね急に態度変わったなこの子」
「はやくはやく!」
「まあいいや!よーし勝負だぜ!」
10戦程したが・・ベリュルは全敗した・・・
「おもしろーい!こんな面白いものがあるんだ世界て・・・」
「面白くない!」
「ねえねえ、私と一緒にこれからも遊んでくれる?」
「おうなんでも遊んでやるぜ遊びも俺たちの仕事っていうし」
「やったーー!!マミー・パパラティア・・ウリエル様!いい?」
するとウリエル様の声がした・・・
「アムロック様からうかがっております・・・あなたはきっとそうするだろうと・・・ベリュルさん方お願いいたします・・・ううっ」
「おうだぜ!・・ってそれよりあなた苦しそうですが大丈夫ですか」
「だ・・大丈夫です・・早くその子を龍パラに・・龍の子らをあつめ・・うう」
「だめだ尋常じゃない苦しさだぜ!おいマミー・パパラティアさんどうしたらいいの助けたい!」
「お察しくださいベリュルさん・・ウリエル様は身を挺して・・・」
「何があったのか話たまえ!」
ふと気づくとウリエルの苦しみ・・・
「ウリエル様・・話しても構いませんね・・?」
「・・・でも・・」
するとナナ様の声がしたどこからともなく・・・
『ウリエル・・もうよいでしょう・・あなただけがそこまで背負わず・・その者たちの力を借りるべきです・・その者たちは・・』
「あっナナさーん!ウリエルさん助けたい!」
『はい!私もです!マミー・パパラティア・・・お話なさい・・あの事を・・・』
「はっ・・ウリエル様・・よいですね?」
「・・・はい・・ナナ様・・」
「では聞いてください・・ウリエル様は・・・その昔・・黄金学園で・・・とんでもないことをしたのです・・・」
「なっいきなりなんだ!」
黄金学園・・?
第2195話
(2018年11月15日投稿、2019年1月18日掲載)
黄金学園とは?
「なに黄金学園って」
『私がかつて在籍していた・・・黄金ズたちの育成する場所です・・』
「へーどこにあんだろ」
「ウリエル様は・・・黄金学園の創始者様の像を・・虫の居所が悪かった時、うっかり殴って砕いてしまったのです・・・」
「なっどういうことだい壊しはよくないぜ」
『創始者様の像には・・創始者様の魂がこもっておりました・・ですが破壊と同時に・・魂がどこかへ飛んでしまったのです・・』
「へー」
「はい・・魂を探しましたが・・いずこへと消え・・見つからないままなのです・・・修復はしましたが・・・」
「治したならいいんでない」
「いいえ・・・創始者様の魂の力の一つがこのモアイパラドクスの力を抑えていたため・・・代わりが必要となったのです・・・」
「どういうことなにこのパラドクスの力って」
「それは・・その・・・あのそれは・・いうわけにはまいりません・・モアイが・・その・・いえその・・」
「なにかね」
「それはともかく・・ウリエル様は・・ナナ様の後釜として女総番を長く勤め、その座についていたため功績をたたえられウリエルの称号をもらったばかりでした」
「ふむう」
「しかし卒業とともに・・・志望者が極端にいないこのパラドクスの・・・黄金王となったのです・・自ら志望して・・」
「大変かね」
「部下もほとんどおらず・・・私は当時の部下だったので一緒にここに来たのですが・・・ウリエル様はパラドクスを全域回られたあと・・」
「あと」
「事の重大さに気づき・・自らの力で・・うう・・石と・・うう・・」
「そんな悲しい物語だったとは・・どうしたら助けられるナナさん!ウリエル様!」
「・・・私は・・いいのです・・・こうやって力を抑え続けるだけで・・・」
『それはなりません・・・ウリエル・・・ベリュル・・・龍パラ騒動も大変ですが・・・モアパラにも力を貸していただけないでしょうか・・ベリュル・・』
「もちろんだぜ!!!!」
ふと気づくともちろんベリュル
『ああ・・ありがとう・・・ベリュル・・・いつも本当にあなたたちは・・私は・・・』
「なにすりゃいいの・・あとモアパラの力ってなんなのさ」
『龍パラ・・・いえ、全パラドクスに絡む話ではあるのだけど・・・まだいえないの・・・』
「ナナさんがいえないってなると相当だぜ」
『ごめんなさい・・頼っておいて・・・でも・・何かあったらすべてあなたがたの為に力を貸します・・・』
「おう!」
「ああ・・見える・・・見えるわ・・・」
「どうしたのウリエル様」
「キーマンとなる・・ブリプリファイアーL4の人たち・・・助けてあげて・・・彼らもモアイパワーの犠牲者に・・・なる前に・・」
「なっそれってたしか行方不明になってるカネカシンたちか!死んでなかったのかやっぱ!いったいなにがどう!」
「モアパラの258966次元の町のモアモア警察署・・・そこに何か力を感じます・・」
「よしいこう!どうやっていこう!でもジョナサンどうしよう龍パラにもどらないと」
「いいのよ!焦らないでも・・オーブさえ私の手にあれば!ね、いこいこ!いきましょ!ウリエル様を助けなきゃ!」
まあいまいってもあの村には門番がいて入れなくなってるぞ
「おおういきましょ」
殺人事件・・・?
第2196話
(2018年11月15日投稿、2019年1月19日掲載)
258966次元へ・・・
「ねえどうやっていったらいい俺らモアパラ素人なんだけどマミー・パパラティア」
「ジョナサン様に・・・場所情報を教えます・・龍の翼なら・・教えたらすぐ飛んで行けるはずです・・・」
「一度行けばもう何度でも行けるからね」
「はい・・・ではジョナサンえい」
「なるほどそこね!じゃあいこ!シュウイン」
着いた・・・しかし・・・
「ここがモアパラの258966次元・・・ややっこれはまるで地球の町ではないか!?」
あたりは昭和っぽい建物が立ち並んでいた・・・ここは人パラでは?
「いや・・行きかう人々・・いやモアモアは顔が完全にモアイだ!モアパラで間違いないようだが・・どうなってんだこりゃ!」
「ねえねえねえ!それよりここに何があるの?」
「L4が云々って言ってたな・・警察署か・・あれ?なんか人間が歩いてくるぞ!」
「モアイじゃなくて?・・ほんと!人間よ!」
そこには日焼けしたお坊さんがフラフラと歩いていた・・・
「こんにちは誰お前人間じゃないか!なんでモアパラにいるのだ!」
「・・・は・・腹減った・・・ここは・・どこだ・・・」
「モアパラ」
「おなかが・・すいた・・・何か食べ物を・・・」
「うーん・・あっあそこに食堂があるぞ!どうだい一緒に飯でもお坊さん」
「いいねいいね!面白いー!ねえねえベリュルお坊さんってなーに?」
「・・・ごちそうになろう・・腹が減って・・う・・」
日焼けしたお坊さんを連れて食堂に入った・・・
「よーしかつ丼あるかなーーーーって・・・うわ!!!こっこれは・・・かつ丼どころか・・」
そこには・・なんとモアイの男女の死体があった!
ふと気づくとモアイの男女の死骸・・・・
「これは一体どういうことだ!いきなりどういうこれはなにがどう!」
すると食堂に新たに来客が来た
「てんちょー今日もモアロース丼をいっちょお願いしようかね!・・・お・・おい・・これは・・モア殺しーーーーーーーーーー!!!!」
誰かが後ろで叫んだ!虫眼鏡を持った謎のモアイだ
「ちちちちがうのだ!俺たちが殺したんじゃなく最初から死んでたのだ!」
すると間もなく警察官がやってきた・・・
「御用だ御用だ!私は警官の免西刷蔵(めんざい するぞう)だ!むむモア殺しだ!犯モアイはだれだ・・いや・・モアイではない連中がいるなどういうことだ!」
「いやおおれたちはそうじゃないのだ!たまたまで!」
「わたしもちがうもん!私は誇り高き龍族!モアイを殺したりなんてしないわ!」
「は・・腹減った・・・」
「そうか!腹が減って強盗に入ったのだな・・じゃあそこの肌黒の男よ!お前あたりを逮捕する!御用だ!ガチャン」
「はら・・へった・・・」
男は逮捕され連れていかれてしまった・・・
第2197話
(2018年11月15日投稿、2019年1月20日掲載)
あとに残されたのは通報した男モアイとベリュル一行だった・・・
「やいやい!お前が変なこと言うから・・・変なお坊さんが逮捕されたじゃないか!」
「すまない・・・気が動転して・・・本当に君らではないのか?」
「そうだ!俺らも腹が減って食堂に来ただけなのだ!ねジョナサン」
「うんひどいよあなた!」
「すまない・・龍族に言われたら信用するしかあるまい・・・僕の名前は便田一頃助・・・探偵さ」
「探偵だと!モアイのくせに!名前がモアイっぽくないね君」
「謝罪の意味も込めて逮捕されたかたのところに面会に行こう・・釈放してもらうんだ」
「そうしようなんかわからんが無実はゆるせぜべからずだぜ」
そして男の案内で警察署に到着した・・・モアモア警察署と書いてあった・・・そして受付
「へいらっしゃい!なんのごようで」
「無罪」
「なんでしょう」
「やあ名探偵の僕が説明しよう・・じつは・・」
「ほう・・・先ほどの人間が無実だと・・・承知しました面会を許しましょう・・・」
面会所にいると・・逮捕した警察官と一緒に掴まった男がいたので事情を話した
「いや・・それでも本官はまだ疑っているぞ!こいつが犯モアイだと!心から信じている!信じる心が大事だ!」
「は・・腹減った・・・」
「ちがうもん!私が証人だもん!絶対無実だから!」
「あ・・あなたは・・・龍族の王女様・・失礼いたしました!そういうことでしたら信じる心により釈放いたします!」
「やったぜ!ジョナサン有名なの?」
「何か困ったことがありましたらこの免西刷蔵に清き一票を!」
「なにそれ」
そして男を無事つれだしたベリュル
「恩に着る・・腹減った・・・」
「ねえねえお前名前なんていうの」
「俺は・・俺の名前は・・・うう・・記憶がない・・思い出せない・・・」
「なっどういうことだ!便田一頃助これはどういうことだ!」
「どうやら・・・噂の記憶喪失らしいね・・・これは珍しい・・・しかし名前がないのも困りものだな・・君何か決めてあげなよ」
「うーん・・そうだ無実だから無地津田夫(むじ つだお)!よしお前今日から無地津田夫(むじ つだお)な!」
「わかった・・好きによんでくれ・・腹減った・・・」
すると後ろから免西刷蔵がやってきた!
「おーいきみたち・・病院に運ばれた二人のうち・・女性は死んでいたが・・男が目を覚ましたぞー見学しに行ってはどうかね?」
「ほう!なんかL4からずいぶん話がそれたけどまあ流れで仕方ないから見に行こう!」
目を覚まし男モアイ・・・
第2198話
(2018年11月15日投稿、2019年1月21日掲載)
ベリュル一行と便田一頃助、無地津田夫はモアモア病院へ着いた・・・
「面会ですか?そのお方なら305号室へ入院しています」
病院の宝をあけつつ305号室に入ると・・男がベッドに座っていた
「やあ謎の死んでない男!俺はベリュルこっちは無地津田夫だ!お前のせいで無実なのだ」
「なんだ・・貴様ら」
「かくしかで」
「・・俺が殺されかけた・・どういうことだ・・・」
「どういうことだ!」
「わからぬ・・・記憶がないのだ・・・俺は・・・」
「ほう・・記憶がないモアイ・・・僕はじめてみたよ」
「なっ便田一頃助がびっくりするぐらいお前も記憶がないのか!面白い!じゃあ今度はなんて名前を呼んであげるか・・」
「名前は憶えている・・・木尾鍬擦男だ・・・俺の名は・・・」
「また変な名前が・・モアイの連中どうなってやがんだ」
すると警官の免西刷蔵が再びやってきた!
「残念なお知らせだ・・他に犯モアイが今のところ見当たらない・・・留置所を空にするわけにもいかぬ!仮犯モアイとしてやはりその男を逮捕する!」
「無地津田夫ーーーーーーーーーーー!」
「は・・腹減った・・・」
ガチャン!哀れ無地津田夫は再び捕らわれの身に・・・呆然と残ったベリュルたち
「ほらみろ!木尾鍬擦男!お前のせいで無実の男があんなに!どうしてくれる!」
「記憶がないのだ・・・まてよ・・殺されたとなれば・・・殺し屋がいるはずだ・・殺し屋が犯人だろう・・・」
「断じて違う!」
バタンと何者かが入ってきた!
ふと気づくと入ってきた新たなモアイ・・・
「誰お前ナイフ常に持ってる変なモアイなにものだ!」
「俺はジョン・・・・別次元からここにやってきた暗殺を家業とする殺し屋モアイだ・・・!」
「なっ殺し屋だと!犯人だな!逮捕してやる!」
「違う!俺はこの次元で殺しはやっていない・・・その男の顔も知らないのだ!あの店を見張ってはいたが・・!」
「わざわざ出てきて何しに来たのだ」
「モアイで殺し屋は数少ない・・俺が疑われるのが目に見えているそれでは困るのだ!」
「たしかに・・ねえねえ記憶のない木尾鍬擦男!なんかヒントくれ」
「うう・・一つ思い出した・・・俺は食堂の店主・・そして殺されたという女房の名前は・・妃登五 呂氏子だ・・」
すると看護婦モアが駆け込んできた・・!
「大変です!妃登五 呂氏子さんの死体が消えました・・・!まるで忽然と消えたかのように・・・」
消えた死体・・・
第2199話
(2018年11月15日投稿、2019年1月22日掲載)
消えたモアイ・・・
「くそっいったい何がどうなってやがる!探偵はやく推理を!」
「材料もなしに無茶言わないでくれ・・・」
「殺し屋!犯人だれだ!おまえじゃないのか!」
「違う!・・・だが気になることがある・・・」
「なんだい」
「俺はあの店を見張っていた・・すると・・今日はお前たちの前に一モアイ客がいたのだ・・」
「なっなんだとじゃあそいつが犯人だ!そいつはどこのだれだ!」
「後を付けたが・・・モアモア寺の住職・・ロナルドという男だ・・木尾鍬擦男とやら・・・何か思い出さないか?」
「思い出した・・・ロナルド住職は・・ストーンステーキを平らげて出ていった・・・やつは犯モアイではない・・と思う・・何もされていない・・・」
「どうだか!寺に行って話を聞きに行こうぜ!」
町のどこかにある寺にいき・・・・住職にあった・・・
「ややっ輝きのある頭のモアイ!住職だな確かに・・やいやい犯人!」
「なんですかなナンマイデモ・・・」
「やあ僕は探偵の便田一頃助さ・・・かくしか」
「ふうむ・・・殺しですか・・・それはハンパありませんな・・・しかし変ですな・・つい今しがた妃登五 呂氏子さんが来ましたが」
「なっなんだと!消えた死体の主が!」
「ええ・・・なんでも警察の留置所にいくだとかで・・・すごい形相で走っていかれましたが・・・」
「むう意味わからんぞ・・よし今の話が本当なら警察だ!急げ!」
ベリュルたちは再び警察に戻った・・・
ふと気づくとまたモアモア警察署・・・入り口につくと警察官が走ってきた!
「あっ警察官の免西刷蔵だ!どうした!石のくせに血相かえて!」
「たたたたいへんだーーー!留置所の面会で・・・妃登五 呂氏子が倒れている!死んだはずの!いやさっき死んだかも!」
「どうしたの」
「いきなり妃登五 呂氏子が出てきてびっくりして面会させろでしばらくこなくてみにいったらまたたおれて」
「落ち着け」
「コホン・・・妃登五 呂氏子は死んではいなかったようだ・・だがつい今・・留置所で殺モアイ事件が起きたようなのだ!」
「どどういうことだ!」
留置所にいったベリュル一行・・・するとそこには呆然と立ち尽くす無地津田夫の前に妃登五 呂氏子が倒れていた・・
「こ・・これは・・お前やりやがったな!」
「ち・・違う・・・腹減った・・・・」
モアイの死・・・
第2200話
(2018年11月15日投稿、2019年1月23日掲載)
モアイを殺した男無地津田夫
「えーい御用だ御用だ!さっきのは免罪だが今回は本罪だ!何しろ目の前で起こったのだからな殺人事件が!直接見たわけじゃないけども」
するとその時・・バタンと外から別の何者かが走ってきた・・!
「思い出した・・思い出したぞ!その男はーーーーーーーーーー!!!!」
なんとドタドタドタと病院にいた木尾鍬擦男が走ってきた!・・そしてなにかに躓いた・・!
「うわっと・・・・バターーーーン!」
頭から倒れ・・・床に倒れていた妃登五 呂氏子と頭と頭でごっちんこ!
「ぎゃああ!!!」
死んだと思われた妃登五 呂氏子がショックで目を覚まし・・すごい勢いで立ち上がると立ちすくんでいた無地津田夫の頭に頭がごっちんこ!
「ガコーーーン!!!ギャアアア!!!!!」
無地津田夫があまりの痛さに叫んだ・・・!
「うわ!!大丈夫か!ていうか妃登五 呂氏子生きてるじゃないか!」
「うーん・・あ・・アタイはいったい・・・そうだここにきて頭に血が上ってその男を殴ろうとして転んで・・・あっあんた!」
「おお我妻である妃登五 呂氏子よ!その男を追い詰めたぞ!」
「ああ・・もう逃がさないよ!」
「どどういうことだ!いったいなんだ!モアイが人間をいじめるというのか!」
「そうじゃない!こいつは・・・」
すると痛みで頭を押さえ顔を下げていた無地津田夫が・・・顔を上げた・・・なんと形相が変わった!?
「こ・・こいつは・・」
そこには見覚えのある男が立っていた・・・
「お・・思い出したネー・・・ミーは・・・ミーは・・・気づいたらこの次元にいたデスネー・・・」
そこには・・日焼けしたと思っていたら肌が黒い・・・記憶を取り戻したことにより殿様の服装になった男が立っていた・・・
「お・・お前L4エンジニアのジョー!!!どうしてここに!?おい殺モアイ事件はどこいった!」
「な・・なんのことネー・・・」
「その男・・・無銭飲食をしようとしたんだよ!アタイらのらの食堂で!」
「なっ」
ふと気づくと無銭飲食エンジニアのジョー
「違うネー!ミーはまだ食べてないネー!腹減った・・・」
「いーや無銭飲食だね!その男・・・サバ定食をしっかり注文したね!ねあんた!」
「おう!俺も聞いたぞサバ定食とな!」
「で・・デモ・・・サバはモアパラでは貴重だから1500マンギル払えと言われて・・ミーは断ったネ・・・」
「うちの食堂ではローカルルールで一度注文したらやり直しはきかない!だから慈悲でローンで払えといったのにその男は断ったのだ!」
「そりゃそうだろ」
「そうにきまってるネー!」
「うちの食堂ではそうはいかない!さあ払ってもらう!断って口論になったのでそいつに我々は包丁をなげまくったのだ」
「死ぬかとおもったネ!」
「ふつうはそんなことでモアイは死なない!死ぬのはお前が人間だからだ!」
「ミ・・・ミーは鬼ネ・・それで反撃して頭突きをしたら・・あまりの石頭にて・・返り討ちをあい・・逆にふっとび記憶を失ったネー・・・」
「それで・・・気を苦を失いふらふら歩いていたわけか・・」
「我らモアイは石頭だ・・だがその鬼殿様の頭突きは爆弾なみの頭突きで・・我ら夫婦とも気絶をしたのだ!とんでもないやつだ」
「さすがL4・・どしたのジョナサン」
「なるほど、これが事件の真相だったわけね!」
そして事件は一件落着!ジョーの処遇・・・
最終更新:2019年02月11日 19:47