第2461話
(2019年7月28日投稿、2019年10月11日掲載)
待ち時間の歌タイム
「裂いた裂いた♪悪人共の鼻を♪」
「わーセリカ様歌声お美しいぜ!!カラオケで高得点取れるかも!」
そうキャラが増えたら忘れちゃいけないカラオケタイム!ま、そんなおまけもありつつしばらくすると・・・
「ズーン!ガチャンウイーン!」
「ホモカマたちが帰ってきたでありんす」
「うふ~んセリカ様~ん銀のクリスタルの粉塵を袋にあつめてきたわよ~んあら
ベリュルちゃんお・ひ・さ!」
「ホモカマ」
「ありがとうでありんす!よいしょ・・んなんか少し重い気がするでありんす?」
「まあ粉塵にちょっとゴミもまじったかもしれないわうっふんふん!でもまあ大丈夫よたぶん!」
「わかったでありんす!じゃあこれでメンラー殿のブラセマを作るでありんすちょっとまつでありんす」
セリカはハンマーを取り出した
「では・・トンテンカン!できたでありんす!」
するとそこには銀のすばらしいブラセマが一台出来上がっていた!
「すごい・・ホモカマのとも似てるけどデザインが近代的!」
「近代デザインを取り入れてみたでありんす・・・機動性に長けているでありんすな」
「ね、ね、
ダンナーザこれならメンラーも大丈夫では?」
「そうねえ・・まあ持って行ってみましょう!」
そして銀のブラセマをもっていってメンラーに渡した・・・
「どうなのだ!」
「うわあかっこいい!!!これよこれ!こういうの乗りたかったの!ありがとねダンナーザ!」
「お礼ならセリカ様に・・・」
すでにメンラーはブラセマにのって発進していた・・
「あ、まつでありんす!まだ試運転とか安全性とかシステムチェックもまだ・・」
ふと気づくとメンラーが飛び立っていった!そして空でドンパチを始めた
「気が早い!!」
「しかたないでありんすな・・この周囲の黒いローブのロボたちを破壊していくでありんす!いいでありんすかアホレモン殿?」
「ああ、頼んだ・・・!我々も母艦に残るピカセマを兵士たちに載せて援護しよう」
「やったぜ久々のロボットバトル!じゃあみんないこうぜ!」
「じゃあいくでありんす!」
ちなみにセリカ様が仲間にいた場合はベリュブラセマとは別に黄金のちょうつよブラセマがついてきておとくだ
「そのぶん、俺らのブラセマの能力が一人分よわまるってえ算段だ」
まどっちでもいい感じになるのですきに死なさいそして空を飛んでいくと
「きたでありんす!あれがやつらのロボ・・通信でありんす!」
『べらんめい!こちらはベランメイヤ将軍・・・貴様ら何者だ・・?』
「ベリュル」
『べらんめい!まあいい・・・抵抗するなら容赦はしない・・我らがロボットクリセマで貴様らを落としてくれる!ゆけい!』
「何か来たぜ!」
クリスタルでできたロボットがブラセマの前に立ちふさがった!
第2462話
(2019年7月28日投稿、2019年10月12日掲載)
クリセマmrkII強襲!
『我はクリスタル皇国の一般兵皇帝、チョバリブ!光の者どもよ落ちろーーー!』
「おれベリュル」
『なんだそれは!』
クリセマmarkIIが襲ってきた!ベリュルたちのアビリティを駆使しようセリカ様の黄金ブラセマならもう楽勝
「エナジームーンサルト!」
これで一撃ドカンドカンドカンナントカ倒した・・・
「チュドン!」
クリセマは爆破しちりじりになった・・・
『こちらベランメイヤ将軍!チョバリブがやられた!ものどもA地点にあちまれい!』
「なっやつらの通信が聞こえる!いっぱいきそう」
『しかし・・!メンラーとかいう変な女のブラセマが我らの邪魔を・・・うわあドカーン』
「メンラーもがんばっているようね!はやくいきましょう!」
「あそこで爆発がたくさん起きてる場所だな!おーいメンラーだいじょうぶかーいセリカ様通信を!」
「おかしいでありんす・・・メンラー殿に通信が通じない・・いや通じているはずでありんすが・・」
ドカンドカンと爆発するメンラー付近
「メンラーどうしたの!!通信に出なさい!」
『・・・セリカ・・・コロス・・・』
「メンラー!?・・出たわ!セリカ様を殺す?なにいってるのメンラー!!」
するとあたりを一掃したメンラーのブラセマがこっちにミサイルをうってきた!
「うわあぶない!よけたーよかったあっミサイルがまだみぬ村に・・ドカン!ミサイルが村をやきはらった!」
「何をしているでありんす!メンラー殿!」
『オレハ・・・メンラーデハナイ・・・チュチュダ・・・!』
ふと気づくとやばいメンラーがチュチュ!?
「チュチュ・・・・?いったいどういうことでありんすか!メンラー殿!」
『オレハセリカ・・キサマニヤラレタトオモッタガ・・・ナゼカ・・・ブラセマトナッテイル・・・』
「ま・・まさか・・銀のクリスタルの粉塵の中に・・チュチュのなごりが・・?ホモカマ・・・!」
『ナンノコトダ・・マアイイココデフクシュウヲハタシテヤル!セリカ!キサマノウツクシイアシトトモニ!!』
「メンラーやめて!!目を覚まして!」
「また操られているぜ!操られのプロだ!助けてあげないと!」
『ウオオオオオオオセリカ一味!カクゴーーーーーーーーーーーー!』
「くるぞつ!」
ブラセマインザチュチュがメンラーを乗せたまま襲ってきた!!!
第2463話
(2019年7月28日投稿、2019年10月13日掲載)
チュチュセマメンラー強襲!気づくと周りで雑魚っぽい光のロボとクリロボ達も戦っていた
「メンラー!目を覚ましてお願い!」
『ウギョオオ!!オレハチュチュダーーー!!!』
「だめでありんす!ブラセマに精神をのっとられているでありんす!倒すしかないでありんす!」
「でもそんなことをしたらメンラーが!」
「今どきのブラセマには脱出装置があるでありんす!壊れると同時に射出するでありんす!テストをしてないでありんすが・・・」
『エエイシネイチュチュキック!』
ドカン!結構強い!
「くそっ乱れうち!ヴァンダラ!」
「ギャア」
「ダメージは通るけど・・・かった!セリカ様特製のブラセマだけあるぜ!」
『フハハ・・・スバラシイ!スバラシイゾコノチカラ・・・ウマレカワッタヨウダ・・・ウボボアババ!』
「銀のクリスタルとチュチュモアイが混ざって・・えらいことになってるでありんす!」
「早く楽にしてあげましょう!」
まあセリカがいれば速攻なのでナントカ倒した・・・
『バ・・バカナ・・・・マタシテモセリカ・・・ソレホドダトハ・・・ムネン・・・』
どかんどかんどっかーん!チュチュセマは大爆発を起こした!
「メンラーーーーーーーー!!!」
そのとき・・・スポン!ピューーーーーー!!!何かが遠くへ飛んでいった!
「脱出装置が働いたでありんす!でも・・はるか彼方へ飛んでしまって・・・着地点予測不能!」
「メンラー!無事でいて!」
「心配だけど・・・親玉はどれだ!」
すると通信が入った
ふと気づくと通信
『我はベランメイヤ将軍・・・貴様らわが軍をよくも壊滅状態に・・!』
「俺たちはいつでも壊滅だぜ!」
『そこから北に行くと・・わが母艦・・・ジュンジュンデルグンがいる・・そこで待っているぞ!』
「ジュンジュンデルグンだと!?よしのりこもう!ゴリんときみたいに!」
「まって・・・罠かもしれないわ・・!」
「ポップリップ?」
「あなた敵なのに・・捕虜なのにそんなこといっていいの!?」
「あいつは・・・わが弟の敵・・・!この地で・・堂々とたおしてやりたいの!」
ポップリップの怒り・・!
第2464話
(2019年7月28日投稿、2019年10月14日掲載)
ポップリップ
「わかったぜ!じゃあいこうかみんな!アホレモンが援助してくれてるあいだに!」
「ベリュル殿・・捕虜の言うことをそう簡単に・・・!」
「だって!」
「じゃあ念のためうそ発見器で調べるでありんす・・ピピー「ホント!」どうやら大丈夫でありんすな!」
そして北のほうに向かうと・・巨大な邪悪のリアルな73分けの人間の顔があった
「あれが・・母艦ジュンジュルデンルグン!邪悪な・・・」
「どこから入るんだいポップリップ・・あっ口があいた!舌をベロベロして歯ががちがちしてる!あそこからだな!」
「あれも罠よ!あそこから入ろうとするとかみ砕かれるわ!」
『ほれほれワシはベランメイヤじゃ!さあ口から入り給え!ほらほら!なんもないぞ!』
「きいてみんな・・ヒソヒソ・・・」
「わかったでありんす・・ポップリップ殿・・信じるしかないでありんすな・・」
ベリュルたちブラセマはジュンジュルデンルグンに近づいた
『よーしはよはいれや口にほれほれ!』
「ではおじゃまします・・とみせかけて!!おりゃあ!」
ベリュルたちのブラセマは口に入るとフェイントし、顔の右目部分に突入した!ドリルで穴をあけて・・!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア」
ジュンジュルデンルグンが悲鳴を上げたがベリュルたちは母艦突入ーーー!!!!
「これが作戦勝ちだぜ!」
『しまったあああああああああ!ものども厳戒態勢を・・・!』
ふと気づくと母艦ジュンジュルデンルグン目入り口
「さて・・・ウイインとブラセマを下りた俺たちなわけだ・・中は機械で文明だな」
「脳みそとかぐちゃぐちゃとかでなくてよかったわね・・・さあ行きましょう!」
一方その頃ベランメイヤ将軍・・・テレビで通信をしていた
「皇帝王マワシゲリ様・・・!戦力を・・・我が艦がピンチです!!」
『なっ何をしておる貴様!光の地は大事だからがんばれと指令したであろう!』
「で・・ですが・・なにをどうがんばったものか・・・それになにかとんでもないやつらが・・!」
『かぁーーっ!いいわけするか!もー怒ったきさま殴ってやるそこで立ってろ!』
「はっ・・?」
モニターの向こうで皇帝王が立ち上がりこちらに向かってきた!
『貴様なんぞこうじゃ!くらえ皇帝パンチ!ガキッおわあああああああ!!痛い!!「皇帝王様!それはモニターです!」それを早くいわんか!貴様!いてててて!!』
「マワシゲリ様そんなことより援軍を・・・!」
『誰が貴様なんぞに援軍を・・・ん?なんじゃ・隠密皇帝ニンジャマン?「わたしにお任せを・・」いやならん!責任をこいつに・・おい!まて!いくなおい!!!まてードタドタおわーバナナつるっすてーん!』
「なんだと・・隠密皇帝ニンジャマンが援軍に・・・なんてことだあの悪質な奴に・・だが心強いぞ!」
ジュンジュルデンルグンの死闘・・・!
第2465話
(2019年7月28日投稿、2019年10月15日掲載)
ジュンジュンデンルグン
「通路があるけど、あちこち部屋がロックがかかってはいれないや」
「セキュリティが厳しいでありんすな・・中には番号入力だけで入れるところもあるでありんすが10ケタか・・・01123456789・・だめでありんす・・強固な!」
「ドアをドンドン!あけてーーー!!」
「だめでありんすそれじゃ・・・・・あら?」
ガチャ・・ドアがあいた
「うーん・・眠い・・寝てるのになんじゃコラ!・・・なにものだおまえら!」
「チャンスだ!ふんじばれ!」
出てきた男をふんじばりドタドタドタ!ガチャン!ドアを閉めた・・・
「な・・なにしやがる・・!貴様ら黒いローブを着ていないな・・いや・・仲間もいるな?なんだおまえら!」
「わたしはポップリップ・・・貴様らの仲間だ・・・安心しろさてベランメイヤ将軍の場所はどこだ?」
「俺は一般兵皇帝ヴヴュン・・・こんなマネをする貴様らを信じろと・・?」
「いえ!仲間だ!我々は!いいなさいムチでペチペチ」
「ギャア!」
「ポップリップおちつくのだ!ムチはいたいのだ・・・」
「はあはあ・・すまない・・・もう一度とう!ベランメイヤ将軍はどこだ!」
「指令室にいると思うが・・・貴様ら反乱軍か!クリスタルの連中に寝返ったのか!?」
「そうではない!わたしはただのこいつらの捕虜だ!裏切ったわけではない!」
「捕虜が何でこんなことをする!」
「まあまあ二人ともおちついて」
「あ・・あああベリュルすまない・・」
「お・・おう疑って悪かった・・」
ふと気づくと落ち着きを取り戻したヴヴュンの縄をはずした
「たださ、このへんドアもあかないしどうしたもんかと・・・セキュリティカードみたいなもんないの?」
「ああ、予備のカードがある・・・権限は弱いがそれでいいのか?なくしたなばかやろう始末書もんだぞ」
「それでいい!ちょうだい!」
「新しいの早く申請しておけよ・・・申請所でな」
「やったーありがとう!どうだポップリップこれが作戦だぜ!」
「なんと賢い・・・これでベランメイヤ将軍を討ち取ることができる!」
「な・・・なんだとお前たちベランメイヤ将軍をタオスだと!?反乱軍だーー!覚悟!!」
ヴヴュンが襲ってきた!
第2466話
(2019年7月28日投稿、2019年10月16日掲載)
倒した・・・かなり弱かった
「所詮一般兵か・・わたしは炎の中心までたどり着いた女・・お前とは格が違う!」
「な・・なんてやつだ・・降参だ!この部屋は自由に使うがいい・・・俺は寝る」
ヴヴュンの部屋が宿代わりに使えるようになった!一方その頃指令室
「皇帝王様・・!援軍はいつ届くのです!まだきませんぞ!ピンチです!」
『かーーーっ!しらんわい!あいつが勝手に動いただけでお前なんかしったこっちゃないわい!』
「し・・しかしそれでは光を侵攻できないので・・・」
『口答えするかっこのっズカズカつるっステーン!おわーーー!!!』
「ですから援軍を・・・」
『貴様らに出す援軍なんぞ・・・おいなんだおまえ・・「わたしは音速皇帝マッハ・・時速5千キロで進む隠密皇帝の弟で時速9千キロで進みます・・」』
「おお・・あなたは援軍にすぐ駆けつけてくれるという皇帝の・・!」
『ばかもーん!何を勝手に・・「2時間前にでた兄に追いつくのはいつか・・?それがわかれば我が援軍力がわかろうもの」・・おいまて勝手に行くなおい!つるっ』
「ありがたき幸せ・・早いところの到着をお待ちしております・・・!援軍未だ来ず・・!」
隠密皇帝はペガサスにのり・・・光の地へと向かっていた・・さてベリュルたち
「いろいろな部屋に入り、宝をとりつつも襲ってくるやつがいたりいなかったり」
「聞き分けのない皇帝が襲ってくるのを倒しつつ、武器屋もあったり便利でありんすなこの母艦」
「ポップリップここはどんなんなん」
「わからん!私は火の侵略を命じられていただけだ・・・うう・・・どうも・・調子が・・チョコを・・」
「おおはいチョコ!」
「パリパリ!うおおおお万能薬助かる!元気が出た・・!しかし入れない部屋があるな」
「申請所でセキュリティレベルをあげるといいでありんすな・・」
色々な部屋に入り話を聞いたりすると申請所の位置が分かった
「西の塔にあるという噂でありんす・・・いってみるでありんす!」
ふと気づくと西の塔・・・
「セキュリティでモンスターが放っているでありんす!バフトレイン、ウルフオオカミ、トライライオンなど獰猛な・・!」
「動物っぽいのにミサイルついてたりして危険な感じ」
感じだが進んでいくと・・申請所と書いてある部屋があった・・すると門番がいたすごいあごひげの巨漢な筋肉の黒いローブだ
「何しに来た!」
「カードのセキュリティレベルをここであげられるときいて」
「ほう・・・久々の来訪者だな・・よいだろうここを入りたければワシを倒していくんだな!!!ワシの名は水泳皇帝ドルフィンゴリャン!しねい!」
ドルフィンゴリャンが襲ってきた!
第2467話
(2019年8月12日投稿、2019年10月17日掲載)
水泳皇帝ドルフィンゴリャン
「食らえ我が秘術!空中遊泳!」
空中をクロールで泳いでくるおなじみの技だが、手にナックルを装備しておりパンチが痛い!食らうとナントABTゲージが減少するので厄介だ初のケースかも?
「嫌なところに攻撃やがる!サンダー!」
「ギャアアア!!!き・・貴様らなぜそれを・・!」
「弱点は正義だぜ!」
「見事だ・・・だがこの先は・・・!」
「申請所じゃないの?」
「ククク・・・貴様らに・・・申請を通すことができるかな・・・ぐはっ!!!」
「死んだ・・・まいいやさあ入ろう!ガチャッ!ドアをあけると・・ここは!?」
一方その頃皇帝王の玉座・・・
「どいつもこいつも事の重大さをわかっておらん!まったく・・・むっなんだお前は?」す
るとローブの中が光り輝く男が出てきた・・
「皇帝王マワシゲリ様・・・吾輩・・・光の一族の皇帝コダマ・・・わたしが援軍に駆けつけて見せましょう・・光をわが手に!」
「おいこりゃ!勝手なことをするな!駒はワシがうごかすんじゃーい!おわっつるっ!ステーン!!!」
「5時間前に出た音速皇帝である兄を時速12000キロ追いかけますが、10分おきに5分の休憩をはさみます・・わがスピードご覧あれ!」
「まっまてこりゃ!勝手なことを!ワシを誰じゃと・・つるっ!」
一方ベリュルたち・・・
「なっなんだここは・・・あたりの空間が歪んでいる・・!?」
「これは・・ワナでありんすか!?」
すると遠くから声がした・・子供の声だった・・・
『まさしくーーん!!よしこさーーん!みんなどこにいるのーーー!!』
「なっなんだこの声は・・!」
その時カシャージジジ・・と4ミリフイルムが回り始めた・・・
「じっ自動でなんだこれは!?ムービー・・!?」
ふと気づくと映画が始まった・・・夏の暑い日、ターキャーのとある田舎でのこと・・・
「ブッブー」
車が来て一軒のなんか古い家の前にとまり、ガチャとドアが開いた
「さあさあマスオ、おじいちゃんの家に先に行っててね、私たちは買い物してからまた戻ってくるわ」
「はーいママ!パパ!じゃああとで!おみやげわすれないで!弟のマサルもいっちゃうの?」
「マサルは風邪っぽいから病院につれていくのよ!じゃあまたあとでね」
ブルルと両親を乗せた車は去っていった・・・
「おじいちゃーん!こんんちは!マスオでーす!」
するとガラっとドアがあいて中からふんどし一丁のおじいさんが出てきた・・
「おうおうマスオよく来たのう・・・暑かったろう中のお部屋でおまち」
マスオは居間に通されスイカを食べていた・・すると庭から子供たちがのぞいていた・・
「わー・・なんだあいつ!この家の親戚かー?」
マスオは外を見た
「ねえねえ君たち誰?この村の子?」
「うん!僕たちこの近くの尋常じゃない小学校3年せいなんだ!」
「うわあ同級生だ!」
「ねえ・・・一緒にサーゲンして遊ばない・・?今学校誰もいないんだぜ!」
「ほんとーいくいく!いまいく!」
マスオは子供たちと一緒に学校に向かった・・・おじいちゃんが居間に戻ってきた
「おや?マスオはどこにいったんじゃ?おかしいのう・・この村はほかに人は誰も住んでいないし・・」
マスオの楽しい夏休み!
第2468話
(2019年8月12日投稿、2019年10月18日掲載)
マスオと5人の小学生たち!セミはワンワン鳴いておりいかにも夏だ
「君たちはなんていうの?僕、マスオ!小諸美小学校3年生なんだ!」
「ターキャーもんか!俺は坊主で腹が出ているガキ大将のマサシ!そしてこっちのみつあみの子がヨシコだ!」
「そして僕メガネことハカセ、こっちの細いのがホネヤマ、小さいのがコロっていうんだ!」
「わーいよろしく!あっあれが学校かあ・・暑くて霞んで見えるよ!」
「そうだね・・・あれが僕たちの小学校さ!」
「すっごい新品だね最近建てたのかな!あれ・・一瞬ゆがんだような・・気のせいか!」
「そうだね気のせいだよさあいこう!」
そして校庭に入ると、結構な生徒がいろいろ遊んでいた
「ケンケンパとか手裏剣とか砂水泳とかすごいねこんな田舎にこんな子供たちがいるなんて!」
「ああ、みんな友達さ!君も今日から友達になろうさあサーゲンを!」
「サーゲンってなーに?」
「まず田んぼの田をかいて・・・じゃんけんで序列を決めるんだそしてボールを・・まあみてて!」
マサシを王として5人はサーゲンというゲームを始めた!マスオはすぐに理解した
「なるほど!じゃあぼくもいれていれて!」
「じゃあ外野からコロと入れ替えな!さあうってみて!」
「う・・うん・・・ファイアクラッシュ(ネイティブに)!」
ボールがヨシコの陣地を突き抜けた!一本!
「うおおやるじゃないか!こりゃぜひとも友達になりたいなマスオ!」
「へへっこれでも鉄球バレーボールクラブのレギュラーなんだぜ!ゴムボールぐらい軽い軽い!」
そして子供たちは遊んでいて・・やがて夕方になった・・
「あははおもしろーい!あっそろそろ帰らなきゃ・・あれ?周りの子供たちもう誰もいないよ!」
「そうだね・・もういっかいだけやろうか・・」
「もう一回やろう!僕が次君を倒せばおうさまだし!」
ふと気づくともう一回・・・
「じゃあ・・いくよ最後のボール!えーい!」
手が滑り、ボールが直接マサシくんにあたってしまった!マサシくんは打ち返そうとしなかった
「ドガッ!」
バタン・・コロコロ・・・マサシくんは倒れボールは転がった
「あちゃーやりすぎちゃった手が滑ってごめんねマサシくん!・・・マサシくん・・?」
マサシから返事はなく・・・うつ伏せになったマサシを中央に、赤い池が広がっていった
第2469話
(2019年8月12日投稿、2019年10月19日掲載)
校庭に広がる赤い池・・・
「わわわわおおケガさせちゃった・・・!ヨシコさん!ハカセどうしよう!」
マサシ以外の子はみな瞬きもせず無表情で立ち尽くしており・・ヨシコが校舎のほうを指さした
「校舎・・そうだ学校だ!先生いないかな!宿直の・・せんせーーい!」
マスオは校舎に駆け込んだ・・だが・・・
「なっなんだこの校舎・・・床は破れ窓ガラスは割れて・・ふるくさい・・!あれっ黒板に文字が・・・」
2215年8月18日と描いてあった
「あれ?今は2275年なのに・・・まあいいや!せんせーい!」
ゴトン!職員しつで音がした気がした
「あっよかった先生がいるんだーー!(ここでなぜか、ぶるぶると震えが来るプレイヤー!マジで)電気がついてる!」
夕暮れの職員室に駆け込んだ瞬間・・・
「あれ・・暗い・・・?確かに電気がついて・・でも誰もいないよ!せんせーーい!」
ギーコギーコと椅子が揺れる音がする・・・
「おかしいな・・・そうだ!そとに公衆電話あったかも!救急車だ!みんなーまってて!」
職員室の中は夕日を反射して血のように赤くなった・・・そして来た道をひき返すがいつまでも玄関につかない・・ときおり教室の窓から誰かのぞいているようだが・・
「へんだ・・1ねんバビ組とか・・1ねん9995くみとか・・なんか表示がおかしいな・・」
だがあきらめずに走ると・・ようやく玄関が見えた!外は相変わらず血のような夕暮れだ
「はあはあ・・・もう誰もいないじゃないか・・・あっ電話だ・・119ぴっぽっぱ!もしもし!大変!」
ピーゴゴゴゴシュウウウウウウ・・ピーガー・・ヒュウウウウォンと電話の音からこの世のものとは思えない音が鳴り響いた・・・
「壊れてるのかな・・もしもーし!」
『アハハハハ・・・ウフフフフ・・・』
電話の向こうから不気味な女性の笑い声がこだました・・・あわててマスオは電話を切った
ふと気づくと電話を切ってグラウンドへ・・・
「わ・・ここれは・・」
そこは校庭中に赤い血が広がっていた・・マスオはぴちゃぴちゃと血の中を走りサーゲンをやっていた地点へ向かった・・
「あれおかしいな・・このへんでマサシくんが倒れて・・マサシくーん!ヨシコさーん!みんなどこーー!?」
血の池を走り回り、はね上がった血を浴びたマスオは夕日と共に赤く暮れていた
「はあはあ・・・おかしいな・・家に帰ったのかなつかれたよーうわーんおとおさんおかあさーん・・・うわっ躓いた・・これは・・・」
そこにはバラバラになった両親が血だらけでほほえみをこちらに向けていた・・気がしただけだった
「うわっ・・・!あれ・・気のせいかな?いま・・ううんなにもいない・・・あれ・・学校から音が・・・」
校舎を見るとボロボロの窓から白い顔が浮き上がり・・マスオのほうを見ていた・・
「わ・・わわ・・・」
すると血の池から無数の手が伸びてきた・・・うねうねとうごめいているが徐々に手がしずんでいく・・
「こ・・この手はどこにいくんだ!!・・そうだ!きっと・・みんながおぼれてるんだ!手をつかめばきっと・・!マサシくん!ヨシコさん!こっちでまた一緒にあそぼう!」
マスオは必死に誰かの手を引いた
第2470話
(2019年8月12日投稿、2019年10月20日掲載)
暑い夏・・・とある村に住む子供たちは一軒の家を訪ねた
「見た見た?さっきこの家にトカイから親戚の子が遊びに来たんだってマサシくん!」
「本当かいヨシコ!ハカセもみたんだって?」
「うん、僕たちと同じ年齢みたいだよ・・こんにちはーおじいさん!」
すると中からふんどし一丁のおじいさんが出てきた・・・
「おう近所のガキどもか・・マサシたちよどうした?」
「へへここにおじいさんの孫が遊びに来てるんだって?みにきたんだトカイモンがどんなものか!」
「はて・・何の話じゃろうかのう・・?ワシには子供もおらんでのう?」
「えーなにいってるんですかーわたしみたんですよ!子供が車に乗ってこの家に入ってくるのを!」
「ううーんそうはいうてものう・・・おらんものはおらんでのう・・・」
「ちわー新出さーん!新聞でーす!」
「おうご苦労サブちゃん!さあガキども夏休みじゃ!学校で思いっきり遊んでこんかい!」
「はーい・・なんでーヨシコの嘘つきー!」
「だってだってみたんだもーん!」
子供たちは帰っていった・・老人は新聞を手に取り部屋に入り仏壇に向かった・・・
「よいしょと・・今日のニュースはっと・・おおそうか今日でちょうど・・ナンマンダン・・」
老人は仏壇に手を合わせた・・そこには夫婦と子供の写真が飾られていた
「お父様・・お母さま・・マスオお兄さん・・交通事故で亡くなってもう100年か・・・・あの事故でワシだけ生き残った・・」
新聞の日付は2375年8月18日と書かれていた・・
「マスオ兄さんは・・窓から投げ飛ばされ学校の校庭で倒れていたそうな・・成仏してくだされ・・」
空耳か・・写真から声が聞こえる気がする・・・マサシくん・・・ヨシコさん・・どこいっちゃうの・・まってよ・・こっちで一緒に・・あそぼう・・
「キキードカン!ガシャーン!」
家の外の少し離れた場所でなにか衝撃的な音がした・・・
ふと気づくと映画終わり・・・
「ちょっとなんでありんすか今のフイルム・・・!悪趣味にもほどが・・ベリュルどの?」
ベリュルは気絶しセリカに寄りかかっていた・・・
「ちょっとベリュルおきなさい!セリカ様に迷惑よ!ペチペチ!」
「いいったいどうしたというのだベリュル殿は」
「ううーん・・・いいったいなんなのだ・・・なんかすごい怖いの見たような・・・」
フイルムは延々と「おわり」の文字を流していた・・・すると
「出てきなさい・・死を冒涜するものよ・・・!」
デーシアンが鎌で空間を切り裂いた!!
「ギャアアアア!!!!」
そこには黒いローブから血を流した男が立っていた・・・
「うう・・な・・何者だ貴様・・・」
「私は死神人デーシアン・・・死を冒涜する者をゆるさなわ・・あなたは一体何・・!?ただの黒いローブじゃないわね!?」
「・・・俺は申請許諾皇帝チョビヒゲンだ・・!先ほどの映像は・・かのクリスタルの調査時に面白い人間どもをみてとっさに撮影した記録だ・・・そして・・みろこの俺の裸を!」
男がバッとローブを脱ぐと・・体に何人かの子供の顔が泣き叫び目から血を流しくっついていた・・!
最終更新:2019年10月21日 06:22