第2281話
(2019年2月3日投稿、2019年4月14日掲載)
テツオ・・・?
「なぜ誰も信じてくれないのだ・・・!」
「だってモアイだし」
「これがモアイ・・・不気味なものね・・・・」
「ストライクゾーン様初めてなん外でたの」
「お父様に強く保護されてて・・・すごいドキドキしてるの・・・」
「まあまあ落ち着きたまえ・・でお前は誰だ!」
「だから・・テツオなんだ・・!お前たちいったいどうしたんだ・・・」
するとそのとき・・シュルシュルシュルと音がし、モアイの体に黄金の鎖が巻き付いた・・!
「なっこれは・・」
シュタっ何者かが降り立った・・・
「
ベリュルさん・・!離れてください・・・」
「お前は・・あ、あなたはマミー・パパラティアさん!どうしてここに・・・」
「ウリエル様からことづいて・・・さあ離れてください!」
「おい!何をするんだ!ベリュルたすけてくれ!うごけない!なんだこれは!」
「くそっ・・・あいつなんかテツオみたいな気がしてきたぞなんか俺の名前知ってるし・・・・・ねえマミーあれは・・」
「・・・・モアイ魂瘴昇天波!シュゴーーーーーーーーー!!」
マミーの手から鋭いやりのようなエネルギー派がモアイに飛んでいった・・・!
「えっいきなり何を」
「お・・おいなにを・・・や・・やめろ・・・ギャアアアアー~~~~~~~ーー!!!」
どっか~~~~~~~~~~~ん!!!
「うは!」
すさまじい爆発音とともに光がキラキラと舞い散る・・・そしてもくりがはれた・・・
「こ・・これは・・・・」
ふと気づくと大爆発の中から・・・
「モアイが・・・地面に顔以外潜って・・・空を見つめている・・・あれこれは死んでる?」
「・・・・これで私の用事は終わりです・・・」
「ねえ!何をしたの!ねえこれいったいなに!さっきのマジテツオじゃないの!?ねえ!」
「テツオ・・・・この先の丘に・・・鬼の遺体があった・・・・みてきてください・・では私はこれにて・・!」
「は?」
鬼の・・・
第2282話
(2019年2月3日投稿、2019年4月15日掲載)
遺体・・・・
「そ・・そんな・・あそこに丘があるぞ行ってみよう!」
行ってみると・・・そこには遺体があった
「これは・・間違いない・・テツオだ・・・!プルルルジョー!テツオだ!」
『オーウ!よかったよかった!無事でナニヨリネー!』
「死んでるんだ・・・」
『エ・・・』
アレイズやフェニックスの尾でも効果はなかった・・・そしてやがて・・・
「あ・・・体が・・崩れてすすになっていく・・・・」
サラサラサラ~~~・・・テツオだったものはチリとなって消えた・・・
『マイガー!・・・・ナンテコト・・・テツオ・・・ナンマイダ・・・』
ジョーとの電話をきった
「テツオ・・あんなにいいやつだったのに・・すべての思い出が・・無駄に・・・うえーん」
「ベリュル泣いている場合じゃないわ・・・ウリエル様・・・」
『・・・見ていました・・・ごめんなさい・・・私からは何も・・・テツオさんは・・落ちた時の衝撃で・・・即死だったようです・・』
「なんで秘密を話してくれないの!」
『・・・・いずれここは・・・あ・・あなたは・・?』
「どったのウリエル様」
『・・・秘密を話すか・・・このまま石像としてくたばるか・・・選べ・・・ですって・・!?』
ウリエル様からのつうしんがきれたあ!
「ウリエルさま!?ピンチっぽいぞ!おい急いでいこう黄金宮殿へ!」
ついた・・・するとマミー・パパラティアが慌てていた
「たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたいいいいいいいいいいいいいいいいいへへへへへへへへへへへんんででででででですす」
「おちつきたまえ」
「すすみません・・・ウリエル様が・・脅されて・・!動けないのに・・・剣をのど元に突き付けられ・・助けてください!私では・・」
「ななななななななななななんんんんだだだだだだだだとととととととときょきょきょきょきょきょきょきょうははははくくくだだ」
「おちついてください!急いで!」
ふと気づくとウリエルの石像所・・・そこには・・・
「秘密を吐くか・・・このまま私の手で壊されるか・・二つに一つだ・・・」
そこには・・・剣を突きつけた男がいた・・・
「おおまえ・・・カネカシンじゃないか・・・なにをやっているんだ!!!」
そこには・・ウリエルを脅迫するカネカシンの姿があった・・・!
第2283話
(2019年2月3日投稿、2019年4月16日掲載)
脅迫!カネカシン!
「ななにやってるのだ!カネカシン!」
「ベリュル・・・貴様らもきたか・・・」
『いったい何をするのです・・・黄金王に・・あなたは・・ノですね・・・・・ノの分際では向かうなど・・・!』
「私は・・いや俺はキンダイチとして貴様に命令しているのだ・・・」
『命令・・・私を誰だと・・・!』
「知っているから命令している・・・貴様らが・・このパラドクスがテツオを・・・テツオを・・・殺した・・・!」
『あ・・・・あなたは・・・L4の・・・そうですか・・・そうですね・・・申し訳ないことをしました・・』
「謝罪の言葉など求めてはいない・・・ここのパラドクスの秘密をいうんだ・・・壊してしまうぞ・・・結果など知ったことではない・・」
するとその時ベリュルの後ろから何者かが現れた・・・
「フッ・・・早い気がするんだ・・・まだ・・・だが・・・カネカシンくんにはお世話になった・・・そして・・ベリュルたちにもいつは知ることになっただろう・・」
そこには鉄パイプがいた・・・
「アムロック!」
『アムロック様・・・・!』
「フッ・・・カネカシンくん・・・すまない・・僕でも助けられないんだ・・・チリとなってしまったら・・・」
「では・・・アムロック殿が・・秘密を話してくれるわけですね?」
「フッ・・・いいだろう・・・」
『アムロック様・・・ですが・・・ベリュルさんならともかく・・彼らたちのなかにも外がいます・・それにこのノはロンカの・・』
「フッ・・いいんだ・・・カネカシンくんは・・・大丈夫だ格だけであれば・・君たちに勝るとも劣らない」
『そうですか・・・わかりました・・・お任せいたします』
「話してくれますね・・・モアパラの秘密を・・・」
「フッ・・うすうす君たちL4は感づいているとおもってはいるが・・・」
ふと気づくとモアパラの秘密・・・
「やったー!秘密!秘密!モアパラの秘密!秘密って言葉、卑弥呼って言葉に似てるね」
「ベリュルあなたなにいってるの!」
「すすまない」
「フッ・・・さてモアパラの秘密か・・・何から最初に言えばいいかな・・・」
「面白いことから!」
「ベリュル!」
「フッ・・・ここはね・・・正式には・・パラドクス・・ではないんだよ・・・」
「なっ」
パラドクスではない・・?
第2284話
(2019年2月3日投稿、2019年4月17日掲載)
モアパラの正体・・・
「ここがパラドクスでないならなんなんだ!でも外から見たらだいたい同じだし!」
「フッ・・そうだね・・そうだな・・ここはこの世界の溢れすぎた力が集まるところ・・・といったところだ」
「どういうことだ!」
「ほう・・・やはり・・・うすうすは感じておりました・・・ただパラドクスではないとは?」
「フッ・・その力をためるため・・・その力達が自分たちを守るため・・作り出したいわば幻・・・」
「なっどういうことだ!」
「つまり・・・力そのもの・・ということですね」
『アムロック様・・そこまで秘密を・・・!』
「フッ・・ウリエルさん・・いいんだ・・そう・・そしてその力がモアイ・・・」
「なんだと・・セリカ様が言ってたモアイパワーってやつ!ははーん!でなにそれ」
「つまりモアイは・・・」
「フッ・・・そう・・モアイは・・」
「モアイは・・!?」
「モアイは・・・」
「フッ・・・お察しの通り・・・「クリスタル」さ・・・」
「なんだってーー!!!おいおいおいおいどういうことや!」
「そうだったのだな・・・じゃあ・・・あのテツオは・・・」
「フッ・・・クリスタルは力が集まってなる・・逆にクリスタルには力が集まる・・ベリュルたちも知っているはずだ・・・・つまり・・」
「つまりどういうことだ!」
「テツオの・・テツオの残留思念がクリスタルに取り込まれたものが・・・あのモアイテツオだったわけですか・・・」
「フッ・・そういうことさ・・」
「なんだと!一体全体・・・」
ふと気づくと一体全体・・・
「だから・・・クリスタルから力を奪うと・・・クリスタルの抜け殻・・・ただの石、モアイになるというわけなのですね・・」
「フッ・・・もうわかったようだね・・」
「ぜんぜん」
「フッ・・・ベリュル君たちがいた町の住民も・・・遠く果てしない地から吸い寄せられた残留思念・・だったわけさ」
「ふむう」
『力が集まりすぎると・・・パラドクスがこの世界をすべて破壊しかねないエネルギーとなります・・・行き場を失いパラドクスごと爆発し・・』
「フッ・・・だから・・・時々掃除をせねばならないんだ・・・」
「なるほど・・・じゃあゴンザレス長官も・・・」
「フッ・・・もちろん・・・クリスタルさ・・だが彼は自分の立場を知っている・・・それでいながらあの立場におられるのさ」
「へーなんだろ」
「だから・・・モアイが・・・外の謎の連中に連れ去られそうになったのも・・・」
「フッ・・・クリスタルとして狙われたようだね・・・」
「わからん!でも・・わかったのは・・・モアイが・・クリスタルだったことだ!でもなんであんな格好に・・・」
「フッ・・・他のパラドクスと・・結局は同じ‥集まった力が、自分たちを知るために進化したんだ・・」
進化論!
第2285話
(2019年2月3日投稿、2019年4月18日掲載)
モアイ・・・
「フッ・・当然本人たち・・・ゴンザレス長官以外は・・モアイの自分たちがクリスタルだと知る由もないのさ・・・」
「なんとまあ」
「では・・・セリカ様が・・・調べていたモアイパワーとは・・・」
「フッ・・・そうクリスタルの力だったわけだ・・・ただセリカ様は時間なくロンカにもどったため最後まで知ることはできなかったが・・・」
「チュチュは・・・じゃあ・・・」
「フッ・・・その力を調べるために連れて帰ったようだ・・・だが・・・部下として育てていくうち・・破壊したりして調べるのはできなかった・・・」
「セリカ様の情か・・・」
「なんのはなしや」
「それで・・アムロック殿・・ウリエル殿・・・このモアパラをどうする気で・・?」
「フッ・・・・・ある程度・・力が収まったら・・・このパラドクスは破壊するのだ」
「なっ!」
「そういうつもりだったのか・・・」
「フッ・・・ウリエル様が力を抑えていないと・・たちまち外に力が暴発し・・ほかのパラドクスも崩壊してしまう」
「まじで」
「だから・・・じょじょにクリスタルの力を奪い・・抜け殻モアイ化させ・・・適度になったところで・・」
「フッ・・そういうことだ」
「ですが・・なぜこんな場所ができてしまったんだ?」
「フッ・・・それは・・・この世界が外敵たちの世界と違い・・そのパワーバランスのいびつさから・・・いや・・・これはまだだ・・・」
「おせーて!」
「フッ・・いずれわかる・・・だがこれを知った以上君たちにも協力してもらうことができそうだ」
「俺たち」
「ベリュル君たちと・・・カネカシンくん・・きみたちL4だ」
「我々に何をしろと・・?まさか・・・生きているモアイたちを・・殺して行けと・・・」
「なにっ殺しだと!どこだ!」
「フッ・・いやさすがにそこまでは荷が重い・・それは・・黄金ズたちの仕事だ・・・」
「じゃあなにを?」
ふと気づくと何を・・・
「フッ・・・ここがやつらに目を付けられた・・・危険だ・・特に中枢部分だ」
「なにそれー」
「フッ・・このパラドクスの中心、モアイ製造所・・モアイ・・いやクリスタルが次々と生まれる場所がある」
「ある」
「そこは自然・・ある意味・・自然にできたモアイが生まれる場所・・・そこに気が遠くなるぐらいの年月の力がたまっている」
「ふむう」
「フッ・・今はもうウリエルさんが抑えていて・・これ以上の外から入ってくる力も外に漏れる力も抑えている・・だが」
「だが!」
「フッ・・その力がたてれば・・龍の力なくとも・・・ウリエルさんは・・・解放させてあげることができるのだ」
「なにっウリエル様が・・たすけなきゃ!」
『アムロック様・・無茶です・・この者たちを犠牲には・・・!』
「フッ・・彼らを甘く見てはいけないよ・・・ウリエルさん・・・」
甘きもの・・・
第2286話
(2019年2月3日投稿、2019年4月19日掲載)
甘い甘い・・・
『・・・わかりました・・・アムロック様・・・この者たちを信用します・・』
「フッ・・もう少しの辛抱だウリエルさん・・君には次の仕事が待っている・・・」
「ねえねえ中心いくぜ!なにすればいいの」
「フッ・・何があるか・・・そこには力がたまりすぎている・・悪意も善意もただの力も・・・なにもかもだ」
「つまり」
『私が調べたところ・・・魔王がいるようです・・・』
「お約束の」
『いえ・・・正確には魔王の力が取り込まれたクリスタルが・・あたりのクリスタルを取り込み肥大化し・・・あふれた力のモアイの排出を行っているようです』
「つまり!」
「魔王のクリスタルを破壊してこい・・というわけだな」
「カネカシン」
「フッ・・そうだ・・そしてそれは黄金ズたちでは・・・残念ながら人員不足に力不足だウリエルさんやナナさんなら可能だが彼女らは動けない」
「そそそそなので俺たちでできるとは」
「フッ・・・この世界で最もクリスタルの加護を受けている一般人・・・君たちが一番解決できる可能性が高いんだ・・・龍の力に次いで」
「龍7ひきあつめてからやるのは」
「フッ・・もともとそのお願いをする予定だったが・・・・王女の一人が裏切った・・・」
「なっ!」
「ええ・・・!ガハおねえちゃんのこと!?でもあれヒュドラにぜったい操られてるだけで・・・」
「フッ・・いや・・・ガハさんじゃない・・・だがどちらにしろ龍の王女の力をすぐ借りるのは難しくなった・・・なので君たちに頼むんだ」
「よしいくぞ・・・ごくり」
「我らL4も準備を整え次第出発する・・・ウリエル様・・ご無礼をお詫びします・・・あなたをお救いした後・・私は・・・」
『なりません・・あなたは・・・この仕事が終わり次第、ナナ様の命をお守りするよう・・私から命じます』
「ウリエル様・・・」
『温情ではありません・・・やがて訪れます・・大きな危機が・・あなたの責任を取る余裕などないのです・・これは冗談ではありません』
「御意に・・・ではこれから命を懸けて・・ナナ様をお守りいたします・・だがその前に・・ベリュル」
「魔王のクリスタルげっとだぜ!」
「こわすのよ!」
ふと気づくと魔王のクリスタル
「フッ・・ある程度僕もサポートさせてもらおう・・あと龍の王女の一人も付近にいるようだ・・・力を借りるといい」
「おっけー!じゃあウリエル様たのむ!ワープ!」
『はい・・・せやっ』
ウァ~~~~ンワッワ~~~ントゥルルルルルル・・・スポッ!
「ついたついた・・この次元の・・・ややっ・・・」
遠くにそれは見えた
「あれは・・・クリスタルたわー・・!?」
そこにはどすい瘴気を放った巨大なクリスタルのタワーが立っていた・・!
第2287話
(2019年2月3日投稿、2019年4月20日掲載)
クリスタルタワーへむかえ!
「単純に中心向かえばいいだけっぽいけどなんかモアイたちがまた襲ってくるぞ!なんか凶悪な!」
デビデビモアイ、ザッツモアイ、モアイアシュラ、スネークモアイ、モアイジジイなど凶悪なツラしたモアイたちだ!
『あなたがたの意志を・・読み取ったようです・・反撃してきます気を付けて!』
「おうだぜ!俺たちが負けるわけにはいかないため!」
そして塔についたが・・・
「入り口のカギがしまってるや」
「警戒されてるわ・・・」
するとその時・・
「お待たせネー!!!!!」
「おお!L4サスケ!ジョー!カネカシン!」
「扉は我らが明けよう・・・スーパー鍵開けL4トリプルアタック!アタタタタア!」
ガコーン!扉が開いた・・・・
「はあはあ・・・力尽きた・・・ここの瘴気は普通ではない・・やはりクリスタルに守られてないわれらはここまでか・・」
「よしカネカシンたちは帰ってろ!ここからは俺たちの仕事だ!」
「私も手伝うわ・・!」
「なっいきなり声がして振り向くと・・そこには・・・」
そこには銀人間の女の子がいた・・・
「銀人間!初めて見るタイプ!だれおまえ!」
「ジャベリドン様が動けないから・・私が派遣されたの!私は銀人間のエビルハンマーよ!好物はたらこなの!」
「そうなのか」
「私は瘴気解除のプロよ・・・さあ行きましょう!」
エビルハンマーが6人目の仲間になった!NPCで勝手に攻撃してくれるぞ!
「さあ・・クリスタルタワーだ!」
ふと気づくとクリスタルタワーに侵入した・・・!
「こっここは・・・ここがクリスタルタワーなのか・・!」
なかはキラキラキーラキラ!綺麗な光輝くクリスタルと・・・
「ところどころに瘴気があり・・そこからモアイが生まれてるわ・・!邪悪な・・・」
「さらにモアイの顔があちこちに落ちてる・・・こわいぜ!」
「・・外への通信ができない・・・私たちだけでがんばりましょう!」
「よーしクリスタルタワーなんて、ぶっこわしてしまうわーだぜ!」
恐怖のクリスタルタワー・・・!
第2288話
(2019年2月17日投稿、2019年4月21日掲載)
クリスタルタワー突入・・・・!
「よし・・いくぞ!魔王モアイを壊しに・・あれ?」
ズーン!突然何かが降ってきた・・・ベリュルがカプセルにとらわれた・・!?
「ベリュル!」
「ななんだこれは・・・!うわっ・・ガスが・・眠・・い・・パッタリ」
ウィィィィン・・・カプセルはベリュルをさらってどこかへ行ってしまった・・・
「ベリュルーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」
そしてしばらくして・・・ベリュルは目を覚ました・・・
「んー・・ファーファー・・・あーよくねたのだ!さーて・・おい!ここはどこなのだ!」
ベリュルは椅子に縛られていた・・すると何者かがベリュルの前に立ちふさがった
「フォフォフォ・・・罠にはまりおったなこのクソガキが!」
「お・・お前は・・シド!!」
そこには・・・なんとシドがベリュルを待ち受けていた・・あたりは機械の研究所っぽいとこだ
「ここどこなの」
「ここはクリスタルタワー内のワシの研究所・・邪魔なモアイを排除しここに研究室を構えたのじゃ」
「ほほう」
「クリスタルパワーあふれるこの場所は研究にもってこい・・見てみるがいい周りを!」
あたりにはベリュルと同じく椅子に縛られ・・ぐったりしているゴリラや人間、竜などいろいろな生物がいた
「こっこれはどういうことだ!」
「・・こいつらの記憶をすべてコピーり、アンドロイドに移植しワシの部下としておるのじゃ!」
「な・・なんだと!」
ふと気づくとなんだと
「ワシの長年の研究・・記憶を強靭なアンドロイドに移植し、ちょっといじってワシの管制下に置くさすれば」
「最強の」
「部下が」
「できるというわけか・・!俺をどうするというのだ!」
「クク・・・おいマサコよ・・・パンパン」
するとマサコとよばれた見たことのあるような老人が・・ベリュルの頭になにか電気装置みたいなものをかぶせた!」
「こ・・これは」
「お前の記憶いただき装置だ・・・記憶をコピーする・・その段階で脳に多大なる負担がかかり、廃人と化す!」
「なっ」
「そして・・・貴様の記憶は・・この記憶電池に溜め、ここからの記憶コピー光線でこのベリュルロボに移植し・・貴様を廃人とし貴様らの仲間ごと壊滅させてやる!」
「や・・やめろ!」
「では・・スイッチオン!さらばベリュルよ!」
ビリビリビリ!ベリュルの脳に電気が走る!ベリュルの運命やいかに・・!?
第2289話
(2019年2月17日投稿、2019年4月22日掲載)
ビリビリビリベリュルののうみそに電流が走る・・・
「ギャアアア!!!!や・・やめろ・・・やめてーーー!!」
「ウワーーーハッハッハ!見ろ我らの手下を・・・ゴリラアンドロイドのゴリ蔵、竜アンドロイドの辰雄、人間アンドロイドの森田だ!」
「ボス!ナカマガフエルウホ!」
「そうじゃ!このベリュルという男が貴様らの仲間となるのだ!」
「ソレハスゴイリュウ!」
「ヤッタゼベイベー!」
「もともとまじめ人間とかゴリラとかだったこいつらも、心をコピーし今やワシらに心服するロボット・・ベリュルよ貴様もこうなるのだ!」
「いやだいやだーーーわーん誰か助けてーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
電池にベリュルパワーがたまっていく・・その時巨大な地震が起こった!
「ななんじゃこの地震は・・・!マサコ!」
「こ・・これは龍のびんぼうゆすり?モアパラなのに・・・・・震度100はあるという!機械を止めねばこわれ・・いかん記憶電池が記憶がたまっている最中で起動ビリビリが発射・・・」
びりびりびりどっかーんさらに悲鳴がギャーーーー!!
「シド様の悲鳴・・大丈夫ですか・・いや・・・そのまえに建物が壊れる!?ふせなければならん!」
マサコは伏せた・・どがーんずがーんっぼかーん・・やがて地震は収まった・・・マサコは
「しもうた・・!ベリュルは・・・!?逃げられたか・・!?」
ベリュルは椅子の枷が外れてうううといってた
「危ない・・・こいつを放ったらとんでもないことになる・・しかし中途半端に記憶を送ってしまったベリュルロボは!ゴリラたちおるか!」
「オリマスゼボス!ワレラハソンナヤワジャナイ!」
「ふう・・シド様・・・もう一度ベリュルを記憶電池に放り込まねば・・・シド様?」
そこにはマヌケなツラをしたシドが立ちすくんでいた
ふと気づくとマヌケなツラのシド
「許せないぜ・・ここはどこだ?」
「シド様・・ベリュルの仲間たちはまだクリスタルタワーの入り口におりますぞ!はやいとここの男の記憶を吸い出さねば・・・」
「なにっ仲間だと!
ダンナーザ達か!おいクリスタルタワーの入り口はどういくんだ!」
「ここのワープ装置から一方通行で行けますが・・シド様」
「みんなー!」
シドはワープ装置に乗って去っていった・・
「シド様・・?おい、お前たちシド様を追え!様子が変じゃ!」
「アイサーボス!」
ゴリラボットたちはドタドタと走っていった・・その時ベリュルは目を覚ました・・・
「う・・・いたた・・・うーん・・ここはいったい・・」
「ややっベリュルが目を覚ましおった・・!しもうた・・記憶コピーも中途半端で・・まだこいつは無事じゃ!まずい!」
一方その頃ダンナーザ達・・・
「ベリュル・・・どこに連れていかれたの!?探しに行きましょうか・・!地震も収まったし・・あら?」
すると奥から老人が走ってきた・・!
「あれは・・シド!?みんな気を付けて!」
「おーいダンナーザーーーみんなー無事だったかーい!」
シドの恐怖・・・
第2290話
(2019年2月17日投稿、2019年4月23日掲載)
ホラーオブザシド
「なに?シドよ!みんな倒すわよ!」
「なにっシドだとっどこだっ!」
シドはきょろきょろしている
「・・?なにこのシド?」
「だからシドはどこだ!この俺が成敗してくれる!」
すると奥から誰かが走ってきた・・・・
「おーい!みんな無事か!!」
なんとベリュルが走ってきた!
「ベリュル!無事だったのね!」
「そうなのだ!何とか逃げてきたのだ・・・なんか頭やられそうになって・・ややっこいつはシド!」
「おお、そこの君!君も一緒にここの魔王のクリスタル倒しに行くのだ!」
「なにいってやがるシド!」
「ベリュル、なんか様子がおかしいのよこのシド」
「なにいってるんだいダンナーザ、ベリュルは俺じゃないか!この男いったい何者だい」
(・・・ちょっとベリュルどういうことよ!なんでシドがベリュルになりすましてるの!)
(わかんないのだ!でもなんか変な光線やってたから・・・なんかやられたかも・・)
(一体何を企んでるのこのシド!)
(俺になりすましてパーティーを壊滅させようというのだろうか)
「何を話してるんだいダンナーザ!さあクリスタルタワーを進んでいこうぜ!あ、そこの変な男もNPCでついてくるといいのだ!」
「一体なんなのだ!」
(とりあえず話を合わせましょう・・・)
(いつまでなのだ!)
(シドのたくらみを見抜くまでよ・・・!)
ふと気づくととりあえず話をあわせることになったシド?がNPCに加わった
「なんでだい変な男君がNPCになるべきじゃないかい」
「いいから!シ・・いいえベリュルたまにはNPCで好きに動きなさい」
「わかったのだ!いくぞ変な男も!」
「お、おうなのだ」
そして先に進もうとすると・・奥からガシャガシャとロボットが走ってきた
「ボスー!ブジデスカーー!ヤヤッ!ナンダコイツラ!ウワサノベリュルノナカマタチカ!ダッソウシタベリュルマデイヤガル!」
「むっ何だこのロボットはよしダンナーザ、変な男、やるぞ!」
「ボス?イッタイドウシタンデイ?」
「ええいやっちめー!」
謎のアンドロイドに襲い掛かった!
最終更新:2019年04月24日 16:00