第3351話
(21年12月26日投稿)
ミシディアを攻め落とせ!!!「まあ黒いやばいやつ来ないし、何とかなるかもね!」「ブラセマはグランエンペラーほどじゃねーから、相手もまあテキトーやってんだろ」次はミシディア最終防衛ラインだ!「よしなんでもこーい」
するとメカエルから通信が入った!『気を付けろ!未確認の魔道機兵がくるぞ!おそらく例のだ!』すると・・・ミシディアセマ機兵が3体襲ってきた!「うわ!それとなくブラセマににてる!!タコっぽい」今の装備に似た感じのロボットだ!ステータスもそれに近寄ってる感じだぞ!
「ギゴゴ・・・・タコスミファイア!!!」「うわ!視界が黒くなった!中途半端に!」命中率が2.95%ダウン!「中途半端だな・・・こっちもやりかえしてやれ!フラシュスミ!ププププ」相手は目標を見失った!「チャンスだ!」
相手が空を切る事が増えるので、見た目と裏腹にタコセマはなかなかいいぞ!かっこ悪いけど「タコわさびすき」なのでナントカ倒した・・・相手のパイロットは離脱していった!「おう、もう終わりか?メカエル!大したことなかったな!おめーの杞憂だろ!」
『そうか、それならそれでよい・・・む!巨大な反応来るぞ!!なんだあれは・・!』「あ?・・・おい!なんだあれは!」そこには・・・老人の巨大な顔が出現していた!いつの間に!?『侵入者につぐ・・ワシはミシディアの長老、グランツ・ジ-ジじゃ・・直ちにここから退去せよ』
「すいません、俺たちはただ単に話を聞きに来たんだぜ!」『これだけ暴れておいて何を言うか!クリスタル皇国のものどもよ!』「俺
ベリュル」『誰じゃ』
「アタシはミカ!しってんだろ!セレブレーション王国一体を治めてた神だ!」『・・・我らは気配でそれとなく察していた!だがせめて来ているではないか・・いったい何なんじゃ!』
「話を聞いてほしいだけなんだぜ!」『話とは一体なんじゃというのじゃ!』「隙あり!くらえ!ブラセマビーム!」『ぐああ!やはり貴様ら・・・!ここで死んでもらう!フェイスセマでな!』「くるぞっ!」
ふと気づくとフェイセマとのバトル!『マウストゥビーム!』口から巨大なレーザー光線を吐きだしてきた!!!断続的に大ダメージ!「ドガガガガガガガガうわああ!」『アイビーム!』目から巨大なビームを上へ下へと連射大乱射!!!「いてて!」
ビームコーティングのある装備だった楽勝だ!なのでナントカ倒した・・・『むむ・・じゃがこれはただのドローンみたいなもの・・・ワシはしなぬ!』「せめて話を聞いてくれ!キック!」『ぐあああ!・・・降参だ・・ミシディアの里に入るがいい・・』「やった!メカエル!どうする」
『我々は出ていかないほうがいいだろう・・無駄に警戒される・・お前たちに任せたぞ・・黒い機械の謎もたのむ』「よーし魔法屋いってきます!!」タコセマは降り立ちミシディアの里へ侵入した・・・
第3352話
(21年12月26日投稿)
インザミシディア・・・なんというか村みたいな感じだった「なんだこれ!もっと都市とかそういうのがよかった!冬だし寒いしエアコンがあるような」「隠れ村だしこんなもんだろ・・・お、門番、入り口の村民だぞ」「こんにちは、ここなんですか」
「やあ旅人かな、ここはミシディア・・隠れた魔法の里だよ」「ここのボスどこ」「長老は中央の市民会館にいるはずだよ!今クリスタル皇国が攻めてきて大変なんだ」「へー」村を見渡すと魔法屋があった「おお!まずは行ってみようぜ!」するとより取みどりで面白い魔法がたくさん撃ってた!
「召喚魔法もある!イフリートのミスリル版、ミスリートとか」「シブァの長老のオヴァ、垢ぬけがギャルのシブァのシブャとか、こいつらなんなんだろな」「ラムウの赤ちゃんバブウとか、オーディーンのおじさんのオージーンとか」「すげーじゃねーか、店主なんだこの魔法群?」
「へへ、ワイはここでオリジナル魔法をたくさん開発してんでさあ!ミシディアの復権はここからよ!」「武器屋とかは?」「ローブ屋ならあるでえ!隣のミルトンジョンさんちがそうだ!すごいでえ!」「いってみよう!」
ついた「へいらっしゃい!ローブを欲しいかい?どれかな?どれかな?」「このファイアグレートローブってなんだい」「炎を吸収するうえ、炎の武器や魔法とかの威力がアップするんだ!」「へええ各属性あるんだ!買っちゃおう!」
「あてしたちには似合わなそうだわさ!もっとかわいいのほしいだわさ」特定のボスとかですっごい有利!炎使いに着せるとかでさらなる特化もアリだ
ふと気づくとたくさん買い物をしていた「これはいいなあ!高いからもっとお金貯めないと」「ずいぶん買ったな・・すぐ使えるわけでもないだろーにな」「買った買った!じゃあ帰ろうか!」「そーだな・・・じゃねーだろ!何しに来たんだと思ってるんだ!」「何しにきたんだっけ」
「たく・・・ん、そーいや何しに来たんだっけか
ダンナーザ?」「まったくあんたたちは!えーと・・・メリアナニー?」「あそこが市民会館みたいね・・行きましょうダンナーザ!」「そ、そうね!市民会館に行くのよミカ!」
「お、おうそうだぞ!ベリュル忘れるなよ!市民会館だぞ!」「市民会館か・・いったい何が待ち受けているのだろうか・・・!」ミシディアの長老・・・
第3353話
(21年12月26日投稿)
市民会館に入ると・・・巨大な祭壇があった「マンマンダー・・アーイヤーオーイヤーーー」あたりにはたくさんの魔導士が何かをまつっていた!「なっなんだあれは!巨大な老人の生首!?」そこには先ほどのロボットのような巨大な老人の笑顔があった・・・「なッなんだこれは!」
「侵入者よ・・無礼であるぞ!我はミシディアの今の王様、ミシディーン様なるぞ・・」「ミシディーン」「おう、てめーらにききてーことがあってきたんだ!答えてもらうぞ?」「よかろう・・・」「お?ずいぶん素直じゃねーか?観念したか?」
「ここまで来た強者じゃ・・じゃが条件を付けさせてもらうぞ・・」「お?なんだ?条件?」「ワシらは新しい敵と戦わねばならぬ・・二面作戦はちょっとつらい・・なので講和条約ってやつだ」「どういうことだ?」
「帝国とたたかう羽目になる・・我らと共に貴様らにも手伝ってもらいたい!それが一つ目の条件じゃ」「一つ目?」「二つ目は・・1万ギルをいただこう・・・」「なんだと!」「この里にはお客様がほとんど来ない・・経済が回らないのじゃ・・!カネが必要なのじゃ!」
「1万とかけちくせーな!ま、いいだろう」「さて三つめは・・」「まだあんのかよ!!」「無条件で貴様らに大切な情報を漏らすのじゃ!このぐらい安いものじゃろ!」「じゃあいってみろ?」「・・伝説の食べ物すき焼きを所望する所存じゃ!」
ふと気づくとすき焼きを所望するミシディーン・・・「ああ?すき焼きだあ?そんなもんその辺の宿にあるだろが!」「このミシディアでは肉がとれぬ・・じゃが例えば楽園のような場所で採れるすき焼きがあればワシは満足するじゃろう!」「エデンいってとってこようか?」
「どうやって持ち運ぶんだよ?」まあエデンのどこでもいいから宿に行くと・・・「すいませんすき焼き欲しいんですが」「あらいらっしゃい!奥へどうぞ!」「いや、テイクアウトで」「はいはい、じゃあこのテイクアウト鍋にいれて・・はいどうぞ!」
「便利な時代になったもんだ!すき焼きをテイクアウトできるとは・・」まあ簡単な謎ときでミシディアに戻ってきた・・・「はい」「おお・・ありがたい!もっしゃもっしゃ・・うまい!!!たまらぬ!つゆと肉のセレブレーション!」
「おう、手間かけさせやがって!さて答えてもらうぜ?」「さて・・最後の条件じゃ!4つめ!」「まだあんのかよ!!」ミシディーン最終試練・・・!
第3354話
(21年12月26日投稿)
ミシディーンの最終試練・・・「裂いて最後の条件は・・・我が問いに答えてもらおう・・・」「いい加減にしろよてめー!」「最後じゃ最後!旅人がめったに来ないここの少ない楽しみじゃ!」「あ?」「い、いや試練じゃ!これを乗り越えて成長するのじゃぞ!!」「てめー・・じゃあいってみろ!」
「さて・・神様は押しつぶすのか、引っ張り伸ばすのか、どちらが「良い」でしょうか!?理由付きで述べよ!」「あ?」「さあどうじゃ?」「なにが?」「どっちがよいのか答えよ!!」「横に伸ばす、ね?」「あ?なんだ
メリアナニー?」「神はGOD・・横に伸ばすとGOOD・・こういうことね?」
「ピンポンピンポーン!やりおるなお嬢さん・・では第二問!」「またかよ!」「ヤクザが「一番」好きな野菜はなんでしょう!」「てめー!ふざけてんのか!」「おおまじめじゃ!」「メリアナニーどうだ!」
「白菜ね!!」「その心は?」「ヤクザ・・・(898)・・・ハクサイ・・・(898.1)ヤクザが一番、という意味ね!」「ピンポンピンポーン!!やるではないか・・では最後のクイズ!!」
ふと気づくと最終試練・・・「小学生、中学生、高校生の中で火を消すのが得意なのはどーれだ?」「メリアナニー!さっさと!」「小学生ね!」「お・・おのれそんな即答とは・・なぜだ!理由を述べよ!!」「消防署・・消防・・・中坊ならぬ小坊ってことよ!」
「ぬ・・ぬおおおお!ズガンズガオン・・見事じゃ・・試練突破!」「無駄な時間使わせやがって・・さて答えてもらうぜ!アタシたちの質問に!」「よかろう・・・賢者ミーディンスよ‥ワシの代わりにこの者たちの問いに答えよ」名指しされたところには賢者らしき老人がフードをかぶっていた
「は・・おおせのままに!」「おいテメーはどうすんだよ!」「ワシは・・寝る・・少し疲れたでの・・・スースー・・」ミシディーンは目を開けたままこちらを凝視しながら眠っていた・・・「さて・・よそ者よ、我らミシディアに問いたいことがあるといったな?さてなんじゃ?」
「ミッズーたちの事しらねーか?」「そ、それは・・・!まさかあのクリスタルの巫女たちの事では・・?」すると突然ミシディーンが目を覚まし声を上げた!「そうじゃ・・思い出した!」ミシディーンの思い出!?
第3355話
(21年12月26日投稿)
ミシディーンの奇声!!「おぬし達に問う・・・」「なんだい」「年を取ると人は傲慢になる物じゃ・・・・」「ほう」「じゃが、とある年齢では・・・とても繊細になるという!!」「なんだと!」「さてクイズです!繊細になるのは何歳でしょうか!!」
「おう千歳だな!よかったな!さてミーディンスとやら、クリスタルの巫女について教えろや?」「う、うむ・・どこまで知っているか・・・彼女は・・人間を媒体としてクリスタルに寄生させ、クリスタルに乗っ取られた・・人形じゃ・・」「人形・・・ぎゃあ!」
「おい、すまねーがここに人形嫌いがいるんだ・・別の呼び方してくれねーか?」「なんじゃそれは・・まあいい・・マネキンということにでもしておこうか」「なんだマネキンか」「さてどこから話したものか・・とりあえずついてくるがいい・・」
ミーディンスについていくと・・・地下の鍾乳洞に案内された」「ひんやりしてるな・・おい!アタシたちをおびき寄せてここで殺す気じゃねーだろな?」「なんじゃそれは・・さて、みるがいい・・これを!」そこには・・・:巨大な青いクリスタルがあった!
「で、でけえな!なんだこのクリスタルは・・・」「ミシディアを守護する・・・水の巨大クリスタルじゃ・・・」「水・・・?」「そして床に近い右の方を見てみるがいい・・・」「ん?・・なんか穴が開いてるぜ?人型の・・・」
「・・・パピルッピが飛び込んだ後じゃ・・・大の字に・・・」「飛び込んだ?」「そしてその横を見るがいい・・・」「ん?こっちにも同じような穴が・・・」「そっちが・・・ポピルップ様の穴じゃな」
ふと気づくとクリスタルに空いた穴・・・「こりゃなんだ?」「彼女たちはこのクリスタルの核に飛び込み・・・力を得て戻ってきたのじゃ」「力?」「中ではおそらく・・・クリスタルの核をむしゃむしゃ食べたのであろう・・」「力か!俺たちも入れないかな」
「クリスタルを普段からバリバリ食べて耐性を付けていないと死ぬじゃろうな・・」「おい、どういうことだ?」「ミシディアは水のクリスタル・・・レラディアは風のクリスタル・・ドソディアは土・・・」「おいさっきから何を言ってる?」
「シファディアは光・・・レミディアはドラゴン・・ソレディアは闇・・・ファドディアには火がある」「おい何を言っている?」「クリスタル王国・・もともとは広大な土地を持っていた大帝国であった」
「クリスタル王国?」「次第に各地で反乱がおきて・・小国になったが・・・各クリスタルを管理し、この世界をだいたい支配していたのだ」「なあ、どうでもいいがクリスタルの巫女について教えてくれや?」
「・・・水であれば・・パピルッピさまとポピルップ様だな・・・彼女たちは若かった・・」「そいつらが・・ミッズーか?」彼女たちは・・・若かった・・・
第3356話
(21年12月26日投稿)
パピルッピとポピルップの過去・・・そこには水色の神をした二人の少女が緑の髪の毛の少女を追いかけていた「あはははーデルロリアン待ってよ~~ねーポピルップ!」「そうよ~まちなさ~いデルロリアーンったらもーう!あはは」和やかな雰囲気だ!そしてデルロリアンと呼ばれた少女も先を走っていた!
「はあはあ・・助けて誰か・・・!」「あはは待ちなさいよ~~~いい加減捕まってよ~~風のように早いんだから!」「こ・・殺される・・・」どうやらただ事ではない・・・水色の二人は包丁を振り回していた「ねえねえ何この鬼ごっこ!」「ベリュル黙って聞く!」
「そうじゃぞ!二人は・・デルロリアンを友だと思っていたが・・・デルロリアンはそうではなかった」「アタシには鬼ごっこではなく狩りにみえるんだが?」「うむ・・・まあ聞くがいい」続きだ「はあはあ・・この木陰なら見つからないはず・・はあはあ・・」
デロリアンは安堵した・・だが・・木の上からさかさまにバア!とパピルッピが出てきた!「ばあ!」「きゃああああああああああああ!!!!」「みーーーつけたーーーーーーー」木陰の裏から・・ポピルップも現れた!「いやあああああああああああああ」
「にーーーがーーーーさーーーーなーーいーー一緒に・・あーーーそぼ!!!」ザクザクザシュ!!!!ギャアアアアアアアアアアアアアア!!「と、このような日常が繰り広げられていたそうじゃ・・・」「おいなんだよ?この狂人ども?」
「彼女たちの母親は・・水の巨大なクリスタルの前で倒れていた・・二人を連れて・・ミシディアの人間ではなかったようじゃ」「生い立ちか?」「母親は死んでいたが・・二人はとても素直で・・泣くこともなく・・おとなしく我らの庇護を受けて育ったのじゃ」
ふと気づくと二人の生い立ち・・・「デロリアン様は・・・レラディアの巫女であった・・・風の巫女じゃ」「で、狂人どもが水の巫女ってことか?巫女がなんだかしらねーがな」
「いや・・・水の巫女はボンジョーリア様という方がおられた・・・・じゃが彼女は昔滝つぼで遺体で発見された」「ああ?」「包丁で無数の刺し傷があり・・我らの見ていない隙に・・帝国の刺客か・・通り魔にやられたと思っておったのじゃ」
「おい、犯人はあきらかだろうが!」「あの二人は・・包丁を使ったのがその時が初めてだったそうじゃ・・・・その本性は・・その時から・・じゃが・・ミシディアに水の巫女がいないとなると困ることになる」
「どんな?」「それは後程・・その二人を水の巫女にするしかなかったのじゃ・・・ミシディアの生んだ怪物の二人を・・」ミシディアの生んだ怪物・・
第3357話
(21年12月26日投稿)
ミシディアの怪物・・「さておぬし達・・・このクリスタルの世界の権力抗争を知っておるか?」「さあ?興味ないねアタシたちゃ」「先ほどの複数のディアがクリスタル王国によりまとめられていた・・・・」「ふーん」「そして一番優秀なクリスタルの巫女を生んだ土地が皇帝を選出できるのだ」
「ほー」「我らミシディアは皇帝を選出するために頑張っていた・・皇帝は世界を好き放題できるからの」「支配者か!許せないぜ」「食べ物を好きなだけ食べたり・・好きなだけ一方的に戦争をしたり・・権力は途轍もなかったのじゃ」「へー」
「なあ、ストーリーはどーでもいー!世界を支配してるミッズーってのがそいつらなのか?」「おそらく・・・ミッズーとはまた凶悪な・・・現状どんな感じじゃ?」「ミッズーってやろうがツッチーとともにカッゼーを食い荒らしてるそーだ」
「カッゼー・・・デルロリアン様じゃな・・・食われてしまったとは・・・」「なーなんであいつらあっちの世界にいるんだ?」「前回の皇帝が倒れた後・・各地の巫女たちが一堂に集って最強を決める集まりがあったのじゃ」「物騒だな・・・」
「そこへ・・謎の集団が侵入してきて全員をさらったのじゃ・・」「水の巫女最強なんじゃねーのか?そいつらよく捕まえられたな?」「内通者がおってな・・・彼女たちの食事に睡眠薬が盛られていたそうじゃ」「寝るのかやつら・・・怪物のくせに」
「当時の混乱はもう・・おかげでその時以来皇帝はいないのじゃ・・」「おい、途中皇帝万歳とか、変な騎馬隊が襲ってきたぜ?」「・・・前回の皇帝じゃな・・・あまりにも悪さをするのでディアの力を結集して殺害したのじゃが・・・なぜ復活を・・・」
ふと気づくとミシディアの過去・・・「ふーん・・不穏だがまあ興味はねーな!さて・・ミッズーたちの弱点は何かないのか?」「いや・・・何度か暗殺をされかけたが・・・すべて返り討ちにしたそうじゃ」「そうじゃってなんだ?」
「暗殺者の遺体が見つからなかったのじゃ・・凶器や衣類はあったのじゃが・・・」「・・・返り討ちにしたんだよな?」「おそらくな」「食ったんだな?」「回答は避けておく・・・全年齢向けじゃからな・・・」「おい、他の巫女たちも食うのか?」「いや・・・水の巫女たちだけじゃ・・」
「ツッチーもなんか食ってなかったか?」「いや、土の巫女様はそんなことはしないはずじゃが・・・」「食ってたよなベリュル」「うん」「なんと・・・そんなはずは・・・」「まあいい、聞きたいことはそんなことじゃねーんだ・・改めて聞くが・・水の巫女とやらに弱点はないのか?」
「サンダーは?」「何も聞かぬ・・・怪物なのじゃ・・じゃがしいて言うなら・・・・彼女たちはよく食べ・・よく眠る・・・」「眠る?」眠りの国の御姫様・・・
第3358話
(21年12月26日投稿)
眠りの御姫・・・「スリプルが効くってことか・・眠らしてぶっつぶしてやりゃーいんだな?」「いや・・普通の催眠ではない・・・彼女らに盛られた睡眠薬はなにかケタが違ったようじゃ」「ほう?」「ヤバインだか・・・なんだかとてつもない薬だと・・・尋問した捕虜がいっていたが・・」
「ヤバインだと・・・」「うむ・・・反界とかいう謎の地域から仕入れたとか・・それ以上は・・・」「・・・なるほど・・・ついでに聞きたいが、てめー水の巫女の食事シーンはみたことあるか?」「あ?ああ、もちろん・・基本的に肉料理をひたすらむさぼるように素手でつかんで・・食いちぎっておった」
「いや、料理じゃねー・・・その・・生きた、なんだ?あんだろ?一回ぐらい」「・・・ない」「あるんだな?」「・・・・おぞましい・・・思い出したくもない・・・一人が足から・・もう一人が手から・・・ばりばりと・・・生きたまま」
「あーわかったよ・・・アムロックとんでもねーやつを相手にしてやがんだな?」「じゃが・・彼女たちはある時から・・その生きとし生けるものを食べるのをやめたのじゃ・・・」「あ?」「皇帝を選ぶ会合がさっきあるといったじゃろ」「あー」
「選ばれる条件として、人徳が求められる・・・その・・食ったらだめじゃろ?」「一発でアウトだな」「会合の前にそのことを知って・・・なぜか今までの目撃者が・・・調理場で衣類だけ発見されて消えて・・それ以来じゃな」「あ?」「それ以来彼女たちは・・食うのをやめたのじゃ・・・」
「皇帝になるためにか?」「さあ・・・改心したのかと思ったが・・」「権力を手にした後食う気だったんだろ?」「・・・わからぬ・・今となっては・・・」「ミカさんどうしよう?」「手段がないわけではなさそうだが・・・」
ふと気づくと手段・・・「ミッズーどもの食欲を煽り・・何やら睡眠薬を持てその間に・・・やるんだよ」「ヤバインね・・でもそんな薬どこに・・?」「反界に行くしかねーようだが・・・イエンプスターに手がかりでもねーかなと」
するとなにやら上が騒がしい「む?どうした?」するとドタドタとミシディア兵が入ってきた!「大変です!皇帝の兵隊と名乗る者たちが攻めてきました!」「な、なんじゃと!」「入り口でなんとかネンドゴーレムで撃退しましたが・・・被害が・・・」「ネンドゴーレムってなんだ?」
「うむ・・おぬしらのロボットと対抗するための・・魔法で作ったネンド細工じゃ・・」「あ?」「おぬし達のロボットを見てこんなかんじかなって・・作って・・魔導士たちを乗せてレビテトで飛んで・・」
「なんだそりゃ?・・おいまさかてめーらのロボットの性能をコピーって・・・粘土で・・頑張って・・・」「とにかく!被害を確認しに行くぞ!里の外で待っている!話は後だ!」アフターストーリー・・
第3359話
(21年12月26日投稿)
さてせっかくなので里をぶらぶらすると・・・夜になった!出ようとしても遊びたいと言って出れないぞ「今日はもう休もうぜ!クリスマスイブだし!里の外は明日にしよう!」「そうだ、サンタさんがくるだわさ!」「アハハ、サンタなんていないんだぜワル子って子供だなあ」
「ベリュルちょっと!大丈夫、サンタはいるわよ!」「そうだわさ!じゃああてし靴下探しに行ってくるだわさ!!」「あ、おいちょっと夜だぜ!あ・・いっちゃった」ワル子は一人でミシディアの夜に出た・・・
「すぐに迷っただわさ・・・そしたらなんだか大きい家があるから話を聞いてみるだわさピンポーン」『はい・・何の用でトナカイ?』「この辺に靴下屋ないだわさ?サンタさんプレゼント入れてもらう用で!」『お入りヨ・・・ここにおいてあるトナカイ・・・ヒヒ』
「そうだわさか!じゃあおじゃまするだわさーー!」ガチャ!ワル子が部屋に入ると・・バーーン!!「と、扉がしまっただわさ!?部屋が暗いだわさ」どこからともなく声がした・・『大丈夫・・・ちょっとそ子に置いてある服に着替えて御覧・・・靴下はこっちにあるよ・・』
ワル子は言われるがままに服を着て鏡を見ると・・・「こ・・これは暗くてよく見えないけど・・サンタクロースだわさ!?いったいこの見た目は!?」するとメッセージが出た「オンラインに接続中・・・マッチング中です・・・」「?」
シュワーーー!あたりが光ると・・・あたりにはほかに9人のワル子と同じぐらいの年齢のサンタクロースの格好をした子供たちがいた!「こ、これは!?」『さ・・・タノシイタノシイゲームの始まりですよおおおおお』突然!ドアが開いて・・トナカイのような怪人が現れた!?
ふと気づくとトナカイの怪人!「周りの人は・・頭に名前がついているだわさ!」プレイヤーネームだ!一匹だけ存在するトナカイの頭にもプレイヤーネームがついているようだが・・・『30数えたら君らを追いかける・・その間に隠れたりするんだな・・その後捕まえに行くトナカイ!』
「捕まるとどうなるだわさ?」『死ぬ!では30.29...』あたりの子供たちは一斉に散っていった!部屋も無数だし地下もあるし!3Fまである!「わわ!とにかく逃げるだわさ!」最初のプレイでトナカイに割り当てられることはないので安心!「タンスに隠れたり・・宝箱もあるだわさ!」
開けるとバナナの皮があった・・・!宝箱はランダムで振ってくるようだ「使う、で置けるだわさ・・アイテムは一つだけ持てるみたいだわさ?」とりあえず置いた・・・「周りの子はドアの後ろだったり、色々準備したり宝取ったり・・・隠れなきゃ!」
マップでほかのサンタ仲間の場所がわかるぞ!プレイヤーはいろいろ動くうちに・・『5.4.3...』「もうすぐだわさ!」するとあちこちの部屋の伝記が消えた!!「こなれてるプレイヤーの仕業・・!これでトナカイの視界を奪うだわさ!でも逃げづらいかも・・」
『2.1...スタートナカーーーイ!!!!マテーイ殺します!!!クリスマスは・・殺しますの言い間違え!!』サンタクロースを捕まえろ!ゲームの始まりだ!
第3360話
(21年12月26日投稿)
トナカイが追いかけてくる!!サンタより早い!「足音がドスドス近づいてくると危険だわさ!!」『俺は匂いという色でたどることも可能だぞおおおお!周囲数メートルに隠れているサンタを見つけられるぞおお』"つまようじ(プレイヤー名)"が捕まった!
『捕まえたサンタは袋に入れる!隠れてるだけでは俺の家具破壊で見つかるぞおおお!!家具破壊は音が出るから周りに知られてしまうがあ!』壊された家具は数秒時間をかけてサンタ側が修復が可能!『うおっバナナの皮で滑った!!!つるーん!』
トナカイが数秒動きが止まった!!マップでほかの人が置いた罠も見れるので連携しよう!「なるほど、宝箱の罠で動きを止めるだわさね!逃げながら使うのもテクニックだわさ!」『隠れてないで宝箱を取るのもいいが、見つかる危険もふえるぞおお』
「宝箱だわさ!千里眼の巻物・・これを使うと!」マップにトナカイの場所が数秒表示された!「近くにほかのプレイヤーの"マカロニキャンディ"と"ぷりぷり"がいるだわさ!逃げるだわさ!」千里眼のおかげで二人はトナカイから離れた!
『俺も俺で宝箱をとれるぞおお!これはダッシュ!一定時5秒ぐらい速度超アップ!』これは危険!見つかったらもう逃げるのはかなり厳しいぐらい!「台所に香水があっただわさ!エエイ投げてみるだわさ!」
そして少したって・・『うおおお!鼻があ・・一定時間匂いがわからぬう!だが・・そこのお前みつけたぞおお!』「しまっただわさ!逃げるだわさ!」しかしワル子は捕まってしまった!
『袋に入れるぞおおおおお・・これで4人目だ!・・袋が重くなってきた!』たくさん捕まえるとトナカイの袋が重くなり動きが遅くなる!やがてサンタより遅くなるぞ!「叫ぶコマンドが出ただわさ!あばれてやるだわさ!ギャーギャー!」
一定時間ごとに出る叫ぶをやると、かなり広範囲に周りのサンタにトナカイの居場所を伝えることが出来る!『さんためええ捕まえると罠とか置かれる数が減るが、重くて遅くなったり、叫ばれたり捕まえにくくなるなああ!』するとその時!
「"よしあき"が近づいてくる!危ないだわさ!」しかし"よしあき"は・・サンタの入った袋に矢を撃った!すると・・袋が破れ全員脱出!!『し、しまったああ捕まえるのに夢中で矢のダメージが蓄積していたのに気付かなかったああ』
ふと気づくとまた逃げたサンタたち!『だがその場に散らばるので、付近の3人は回収したぞお・・だが時間がもうない・・』タイムリミットーーー!サンタ側逃げ切ったーーーー!!「勝っただわさーーーーーー!!!!」
『うおー・・たすけてくれーーー時間が来てパワーが・・トナカイは実はダレカイナイカイの聞き間違えで・・・』勝つと、トナカイを窯でゆでてみんなで喜んで食べるムービーが流れて勝利!勝利側にも負けた側にもプレゼント!「これは・・オンラインで遊ぶ1vs多人数のゲームだっただわさか」
二回目からは、1/11でトナカイにもなれるぞ!トナカイが勝った場合は、負けた側はトナカイが半裸で踊るムービーを見せられるぞ「この館は・・いろいろな園児の姿でコーデサンタになれて逃げる側のコスチュームがアバターになるだわさ」
トナカイの場合も色々パーツや色や体格など変えられるぞ!レベルアップとかそういうのはない「またやりたいだわさーー!」名付けて、クリスマテーイ殺します!というオンラインゲームだ!今回は楽しいと思う
「はっ逃げているサンタたちを追いかけるトナカイを、サンタがそりに乗ってると見間違えただわさ!?」そういうことだろう・・・
最終更新:2022年12月22日 22:58