第3221話
(21年8月29日投稿)
夕方・・・哲は倉庫の入り口で若頭を待っていた・・「おせーなーカシラー・・・ガラガラ!シャッターがあいてでてきた・・」「あーぐるぐるあーぐるぐる・・・」「カーンカシラ!?」若頭は顔とあしくびを360度ぐるぐる回転させながらシャッターを開けた・・」
「これがシャッターをうまく開けるためのテクニックだ」「さいですかカシラ!」「おう、おきろ」「へいおきてやすかしら!」「おきろつってんだろ!ボカ!!」「ゴン!!!!いてえええええ・・・・あれ?」あたりはすでに真っ暗だった・・・
「見張りしてろっつったろ!いつ人参組がくるかわかったもんじゃねえ!」「す、すいやせん!つい・・・で取引は終わりましたか?」「ああ・・・ブツは受け取った・・これをまた連中に流し・・・と、そうだお前も入ってこい」「へい?どこにでしょうか・・」
「倉庫に決まってんだろ!真師麻呂様がお呼びだ・・・大事な仕事がある」「へえ!仕事!殺しですか!なんでもやりませっせ!」「・・・クク・・・そうだな」中に入ると・・マシュマロな役人がいた「このマシュマロが真師麻呂様で?」「ボカ!失礼だてめえ!きっちり挨拶しろ!!」
「へ、へえ!手前、哲と申すものでお引き立ておねげえしやす!おひけえなすって、あ、おひけえなすって~~~!」「ボカ!すいやせん真師麻呂様・・・まだ新米で・・教育もちょっと・・・」「よいよい、どうでもよい・・・哲とやら仕上げに大きい仕事をお前に任せたいのじゃが」
「おお!この哲いかなる仕事でも環椎する所存にございやすれば!」「ホッホホ・・・そうか・・じゃあできるだけちこうよれ・・・あまり大声では話せぬゆえ・・」「はっ失礼して!」
哲は真師麻呂様の胸元に飛び込み、体を引っ付け顔を目の前につきだした!「なっ何をするでおじゃる!きしょくわるいでおじゃる!」「は!できるだけちこうよったのですが!」
ふと気づくとたんこぶができた哲・・・「さて哲よ・・・雲泥斎様を知っておるでおじゃるな・・??」「へえ!もちろん!誰でしょう!ねえカシラ!」「ボカ!まじかおめえ!!テレビ見てるんだろが!!!新聞も!エデンのお偉方だぞ!」
「へい!アニメを少々たしなんでおり!そのアニメにはそういうのは出てたのを見たことは」「ホッホッホ・・・まあよい、どうでもよい・・・この写真の物がそうじゃ」真師麻呂は雲泥斎の写真を差し出した「おお!えらい美女でやんすな!いったい何者でっせカシラ?」
「おめえ・・まあいい、気にしないでいい・・・そいつが今回のターゲットだ・・・我ら水田組の組長だ・・・」「なっ我らのオジキでは!いいんですか!」「ホッホッホかまわん」「そうですか安心しました!よーしいくぞー!どこにいやがるーーーー」タッタッタ
「まてまてまてまて!!!!まだ計画とかあるのだ!帰ってこい!」「へ、へい!真師麻呂様、はやく!居場所を!」「本当にこやつ大丈夫なんじゃろうか・・・まあいい、武器を渡そう・・・」真師麻呂は一丁の銃を取り出した・・・
第3222話
(21年8月29日投稿)
一丁の拳銃・・・「おおおおお!!これはチャカ!かっこいい!いよいよ俺も撃てるんだ!貸して!」「お、おいまだ説明してないでおじゃる・・」「カチカチカチカチ!弾出ませんぜ!」ボカ!!!!「ばかやろう!真師麻呂様に向けるんじゃねえ!!!」「でも試し打ちが!!」
「弾はこれでおじゃるよ・・・ただの水でおじゃるが」真師麻呂は水筒を差し出した「はあ水筒・・中に入ったこの水は・・・ゴクゴクおいしい!!!」「飲むなバカヤロウ!!!!ボカ!」「だって!」
「それは水縄銃じゃ・・・銃口に水を入れると中で圧縮され、高画質弾丸として飛び出し・・・水の物を破壊するのじゃ・・・証拠も残らぬ・・」「おお物騒な!」「雲泥斎といえども、一撃でお陀仏って算段よ・・・真師麻呂様の改造銃だ」「ゴクゴクうんめー」
「だから飲むな!まあいいその水筒には水を常に入れておけよ哲」「あいさ!で、この写真の物をいつどこでやればいいんで!!」「貴様が理解できるかわからんが・・軽く計画を話すでおじゃる・・・今、雲泥斎主導で徳川家康を裁判で有罪にしましょう計画が進んで居る」
「徳川家康、どなたですけい!」「ばかやろう!エデンの将軍だ!さすがに小学校の社会で習ったろうが哲!」「いえ、手前幼稚園卒なので!お遊戯などは得意ですが社会はてんで!」
「おいい不安になってきたでおじゃるぞ若頭・・・」「へ、へえ、まあ、鉄砲玉はまあ・・こんなもんかと」「なんと・・・!あっし鉄砲玉でやんすか!」「く、くちをすべらせた!」
ふと気づくと哲は鉄砲玉!「い、いやそれは・・・いやその・・言い間違えで・・」「かっこいい!!あっし、鉄砲玉にあこがれておりやした!!暗殺者への第一歩!!これでいよいよ本物のヤクザに!」「おいいい本当に大丈夫でおじゃるか若頭・・挙動が不審ぞ・・」
「へえ、きっと・・・いちおう水のもの検査は受けてるので・・・スパイとかではないはずですが・・」「スパイ!かっこいい!それにもなりたいでっせ!」「さて決行日だが・・・」「今行きたいです!」ボカ!
「若頭、城と奉行所の様子と瓦版を見ているがいい・・・奉行長官の裁判中、もしくはその次の裁判終了時に・・・」「家康公が裁判所に入り、雲泥斎が続けて入る時が合図ですな」
「うむ・・・!雲泥斎は家康をはめようとしている・・おそらく勝つだろう・・そこで勝ち誇った時、そこが最大のスキができるのでおじゃる」「さすが真師麻呂様!わかったか哲よ」「へい!」「信用ならんから一応俺が手引きする」「へえ若頭!」
「では麻呂はこれで・・・なにやら斎藤四郎に呼ばれて日本橋に行かねばならぬのでな」「斎藤四郎!?人参組の!敵では・・」「やつも雲泥斎の手下・・我らを仲間と思っているでおじゃろう・・じゃが金剛米のことがばれてるやもしれぬ・・・ごまかしておこう」「へい!では!」そして数日が立った・・・
第3223話
(21年8月29日投稿)
ある晴れた昼下がり・・・「おい!起きろ哲!」「むにゃむにゃ・・・・もう食べられないでっせ・・・」ボカ!「お、おはようございます!カシラ!本日もいいお日和で!」「おう、メシだ!とっととこいや片付けが出来ねーだろうが!」「へい!メシだメシだーーー!・・・・こ、これは!」
そこには輝く米とビーフステーキがたくさんあった!「こ、これはカシラ!いいなーあっしも食べたいでっせ!」「これは全部お前のだ」「な、なんですと!い、いいんですかこんな下っ端に!これ食べていいのか」「ああ、遠慮なく食え!」「いただきまーす!うおおおおうめえビーフステーキ!!!」
「この米も一緒に食え・・・旨さが倍増だぞ!」「へえ!どれどれ・・・バグバグ!ぐっちゃぐっちゃ!おお!七色に輝く米、硬いと思いきや程よい柔らかさ!肉汁がしみ込み口の中でセレナーデ!」「へへ、どうだうめーだろ?」「はい!とてもうまいれふぐっちゃぐっちゃぐっちゃん!」
そして哲はステーキと輝く米を食らいつくした!「ぷへーくったくった!!!ごちでした!しかし何ですかこの輝く米は?」「ああ、金剛米だ・・・貴様に力を与えてくれる・・・鉄砲の命中率も100%になるだろう」「へえ・・?でもありあとやんしたーー!」「・・・さて貴様、いよいよ仕事の時間だ」
「仕事ってなんですか」ボカ「雲泥斎の暗殺だ・・・先日渡した水縄銃は持ってるな?」「へい!ここに!」「それは孫の手だ!どこやったてめえ!!!」「あ、ベッドにおいてありやした!」「よし、じゃあ手はずは整ってる・・・人力車に乗っていくぞ」
ふと気づくと人力車!「運転の準備は整っております!のってくだせえカシラ!どこに行けば・・」「いや今日は俺が運転する・・・後ろに乗って準備をしろ・・心のな」「へえ?」「貴様は鉄砲玉だというのを忘れるな・・・このぐらい俺がやってやる!」
「へへえ至れり尽くせりで安心でっせ!」そして大裁判所についた・・・・「よし茂みの陰に隠れて待つぞ・・・計画通りな・・・」「へえ?」そしてしばらくすると偉そうな男が入っていった!「将軍だ・・・!よしもう間もなくだぞ・・・準備はいいな?」「グーガー」ボキ!「うがっ!」
「寝てんじゃねえ!・・・間もなくだ!」「へい!なんでしょう!」「鉄砲玉!」「へい!」そしてさらに時間がたち・・・「きたぞ!雲泥斎だ!!!」そこにはふとももの美しい女性が大裁判所に入っていった・・・!「よし、少ししたら入るぞ!見てたか!哲」「うわあ露天商の飴美味しそう」
ボカ!!!!!!!!「すいやせん!!!!!で、なんでしたっけ」「俺が合図したら大裁判所に入りその銃で・・・雲泥斎を撃つんだ・・・いいな・・やつは組長として偉いが・・その偉さもここまでだ!」「へえここまででっせ!なにがでしょう」
そして・・・「いけ!いまだ!!!!」「へい!!!」哲の鉄砲玉・・・!
第3224話
(21年8月29日投稿)
おお哲!「ダダダダダ!俺は廊下をかけめぐり・・なにやら騒がしい部屋に突入した!」バン!「えーと一番偉そうなやつ・・・一番偉そうなやつ・・・・あの派手な男かああああ!!!」哲は徳川家康を目にした!「おっらあ!雲泥斎のタマああもらいうけたあああああああ」
「な、なんじゃああああああああ」「こ、この男、水の者だぜい?・・しかしターゲットが家康公ではなく雲泥斎だと・・・!?」「しねやあああああああああ」哲は銃を構えた!!「危な!といっても雲泥斎はいないけど!誰を狙ってるんだ!」「くらええええええカチカチ!あれ発射しない・・・・」
「なにやってんだおめー!弾も入ってない銃でなにをやってやがる!!」「な、んあだと!えーとこの水筒はなんだっけな・・・まあいいや!あ、そうか、俺が鉄砲玉だった!おりゃあああ!」哲は水から銃口に入ろうとした!「な、なにやってんだこいつ」「おらあああ俺は鉄砲玉だああああああああ」
なんと体が液状になり、じゅるりと銃口に入っていった!「な、なんだこいつ」カタン・・・銃は床に落ちた・・・「何今の・・・」
しかし落ちたはずみでトリガーがひき、ばしゅ!!!弾が発射された!「うわ!!!!!!」べちょ「家康公!!!」「うわぺっぺ!きたないじゃないか!なんぞこれは!ぷるぷるぷるぷる!」家康公は体をブルブルし水をすべて飛ばした
ふと気づくと濡れた床・・・「いったいなんじゃこれは?」「どうやら雲泥斎がねらわれていたっぽいねえ!でもなぜか徳川家康公が撃たれたわけだが?」「その恰好めんどそうだな?アムロック?」
「まあまあミカ、しかしこいつぁ見たところ水の者・・・少なくとも狙われていたのは雲泥斎、同士討ちたあどういうことだ?」するとさらに何者かが入ってきた!「バン!お!!!ハッハー!哲よ成功したか!?雲泥斎は粉々だあああやったな!哲!どこにいる!!!!」あたりはシーンとした「誰だおめえ」
「水田組若頭川村善左衛門たあ俺のことよ!哲、貴様は奉行所で臭い飯を食って帰ってきたころには俺らの組は・・・哲?」「水田組?なんだそりゃ土方」「エエンのヤクザの下部組織だ・・・確か先ほど散った雲泥斎が組長をやっている・・・」
「おおやはり雲泥斎はちったのかーーー!はっはーよくやった哲!!・・・哲?どこ?」哲はどこに?
第3225話
(21年8月29日投稿)
哲はいずこ・・・・「ねえねえ、川村なんとか!てめーさっきの変な男と何の関係があるん?」「おお哲はやっぱりきていたのか!!どこにいった!」「そこの男!質問に答えよ!!!ドン!」「き、貴様は土方・・・・!おかしい雲泥斎さえやればもう貴様などどうでも・・・で、哲はどこだ?」
「・・・そこに散らばっている・・・徳川家康公の周りにな・・・」「ん?徳川家康は無事なのか・・・この周りの水がどうした・・・」「それが哲とやらの成れの果てだ・・・」「な、どういうことだ!雲泥斎と相打ちになったのか?」
「・・・いや勝手に飛び散った・・・かく」「しか・・・な、なんだと・・・いや、まあいい雲泥斎は死んだのか・・くく・・・おっとこらまったしつれいいたしまっした!」川村なんとかは逃げだした!「逃がさぬ!」何者かが逃げ道をふさいだ!「お、お前は・・・人参組の沖田!」
「貴様に聞きたいことがある・・・・」「いや、こっちは特にもう、雲泥斎が死ねば・・・その!なんでもないんで!たすけてーー!」「これは我々人参組が連行して尋問だ・・・・さてそれより雲泥斎が倒れた今、いよいよ反撃のきっかけがつかめそうだ」「なんだそりゃ」
「アム・・・いや、六波羅殿・・・エデン首脳陣のおわすトゥディシティの様子は?」「あ~、近藤君が頑張ってるよぉ~・・・でも、形勢は不利だね君たち人参組総出で行ったほうがいいんじゃ?」「しかし、今はこのボロボロになったエデンフラッシュの治安維持でせいいっぱいで」
「それもそうだねえ・・・」「おいアムロックよ、トゥディシティってなんだあ?」「ミロク殿・・そこも覚えてないのでおわすか!」「ああおわすよ!わりいか土方!」「い、いえ、失礼つかまつった・・・!トゥディシティはエデンの実質心臓部・・・エデン首脳陣たちが合議を行っているばしょにござる」
「ここが首都じゃねーのかよ!」「うむ、徳川家康公が治めているためここが首都ではあるが・・・」「まあまあ難しい話はミカにはね、というわけでだ!ミカ、きみたち人参組としてトゥディシティに援軍に行ってくれないか?」
ふと気づくと援軍人参
ベリュル軍団「おい今何つったよ!アムロック!」「まあまあ、ここでは六波羅と呼んでくれないかな!その呼び名は危険なんだよねえ」「あーめんどうだなー!で・・・・トゥディシティでアタシたちになにせーっつーんだ?」「実は・・・」
さて一方トゥディシティのとある御殿・・・17人の闇が会話をしていた・・・「雲泥斎の灯がきえたでおじゃる・・・汁風斎・・・何かやったのでおじゃるか・・?」「いえ・・私は何も・・・!何があったか時期に徳川から連絡があるのでは・・・」
「フン・・信用ならぬ・・・これで水が一人減った・・・狙っていたのでごんすでは?」「かのようなことは・・・私は望んでおりませぬ・・・水の独立など・・・」「・・・まあいい、それより地上の監視はどうじゃ?下水道橋博士・・・天使たちの監視からアラートが最近多いようじゃが?」
闇の中から一人の博士がイヒヒと現れた「白い巨人計画、発動したほうがいいかもしれぬのう・・・ミロクが復活した恐れがあるのじゃ」 あたりがざわった!「な、なんじゃと・・・奴が戻ってきては困る・・・四肢バラバラにしたはずでは・・・」
「いやあくまで可能性じゃ・・・あと貴様らが予算をけちるから天使どものメンテナンスもままならんわ!」「ふむ我らは生物兵器のことはよくわからぬ・・・・・しかし今は・・この街で近藤らがかなりの目障り・・ヤつをどうにか始末できぬか・・?」始末・・・
第3226話
(21年8月29日投稿)
後始末・・・・ま、それはそうとしてエデンフラッシュの大裁判所を出たベリュル一行「まあとにかくトゥディシティに向かうことになった俺たちのわけだ」「たくめんどくせーなー徳川家康を落としたら風のクリスタル領権が取れるんじゃなかったんかよ」
「まあまあミカさん、アムロ・・・いや六波羅も言ってたじゃん「エデン首脳陣をできるだけこちらに引き入れるんだ」って」「ぶったおすのが楽なんだがなーだが17人相手はさすがにアタシたちでも厳しーやなアハハ」「あははー」
「しかし、しばらくロンギナースやクリシュナの鎧の神器を使うなってどういうこったよアムロ・・いや六波羅の野郎」「うーん、まだミッズ・・・の監視が解かれていないという事かしら・・・せっかくきたのに話が違うわね」「ウンデイーネ死んだから警戒してそう」
「まあ年貢の話もなんか解決したらしいし・・・で、どうやっていくんだ?トゥディシティとやら?」「えーと・・なんでも、スッゴイドー53次というルートで関所を抜けつついくみたい」「ふーん・・地図は?」「ないけど、スッゴイドー道路を進めばいいらしいよ53個宿屋があるみたい」
「そんな距離かよ!ベリュル歩けるんか?」「俺に歩けない距離はないぜ!!南の方に向かうらしい」そしてスタート地点の日本橋にやってきた「ここ事件があったとこだな・・・夜になると幽霊出ると思うから今のうちに出発しよう!!!」「なにビビってんだおめー」
街道を進んでいくが、まだあちこち店もあったりしてモンスターも出てこないぞ!「お面屋とかわたあめ屋、りんごあめ屋や射的とかいろいろある!」「遊んでんじゃねーって!」射的でレアアイテムも取れるのでたくさん遊ぼう!そしてしばらく歩くと・・・「もう歩けないのだ!!!」
「おいバカヤロウ!まだ全然進んでねーぞ!」「だって足が痛いのだ!補正されてないし道路!」「まあ裁判もあったしそろそろ夕方だし、いったん宿にしましょうか」「アタシはまだいけるんだがなーまあいい、ここらの宿に入ろう」プリンセスホテル・シナギャワと書いてある宿屋に入った・・・
「へいらっしゃい!旅籠ですがよろしいですか?」「わかんないけどオッケーオッケー!」「ではのちほどお食事をお持ちいたします」「夕飯お餅なのかな」「馬鹿か」
ふと気づくと夕食のすき焼きを食べた一行・・・「くったくったーなんかすき焼きばっかり食べてない?」「この時代の名物なのかしらね?」「まあのんびりしてようぜ・・・人参組からもらった衣装に着替えたら散歩でもしよう!」「元気あるじゃねーか!」
「夜の江戸、散歩と宵越しよっこらしょってなもんよ!別腹ならぬ別足!みんないこうぜー」「たくこのアホが・・・」さて和風な衣装を着て怪しまれなくなった一行は散歩というか、この宿の周りをうろうろできるだけなので注意!でまあテキトウニ歩いていると・・・「死ね!!!」「なっなんだ!」
三角のわら帽子を頭からすっぽりかぶって目のところだけなんか空いてる装束の刀を持った男が襲ってきた!「ななにこいついったい何の用だ!」「貴様らには死んでもらう・・人参組の援軍よ・・・死ね!」「お、お前は何者だ!」
「名を知りたければ俺を倒すんだな・・・だが貴様らはここで死ぬのだ!死ね!」「なぜ人参組を狙うのだ!」「訳はいえぬ・・クク・・あの方の・・死ね!!」「ねえ何その帽子!虚無僧だっけ周りがみにくくないの?」「うるさい!もう死ねを何度も言わさせるな!死ね!!」謎の暗殺者が襲ってきた!!!
第3227話
(21年8月29日投稿)
謎の暗殺者襲来!「吹き矢!ブッブッ!」「チクチク痛い!!ふにゃああ・・・スースー」「グハハハ!吹き矢には睡眠薬をたっぷり塗ってある!」5秒ほど睡眠だ!すぐ起きるがATBゲージは最初からになる「ンガッ・・!くそっ卑怯な!」
「食らえ!尺八の演奏を!」ヒュロリーーーー!!!!そして尺八で殴りかかってきた!「ぐわあ!」「演奏して分の演奏で悦に浸りやる気を起こし、大ダメージであろうぐはは!!」「なんてことだ!」
「そしてくらえ!残虐の刃!!!ブンブン!」刀を適当に振り回してくる剣術だ!結構痛い!!だが頑張りナントカ倒した・・・「ぐおお・・・」「おいテメエ・・・ナニモンだ?その変な帽子を取らせてもらうぜ・・・バッ!ここれは!」
中には・・人参組の服を着た男がいた!今までは帽子の陰で服装がわからなかったようだ!(陰でうまくごまかす)「グ・・・くそ・・・」「てめえ!人参組だな?アタシたちを同士討ちしようとしやがったのか!てめえ!名を名乗れ!」「クク・・・俺は・・・武田聞松斎、人参組の幹部よ・・・」
「裏切ったのか!土方が・・泣くぞ!!なんで裏切った!」「・・・あいつにはかなわない・・・我ら人参組は負けるのだ・・」「なっあいつってなんだ!」「伝説の極道・・・仁義と狭義を大切にする・・・トゥディシティ最大の極道の会長・・・グフッ・・ヤつの手にかかれば人参組など・・・」
「なっやられるのが怖くて裏切ったのか!」「いや・・・10億ギルもらった・・・これだけもらって裏切らないやつこそ信用できぬだろうグハハ!!!」「でも死んだら使えないぜギルは!」
「ば・・ばかな・・・だ・・騙されていたのか俺は・・・」「その京都最強の極道の会長ってナニモンだ?ああ言えや!!」「やつは・・・やつは・・・・!」
ふと気づくと何者かに買収された武田聞松斎!「奴は・・・背中に・・イワシの入れ墨を入れてある・・・グッ」「なっなんだと!イワシ!」「トゥディシティ最強の極道の会長・・その名は・・」「その名は!」「ど、どのみち・・・人参組は終わりだ・・グハハハハーーーー!!!!グフウ!」「死んだ!」
「いやまだ死なさねえ!!!てめえ起きろ!!!」「グオ・・な、なんだ・・・」「名前ぐらい言ってから朽ち果てやがれ!!!」「う・・やつは・・・ミロクの神器を探している・・・女・・・ミロクの神器を・・もってやがるな・・・?」「て、てめえなぜそれを!」
「俺の鼻の穴は特別性だ・・・どんな匂いでも嗅ぎ分けられる・・俺だけの能力だ・・!」「バケモノ!」「トゥディシティではその神器の力を封印されるだろうが・・・土方・・・ついに見つけたのかミロクへの手がかりを・・・」
「その話はいったん置いといて!!会長の名を・・・!トゥディシティはどうなってやがる!」「くく・・トゥデイシティにいくがいい・・続きは貴様の目で確かめてみよう!グッフウウ俺は死んだぞ!」武田聞松斎は死んだ・・・
「ミカさんなにこれ」「チッ・・・神器はつかうなっつわれてるんだよな・・使う気はねーが・・・なんなんだいったい・?」神器なき戦い・・・!
第3228話
(21年8月29日投稿)
テレレ~~~~~テレレ~~~「じゃあぼちぼち次の宿に行こうか・・・トゥディシティは遠そうだよ」「・・・・まあまてや」「どったのミカさん」「死んだふりしてんじゃねーぞ武田聞松斎!ゲシゲシ!」ミカはがんがんと武田聞松斎を蹴飛ばした「ウウッ」「なっ生き返った!!」
「ケケ!死んだふりして逃れようとしたんだろーぜ!自分で俺は死んだなんて言うかボケ!!」「くそっ・・・見抜かれたか・・・」「ま、ちょうどいいやな、まだまだてめーにゃトゥディシティの話を聞きてーんだがな」「誰が・・口を割るか・・・」
「じゃあ今度こそその頭を本当にカチ割ってやるかぁ!人参組の粛清としてな!」「や、やめろ女・・・!なんだこの凶悪な・・・!わわかった・・何を聞きたい・・・」「ねえねえすき焼きあるの」「アホかベリュル!」
「・・・ある・・・極上の・・・エデンフラッシュのまがい物とは違う真のすき焼きが・・・!」「んなこたあどーでもいい!」「き・・貴様らから聞いておいて・・・」「おい、雲泥斎が死んだのは知ってるな?」「う、うむ・・・早馬男で聞いている・・・水が一人死んだがだが大勢に問題はない・・・」
「風の首脳陣がひよってやがるのか・・・で、そこに最強の極道の会長はからんでくんのか?」「・・・無論・・・!むしろ雲泥斎の親玉といったほうがよいかもしれぬ・・・」「・・・ホー・・・まあイワシだしな水の野郎ってとこか」
「奴は我ら人参組が総力を挙げても・・・倒すことはできない・・・だから俺は裏切ったのだ・・・」「金だろーが!」「ま、まあそうだが・・・このまま土方を暗殺しに行こうとしたが・・・貴様らにやられたのだ・・」「やっぱこいつ生かしておいとくとまずくねーか?」「な、なにを・・女!」
ふと気づくとまずい生かし方「だってよここで解き放っても土方殺しに行くんだろーがてめえ」「い、いやそれはまあ・・・」「かといって俺たちがバトルでもないのに殺すのはまずいぜミカさん」「だがよーこれは神器なき戦いだぜ!?甘っちょろいことを・・・」
「今だ!俺は貴様らの手から逃げて・・・土方を殺しに行く人参組東が壊滅すればトゥディシティの人参組もワハハー!」「しまった!逃げられた!!」ベリュルたちがかたずをのんで見守っていると・・・なんと二人の男が武田聞松斎の前に立ちふさがった「・・・粛清しましょう」
「無論・・・!裏切者め!!!コンドークラーーーッシュ!!!」「おりゃあああああクロス十字アタック!!バシュシュシュ!!」「おんぎゃーーーーーーーーーーぎえーーーーーーっしゅ!!!!バララララ武田聞松斎はバラバラになった・・・細胞のかけら一つ残さず・・・
「うわ!なんだこれ!・・・あ!沖田だ!」そこには沖田ともう一人巨大な人参組の男が立っていた・・・ガタイがよく、立派そうな顔だ「誰お前・・やあやあ沖田久しぶり!」「ああ、君たちか・・・!武田を足止めしてくれて助かったよ」でかい男がズイと出てきた・・土方といい勝負だ
「沖田よ、この者たちは?」「近藤様・・かく」「しか・・!ふむ・・!」「おい、てめーだれだ?てめーも人参組か!?誰だよこれ沖田!」「おいおい、この方は・・・トゥディシティの人参組を仕切っている・・・人参組の王、近藤魔王様だ!」「ま、魔王だと!」人参組の魔王!!!
第3229話
(21年8月29日投稿)
近藤魔王の恐怖!!「魔王め!かくごーーーー!」「落ち着くんだベリュル・・・この方は都合上名前がそう出るだけで、魔王属性とかそういうのはないただの人間だ」「なんだ」「なかなか血気盛んだな沖田・・もしやこの者たちが?」「はい・・彼女らに土方殿を助けていただきました・・彼らが援軍です」
「うむ・・頼もしい限りだ」「おいてめー・・近藤とかいったな、トゥディシティの状況どうなってやがる!なんでてめーがここに?」「早馬男が戻ってこぬのでな・・・嫌な予感がしてトゥディシティは部下に任せ早馬男で飛んできたのだ・・」「はあ?武田聞松斎が早馬男で状況は聞いてるっつってたぜ?」
「やつ「だけ」が状況を聞いてトゥディシティから消えたのだ・・早馬男は殺されていた・・・!」「なんだと!」「そこで裏切りではないかと・・・我らは何も情報を得られず、慌てて飛んできたが正解だったようだな・・・」「私も遅ればせながら援軍としていけと・・・土方殿に言われました」
「エデンフラッシュは大丈夫なのか?」「はい、黒幕であった雲泥斎と服部全蔵が壊滅した故、徳川家康公と土方殿で立て直せるとのことで・・」「それは助かる・・・だが、トゥディシティは・・・より状況が悪いと言わざるを得ない」「おい、今度こそ話を聞かせてくれるんだろーな?」
「あいわかった・・・トゥディシティでは・・・我が人参組が壊滅に近い状態に追いやられておる・・」「なんだと!」「倒幕連中がたくさんいる上、最悪の極道組織により我らの隊がいくつか壊滅したのだ・・・」「壊滅ですって近藤さん!」
「ああ・・・残ったうちの組長は井上源八郎、藤堂助平、腹出し右之助だけだ・・・」「なんてことだ・・・いったい誰に!」「獄流会の会長・・・肩口鰯衛門(かたぐち いわしえもん)だ・・・・」
「おい、そいつまさか武田聞松斎が言ってた・・・最悪の極道組織の会長ってやつか・・!?」「ああそうだ・・・エデン首脳陣の一人でもあり、奴が水を牛耳っているといっても過言ではない・・!」「鰯のお刺身食べたいな」
ふと気づくと獄流会の会長、肩口鰯衛門「そいつがラスボスかな」「うむ・・・だがトゥディシティには討幕派の色々もっと危ない勢力も入り込んでいるのだ」「なんだそりゃ」「長州力道山組の筋肉志士たち、サツマイモ同好会のサイゴン大盛率いるサツマイモ騎士団・・・」「こわ」
「さらにトサカ靡き組の坂本龍牛率いるトサカ勤労隊というこれまた討幕の一味だ・・・!」「全部倒すの?」「可能であればだが・・・彼らが夜な夜な要人や無差別に火をつけたり、通りがかりで適当に殺戮したりで手が追えぬ」「人参組もそいつらが?」
「人参組は優秀だ・・・大体返り討ちにしているが・・・獄流会にはよくしてやられている・・」「獄流会・・鰯の組ですね近藤さん」「ああ、我らが獄流会と戦いに集中できるよう、ほかの組織をお前たちが叩いてくれると助かるのだが・・・」
「奴らを倒したお宝をもらっていいならやるぜ?当然てめーらからも褒美はもらうがな?」「強欲な女だな・・・何者だお前は・・・」「ここのかたはミミロロロロロ」「ジャンバラヤばかやろう静かにしてろ!!・・・アタシはミカだ!もんくあっか!」
「いや、そのぐらい強気でないと・・・トゥディシティでは3分も生きていられぬだろう・・」「じゃあ行くか」「我らは新たに用意した早馬男で先にいってまっているぞ・・沖田いくぞ!」
「はい!・・隊士兵たちもたくさん向かっています・・・必ず来てくださいあなた方も!では!ヒヒーンぱからっぱからっぱから・・・」「はーい」沖田は去っていった・・・「じゃあ次の宿に向かうか・・・」次の宿の恐怖・・・
第3230話
(21年8月29日投稿)
スッゴイドー53次を突き進め・・・!「そろそろ山とかに差し掛かってきたな・・・」「時折モンスターとして辻斬りや山賊が襲ってくるようになってきたわ」「治安が悪いねえ」メイジ山賊やレッド辻斬り、グレイト山賊などいろいろなバージョンがあって飽きないぞ
「そしてとある細い山道を進んでいくと・・・あ!お坊さんが歩いてきたぞ・・周りに誰か倒れてるな」「・・・・ありゃ・・・人参組の隊士じゃねーか!?服装が・・!」お坊さんがこちらをちらりと見た「あなた方は神を信じますか?」「どうかね」
「おい、人参組が倒れてるが・・・どうなってんだおいてめー!」「ああ、彼らはここで行き倒れていたので・・たった今供養をしていたところですよ・・・」「なんだ、てっきりオメーが殺したのかと思ったぜ・・・」バッ!お坊さんは飛んで後ろにさがった「貴様ら・・なぜそれを見抜いた・・・!」
「なっなんだとあれはオマエがやったのか!何者だお前は!」「クク・・・よくぞ見抜いた・・・!俺は獄流会の仏神組のメキシカンヒュルーズ佐野衛門だ!」男は数珠を構えた!「あれは・・あの数珠はすべてボーリングの弾ぐらいの大きさの鉄球!?」
「そうだ・・俺はこれで拳法を鍛えた・・子の鉄球でこいつらを倒したのだ!お前たちも人参組だな?」「まあそうかも」「殺しの現場を見られたからには・・・死ねいナンマンダーメン!!!」「くるぞっ!」獄流会・仏神組メキシカンヒュルーズ佐野衛門強襲!!!
「鉄球クラッシュ!!!」「ぐわあ!!!」「これらの鉄球一つ一つに呪いが込められている・・・どれが当たるかは運しだい!」即死や毒、スロウやヘイスト、回復や死の宣告など255種類の効果(いいこともある)が襲ってくるぞ!
「普段の行いがものをいう・・貴様らは善行を積んでいるように見えぬ・・・おいなるバチを受けようぞ!」まあただのランダムなので関係ないので無理に検証しないように
ふと気づくと佐野衛門とのバトル!「ある程度ダメージを与えると鉄球数珠が壊れる!」「ハチョーー!ここからが本当の戦いだ!アチョーーーホアタアア!アタタタタタ!中華讒言拳!!」拳法でスリップのごとく常に攻撃して怖いが頑張りナントカ倒した・・・
「そしてさらに進んでいくと・・・お、宿町が見えてきた!!もう歩けない!!!」「まあ今日はたくさん歩いたからな・・・夕方だしそろそろ休むか?」看板には箱根宿と書いてあった・・・「ここは・・温泉が名物です!」「おージャンバラヤくわしーな?」
「はい!町中硫黄の香りがただよっています」「ほんとだ!たまごみたい!」「温泉に入って休んで・・また明日頑張りましょうか!」「わーい温泉温泉すき焼きすき焼き!!!」温泉宿の恐怖・・・
最終更新:2022年11月27日 17:10