第2481話~第2490話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より


第2481話

(2019年8月18日投稿、2019年10月31日掲載)

クリスタル連邦に帰ってきた一行・・・
「ポコペン大魔王だ!ぷにぷに」
「ククク・・・すけべ!ぱん!ところでどうでしたか・・?我が息子は・・・」
「変だった」
「ヤッミーを・・殺そうとしているでありんす・・・」
「ククク・・なんですって・・・クリスタルを集めて何をしているのかと思ったら・・大それたことを・・・」
「仮に・・闇の地でヤッミーが死んだらどうなるでありんす?あちきはクリスタル学そこまで詳しくなくて・・」
「ククク・・・すぐには何も起こらないでしょう・・・」
「えっそうなの」
「ククク・・彼女たちは・・クリスタル連邦から派遣され、世界の均衡を守っていると聞いています」
「へー」
「クリスタル王国の巫女であると聞いているでありんす・・」
「ククク・・あの本をお読みになったのですね・・私もそこはわかりませんが・・ガラフィー殿ならなにかしっているかも?」
「よーし聞きに行こう!」
「まだヤッミーが死んだ後について聞いてないでありんす」
「ククク・・おそらく地を守る王もなくなり・・治安維持機構が崩れ混乱が始まり、破滅に向かう・・ぐらいしか想像がつきませんね・・」
「わかったでありんす・・・じゃあガラフィーのもとにいくでありんす」
クリスタル連邦評議会室・・・
「バタン!ではものどもいくぞ!」
部屋に行く前に白いローブの音が何人もの部下を連れて去っていった・・

ふと気づくとガラ&フィーの部屋・・・
「おしえて」
「何をでちゅか」
「ヤッミーとか・・死んだらどうなるの?」
「なんてこというでちゅか!」
「ガラ殿・・でも実際そういう事が起きようとしているでありんす・・・!」
「なんでちゅって・・・・・・・クリスタル王国の巫女・・・彼女たちが死んだら炉・・この世界全体が破滅するでちゅ」
「まじか!やっべえセリカ様!とめにいかなきゃ!」
「どういうプロセスでありんすか?」
「いまおかしくなってるこの世界の歯止めが利かなくなるでちゅ!」
「じゃあクリスタルを食べてでも・・・生き延びねばならないというわけでありんすか?」
「クリスタルを食べる・・?なにいってるでちゅか!そんなことしたらクリスタル中毒で力が暴走するでちゅ!」
「なんでありんすって・・?でも・・クリスタル王国の宰相というものがぱんぱんを・・・」
「宰相・・・まさかメイドインピャーでちゅか?」
「誰それ」
謎の人物・・

第2482話

(2019年8月18日投稿、2019年11月1日掲載)

メイドインピャーとは・・・?
「クリスタル炉の発明者で、今回の事件を解決しようとがんばっている男でちゅ」
「へえどう解決すんの」
「ヒッヒーちゃんやツッチーちゃんたちは、メイドインピャーの娘なんでちゅよ」
「なっ娘ということは親ではないのか!?」
「よくぞ見抜いたでちゅ・・・クリスタル王国の繁栄しか考えていないちょっと嫌な男でちゅけど頭と腕はたしかでちゅ」
「なるへそ!」
「でちゅからクリスタルを食べるなんていうわけないでちゅ!」
「でも確かに聞いたでありんす・・・クリスタルヲタベタイと・・・・」
「クリスタルをたたえたいの聞き間違いでちゅよ絶対」
「たしかに!」
「そうかもでありんす・・・けど・・・」
「ククク・・パンパンをオシオキするために闇の中心にむかわれるんですね?」
「そうだっけ」
「そうだったでありんす!ダークパレスからいけると聞いているでありんすが・・・」
「ククク・・・バカ息子がありえない知恵を絞って行き先を封印しているようですね・・・」
「どったらいいの」
「ククク・・死をつかさどるクリスタルぐらいのパワーがあれば・・・封印を強引にとけますがそれは危険なので弱まるのをまつしか・・」
「どんくらいかかんの」
「ククク・・あと200億年もあれば修繕が必要になるかと・・」
「そんなんじゃ俺たちおじいちゃんになっちゃうよ!くそーどうすればいいんだ!」
「死のクリスタル・・・・どこかで最近あったでありんすな・・・黒いローブの戦艦で・・・」
「ぶっこわしちった」
「ベリュル・・たしかあったわよ死のクリスタル!」
ダンナーザさすが!どこだい」

ふときづくとどこかに死のクリスタル・・・
「どこでありんすか?ダンナーザ殿・・・」
「セリカ・・デス寺っていうお寺ね・・地球にあるのよ」
「地球・・・そんなところに!とりにいくでありんす!」
「デス寺ってどこ!物騒過ぎないかい」
「地球よ!」
さて場所は覚えているか覚えていないかデスお寺・・・ベリュルたちはやってきたそうな
「ここがデス寺か・・おどろいな・・・おや入れないよ」
「なんですって?張り紙があるわ・・・「現在閉館中もうしばらくおまちください」ですって・・」
「強引にでもはいってみようか!」
「不法侵入で捕まっちゃうわ・・もうしばらくおまちしてみましょうか・・・あら?街頭テレビで何か宣伝よ・・?ピアノ発表会せまる!ですって?」
デス寺の恐怖・・・

第2483話

(2019年8月18日投稿、2019年11月2日掲載)

ピアノ発表会のおしらせ!
『明日武道館にてピアノの発表会が開催されます・・客席には余裕があるのでお暇な方はお時間つぶしにご来店ください』
「へー面白そうね・・・」
「ピアノでありんすか・・・趣深いでありんすな時間つぶしにはちょうどいいでありんす」
「ピアノー?よくわかんないぜ!」
「いいからいくの!どうせやることないんでしょ!」
「明日かあ・・・まあいいや」
「近くの宿にとまりましょう!明日が楽しみね・・・!」
ちなみに近くの宿に行くと話が進むぞ!いちおう前日だから武道館にいっても「まだれんしゅうちゅう」という立札があって入れないぞ
「そして宿に泊まる俺たちなわけだ・・おやすみなさい」
「おやすみでありんす・・」
そして夜が明けた!
ベリュル!おきなさい!もう昼よ!」
「ムニャムニャムニャリオン・・・」
「14:00から開園よ!さあ準備準備!もう・・・」
「おはよう・・・じゃあいこっか・・どこにだろ」
「武道館よ!!ピアノの発表会でしょ!」
「そうだった・・・ごはん!」
「もう時間ないから・・一人で途中のコンビニでかってきて!場所はわかるわね?」
「きっと!」
さてここからベリュル一人になった・・行動範囲は狭いがコンビニにいこう!
「朝ごはんは・・・やきうどんパンで!あとお菓子にポテチとチョコとコーラとすごい棒と・・・・」
そしていろいろ買ってコンビニをでた・・・
「おなかすいた!パンをたべよ!」

ふと気づくとベリュルの朝ごはん・・・
「ヤムヤム・・・さてあの曲がり角をまがったら武道館だな・・でっかいなあ・・」
そして曲がり角を曲がったその瞬間!
「ゴッチーン!いったーーい!!!!」
何者かとベリュルがぶつかった・・・!相手は頭を押さえてかがみこんだ!
「ごごごごごごごめんなのだ!いそいでつい!はじめましてどなたですか」
「気を付けやがれ・・!いっつーーーーーー・・くそっ・・あれはどこだ・・・!」
「しらん!」
そしてベリュルは武道館にやっとたどりついた・・・そして会場インした・・・
「みんなーどこなのだー!」
「ベリュルしずかに!屋内ではさわがない!」
「あいたいた!ポテチかってきたのだー」
そしてしばらくして・・・
「みなさま長らくお待たせいたしました・・ピアノ発表会をはじめます!」
「いよいよでありんすな・・!」
死の発表会・・・!

第2484話

(2019年8月18日投稿、2019年11月3日掲載)

ピアノの発表会開始!アナウンスが響き渡る・・
『それではプログラムナンバ1、ペチャの演奏家ゲコリアンの「カエルのうたー」さあどうぞ!』
「ゲコココ・・・クククわがピアノの術におぼれるがいい・・!」
ドーレーミーファーミーレードーミーファーソーラーソーファーミー
「カエルのうたじゃん」
「まあすてき!指使いがダイヤモンドのように繊細で奇麗な音をかなでるわね」
「どうかね」
ドッドッドッドドドレレミミファファミッレッドー
「パチパチパチパチ!」
会場は拍手に包まれた・・・!
「退屈や・・・ちょっと外出てくる」
「もうベリュルは!ゲージュツをすこしは理解しなさいよ・・・」
「あとで!」
ベリュルはポテチをもって外に出た・・・
「だってたいくつなんだもん!どっか休むとこはないかなー」
ポテチを食べながら武道館内をうろうろしてするベリュル・・・テレビもあったがニュースだけで暇だった・・
「殺人deニュースターキャー出張所です!昨日武道館付近で人が倒れているのが発見されました・・身元は不明ですが名刺にベンベンマスターとかかれ、衣類が白・・・」
「ファーアニメやっとらんかな」
さて会場では
『プログラムナンバーチュー!ツルリンの最強の演奏家0ベントークウの「さいたさいた」だーーー!』
ドーレーミードーレーミーソーミーレードーレーミーレー
「まあなんていう優雅な演奏!」
さらに演奏は続いた・・・ベリュルはぽてちをぱりぱり
『プログラムナンバーチュリー!我らがターキャーの演奏家、ヤマダハルオの「さくらさくら」だー!』
「まあ風流!」
ラーラーシーラーラーシーラーシードーシーラーシラファー
「和の心・・なんてミヤビでありんす・・・」
一方ベリュルは窓の外を見てベンチにすわっていた
「ぽてちおいちい」

ふと気づくとベリュルのポテチ
「コンソメな気分!パリパリのどかわいたなあ・・・」
ジュースを飲むベリュルの後ろを誰かが通った気がした
「おいちい」
さらに後ろになんだか気配を感じた気がして振り向いたが誰もいなかった
「気のせいもよくあることやね」
一方会場・・・
『みなさま・・申し訳ございませんプログラムナンバーフォーを変更いたします・・・・もう少々おまちください・・』
「なにがあったのかしら・・?」
恐怖のピアノ発表会・・・

第2485話

(2019年8月18日投稿、2019年11月4日掲載)

さてベリュルは・・・
「ぽてちおいしかった!おなか一杯になったら眠くなったぜ!休むとこないかな」
そしてうろうろしていると休憩室(小さい文字で関係者)と書いてある部屋があった
「おおここでベッドでもあればねかせてもーらおっと!宝あるかな」
中から声が聞こえたきがした・・・
「こいつから・・まちがいない・・・どこに・・・・」
「なんじゃろコンコンたのもう!」
ガラッベリュルがはいると・・・奥には一つのベッドがあった
「だれもいないんかな?まあいいやベッドあるじゃん!ここでねよう!って誰か先に寝てやがる!」
そこには布団にくるまって誰かが休んでいた・・
「ねえねえ俺も寝たい!」
「・・・うるさい・・・・・演奏しすぎて疲れて寝てるんだ・・・どっかいってくれ」
「ねたいのだ!ねたいのだ!おなかいっぱいでねたい!」
「チッ・・そうだ・・これをもっていくがいい・・これを売っておだちんにしろ・・」
赤い翼(ダガー)を手に入れた!
「なにこの綺麗なナイフ!真っ赤!」
「・・この世界に二つとない貴重なナイフだ・・・もう俺には用済みだ・・・さあとっととでていけ!」
「わーい!じゃあここからでていこう」
一方会場・・・
『みなさま、予定を変更いたしまして・・・プログラムナバーフォーにファイブの予定だった「きらきらぼし」を演奏します』
「あらなにかったのかしら」
『演奏者のバッハリア様が少し体調がすぐれないということで、ほんのすこし休憩室で休憩しておられます・・申し訳ございません・』
「プログラムリストでは4がバッハリアのエリーゼのくせに、5がきらきらぼしとなっているでありんすが・・・」
『「エリーゼのくせに」はプログラムナバー5として演奏しますのでご了承ください』
「まあいいでありんす・・」
『ではおききください!ペロの名作曲家、ジョンスターのきらきらぼしーー!』
ドードーソーソ-ラーラーソーファーファーミーミーレーレードー

ふと気づくときらきらぼし・・・おそらのほしよ・・・
「みんなもどってきたのだまだ終わってない?」
「ちょっとベリュルまだ演奏中よ!」
「ごごめんなのだ・・・今何演奏してんの・・えーとプログラムナンバー4「エリーゼのくせに」だって」
「ちがうでありんす・・・「きらきらぼし」でありんすよ」
「えーそうなん?」
「曲聞いたらわかるでしょ!演奏者のバッハリアが休憩室で今寝てるそうよ・・次起こすのかしらね」
「あー休憩室で寝てたやつか!いたいた!ったく昼間から寝るとは音楽家とはいい身分でい!」
「なんであんたがしってるの!
そしてきらきらぼしは終わった・・

第2486話

(2019年8月18日投稿、2019年11月5日掲載)

プログランナンバーファーイブ!
「さあいよいよ「エリーゼのくせに」ね!とてつもない名曲よ聴いただけで涙が出るらしいわ」
「まじで」
そしてしばらくすると・・どうも会場の奥が騒がしい・・・・
「なにかあったのかしら?」
「まだねてやがんだぜあいつ!ねぼすけ野郎!早く終わらせて帰りたい」
さらにしばらくすると・ウーウーウーウーウーとサイレンが聞こえた・・・!
「なんじゃろ」
すると会場に主催者らしき男が出てきて、マイクでアナウンスを始めた
『会場の皆様ボーイミーツガール・・大変申し訳ございません!「エリーゼのくせに」は中止とさせていただきます』
「なんですって!」
ざわざわと会場がおおさわぎ!かねかえせーりゆうをいえーとおおさわぎ!
『大変申し上げにくいのですが・・・バッハリア様がベッドの上で殺されておりました・・・!』
一瞬静まり返り、すぐにどよめきキャーワーヒーと悲鳴がひびく会場!
『もう一度もうしあげます!休憩室でバッハリア様が死亡なさったため本日はこれまでーーー!』
するとベリュルが立ち上がり声をあげた!
「サプラーーーーイズ!!!」
「なによあんたいきなり」
『お客様どうしましたか・・?』
「嘘だ!俺は見たぜ!バッハリアってやつが休憩室で寝ていたのを俺は知ってるぜ!
『いやそうはもうされましても・・・』
「生きてたもん!俺見たもん!」
すると警察官がどたどたと入ってきて・・・ベリュルを取り囲んだ!
「なんのようだ!」

ふと気づくと警官に取り囲まれたベリュル
「今のお話詳しく聞かせていただけませんか?」
「うむ詳しく言うとあいつ生きてたのを休憩室で俺が目撃したのだ」
すると後ろのほうで刑事らしき人物が近づいてきた・・いや・・白いローブを着ている連中だ
「おまえら・・白いローブ!?」
「フン・・われらはターキャー警察の刑事・・だ!貴様をバハリア殺人事件の容疑者として逮捕する!」
「なんでだ!」
「またなの!」
「そもそも休憩室に入ったと言うことは自白したのとおなじ!とりあえずお前が有力候補というだけだ・・あとは裁判所で申し立てを行え!逮捕だガチャ!」
ベリュル逮捕・・・!

第2487話

(2019年8月18日投稿、2019年11月6日掲載)

同日某時刻・・・ターキャー大裁判所第3法廷・・・・
「それではこれより・・・ピアノ殺人事件の審理を行います!今日は早く帰れそうですな!」
玉座にはいつもの裁判長が座っていた
「それではまずは検察の入場です!いつものように拍手でお出迎えを!」
検察席に・・数名の白いローブを羽織った男たちが入ってきた・・・「わが名はクリスタル検事、モヨモティと部下のブディーとモンだ・・・恨みを必ず晴らしてやろう・・・武道館はすでに我ら関係者以外立ち入り禁止にしてある」
「ほう恨みですか!これは興味深い・・噂ではこないだやってきたばかりの検事と聞きます!部下の刑事たちも白いとか・・!これは楽しみです!それでは弁護士の入場です!」
すると・・・弁護士席になんとセリカがあらわれた!
メリアナニー殿に懇願されましたが・・ここは私が・・・この席を責任をもって責をはたすでありんす!」
「おおなんとお美しい・・・これは有利ですな!それではメインの被告入場です!」
そして例によって被告人席にベリュルが立たされた・・・
「いったいなんなのだ!」
「まあまあいいではありませんかベリュル!」
「またお前なのか裁判長!」
「まあまあそれでは検察がた・・冒頭弁論をお願いしますぞ!」
「武道館でおそらくそこのベリュルという男が休憩室でバッハリアという男を殺してあれを持ち去ったのだ!」
「なんと痛ましい・・では死刑にしますか・・!」
「サプライズ!なにをいってるのだ!殺してないのだ!」
「ほう、ではあなたは休憩室にいっていないと?」
「いったけど」
「では死刑・・・」
「まつでありんす裁判長!そんな乱暴な話はないでありんす!!」
「セ・セリカさん・・・確かに、こんな乱暴な話はありませんぞ検察!」
「ぐぬぬ・・くそっ殺した証拠でもあれば・・・ナイフでもなんでも・・・」
「ナイフならあるのだ!」
ベリュルは赤い翼を取り出した
「それはなんでしょう被告?」
「死んだ奴にもらったのだ!赤いナイフで!あれなんか垂れてきた・・・」
「それは・・血・・・ベリュル殿あなたなにをもっているでありんすか!」
「いやもらいもんだけど・・」

ふと気づくと赤い翼に赤き血・・・
「これは・・どうしましょうか検察?」
「飛んで火にいる夏休み・・それが証拠だ!それで刺した!ではベリュルの身柄はこちらで預かる・・調べたいことがある・・いろいろな・・」
「まってください、殺人であった場合死刑にするのでそれはまかりとおりませんぞ検察!」
「死刑になったものをどうするかは俺たちの勝手だ!クリスタル王国のために!」
「たしかに・・死刑となったらもうどうでもいいかもと・・・」
「裁判長!そんな無茶な話はないでありんす!一つの証拠が出たらそれを調べないとだめでありんす!」
「おお確かに確かに・・セリカさんどうしましょう・・?」
「検察・・・死因はなんだ?ちゃんと知っているのでありんすな?」
「くそ・・底をついてくるとは・・・バッハリアの死因は・・・衰弱死だ・・・!」
「なんですってでありんす・・・!?」
衰弱死と殺人とは・・!?

第2488話

(2019年8月18日投稿、2019年11月7日掲載)

バッハリアは衰弱死!?
「いったい・・どういうことでありんすか!」
「つまりベリュルは無実ということでしょうか?」
「無実とかどうでもいい・・とにかくその男をこちらに引き渡してもらう!あれを持っているはずだ・・・」
「アレとはなんなのださっきから!」
「あれだ・・そのあれで・・・あれだ!もっているだろう!」
「チョコか!」
「違う!」
「ガムか!」
「違う!しらばっくれる気か・・・!・・貴様らの仲間にクリスタル帝国のものがいるな・・?」
「おおパーティとポップリップか仲間だぜ!」
「ベリュル殿!・・・捕虜でありんす!・・・お前たちは一体何者でありんすか?ただの検察ではないでありんすな!」
「どういうことでしょうセリカさん!ただの検察というのは今までになかったんですが、今回は何か特別なことでも?」
「・・・いいだろう・・どうにも嫌な予感がする話を聞いてみよう・・我らはクリスタル王国の使いだ・・・」
「クリスタル王国・・・ガラ&フィーたちの故郷でありんすか!?あの二人に何かを命じられて・・!?」
「ガラ様フィー様がたは関係ない・・・これは宰相様の命だ・・!我らが手にすべき死のクリスタルを・・その男が持っている可能性が高い!」
「死のクリスタルって?」
「デス寺のやつでありんす・・!あちきたちがいこうとしていた・・!」
「やはり貴様ら・・・!」
「うーん何の話かさっぱりみえません・・セリカさん・・検察・・・説明を!」
「だまってろ裁判長!」
「はいい!」
「もってないのだ!いまからとりにいくとこなのだ!」
「しらばっくれるのかどうか・・・ベンベンマスターを殺したのも貴様だな!?」
「誰それ」
「死のクリスタルを・・・デス寺から取り戻した我らクリスタル王国のシノビよ・・昨日この付近で死んだ模様だニュースにもなった・・」
「なにそれ」
「意味が分からないでありんす!」
「それは我々もだ・・・!我らの邪魔をするもの・・帝国以外にありえない・・そこの・・聴衆のようにな!!」
検察がナイフを投げると・・・聴衆の一人に突き刺さった!

ふと気づくとナイフがささった聴衆の一人
「ぐああ」
そこにはナイフが突き刺さった黒いローブがいた・・・・!
「この声・・・・休憩室で寝てたやつの声なのだ!間違いないのだ!」
「なんだと・・?フン!!」
検察がフンするとナイフが突き刺さった男は法廷に引っ張り出された・・・!
「貴様・・・クリスタル帝国のものだな・・?このベリュルたちにクリスタルを渡したのか?」
「チッ・・クリスタル王国の連中め・・お前たちこそ・・死のクリスタルをどうした・・!」
「いったい何が何やらこまりましたぞこれでは裁判にならない・・私は裁判長ですが・・」
いったいなにがなにやら・・?

第2489話

(2019年8月18日投稿、2019年11月8日掲載)

黒いローブの男・・・
「ふうむこれは全く意味が分かりませんが・・・そこの方お名前と所属をどうぞ・・形式的に」
「クソッ・・俺はクリスタル皇国の皇帝ヨシダツネオだ・・・!」
「ヨシダさん・・この事件と一体どういうかかわりが・・・」
「まさか・・・ベンベンマスターを殺したのは貴様か・・・?」
「ああそうだ・・・デス寺から死のクリスタルを貴様らが盗んだという情報を手にして・・・奪いに来たのだ!」
「やはり・・・!」
「なんということでしょう!ベンベンマスターさんを殺したとは・・・ところでベンベンマスターさんとはなんぞでしょう検察?」
「ニュースでやっていた・・この辺りで殺されたと・・・そして貴様はクリスタルを奪ったのだな・・!?ヨシダ!」
「いや・・・ベンベンマスターは死のクリスタルを持っていなかった・・どこかに隠しやがったんだ!」
「なんだと・・・?我らも聞いていないぞ・・・!ヨシダいったいどういうことだ!」
「この辺りのどこかだと思っていた・・・手がかりはあったのだ・・・」
「いったい何の話でありんす・・・!死のクリスタルをあなたたちはいったい・・・」
「死のクリスタルの価値を貴様らも知っているからこそねらったのだろうが・・!」
「闇の奥に行くのにいるって聞いて取りに来ただけだぜ!ねーセリカさまー」
「・・・力の天秤のために奪いに来たのではないのか・・・?すくなくともクリスタル王国の連中はそうだ・・なあ検察ども!」
「・・そうだ・・・あの力は我らの物に・・!ヨシダ・・貴様らにはわたさぬ!」
「そうはいかぬ・・我らが皇国こそが・・・!」
「ゴホン!話がさっぱり!わたしをおいてけぼりにしないでほしいものですな!全員死刑にしますぞ」
「裁判長・・申し訳ないが重大な話だ・・あとで判決はきくでありんす!」
「はあ・・・」
「俺もわかんないセリカさまーー」
「ベリュル殿・・あとでお部屋でゆっくりみなにお話しするでありんす・・!」
「では・・ヨシダツネオとやら・・きさまはクリスタルのありかは知らないのだな?手がかりとはなんだ?」
「バッハリアという男から死のクリスタル臭がしたのだ・・やつは絶対「触った」はずだ死のクリスタルに・・でないとあんな臭いはしない!」
「バッハリア・・何者だ?」
「さあな・・ピアニストらしいがな一般人らしいが・・間違いなく奴は死のクリスタルに「触った」あの付近で・・それは間違いない」
そのとき聴衆からガタッと音がしたきがした・・
「それでどうした?」
「やつをつけた・・・死のクリスタルに汚染され死は間近だったが何か知ってるかと思って一人になったとき聞きにに行った・・だが・・・そのまま死んでしまった」
「そうなんだ」
「そうなんだではない!力のないものがクリスタルを持つ・・それがどれだけ危険なことか!そしてその時貴様がきやがったんだ!」

ふと気づくとベリュルがきやがった
「俺が登場か!」
「ククク・・貴様にあげた赤い翼・・あれでベンベンマスターを殺したのさ・・よい形見になったろう・・」
「おのれ貴様・・・貴様が犯人だったのか・・ヨシダツネオ!」
「死のクリスタルを持って帰ろうとした貴様らが悪い!」
その時・・・バタン!と傍聴席で大きい扉の音がした!
「・・・・死のクリスタルが・・・また盗まれていたわ!!!」
「なんだと・・?なんだ貴様は・・!?」
そこには・・・メリアナニーがいた・・!またとは・・!?

第2490話

(2019年8月18日投稿、2019年11月9日掲載)

大荒れ!大裁判!
「メリアナニー!なんとかしてこのめちゃくちゃな状況!」
「ベリュル!大丈夫よ・・・あなたは絶対大丈夫なの!」
「なにものだ小娘・・・ヨシダ・・貴様らの仲間か!?」
「いやしらぬ!なんだこの美少女は!」
「おおメリアナニーどのではないですか!助けてくだされ!裁判がめちゃくちゃで!」
「裁判長・・・・あなたたちクリスタル王国・・クリスタル皇国・・どちらでもないところに死のクリスタルがわたったのよ・・・!」
「どういうことだ・・・!!!我らが王国のものを・・・」
「小娘・・・死のクリスタル・・いったいどこにあったというのだ・・ふかしこいてんじゃねーのか!?」
「・・・死のクリスタルは・・ピアノの鍵盤として偽装されていたみたいね・・」
「ピアノの鍵盤・・!?」
「バッハリアが触った・・それを聞いてピンときたの・・ほかの出演者は無事な状況・・・もしかしてとおもって!」
「いったいなにをいっているでありんす!?」
「バッハリアが演奏しようとした曲・・・「エリーゼのくせに」・・それの音はこうよ・・・」
メリアナニーが美しくメロディーを歌いだした・・・ミーミ♭ーミーミ♭ーミーシーレードラー
「美しや・・・すごいやメリアナニー!」
「実に美しいですな・・ですがいま裁判中で・・・」
「もうわかったわよね・・?ほかの共演者の演奏にはない音・・・」
「・・・ミ♭でありんすか・・!!」
「そうよ・・・死のクリスタルはその黒鍵としておかれていたみたい・・・だから練習中にその鍵盤を弾いてしまい・・・」
「・・・触ってしまい知らずに死のクリスタルに汚染されたというわけか・・!」
「ほう・・そこにあるというのだな死のクリスタル・・案内してもらおうか・・・」
「・・・なかったのよ・・・」
「なんだと・・!?きさま盗んで嘘をついているのではないだろうな・・・?」
「検察・・・違うわ・・!いったらすでに抜き取られていたの・・・!その鍵盤だけピンポイントに!しかも立ち入り禁止の武道館にはいってまで!」
「バカな・・!武道館は我ら白い検察しか入れないはず・・・そして我らクリスタル王国の検察陣も・・ヨシダもしらない・・いやほかにクリスタル皇国のものが来ているのか!?」
「きていない!これは俺だけに命じられたものだ・・・そもそもこの地は軽く来られるものではない!」
「・・では一体だれが・・!?」
「そんなの・・・一人しかいないわ・・・!」
「ねえねえなにそれメリアナニー」

ふと気づくとメリアナニー・・・
「どういうことだ・・!?一体だれが・・・いえ!いうのだ!」
「検察落ち着いてください・・裁判長として落ち着きの刑にしょしますぞ!」
「おのれ・・・!」
「別に隠すつもりはないわ・・・・ここにいる誰も知らないとなると・・・持ち去ったと考えられるのは一人しかいないといっているのよ」
「だからだれだというのだ!」
「決まっているでしょう!隠した本人よ!」
「な・・なんだと・・ベンベンマスター・・・?やつは死んだのだぞ・・・ニュースで・・・」
「そうだ・・やつは俺が赤い翼で刺して・・倒れたはずだ・・!」
「検察・・死体は収容したの?」
「ああ・・慰安室にあるはずだ・・俺が確かめた・・おい部下共みてこい!」
「はっ!いってまいりますモヨモティ様!スタタタ・・スタタタ戻りました!死体がありません!ベンベンマスターの死体が・・・」
「やっぱりね・・・死のクリスタルを持ち去ったのはベンベンマスターよ!!」
「ばかいうな・・そうだとしても我らに連絡があるはずだ・・しかも我らクリスタル王国の仲間のの目の前で死んだふりなど・・」
「それも答えは一つしかないでしょう・・・ベンベンマスターはあなた方クリスタル王国側にもに渡さないように持ち去ったのよ!」
「絶句・・!!!」
ベンベンマスターの真意とは・・!?

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最終更新:2019年11月09日 05:54
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