第2601話
(2019年12月15日投稿、2020年2月28日掲載)
かつては・・・
「かつては・・?」
「これが・・わたしです・・バッ!」
女性はローブを脱ぐと・・・レオタードに青い長い髪、頭に金のサークレットとかなかなかすごい美人だ!ふとももよい
「うおおお!!!俺は
ベリュル!」
「あなたはいったい・・・」
「私は・・・ただのエスパーギャルです・・・かつて悪を倒した一人でしかありません・・・そんな姫様だなんて・・・」
「ですが姫様!マワシゲリ殿が・・・あなたを!」
「ぴちぴちギャル!」
「マワシゲリとは・・いったい何者でありんすか!?正体を知る前に死んでしまったでありんす・・」
「彼は・・・ゴリ族です・・・闇のクリスタルからやってきた・・・ゴリ族の賢者です」
「なっ!ゴリラだと!あれが!”でも黒くなかったが!」
「脱毛したそうです・・・ゴリ族にしては賢者ですが・・知性が少し薄かったと思います・・」
「なるへそ確かに」
「とてつもない情報量でありんすが・・・まだ聞きたいことはありんす・・・」
「俺もう追いつかないのでまかせたぜ!みんな!」
「・・・まだなにか?・・いえ・・ええそうでしょうね・・・」
「ミカエル・・その称号は天使の力・・・どこで手に入れたでありんすか?」
「・・・天使の力をご存じなのですね・・」
「あちきもかつてはメタトロンであったでありんす」
「メタトロン・・・!あ・・あなたが・・・・そそんな・・・・・」
「びっくりはいいから詳細を知りたいでありんす」
「・・・・私のクリスタルに眠って居た力です・・」
「あなたのクリスタル?」
「かつて手に入れた・・・白虎のクリスタル・・・白のクリスタルに封印されし力です・・・」
ふと気づくと白のクリスタル
「白のクリスタル・・・あんたいったい?美しいですが」
「まだ気になることは多いが・・・これからあちきたちは何をすればいいでありんすか?」
「ここまでお話したのです・・・彼を・・メイドインピャーを止めなければ・・・クリスタル王国の悪夢は続くのです・・」
「幻から目を覚まさせる必要があるでありんすな?」
「はい・・・時の流れもめちゃくちゃで・・・正常にしなければすべて失われるかもしれません・・・彼は力の天秤を動かそうとしています・・」
「力の天秤・・・死のクリスタルでありんすな」
「はい・・・死のクリスタルは・・・ブラックホールのようなもの・・強大な力を持ったクリスタルを凝縮すると・・・死のクリスタルになります・・」
「強大な?どのくらい・・・」
「そうですね・・・あなた方の世界・・クリスタルまるごと破壊するぐらいの力が・・一つのクリスタルになったものです」
「なっ」
「あなたがたのクリスタルが爆発すると・・そのあとに死のクリスタルとして残る事でしょう・・」
「なっ爆発・・・」
「まさか・・・!あちこちのクリスタルの爆発は・・?」
爆発は?
第2602話
(2019年12月15日投稿、2020年2月29日掲載)
爆発エクスプロージョン!
「闇と・・火のクリスタルの爆発は・・まさか・・・」
「・・・!まさか・・もうすでに・・爆発を・・!?」
「かく・・・」
(クリスタルアクシアンとかいろんな説明をムービーでやるがここではスキップ!)
「しかですか・・メイドインピャーはそこまで・・・」
「メイドインピャーは自分の娘たちをわざわざなぜそんな・・!クリスタルアクシアンとして・・・」
「彼に娘はいません・・・おそらく・・・あなたがたのいうクリスタルアクシアンは・・おそらくクリスタルの化身でしょう・・」
「なっどういうことだ!」
「・・・なるほど・・」
「姫様・・我らも初耳事項がおおいですが・・・なぜこのものたちにここまで!機密事項を・・・!」
「・・・・セリカ・スィ-タさんと申しましたね?」
「なんでありんす?」
「あなた・・・私の事・・覚えてないの・・?あなた・・・」
「な・・なんでありんす?」
「あなた・・・ミカよね・・・?ミカ・・・・あなたでしょ!?私には・・そうとしか・・・・・!」
ミカエル・サイコキネアはセリカに抱き着き、涙を流し始めた
「ひ、姫様落ち着いてくだされ!」
「そうだぜ美人に涙は似合わないぜ」
「な・・なにをいうでありんす・・・あちきは・・セリカ・スィータでありんす!・・だ、だいじょうぶでありんすか?」
「・・・そう・・・あ・・あの・・ごめんなさい・・・でも・・あなたは・・・」
するとその時・・ナカジマが見ていたスマホを差し出した!
「姫様・・・!盗聴していたクリスタルニュースで・・・大変なことが!」
ふと気づくと大変なこと
「いったいどうしたのですナカジマ・・・」
「こちらをご覧に・・!」
するとスマホからニュースが流れ始めた
『イエーイ!クリスタルdeにゅーすのお時間でーす!トップニュースはこちら!メイドインピャー様が皇国相手に勝利宣言!』
「なっ」
『皇帝王マワシゲリを見事しとめ、残りの皇帝たちの残党狩りがはじまるようです!一人につき10万ギルの報奨金だーー!』
「ななっ」
「やられた・・・まだ負けたつもりではないが・・・皇帝たちの士気がこれでは・・!」
『七色鬼神ブッチョンバリゲも力を増し、皇帝王国本部に攻め入るぞー!さあこれで世界は平和だーー!』
「やつらにもマシンの力が渡ってしまったか・・」
「でもあいつら幻なんでしょ!ねえサイコキネアさん」
「クリスタルの力で作られた幻・・それは現実と相違ありません・・・失われれば魂は残らないですが・・」
幻合戦大往生・・・
第2603話
(2019年12月15日投稿、2020年3月1日掲載)
幻合戦・・・
『さらに・・クリスタル炉の修復も無事終わった模様!安定した稼働がみこまれるとのことです!』
「なんだと!なんだそりゃ!」
「修復とは・・・「ドア」を付けるだけのはずですが・・一体・・?」
「死のクリスタルの回収がおわったでありんすか?・・だとすると我々の世界も・・もどらねば!」
「でも鬼戦艦がクリスタル王国に・・・ややっ」
ズズーン!なにやら外で音がしたので一行はでてみると・・・
「鬼戦艦!なぜここに!」
「クリスタル王国から飛んできたでありんすな・・・自動危険回避機能が働いた用でありんす」
「クリスタル王国になにか危険でも・・?」
「これでブラセマがうごかせる・・・なにかきたでありんす!」
空の彼方から虹色のロボットが飛んできた・・・
「あれは・・・七色鬼神ブッチョンバリゲ!!あちこちを破壊しながら来ている・・・ブラセマで迎撃するでありんす!」
「ブラセマ・・・?」
「サイコキネアさん、まってて!話はあれを破壊した後だ!」
ベリュルたちはブラセマにのって空に飛んだ!
「あれは一体・・・」
そして・・飛んでいくと・・
「きたぞ・・!オイちょっと量多くないか!・・・」
そこには無数のブッチョンバリゲが飛んでいた・・・ベリュルたちを見つけたようだ・・無線が入った
「シネ・・・シネ・・・コウテイタチ・・・ミナシネ・・・」
「俺たちちがうもんねー」
「カンケイナイ・・・ミナゴロシニシロトノメイレイダ・・シネーーー!」
強襲!ブッチョンバリゲ!
ふと気づくとブッチョンバリゲとのバトル!!
「えーいセリカ様がいるこっちに叶うと思うな!とりあえずサンダー」
「ガキン!」
「なっはじかれた!」
「ゾクセイコウゲキムダ・・・オレタチ・・ムテキ・・・」
その名の通り、七色のように属性が無効だ・・・
「ブッチョンビーム!ぶっちょん光線!ブッチョンソード!」
「ぐあああ!こ・・こいつつよい!!!」
恐怖のブッチョンバリゲ・・・
第2604話
(2019年12月15日投稿、2020年3月2日掲載)
ブッチョン攻撃がとにかく危険!
「無属性攻撃でとにかく攻めるしか・・・!」
攻めるしかないので、がんばりナントカ倒した・・・ドカンドカン!
「ふう・・だがまだまだいる・・やばいかもー」
一方その頃・・鬼パラドクスの宮殿で・・・
「あなたは一体・・・?その白いローブは・・」
「私はクリスタル連邦の王、クリス王女様の使者にございます・・・重要な話が・・・」
「セリカ様に・・聞いております・・・クリスタル王国とは・・・」
「はい・・ではそこからお話を・・」
一方その頃
ベリュルたち・・・
「クソッ倒しても倒してもきりがないぜ!」
「ブッチョンバリゲ・・ムテキ・・・」
「AIだから倒しても恐怖もないし・・」
「
ベリュル殿・・あれはAIではないでありんす・・」
「なぬ」
「ブッチョンバリゲが爆発したとき・・中から人間が爆死した死体が飛び出した・・・・頭に脳みそまるだしむきだしで線がつながった・・・・」
「なっ!」
するとどんどん襲ってくるブッチョンバリゲ・・・
「むうん!もうむり!」
「でも突破しないと・・我らの世界に帰れないでありんす!」
「でも今度は・・100機ぐらいきたぜ!もうだめかも!」
その時・・ドグァーン!!!ィイイン!すごい光線が後ろから飛んできて・・ブッチョンバリゲは大量にはじけ飛んだ!
「なんっ!」
通信が入った
「ここは我々に任せろ・・・姫様が貴様らと話がしたいらしい・・」
振り向くとそこにはグランエンペラー達がたたずんでいた・・
ふと気づくと鬼神グランエンペラー!
「ひょええゴールデンブラセマやったやつだ!よくも!」
「いいから貴様ら戻れ!」
「
ベリュル殿!ゴールデンブラセマなんてまた作ればいいでありんす!もどるでありんす!」
「うむ!奴らとやりあうの怖いし」
ベリュルたちが帰還すると・・・
「あなた方・・早く元の世界に戻ったほうがいいと思います・・・メイドインピャーが何かやらかしたのではないかと・・!」
「でも・・ブッチョンバリゲやばいし、戻る手段もドアはクリスタル連邦とクリスタル王国をつなぐ炉で・・・」
「・・・・「ドァ」なら私ももっています・・・」
ドスン!ミカエル・サイコキネアはそこに一つのドアを置いた・・・
「これがあれば少なくとも・・・クリスタルの中心部、クリスタル連邦と呼んでいる部分にたどりつけるはずです」
「鬼戦艦入れるかな」
「大きさは関係なく通れます・・・いつでもここのドアはあけております・・・!気を付けて」
「ブッチョンバリゲは」
「ほぼほぼ・・撤退したようです・・グランエンペラー・・・恐ろしい機体ですね・・・誰も傷一つついていないようで・・」
「ひょえええ・・ではいってきまーす!」
ベリュルたちの帰還・・・
第2605話
(2019年12月15日投稿、2020年3月3日掲載)
クリスタル連邦に戻ってきた
ベリュルたち・・・しばらくクリスタル王国には飛べない封印が施されているらしい
「おかえりでちゅ!いったいどうちたんでちゅか?わたちたちもいまおきたとこでちゅ!」
そこにはガラ&フィーたちがいた・・・
「いやー実はクリスタル皇国が・・・」
「シッ・・ベリュル殿・・この子たちは何も知らなそうでありんす・・・今までのことは秘密に・・」
「あーそうだった、今日はとってもいい天気で!」
「そうでちゅか?お外寒いでちゅ!」
「いやー冬だから寒いねーあははははー」
そういいながら
ベリュルたちは外に出た・・・
「なんでちゅかいまの?ふぁーよくねたでちゅ・・もうちょっとお昼寝・・」
そして外に出ると・・やっとワーパーがつかえるようになった・・
「さて・・・まずは俺らんとこにもどろう!てきとうに!」
適当に戻るが、特にいろいろいっても何も起こっていない・・
「うーん・・・アホレモンとこはどうだろう」
いってみるが・・
「どうした?なにかあったか?」
だけで特に話も進まない・・まだ隠しておこう・・・
「ウリエル様のとこにでもいってみっか」
黄金王のところにいくと・・・
「あらあおかえりなさい!どうしたのぉ?」
「なんかないかなって」
「なにかって?」
「ウリエル殿・・じつは・・かく」
「しか・・・そんなことが・・・!でもまだこっちはなにもないですわよ・・・」
「うーん」
「あ・・そうですわ!セリカ様!ナナ様が・・セリカ様がいないか?と連絡がありましたわ!」
「ナナ殿が・・・・?そうかしばらく連絡取れていなかったでありんすな・・・申し訳ないことを・・」
「ナナ様かーあいたいなー」
ふと気づくとロンカパラドクスの宮殿に戻ってきた
ベリュルたち・・・
「別に何事もないようだけど・・・」
「おかえりなさい!
ベリュルさん!」
「ナナさーん!ただいまー!」
「お元気でしたか?ご無事でなにより・・・ご活躍はきいておりますわ!」
「ほんと!あのね色々あって!」
「はい・・・ですが・・・その前に・・・・・・・・・・・・・セリカ様を始末しなければ・・・!」
「ナナ様・・?」
ナナ様・・?
第2606話
(2019年12月15日投稿、2020年3月4日掲載)
おや・・?ナナ様の様子が・・?
「ナナ殿・・なんの冗談でありんすか?」
「・・・クリスタル連邦の使者からすべて聞きました・・・元凶だったクリスタル皇国は無事滅びたそうですね・・」
「それがさーナナさん、そうじゃなくてクリスタル王国の・・・」
「
ベリュルさん・・あなたの話はあとで伺いますね・・・セリカ様・・あなたは・・時の一族だそうですね?」
「へ?」
「なんですってでありんす・・?ナナ殿・・?」
「クリスタルアクシアン・・・あの醜悪な連中をあのように追いやったのも・・あなたがた時の一族と聞きました・・・」
「一体何の話でありんすか・・」・
「時の一族は殲滅せよ・・そう聞かされました・・」
「そんなむちゃくちゃな・・ナナ殿いったい・・!」
『ナナ・・いったいどうしたのです!』
「お姉さま・・あなたも使者から話は聞いたはずです・・」
『ええ・・ですがあんな連中のことなど・・あなたは信用したのですか?』
「世の中真実は一つ・・私は・・・彼らの話になっとくしました・・・セリカ様を始末しなければ・・黄金の棟梁はつとまりません!」
「ナナさまーーやめてよーー!」
「ナナ殿!少しはアチキの話を・・・」
「・・・問答無用!」
ガキン!ナナ様がセリカ様をおなぐりになられたがセリカ様がおガードをなされた!
「うわあ!」
衝撃波で
ベリュルたちはふっとんだ!
「セリカ様・・・あなたは今ここで私が始末します・・・!」
「ナナ殿・・・どうやら目を覚まさせる必要があるでありんすな・・・!」
ふと気づくとセリカVSナナ!
「セリカ様・・メタトロンの力お借りになりますか?・・私にはガブリエルがある故・・・この力量差は少々不公平かと・・」
「ナナ殿・・・あちきを殺す機なのにそんな甘いことを・・?それにあちきは・・そんなものはもう必要ないでありんす」
「・・愚問でしたね・・・・・ではセリカ様・・・セリカ・・・」
「ナナ殿・・・・」
「死ねやコラァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
『やめなさいナナ!!!!!!』
『ナナ様おやめになって・・・!!!』
黄金王たちの呼びかけにもむなしく・・・ナナの拳が戦いを始めた!
「うわあんどうなっちゃうんだようこれもうむちゃくちゃだよう!!」
「
ベリュル殿・・心配めされるな・・ここはなんとか・・・!ぐ・・メタトロンとガブリエルの力・・・あちきに・・」
ナナの最期・・・!
第2607話
(2020年1月1日投稿、2020年3月5日掲載)
ナナVSセリカ
「黄金王ではなくなった貴女など・・・もはや敵ではありません・・・!」
「ナナ殿・・!」
「ふた黄金ズともやめてよぅ!セリカさまー」
「
ベリュルどの・・・あちきをとめてもナナ殿はとまらないでありんす!」
「電車じゃあるまいし!ナナさまーやめてようー」
「外野は・・・ひっこんでな!」
「ひい!まじで!失礼しました!」
「本気で行くでありんす!エナジームーンサルト!」
ガキン!バッチリガード!
「こんなもの・・・通用すると思ったか!!」
「やばい!セリカさまの攻撃が防がれた!さてナナさんここからどうでる!?いや、セリカ様が再び!」
「ソロモンブレイク!」
セリカ様の御剣がエネルギーとなりナナ様に御命中なさった・・・!ドガギーン!!!
「キャア!」
「おおっとこれは大きく命中!ナナさま大きく後退!セリカさまその手を止めない!」
「どりゃああみだれうちまくり!!!」
ガシュガシュガシュガシュガシュ
「セリカさま勝っちゃいそうだ!大丈夫かな
ダンナーザ!勝つのはいいけど手加減を・・・!」
「ナナ様・・・押されてるようで瞬きしてない・・セリカ様をずっとにらんでるわ!」
「なっどういうことだい」
「何か大きな反撃を伺ってるかのような・・」
「なっどういうことだい」
セリカ様の目が光った
「セリカ様・・その程度ですか・・?やはり・・天使の力を失った時点であなたは・・」
「なんでありんす・・・」
「では・・・セリカ様・・これまでお世話になりました・・・・」
「ナナ殿・・・?」
「今のあなたならこれで・・・昇竜拳!ORRRRA!!!!」
紅き昇竜がセリカ様をお貫きなさった・・・・!ドドドドドドドドドド!!!
ふと気づくとナナ様の必殺技さく裂!
「キャア!!!」
セリカ様はお倒れなさった・・・そして動かなくなった・・
「セリカさまーーー!!」
「終わった・・・セリカ様やすらかに・・」
と思った瞬間・・セリカ様から何か強烈なものが飛んできた・・・!そしてセリカ様の声がひびきわたった・・
「アトミックブレイク!!!!!!」
何かわからない強烈な核風がナナ様をおふっ飛ばしになられた・・・!ナナ様は倒れた・・・そしてセリカ様はお近づきなさった・・・
「おう・・・やってくれたじゃねーかナナ・・・このあたしを・・朱雀の力をおめえら天使ごときがどうにかできると思ったか?あ?」
「うっ・・うう・・セ・・セリカ・・様・・?」
セリカ様の様子がお変だ・・・
「おし、ナナよ、あたしに手を挙げたんだ・・その生意気な口と・・命を永遠に封じてやろうじゃねえか、な、覚悟はいいな・・?」
セリカ様は拳を振り上げなさった・・
「わ・・わたしも・・こ・・ここまで・・・セリカ様いったい・・」
するとあたりに極上の竜の咆哮が響き渡った・・・
「やめてーーーー~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
するとそこには竜族の少女がナナ様の前に立ちふさがった
第2608話
(2020年1月1日投稿、2020年3月6日掲載)
謎の少女
「だれあれ!ジョナサン知らない?」
「しらなーい!みたことなーい!」
セリカさまは構わず少女の前におすすみなさった
「おう・・なんだこのガキ・・・邪魔するってんなら容赦しねーぜ?あ?」
「・・あ・・ここにきては・・だめ・・しんりゅう・・・」
「ナナ様ごめんなさい・・でも・・・この女性・・こわい!」
「んあだ?てめー失礼なやつだな?このあたしが怖いだって?あ?泣かすぞ?」
セリカ様は拳を振り上げなさった・・まさか子供相手に!
「・・・・・ダメーーーー~~~~~~~~~~~!」
竜族の少女は咆哮した!
「ウオオオすごい声!すごい波動!声だけなのにビリビリするおれたち!
なんという声のセントラルデコレーション!」
ビュオオオ!!とうなり声だけでもうあたりがすごいで、黄金ズたちも耳をふさぐありさま・・すると・・
「ドサッ・・」
声がやむと・・セリカ様がお倒れになられた・・・
「セリカ様ーーーー!!」
ベリュルたちはセリカ様とナナ様のもとに向かった・・・
「ねえねえその少女!かわいいけど幼い少女!セリカ様になにをしたのだ!」
「・・目を覚まさせてあげただけなの・・・オキオキの咆哮で・・・」
「うーん・・・こ・・ここは・・・」
セリカ様が目をおさましになられた・・・
「セリカ様ーー!」
「ん・・あちきはいったい・・・ナ・・ナナ様!こ・・これはナナ様一体・・・・あちきが倒して・・?」
「セ・・セリカ様・・・」
するとミスズ様の声が辺り一面を覆った・・
『ナナ・・あなた一体・・・セリカ様を殺す気はなかったんですね?だってあなた・・鉄火撃・・・』
「お姉さま・・・それはいいのです・・やはり白いローブの言った通りでした・・・うう・・」
「ナナ様!しっかり!」
ふと気づくとナナ様しっかり
『ナナ・・あなた・・あなた白いローブ・・・クリスタル連邦に何か吹き込まれたんですか・・?』
「クリスタル王国のやろうか!またいらんことを・・・」
「セリカ様は・・・正体を偽ってる・・世界崩壊の災厄だと・・・致死的攻撃を加えると正体を現すと・・」
「なっそういやさっきセリカ様変だったぜ」
「あちきが・・・災厄・・?いったい何を・・」
「ちがーーーう!!!!」
するとセリカの傍らになにやらぼんやりと・・・ぐるぐるメガネの少女が浮かび上がった・・!
「マヨネーズ・・あなた!」
「ギャア!オバケリータンズ!」
ベリュルは倒れた・・
第2609話
(2020年1月1日投稿、2020年3月7日掲載)
ペチ!
ベリュルは起こされた
「気絶は後で!大事な場面だから!あとからアンタに説明するのめんどくさいんだから、ちゃんとみてなさい!」
「はい」
「セリカはわるくないもん!ね、セリカ」
「マヨネーズ・・いったい何がおこったでありんすか?ナナ殿・・しっかり・・!」
「セリカ様・・じつはかくで」
「しか・・・?あちきが・・・ミスズ殿・・・ウリエル殿・・何かわかることはあるでありんすか?」
『貴女がわからなければ・・私たちにも・・先ほどのはいったい・・』
「そうでありんすか・・ところで・・その少女はなにものでありんす?ナナ殿」
「この子は・・しんりゅうだそうです・・・あなたに倒された・・」
「しんりゅう・・・!?かつてあちきが倒した・・?ここで復活を・・!竜の正体が少女だと・・・」
セリカ様はかまえた!
「まってくださいセリカ様・・・その少女は・・かく」
「しか・・・オメガがおもちゃ・・・いや・・しかし・・・」
「そうだぜ!わからんけど、でもその少女がセリカ様をもとにもどした感あるぜ」
「そうでありんすか・・・いったい何がなにやら・・・」
するとその時・・・白いローブがスッとおりてきた・・・
「ククク・・・」
「ややや!お前は・・メイドインピャー!!!!」
『メイドインピャー・・・?いったいどなたですか?クリスタル連邦の方ですか・・?』
「ミスズ様、じつはかくで」
「しかですって・・!クリスタル王国の宰相・・・」
「だがお前!クリスタル王国は幻だって・・・なんかエスパーギャルの美少女がいってたぜ!」
「・・ほう・・・やつが・・・どこに行っていたと思ったらククク」
「なにがククだ!やはりお前が・・・」
ふと気づくと黒幕っぽい男メイドインピャー!
「しかもお前、クリスタルアクシアンはお前の娘じゃないとか・・・」
「ああ、そんな戯言を真に受けたのか・・クク・・そんなことより、クリス女王がお待ちだ」
「何っ幻じゃないのか!」
「なんでも・・・皇帝王を倒したご褒美を貴様らにあげたいと・・・お待ちかねだ」
「おお!褒美!」
「ベリュル・・罠じゃないの?」
「どちらにしろ貴様らは来ることになる・・・さあ女王陛下をいつまでも待たせるな・・私は先に戻っている・・」
白いローブは消えた・・・
「セリカ様・・・あなたはいったい・・いえ、それよりあからさまな罠にあなた方をいかせるわけには・・」
「罠ははまってこそ抜ける価値があるんだぜ!それに虎児だし、もしかしたらほんとにいいもんもらえるかも」
「とりあえずいくしかないでありんす・・!ナナ殿・・・まだ色々・・・言いたいことはあるが・・・」
「はい・・・今はお急ぎください・・・私は・・・」
『いざとなったら私の加護で呼び戻します・・・お気をつけて・・!ナナは私が話も聞いておきます・・』
「しんりゅうは・・帰ってきたら話を聞きたいが・・先にあちらをかたづけてくるでありんす!」
「・・うん・・」
「なんだかナナさんともう会えなくなる気がしてこわい」
「そういう事いわない!変なこと起きるから!」
クリスタル王国へ・・・
第2610話
(2020年1月1日投稿、2020年3月8日掲載)
クリスタル王国についた一行・・
「なんかめまいがした気がする」
「あちきも・・・気のせいでありんすか・・・?」
すると・・突然目の前に男が一人現れた・・・
「ホッホッホ・・・・よいごはいねえがあ?」
そこにはほぼ裸で、クリスタルの輝く赤い帽子と白いマントをし、ピンクのヒゲをした老人が立っていた・・・
「なっなんだこいつは!すごいしなやかな見事な血管浮だつ筋肉!これが老人の肉体だというのか!なにものだ!そこになをなのれい!」
その老人は頭に13の文字が刻まれていた・・
「ワシには名はない・・しいていうのなら13・・・サーティーンよ・・・」
「ま・・まさかこいつは!」
「そうじゃ・・・サーティーン・・・そう・・サンタさんと聞き間違えた・・これ以上のものはもう・・ありえぬのじゃ!」
「シンプル!」
「ワシはクリスタル興業の社長・・・・・プレシデントよ・・・プレシデントをプレゼントと聞き間違え、おろかなねだり者が増えてしまった・・!」
「一番しっくりくる!」
「そしてこの・・・帽子のクリスタルを聞き間違えてクリスマス!」
「ありあり!十分あり!」
「そしてこのピンクのリボン・・・形を見ろ・・これをトナカイと見間違えたという」
「それいい!それでいい!どうでもいい!」
「このクリスタル王国がすべての始まり・・・そうクリスマスの始まりじゃ・・・!バカな夢を見る貴様らから・・・プレゼントを奪い取ってやる!」
「夢という名のプレゼントをか!」
「お返しに・・・この筋肉をプレゼントしてやろう・・・貴様らの首を絞め・・血抜きをしおいしい生肉と化してやる!」
「はっそういえば・・あたりに肉片が散らばってる・・これはまさか!?」
「そう・・・これはワシが生肉化させた・・・住民の残りの部分よ!」
「こ・・こんなめでたいときに悲惨な話はだめだ!」
「いやだ!貴様らが嫌がるなら・・無理やり肉にしてやろう・・!この首絞めリークリスマス!」
サーティーンが襲ってきた・・・!
サーティーン強襲!おめでたや
「首絞めリークリスマス!」
「ギャア!」
なんと即死攻撃!ダメージ1224万ダメージ食らった上に即死!意味はないけど
「卍固めリークリスマス!」
「グエエ!」
同じ名前なのに違う効果!1225万ダメージの後、混乱!基本死ぬから意味はないが、炎に超弱くて育ててなくても楽勝ナントカ倒した・・・
「お・・おのれ・・・女王・・・わが・・・は・・・我が兄・・・12に・・・グオオオオオォオ」
サーティーンは溶けてしまった・・・ちなみに盗むとリーゼントプレゼントが手に入るぞ99まで
「消えた・・いったい何だったんだ?」
「サンタさんって、私たちの心に潜む悪意のようなものなのかもしれないわね・・」
「さあ夢を見てないで目をさますぞ!・・あれ・あたりが・・」
あたりには肉片などなく、普通の街並みで雪がしんしんと降っていた・・・
「ね、ね、プレゼントあけてみようぜ!」
一個は確定ドロップなのだ!さてここからがアイテムざくざくのお楽しみタイム!
最終更新:2020年03月19日 10:21