第2781話~第2790話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より




第2781話

(20年6月21日投稿)

調査済み・・・「そうか話が早い!どこにあんの」「それがわからないんだよ・・」「おいてめえ!!言ってることがちげーじゃねーか?あ?落ち着いてミカどの・・まだ話は聞いてないでありんす」「場所はわかってるんだ・・力を感じたことがあるんだ・・その一つは鬼パラだよ」「鬼パラ?そのどこだ!」

「いやー・・・それが、ある時を境に力が離散したんだよなぜかなあ」「なんでいそのあいまいなヒントは!」「それが消えたのは最近なんだよ・・しかも力というか、名残みたいなものだったんだよなあ・・でも確かに鬼パラにあった、それは確かだぜ」「それじゃ行き先に迷うのだ!この広い世界で!」

ここで話は終わり!自由行動ができるようになった・・・ヒントに困った人はいるだろうか「まあいってみよう」ちなみにここでミソーの部屋に行こうとしても閉まってて行けず、なかから恐ろしい声が聞こえるぞ効いてみるのも一興だこの世の物とは思えない

「オオオオ・・・バフォメットヨ・・・クンリンセヨ・・・オオオ・・・」「なんのこっちゃ」「さて行きましょう!」そして一行はトキのもとに向かった・・・セレブレーションでは色々なサブイベントが増えているので注意!30個ぐらい

「そこでしか取れないアイテムもあるので取ったほうがいいかもね」天使のパンツというサブイベントをクリアすると、デーモンソードが手に入るぞ!剣に天使キラーがついているいいもんだ「いいもん!」「その辺は適当にね・・・」

ふと気づくと再びトキのもとに「またおぬし達か・・・今度は一体なんじゃ?新しいゲームか?」「そうそう超大仏のもり!!あげる!おもしろいよこれ!」「ほほう!これが噂の・・・・」「違うでしょあんたたち!聞くことがあるでしょトキに!」「そうだった」

「なんじゃ?厳しい顔をして・・・」「魔惑のクリスタル!」「!!!」トキの顔色が変わった・・・「おぬし達・・それをどこで・・?まさか・・もっておるのか!?」いったいどこで・・・?












第2782話

(20年6月21日投稿)

いったい「ちちがうのだ!俺たち探さなきゃいけないのだそれを!」「どこでその情報を・・・ん・・かすかに魔惑のクリスタルの匂いがするぞ・・・」「どこどこくんくん!」「・・・おぬしじゃベリュル・・まさかおぬし・・」「まさか俺は・・・」

「おぬし!魔惑のクリスタルのクリスタルじゃったのか・・・!よくもわらわの目を欺いて・・・!」「なな」「そうか・・わらわは惑わされていたのじゃな・・死ねいベリュル!魔惑のクリスタルよ姿を現せ!平手打ち!パチン!」「いったーーーーい!!!」しばらくして・・・

「す・・すまんかった・・・どうやら勘違いじゃったようじゃ・・・本来ならこれで正体を現すはずだったが・・」「めそめそ・・・」「もうなくでない!すまぬといっておろう・・・」「めそめそ」「お菓子やるから・・たのむ・・すまぬ・・・」「わかったなのだ!わーいチョコ!」

「しかしおぬしから匂いがしたのは確かじゃ・・・どこでそれを」「いやしらないけど」「昔習ったことがある・・・鬼パラの災厄となりうる魔惑のクリスタルを見つけたらすぐ破壊せよと・・においぶくろで嗅がされたのじゃ匂いを」「へえ」「思い出すのじゃ!どこで触れたのじゃ!」「しらないの」

「まあいい・・・すでに蔓延している可能性もあるという事か・・・よしそうじゃな」「なになにー」「おぬしを・・・その匂いをもとに過去に送る・・・おそらく魔惑のクリスタルがパワー全開だった時代に・・」「なにそれ!」

ふと気づくとなにそれ!「お主が触れた魔惑のクリスタル・・・いつ生まれたかはわからぬが、過去に間違いなかろう基本的に時間は逆流しないのじゃ」「まじか」「そしてはるか昔・・・お主と同じ魔惑のクリスタルがあるところを察知した・・準備はいいか?」「えっ」

「時間移動じゃ!お主たちは初めてであろう鬼パラの時間移動」「たぶん」「わらわのローブがあるから万が一の事故もおこらんじゃろ・・いくぞ!」「まっておやつとか・・・」「タイムワープ!」「わー」ベリュルたちは光に包まれた・・・ワーンワッワーーントゥルルルルルスポッ!「ついたついた」

「なんか次元移動みたいな感じだったわね・・ここは・・・町!」「なんだと町だと!」そこには鬼たちの行きかう巨大な街があった・・「通行人ここどこ」「ここは鬼パラの首都、オニオニシティだよ」オニオニシティの騒乱・・・









第2783話

(20年6月21日投稿)

オニオニシティ到着!「わー広いなきれいだなあ・・・ここが鬼パラの過去か」「あのお方が狂気に飲み込まれる前だからか、かなり盛り上がってるわね世界が・・」「で、ここのどこにあんの?」「さあ?」「トキめ!もっとヒントつけてくれればよかったのに!クエストマーカーとか!」

「なんかイベント起きないかしらね・・・あら?」するとその先には・・・なんだかおまわりさんが数名いた「なんだなんだやじうまろうぜ!・・なんかこの時代のギルでも落ちてないかなー・・地面にゴミ一つ落ちてない綺麗な街だなあ」「ベリュル!」

見に行くとそこには・・・ドアが開いた宝石店の前で貧乏な服装の老人と、美鬼の女性がおまわりさんに囲まれていた「なんだなんだ・・・ギルおちてないかなあ・・・なにもおちてないや!」「ベリュルやめなさい!みっともない!・・・あら警察?」

「ごようだごようだ!浮浪者二鬼、今出てきたここで宝石を盗んだことはわかっているぞごようだごようだ!」「し・・しらないのじゃ・・何の話か・・・なぜ急に・・出てきた瞬間に・・・」「おとうさん!いったいわたしたちなにが・・・」

「えーい宝石店の店長がおぬしたちをみたというんだ!さあポケットを・・ややっあったぞ!」「ええ!」おまわりさんは浮浪者のポケットから宝石を取り出した・・「これは・・盗まれた宝石!・・たいほするーーー!」「ちょっとまつのだー!」ベリュルは立ちはだかった!

「なんだお前は!」「免罪だぜ!その女の子は美しいからだめだぜ!」「なんのこっちゃ!邪魔だどけい!ドカッさあ連行城ピーポーピーポー・・・」親子は警察に連れて行かれた・・・

ふと気づくと誰もいなくなったあたり「くそー免罪を目の前に!」「あんた!勝手に判断しない!相手が美女だからでしょ!そんなことより魔惑のクリスタルよ!」「せやった」「ほう・・・魔惑のクリスタルだと・・・?」

聞きなれない声がしたので振り向くと・・後ろには三本の角の謎のロンゲの仮面をして牛乳を持った男がいた・・・「なっなにものだおまえは!」「・・・わが名はオズポーン・・・貴様らこそ何者だ?魔惑のクリスタルをなぜ知っている?そしてなぜ奴らが免罪だと?」「いや、美女だし」「ベリュル!」

「クク・・・なんだそんなものか・・・魔惑のクリスタルとは?」「いやそれがなんなんだかさっぱりわかんないんだけど、ほしい!」「・・・クク・・・どうやら見込み違いだったようだ・・・私はこれから奴らの裁判で忙しいこれで失礼する・・」「裁判だと!俺たちの得意技だぜ!」「ほう・・?」

「どこでなにがおこなわれるのだ!」「先ほどの親子・・・宝石窃盗罪で死刑だ・・・私が検察としてな・・興味があればオニオニ裁判法廷にくるといい・・ククク」男は去っていった・・・「暇だし行ってみよっか」一行はオニオニ裁判法廷に向かった・・・








第2784話

(20年6月21日投稿)

オニオニ裁判法廷についた一行・・「ついたついたねえねえ受付さん、裁判行われるんでしょ見たい!暇つぶしに」「へいらっしゃい!イエー!お主たちも裁判観戦?ザンネーン裁判中止かもしれないノダゼーイエー!」「なんで」

「いやー弁護士が先ほど牛乳でおなかを下したとかで・・弁護士不在で強制死刑になるようで!この世界の法律で!」「な・・・俺たちが弁護するぜ!俺たち弁護のプロだし!」「おお!ただ今回は相手が悪く、まず勝てませんが?」「関係ないぜ!ねーメリアナニー!やるぜおれたち!」

「さいでっか!それはいい!観客もそれでこそ試合が成立すると喜ぶでしょう!さあどうぞ!」「メリアナニーやろうぜ!」「ベリュル、今回あなた頑張ってみない?」「な」

「ね、私も困ったら助言するから、がんばってみて?」「おう!俺は無敵だぜ!」メリアナニーはニコリと笑ったのでやってみることにした・・・

「よしはいろう・・」一行は法廷に入ると・・アナウンスが入った・・・「さーて長らくお待たせしました!どうやら弁護人の登場でーす!!みなさま拍手を!!」ぱちぱちぱちぱちひゅーひゅーこれで賭けが成立するぜ!「どないこったこれは・・ややっ裁判長!?いつもの裁判長!」

「おや!またあなたですなこれは奇遇な!ここであうとはいったいどういう事でしょうベリュル、メリアナニー殿?」「そりゃこっちのセリフだ!なんであんたここに!」

「いやーなんでも、時空裁判長召喚という技をこの法廷で行って、私が召喚されたようなんですなあ!裁判長に適任だとか!一定期間で自動で帰れるらしいですぞ!MPぎれだとかで!」「時を翔ける裁判長か・・まあいいや」「さて、改めて検察の紹介です!謎のマスク仮面鬼検事・・オズポーン検事です!」

そこには先ほどの男が現れた・・わーわーわーひゅーぱちぱち「まあ私も初対面ですが、オズポーン殿は資料によると誰もその素性、経歴を知らない突如現れた謎の男ちう事ですぞベリュル!」「ナッ怪しい!先ほどの男・・・!検事だったのか!」

ふと気づくと怪しい検事オズポーン・・先ほど持っていた牛乳瓶をもっていないようだ「クク・・やはり着たか・・・貴様ベリュル、メリアナニーというのか・・鬼パラでは聞かぬ知らぬなだな・・・」「なっ俺は有名人のはず!」「ベリュル・・それは未来での話で・・・」

「人・・・?人間だと・・?ますます怪しい・・まあいい、いずれわかるだろう・・さてそれより裁判長犯鬼の紹介と冒頭弁論だ」そして証鬼代には先ほどの浮浪者の親子、一鬼は美女が立っていた「おお、冒頭弁論ですな!いってみましょう!」

「その親子・・・ジョンとエリスベアは宝石店から宝石を盗んだ・・店からは一つ宝石がなくなっており、店から出たところをわたしが捕まえ通報した・・死刑だ」「そうですな、死刑にしますか!」「サプラーーーイズ!!!!」宝石泥棒サプライズ!











第2785話

(20年6月21日投稿)

宝石泥棒浮浪者親子?「なんでしょうベリュル?また裁判を荒らす気ですか!」「また・・貴様ら知り合いか?」「まあ・・・それよりもう死刑でいいでしょう!早寝早起き早死刑!これが大事ですぞ」「まままつのだ裁判官!いくらなんでも!動機とか!オズポーン検察!」

「動機は貧乏だからだろう・・・クク・・・」「そうですな、じゃあ死刑・・・」「サプライズ!まずその!証拠!色々何もわからんし!」「ククク・・・じゃあ証拠品の宝石を提示しようか・・・」そこにはこぶし大の緑色の宝石が輝いていた・・「それがなんなのだ!ちょうだい」

「これが・・・被告のエリスベアという女のポケットに隠されていた・・・クク・・何よりの証拠だ」「し・・・知りません・・・お父さん・・!」「娘は何も知らん・・無実じゃ!」「ほら!裁判長!何も知らないって!」「なんと・・何も知らなかったとは失礼しました・・これは無罪・・・」

「WIKIあり!」オズポーンが叫んだ!「な・・なんですかなオズポーン殿・・」「クク・・・証拠を我らが何も調べないはずはないだろう!・・・WWiki等で調べたところ、その宝石にはその女の指紋がくっきりついているのだよ」「なんですとー!」「な、なんだと!まじか!」「では死刑ですかね」

「まつのだ!その貧乏そうな鬼たちがその宝石店に入るわけないのだ!どうせあとからつけたもんだ!」「ベ、ベリュル殿、そんな根拠なく・・」「ククク・・・その二鬼は宝石店に入っているんだよ・・・宝石店の店長が見ている・・・」「なんですと!」

「待つのだ!サプライズ!その宝石店の店長って誰だ!ちゃんと証言をさせるのだ」「ククク・・・この私だよ・・・このオズポーンは検事兼、宝石店の店長だ・・その二鬼は間違いなくわが店舗に入ってきた・・一部始終見ていた・・だから出たときに通報出来たのだ」

ふと気づくと宝石店に入っていた二鬼!?「まままつのだ!どうせ催眠とかでそう思わせてるに違いなーい!さいばんちょう!いんちきだよこれ!」「ベリュル殿、法廷では証拠がすべてで・・」「証言だけではあやしーい!その二鬼が本当に入ったかどうか・・・」「クク・・・この証拠写真を見ろ・・・」

そこには・・先ほどベリュルたちが見た宝石店のあいたドアの奥に・・娘を先頭に二鬼が入って奥で宝石を見てる写真が写っていた画質悪いけど「こ・・これは・・・」「ククク・・・もういいか?この証拠にケチをつける気か?」「そうですな・・証拠もあるし二鬼は死刑・・・」

「サプライズ!やばい!負ける!メリアナニーどうしよう!」「そうね・・何もまだ見えないけど・・・エリスベアさん、どうして宝石店にはいったの?」「ククク・・・盗むためさ・・・」宝石店に入った理由・・・









第2786話

(20年6月21日投稿)

理由!「いいから・・エリスベアさん・・・」「クク・・・父のジョンには聞かないのかね・・?」「エリスベアさんが宝石店に先に入ったから・・・それを追いかけてるように見えるのジョンさんは」「クク・・・悪くないな・・・」

「あなたも関係ないと俺は思うぜ!」「ベリュル!」「私は・・誕生日だったんです・・・ちょうど今日・・・」「誕生日!ハッピバースデーエリスベアさーん」「ベリュル殿、ちょっと静かに・・証言中ですぞ」「さいですか」

「大事な大事な娘に勝ってあげるお金はない・・ですが、見てみたいと申すもので・・・店の中を見て回ったのです・・・」「どうでしょうオズポーン検察・・・貴女は店長としてそれを見ていた?」

「クク・・もちろんだ・・もう落ち着きがないぐらいあらゆる宝石を見ていたなあ・・高いものを物色していたのだな?」「ち・・ちがいます・・・!あまりにも美しくて・・・宝石が・・」「クク・・ほしかったのだろう?」「ええ・・で・・でも・・とってません!」

「クク・・じゃあこの緑の宝石はなんだ?」「知りません!本当に・・とってないんです・・・」「クク・・気が済んだか?ベリュルとやら」「とってないっていってんじゃん」「裁判長、もうよろしいか?」

「そうですな、死刑にしたほうがいいですが、メリアナニー殿どうですかな?あなたが良ければ死刑にしますが!」「そうね・・やっぱりわからないわ・・でも・・」「クク・・なんだこの小娘・・かわいいだけの愚か者め・・死刑が決まったら二鬼は私に引き渡してほしい・・いいな?」

「はあ、ここの世界の法廷のルールは私も素人でして・・・では死刑・・・」「サプライズ!裁判長、最後に聞きたいことがあるの・・本当、念のためでしかないけど・・」

ふと気づくと気になる事・・「ほほうなんでしょう!」「オズポーン検察、いえ、宝石店の店主として・・・入り口のドアって常に開けてるのかしら?」「どういうことだ?」「写真でドア開いてるじゃない・・・これ、常に開けてるのかどうか気になって・・・」

「クク・・いや・・・防犯の都合上、基本は閉めてある・・それがどうした?」「・・私たち来た時も開いてたけど・・このドア、こちらにあいてるけど・・・」「クク・・しまったあまりにも自然で見落としていた・・・・・」「どういうことでしょう?」「なんのこっちゃメリアナニー」

「写真を見ると・・こちらに向かって開いてるわ・・ドアノブ式でもない限り、しまった状態からじゃお客さんからは開けられないんだけど・・」「それがどうしまいたか?メリアナニー殿・・」「ドアノブないじゃない・・どうやってこのドア開閉してるのかなって・・?自動ドアでもないし・・」

「あ・・あの・・私、ドアノブを使って・・開けたはずです・・・」「なんですと?」謎の証言とドアノブの秘密・・










第2787話

(20年6月21日投稿)

開いたドア・・・「クク・・・貴様・・・・」「その態度・・・やっぱりね・・・エリスベアさん、あなた、ドアノブを使って扉をこちらに開けたのよね?」「はい・・間違いありません!」「そうですじゃ・・娘はガチャリとドアを開けて・・」

「そうだぜ!ドアを開けたんだぜ!そりゃドアはあけない?メリアナニー?」「じゃあ・・この写真にドアノブが写ってないのはなんでかしら?エリスベアさん・・・」「そ・・それは・・・でも確かに私・・ドアノブを使って開けたんです・・・もしかしたらそのあと落ちたのかも・・?」

「クク・・・そうだな・・落ちたのかもな・・」「いーや!あの辺りドアノブなんて落ちてなかったぜ」「ベ、ベリュル殿またその適当なことは・・・」「だって俺、あそこでギル探しまくってたもん!ほんとだもん!」

「そ、そういえばそうだったわね・・ベリュル何もないって言ってたわ・・・事件後なのに・・・」「どうでしょう?検察、証拠品として持って行ったりとか・・?」「クク・・・さあな・・・どのみちこの話には関係はないだろう・・」

「さあ・・関係あるかどうか・・・この宝石、ちょっと気になる形状してるのよね・・・?わかるわね?オズポーンさん?」「クク・・・貴様・・・やめろ・・」「どどういうことでしょう?メリアナニーさん?」

「失礼を承知で申し上げます裁判長・・・この証拠品、エリスベアさんにまた触ってもらってよろしいでしょうか?」「メリアナニー殿・・ししかし・・大事な証拠品で・・・」「手袋してもらってもいいですから!検察?拒否する?」「クク・・・わかっていたのか・・・・」

「そういうことね・・・もうみんなわかったわよね?」「なにがなのだ!まあいいやさあどうぞエリスベアさん」「これで一体何が・・なんでしょう・・・手袋はめはめ・・・あ・・この宝石・・もしかして・・」

「そうよ・・・ドアノブよこれ・・形状といい、後ろのネジといい・・・さすが宝石店ね・・・」「な・・なんですと!?」

ふと気づくとなんですと「オズポーンさん?あなた・・・これを使って・・・エリスベアさんに罪を着せたわね?」「ななにをメリアナニー殿!この宝石店からは宝石が一つ盗まれたと・・オズポーンさんからの証言で・・・」「オズポーンさん、盗まれた宝石の情報ってなにかあるかしら?」

「どういうことだいメリアナニー」「くそ・・貴様ら・・やりおったな・・・最初から知っていたのか・・・?」「いえ・・途中で気づいただけよ・・・」「どういうことですかな?死刑にしてもういいということですか?」

「教えて検察・・いつポケットに入れたの?」「・・・そいつらが店内から出た時だ・・・・」「な、なんですと!オズポーン殿・・・検察どういうことですか?もう死刑でいいですか?」「もういい・・・裁判長、こいつらを無罪にするがいい・・・私の詰めが甘かった・・それは認めよう・・・」

「ありゃー?どういうことでしょう?まあいいでしょう、弁護士もいいですか?」「もちろんよ!」「なにがだぜ!」「では・・・二人は・・・無罪!!!」「ワーワーワーヒューヒューーー」「クク・・・おのれ・・・せっかくのチャンスが・・・!」

そして二人は外に出た・・すると先ほどの検察が追いかけてきた・・・「貴様ら・・・よくもやってくれたな・・私の計画が・・・」「なにいってんの計画ってなんだ!」

「だが貴様らは二つ間違いを起こした・・・きっと後悔するだろう・・・わたしを敵に回したこと・・覚えておくが良いククク・・」「な・・なんだって?」なんだって?











第2788話

(20年6月21日投稿)

なんだって!「どどういうことなのだ!無実の人が助かってめでたしめでたしって物語じゃないのか!」「クク・・・・・覚えておくがいい・・私は謎のマスク仮面検察オズポーンだ・・・悪人は一鬼残らず逃がさぬぞククク・・」「なにいっとんお前こそ!」

「・・クク・・もうすぐ鬼の王の悪事が暴かれる・・この私の手によって・・そしてその謎も・・みているがいいハーッハッハッハ!」オズポーンは去っていった・・・「なんだったん?まあいいや、かえろうぜ!」「ちょっとベリュル!まだ魔惑のクリスタルみつかってないでしょ!」「なにそれ」

「これだから・・ね、ね、とりあえず今日は宿屋で休みましょ!みんな待ってるわ!」「そうだなー!お菓子買って帰ろう!」そして一行はゲームしながらその日を過ごした・・・そして夜が明けた・・・!「ファーファーよく寝た・・・」

「おはようございます、昨夜はお楽しみでしたね・・・あなたはベリュルさんですね?」「そうですがいったい何宿屋さん」「あなたに来客です・・・あちらです・・・」そこには・・みすぼらしい服を着た美女・・・昨日の容疑者、エリスベアさんが立っていた!

「おれベリュル!」「はい・・昨日はあなた方に助けられました・・・」「これがおめー昨日言ってた容疑者だったやつか?昔のアタシたちみたいだな?」「ミカさん!で、どうしたの一体なにがあったん?」

「はい・・・昨晩から父が行方不明で・・そして・・今朝、このようなものが空き地で寝ていた私の枕元に・・」エリスベアは紙切れを一枚差し出した・・・そこには血で文字が書かれていた・・「こ・・これは!?「娘を殺す・・・宝石は渡せ」と書かれてる・・・これは・・・殺鬼予告状!?」

「や・・やっぱりそうなんです・・?」「許せない・・こんなツノも生えていないひ弱な女性を・・・それより気になることがあるのだが」「マリ」「あなたの父親はどうした・・?一緒じゃないのか?」

「はい・・一緒に寝ていたはずなんです・・でも夜中起きて・・どこかにいったような・・私はほとんど寝ていましたが・・・」するとその時警察がたくさんわらわらはいってきた

ふと気づくと警察に囲まれたベリュル一行・・・さらにオズポーン検事が入ってきた・・・!「クク・・また貴様らか・・・これはちょうどいい・・・」「なにが!またなんなのだ!」「その女・・・エリスベアよ・・浮浪者ジョン殺害の容疑で逮捕する!」「え・・?」「なに!?」

「連れて行け!ククク・・・」「ま・・まって!お父さんが何・・?ねえ・・何!?」「言い訳は裁判でするんだな・・・ククク・・・」エリスベアは警察に連れて行かれた・・・「ま・・・まて!その子をはなせ!」

「・・・助けたくば貴様らも裁判に来るんだな・・弁護士として・・そして貴様らの悪の皮をはいでやる・・・!あと5分後に裁判開始だ・・遅れるなよ!」「まっま・・いってしまった・・なんだと!メリアナニーたすけー」

「ベリュル・・・メリアナニーはお前の朝食に食べたいウィンナーを探しに市場に・・・!探している時間はない・・」「な・・じゃあ俺一人じゃ無理だーーー!」「鬼の事は私には無視できない・・今回は私も弁護士になる!いくぞベリュル」「マリ!?」マリクション弁護士誕生!












第2789話

(20年6月21日投稿)

オニオニ法廷所・・・「さて・・おや、今回も検事はあなたですかな、オズポーン」「ああ・・・当然だ!」「そして弁護士は・・おや?メリアナニー殿は?ベリュルと・・・・」「マリクションだ!メリアナニーは買い物に出かけていない・・・私が担当しよう・・」

「まあ美しいからよいでしょう!では被告入場!みなさま拍手を!」ぱちぱちぱち・・・みすぼらしい服を着た美しい女性が出てきた・・「おや・・あなたもまたですか!同じメンツの裁判は飽きがくるんですが・・・」「裁判長なにってるのだ!」

「おっと・・失礼・・で、今回の事件はなんですかな?検察、冒頭弁論を!ここがパーフェクトならすぐ終わるのにいつもいつも・・」「クク・・・昨晩、その女エリスベアの父、ジョンが公園で殺された・・・」「なんですと・・昨日の被告ではないですか!これは一体・・・」

「被告は無残にもナイフで二か所心臓を刺され、首を絞められて殺害した模様だ」「なんと痛ましい・・死刑ですかな」「無論だ!」「では死刑・・・」「サプライズ!!!」「サプライズ!!!」マリとベリュルが同時に声を上げた

ふと気づくと二人が声を上げた!「またですかな・・やれやれ!とりあえず話を聞くので簡潔にお願いしますぞベリュル、マリクション殿!」「だって、親子で殺鬼とかだめなのだ!」

「いやベリュルそうじゃなくて・・・ナイフで刺して首を絞めて殺した?この女性が?証拠は!動機は!まだ何も聞いていないぞ!」「おおマリクション殿!確かに確かに!検察!忘れてましたこのあたりをどうぞ!」

「クク・・・こいつらは親子とはいえ浮浪者だ・・・大方金もの物のやり取りでもめたのだろう?」「んな無茶な!証拠は!」「この浮浪者に用があるものなどいない・・・公園はそもそも一般鬼は夜は立ち入り禁止だ・・・浮浪者ぐらいだろう入るのは」

「サプライズ!ほかにもいたかもしれないじゃないか浮浪者!ちゃんと調べたのかそんな乱暴な!」「まあまあベリュル、なんか知らないですが今はルミノールとか最新のものはいろいろできない時代の模様・・・大体あってればよいのでは」「裁判長!!なんぼなんでも!」

「クク・・時代?なにをいっている・・・我々検察をなめるな・・そこまでマヌケではない!浮浪者と我々以外はあの公園に立ち入っていない」「じゃあエリスベアが立ち入った記録もないじゃん!」「クク・・・これを見ろ・・・」オズポーンは紙切れを一枚差し出した・・

「なにこれビリビリやぶけて・・「エリスベアだ」・・・と書いてある!」「な・・なんだとベリュル!見せろ・・・本当だ・・・こ・・この紙は?」「もちろん・・・ダイイングメッセージだ・・・現場で見つかったものだ」

「そ・・そんな・・お父さん・・!?」「おお!これは決定的!じゃあ死刑で・・・」「サプラーイズ!!!」ベリュルとマリクション二人が吼えた!












第2790話

(20年6月21日投稿)

死刑!「ちょっと待つのだ・・・!なんなのだこの裁判・・・!無理矢理にもほどがあるのだ・・」「ですがベリュル・・ダイイングメッセージがある限り・・・」「だって!ねつ造かもしれないしこいつの!・・・それに、首を絞めるなんてこの女の子にできるとは・・・」「確かに!」

「クク・・・それだけは天地天命にちかっていおう・・私が作ったモンではないと・・・」「そんなものちかわれても・・・」「では逆に聞こう・・・その女・・・殺害時間にどこにいた?」「空き地で寝てました!」「誰か見かけたものは?」「そ・・それは・・そんな・・・いるわけないじゃない・・・!」

「そうだぜ!いるわけないんだぜ!」「クク・・・その空き地は・・・我らの検察の一鬼が見回りに行っている・・・残念だが貴様の姿はなかったそうだ」「な・・なんだと!」「なんですと!それは初耳ですなあ・・・!ぜひとも証言を!」

「クク・・いいだろう・・・いでよ・・・我ら検察の一鬼ダーティーワン!」「はいなーー!!ドロン!」そこには筋肉で半裸の赤いパンツを履いた「二本の赤い角」をした鬼の検察が出てきた・・・

「こ・・この方は?」「空き地を見回ったという検察だ・・昨日わが宝石店の事件があった故、見回りをしていたのだ」「ですがあれは免罪だったはずでは・・?」「まあ、聞くがいい・・・ダーティワンよ・・・空き地を見回ったのは確かだな?」

「はいなー!そうですなーあれは深夜2時ぐらい・・・仕事を終え空き地に来た時、ここには誰もいなかった!そういなかった!」「なるほど!では死刑ですかな・・・」「サプライズ!おい検察・・・ジョンの死因はなんだったか?」

「クク・・マリクションとやらもう忘れたのか・・二か所心臓を刺され・・首を絞められ・・・」「そうだぜマリもう忘れたのか!」「ばかやろうベリュル!!こんなにわかりやすい事件があるか!」

ふと気づくとわかりやすい事件・・・「クク・・・どういうことかな?」「もうみんなわかっているだろう!その検察のツノ・・・その赤さは血ではないのか!」「ギクーーーー!!!!ななぜそれを・・・いや、これはただ生まれつき・・・」

「私は養成所時代から勇者時代、いろいろな鬼を見てきた・・・だがそのような血のような赤いツノはありえぬ・・・!」「だ・・だからなんだというのだ!」「その筋肉に・・・被害者の刺された跡と・・そのツノの場所、あわせてみろ!」「マリなにいっとるん」

「もうこの時代に合わせた解決方法はこのぐらいしかないだろうベリュル!」「うーんどうでしょう検察?」「お、おいオズポーン拒否しろ・・・!わかってるよな、この俺の角・・・」

「ダーティワンよ・・・クク・・・いいだろうやってみようではないか・・」「おいいい!裏切るのかオズポーン!!正気かおい!」オズポーンが裏切者・・?











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最終更新:2022年07月15日 11:34
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