第2241話
(2019年1月2日投稿、2019年3月5日掲載)
さて一日でおなかもなんとか治った
ベリュル
「スッポンポンヒルズのお宝を探しに行こうぜ!」
スッポンポンヒルズを登っていくと・・2Fそこはまるで町の中のようだった
「すごいいろんな店があるな・・全部無人だぜ」
「人間はどうしたのかしら・・・あら?おみくじ屋さんがあるわ!やってみましょう!おみくじましーんで引くのね景品付きですって!ね、みんなやりましょう!」
「いやどうだろ」
「いいからやるの!ね、
メリアナニー!さて私は・・・オールマイティ吉!あら・・いろいろ書いてあるわ?」
「どうしたのだ」
「今年はそなたにいろいろいいことが起こるであろう・・・すごいことややばいこと・・どれもうれしからずやであろうですって!桜文様晴浴衣もあるわ!私専用のコーデみたい」
「へー」
「メリアナニーはどうかしら!?」
「やってみる!えーと・・・・限界突破最新型吉ですって!えーと・・あなたにうまくいかないことは何もない・・すべてはあなたの思いのまま・・世の中すべてあなたのために存在するものなりですって!」
「すごいじゃない!カエデ模文様浴衣付きね!さあベリュルよ!」
「いやいいかな!おれは・・・」
「ひきなさい!」
ダンナーザにひっぱられ無理やりひかされたベリュル・・・
「わーん!・・・でも今年こそは・・ガサゴソ・・ヤヤッ!」
突然くじマシーンからミミックジが襲ってきた!ナントカ倒した・・・イノシシ模様のふんどしゲット
「だからいったのに!」
いるキャラによっていろいろ違うぞマリは勇者の吉、ロウは神之子吉、ジョナサンやマオはついてくるので引くがドラゴンの怒吉などいろいろコーデアイテムを全員分ひこう!」
「一回10万ギルの価値はあったわね!」
ベリュルが引くと絶対にミミックジが襲ってくるぞABPやギルは0で2回目以降はアクセサリーのふんどしだベリュルのみ装備で効果はなし!
「どうかな今年も幸先悪いぜ!おなか痛いし変な夢見るし」
「ま、いいじゃない!今年も豪華だったしさて登っていきましょう・・」
スッポンポンヒルズ3Fについた
ふと気づくとスッポンポンヒルズ3F・・・
「おぬしたち・・・ようきたの・・・」
そこにはふんどしのみの老人が立っていた
「なっなにものだ!」
「ワシはこのスッポンポンヒルズの管理人スッポナ-竹森・・人間が訪れたのは実に・・何10年・・いや何億年ぶりか・・・」
「そっそんなに!ここはいったい・・・」
「あくまで噂じゃが・・ここの頂上にターキャータワーの入り口が隠されているという噂じゃの・・ホッホッホ」
「なっなんだとここに鍵が・・こっちに着て正解だったようだな」
「ホッホッホ・・健闘を祈る・・・生きて帰ってこれるかな・・ッフォッフォッフォ・・・」
「消えた!オバケ!・・ってここは?」
あたりには面白そうな機会がいっぱいあった・・・
「ここは・・・ゲームセンターだ!!!」
新年ゲームセンター奇々怪々・・・
第2242話
(2019年1月2日投稿、2019年3月6日掲載)
あたりにはいろんなゲームが三昧だった
「うわあたのしそう!いろいろあるなあ・・ややっ!なんだろうこれは」
車壊しVRゲームとかいてあった
「ほほう仮想空間ぽい感じのゴーグルつけて車を壊すゲームです!だって」
プリーズセットゴーグルユアヘッドとかいいてあったのでつけてみた
「面白そう!よーし装着!一回200ギルかガチャン」
「ウィーン!ヨウコソ車コワシへ!武器を選んでください」
「武器?バット、素手、角材があるな・・とりあえずバット」
「デハコレヲオモチクダサイ」
VRバットを持たされた!
「おおリアル!持っている感じがあるぜ!」
「デハ・・ソノバットデ車を壊してください!ステージ1、ベンツ!レディゴウ!」
「うおおおこれで殴れってかボコボコボコ!ガシャガシャガシャきもちいい!手に壊している感覚がある!」
「まあ!はたから見たらベリュルがとちくるってるようにしか見えないわ!すごい技術ね!」
「とどめだ!ガシャーン!倒したぜ!クリアだーーーいてて飛び散ったガラスが体に当たっていたい」
「ソコモVRでイタサをサイゲンシテイマス!実際に刺さりますが!デハ、ステージ2!戦車!レディーゴ!
「なっ戦車だと!ガキガキいててて硬いぞ!はあはあおりゃおりゃおりゃ!!」
これはものすごい硬い!プレイヤーはものすごい攻撃をしてもなかなか壊れないが全力で連打しつつ殴りまくった!」
「よし壊したグシャーー!!はあはあクリアだろうな!」
「オメデトウレーション!ファイナルステージ、タワーマンション!ブレイクゴー!」
「なっマンションを一人でバットでこわせだと!無茶な!」
「ムチャデモヤリナサイ!」
「うおおおおおガキガキガキガキ!」
ふと気づくと2時間経過・・・(このゲーム内専用タイマーで)
「うおおおおガキガキガキ・・・はあはあ、やっと1Fのエントランスの宅配ボックスまで壊せた・・・破壊率は?」
「ゲンザイ破壊率0.2%トナッテオリマス!サアモットモット!」
「ギブ」
車壊しゲームをやめた・・・
「ほかのないかなーややっあれはなんだ!?」
「VRレストランゲーム!自由いメニューを選んでごはんを食べた気になれるゲームです!だって!やってみよ!」
架空の食事・・・
第2243話
(2019年1月2日投稿、2019年3月7日掲載)
VRレストラン!
「ゴーグルを翔けさせられるところまでは同じだがテーブルに座らされた俺たち」
「クチニコレヲイレテクダサイ!」
「なんだね・・ふがっ!なんだこのぐにゃっとしたゴム!」
「VR食べ物デス!コレカライロイロナカオリヤアジガ排出サレルノデス!」
「ふうんまあいいやふがやってみるふが!」
始めるとまずメニューがあったので開いてみた
「ほほう・・・カリカリ焼きそば、サルーインステーキ、ロースステーキ、リブステーキ、トテモステーキ、眼球焼き焼きそばなどいろいろあるな」
「どれもおいしそうねえ・・でも妄想なのよねこれ」
「じゃあカリカリ焼きそば!」
ウィイン!ベリュルの目の前に妄想の焼きそばが置かれた!VR箸でつまんで食べるようだ
「口元に持ってくると香ばしい匂いが!ややっVR食べ物から焼きそばの味がしみだしてきたぞ!うまいぞ!VR食べ物の硬さが変わる!」
「これはおいしいわ!妄想とは思えない!」
そう、視覚に加え、VR箸での触覚、VR食べ物口に入れで味や触感、香りが楽しめる面白いゲームだ!」
「全部食べたー・・・いやーくったくったおなか減った!」
そう残念ながら胃には入れられないので気分だけ味わって余計に腹を空かせよう
「斬新だけどなんかむなしい!ほかにないかな・・」
「現実と妄想の区別がつかなくなってくるわねえ・・あら?これは何かしら」
「ややっVRテレビゲームだって!有名なゲームだやってみよう!」
ゴーグルをつけると・・・昭和な感じの部屋になり、目の前にゲーム機とカセットが置いてあった
「ややっこれは・・」
「マズハ、カセットヲゲームキニ、サシコンデクダサイ!」
「よーしやってみよう・・ささった!かちっあれつかない」
ふと気づくとつかない・・・
「サシカタガアマイ!フーフーするのも手ですヨ!」
「なんじゃそりゃ!妄想でカセットをもってフーフーし、微妙に半刺しをするのがコツだ・・そしてついた」
「サアココカラガホンバン!ファラオランドノクリアヲメザセ!」
「くそっコントローラをうまく持って画面をみて妄想のテレビをみてクリアする感じか!」
「タマニデテクル、ネコニチュウイシテクダサイ!」
「なにそれ・・まあいいやだいぶ進んだぜ!」
「ニャーン」
ネコがリセットボタンを押してしまった!
「よし次」
妄想と現実の区別・・・
第2244話
(2019年1月2日投稿、2019年3月8日掲載)
NEXTVRゲーム
「ふーむなになに、VR部長だってなんだろう」
ゴーグルをつけると、VR印鑑を持たされた
「なにこれ」
すると社員がずらりと大量に並んでいた!
「部長、承認を!」
「なにそれ」
一人目の社員が決裁書を提出した
「コレヲヨンデ、セイトウデアレバインカンヲオシテクダサイ!フセイトウデアレバタオシテクダサイ」
「ふーむ」
「ソウサハ、オッケーナラインカンヲ、ショルイニフビガアレバ、シャインヲ、コノVR銃でウッテクダサイ!Aデインカンヲオシ、Xデ銃デス!」
「うーん・・そうか、なるほど!へんなことかいてないか間違い探しか!」
一人目・・・・
「以下の物品を購入したく存じます 1.デスクトップPC 8万ギル、業務処理のため新OSセキュリティアップ 2.表計算ソフト2万ギル 業務処理のため機能向上」
「ふむふむ正当な理由だな」
「3.かつ丼5000ギル 腹減ったため 4.宝くじ100万ギル分 一獲千金を夢見て!」
「バキューン!よし次」
二人目・・・
「大きい取引先との打ち合わせのための出張旅費 1.魔ニアモータカー往復5万ギル 2.駅弁2万ギル 3.ホテル一泊3万ギル 4.部長へのお土産1万ギル」
「ふうむお土産とはいい心がけだ・・私費で出させるのはコンプライアンスに違反するとんでもない公私混同の慣習だからな、ここは妥当なところだ」
「4.子供へのお土産2万ギル 5.私へのお土産1000万ギル!」
「ドキューン!次」
三人目・・・
「遊びに行くのでお金をください 300万ギル」
「ズギューン!次」
四人目・・・
「妄想通貨、バイトコインに騙されて借金で手が回らない!助けて!5億ギル!」
「あんな胴元が「さあここにお金を置いてください、ある程度たまったら私が持っていきます」というあからさまなひどいシステムにやられるやつは社員として必要ない!パーン!」
人をもうけ話に刺そうということはそういうことだ
五人目・・・
「おとなしく金を出せ・・・手を上げろ警察に通報したら許さないぞ」
「バキューン・・・もういいや!なんじゃこれ!」
「どこがゲームよ!」
「次だ次!変なもんばっかだなあ・・これはなんだ!?あ、景品ゲームだ!VRじゃない!」
「でも・・これ映像よ?どういうことかしら・・・」
映像クレーンゲーム・・・
第2245話
(2019年1月2日投稿、2019年3月9日掲載)
映像クレーン
「トッテクレヨン」
「なんだろう・・・一見そうだけど、画面がなんか中継みたい
「説明書きがあるわ・・これはターキャーの景品置き場にあるクレーンゲームを遠隔で画面を見ながらどこでも取れるクレーンゲームですですって」
「ふむ・・世界中の映像クレーンゲームから同じ場所にある景品置き場にみんなでつながれて景品とろう!だってやってみよ」
するとよく見ると何前何万もの景品があたりにたくさんつまっていた!
「こりゃすごい!景品録り放題のよりとりみどり!ややっ入れる金額があるぞ・・回数せいかな」
「違うみたい・・普通のクレーン100ギル、スーパークレーン1000ギル、シャベルカーのクレーン10マンギルですって」
「なるほど、どれだけ欲張りに景品を取りたいかでクレーンを決めるのかよし普通のクレーン」
ウイーン・・
「映像だから縦横わかりづらいな・・えーいこの辺・・おっ取れたぞ!」
エフエックスゼットくんガムゲット!
「転送されてきた!10ギルのじゃないか!」
「中には家とかあるわね・・土地は自分で確保してくださいって書いてあるけど・・・」
「シャベルカーでとるのかな・・・遠隔操作ならではだな!」
「なんか人が埋まってるわね・・助けてあげたほうがいいのかしら?」
「まあいいや次行こうか」
「しかしここにも人がいないわ・・本当にさびれて・・あら?誰か奥で手招きしているわ?」
「いってみよう!やや何だこの老人は」
「フォフォフォ・・・わしはVR爺じゃ・・ゴーグルをつけないでVRをやってみたいと思わないかじゃ?」
「でできるのそんなこと!」
「フォフォフォ・・・隣の部屋に入るがいい・・・あ、入場料10万ギルになります」
「たかい」
「何事も経験じゃ!やらないうちから拒否したのでは力にならぬぞ・・」
「そうでした・・さすがです俺たちが浅はかでしたはい10万ギルです」
「フォフォフォ毎度!じゃいってらっしゃいじゃ!」
ふと気づくとVRのおへやと書いてある部屋に入った・・
「中に入ると・・・もうVRゾーンらしいぞこれ全部妄想か!」
「すごい・・・モンスターがうようよいるわ・・これが妄想だなんて・・・」
「ウルフフフ」
「猛獣がいるぜ!触ってみよう・・へえ妄想とは思えない手触り!」
「オレニフレルナ!シネエエエエ!!!!」
猛獣が襲ってきた!
「あははリアルー」
第2246話
(2019年1月2日投稿、2019年3月10日掲載)
猛獣強襲!
「うわあリアルなバトルシーンになったぜ!」
「グワオウ!ひっかき!」
「いてて!リアルに痛い!これはすごいぜ!乱れうち!」
猛獣は倒れた・・・
「いやすごいなこれリアルだなあ」
「ここまで技術が進化したのね、妄想と現実の区別が全然つかないわ!」
「むしろこの妄想こそ現実といっていのではなかろうか!」
「グアワオ!」
猛獣がたくさん襲ってきた、が何ともなくナントカ倒した・・・
「いやーギルも入ってくるリアル!なんという・・・出口に来たぜ!上る階段だ・・あれVR爺」
「おのれ・・・VRでさんざん妄想をたきつけ・・ここを妄想と勘違いし死ぬと思ったのじゃが・・まさか倒すとは・・」
「いやーこのVR爺さんもさっきの人そっくりのリアル!」
「なんてすごい出来栄えなのかしら!」
「・・・ここに昔住んでいた者たちが・・ワシから財産を奪った・・なので貴様らも死ぬのだあ!!!!」
「わあリアル」
VR爺が襲ってきた!
「VR光線!VRキック!VR妄想モンスター召喚!」
「うわあ妄想を生かした様々な攻撃だ!これ全部幻だとはすごいもんだ」
「凝った演出ね」
「よしVRだから手加減なしだ!みだれうちまくり!」
「ぎゃあ!」
所詮人間の幻?なんでナントカ倒した・・・・
「お・・おのれ・・・まさかワシが・・・やられるとは・・・無念を晴らさずに・・こんな・・・うう・・た・・たすけてくれ・・今なら間に合う・・」
「あははやられ方も苦しみ方もリアルぅ」
「おの・・れ・・ぐふううう・・・だめだ・・もう死ぬ・・・バタ・・」
「死に方もリアルね!さあ次の階段に上りましょう!」
「あれ部屋出たら勝手に妄想切れるのかな、まあいいや!アハハ」
ふと気づくと4Fに上っていた・・・
「スッポンポンヒルズ高いなあ・・あ目の前にエレベーターあるぜ乗れるかなチーン乗れた!」
「ナンカイニイキマスカ!?」
「今が4Fか・・4Fで宝を探したら上いこう!・・あれ?4Fと54Fしか押せないや」
「ほかのスイッチ壊れてるわね・・」
「まあいいや最上階へれつらごー!うはあすごいスピードで上がっていく!」
チーン
「パカっとついたぜ・・やや・・ここはなんだ・・この儀式場は・・!?誰かいるぞ・・何か祈っている・・裸の・・おじいさんだ!」
スッポンギヒルズの秘密・・・
第2247話
(2019年1月2日投稿、2019年3月11日掲載)
スッポンギヒルズの秘密・・・
「マーマンダー・・・モーメンダー・・・トーデンダー・・・オーマイガー・・・コンブー・・・」
「何やら祈ってるわ・・・」
「こいつも妄想マンじゃないだろうな・・・ねえなにしてんの!」
「モーネン・・・ピタッ」
祈りをやめた老人はこちらを向いた・・・
「なっなんだこいつは・・・全身裸で・・ひもでできたパンツを履いた爺さん・・・いったい!?」
「・・スッポンポンギの封印を解いたのは貴様らか・・・・」
「何お前」
「俺は・・・かつてターキャーにあったスッポンポンギを核から守り地下へ封印した・・スッポンポンギ夜の帝王スッポンポンガーだ・・・」
「なっ何んのだ!
「かつてこの世界は・・・持ってはいけない小者が核を暴発させ・・いったんぶっこわれたのじゃ」
「へー」
「気品も力もない小国が不相応に核を求め・・・その結果・・・世界は大混乱したのじゃ」
「ほー」
「その国はもう地図から姿を消した・・じゃが世界は・・・世界中の国から世界中に核が・・」
「こわい」
「そのためワシはこの町を・・地下に沈めた・・・世界が再生するまで・・・」
「もう再生されたんじゃない」
「信用はできぬ・・・!核で汚染されたらもう・・・昔も無理やりこの町を浮上させようとした男が何人もいたが・・断った」
「なにものだろう」
「最初は・・・デスプーチンという男・・次にくまのプーチン・・・そしてプーチンプリンという男・・その他いろいろプーチン・・どいつもロッシャーの男じゃった」
「へー」
「ロッシャーを強国にするために力を貸してくれと言われたが断った・・じゃが・・二人目の男だけは・・少し違った」
「なにが」
「フッ・・・・スッポンポンガーさん・・・もうこの町は地上に出たんだ・・安心して眠ったらどうだい」
「ふりむくと・・・アムロック!?なぜここに!」
「きっ貴様は・・くまのプーチン!」
ふと気づくとアムロック・・!?
「なんだと!アムロックがくまのプーチンだと!」
「フッ・・・ここに隠されたクリスタルが必要で・・浮上してもらいたかったんだが断られてね・・・当時変装したが逆効果だったようだ」
「アムロック強いんだし強引に浮上すればいいのに」
「フッ・・そうもいかないさ・・・強制は僕の本分ではない・・・だが謀らずとも君たちのおかげで浮上した」
「なんということじゃ・・・もうスッポンポンギの町はおしまいか・・」
「フッ・・・スッポンポンガーさん・かくしかさ・・」
「なんと・・もう大丈夫なのか・・・そうか・・・じゃ儀式もいらないな・・成仏しようしゅうう」
老人は消えた・・・
「オバケ!!!!!!!!!!!!」
「フッ・・さあそれより・・ターキャータワーの鍵を取り給え・・・」
そこには・・老人のものと思われるガイコツがあった・・・
第2248話
(2019年1月6日投稿、2019年3月12日掲載)
ターキャータワーの鍵ゲット!
「やったー」
「フッ・・・では引き続きよろしく頼むよ・・」
アムロックは去っていった・・・一方その頃赤く燃える地・・・そのどこか・・
「メラメラ」
あたりは儀式みたいな感じで真ん中に変な石があり、中に少女が入っていた・・そこに頭が火みたいな形の筋肉質な半裸の男が現れた
「クク・・・アポローニャの居ない今こそ宣言しよう・・俺が・・この俺、アヒーこそがここの王だと・・!」
すると・・・変な石の中に入った少女が口を開いた・・
『駄目です・・・あなたのような野心家に王は任せられません・・・』
「むだだ・・この儀式の炎は今青い・・今入ったものが王となる!王不在の今こそチャーンス!えいっ!アチチ!」
『ああ・・・』
するとその男は全身が赤く燃えあがり、なんか光った・・・
「これで・・俺が火の王となったわけだ・・む・・・な・・なんだ体と心が言うことを・・」
『残念ですが・・・ここの王となった以上この私のいう事を聞いてもらいます・・』
「な・・何を・・アチチまだやけどが・・嫌だ!俺は俺の行く道を行く!意志を強くもて!俺は火の王アヒー!」
『待ちなさい・・・!』
アヒーと呼ばれる男は去っていった・・
『なんてこと・・アポローニャごめんなさい・・私がぐずぐずしているから・・しかも頭がよくないから私の命令も・・ああ・・なんてこと・・最悪のバカな王が・』
さてアヒーは自分の城に戻ってきた・・あたりは何万もの群衆と部下が待って歓迎していた
「ファハハ!我が首都ホノーノパレスのものどもきけい!俺は正式に火の
王となった!あとはクリスタル連邦で署名するだけだ!まあ形式だが」
「ははー!火の王アヒー様ばんざーい!」
「そうだ・・おい屈強なモエモエ将軍ちょっとこっちにこい」
「ははーなんでございましょう!私は炎を身に受けてもびくともしない最強の肉体を持っているという噂でもちきりですが」
鎧が筋肉でできている炎の男がアヒーの目の前に立った・・
ふと気づくとアヒーがニヤリと笑った
「ちょっと試したい・・ファイア!」
「ギャアアアアーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
ドシュン!!!!!ものすごい轟音とともにモエモエ将軍は消し炭になった・・
「フハハハ!今のはただのファイアだ・・億単位のダメージになったのではないか・・フフ・・想像通り素晴らしい・・!」
「おおおおーすばらしい!これですべてはアヒー様のもとに集まるであろう!」
アヒーは両手を上げ天を見上げた
「フフ・・その通り!俺は最強になったのだ!アポローニャが戻ってきたらまずはあの小娘を消し炭に・・ん?」
視線を下ろすと・・あたりには誰もいなくなっていた・・
「あれ?みんなどこいったのだ?この一瞬で?かくれんぼか?フフフ楽しそうだやってみよう」
「ククク・・・おろかな・・・」
後ろから声がしたので振り向くと・・黒いローブとフードをかぶった何かがいた・・
第2249話
(2019年1月6日投稿、2019年3月13日掲載)
黒いフードのなにか・・・
「なんだお前は・・それより・・皆の衆はどこに行った・・?かくれんぼなら相手になるぞ!」
「・・・処分したよ」
「なに?」
「お前がここの王だと・・・?仮にも火をつかさどる・・・・こんなゴミが・・?」
「何を言う!この俺をバカにするか・・どこのどいつだきさま!いいだろう・・・バカにしたものが本当はバカだということを教えてやろうバカ野郎!死ねい!」
火の王アヒーが黒いフードに襲い掛かった!手からシュボっと火を出した
「フフ・・驚くなよ・・この威力!ファイア!シュボ」
「アチッ!」
「なに・・・ファイアがほとんど効かないだと?億ぐらいいってるはずだが・・」
「・・・」
「では・・・ファイガならどうだ!兆はいく勢いだ・・!でやファイガ!シュゴボイボイボイン」
「アチチッ!」
「なんだと・・・?ほとんど効いていない・・?そうか・・貴様は炎耐性があるのだな?ライブラ!・・ピピピ・・」
炎にすごく弱いと出た
「ば・ばかな・・・炎が弱点・・だと?それできいていない・・?」
「ククク・・もう終わりかい?炎の使い方を知らない火のものか・・・クククこれは傑作君だ・・」
「おのれおのれい!食らえ・・俺様が秘密裏に知った・・今やほぼ知る者もいないという最強に大体近い黒魔法・・炎のヴァイラガーニャ!!」
シュゴオ!炎のドラゴンが火炎流となり黒いフードに襲い掛かったゴオオオオ!!!!!!!!シュボボボ!!!!!もくもく・・
「ハアハア・・・MPをほとんど使いきってしまったか・・やったか・・!?」
一方その頃・・・
「さて・・・相変わらずやかましいねここは・・・ポコペン大魔王に闇は任せるとして・・・うっふんふん・・ホノーノパレスでアヒーが野望をもとに変なことしてなきゃいいけど・・戦争の準備をお願いしないと・・おや?」
アポローニャがシュンと降り立ったが・・ホノーノパレスには誰もいなかった・・・
「変だね・・・ここが一番活気あるはずなんだが・・・アヒーのバカはどこだい?うっふんふん」
城の玉座に飛んでいくと・・何か黒い塊があった
ふと気づくと黒い塊・・・
「な・・なんだいこれは・・・何かが焦げた・・肉を焼きすぎたかのような・・こ・・これは・・頭に「アヒー」の入れ墨・・まさか・・・うっふんふん」
すると柱の陰で黒いフードがクククっていた・・
「ククク・・なんだあの女は・・まあいいこれでガラフィーが仕事をしていない証拠はつかんだ・・ではいくかシュッ」
黒いフードは消えた・・
「し・・しっかりなアヒー!こんなところで焼けてなにやってるんだい!・・だめ・・死んでいる・・これは一体・・うっふんふん?」
あたりは静寂に包まれていた・・
「しかたない・・・あの方のもとに行ってみよう・・何かわかるかもしれない・・・うっふんふん」
アポローニャがまた飛んでいきあたりは完全に静寂の都市となった
第2250話
(2019年1月6日投稿、2019年3月14日掲載)
一方ベリュルたち
「ひゃっほー!これでスッポンポンタワーに入れるぜ!」
鍵をもって入り口に行くとなんと鍵が開くぞ!そして中に入ると・・・
「な・・なんだここ・・・」
そこはまるで町のようだった・・・
「建物の中に町・・・ショッピングモールみたいなかんじ!」
「みて!人が歩いているわ!」
「ほんとだ!どういうことだこんにちは俺はベリュルお前たち何」
「おおお客とは珍しい!ここはスッポンポンタワー!戦争後備蓄の食糧でなんとか中の人間たちが生き延びてきたのさ!ただ鍵をなくして出れなくなったがね」
「ほほう」
「1兆年分の食糧を備蓄していたおかげで中はずっと滅びずに済んだのだ!君がカギを開けてくれたんだね感謝する!」
しばらくすると外からの観光客がたくさんやってきた・・・
「復興早いな・・おや?」
「ばかもんが!!!こんなものはハンバーグとは呼べぬ!!!!失格だ!」
効いたことのある怒鳴り声がするので興味がある方は行ってみようプレイヤーはつられて行ってみた・・声の方向にいってみよう
「いくと・・・山田ハンバーグというお店があるな・・はいってみよう・ややっ!」
そこには・・・なんとウナバラが店主に怒鳴っていた
「またお前か!難癖やろうめ!」
「むむ・・また貴様らか!しかしこの店の愚かなことよ・・キャベツの千切りを固めたものをハンバーグと呼んでいる」
「それは確かに」
すると坊主の店主がベリュルたちに寄ってきた!ふんどしで青坊主でこわもてでカブキみたいな顔をしている
「んだてめえコラッ!おれのハンバーグにケチつけようってか?あ?おめえならもっとうまいもの作れるんか?あ?お?え?お?え?ラア!」
「もちろんだぜ!キャベツだけなんてハンバーグとはさすがにちょっと!」
「ふあーーーっはっはっは!貴様にハンバーグの何がわかる!ベリュルめ!」
「なっなんだと!」
ふと気づくとハンバーグの何がわかる!
「わかるぜ!俺はハンバーグ大好きだぜ!」
「では貴様に聞こう・・・ハンバーグの真髄とはなんぞや?」
「わかんない!うまいことだぜ!」
「このたわけがっ!うまくていいのなら柿の種でもなんでもいいということになろう!よし・・店主の山田よいまから我らがハンバーグ対決を行う!負けたほうが死ぬ!いいな!」
「おういいぜ!やってみろやどうせおれっちのキャベツよりまずいんだろうけどな!」
「よーしそうとなればまずは材料集めだ!」
「ちょっと待ってもらおう!」
ウナバラの提案・・・!
最終更新:2019年03月14日 18:53