第2311話~第2320話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より


第2311話

(2019年2月24日投稿、2019年5月14日掲載)

さて時刻はすこし戻って村井・・・・
「あーあ・・仕事こねえなあ・・・吉崎ばっかりなんかいい思いしてねえか?手元の5億はガチャでつかいきっちまったしよぉ・・・」
ゴロゴロしていても暇だ・・電話することにした
「プルルル・・・あ、神田のオヤジ!おれっちにも仕事くれよお・・・」
『健一・・・焦るなお前には俺のあとつぎとなる宿命があるだろう・・・お前は俺の実の息子なんだからな・・』
「ああ、それはしってっけどよお・・だけど吉崎ばっか面白い仕事しててさあ」
『吉崎は鉄砲玉だ・・今回ので万が一警察に捕まってもいいようにな・・・それにやつはしゃべらない』
「なにっ?おれのダチを売る気かよオヤジ!」
『まあまあ・・・火星とは仲良くやっていけば毎日ガチャ天井いくらでも弾けるようになるぞ?』
「そっか・・まあいいけどよ・・・まあサツに捕まるタマじゃねえわなあいつは・・」
するとそのとき電話口の向こうから銃声がした・・バキューンうわあ・・電話が切れた
「お・・おい・・なんだ?おい親父!おい!!!!」
村井は慌てて事務所に向かった・・!するとそこには銃で撃たれて血まみれの神田のオジキが倒れていた!
「おい!親父・・親父ーーーー!!どうしたんだよいったい!!!!!これは!!!!」
「う・・うう・・・コム・イファリンが・・・火星が・・裏切った・・・」
「おい!なんだよ火星が?どうしたんだ!」
「吉崎に・・500億はいったというスーツケースを渡した・・・」
「なっなんだと500億!?」
「取引に使うと・・グボッ・・・だが・・・ひそかに調べさせた手下から報告があった・・・あれは・・核・・らしい・・吉崎は・・」
「なんだと・・どういうことだ!吉崎が六本木に!?」
「クソッ・・・この組ははなから・・捨て駒だったようだ・・吉崎の持った核が爆発する・・金に目がくらんだ親父を・・許せ・・・ドキューン!ガクッ」
また銃声がして親父が撃たれ息絶えた・・
「親父ーーー!いまの・・振り向くと・・誰だお前は!」
そこには怪しいスーツの男が立っていた・・・
「ククク・・・目撃シャハ運ガ悪いネ・・・・クミチョウトトモニアノヨニイクガイイ・・・」
「や・・やめてくれ・・こんなとき吉崎のように・・なにかできれば・・」
村井の体が光りだした・・!?

ふと気づくとスーツの男が倒れていた・・・
「ゴバッ・・イマノハ・・・ナゼオマエガソノチカラヲ・・・ワレラガ・・ヒュドラ・・・カムジョンソンヲダマシ・・・カクデ・・リュウオウジョ・・シュウウ」
男は溶けてなくなった・・・
「ななななんだいまのは・・・くそっ・・・吉崎いったいどこに・・・核なんてもって危ないぞ・・オジキ・・あとでまたくる!往生!」
村井は外に出ると・・
「おや?村井君じゃないか・・・吉崎君の友達の・・・どうしたんだい血まみれじゃないか・・」
「だれだテメー・・あっ吉崎のセンコー!邪魔だ!おれっちは吉崎に用がある!」
「よよよしざきくんに・・・?彼とはさっき六本木であったけど・・・どうしたんだい?」
「んだと!?六本木?くそっ相模横浜駅に迎え!急げ!わりいがきさまにかまってるひまはねえ!」
村井六本木へ!

第2312話

(2019年2月24日投稿、2019年5月15日掲載)

村井六本木へ・・・
「ついたついた・・しかし吉崎のヤローどこだ!?」
あちこちで警官やいろいろな人が倒れていて騒然としていた・・・
「なんだいったいここは・・・どうなってやがる?」
すると目の前を美しい少女が横切った・・・
「お・・いい女・・・あれ?どこいった?気のせいか?なんか水色の髪をしていて人間離れしていたような・・いやそれより吉崎だ!」
あたりはもう夜・・人ごみをかき分けていくと人のヒソヒソが聞こえてきた
「首ふえ病の患者がここを荒らしていったとか・・なんかスーツケースを持った男が地下鉄の駅に・・・」
「スーツケースを持った男だと!?」
その話を聞いて地下鉄の駅に入った・・・
「おかしい・・だれもいねえぞ・・・どうなってやがる?はあはあ・・」
走りつかれているががんばり階段を降りていくと・・そこにスーツケースとあやしげなマスクとサングラスの男がいた・・
「吉崎じゃねえかあれは・・・あのスーツケース・・核!やばい!」
村井は焦って走り出した
「おい!吉崎!!!!!!!俺だ村井だ!!!!やめるんだ!!!!!」
吉崎はすぐさま気づいた・・やはり吉崎だった
「村井!?どうしてここに!?血まみれじゃないか!」
「お前そのスーツケース!!!やばいぞ!」
「なにがだ!そりゃ500億もはいってんだ!やべえにきまっとるやろ!」
「ちがう!その中には・・核爆弾が入ってるんだ!」
「はぁ・・?ばかいえや!これはオジキから頼まれ、コムさんに指示された・・電話してみるぞもしもしコムさん」
『コムネ・・ドウシタネ・・?ソッチカラレンラクトハ・・・ム・・・ダレダオマエ・・グアアア!』
連絡は途絶えた
「な・・なんだコムさんが?何か事件?」
「おい!吉崎開けていいか!?」
「ばかやめろ!これは500億・・・おい・・・」
ガチャとスーツケースが開いた・・そこには・・時間が刻まれていたカウントダウンしているようだ
「こ・・これ・・・これ・・あと5:12だと・・?これは・・・」
そこには次元式核爆弾が作動を開始していた・・・

ふと気づくと慌てふためく二人
「おい・・ここれはどういうことだ500億じゃ・・・」
「バカヤロウ!親父から聞いた俺たちは騙されたんだ・・火星に・・!くそっこの爆弾を止めないと・・・」
「ひもをぜんぶ斬ってやれ!ぶちぶちだめか!このネジを・・」
時間は刻々と過ぎていく
「これもだめかたたいて壊せ!だめだ・・・不思議な力でないか?出ない!くそっ」
夜の六本木は雪が降り、収まりつつある騒動とともにあった
「だ・・だめだ・・5.4.3.2.1・・・」
間もなく・・・降る雪とともに街が光った

第2313話

(2019年2月24日投稿、2019年5月16日掲載)

あくる朝・・・テレビのニュース
『六本木を中心とした広い範囲で町が突然姿を消しました・・巨大な核爆発があり、テロリストの関連を洗いだしています!核の影響か突然の猛吹雪の塊が北方へ去っていったとの目撃も・・』
ニュースでは呆然と見つめる警察官や消防たちがいた
『爆心地には何も残されておらず、街ごと消えたようです・・・臨時ニュースが入ってきました!火星から大量の核ミサイルが発射され間もなく・・・あっ軍事大臣から今から宣戦布告の会見が・・』
プチンとテレビが切れた・・・そこには先生の叶岩がコーヒーを飲んでいた・・
「もう少し情報を聞くのが早ければ・・だがあの街自体は守られた・・別の地へ・・・しかし・・」
叶岩は窓の外を見た・・
「吉崎という少年が食べたおにぎり・・あの中にあったのだ・・・大事な神々のクリスタルの一つが・・・だがそれも失われた・・」
叶岩は六本木があったあたりから二つの力が空高く飛んでいくのを感じた・・・
「クリスタルタワーに・・クリスタルに汚染された二人の力が掴まったか・・・先生になりすまし彼をこの部屋に時間をかけ入れたかった・・・そこでクリスタル摘出手術を・・だがまだ僕の考えは浅かった・・」
そしておもむろに男は鉄パイプをくわえた・・・
「フッ・・・今回も失敗か・・だが・・同じ失敗は二度と・・・・・少しずつ・・・すべてを学んでいこう・・」
なんとそこにはアムロックが立っていた・・・そして空間が歪んだ・・・

ふと気づくとベリュルたちは不思議な空間で目覚めた・・・
「うーんよくねたーー!!!・・・てここはなんだ?」
「なにここ?・・・さっきあのクリスタル魔王にふっとばされて・・ここはどこ・・?」
するとあたりが金色の光に包まれた・・・そしてベリュルの頭の中に謎の声がした
『やれやれ・・危機一髪・・長年ここを守っていた僕がたまたまだが・・これてよかった・・・すこし魂が飛んでいたようだが・・・』
「ねえなになに!」
「どしたのベリュル」
「声がする!へんな!聞いたことがあるような!」
『・・さあ戻るんだ・・奴の次元スリップの力はもう僕が封じる・・その間に倒すんだ・・あのクリスタルを・・』
「ねえねえこわい!みんな聞こえないの!?」
「聞こえないわ・・どしたのよ」
『まあいいや・・じゃあ後は頼んだ・・モドリモドリの術!』
するとベリュルたちの体が輝き・・ブンと消えた・・

ふと気づくと・・・なんとクリスタル魔王アークンダイン帝王神の前に戻ってきた・・・
「ナ・・ナンダキサマラ・・・スベテヲフットバシタハズジャ・・・」
「わからんけど、俺たちはおまえには負けないぜ!」
「シンジラレン・・・ナニガオコッタト・・・マサカ・・ココヲフウインシチカラ・・・キサマ・・・!」
「なんだかわからんが許せないぜ!今度はこっちの番だ!」
「・・・ハラタツ!イイダロウ・・ワレハブンシンセリ・・・」
クリスタル魔王アークンダイン帝王神はなんとたくさん分裂し・・たくさんのモアイになった!?
「なんあんだこれは!」
「ウシナワレシワレラガマオウ・・・ブンブン、プリュリュ、チュチュ、ピャランパー、ポエッパ、モアーイ、エクスソリダー、マンハッタン・・・イクタモノ魔王ノチカラデ・・シネ!!」
モアイ大魔王ズが襲ってきた・・!

第2314話

(2019年3月23日投稿、2019年5月17日掲載)

モアイ大魔王ズ強襲!
「ククク」
「我々は」
「大魔王ズだ」
「貴様を」
「ここで」
「始末」
「する」
「ため」
「に」
「生まれて」
「来た」
「のだ」
「ワハハハ」
「ハ!」
そして戦闘開始直後・・・・
「合体!モアイ大魔王ズ!!!!」
「なっなんだと合体!?」
たくさんのモアイは合体し・・・一体の魔物になった・・・!
「こっこいつは・・・顔を中心として無数の手が生えている・・いったい何者だ!」
「われは・・・ミリオンハンズアークンダイン・・・クリスタルタワーより生まれし意志・・・・」
手がくねくねし、周囲のものに触れるとその手が勢いよくまさぐったりする恐ろしい挙動だ
「このクリスタルタワーは・・・絶対に守ってみせる・・貴様らの思い通りに行くと思うな!」
「壊してやるぜ!塵となるまで!なんで壊すんだっけダンナーザ
「うーん・・・襲ってくるからよ!」
「そうだぜ!お前は・・・悪さをしたんだ!」
「そうだ・・我はクリスタルの糧となった生物の生命力を吸い取り・・このクリスタルパワーに導いているのだ・・我らの食糧として・・・」
「なっなんだと!クリスタルタワーは・・ワルスタルタワーだというのか!」
「よくぞみぬいた・・だが・・・我々も生きるために生を受けたからには生きさせてもらう・・しねい!!」
やっとモアイ大魔王ズとバトル開始!・・だが
「パンチ」
「ぎゃあ」
「ラリアット」
「ぐはっ」
「顔ピン!(デコピンだが顔全体をしばくぐらい指が太い)」
「いて!・・・おい攻撃が絶え間ないぞ!」

ふと気づくと攻撃が絶え間ない・・・!
「そう・・わが手は無数・・・常に攻撃し続ける・・様々なな!」
「リジェネガでも唱えておかないと面倒だぜ回復が!一個一個は大したことないけど無数すぎる!」
だがマリクションとエンデバーがいたらガンガン攻撃出来てあっという間にすごいダメージ!すると・・
「ウゴゴ・・足らぬ・・・クリスタルの力・・・世界を超え・・集えクリスタルの力ヨ・・・!クリスタルの力におぼれしものども・・集え!」
すると・・無数の顔がヌッっと出てきた・・・!
「ちょっとまて・・この顔は・・!」
「マリ・・・?あっ・・これは・・・!」
「うふふ・・・あたし死んだと思ったのに・・・どうしてここにいるんじゃ?なんだか気持ちいいぞ・・」
「パ・・・パリンドゥーテ・・・!の顔・・!?微妙にモアイはいってるが・・・」
復活・・?鬼の王・・・

第2315話

(2019年3月23日投稿、2019年5月18日掲載)

邪悪の復活・・・!?
「ばっばかなこいつは確か細胞電子残さず消し飛んだはず・・・!いったい・・・」
「クリスタルに取りつかれしものの魂は・・破片であろうと逃がさぬ・・我々とともにあり・・!」
「おお・・貴様らは・・にっくきベリュルどもたち・・・!恨みがこもってきたじゃわい!」
「そうだ・それでいい・・鬼の王の力でこやつらを粉砕しろ・・・・何をしている?」
「なんじゃあれは・・」
パリンドゥーテヘッドが視線を向けた先には、おもむろにピンクのフリルのスカートが落ちていた・・・
「スカートではないか!あれを履かねばならぬ!!」
いくつかの手がじたばたし、スカートのほうに手を伸ばした・・!」
「おいやめろボケが!今は目の前の敵に集中しろ・・貴様は我らの虜なんだぞ・・・」
「いやじゃ!スカートをはくんじゃ!」
ズリズリと体がスカートのほうに近づいた・・・
「やめろ!戦線放棄するな!」
「なにやってんのこいつら」
「さあ・・・どうしたの?ストライクゾーン・・・」
「なんだこの邪悪なオーラは・・・!この老人の顔から・・・とてつもない純粋な邪悪な気を・・・!」
「うーん・・まあ見てましょう」
まあ見ていよう・・パリンドゥーテヘッドとその周りの手はスカートに手を伸ばす!必死に・・・
「スカート!スカートじゃあ!!!!」
「やめろ!戦え!スキをみせるな!なんだこのジジイは!!やめろ!ひっぱるな!」
「スカート!スカート!ハアハア!むん!」
「やめろ・・体がちぎれ・・・・うあああっ!」
ビリビリビリビリ!ものすごい音がし・・・モアイ大魔王ズの体が引き裂かれた・・・!ほとばしる体液・・・
「ギャアアアアアアアアアズ!!!!!!なにをするこの野郎・・・っぐおおおおおお」
「スカート!・・スカート・・・ズリズリ・・・」
体液ほとばしるちぎれた体を手で必死にはいすすみ、スカートに手をかけた・・

ふと気づくとその瞬間!
「・・・こんな違う方面で邪悪なものを取り込んでしまうとは・・・もういい・・・処分だ!ドシュ!」
すさまじい力が鬼の王のようなもに向かう・・そして・・・
「ホッホホホ・・スカートじゃ・・手しかないが・・手にでもはこう・・ん・・ぎ・ギャアアアア!!!!!!」
すさまじい力が命中し・・パリンドゥーテヘッドは周囲の手ごと消滅した・・・
「なっ自滅しやがったぜこいつら!」
「フウ・・フウ・・オノレ・・・あんなやつのために・・長年ため込んだ力の多くを失ってしまった・・だが・・・」
「だがなんだというのだ!そんな状態だろうが俺らは容赦しないぜ悪め!」
「ククク・・・だがどうやら新しい邪悪が到着したようだ・・クリスタルにとらわれた・・・貴様らに吸い寄せられるように・・」
するとヌッとまた新たな首が出てきた・・・
「オ・・オデハ・・・ダイスケマンダ・・ド・・」
悪夢復活・・!?

第2316話

(2019年3月23日投稿、2019年5月19日掲載)

悪夢の復活・・・!?
「こ・・こいつはジャコハマの邪悪・・なぜこんなところに・・・!モアイ大魔王ズきさま!」
「フハハハ!素晴らしい邪悪だ・・・この邪悪にクリスタルパワーを与えよう・・さあコイツラをやるぞ・・!」
ちぎれたからだから体液をまき散らしながらモアイ大魔王ズはほそくえんだ・・
「オオ・・・タイエキダ!!ススラネバ!!チュルリュル!!」
なんとダイスケマン風のモアイは・・自分たちの体から流れる体液をすすり始めた
「なにをしている!それは我々の体液だ!吸ってどうする!!」
ストライクゾーンはまた身構えた・・
「あれもまた巨なる邪悪・・・!やるぞみんな!」
「まあ見てようぜ」
「だから体液を吸うな!」
「ダッテオイシインダモン!」
「ばかなことをするな!・・我々を破壊しに来たこの連中を倒すのだ・・!貴様!」
「タイエキモノタリナーイ!ガブリ!」
「ギャアアアア!!!!」
なんとダイスケマンモアイは自分たちの体を食べ始めた!
「がぶりっ!ちぎりっ!ムシャムシャ・・・ウメエ・・コレハチカラニナル・・・コンナウマイノハジメテダ・・・」
「やめろ!自分を食うバカがどこにいる!やめろぎゃあ痛い痛い痛い!!!!」
「ガブガブ!ガブッ!チギリッ!ガブガブガブ!」
「やめろおぉぉぉぉぉお痛えよおおおおおおおおおおおお・・・処分」
「ギャアアアア・・・シュウウウ・・・・」
ダイスケマンだったらしきものは・・・えぐられてそのまま消滅した・・残されモアイ大魔王ズは穴だらけ・・
「ハアハア・・・また大半の力を失ってしまった・・己貴様ら・・・よくも・・・」
「悪が栄えたためしはないぜ!」
「残念だが価値観の違いでしかない・・・我らは生き延びる・・・・・復讐してやる・・よくも我々を・・壊そうと・・・!」
「復讐は何も生まないぜ!そんなの間違ってるぜ!」
「いや・・復讐は明日を生む・・・!明日へ生きる活力を・・・それが復讐だ!」
「なるほど」

ふと気づくとボロボロのモアイ大魔王ズ・・・・
「・・・新たな力が到着した・・・こんどこそは・・・貴様らを倒すのに利用してやる・・・」
「次は何だというのだ!」
ズイっとまた・・新たな頭が登場した・・・
「シュオオオ・・・・ワガナハ・・デケレッツ・・・・キサマラ・・・セキネンノウラミ・・ハラサエテモラオウ!」
「ククク・・・今度こそ貴様らの最後だ・・・さあシヌガイイ・・」
「デケレッツだと・・勇者!?勇者が魔王とでマオシャ!これはやばいぜ!」
勇者の帰還・・・・・?

第2317話

(2019年3月23日投稿、2019年5月20日掲載)

モアイ大魔王ズインデケレッツ強襲!
「やっと戦えるぜ!」
「オノレ・・ここまでに98%の力を失ってしまった・・・あのバカどものせいで・・」
「チャンス!弱っているいまこそ叩き潰すんだ!」
「だが・・やれ!デケレッツ!こいつら貴様らの天敵のにおいがするだろう・・・!」
「ウオオオオ・・・ワガンネーケド・・・ニクイ!8トウリュウ・・!ユウシャノケン8本デ・・・ミダレウチマクリ!!!」
「やばい!8本の剣でだと!死ぬかも!!」
だが・・・
「ガシュガシュガシュガシュガシュガシュガシュガシュガシュ」
「ギャアア!!!!」
ほとんどモアイ大魔王ズ本体に命中!
「何をする貴様!!!」
「ワガンネ・・ワガンネ!オラワガンネ!トニカクナニモカモ・・ニクイ!!!ワガアイスルソウリョヲウバッタ・・・マオウガニクイ!」
「何がだ!魔王は我らだ!われらモアイの魔王が・・コイツラを滅ぼすのだ!」
「キサマモマオウカ・・・!ユルサン!マオウニクイ!マオウノロイコロス!ユウシャスラッシュ!!!!」
デケレッツの強烈な技が放たれた・・!
「セップク!!!ドシュウウウ!!!!!!!!!!!!!」
モアイ大魔王ズ本体にデケレッツごと命中!999999999ダメージ!
「オガ・・・」
モアイ大魔王ズの動きが止まった・・?
「ピシャーンピシャーン!ズゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・」
「なんだこれは!・・・エンデバーどうなったんだいこれ・・」
「・・倒したみたいね・・・魔王の力が抜けていくわ!」
「俺なんもしてない!だが・・なんて激しい戦いだったのだ・・・」
ズゴゴゴゴゴとクリスタルごと・・モアイ大魔王ズアークンダインは崩れていく・・!
「バカナ・・・・長年かけて・・このパラドクスにたまった力・・主に邪悪・・・なぜこんな一瞬で・・・!?」
「フッ・・・時間をかけたかいが・・あったものだ・・」
そこには鉄パイプが立っていた!

ふと気づくと鉄パイプ・・・!
「キサマ・・・アムロック・・・・ナゼココニ・・・!キサマハココニハナガクイラレナイハズ・・・!」
「フ・・・クリスタルの力の流れが変わったんだよ・・・気づかないかね?」
「なになに!流れってなんぞや!わかるかい誰かロウわかるどう」
「わからないけど・・何か違う感じ・・・!」
「バカナ・・・ココニスイヨセラレルベキ・・クリスタルノチカラガ・・・ギャクリュウシテイル・・・!?」
「フッ・・そうだ・・クリスタルタワー・・モアイパラドクスと・・周りのこの世界のクリスタルパワーの質量の逆転が起きたんだよ・・」
「ナッナンダト・・・ツマリ・・・」
「つまりどういうことだぜ!」
「フッ・・・クリスタルによる引力はもう・・この地にクリスタルの力をとどめておけない・・あとはゆっくりと自然に・・元の姿にかえるだろう・・」
「元の姿って何!」
元の姿とは・・

第2318話

(2019年3月23日投稿、2019年5月21日掲載)

元・・・それは・・・元王・・・
「ウゴゴゴ・・・これまで培った・・我らノチカラガ・・スベテムダニ・・・」
「フッ・・完全に無駄というわけではないが・・・だがもうここまでだ・・これでこの世界の破滅は一つ免れたのだ・・」
「消えたくない・・・ワレラガ・・・ワレラノ・・・ワ・・レ・・・ラ・・・・・・シュウウ・・・」
モアイ大魔王ズは消滅した・・こんなにあっけなく・・大ボスなのに・・
「フッ・・・君に罪があったわけではない・・だが見過ごすわけにもいかない・・今までここに何人も送り込んだが失敗した・・・」
「なにそれ」
「フッ・・・ベリュルきみたちはベストタイミングだった・・君たちがこれまで行ったところも・・結果的にここを救ったんだ・・」
「なにが」
「今までは・・・それがあだとなり・・送り込んだ者たちは倒された・・だが今回は・・・君たちが倒した相手がよかった・・・」
「なにがーすっきりしないぜ!もっと力でねじふせたかったのに!」
「ねえアムロック・・・」
「どうしたぜダンナーザ」
「この・・モアイパラドクスはどうなるの?」
「フッ・・ゆっくり時間をかけて風化していく・・ため込みすぎて爆発するという急激な崩壊はもうない・・あらたなモアイはまだ生まれるだろうが・・数は減っていく・・・」
「ああ少子化ってやつ!」
「ベリュル!」
「フッ・・風船みたいなものさ・・これでやがて世界各地にまた新たなクリスタルの芽が生まれる・・鬼パラも救われるかもしれないね・・マリクション」
「そ・・そうなのか!いったいどうしてだ!」
「そうだぜどうしてだぜ!」
「フッ・・・さて君たちのおかげで・・救われたよ」
「この世界が!」
「フッ・・・ウリエルさんだよ・・忘れたのかい?」
「石になった少女!もとにもどったのか!」
「フッ・・・確かめに戻ろう・・・いいかいいくよ!」
ベリュルたちの姿はシュン!と消えた・・・そしてクリスタルタワーは・・ゆっくりと存在が薄くなっていった・・・

ふと気づくとモアパラの黄金宮殿・・・
「おかえりなさいませ!皆様・・・!ああ・・ウリエル様が・・!」
「マミーパパラ!どうしたぜ!さあウリエル様のとこにいこうぜ俺が一番乗り!!」
「待ちなさいベリュル!もう!」
ベリュルは先に走っていった・・・すると
「うおおおお!!!」
「どうしたのベリュル!?」
「フッ・・」
後からウリエル様の部屋に入ると・・・
「お待ちしておりました・・ベリュルさん・・アムロック様・・!」
そこには巨大な血の滴る刀を肩に置いた美少女が立っていった・・

第2319話

(2019年3月23日投稿、2019年5月22日掲載)

美しいウリエル様よ・・・
「あっあなたが石ではない生のウリエル様・・なんとお美しい!」
「ありがとうございます・・・クリスタルの力を吸収し・・いずれ爆発するだけだったこの世界を・・救っていただけたとは・・・」
「俺たちにできないことはないぜ!よくわからなかったけど」
「ねえ、そういえば黄金宮殿、ほかの黄金ズたちマミーさん以外いないけどどうなってるのかしら?」
「彼らは・・新しい任地に向かいました・・・ここの黄金宮殿ももう用済みなのです・・」
「なっじゃあ俺らにちょうだい!」
「フッ・・・いつ崩れるか危険だよ・・さてウリエル・ピョイーンさん・・・」
「はい・・アムロック様・・・」
「フッ・・・君はもう・・・用済みだ・・!」
アムロックはビシっとウリエルを指さした・・!
「なっなんだと!ウリエル様が任務をがんばってたのに、用済みになって消すというのか!つまり殺すというのか!なんというやつだアムロックお前の正体は!」
「フッ・・そういう意味じゃない・・・ウリエルさんには・・次の任務の指揮にあたってもらうんだ」
「なーんだおどかしやがってこのドッキリカメラマンめ」
「次の任務って何かしら?」
「はい・・それは・・・」
「フッ・・・しばらく空いているポスト・・・そこについてもらうんだ・・彼女が最適だ」
「開いてるポストってなに」
「フッ・・・君たちが一番よく知る場所・・それは・・」
「それは!」
「フッ・・・それは・・」
「それは・・!?」
「フッ・・・それは・・人パラの黄金王だよ・・・ウリエルさんにはそこで人パラを守ってもらうんだ」
「なななななななななんだと!それはぜひとも・・なにっ人パラの黄金王だと・・・どったのロウ」
「あ・・あなたが・・・!?人パラの黄金王に!?」
「ロウさん・・話は聞いています・・あなたが人パラの次元四天王王・・・黄金王不在の間すべての責務を背負っていたと・・・」
「たいしたことしてないけど」
「ベリュル!」
「フッ・・・さあウリエルさん・・その刀とともに向かうとしよう人パラに・・・!」
「はい・・・!まいりましょう!」
「フッ・・じゃあ先に行っているよ・・君たちは・・・ゴンザレス長官と・・L4に挨拶をしてからくるんだ・・・いいね」
「いいぜ」
すでにアムロックとウリエル様、マミーの姿は消えていた・・

ふと気づくと取り残されたベリュルたち・・・
「じゃあゴンザレス長官のところに行こうか」
自由にはまだ行動できないので強制的にゴンザレスの前についた・・
「ゴンザレス」
「おお!」
「よしじゃあ次L4のところだ」
そしてL4の基地についた・・・
「おじゃましまーす!やや・・お前たちは・・!?」
そこには・・・なんとサスケ、ジョー、カネカシンがいた・・・!

第2320話

(2019年3月23日投稿、2019年5月23日掲載)

L4L4・・・アウトローたちの夢・・・
「ツイニヤリマシタネーベリュルサン!」
「おう!どうにかなったんかねなにか」
「トクニカワリマセーン!ワレワレノカンカクデハ・・・」
「そっかじゃがんばりたまえ次に行こう」
「オーチョットマッテベリュルサーン!暇デスカー?
「俺は正義で忙しいぜ!」
「ソレハチョードヨカッタデース!アナタニタノミタイコトガアーリマース」
「なにかね任せたまえ!」
「キンダイチ、説明プリーズギブミー!」
「・・・我々はL4だ・・・」
「知ってる」
「だが・・・テツオが逝ってしまい、我々は3人になってしまった・・・」
「確かに!これじゃL3L3だぜ!なにっ俺にL4になれというのか!いやそれは困る仲間が大事だぜ!俺の力を見込んでくれたのはありがた」
「いや・・そうではない・・あれを見せてやれジョー」
「ホーイコレネ!」
ジョーはなにかチラシを何枚かベリュルに差し出した
「なんこれ」
そこには顔写真と履歴がいろいろ乗っている紙があった
「コレハ伝説ノリレーキショ、トイウコモンジョネ!コレデナカマヲフヤスト、スゴイイイヒトガクルトイウウワサヨ!」
「ふーん」
「ソコニノッテイルヒトタチト、コレカラメンセツヲシテ新規L4ニスルヒトヲキメタイネ!」
「へえ」
「ソコデ!ココヲスクッタアナタガタナラ人ヲミルメガアルトオモッテ!」
「面接王をお願い」
「シタイトイウワケ!キンダイチハチョット反対ギミダッタケド・・・ウケテクレルネ?」
「もちろんだぜ」

ふと気づくとモアパラのL4特別面接会場面接室・・・ベリュルとジョーが面接者を待ち受けていた・・・
「コンコン」
「ゴホン!はいりたまえ!」
ベリュルの合図とともに何者かが入ってきた・・・ものすごいヒゲとモヒカンをしたふんどし一丁の筋肉質の男だ
「オリャアアアア!!!!!ドスドスドス!」
男は足音を立ててベリュルたちの前に立ちはだかった!
「下に響くからゆっくり歩き給え!・・さてこいつは・・ロンカーの流れ者荒くれもののボビーか・・さて何聞いたらいいジョー」
「ナンカテキトウニイイカンジニシツモンシテクダサーイ!キニイッタラサイヨウ、キニイラナケレバキャッカシマショー」
「うーん・・ボビーさん趣味は?」
「俺の趣味は殺しだ!」
「却下」
「ジャアツギノカタドウゾー!」
ベリュルの面接・・

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年05月24日 20:43
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。