第2791話
(20年6月21日投稿)
裏切り!?「え、いいのか?それをやると・・・」「クク・・・さてダーティワンの角と死体の傷跡を合わせると・・・?」「な・・なんと!!合致したではないか・・・傷跡が・・検察これは!」「おいいいオズポーン!!どうしてくれる!おれっちが捕まってしまう・・・貴様いくら異端だからって・・」
「クク・・慌てるなダーティワン・・」「な・なんでい?」「クク・・こうは考えられないか?エリスベアは・・睡眠薬をダーティワンに飲ませ、ダーティワンを凶器として持ち運び貫いたと!」「おおなるほど!頭いいですなあそれなら死刑も問題なしに・・どうでしょうマリ?」
「そんなばかな話あるか!エリスベアにそんな筋肉持ち運べるわけないだろう!ツノすらないこんな弱そうな鬼が!」「ツノが鬼の価値か・・・あながち間違いではないが・・その逆もしかりとは言えぬな・・?」「なんだ!」
「それに・・・このダイイングメッセージがある限りもう貴様以外犯鬼はありえないのだ!」「だが・・このエリスベアも・・・殺害予告が送り付けられているのだぞ!」マリクションは殺害予告を全員に見せた・・・「娘を殺す・・・宝石は渡せ」描いてあった
「クク・・・ほうそれは・・・・どこでそれを?エリスベアよ・・」「今朝・・まくらもとに・・・空き地で寝ていたの!本当なの!」「クク・・・そうか、それがそうか・・・ダーティワンよ」
「な、なんだ・・確かにそれは・・俺が・・いざというときの・・・いやいや!でもなぜその娘の手元に・・!・・オズポーン・・・」「クク・・ダーティワンよ・・その胸元の紙切れ・・・見せてみろ」「な・・なにをするこ・・これは・・・やめろおおおおお」
バッとオズポーンがダーティワンの持っていた紙を取り出すとこう書かれていた・・・「のはやめてくれ」「ない」と「なにそれ」「サプラーーーイズ!!!!ばかやろう!!」マリクションが吼えた!「サプラーイズ!!!ねえどうしたのマリ」
ふと気づくとばかやろう!「クク・・・どうしたのかな?声を上げて・・・」「どうしました弁護士・・大声はびっくりするのでだめですぞ!」「・・・おい・・オズポーン貴様・・わざとそれを見せたな?」
「ななんだとオズポーン!やっぱりお前裏切り・・」「クク・・・なんのことかな?さあどうしたのかな?」「そうだぜどうしたんだぜ
ベリュル!」「それは・・・予告状なんかじゃない・・・それこそが本物のダイイングメッセージだ!
ベリュル!よくみろ!」
「のはやめてくれない・・意味が分かんない」「ばかやろう!わかってないのはオマエだけだ・・!もうみんなわかってる・・・」「クク・・・娘を殺すのはやめてくれ・・・宝石は渡せない・・だな?」「なに・・どういうことだ!」どういうことだ!
第2792話
(20年6月21日投稿)
どういうことだ・・・!「マリどういうことなのだ!」「そうですぞ!どういうことですぞ!」「これがダイイングメッセージであるなら!・・・エリスベアが犯鬼ではない・・そういうことだ!」「なっなぜだぜ!でもそうだぜ!エリスベアさんは犯鬼ではない!サプラーーイズ!!!」
「お・・おのれ・・・」「ダーティワンさん!説明を!」「フン・・・まあ俺には鬼の王の権力がついている・・・茶番はもういいだろう・・・」「クク・・そういうことだ・・・」「ど、どういうことですかな?」「エリスベア・・・貴様やはり・・・あの宝石を持っているんだな?どこかに・・・」
「なんの話だぜ」「クク・・・わが店から盗まれたある宝石だ・・・」「なんのことだぜ!その事件なら無罪で終わったやん!」「クク・・・貴様らには関係のないことだ・・・ダーティワンよ・・やはり私に伏せていたのだな・・・」
「お・・鬼の王の命令だ・・!素性もなにも不明な貴様にこの事件は握らせるなと・・!」「クク・・だが私は正規に試験を抜けて検察になったのだが?」「そもそも貴様があれを管理したこと自体がおかしい・・荒れこそは鬼の王が持つべきもの・・・」
「カンカン!また私を置いてきぼりにして話をしないで!裁判官はわたしですぞ!」「俺たちも弁護士だぜ!」するとその時ドアがガチャとあいて・・・巨大な男が現れた・・・「な・・なんだ?」
「クク・・・おいですったな・・・鬼の王よ・・・」「鬼の王・・・・・・」そこには・・・複数の角をした巨大で上半身裸の鬼が立っていた・・・!陰で見えないが
ふと気づくと巨大な鬼の男・・陰で見えない・・・「おお・・鬼の王・・・・・・!やはりこの娘、宝石を持っております!」「うむ・・よくやったダーティワン・・・オズポーンよ・・貴様はこの事件はもうよい・・かかわるな」「クク・・しかし・・」
「宝石はこの鬼の王が管理する・・娘を引き渡してもらおう・・・」「・・・・致し方ない・・・こうなる前に決着をつけたかったが目を付けておられたとは・・・」「連れて行け・・娘を!」「や・・やめておねがい・・いったいなにが・・助けて
ベリュルさんたち!!」「お、おう!やめるのだ!」
ベリュルがとびかかろうとしたところ、オズポーンが立ちふさがった「クク・・・やめるんだ今は・・・」「おいじゃまするな、おいったら!おーい・・・」
鬼の王たちは娘を連れて裁判所から出て行ってしまった・・・「あの・・裁判は・・また・・・」
ベリュルたちはシーンとした法廷に取り残されてしまった・・・
第2793話
(20年6月21日投稿)
取り残された
ベリュルたち・・・「くそー俺の裁判が!」「しかし・・こうなっては裁判も何もありません・・・休廷といたしましょう・・ぽてちでも食べようではありませんか!」「クク・・・では私はこれで失礼する・・・」「まっ、あ・・オズポーンおま・・・」
ガシャーン!扉は閉じられ、
ベリュルたちは宿屋に戻った・・・「まいったなあ・・・メリアナニーもまだいないよ!!ねえ大丈夫かな・・ねえねえメリアナニーどこ!ぽりぽりぽてちおいちい」「ククク・・・あの時のお嬢さんなら・・・いろいろ元気に飛び回っているようだ・・」
振り向くとそこにはオズポーンがいた・・・「おまえ!よくもそのツラしてここに出れたもんだ!いなおれーい!」「
ベリュル落ち着いて・・・」「クク・・・あのエリスベアを取り返しに行こうとは思わぬか?」「なん!ぽてちおいちい」
「クク・・鬼の王にとらわれては生きては帰れないだろう・・・それでは私も困るのだ」「俺たちは困らんけど・いや美女は助けねば!そもそもお前邪魔したし!」「
ベリュル!それより魔惑のクリスタルでしょ!!」
「クク・・あの場で騒いでは逆効果だ・・そしてまたそれか・・・貴様らがなぜそれを知っているのかは謎だが・・・その問題もまとめて解決できるぞ?」「どどういうことだ!」「クク・・なぜなら・・私の店から盗まれた宝石・・それが魔惑のクリスタルだからだ・・」「なっんなんだと!」
「まさか・・あなたも魔惑のクリスタル知ってるの!?」「クク・・・あんなド厄介なもの・・・奴ら鬼の王たちに渡すととんでもないことになる・・そうは思わんか?」
「たしかに!渡すわけにはいかないぜ!取り返しに行こう!あの女の子!ぽてちおいちかった手を複でふきふき」「クク・・・私が案内しよう・・おそらくやつらは鬼の王の間で追及されているはずだ・・・」
ふと気づくとオニオニシティのオニオニ城の門番・・・「んだばあんたがた、しろになんだばっちゃようでっしゃおいでやん?」「なに」「クク・・田舎語だ・・この門番は田舎出身のようだ・・・」「どうやって通ろう」
「クク・・おい、門番・・生活に困っているだろう?この鬼の王は金融政治すべてを制している男だ・・さぞかししぼりとられておろう」「んだばっちゃ!げっきゅう30ギルでそのひめしだばっちゃたべるたいへんだでや・・・」
「クク・・・にぎにぎ・・・20マンギルやろう・・これで生活の足しにしてはどうだ?」「あやばーー!20マンギル!あんたばちゃいいやつだっちゃ!おおかみはおったんだっちゃー・・・」「通してくれないか?ここを・・私は鬼検事のオズポーンだ・・・」
「わお!あんだばっちゃゆうめいじん!もちろんとおすだっちゃ・・なんまなんだーー」門番は走って去っていった・・「クク・・・ここからが大変だ・・・城への侵入は容易ではないが・・東の塔から登り、塀を伝って窓から飛び込むぞ」「おっけーやってみよう!」
第2794話
(20年6月21日投稿)
東の塔・・・「ナッ侵入者だーー!倒して塔から出て連絡だーー!」「クク・・そうはさせぬ!」なんとオズポーンがNPCで仲間になった!裏切るとかはないからそして・・めちゃくちゃ強いぞ
ベリュルたちより強い
「城の兵士なかなか屈強だなあ強いや」ビデオナイト、ショビヒラアンコウ、タケノコヨシダ、マップタツマン、キンニクブレイダー、ダイブツレディなど強敵だらけだ「にしても強いなオズポーン・・・忍術やなんでも使いこなすいい男!」「クク・・・私にできないものはない・・・」
そして塀をすすみ、窓があったのでのぞいてみると・・・「オラア!宝石はどこにあるんだオラアア!」ぺちぺち」「いやーんばかーんやめてーん」エリスベアが鬼の王とその部下検事たちにたたかれたりしてた・・「助けるぞ!」
バリオン!窓が割れ、
ベリュルたちが入ってきた!「む・・ナニモノダー貴様ら!侵入者か!」「
ベリュル」「なにものだー!」「クックック・・・鬼の王よ・・その娘を返してほしいんだが・・?」
「貴様・・検事オズポーンではないか・・何しに来た・・?素性も何もかも不明な貴様を検事として雇ったのはワシじゃぞ?」「ククク・・・鬼の王よ・・魔惑のクリスタルを探してその少女を捕まえたのであろう?浮浪者など簡単に拉致すればよかったのではないか?」
「ワシは・・国民に慕われておる・・あくまで合法的に・・・合法的に裁きをしようとしているだけだ」「クク・・鬼の王よ・・貴様の本性などすでにわかっている・・・さあ少女を返してもらおう・・」
「クク・・バカめ・・ここはわれの本拠地・・貴様とわけのわからぬ連中でどうにかなると思ってるのか?やれい検事ども!こいつらをとらえよ!」「おーー!」「くるぞっ!検事ダーティーワン、検事戦士ペペロンチーノマヤダ、検事ボルシチー、検事マン、双子検事ジャック&ヒップが襲ってきた!
「検事ソード!これ出来れば有罪!有罪!」「ぐわあ」「クク・・こんな雑魚にやられるな・・・オーガブレイク!!」検事オズポーンのパンチで一鬼ぶった押された・・・「つっよ」そんなでまあ大したことなく切り抜けた・・・
ふと気づくと切り抜けた
ベリュルたち・・・「やるではないか・・・・貴様ら只者ではないな・・?鬼もいるようだが・・・」「鬼の王め!俺たちは只者ではなく
ベリュルものだぜ!」「ほう・・だがオズポーンよ・・貴様は一つ勘違いしている・・・」「クク・・・何をだ?」
「我は鬼の王・・・最強の鬼・・・ここでは敵はおらぬ・・・ワシは完ぺきだ・・」「鬼の王ってそういや・・!倒すぞみんなー」「この闇のマントに隠されたわが体・・貴様らに気づ付けることなど・・できぬ・・しねい!!」「くんぞっ!」鬼の王強襲!!!
第2795話
(20年6月21日投稿)
鬼の王強襲!!「くらえ・・・鬼の王の秘技・・・若さゆえの過ち!!!」目からビーム!なんと10秒間赤ん坊化する恐ろしい技だ!「オギャー(おれ
ベリュル)」「赤ん坊化すると、トードと同じようでさらにすばやさとかすべてのステータスが1よ!HP以外!」
「クク・・やっかいだな・・・さすがは鬼の王・・だが私には効かぬ!」まあ、最悪オズポーンに任せてもいい!ヒトヨヒトヨニヒトミゴロなど、すごい必殺技を使ったりするぞ忍術の達人なので「クク・・効かぬ・・!」「オズポーン貴様・・何者だ・・・!」
「クク・・・さあな・・・だが魔惑のクリスタルは貴様には渡さぬ・・!」「こしゃくな・・貴様らを殺して・・その女を解剖してでも見つけてやるわ!!!」鬼の王はなんかすごい強い感じだが、オズポーンのがんばりでナントカ倒した・・もちろんみんながんばったぞ「ご・・ごがあ・・・ズーン」
鬼の王は倒れた・・・「クク・・・この程度か・・鬼の王も・・」「お・・おのれ・・油断しすぎたようだ・・だがいつか・・グッ」気絶したようだ「クク・・・さて、エリスベアさん・・・返してもらおうか・・・宝石を・・・」「あ・・あの・・ありがとう・・でもわたし・・しらないの・・宝石・・・」
「クク・・・こうして君の父の敵もうってやったんだ・・まだ不満か?」「でも・・そのわたし・・・」その時バターンとドアが開いて誰かが入ってきた!「
ベリュル!!!!よかった・・無事だったのね!!」「
メリアナニー!どうしたぜ事件は解決しそうだぜ」
「クク・・あの時の聡明なお嬢さんか・・いまさら何の用だ?」「・・・みんな、エリスベアから離れて・・!」「なんだい
メリアナニー」「クク・・なんだと?」「あの・・どうしたのですか・・?わたしがなにか・・・」
ふと気づくと何か?「どうしたんだい
メリアナニー」「エリスベア・・・あなた・・いったい何者なの!?」「クク・・・なんだと・・?」「あの・・私はエリスベア・・・ジョンの娘で・・・」「いいえ・・・私はあの事件の資料を調べったの・・そしてジョンの故郷のジョンジョン村にいってきたのよ!」
「クク・・・ジョンジョン村・・?確かにあの男の出身村だがそれがどうした?」「・・・ジョンの父親に会ってきたの・・・ジョンは都会に出て一旗揚げると村を出たらしいわね・・そしてエリスベアのことについても聞いたわ・・」「なにそれ」
「・・・そこで案内してもらったの・・エリスベアのお墓があったわ・・」「クク・・なんだと・・!?」「そう・・すでに彼女は死んでいたのよ」「え・・いえその・・あの・・・」
「そもそも検察資料の転入届けに・・ジョンはあってもエリスベアの名前はなかったの・・さあもう一度言うわ・・あなたは誰?なにもの!?」「なんだい、エリザベサさんがどうしたっていうんだい、ねえ美しいですし」「離れて
ベリュル!」突然!エリスベアの目が赤く光った・・!
第2796話
(20年6月21日投稿)
バシュ!エリスベアの目が光って
ベリュルがフッ飛ばされた・・「ぐわーーなんかまえもこんなことあったような!いてて・・」「な・・・なんだこれは・・・?」「マリ!あなたたちも離れて・・・!」オズポーン含め、全員エリスベアからはなれた・・・
「クク・・・エリスベア・・まさかお前・・魔惑のクリスタルにやられたのか・・?」「フン・・・バカな連中だ・・・まだこの国の把握もできていないのに・・・もう活動ができないではないか・・この姿では」「この姿では」「やっぱりあなたエリスベアではないのね!」
「ジョンはちょろかった・・死んだ娘の姿をしたら・・生き返ったのかと泣いて喜んでたよ・・グハハハ」「クク・・・貴様が魔惑のクリスタルを盗んだのは知っている!しかし・・・お前はそもそもなにものだ!ハァなにものだ!」
「グハハ・・まだ気づかないのかいそこまでわかって・・バカだねえオズポーンとやら・・」「クク・・なにがだ・・・」シュワワワワ・・・エリスベアの姿が虹色になる・・・「こ・・これは・・クリスタル・・まさか・・エリスベア!あなた・・・」
「やっとわかったかい・・・そう・・・私は魔惑のクリスタルそのものだ・・・!魔惑のクリスタルの化身だ・・」「クク・・な・・なんだと・・ばかな・・魔惑のクリスタルは一つではないと・・?」
「こりゃな、私の砕けたクリスタルの一つだ・・オズポーン貴様が持ってるのはわかってた・・自分の場所は自分で把握できるんでなあ?」「クク・・・それでジョンとともに・・盗みに来たのか・・」
「まあ貴様もわたしも魔惑のクリスタルを表立ってだすわけにはいかない・・鬼の王も同じく・・それでまどろっこしくなっていたがな」「だが」「もうわが手に戻ってきた・・・鬼の世界はこのままぶっ潰して見せよう・・この鬼の王を操ってな・・・」
「クク・・そうはさせぬ!やるぞ・・この魔惑のクリスタルを倒すぞ・・いいか?」「おう!」「アーッハッハ・・・貴様に私が倒せるとでも?いいだろう・・恐怖に溺れ沈んでいくがいいしねい!!」
ふと気づくとエリスベア強襲!!「ククク・・・くらえ!デビルクラーッシュ!!!ドシュン!」「ぎゃあ」単体に399999ダメージ!および周囲のHP半減!あ、ラーニングできるんで注意「やっばー!」
「クク・・やはり魔惑のクリスタルを実体化させてはならなかった・・!盗まれた私も相手がこの女だと、いずれ取りかえせば・・と甘かったが・・!」「だからこそこの女の姿に化けたのだ・・!誰もが嫌な目でみるが陰謀を疑いはしない・・・気楽なものよ!デビルクラーッシュ!」「ぎゃー」
めちゃくちゃつよいが、オズポーンもめちゃくちゃつよくナントカ倒した・・・「やれやれ・・・」「お・・おのれ・・だが魔惑のクリスタルある限り・・何度でも私は鬼パラを壊すため・・よみがえる・・悪魔の・・」シュウウ・・エリスベアは魔惑のクリスタルとなった・・
「やったぜ!これが魔惑のクリスタルか・・どうしようもっていこうか?」「クク・・・貴様らには渡さない・・といいたいところだが・・・」「ん?そうだった・・こいつのもんだった・・ちょうだい!」「
ベリュル!」「クク・・・いいだろう・・・これは貴様らに預ける・・ただし条件がある・・」条件!
第2797話
(20年6月21日投稿)
条件・・・if・・・「クク・・貴様ら鬼パラの物ではないな?」「なっちちがうぜ!俺ら鬼!ね!」「バレてるようだな・・・私は・・・」「マリ!」「クク・・・この魔惑のクリスタルを・・貴様に押し付けることになる・・・いいな?」「どういうこった」
「クク・・このクリスタルは私の手には余る・・だが貴様らはこれを探していた・・何らかの理由、処理方法を知っているのだろう・・」「しらん」「
ベリュル!」「知ってる!」
「・・・まあいい、どのみちこんなものは鬼パラにはおいておけぬ・・・我が店で渡そう・・・ここから出るぞ・見つからないうちに・・」そしてベルルたちは鬼の王の間から出た・・・マリクションは鬼の王をにらんでいた・・
「パリンドゥーテ・・若き頃からこの野郎は・・・ん・・・?」「おーいマリー」「あ、ああいこう」さて宝石店にて・・・「くく・・・魔惑のクリスタルだ・・一応我が店にて封魔の忍術をかけておいた・・これでだいぶ安全だ・・・」「わーい!」魔惑のクリスタルを手に入れた!
「よっしゃこれでもうここには用はないぜ!かえろう!」「そうね・・・」するとトキのローブが光りだした・・・「ややこれは・・・」『おぬし達・・帰る意志ができたようじゃな・・目的は達成したのじゃろう?』
「この声はトキ!そうだぜ戻るぜ!」『ではこちらで術をかける・・モドリンヌの術・・ハアアア!』
ベリュルたちが不思議な光に包まれ・・一人ずつ消えていった・・・「わーい」
ふと気づくとどんどん消えていく
ベリュルたち『人数が多いから時間がかかる・・・そうじゃ、そちらでお主たちにかかわった者たちは・・かかわった記憶がすべて消えるぞ』「なんだと!」
『時を移動できるもの以外は・・・時空移動の危機的記憶消去の法則で・・・お主たちと会ったことを忘れる・・この鬼パラではな』「なにそれ!人パラではそんなことなかったのに」『だからわらわはお主たちのところで悪さ・・いや・・すまぬ・・』「なんだい!まあいいやさあもどるぞー」
次々と仲間が時空に消えて最後にマリが残った「私もゆくぞ・・世話になったなオズポーン・・何か懐かしい気がするが?」「クク・・貴様など知らぬが?」「そうだ!最後に聞きたいことがある・・鬼の王・・やつはパリンドゥーテではなかったのか?」「なんだと・・・・?」
「パリンドゥーテは角が七本・・だがあの鬼の王は5本しかなかった・・・やつは何者だ!」「・・・パリンドゥーテの名をどこで?」「あ・・消えてしまう!答えはもらえぬのか・・・」「クク・・・奴は鬼の王トラディショナル・・・そして・・・」「なんだって・・・・やはり・・あ・・きえ・・」
オズポーンは仮面を取った・・・!「パリンドゥーテは・・・この私だ・・・素性ばれぬよう・・名を偽り・・王の悪事を暴くため・・」「あ・・」その瞬間マリクションは時空の彼方に消えた・・そして仮面はコロンと落ちた・・そして仮面の下から4本ぐらいの角が・・
「クク・・おや?私は何をしていた・・?仮面が落ちている・・・そういえば・・魔惑のクリスタルはどこにいった・・?」何者かが柱の陰からオズポーンを見ていたような・・・そして
ベリュルたちは現代に戻ってきた「ただいまーー!」「おお!よくぞ無事で!みなのもの!」よくぞ無事で・・だが・・
第2798話
(20年7月11日投稿)
トキのもとへ「帰ったでよ!はいこれが魔惑のクリスタル!」
ベリュルが魔惑のクリスタルを差し出すと・・・魅惑ある光り方を南下していたクリスタルがうにょんと光っていた「おお・・魔惑のクリスタル・・・いや・・これは・・一体なんじゃ?」「魔惑のクリスタル」
「そうではない・・!これを本当に過去の鬼パラから持ってきたのか?」「恐らくそうに違いない」「どういうことじゃ・・・これはお主から感じた物とは違う・・・」「まあええんでない?手に入った事に間違いはないだろしさ」
「ううむ・・・まあよい・・気を付けて持ち運ぶのじゃ・・何やら強烈な封印がかかって居るが・・解けたとたん周囲の邪悪を・・」「だいじょうぶだいじょうぶ!よくわからんけど」「まあよい・・きをつけてな」さてトキと別れレミエルのもとに戻ってきた「はい魔惑のクリスタル」
「おお・・はやいじゃないか!いったいこれをどこで・・まあいいやな!ケチャップ様のもとに行くぞ、な」「ワシならここにおるぞ」そこにはパンツがいた・・「おおケチャップ国王!みてくれよこれ、魔惑のクリスタルだよ!あんちゃんたちがやったよ」「うむ・・信じられぬ・・いったいどうやって」
「まあええやん、どしたらいいのこれあげようか」「いそいでミソー・・父上のところにもっていくのだ・・!近くでかざせば必ず・・何かが出てくるはず・・!ただし準備していくがいい、これから何が起こるかわからぬ・・」「準備」
「セーブやアイテムを買い集めておくのだ・・・本当にこれから何が起こるかわからぬ・・」準備し一行はミソーのお部屋の前に行った・・あいかわわず中から不気味な声が聞こえる・・「儀式中か・・今はいるのは危険だなあんちゃん・・おい」「たのもう!ミソーいるか!」
「ンダラカンダラ・・デーモンダイスキスキスキダイスキ・・・ん・・なんじゃおぬし達そろいもそろって」「父上・・今日はあなたに大事な御用があってまいりました」「なんじゃ・・改まって?何か企んで居るのか?・・まあなにもできないがの・・」「
ベリュル殿・・あれを・・・」
ふと気づくと
ベリュル殿あれを「ねえねえ、みてみてじいさんこのクリスタル!」「ん?なんじゃそれは・・?」「魔惑のクリスタルだって!」「それがどうしたのかの?」すると魔惑のクリスタルがぴくぴく心臓の鼓動のように動き出し・・結界が破れた!バリーン!そしてシュウシュウ
「うわなんか掃除機みたいになんか吸い取ってる・・おや」「うご・・うごごごごご・・き・・貴様らそれを・・どこで・・それは我らの世界の・・クリスタ・・・」オヤ・・?ミソーの様子が?「やはり・・父上・・・!」
「ウゴオオゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ゴゴゴッゴ・・ゴゴゴーバリバリバリギエエエエエエエエエエエ!!!!」ミソーの口から・・・巨大な山羊の顔をしたなんかすごいやばい化け物が現れた!!!「ギャオオオオー!!!」「なにこれおばけ!!!!!!!!!」
「やはり父上は・・・悪魔に乗っ取られていたようだ・・!なにものだおまえは!」「グオオオオオオオオオ・・・わが名は・・バフォメット・・・魔界の悪魔・・・貴様らよくも・・!」よくも貴様ら・・!
第2799話
(20年7月11日投稿)
貴様らのよくも・・・!「な・なんなんこいつ!こわい!おばけ!?」山羊の顔に目が複数あり、口の中に口があったり手は人間だったりなんかもう気持ち悪いやばい感じのいかんかんじ!「間違いない・・これは・・悪魔!父上・・!しっかり!」ぐったりしたミソーをケチャップはかかえた・・・
「どういうことなん」「父上は・・・いつからか様子がおかしくなった・・そしてクリクリ鉱石など・・残虐な行為を行っていた・・・」「そうだよあんちゃん・・俺たち天使を作ってから・・しばらくしてからおかしくなりはじめたんだ」
「父上に事情を聴いても・・教えてはくれなかった・・・はっ父上!しっかり!」「う・・うう・・ケチャップか・・」「父上!私です!ケチャップ国王です!」「ヘイヘイヘーイ!いえーい!ナイスツミーチューエブリワン!みんなワシを助けてくれたんかのベイベー!」「なにこいつ」
「おお!父上・・・・正気を取り戻してくれたようですな!間違いないこれこそ父上!」「イエーイ!かみのちからでうっかり悪魔を封印するための儀式で取りつかれてしまってベイベーアンドユー!」「ミソー様・・・!正気に戻られたんだなあ!」「ねえどういうこった」
「オノレ・・・こいつを使い・・・我らの世界からこちらのおいしいごはんを食べていた計画が・・・」「父上・・こいつは一体なんなんでしょう・・」「イエーこいつは悪魔バフォメット・・人間の欲望を食らい生きていく怪物・・・うっかりとり付かれてワシもヘイヘイバンバンジーよ」「なにそれこわい」
「ヘイヘーイ・・この悪魔たちから世界を守るために作った天使たちも・・利用されてあのとおりバイバイベイビー!」「グフフ・・・自分は隠れ最大限人間の欲望を利用し操る・・それこそが悪魔・・!だが貴様らも欲望の塊・・これはおいしい食事が出来そうだ・・」
「父上・・四聖獣様達は・・・そしてあのお方は・・」「イエーこいつにやられ散り散りになってしまったベイベー・・・どうなったかわからないベイベー」「グフフあの4匹か・・天使どもを破壊したのを見てこれは危険だと真っ先に食ろうてやったわ!神もまとめてな・・・」
「なんてことだ・・バフォメットここで倒さねばなるまい・・お主たち頼めるか」「なに」「ああ、やってやるぜこのクソヤロー!見た目からしてもう人間じゃねー」「悪魔だしねえ」
ふと気づくとやばい悪魔「シカシ・・その石は我らの世界の物・・なぜ貴様が持っているのだ・・・ッグシャシャ」「これ?魔惑のクリスタルだぜ!おれのもんだ!」「なぜかと聞いている!」「忘れた」
「ふざけるな・・フォフォフォ・・だがワシは人の弱い心はよめる・・貴様名を何という・・」「
ベリュルなの」「貴様の心を読めばすべてがわかる・・・貴様の清い心に隠された欲望を増幅し・・どれどれ・・貴様の欲望は・・・なっ!なんだ・・グオオオ」突然バフォメットが苦しみだした!
「貴様・・なんという・・欲しかないのか・・・・・ぐおおおおお貴様の願いは・・ワシの力を持ってもかなえきれぬ・・グオオオ」「なに!願いををかなえてくれるのか!強い武器と防具とお金とおかしと!」
「ふざけるな!!!貴様ら・・・まあいいまたこいつらの誰かにとり付けばそれでいい・・しね!貴様らのはらわたを食らいつくしてくれる!わが名は悪魔バフォメット!」悪魔バフォメットが襲ってきた!
第2800話
(20年7月11日投稿)
悪魔バフォメット強襲!!「グワオウ!この国でたくさんクリクリ鉱石を食べた・・ワガ力は・・・もはやMAXなり!」「なにそれ」「グアオウ!バフォメットブレス!」
波動砲みたいな光線が目や口や鼻からはなたれた!たれたといっても鼻水ではない!一人に50万ダメージ+周りにランダム1~8万だめーじ「ぎゃ!痛いこれはやばいなにこれ!」「これ・・反物質波動砲じゃない!」「ポーロラティアしってるの」
「ママと一緒に研究してたことあるの・・反物質は物質に負けてどこに行ったのか、その研究で見つけた力と同じよ!」「グアワオウ!悪魔のささやき・・・メリアナニー・・・お前の願いは・・・・」
ぽわわわわわ・・・キャラクターが一人混乱した!今回は
メリアナニーだけどある程度決められたメンバー優先順位で一人!最優先が
メリアナニーだぞ「あ・・わたし・・」「
メリアナニーしっかりするのだ!」
「おきろや
メリアナニー!ぺちぺちだめだ・・!無敵で倒れない上、エスナもなにもきかねーぞ!どうなっているでありんす!」「ククク・・・メリアナニーの魂はその願いを・・・妄想で叶えることでイタダイタ・・」「くそっ」一人敵になるというとんでもない戦いだそして一人誘惑させられたら・・・
「私も助太刀しよう!」なんとケチャップ国王がパンツで乱入してきた!基本的に
メリアナニーの攻撃を中心に、盾になってくれるぞ「HPも無限だ!俺たちが全滅したらゲームオーバーだーけど、盾としては最高!」ケチャップの盾を使いつつ、悪魔キラーを使いつつ・・頑張りナントカ倒した・・・
「グ・・グオオ・・・ダ・・ダガ・・・・向こうに逃げれば・・・オオオ・・・」バフォメットは奥に逃げだした!「追うのじゃ!あの奥に・・・我々の神の玉座・・ワシが操られているときあのあたりに・・魔界へのゲートをおいてあるのじゃ!」「なんだと!急ぐぞオラみんな!」
ふと気づくとバフォメットを追って城の奥へ!「階段があるタンタンタンとあがると・・なんだこの広間!」四方には・・・見たことのある像が立っていた「ここは四聖獣様達のいた崇拝所だ・・・この国は乱れたときに神と四聖獣様達が現れ世界を救ってくれていた・・だがそれも今は・・」
像はよく見るとぼろぼろになっていた「ねえねこいつら朱雀とかやんどったの」「あの悪魔にくわれ・・・砕け散ったと父はいっていた・・とするとこの先におわす神もおそらく・・・」「神っていっぱいおるやんなにそれケチャップ王」
「いや、ここにおわすはクリスタル神というべきか・・・無事であればいいが、父上がここを封印していたのだ・・・」「ミソーのやつめ!たおしてやろう!」「ばかもん!もう父上を乗っ取っていた悪魔は逃げた・・奴がなにかやったのかもしれぬ・・・」「ねえねえ神ってどんなん」
「美しいお方だ・・・多少粗暴ではあるが、心優しい・・・女神さまであった」「いそげ!何かあったら大変だ!!!!!」バタン!先に進みドアをあけると・・あたりは血の匂いが漂っていた・・・「うげ・・・なにこれ・・・悪魔の野郎が・・ば・バラバラに・・?」
そして奥には玉座があるが・・誰もいなかった・・・「じゃあこの悪魔のバラバラはいったい・・・」するとセリカがフラフラと歩きだし・・玉座にかけた「セリカ様ーなにやってんのー」「う・・バタン!」セリカはこちら倒れてきた・・・
「セリカ様!しっかりしてどったの・・・!」「ギョ・・玉座に・・・ミ・・ミカどの・・・が・・あちきの体から・・」「ミカさん?」玉座には・・・正気を失ったミカが映画で見た姿のままで座っていた・・・
最終更新:2022年09月05日 11:27