第2771話~第2780話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より




第2771話

(20年6月13日投稿)

宴「わーわーサーターン!サーターン!」「さてこれより、ルシファー、レミエル、ドミニオン、ザビエルの処刑を始める・・・オーブンの準備はいいな?」「はっ!完了しております!」

「では・・・誰からにするかな・・?どれにしようかなてんのかみさまのいうとおりあのねのね・・・てっぽううってばんばんばん・・おまけにもうひとつ・・てっぽ・・」「おたすけをーサタン様ー顔をペロペロしたではありませんかー」「ザビエルからだ」「ヒー!おーーたーーすーーーけーーー」

荷馬車が揺れる・・ザビエルをのせて・・・「よしオーブンになげいれろ・・どうせこいつからはクリスタルはとれまい・・・適当に処分しろ」「ひーーーー!!!!」「はっでは・・・せーーのーーーー」その時突然城から使いが走ってきた!「中止だーーちゅうしだーーーー!裏切者天使の処刑は中止だ!」

「なんだと・・・?」サタンはまゆをぴくぴくさせた・・ザビエルは涙と鼻水を流していた「これは命令だ!ケチャップ国王からの!天使たちの処刑を中止せよ・・とのこと」「なんだと?ミソー様ではないのか?それは受け入れられん!シルク法度にのっとり・・・」

「ケチャップ国王の命だ!シルク法度より、最強法のほうが上とのこと!」「クク・・・サタン愚かな・・貴様反逆前にケチャップ様にこの場で・・この大勢の国民の前で裏切りを行う気か?」「グギギ・・・おのれルシファー・・・貴様・・・!ギリギリ」

「ほれほれ・・どうだ?やるのか?私はかまわんぞ?国民の顰(ひん)蹙(しゅく)を買い、今後反逆が失敗するだけだぞ?ん?ん?」「グギギーー!!!!・・・・しょ・・しょけいは・・中止する・・グギギーーーー!!!!」

こうして天使たちの処刑は見送られた・・だが、悪質なザビエル、ドミニオンは牢獄の塔へ送られることになった「荷馬車は揺れる・・ごとごとと・・ドミニオンとザビエルを乗せて・・・我は運び屋ジョンだ」すると・・橋にかかったとき、途中でドミニオンが川に飛び降りた!!

「しまったーーー!ドミニオンが逃げた・・!」ゴン!だがドミニオンは途中の岩に頭をぶつけ、そのまま川にドボーンと落ちた・・・「・・・まあいいやザビエルだけでも牢獄の塔に送ろう・・・荷馬車はゆーれーるー」

ふと気づくと天使たちの住処・・・すごいギスギスしていた「おのれ・・反逆者を目の前に・・何もできぬとは・・・」「ベロベロバー」「おのれルシファー!!!!」

「フン・・・そんなことより・・・我らに引き込んだバッハどものクリスタル研究所が乗っ取られ・・何者かが宗教団体を設立したようだが・・いいのか?ベロベロバー!」「グヌヌーー!!!ミソー様より何も聞いていない・・・」「所詮貴様はミソーが何もしなければ動けないただのくぐつか・・・」

「なんだと!ワシが王になれば・・・なんでもやってやる!すきほうだい!」「貴様にその器があるとは思えんがな・・ベロベロバー!」「グヌヌーーー!!!!」

ルシファーはベロベロバーの顔のまま去っていった・・その時使いが来た「ミソー様からお手紙です・・・」「おお・・なんだ?待ちわびたぞ・・・ぬ・・・今夜だと・・?いよいよか・・」天使たちの反乱!






第2772話

(20年6月13日投稿)

ミソーの手紙・・・「サタン様、手紙にはなんて書いてあるぽん?」「ウリエルか・・・みよこれを!」「どれぽん」手紙には・・・頑張れ!と一言が書いてあった「応援だぽん?」「甘いなウリエル・・これはミソー様の政治的メッセージだ・・」「どういうことぽん」

「頑張れ・・ファイト・・・戦えということだ!つまり今こそ決行の時だということだ!」「なるほどだぽん!」「これまで我らは虐げられていた・・・だが・・・それもここまでだ!天使のモノどもきけい!!」天使たちは集まった・・・ルシファーたちも仕方なく参加した・・

「ものども・・・今夜いよいよ例の作戦を行う・・・」「オーオー・・・サタン様が王となられるのか!セレブレーション王国の!」「そうだ・・・我らは造られた・・・だが・・我らが奴らに指図されることは納得がいかぬ」「そうだー俺らは天使だー!神の使いだー」

「我らを利用しているのは・・・そう、ケチャップ国王だ・・・そして利用するだけ利用して捨てようとしておる」:「なんだとーゆるせないぜーわーわー」「敵は・・セレブレーション王国城にあり!ものどもつづけーい!!!」

ばっさばっさと翼をはためかせ、天使たちははだしとぱんつで走り出した!城に向けて・・・そして城門・・・「ふぁー暇だなー警備兵の瞬足のパンパン・・・」「おう・・・天使たちがクリスタル王国を滅ぼしてくれたからな!これからは俺たちの時代よ警備兵ボンボン・・グッ!」

パンパンの首が宙を舞った・・・そう、夜のバタフライのように・・キラキラと・・パタパタと・・(スローモーション)「な・・・なんだ・・・」「貴様らの時代は終わった・・・これからは天使が支配するのだ」

「き・・貴様らは天使・・・うわーーー天使の反乱だーーー!」兵士は城の中に走っていった!「逃がすな!ばかもん!おえーーー!」

ふと気づくとにがすものかと兵士を追いかけていく天使軍団!「全軍であの兵士を追え!!逃がすなーーー!!!」「うわーーたすけてくれーーみんなーー天使たちの反乱だーー!!!」なんだなんだと城内の人々が目を覚ますと・・一人の兵士を天使の群れが追いかけていた・・!「なんだなんだ・・・」

「おえーー!みなのもの!あの兵士をにがすなーー!我らが来たことを悟られてはならぬ!」「おおおーー!!!」「だれかたすけてーーー!」瞬足で逃げ惑う兵士と大量の天使たち・・!「まてーーーあいつをたおせーーーー!うおーーーぺたぺたぺたぺた」

兵士は城の中を逃げ回った・・・柱をくぐり、部屋を抜け、庭を走り・・・それを追う天使軍!「はあはあはあ・・・」「ばかめ・・・逃げられると思うか・・はあはあ・・・我らは大人数!足も多く、貴様の10倍は足が速いはず・・はあはあ」「なぜかおいつかないぽん・・・」

「貴様ら・・・翼と足がやつより多いはずなのになぜだ・・・!ルシファーども!追っかけてるふりはやめろ!本気出せ!」「フン・・・」「ウリエルどういうことだこれは!」「わからないぽん・・・我らの作戦は完ぺきなはず・・・はあはあ・・あっ」兵士は石に躓きころんだ!

「よっしゃらっきーーー!!よーし奴を仕留めろ!これで情報は洩れぬ・・ぬ・・?」「待て貴様ら!!!なにごとだ!」天使の周りには城兵がたくさん集結していたそうな・・











第2773話

(20年6月13日投稿)

天使包囲網・・「こ・・これはどういうことだ・・・」「フン・・・頭の悪さは天下一品だなサタンよ・・・」「な・・なんだとルシファー!貴様!!貴様・・・この期に及んでまた我らを裏切ったのか!!!」「フン・・どうせ利用されている・・どっちでも同じだ・・べつに貴様らをまた裏切ってはいない」

「ではなんだこれは!貴様の仕業以外の何物ではないのくわーーー!!!」「そうやって騒ぐからだバカが・・・それよりどうする気だ?」「む・・・」「て・・天使ども・・なんだ何をやっている・・!はやく巣にもどらんか!!」ピクとサタンの眉がうごいた「巣だと・・・今いったのは誰だ・・・」

「おれだーーーー!!!」そこには裸で筋肉質の男が立っていた・・・「貴様は・・・フォルネイア将軍・・・セレブレーション王国の盾と称された貴様か・・・今行ったのは貴様で間違いないな?」

「おうよ!この人造人間ども!だから俺は反対だったのだこんなポンコツどもはさっさと処分しろと!バッハどもが!」「バッハども・・・バイオクリスタル研究所の連中か・・・クク・・奴らはすでに買収済みだ愚か者め・・」

「何を言っておる・・最近連絡がとれぬのが不安だがな・・・どうせ研究に没頭しているのだろう・・・バッハキングはここにいるしな・・・」「おしゃべりはそこまでだ・・・フォルネイアよ貴様はウリエルが倒すであろう・・」

「やはり反乱か・・気でもくるったか・・いやばぐか・・いいだろう!絶対に何物をもトオサヌこの筋肉で貴様の想い、うけとめてみせよう!」フォルネイア将軍は胸を突き出した・・・「ウリエルやれい」「やってみるぽん!ウリエル!スーパーパンチ!」「フォルネイア・・胸板シールド!ガシュン!」

光が辺りを覆う・・「やったか!!」光が晴れると・・フォルネイア将軍の胸板をウリエルの頭が貫いていた・・・「な・・なにをやっておるパンチではないのかウリエル!」「足が滑ったぽん・・・転んだひょうしに頭の角で・・・」「ぐああ・・パンチならふせげたのに・・たいみんぐをずらさ・・れ・・」

ふと気づくとフォルネイア将軍は倒れた・・・「ぐぬぬ・・・わが盾は0.2秒しか有効ではない・・まさかそのような・・せんぽ・・う・・で・・がくっ」「うわーーーーフォルネイア将軍がたおされたーー!みんなにげろーー!!!」城の兵士たちは蜘蛛の巣!

「フン・・・これで城は制圧・・・ケチャップを殺しにいくぞ!」「おーーー!」玉座につくと・・・ケチャップ国王と女王、幼い王女がいた・・・「ケチャップ国王よ・・・貴様もここまでだ・・これからは我ら天使がすべてをいただく!」

「父上にそそのかされたか・・まさかこんなに早く来るとは・・・貴様・・・」「さあその玉座を渡せ・・・または貴様の屍でこの玉座を・・・」「いいだろう・・かかってこい天使ども・・この国王をなめんなよ!」ケチャップ国王は服をババババとさせた・・するとパンツ意外は超絶な筋肉があった・・・

「こ・・この筋肉は・・・ワシのと同じ肉質・・・上質なロース・・・!」「我が筋肉は・・最強の筋肉・・・略して最強筋よ・・・天使どもかくごおあああああ」ケチャップの筋肉・・・









第2774話

(20年6月13日投稿)

マッスルケチャップVSマッスルサタン!「わが裸の筋肉・・・貴様に負けるわけにはいかんのだ・・・!」「フン・・・それはこっちのセリフだ・・・」二人は裸で筋肉をムンとした!バシュとあたりに風圧がふきあげる!

「どちらの筋肉が上か・・・まだ息子に負けるわけにはいかぬ・・・!」「フン・・何が息子だ・・・貴様を父とは認めぬ・・・!」「・・・ミソーにやられた貴様の精神・・かならず取り返してくれる!筋肉ビーム!」ケチャップは目からビームを発射!

「筋肉ブレス!」サタンは鼻息を発した!ビームと鼻息がぶつかり、バババババ!互角だ!「フヌヌヌ・・・おのれ・・・なんという力・・これがクリスアルコンドリアの力か・・・!バッハどもめ・・・」「ハアアアアア・・・フンスフンス!ズピピ・・・フンスーーー!!!!」サタンの鼻息が押し気味だ!

「くそっときたま水滴が飛んできて目を・・・サタン貴様こんな小技まで・・!ヌオオオ逆転パワー!」逆転パワーでさらに目からのビームがパワーアップ!サタンを押し返す!「い・・いかんこのままでは・・・」「息子よ・・めをさますのだ・・・このいちげき・・ぐふう」突然ケチャップが片膝をついた!

「あなた!」「パパーー!!!」後ろからナイフがささっていた!「こ・・これは・・・おのれ・・父上・・・」「ミソー様!」「フォフォフォ・・サタンよ何を騒いでおる?」「ミソー様!お手紙を見た・・・決行の日は今日だと!」

「いやそんなこと書いたつもりないが・・・準備まだだし・・まあいいや・・・息子ケチャップよ・・おぬしのたくらみは皆見抜いているぞよ?」「な・・なんのことだ・・・」「貴様は悪魔を崇拝し・・その力をわがものにしようというのだろう?」「なんの話だ・・・!」

「証拠はある・・・外に奇妙なクリスタル王国の人間の死体があった・・・皮だけはがれていてな・・お前が食べたのだろう?」ミソーが舌なめずりをした気がしたが気のせい

ふと気づくとケチャップの悪魔崇拝!「何を言っておるのだ父上・・・!」「そんな貴様にこの国を渡すわけにはいかぬ・・・ナイフは秘孔をついてある動けない今がチャンスだ!サタンよ・・・ケチャップと王妃と王女を殺せ!」「おおーーーー!!!!サタンキーック!」

ダゴシュ!!キックが・・国王の胸を貫いた!!「グボアー」「ガハハ・・・ついにやった・・これでこの国は我らの・・・」「何をやっておるかサタン!」「ん?なんですかなミソー様・・む・・これは!?」

そこには巨大なプリンがあってサタンの足がつっこまれていた「これは・・・」「レ・・レミエル・・・ルシファーきさまら・・・裏切り追ったな!」「我が幻にかかりましたねサタン・・・王!王妃!王女様・・・逃げましょう!!スーパー幻アタック!」あたりにはケチャップ国王が無数に表れた・・!













第2775話

(20年6月13日投稿)

無数ケチャップ「これはいったい」「ばかもーん!レミエルの幻だ頑張ってやぶれ!」「ウオーー一体一体・・天使ども幻を統べてつぶせ!」「オーーー!オリャーコレも幻これも幻おりゃーこれもこれもあれもこれも・・・」

その頃ケチャップ国王は王妃と王女をつれ、天使の一部に連れられて逃げていた「逃げますぞ国王・・・!やはりミソー様にはなにか恐ろしい策略が・・」「しかし逃げるといってもどこに・・・!」「私は幻の王レミエル・・・クリスタル王国に向かいましょう」

「クリスタル王国だと?天使たちの手でつぶれたのでは・・・」「もう一度言います・・私は幻の王レミエルです・・・クリスタル王国は無事なんですよ・・・」「なんだと・・・」ルシファー、レミエル、トキエルに連れられ走っていくと・・二人の天使が立っていた

「お・・おまえは・・ミカエル!・・追手がここまで・・」「大丈夫・・・ミカエルは仲間です・・・」「ケチャップ殿・・お待ちしておりました・・メカエルが乗り物に変形します・・さあ!」ガチャーンメカエルは自転車に変形した!「三人乗りができます・・頑張ってこいでください!」

キーコキーコキーコ!ケチャップは全力で自転車をこぎ、クリスタル王国にたどり着いた・・門で誰かが待っていた「お待ちしておりました・・・急いで中へ!」「ク・・・クリス女王・・・ご無事でしたか・・・」「はい・・・あなたをかくまう準備はできております・・」

「スマヌ・・・我がセレブレーションが・・制御できず・・・」「我々も・・反省せねばならぬことが多いようです・・さあミソーや天使がくるまえに守りを固めます!」

ふと気づくと一方その頃ミソー・・・「ばかものが!逃がしたのかケチャップ国王を・・サタンよ!」「だって・・・幻がたいへんだったのだ・・・」「そうだぽん・・あんなの見抜けないぽん・・・」「おのれ・・・初代人造人間どもが・・力を与えすぎた・・・制御もきかないバグどもがにげおって・・・」

「こうなったらクリスタル王国をせめるぽん!」「あたりまえだ!やつらは一部バッハも手のうちにしておる・・・やつらに自我はいらぬ・・・我が手ごまにすぎぬ!」「ミソー様!この国の国王は・・・」

「ん?ああ、サタンお前が適当にやればいい・・・フフフ・・・そうだクリスタル王国の人間を何人か連れてこい・・・たべ・・いや、おしおきしてやる」「はっ・・・ものども!せめこむぞ!裏切者をころせー」そして数日後・・・












第2776話

(20年6月13日投稿)

バックソードマン「もう一度クリスタル王国に攻め込むぞ!しかしおかしい・・・クリスタル王国は壊滅させたはずだ・・いったい何が・・・」「いったいどうしました?サタンよ・・・」そこにはレミエルたちがいた・・・「む・・レミエル貴様・・貴様・・きさま・・んー・・なんだったかな」

「どうしたのでしょう?我が幻の記憶忘れ・・いいえ、なんでもありません」レミエルがニヤリと笑った気がしたがやっぱり気のせいだ「まあいい!なんか直近の記憶が少し薄い・・まあでもなんか復活したならなんか大きく裏切られたような・・まあいいや!もう一回倒せばいい!うおおおおお」

その時天使兵隊がひとり走ってきた!!「サタンさまーーー!周辺の国が・・反旗を翻しました!!!なにやら攻めてきていると見張りタワーから連絡が!「まあ貴様らは裏切者だと脳がいっているから裏切者扱いするぞ・・っとな・・なんだと!?」

「バックダンサー王国、ブリブリ帝国、テンドン共和国、クタバレー小国まで!」「お・・おのれ!!どういうことだ!やつら降伏したではないか!!」するとミソーがどたどたと現れた!「サタンこれはどういうことじゃ!制圧したのではないのか!」

「ちゃんと制圧し、国王たちを従わせたはずだ・・・!いったいどういうことだ!」「現地の制圧兵たちはなにをしておるのじゃ?」「制圧兵ってなんだ?」「現地に我らの息のかかった軍を一人も残してないの?」「おう!全軍凱旋よ!」「ダメじゃん!」「なんでだ!」

「このバカ者が・・・・それとバイオクリスタル研究所のバッハ共と連絡が取れん!なにかしっておるか?」「さあ?」「いってみたのかの」「そのうち」「バカ者が!だれかみてこい!ウリエル!おまえだ!」「わかったぽん!敵がいたらどうするぽん?」「ぶちのめしてこい!この役立たず共が・・!」

「クックック・・・・サタンはアホと・・」「何がおかしい裏切者のルシファーよ!」「いやなんでも?ベロベロバー!」「ぐぬぬ!ミソー様!ケチャップには止められたが・・こいつ殺していいか!!!なんか裏切られた気がする!」

「やめんか!どうせ所詮わしの人造人間よ・・いつ裏切ろうが・・洗脳波でなんとでもなる・・・・・いいか!今度はちゃんと制圧した後、天使を残して監視するのだ!」「わかった・・・ではいってこよう」「そうじゃちょっとまった」

ふと気づくとちょっとまった・・・「なんだ?」「クリクリ鉱石はどうなっておる?」「なんだそれは」「きさま!!!!バッハキングが材料が不足しているといってたじゃろうが!」「そういえばそうだった気がするが?」「クリスタル王国で材料はあつめなかったのか?」「いやとくに!」

「ばかもんが!!!!!!もう自国民でもなんでもいい・・本当は子供がいちばん旨いんじゃがの・・もう大人でもなんでもいい!つれてこい!」「わかった!誰を連れてくればいい」

「なんでもいいからとにかく!歩いている人間をだれでもいいから!バッハのもとにもっていくのだ!大量に!」「どこにいる」「城下町にまだおるじゃろ!!はよいけ!貴様らの材料でもあるんだぞ!!ケチャップはもういない・・自国民でも集め放題じゃ!」まずは城下町へ・・・













第2777話

(20年6月13日投稿)

城下町・・・「サ・・・サタン様・・だ!」「英雄・・・?ケチャップ国王を追放したと噂が・・・」「まさか・・でも・・ミソー様は健在で・・・ケチャップ国王が悪党だとかいう噂も・・」「そうだな・・ケチャップ国王の裏切りをとめたんだよな・・サーターン!サーターン!」

「おう、ちょっと群衆よあつまれ!」「わーわーわー!」「貴様らにいいものをやろう・・・バッハキングの研究室にこい・・・」「サタン様!いいものとはなんですか!」「おまえたちのほしいもんだ!」「なるほど!」

とりあえずその辺にいた100人ばかりの城下町の住人をバッハ研究所に連れて行った・・・「バッハキングいるか!」「なんのようだバッハ・・・おっ材料か!?」「おう!クリスタル王国民を奴隷に連れてくるのを忘れていてな!まあ適当に連れてきたのだ!」

「おお、まあ自国民でもなんでもいいわい!さて・・・子供を優先したい・・上質なものになるのでな」「わかった!子供と大人でわかれろ!」「はい!サタン様なにをくれるんですか!」「いいもんだ!」

そして・・大人と子供の2チームに分かれた群衆は、広場の中央に連れて行かれた・・・そこには巨大なレンジがあった「これはなんですか?」「お前たちこれに入るがいい」「こ・・これは‥牢屋ですか!?なぜ我々が!サタン様・・バッハキング様!?」

「んー?ろうやではないぞ・・そうだな・・貴様らも天使のように強くなれる、すばらしい機械じゃ!」「うおおーそうですか!じゃあはいるぞみんなーうおー!」「大人はこっち、子供はそっちな!」そして全員入ると巨大なレンジはしめられた「準備完了・・さあスイッチオン」巨大なレンジが動作を始めた

ふと気づくと巨大なレンジ・・「うわ・・目が回る・・!なんですかこれはメリーゴーランドですか・・なんか・・体が・・・うわ・・!圧力が・・く・・くるしい・・」「じっくりじゃ・・・黄金の天秤を溶かして作ったレンジ・・・中はブラックホール並みの圧力になるのじゃ・・徐々にな」「ほほう・・」

「ぎゃああああく・・くるしいたすけ・・・いったい・・これは・・ぎゃばらば・・・・」なかでは巨大な空間圧縮が起こりはじめた「そして・・クリスタルの素を投入する・・!いい割合で一緒に固めるとおいしさアップ!コクがアップ!効果アップ!ここは運しだいじゃ」「ほほーう」

やがて・・圧力に耐えられなくなったものから・・グチャ!とつぶれ(トマトにしとくことも)ていった・・・「子供のほうはなかなかつぶれぬな?レンジが弱いのか?バッハキング」

「いやいや、最終的にはどれもほぼ均一の大きさにつぶすからの・・大人程早くつぶれてしまう・・苦しみがすくなく効果が薄い・・だから子供がいいのじゃ」「わーーくるしいよ・・たすけ・・・おかーちゃん・・うげあがばー(プチトマト)」「苦しめ苦しめ・・苦しむほど上質のものができるのじゃ・・」

やがて子供たちも・・ポン!ポンポン!と次々に圧力にたえられなくなっていった・・やがて・・「チ-ン」「できたか!開けるぞガチャ!ゴロゴロゴロおおおお」なかからは・・・たくさんの鉱石が転がり落ちてきた・・・













第2778話

(20年6月13日投稿)

つぶした人間の数だけの鉱石・・・「おお!これは・・・クリスタルのような不思議な石・・・!」「えげつない・・・」「なんだルシファー?」「なんでもない・・・」「フォッフォッフォ・・・みごとじゃろ・・よくみてみろ、人の顔が映りこんでおらんか?」

「ん・・おお!たしかに・・うっすらと人の顔が・・・」「魂じゃ・・・魂とクリスタルを人間の苦しみをつなぎとした、これこそがクリクリ鉱石!」「おお聞いたことあるぞ」

「クリクリ鉱石からは良質なクリスタルコンドリアが取れる・・・貴様らの体もそれでできておるのじゃ」「ほほーう」「これをそのまま食べてもいい・・若返るぞ・・・ガリガリ・・中はとろーり!」「じつにグルメだ!」

「ガチャガチャ・・ごくん!うまい・・・!これがないといきていけんわ!このとろみが石鹸として体を洗うにも使える!このとろみが何なのかはちょっとわからんが・・ミソー様のごはんもしばらく大丈夫じゃろ」「役目はこれで大丈夫か?」

「できれば各国の人間、特に子供たちが大量にほしい!貴様らの栄養でもあるからな・・・さあとってくるのじゃ!」「よーしいったろうじゃないか・・・天使の皆の衆!各国へ再び侵略するぞ!」「おーーーー!」

「研究所は・・・とりあえずウリエルいってこい・・・他は全員ワシについてこい!一国ずつ滅ぼしていくぞ!」「オー!」「ではいってくるぽん!!」「おう!・・ワシは・・・自国民でも集めておくか・・まとりあえず数十万人ほど・・・」

ふと気づくと再び侵略を始めた天使軍団!「まずは・・どこにしようかな・・・近所のブリブリ帝国からいくか・・・!やつらめ・・皇帝を生かしておいたのが裏目に出たか!」「ククク・・・だから言ったのだ・・・英雄ぶって相手の親玉の命を取らぬとこうなると・・」

「うるさい!三度目の正直というではないか・・いや三顧の礼か・・?三回まではゆるすとかいうかんじの」「フン・・・ばかめが・・」「そんなかんじの!まあどうせ手ごたえはない!奴らは雑魚だ・・さっさとやろう!」

「ククク・・・レミエル・・いいな・・(コソコソ)」「コソコソ(はい・・こんかいも私の幻で・・被害を抑えます・・・皇帝とは連絡を取ってございます・・)」「コソコソ(ミカエル・・メカエルはどうした・・?)」

「コソコソ(念のため・・・アカシック遺跡に退避を・・監視をさせております・・ミソー様の洗脳波は全員防げております!ウリエルはちょっと頭があれですが・・)」「コソコソ(サタンはバカだ・・我ら天使・・・ほとんどが裏切っているとは知らずに・・レミエル、トキエルは?)」

「コソコソ(予定通り、すでに時は遅くしてあります・・・タイミングをみて加速し、つじつまをあわせようかと・・ケチャップ国王は予定通り、クリスタル王国で準備を!)」「貴様ら!なにをコソコソしておる!おとこなら堂々とせんか!」するとウリエルが飛んできた・・

「なんだウリエル・・・ボロボロではないか?」「ゆ・・ゆだんしたポン・・闇から・・・巨大な毛の生えた・・黒いけものが・・一撃で・・やられそうになって逃げたぽん・・」

「なんたるたるみ!まあいい!あとでいいだろ!さあいくぞ帝国へ!」「コソコソ・・(どうせ忘れるだろう・・ただ気にはなる・・この戦いが終わったら確認しに行こう・・)」この戦いが終わったら・・?














第2779話

(20年6月21日投稿)

この戦いが終わったら・・・「ふぁー・・・」「ベリュル!寝ないの!起きなさい!」「だって退屈なのだ!裸の男ばっかりだし!もっと楽しい話しないの!」「おいおいあんちゃん・・・ここからが大事なんだから聞いてくれよ・・・」「手短にたのむ」

「まあ・・結果的に、サタンの侵略は失敗してな・・・四聖獣たちがおでやすしてしまったんだよ・・・」「なにそれ」「この世界を守る連中さ・・・ミカ、サイコキネアあんたらなら知ってるだろ?その力の一端を担ってるんだからなあ」「ええ・・・スラムにいた時きいたことはあるけど・・・」

「ケッくだらねー!守ってくれるってんならアタシたちも守ってくれっていう話だ!」「俺もその力欲しい!」「まあ、無茶言うなよ・・・クリスタル化してるってことはさ・・まあそういうことなんだ・・」「どういうことだ!」

「それより・・クリクリ鉱石っていうものは・・・相当ヤバイ代物でありんすな・・?」「まあ、なんだ・・・お前たち間違っても食べちゃだめだぜ・・・?」「なんで」「今の昔話が本当なら・・・ミソーってやつがなかなかの悪いやつのようだな?あ?」

「ケチャップ国王・・・黄金ズたちに守られてる・・・これはそういうことでありんすな?」「まあ・・・しいていうのなら・・今のミソー様は・・ミソー様であってミソー様じゃない・・」「ミソなの」「悪いやつってこったな?」

「ただなあ・・そうはいっても表向きはセレブレーションのご隠居だ・・・誰も手出しはできないんだなあ・・・」「いいじゃんカンケイなしに倒しちゃおうぜ!」「いやーそれがそうもいかないんだ・・・手がかりがなくなっちまうからな・・」「なんそれ」

「ヤマモトだけでなく、俺の部下たちがよ?お前たちの世界に探しに行ったんだが・・これがなかなか手ごわくてなあ」「なにを!」「クリスタルアクシアン・・知ってるだろ?」「しらん」「知ってなさい!・・・まさかあのクリスタルの巫女たち・・?」「まさかあの!」

ふと気づくとクリスタルアクシアン・・「あの子たちはなあ・・・率直に言ってやばいだろ?」「やばい!人間食ってた!」「なにより悪意がな・・・いやあの巫女たちはそれを封じる側だったんだが・・・」「わからないでありんす!率直に言うでありんす!」

「魔惑のクリスタルってものがあんだよ・・・クリスタルの悪の一面・・・とんでもないしろものさ」「なにそれー」「クリスタルってな、いろんなもんすいこむんだ・・・力、魔法、石、そして邪悪・・・」「なんか聞いたことあるような」

「その邪悪の・・もっとも濃い部分だけで集まったものが・・魔惑のクリスタル・・・いつどの時代で生まれるかわからない・・それを集めなきゃなんないんだ」「なんで」「ミソー様を・・・助けるためさ」

「なんで!わるもんじゃないのか!」「ミソー様の邪悪を・・吸い取ってもらうんだよ・・わかるかい?あんちゃん・・」わからない・・・













第2780話


わからない!「わからねーな!邪悪ならとっととぶっ潰しちまやあいーじゃねーか?」「四聖獣たちがいたときはやってくれたんだが・・消えた今じゃちょっとな」「だからぶっころしゃいーじゃねーかっていってんだよ!あ?ビーフ!」

「それじゃあダメなんだよ・・・ミソー様に巣食う邪悪は飛んで別のところにとり付くだけなんだ・・・」「俺たちに関係なくない!」「ベリュル!クリスタルアクシアンと何の関係があるの?」

「あの子たちをいずれ助けるため・・・魔惑のクリスタルを回収し、ミソー様を助けてほしいんだ、な、たのむよ・・な?」「私からもお願いしよう・・」カツンカツンと誰かがやってきた・・・筋肉とパンツだ「ケチャップ国王!」「たのむ・・・このとおりだ・・・」

ケチャップ国王はお辞儀をした・・オジギソウのように・・・グデーっと・・「いやーそんな王様に頭下げられちゃ・・・ご褒美次第でなんでも!」「めんどくせーな毎度毎度・・・で、アタシたちは何をすればいーんだよ?あ?」

「魔惑のクリスタルを集め・・クリスタルアクシアンにかざし邪気を吸い取ってほしい・・」「おい、あぶねー代物っていったろ?そんなもんアタシたちに触らせる気か?あ?」「おぬし達には・・・四聖獣たちの力を感じる・・・魔惑のクリスタルにやられることはない・・・」

「アタシの朱雀とサイコネキア白虎か・・・ほんとにそれ信用していいのか?」「ああ、まちがいねーよ、この俺も保証する」「ビーフなんかに保証されてもしゃーねーんだよ!もっといい保証鬼はいねーのか?」「フッ・・・僕じゃだめかね?」

懐かしい声がした気がして一行が振り返ると・・・・そこには鉄パイプがいた・・!「あ・・アムロック!お前なんでここに!光の地にいるんじゃ・・・」「ああ、おいらが連れてきたんだよ・・・途中たまたまであってね、こいつあやべーやつだと・・・」

「フッ・・たまたまじゃないさ・・・僕のほうからこの謎の男を探りに行ったのでね・・・いろいろ話は聞かせてもらったよ」「ほ・・本物なの!?あなたアムロック!?」

「ダンナーザ・・僕は嘘をついても・・鉄パイプは嘘はつかないさ」「なんのこっちゃ」「ハハハ、これでもう永遠に疑われちゃきりがないけどなあ」「お前幻ツカイだし!」

ふと気づくとアムロックは本物か否か?なぜ急にここに?「幻じゃないわ・・・あ・・アムロック様・・・」「フッ・・マノン・・・そうか、当然君もいたんだね・・・お願いできるかい?」「はい!もちろん!ベリュル・・・いいよね?お願い・・助けてくれるよね・・?みんなを・・」

「もちろん!美しきマノンの為に俺たちは逝く!どこまでも!ねえ何するのか忘れた」「フッ・・魔惑のクリスタル・・・死のクリスタルとは違う、邪悪の結晶・・・」「死のクリスタルとは違うん」

「フッ・・・死のクリスタルはそもそも・・いや、それは君たちの用事が終わってからにしよう・・準備はこちらで進めておくよ・・・」「また隠し事かよー」「フッ・・一度にたくさんの情報を与えても混乱するだけさ・・とくに君はね・・いいかい?レミエル殿・・」

「ああ・・助かったよ!どうせおいらは信用されてないしなあ・・まあ完全じゃないからいつ操られるかわからないしな・・」「フッ・では僕は一足先に戻るよ・・色々準備中なのでね・・そして・・ファンニャー・・君たち魔界の姫たちは・・」「なに?」アムロックは消えた・・・

「まてーい!どこにいけばいいかせめておしえて!いっちゃった!」「ああ、それならおいらたちクリスタル戦士が・・調査済みさ」調査が済んだ・・調査済み・・・









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最終更新:2022年07月09日 00:06
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