第3201話~第3210話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より




第3201話

(21年7月12日投稿)

テロリストの皆友達義経!「い、いったいどういう事でしょう」「いいですか?テロが起こった時、偶然にも義経は大検事局に訪れてました!テロという大事件のさなかにです!しかも極秘裏に!」「ふむ」

「ましてやタイミングよく2回とも!さらに一回は夜・・・もう一回は証拠を戻す絶妙なタイミングでした」「ぐ、ぐうぜんだ!」「二回の偶然は信用できません!過去にさかのぼればもっと出てくるかと思います・・さらに」「さらに!」

「とすれば・・二回ともこのために起こされたテロ!斎藤四郎も・・・討幕派の仲間だった、ということです!土方さんそうよね?」「ああ・・・今にして思えば、だが・・・」「ああ・・・今にして思えば、だが・・・」「斎藤四郎は殺された時抵抗しなかった・・顔見知りかもと」

「ち、ちがう!斎藤を殺したのは・・ただ敵だから・・いや・・・・俺はやってない!ちちがう・・・」「あ」「あ」「おっ」「さて・・さらにテロリストとなると・・・新たな調査が必要と思います!」

「その通りだ・・奉行長官、ここは即死刑でなくていい・・告発を受理していただければこの男は身柄を確保できよう」「ややめてくれ」「それとも・・・無罪放免で野に放っていいのか?貴様を・・ここまで失敗した貴様を・・斎藤と同じようになるぞ?」「い・・いやだ・・」

「ここでたとえ無罪となろうと、ここまで情報が出てしまった以上貴様の口は連中にとってとても危険な・・・」「うわあ・・・・そそれは・・いや・・その・・・」「答えろ・・答えぬのなら望むまま貴様を解放してやろう皆友達義経よ」

「・・・・・・ぐぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!・・わわかった・・・認めよう・・・」「おお!」「たのむ・・・なんとしても保護してくれ・・たのむ・・・告発を・・してくれ・・」「了解した・・さあ判決と受理を!」

「・・・わかりました・・・これはエデン奉行始まって以来の大惨事ですな・・・では!」「まってました!」「皆友達義経による斎藤四郎殺しの犯人告発を受理します!そしてまとめて必然的に・・沖田殿は無罪!」

ふと気づくとエデン大検事局・・・「たすかった・・・私が不覚を取ったところを助けられるとは・・・!」「いいってこって!沖田気にするなでござる」「マッパもこれで浮かばれる・・・斎藤四郎がおそらく殺したんだろう・・・」「え?マッパって・・・何?」

「あいつは俺らの仲間・・・落ちぶれてはいたが・・まさか狙われるとは・・・」「どういうこと?」「・・・それより貴様らに気になる情報を伝えておこうと思う」「土方なんだい」「護送中の斎藤四郎の死体が・・・土の上で消えた」「え?」

「消えたというより・・・地面にしみ込んで溶けた、といったほうが正しいだろう・・・」「なんそれこわい!ネンドでできたゴーレム?」「なんだそれは・・・だが・・これから本当の戦いが始まるだろう・・・また手を貸してくれるだろうか・・?」「もちろんだぜ!!!」

「さすがだ・・あの方の紹介に間違いはなかった・・・これで将軍がとうとう動きだす・・・ではこれにて・・」斎藤四郎物語は完結した・・だが・・・!









第3202話

(21年7月12日投稿)

すき焼きなどを食って翌日・・・「ファーーおはよう」「昼だっつーの!おい客だぞベリュルメリアナニーに!あんまり待たせるなよ・・!」「ミカさんおはようございます・・沖田かな起きたところでいるとギャグで面白いし!」

「おーいなにをねぼけてんだーべろべろばー」「げっ・・お、おまえは六波羅・・・!」散切り頭が胡坐書いて団子を食っていた「何しにきやがったんでい!!」「どうだ?人間関係は見れたか?」「なんのことだい」

「あーーーもう!おまえさん、人を見る目をもっと養いなよ!そうそう、裁判に勝ったと聞いて祝いに来たんだ」「わーい!なにくれるの」「風車の玩具をあげよう!君が持ってたものの色違いだ!」するとその時窓の外から・・「号外ーー!号外ーーー!!」

「おっと、昨日の君らの裁判の話かなっと・・・一枚・・・こ、これは・・・!」「なんだい六波羅!勇者ベリュルメリアナニー弁護士のプロになるとか書いてあるの!」六波羅はスっと瓦版を差し出した

「んと「奉行長官代行皆友達義経公、獄中で暗殺される!検察は容疑者の奉行長官旗本源三郎種良をさっき捕縛!」ですって・・!?」「なにその種ナントカ・・・・・」「裁判長よベリュル!」「あいつか!え、あいつが殺人したの!?」「・・・そんなわけないだろう!ついにおいでなすったな・・・」

「ねえねえ六波羅!何!いったい何ごとだ!」「今度事件・・・君たちはエデンの闇を見ることになるだろう・・・覚悟はいいね?」「なんの!」「君たちの出番だ・・・おそらくここの権力に絡まないしがらみのない人物は君たちしかいない・・・!」

「何が!」「だから弁護士!」「たのもう!!!!」「ほらきた!じゃーそれがしはこれで!さっき言った事忘れるなよー?」

ふと気づくと沖田総三が訪れていた「なにとぞ・・・なにとぞ弁護士をひきうけてくれますまいか!」「もちろん!ねえ何がどうなってるのいつ終わるの裁判物語!あの裁判長アホだけど殺人しなさそうだけど」「私にもわからぬ・・・だが圧力で土方殿も告発せざるを得なかったようだ・・」「圧力?」

「将軍からの使いで・・迅速に犯人を捕らえよ、とのことだった・・・」「犯人かあ」「今のところ容疑者は奉行長官しかいないのだ・・・」「ねえねえどんな事件で何があったの!」「時間がない!あと30分で裁判だ・・・たのむ!私は・・・土方殿のサポートの回らねばならぬ・・ではこれで」

「行っちゃった無責任!くそーいくしかないかーーーー・・」「・・・・そろそろ暇なんだよなー」「どったのミカさん」ミカ・・・










第3203話

(21年7月12日投稿)

同日某時刻エデン大法廷「おほん・・・おお!弁護人こられましたな!おや・・あなたは?なぜここに!」「あれ・・・いつもの裁判長?なんでここに!」そこにはいつもの裁判長がいた!なぜ?

「いやーなんか裁判長召喚術で呼ばれましてなー?ここがどこだかわからないんですが、裁判長がいなくなったという事で急きょ私が!」「まじかー」「お供の顔をほっかむりで隠したあなたは?」「・・・アタシ・・いや、わたくしのことは気にしないでくださいあそばせオホホホ!」

「はあ・・さて・・この方が検事ですか?これは侍では?」「私はエデン大検事局の局長土方だ・・!」「検事でしたか!これは失礼!ところで今回の死刑役は・・・この方ですな!お名前と職業を!」「エデン奉行奉行長官旗本源三郎種良と申します・・なんかあなた私と似てますな・・」

「おお、これは他人とは思えませんな!なんでも裁判長でいながら人を殺したとか」「奉行長官ですぞ!それにわたしはやっておりません!」「まあまあそれは置いといて!じゃあ始めますか!ゴングは・・あれハンマーがないですな・・?しかたない、頭でゴン!では検事冒頭弁論を!」

「うむ・・・本日午前未明、前の事件の皆友達義経が獄中で暗殺された」「なんとまあ痛ましいですなあ!どのように殺されたのでしょう?」「ハンマーで頭を砕かれていた・・粉々にな・・・」「ふうむ粉々ですか!それでは特定できないのでは?」

「パズルの名手が慎重に復元したところ・・本人の姿になった・・・」「そそれは失礼・・しかしそのハンマーとは?」「・・・裁判長ならご存じだろう・・ゴングをたたくハンマーだ!」

「え!えええ!そそんな・・それでなかったのですな!しかし神聖な武器で人を殺すなど!・・しかしなぜ種さんが容疑者だと?」「容疑者が死んだ前後・・・まだ営業時間外の奉行所には、長官ととらわれた長官代行しかいなかった」「なんと!二人きりなんでしたか!」

「聞いてくだされ!裁判長さん!わたしは外出していたのですその時間!」「おやそうだったんですか?」「天地天命!!」土方はあたりがビリビリするほど叫んだ!

ふと気づくと土方の異議あり!「どどうしました?それは異議ですかな?」「うむ・・・外出したというのなら、貴様どこにいたのか言ってみろ・・・裏を取ってやる」「そ・・それが・・それは・・いえませぬ・・・」「では何の用事で出たのだ?」「それもいえませぬ・・・いえませぬのじゃ・・・」

「そりゃ言えないだろう・・・貴様が罪を逃れる理由、それはその場にいなかった事にするしかないからな」「おいベリュル、どーすんだこれじゃ泥沼じゃねーか!もう死刑になっちまわねーか?」「前もこんなだったけど逆転できたし大丈夫だって!俺に任せて」「たのむぜ?」

「オホン!行き先は言えないが外出していた・・・うーんこの証言の受理は難しいですな」「驚愕!!!」ガーンガーン!「おおベリュル、異議ですな?いったい何か気づいたことでも?」「裁判長がいなかったことを証明できればいいんだな!」「奉行長官ですぞ!」

「そうですな、まずはさしあたってそのあたりでしょうか」「それならなんとかなるかも!土方!」「ほう・・貴様どうする気だ?」「誰か見た人とかいるんじゃないかなって・・・誰かいませんかー証人」証人を探して・・・












第3204話

(21年7月12日投稿)

誰かいないかな「土方、証人だれかいないかね」「弁護士・・貴様らが用意すべきだろう・・・!」「だって知り合いいないし・・・そうだ!門番とか!」「あれは検察の門番だ・・・奉行所にはいかない・・・それと忘れてるかもしれないがすでに死んでいる」

「おほん・・・証人の準備は無理ですか?」「無理かも」「アホかベリュルおめー!」「・・・・」「おや、どうしました検察?」「検察は・・・目撃証人を用意してある」「おお!弁護人の援護射撃ですか!美しい友情ですなあ、裁判を長くやっていてこんな感動したことは・・・」

「ちがう!奉行所で長官を見かけたという証言だ!」「ありゃ・・そうですか!まあそれもいいでしょう!さあ証人をどうぞ!」そこにはベリュルたちの宿の飯女中さんがいた!「あれごはんさん!どうしてここに!」「あらま!あんたたちいつもご飯を美味しく食べてくれてありがとねー」

「今日もすき焼き!」「はいはい、用意してますよー」「カンカン!雑談しない!証人証言をおねがいしますぞ」「あ、はい!長官さんね、朝8時ぐらい?私が今朝買い出しに出かけた時、奉行所の中を音を立てて歩いているのを見かけたわよ!」「な、なんですと!」

「鈴を両手で振って鳴らしながら、もう目立って目立って!音がしたからついみちゃって・・」「そそんな!私はその時いなかった・・・!というか朝4時からこっそり・・・」

「だってー!いたじゃないですか長官!もっと多くの人もきっと見てますよあなたを!」「そんな!こっそり出かけたのですぞ・・・!なぜ・・・8時とか・・」「天地天命!!!」

ふと気づくと天地天命・・・「目撃者が多い以上、長官は確実に8時にいたのだ!それを覆すことはできぬであろう」「そうですな、証言がありますからな・・・複数の人が見たとも・・・」「そしてそのまま獄中に入り、ハンマーで頭をゴン!」「うむそうでしょう!ではしけ・・・」

「サプ・・・驚愕!!!裁判長のせいで間違えそうに!」「なんですか!私のせいにしないでほしいですな・・でなんでしょう?」「さささささ裁判長には、どどど動機がないのだ!」「奉行長官ですぞ」「そうですか、どうでしょう検事?」

「フン・・・・奉行の誇りを捨てたものが許せなかったのだろう・・・!」「ちょっと土方なんか変なのだ!そんなやつだっけ!」「将軍の命だ・・・確実に犯人を捕らえ早期解決せよ・・・と!さすがに逆らえん!」

「お役所めー!どうしようミカさん!」「たくてめー本当に活躍したのかよ!・・・ここはハッタリかますしかねーんじゃねーか?ひとまず・・」裁判名物はったりをかまそう!








第3205話

(21年7月12日投稿)

ベリュルのはったり!!「裁判長!弁護側は・・・こう考えます!」「ほうほう・・・なんでしょう一体?」 1.女中は奉行長官を見た 2.女中は奉行長官を見ていない さあ選びなさい!ストレートにいこう

「2.女中は奉行長官を見ていないのだ!!」「な、なんですって!!」「何を言いだす・・・証言を嘘呼ばわりする気か?」「あわわ、そそうじゃなくてえーとミカさん」「適当にやってみるしかねーだろ!アタシもわからん!」じつは1でも別の展開でここにこれるぞ「女中は・・・別の物をみたんだ!」

「なんですと?いったい何を・・・」「ええ?確かに長官でしたよ?髭まですべて!」「次はどんなハッタリだ・・?」「女中は・・・」 1.鏡に映った自分の姿を見た 2.奉行長官の偽物を見た 3.奉行長官のように見える仏像を見た いかにもカッコイイトリックがあるがそういうのないので、ストレートに

「2.奉行長官の偽物を見た!これしかないのだ!」「に・・にせものですか?」「そうなのだ!そうだ、沖田の刀も偽物だったし、これも偽物なのだ!!」「無理がありませんか?」「わかってるけど」「・・・・」「検察どうしました?」

「いいだろう、茶番・・・にどこまでも付き合ってやる・・」「やったー」「ではその偽物とは何者だ?変装していたとでもいうのか?」「うーんどうだろうねえ」「弁護人!カンカン!まじめに!」「だって!変装なんて忍者かルパンぐらいしかしないのだ!」

「忍者ですか!ハハハ面白い!和風の感じだからと、そういう変身ができる忍者などおりませんなあ検察!アハハ!」「裁判長・・・いる」「はあ?」「えまじで」

ふと気づくといる・・・「変装できる忍者、ですか?」「ああ・・・心当たりがある・・・一名な」「な、なんですと?いったいどなた!!」「残念だが証拠もなしに軽率なことは言えぬ・・手がかりが出れば別だがな・・・」「役所頭め!」

「おいベリュル!やつも真犯人は別にいると思ってるよーだな・・もっとハッタリねーか?」「うーん次はどうしようかねえ・・」「特になければしけいに・・」「驚愕ぅ!!!!まままつのだ!!そそうだ、弁護人は裁判長がどこに行ったかの情報があらります!」「ほう!それは興味深い!」次のハッタリ!








第3206話

(21年7月12日投稿)

ハッタリ大裁判!「さて弁護人、さっそくですが奉行長官はどこにいったか?」「裁判長・・その前にいっておきたいことがある・・無駄を省くためにな」「なんでしょう検察?」

「今日は休日で人は確かにいなかったが、テロの影響もあり人参組が総出で朝7時から正午前まで町を張っていた!全員でな」「ほう!」「アリ一匹すべての生き物の動きを家の中まですべて監視していた・・・奉行長官は、奉行所以外の町のどこにもいなかったといっておこう」「ほほう・・」

「当然奉行所も確認したが、奉行長官は鈴をひたすら振って踊っていた・・目立ちたいかのように」「いたの知ってるならじゃあなんで証人を呼んだのだ!」「我らは起訴する側・・・目撃者は別のほうが良い・・それに証拠として最後の手段として使える・・今のようにな」「くそー余裕ぶっこきやがってー」

「さて、というわけだ・・このように奉行所にいた事になっている奉行長官が、本当はどこにいたのか・・・考えを言うのだ!」「やべーぞおい!逃げ道をふさがれちまったぞ・・どーすんだ!?」

「あらりま・・・ううう!ええと・・本物の裁判長がその時いた場所は・・・!」 1.町の別のどこかに隠れていた 2.やっぱり奉行所にいた 3.町にはいなかった どこにいたか可能性を考えてみよう

「3.町にはいなかった・・・んじゃないかな・・としか・・・」「はあ、ですが朝からずっと検察が張っていたと情報が・・・」「そ、そうなんだけど!でも、あそうだ!朝からこっそり出かけてたと言ってたし!」

「うーん・・・では次に、町にいないとは・・・町の外とはいったいどこの事でしょう?」 「そ、それは!ここなのだ!」 1.コメの産地の村 2.エデンフラッシュ城 3.地上 こっそり歩いていける距離を考えよう

「2.エデンフラッシュ城・・・かなあ・・・あの、いちおう町から見えたし・・」「なんでしょうそれ?」「なんか偉そうな城!!」「将軍様がお住いの城だ・・・!報告に伺うことはあるが、朝4時なんかに伺うと不審者として捕まるが?」「そうなんですか!」「えーそうなのか・・・・厳しすぎる!」

ふと気づくと厳しい城の掟・・・「さらに6時ごろには侍たちが出仕する・・・要がないものは当然入れぬ!もうこのへんでいいか?ハッタリ劇場は?」

「いいいいや、つまりこここういうことなのだ!」 1.奉行長官はエデンフラッシュ城に用があった 2.変装してこっそり侵入した 忍者じゃないんだからさあ

「1.奉行長官はエデンフラッシュ城に用があった・・・んじゃないかなあ・・・」「ぎぎぎくううう!!!!!」「どうした?奉行長官・・・落ち着かないようだが?」「いいいいいえあのなななんでも!」「おい、おめー何気にいいところついてんじゃねーか?」「何を突いてるのでしょうミカさん」

「やはり聞いた通りだったか・・・さてベリュルよ、奉行長官とはいえそんな時間に城に入るなどよほどのことだ」「そうなの?」「そんな時間に城に入ることを許される・・・その城に誰に会いに行ったのだ?」「え、だれだろ」奉行長官が会いに行ったキャラとは・・









第3207話

(21年7月12日投稿)

さあさあ会いに行ったキャラあてゲームだ!!!「もう一度言う!そんな時間にいって入ることを許されるような人物とは誰だ?」「え、詳しく知らないけど・・・ミカさんどうかな・・・」「名前を呼ぶな!ばれるだろ!ていうか知ってるやつあげるしかねーだろ!アタシたちにゃ情報ないんだ!」

「そうだな・・・えーとこの人物に会いに行ったのだ!」 1.織田信長 2.豊臣秀吉 3.徳川家康 このぐらいしか登場人物いないが・・・江戸城だぞ?老中とかは誰もまだ知らないからハッタルしかない

「3.徳川家康・・・・!誰だっけ!!!」「どなたでしょう・・・」「恐れ多くも・・・・将軍様だ!・・・こちらからならともかく、呼び出されたのならば行かざるを得ない相手ではあるが・・」「はあ・・どうなのでしょう?奉行長官殿!」奉行長官は青ざめている

「し、しらないちがうちがう!ちがう!!!わわたしはえええどじょうにはいっていっておりませなね・・・」「落ち着け・・ではいっていないという事は・・貴様は殺人犯として・・」「ちちがうそれも・・でもええええどじょじょじょうにはには・・・ぶくぶく・・ドタン!」

「お、おい奉行長官!!!!!」奉行長官は何かパニックになり気絶した・・・・「チッ・・・裁判長、少し解放が必要そうだ・・・休憩を」「は、はい・・じゃあ5分ほど・・・・」

「沖田、休憩室で介抱しろ・・・起こしたらまたこちらに戻ってこさせろ」「わかりました!よっこらしょういちと・・・少々お待ちください!」沖田は司法長官を連れて休憩室に行った・・ベリュルたちは残された

ふと気づくと残されたベリュルたち・・・「さて・・・なんでしょうあの取り乱し方は・・・いくらなんでも・・・」「さあな・・・帰ってきたら問い詰めればいい」「ねえねえやっぱ奉行長官犯人じゃないんじゃないの?」

「もはや関係はない・・将軍命令だ・・・他に何も出なければ奴が犯人決定し、強制死刑だ」「そ、そんな!」「将軍の権力をなめるな・・・あの方は・・・!」するとドアがあいて奉行長官が戻ってきた「早いな・・もういいのか?」「うむ・・・沖田殿には迷惑をかけた・・・これからすべてを話そう・・」

「ほう・・・話す気になったか」「やったー!これで無実がわかる!」「・・・・申し訳ない・・・皆友達義経殿を殺したのは・・間違いなく私じゃ・・」「な、なんだと!だれだっけそれ」「今回の被害者な・・・っておい!てめー!何勝手に罪を認めてやがる!!」奉行長官の自供・・・!









第3208話

(21年7月12日投稿)

まさかの奉行長官犯人説浮上!「おい奉行長官!あきらめたらだめなのだ!死んじゃうのだ!」「いや・・あきらめるも何も、最初からわたしが犯人じゃったからな」「奉行長官・・・それは真意か?誰かをかばっているのか?」「いや?最初からワシが犯人じゃ!さあ死刑に!!!」

「おいベリュルなんだこれ?様子がおかしすぎねーか?」「おかしいとかより死刑になったら困るから!どうしよう」「弁護士よ」「なんなのだ!」「このままでは本人の自供で幕を閉じてしまう・・・さあどうする?」「どうしよう!」「「本人の」自供であれば・・・幕を閉じてしまう、といったのだ」

「困る!」「人の話をよく見ろ!!!!」「どういうことなのだ!」「・・ベリュルこの奉行長官偽物なんだろうな・・今度こそ」「なに!偽物だと!お前!」「な、なにをいうのじゃ!」「おのれーーい偽物は許さないのだ死刑とりゃーーーーーーー!!」ベリュルは切りかかった!!!

「おいやめろバカ不用意に・・・・」「忍法19連手裏剣の術!アタタタタタタアタア!!!!!!!!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!ベリュルにたくさんの何かが当たった!!「いたたたたたたた!いったーーい!!死ぬかと思った!」「おい平気かよ!!!なんだこりゃ・・」

「よくやったぞ弁護人・・・本来は時間帯や何故情報を知りえたとかから推理していく予定が・・まあ結果良ければよい」「な、なにいってやがるこの土方野郎!ベリュルがこんな目に・・おお無事か」「痛かった!なんだい!」「どどうしたのですか!裁判が戦場はだめですぞ!!!」「これは・・手裏剣?」

ふと気づくと手裏剣がベリュルに投げられた!「い・・・今のは・・・忍術!?奉行長官は忍術だったのか!」「いや、そりゃありえねーだろ!一体なんだ今のは?奉行長官!」「い、いや私は・・ちょっと忍術をたしなんでおり・・・」「たしなむってレベルのワザじゃねーだろ!!19発も一瞬で・・・!」

「この国は・・・職業の兼任は許されていない・・知っているか?」「そうなの?」「六波羅がそんなこといってやがったな・・・」「へー・・なんか鼻水が出るな・・・ちりがみ・・あ、ポッケになんかあった!」「おい、それてめー昔の瓦版じゃねーか!まだもってたのかよ・・っておい貸せ!!」

「え、はなみず・・」「19発の手裏剣・・・・おい!奉行長官・・・てめー何もんだ!?」「な、何を言いだす?」「てめー・・・まさか・・・マッパを殺したのおめーか?奉行長官!」「何を言いだすのだ弁護士?」「見ろやこの瓦版・・・!」瓦版の謎・・・








第3209話

(21年7月12日投稿)

瓦版に書かれた謎・・・「「マッパは道中抵抗したため刺し傷が19か所もあり殺され・・・」と書いてあらーよ」「へー」「なんだと・・!まことか弁護人!」「みてみろほれ!ピラピラ・・・」「バシッ・・・この瓦版・・・流し読みをしていたが・・・・そうか・・・ここまで単純とは・・」

「いいいったいどういうことですか!私がこの世界の初心者だという事をいいことに勝手に話を進めて!」「あ裁判長だ」「まあ話を聞いているがいい・・・どうだ弁護人?何か言うことは?」「ああ・・・こいつ・・アレだな?ベリュル」「おうアレだぜ!何?」

「さあ答えてやれこの・・・奉行長官をなのるやつに、自分は何者なのかを」「おう!なんだろ・・・さてはこいつは実は・・・!」 1.徳川家康 2.忍者 3.沖田総司 考えすぎて引っかかったら面白いが

「2.忍者なのだ!!!こいつ奉行長官じゃないのだ!!!!たぶん・・だよね?」「おう満点だぜ!」「な、なんですと!奉行長官殿、あなたは忍者だったのですか!」「話を聞いていないのか裁判長?この国ではジョブの兼任は不可能だ・・・クリスタルの力だがな・・」「え?でですが・・・現に・・・」

「弁護士答えてやれ・・・こいつは何なのか・・・」「おう!なんだろ・・・・こいつは!」 1.副業をしている 2.変装している 3.外の世界の住人 そうだ

「2.変装している・・・忍者だし!!」「その通り・・・そいつは・・・奉行長官ではない・・・」「なるほど!確かになんで急に態度が変わったのか・・・よく見ると顔じゅう傷だらけだし・・?」「ほんとだ!今になってなんか傷が見えるようになった!誰だお前!!正体を現せ!!」「・・・・」

奉行長官は汗がだらだらしている!「い、いや俺・・・私は奉行長官・・・だ!」「ちがうちがう!もうばれてるから!ねーミカさん!」「ああ、誰だおめーは!」「うう・・・・あっしまった・・・!」汗が大量吹き出て・・・なんと変装がとろけてしまった!!!

ふと気づくと奉行長官の変装が・・・!「しまった!わが大量の5リットルもの冷や汗が・・・!変装を・・・・・」どろろろろろ皮が剥げて中から忍者が出てきた・・・!「ええええ!なんですかこの人は!誰ですか!」「ウ・・オレは・・俺は・・・」

「服部全蔵殿・・・これは奇妙なところでお会いしますな」「土方!誰なのそれ!!」「将軍様の秘密忍者部隊の棟梁にし、忍者である服部全蔵どのだ・・・!」「忍者!将軍の!?なんでここに!」「それは・・・これから問い詰めようではないか?その前に沖田が心配だ!少し待ってろ・・」

すぐに土方は沖田と・・・奉行長官を連れて戻ってきた!「はやい!」「不覚・・この沖田の・背後から急に・・・!」「なぜ場所がすぐにばれた・・・縛って隠しておいたのに・・・!」

「スマホ・・・禁断の通信手段を人参組の一部には持たせてある・・・すぐわかった」「お・・・・・もはやこれまでか!」「いや・・・ここからだ・・服部殿!」服部全蔵とはいったい!?








第3210話

(21年7月12日投稿)

服部全蔵大問診!!「裁判長進行を」「は、はい・・・改めて聞かせていただきましょう・・あなたは何者ですか?」「俺は・・・将軍徳川家康公直属の忍者棟梁・・服部全蔵と申す」「と・・徳川家康のですか?」「そうだ・・・俺の行動はすべて・・将軍の意思と知るがいい!」「そうなのですか・・・」

「ねえねえミカさんえらい将軍の名前が出てきちまったぜ」「これがエデンの闇か・・?」「さてここで一つ立証されたことがある」「なんでしょう検察?」「服部全蔵は奉行長官に変装することが可能、という事だ」「おお!確かに、我々の目の前で変装してましたからな!」

「とするとだ・・・弁護士・・・その・・・」「なにー」「おう!じゃあ、朝8時にごはん女中がみたのは・・・・?」「そうだな、服部全蔵の可能性が・・出てきたわけだ」「おお・・・そうだったのか・・・そうだ、私はあの時いなかったのだ・・服部殿・・いったいこれは・・!」

「ククク・・・悪あがきさせてもらおう・・・いや奉行長官、おぬしはその時間どこにいたか証明できない限り、あれが俺だとは立証できぬな」「確かにそうですな・・・奉行長官どうでしょう?」「いえぬ・・・それは・・言えぬのじゃ・・・」「くそっここまできて・・・・」

「どうした?行ってみろホレホレ・・・・」「奉行長官・・・これまでのこの弁護士たちを見てこなかったのか?我々のずさんなやり方を・・・」「・・・・ですがこれをいったら・・将軍様が・・・」「そこまでいやーもう何を言ってもおなじだよ!さあいいやがれ!」服部全蔵はニヤリとした気がした

ふと気づくと奉行長官・・・「わ、わかった・・でですがここだけで内密にお願いします・・・」「約束しよう・・・服部全蔵はどうだか・・・」「クク・・・当然約束しよう・・・クク・・・」「では・・改めてどうぞ奉行長官殿、あなたはあの日の朝どこでなにをしておりましたか?」

「・・・・将軍徳川家康公に会っておりました・・・」「やっぱり・・・!本当だったのか!何をしてたのだ!」「・・・・将軍はひそかに個人的に・・わたしから100万ギルの借金をしており・・・それの利息を受け取りに行ってまいりました・・・」「借金だと・・・将軍が・・・!」

「お金に困っていたようで・・・」「服部全蔵よ・・・どうだ?今の話?」「間違いない・・・クク・・・そうこいつの将軍の利息支払い日に合わせ・・午前6時前に侵入し俺が皆友達義経を殺したのだ!」「な、なんですと!な・・なぜ!」

「我らの活動の口封じだ・・・クク・・そして新選組が解散したのを見計らって抜け出した!」「こいつも・・テロリスト、という事だな?」「・・・クク・・・そう、沖田陥れのための爆破やマッパ殺しをしたのはすべて俺だ・・・将軍様の命令でなア」「そういや義経だれだっけ」「この事件の被害者な」

「なんと・・・で、では・・・奉行長官は・・無罪?」「そーなるな?」「服部全蔵は有罪・・・!?」「ククそうだ・・・だが・・・私は命令されたのだ‥あるお方に・・」「なんだと?」「将軍様が・・・皆友達義経殺しをわたしに命じたのだよ・・・」将軍徳川家康の謎・・・!








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最終更新:2022年11月24日 20:42
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