第3371話
(22年1月15日投稿)
いや、まだだ!!「いや、ミカさん!ミッズーはいるよ!何か吸い込まれた感じあったけど!!」「チッなんだとくそっ!てめーがいらんこと言うから!」するとその時あたりに声がした!『わしじゃ!わしじゃあ!!』「この声は・・ミシディーン!いったいどうして声!!」
『うむ、伝え忘れたことがあったのじゃ!』「てめーいまさら!!!しくじったじゃねーか!」『いや、それは成功しておるぞ!ミッズーの魂を封じ込めておる!見事じゃミカ殿!』「お、マジか?」よくみるとミッズーの本体は・・放心状態だ・・・クリスタルからは声がする
「出せええええ出せえええええええ」「やったぜ!」『そうそう、言い忘れた事じゃ!』「あ?なんだ?」『神の力を持つもの以外がバフーマをやると・・死ぬんじゃ!技を使ったものが!』「なっ」『ミカ殿がやったんじゃろか?生きててよかったよかっためでたしめでたし』
「あぶねえな・・ベリュルやらなくてよかったじゃねーか?」「なっ俺は神の力がないというのか!」「忠告すまねーな!まあ成功したからよしだろ!水の評定衆もだまりこくってるぜ」「・・・こ、これで・・・恐怖から解放・・が・・?」
ミッズーの魂はクリスタルの中からドンドンしている!「おのれええええ姉に伝えねばああああおのれえええええ!ごはん!!」「こわ」『そうそう、もうひとつマル秘情報!どうじゃ?知りたいか?』
ふと気づくとミシディーンのマル秘情報コーナー!「あーとっとと教えろめんどくせー!」『いいじゃろ・・その抜け殻あるじゃろ?水の巫女の』「あー、放心してるな」「装備を質に入れるでござる!」『その抜け殻こそが制御の真髄じゃ・・抜け殻に何か質問を投げかけてみ!』
「あ?あー・・てめー何歳だ?ミッズー」「・・・わすれた・・・もう・・・」「おい!答えてくれねーぞ?」『そりゃ覚えてないものは無理じゃな!好きなことをいくらでも今きくチャンスじゃ!ほなまたな!』声は消えた・・
「ねえねえ、すき焼き食べたい!イクラのせて!」「うるせーベリュル!!」「・・・エデンは・・・金剛米で・・・野菜などを生物化し・・・人間としたものは私の食糧に・・・・」「あ?何か言い出したぞ?」
「・・・野菜から生まれた動物は・・・余った肉として食料に・・一部は野菜人間の肉も・・・」「なにそれ」「・・・エデンにすき焼きがいくらでもある理由(ワケ)・・・」「なにそれ」
「
ベリュルてめー・・やべーこと聞いちまったな?」「なんだろ」「まあいい、もっとききたいことあんだよ!おいミッズー、てめーはどうやったら死ぬんだ?」ミッズーの死に方について・・・
第3372話
(22年1月15日投稿)
ミッズーの死にたい・・・「私は・・・たんぽぽの力でとどめを刺すと死ぬ・・・それ以外死ぬ方法はない・・」「たんぽぽ?」「ワル子・・・私の新たな肉体となるはずだった子・・・」「なにいってんだおめー」「鰯が裏切るとは思わなかった・・いったいなぜ・・・」
「パパがなんだわさ!!」「だが私もバカではない・・・ワル子の身辺調査をし・・友人だったヒロリンをさらった・・・」「え?ヒロリン?ヒロリンをどうしただわさ!助けただわさ!」「たんぽぽの町に戻ってきたところを分身が捕獲した・・・だが抵抗されたため・・・」
「え・・・いったいなんだわさ・・あんたまさかヒロリンを!!」「・・・人質を取るのは失敗した・・・他に聞きたいことは・・?」「ヒ・・ヒロリンをよよくも・・・!」「おいワル子落ち着け・・・」「ヒロリンを・・・・!」「あの子を人質にできればワル子を・・・だが計画は失敗・・・」
「あの子って・・ヒロリンのこと・・・?」「ヒロリン・・・」「ヒロリンのことねーーー!!!!」ドシュン!!!ワル子が超蒲公英人になった!「お、おいおちつけワル子!」「死ねーーーーー!!!!!!!」ドシュン!!!ワル子の拳がミッズーの肉体をつらぬいた!!!
「ゲボガバ!!!!!」「おい!なにやってんだそりゃ抜け殻だ!!!!」『おのれええええききさまああああ私の美しい体をおおおおおおおお!!』「あんたが・・あんたがヒロリンを・・・!!」ワル子はミッズー制御装置のほうに振り向いた!
ワル子のぷんすか・・・『きさまああああ!なに・・分身から通信が・・・はいもしもし私ミッズーいまあなたの後ろにはいないのよ』ミッズーの魂が怒り狂いながら通信を始めた『土方は倒したか・・?エ・・返り討ち?戦力は与えたはずだ!私の分身だぞ・・!』ミッズーの魂は動揺を始めた!
「おいワル子やめろ!」『・・・なんだと・・追い詰めた時・・変な男が出てきて「風が呼んでいたかもしれない」・・と叫んで・・?分身を全員一人で・・?』「死ね・・・ミッズー!!」『バカな・・・姉にこの事を伝えねば・・・』
その時・・ミッズー制御装置が何者かによって握りつぶされた!『う・・?あ・・おぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!』ドシュシュシュシュシュシュ!!!!!!
「おいワル子てめえ!!!!!」ワル子は怒りのあまり超蒲公英人をさらに超えたすごい力を発していた「ワル子・・どうしたんだい!」「これは・・・超蒲公英人を越えた・・・超蒲公英人2・・・パパはこの力をなんであてしに・・・はあはあ・・」
「落ち着けワル子・・ミッズーは・・・」「フッ・・・尋常でないことが起こったようだ・・・」「あ、お前!鉄パイプが何でいまさらここに!」そこにはアムロックが立っていた・・
第3373話
(22年1月15日投稿)
アムロック「おいアムロック!ミッズーは死んだかどうかわかんねーだろ!あぶねーから出てくんな!」「フッ・・ミカ・・・僕だからこそわかる・・ここにいたミッズー様は死んだ・・・」「死んだ?」「フッ・・・ワル子・・君は・・カッゼー様の力を強く受け継いでいる・・それが金剛米の力か・・」
「あてしは・・・ヒロリンが・・・」「フッ・・・子供がこんなことに巻き込まれるとは・・さてミカ、それよりやっとだ」「あ?なんだ?」「フッ・・そこにいるんだよ・・カッゼー様が」「えええええカッゼー様!!閉じ込められた脳みそここにあるんですかかかかかかかか?」
「落ち付けやジャンバラヤ・・アタシもまだわかってねー」「フッ・・この中央の柱・・・この中にある・・カッゼー様の脳みそが・・どうだいジャンバラヤ?」「はははい・・・えい・・カッゼー様探知機・・・ああああああ!!いますいます!!!」
『あなたは・・ジャンバラヤ・・・?ミッズーの封印力が・・抑えつけがなくなった・・』「ああああ!カッゼー様!カッゼー様ですね!!!私ですジャンバラヤです!」『知ってます・・・』「あのミロク様を連れてきました!!!私が封印されたのですが、あのなんかとけてあの!!!」
『落ち着きなさい・・私を・・助けられますか・・・?』「はいはいはいはい!!えーいうんしょうんしょ!柱がかたくて!」「フッ・・落ち着きたまえジャンバラヤ・・・ミカ・・出番だ」「あ?」
「フッ・・・ジャンバラヤ、カッゼー様の意思と通信をしておくんだ・・その間にミカが・・ロンギナースの槍で封印を解けるはずだ」「あ?あの恰好すんのか?」「フッ・・・ツッチー様から聞いていた・・ひそかにねロンギナースはあの方の分身そのものだ」「ロンギナースが?」
「フッ・・エデンを狙うロンゼルグ家が狙うはずだ・・さて準備はいいかい?」「あー、わからねーがいうとおりにするしかねーな!おりゃ!」ミカがまたミロクフォームになった・・・「おーかっこいい!ミカさんミロク美しい!!きゃーすてきー!」うるせ
ベリュル!ポカ
ふと気づくとミロクミカ・・・「さあさあさあ早くミカさん!ミロク様!はやくはやくですうう!」「るせ!つつけばいいんだな?ロンギナースで!おりゃああああ!!」バシュ!ロンギナースが柱を突くと・・ピキ・・ピキキ・・・(ひびが入る音)「・・・やったか?」
「フッ・・・上出来だ」バリーン!!!!柱が砕けた!!!「カッゼー様あああああああああああ(スローモーションでジャンバラヤが走る)」中からパアアと光が出て・・・ジャンバラヤの腕の中に飛び込んだ!「ベチョ」「あら?」そこには・・・一つの脳みそがあった!
「きゃああああああああああああああああああ!」「キャアじゃねーだろ!粗末に扱うなよそれカッゼーの脳みそだからな!」「えええええこれがカッゼー様!?」「脳みそだからな!」『こんな姿でごめんなさい・・体は・・ミッズーたちのもとにあるはず・・腐ってるかもですが・・』
「フッ・・ちょっとの辛抱ですよカッゼー様・・・」「んで・・残った水の評定衆たち・・こいつらどうするよ?」「あ・・あの・・・」「あ?なんだ?命乞いか?」「あの・・・科学長官と・・・下水道橋博士が・・逃げたようです・・我らの中から・・」「あ?」その時外からズゴゴゴと音がした!
第3374話
(22年1月15日投稿)
慌てて一行は外に出た!水の評定衆たちも出てきた!すると・・遠くから巨大な大仏が見えた!「あれは・・トゥデイシティの方から・・!?なんだあれは?」するとブン!空にエアーモニターが映し出された・・「なんだあれは?」「あ・・あれは・・下水道橋博士・・!」
『おはようエデンの諸君・・・今日は君たちにいい話と悪い話がある・・・どちらから聞きたい?』「いい話とかあるのこの流れで」『いい質問だ・・ミッズーというこのエデンを牛耳っていた怪物が死んだ・・これでエデンは自由だ』「その事か・・・で、何おまえたち!」
『さて・・悪いニュースだが・・いや、ワシにとってはいいニュースだが』「なんだ?」『新たなエデンの支配者の紹介をしよう・・さあどうぞこちらへ』するとモニターの前に見たことのある老人が現れた「何あいつ」「おい・・あいつ電車でみたジジイじゃねーか?」
『紹介しよう・・・・地上の支配者にして、エデンの支配者も兼任なさる・・ロンゼルグ家のソマチネ様だ』老人は前に出てきた『長かった・・ようやく地上がエデンの支配から逃れられる・・ロンゼルグの力でな』「俺たちが頑張ったのに!」
『かき集めた金を・・下水道橋博士たちにつぎ込んだ・・彼らは我らが取り込んだ』「何言ってやがる!徳川幕府がある以上エデンはお前たちの支配じゃないと思うよ、ねミカさん」「あー」『そのことだが・・このラーナにある大仏・・・知っているな?』「あ?しらねーなんだそりゃ?ジャンバラヤ?」
「はい!古代に作られた仏像です!でかくて!9000メートルぐらいあったかな・・・もっとかな・・」「すごい!見に行こう!」『その仏像だが・・バブイルの大仏といって・・このとおり白い巨人を参考に人工的に作られたロボットだ』「なに!なにそれ」『では下水道橋博士、この先の説明は頼むぞ』
ふと気づくと下水道橋博士の説明講座『オホン・・・200京ギルもの研究費をいただき感激しておりますぞ・・さて諸君、幕府はこのバブイルの大仏でつぶすことにしたのじゃ』「なっ」『この研究費の対価として・・ソマチネ様はエデン人の滅亡も所望しておる・・そのあとはエデン人の壊滅じゃ』「なっ」
「おいてめーエデン人だろうが!なにいってやがる!」『研究に何人も何もない・・・あるのはその先の真実と発明!そして・・たくさんのお金!』「確かに!」「馬鹿か
ベリュル!おいどうするよあれ!」『最後にソマチネ様より一言どうぞ!』
ソマチネが再び出てきた『エデンにやられた地上人の100万の魂・・貴様らの命で償ってもらうこのミッズーに匹敵するパワーの大仏の力でな・・・・そしてそこの連中』「俺たちかな?」
『貴様らも地上人だな・・よもや邪魔などすまい?まあ・・もう無駄だと思うがな・・ではエデンの諸君残り短い命を楽しんでくれたまえ』モニターは切れた・・・ズーンズーン!巨大な何かが歩く音がする
「フッ・・ここまで響いてくるとは・・バブイルの大仏の足音か・・!」「ラーナ・・トゥデイシティの近くの古都です・・!でもエデンフラッシュまではまだあるかと!」「フッ・・相手は巨人故一歩一歩が大きい・・わりとすぐかもしれない」
「なんてことじゃあいきましょういますぐどうやって!でも戦って止められますかどうしましょう!」「フッ・・あれがバブイルの巨人の一種なら・・中に入れるはずだ・・・」「中に?」外がだめなら・・
第3375話
(22年1月15日投稿)
中に?「ねえねえブラセマとかだめかな、オウゴーンとかもここぞってときに!」「フッ・・・ここまで入ってくる時間はない・・・君たちが直接入るしかない」「でもそもそも俺たち、エデンつぶしに来たんだけどな」「フッ・・君はどうだいミカ?ねえワル子さん?」
ミカはワル子をちらりとみた「あー、ひとまずソマチネと下水道橋博士はつぶさねーとな・・すべてはその後だ・・更地に文句言っても非常にムナしいだけだからな」「ミカおねーさん!」「いいな
ベリュル!あの大仏を片付けるぞ!中はモロいもんだろ」「わかった!でもでかいしどうするの」
「だから中に入るつってんだろ!どうやるんだアムロック?・・ジャンバラヤと何話してる」「フッ・・やはりこの音は・・そういうことですね?」「はい・・そうですう!」「おいなんだよ!」「フッ・・あのバブイルの大仏は黄金でできてるそうだ」「黄金?」
「フッ・・黄金キラーで穴を開ければ入れるだろう・・これを・・」アムロックは黄金キラー(ドリル)を出した「なんだこれ」「フッ・・・ちょっとしたオシオキ用だが・・デブリンなどに使った・・・いやそれはいい」「これで穴をあけられんのか?相手は動いてるんだぜ!」
「フッ・・・足の裏で踏みつぶされる場所と瞬間を狙えば確実だと思うが・・?」「おい!アタシたちつぶれるだろうが!」「フッ・・・時間がない、バリアなら僕が張ろう・・・さあ行くよ!」ドシュン!
ベリュルたちはワープした!
ふと気づくとズーンズーン「いきなり大仏の正面かよアムロックー」「フッ・・・あと数歩でこの位置に到達する・・ミカ、黄金キラーの準備はいいかい?」「あー、心の準備はまだだが時間は待ってくれねーよな」「ずーんずーん大仏ーーー」大仏が迫る!「フッ・・次だ!くるぞ!」
「オオオオーン!」巨大な足の裏(水虫付き)が
ベリュルたちを覆う!!!!「おりゃああああ!」ズーーーン!!!!!!!!!
ベリュルたちを足が踏みつぶした・・・!
「・・・うーん・・・ここは・・?」
ベリュルたちは揺れの中、少しくらい部屋にいた「おう、侵入成功したようだな・・・ここは・・・大仏の足の裏だな?アムロックは?」
「フッ・・後は頼んだ・・・僕は土方君たちに会っておこう・・・シュッ」アムロックは消えた・・・「さて・・ここがラナの大仏・・バブイルの大仏内部か・・・」「おー!はちゃめちゃにしてやろうぜ!壁は黄金じゃないからはぎ取れないの残念だが」バブイルの大仏・・・!
第3376話
(22年1月15日投稿)
バブイルの大仏・・・・「ここは倉庫みたいだな・・やつらは・・やっぱ脳みそ部分にいるんだろうな?」「カッゼー様・・しばらくの辛抱です!脳みそのまま!」『はい・・まずはエデンを救いましょう・・』
するとその時館内アナウンスがした『・・・侵入してきおったか・・・貴様らやはり逆らう気じゃな?このロンゼルグ家のソマチネに』「なっばれてる!」『当たり前だ・・そこまでガバいセキュリティなわけはなかろう・・貴様らを抹殺に兵が動いておる』
「ええい、待ってろいまからやっつけにいってやるぜ!」『ミロク・・だったかな?下水道橋博士からあらかた聞いた・・貴様はエデンを恨んでるはずでは?』「あ?しらねーよ」『もう一度問う・・貴様らは地上を裏切る気か?どっち側の人間だ?我ら地上は何億年もエデンにやられていたのだ』
「へー」『へーじゃないじゃろ!今こそ仕返しすべきだ・・そうは思わんかね?恨みを持つはずのミロクよ』「だからしらねーって!記憶ねーんだから関係ねーぜ?それにワル子たちは守らなきゃならねーな」『あくまでもエデンの救世主ミロクを気取るつもりか・・名声が欲しいか?』
「アホか!てめーこそそもそも金だろうが!ロンゼルグ一味なら!」『フハハ・・まあ、地上の復讐が大義名分なのは否定せぬ・・このエデンは資源の宝庫だからな』「チッ・・やっぱそんなことか」『金剛米・・・風のクリスタルより生み出される力の作物・・これを独占供給すればまた巨万の富よ』
「本音がそれか・・残念だが、風のクリスタルはアタシたちが地球から取り除くんだよ!」『ほう・・?なぜそんないらんこと・・やはり貴様らは敵だな・・』「味方だったためしはねーがな!だがエデンを滅ぼす必要はねーだろ!」
『いつ新たな集団が現れ反逆されるかわからぬ・・支そもそも配のうまみは我らが独占すべきだ!それに・・』「それに?」『資源を運ぶじゃまだろうが!グアハハ!道路を整備し・・まあ栽培のための奴隷だけ残しておけばいい』
「ああ、もう話し合いはいらねーな・・時間の無駄だ!」『そうじゃな・・・まあワシらのところまでくればまた続きの話は聞いてやるかウワハハ!』
ふと気づくとバブイルの大仏!「さて、とっとと奴らのいる場所まで登っていくぞ!部屋があるってことは全部つながってるはずだ」ズーンズーンと時折音付きで揺れるぞ!演出で時間制限があるとかではないぞ
「一応ワーパーで外に出て準備もできるみたいだ」その場合、ラーナ付近は近づけなるぞ!大仏が遠くで揺れるのが見えるぐらいまで「これ以上は近づいたら危ないな」ってなる感じ!「ねえ・・ボクのパパ・・さっきのモニターにいなかったけどどうしただろう?」
「おう博士どうしたよ?」「ミカさん・・・パパも一緒にいるはずだけど・・・」「おう・・無事だといいな・・・」「うん・・でももし何かあったら・・いや下水道橋博士の手先だったら・・」博士はメガネを取って涙をふく仕草をした・・「ん?」
その一瞬だが・・ミカは博士が筋肉ムキムキの20歳ぐらいの身長2メートルぐらいの男に見えた!博士は再び眼鏡をしたら縮んだ気がした「・・・・・気のせいか・・?やっぱりこいつガキだよな」「ねえねえミカさんどったの?」「あ、なんでもねーよ!さあ進むぞ!!!」バブイルの大仏攻略開始!
第3377話
(22年1月28日投稿)
バブイルの大仏・・・!「中は、仏教の曼荼羅家?みたいなのがたくさん書かれてるけど機械だぜ!」「モンスターもなんだか仏教チックだぜ?」坊主ゴブリン(頭が)、坊主ロボ、数珠使い、さらにはロンゼルグ騎士Zたちも襲ってくる!「この大仏の中にどんだけ人を詰め込んだんだ!」
足の裏からのダンジョンでどんどんまずは登っていく感じだ!「塔みたいだな・・・中も金ぴかで目に悪いぜ?」「どっちにしても制仏権、このロボットをできるだけ占領してやつらの自由を奪いましょう!」「まーこんだけデカけりゃある程度部位をつぶさなきゃだめかもな」
そしてどんどん登って膝頭のあたりにでかい部屋があった・・・「おう何だこの広さ?膝に窓があって外が見えるぜ」ムービーなのでおそらくボスが出るのであろう!「ズーン!!!」何かが降ってきた・・・!「な、なんだこれ!?」
そこには人間の顔に、仏像の巨大なロボットの胴体がついた生き物がいた「ブッダーーー!!!!フシューー・・・・・!」「な、なんだこいつ!・・どっかでみたことが・・・!」「パパー!!!!!!」博士が飛び出した!!!
「パパ!パパだよね!?松村林檎座衛門パパ!何をやってるの!ボクだよ博士だよ!!!」「ブッダーーー!!!!」「おいあぶねーぞガキ!そいつは正気じゃねー!改造されてやがるぜ!」「でも・・!この顔はパパだ・・!」
「よくみろ!脳みそからコードがつながれてる!もうだめだこれは!」「ブッダーーー!・・・オヤ・・ハカセ・・・?ハカセカ・・?」「パ・・パパ!?」
ふと気づくとブッダロボ松村林檎座衛門「パパー!ボクだよーーー!!!」「フシュー・・・オマエモワタシノジッケンニナルノダーー!!」ズン!「あぶねっ!」ミカが博士を引っ張った!博士の居たところにブッダの裸足が踏みつけられた!「ふー!だからいったろ!」
「ウウ・・パパ!・・ねえ!ママは・・!?」「ママハ・・・ココヨ・・・・」ブッダロボは首を180度回転させると・・裏から女性の顔が出てきた!「ママ・・・・ママ・・・!?なにやって・・・!ママー!!!下水道博士にやられたの!?」
「ウフフ・・・ジブンタチデヤッタノ・・・エイエンノイノチ・・・オマエニモサズケマス・・」「チッ!ハカセ!やるぞ!いいな!?」「・・・」博士はメガネをとり涙をぬぐった・・・園児のなみだ・・・いや・・・!「おい!?なんだ博士!?」
そこには・・筋肉質の園児の服を着たイケメンの2メートルもの大男がいた!?気がした?「フシュー・・・パパ・・・やはりこうなったか・・こうなったら俺の手で引導を・・渡してやる!」
「博士!?なんだわさあんた!!!オトナだったの・・!?メガネで隠してたのだわさ!?」「うおおおおおおおお!!!!ドシュン!」博士の髪の毛が・・金色に逆立った!?
第3378話
(22年1月28日投稿)
博士覚醒!?「シュインシュインスイン」博士もワル子の変身みたいに黄金にエネルギーだした!「フシュー・・・」「ハ・・ハカセ・・・イッタイソレハナンダ・・デキガワルイオマエハ・・タンポポデノジッケンダイノ・・ワガコノハズ・・・」
「とっくにご存じなんだろう・・?俺も・・たんぽぽ組で超蒲公英人に目覚めたんだ・・ワル子の影響でな・・」「バ・・バカナ・・・!ソレハエデンヲハカイシチカラ・・・キサマ!!」その時!「ウオオオオ!」ドシュイン!ゆうきも金色戦士になった!「ゆうき!?どうしただわさ!」
「僕も・・怒りで呪いの力が限界を超えた・・・!たんぽぽの伝染力・・!」「ウオオオドシュン!なんかおれもついでに!」「わわ!なんだわさ!つとむ!?」つとむもドシュン!と金色戦士に!」
「ウオオオ!ナントイウ・・イワシハイッタイナニヲ・・コレイジョウハサセヌ!!!ワガコダロウガ、エデンヲホロボスモノハシネイ!!」「滅ぶのは・・・貴様らの方だパパ!ママ!たんぽぽ組に俺を送ったのは失敗だったな!」
「キサマハ・・タシザンモデキナイキンニクバカ・・ケンキュウデアタマヲヨクスルタメオクッタノニ!」「それが失敗だったといってるんだ!やるぞミカおねーさんたち!」「お、おう!なんだこりゃ!」
ベリュルたちはブッダロボと開戦!!ワル子たちは仲間になってなくてもNPC枠で絶対に入るぞ!
「オノレオノレ!クラエ!ブッダバルカン!!!!ダダダダダダッダ!」数珠を弾丸にし、腕のバルカン砲で大乱射!!!まさにブッダ「ぎゃあ!」
「フンヌ!」ワル子グループはバルカン砲をはじくぞ!するとブッダロボの首が180度回った!「イッカイコウドウスルタビニ、カオヲコウタイダ!コウゲキパターンガニシュルイアルトイウコトダ!」「くそっ」
ふと気づくとブッダロボとのバトル!「ウオオオ!ブッダビーム!」口からビームを出したり「ブッダボディプレス!」ボディプレスで地震+打撃で結構強烈だったり、物理ばかりだ!「うおおおお!充電ハカセパンチ!!」博士は発明品を自らの拳にエンチャントしつつ、筋肉で殴るぞ!すごい強いぞ!
「あとロボットだからサンダー」「グワアアアアアア!!」ブッダの攻撃を繰り広げる激戦だったが・・サンダーに弱くナントカ倒した!「グオオオオオ」「パパママ・・・」「おう博士メガネもどしたか・・ガキになってやがる・・なんだこいつ」
「オオ・・ハカセヨ・・・ワレラハ・・下水道橋博士ニダマサレタ・・・」「やっぱりそういうことだったんだね・・でももう・・・」「ソマチネトイウオトコカラ・・シンジラレナイバクダイナ資金・・・ワレラモメガクランダガ・・」「おい」
「エデンヲフウジコメルソマチネニヤラレタ・・アトハ・・マカセ・・タ・・・ギャアアどかーん」「ママーーー!パパーーー!!!」「は・・博士・・・・戦いやめて休むだわさ?」「・・・いくよ・・この恨みの力があるうちに!ゆうき・・恨みパワーも教えてくれ!」
「もちろん!恨みは自分の限界を超え、憎しみは破壊力を生むんだ!これが戦いの基本だよ!」「おう、とんでもねーガキども・・ていうか博士、おめーガキなのか?」「メガネをかけて擬態しているけどガキということにしてくれていいよ・・・じゃあいこう!」バブイルの大仏・・・!
第3379話
(22年1月28日投稿)
バブイルの大仏・ふとももエリア「なんだか少し雰囲気が変わったな・・?壁にEという文字がたくさん掘ってあるなあ」「E・・こ、これは・・・!ま、まさか・・」「おうどうしたよジャンバラヤ?」「い、いえ・・・あの脳無斎様・・・」「うむ、間違いないとおもう・・・どういうことなの・・」
「おい!秘密話やめろ!」「は、はい・・」すると雑魚が襲ってきた!「なんだこいつ!ジャンバラヤさんみたい!」エルフマン、エルフナイト、エルフロボ、エルフップ、エルフ忍者などエルフだらけだ!「こ、これはどういうことだ!ジャンバラヤの仲間!?」
「目がちょっといってるわ・・これ培養エルフね?」「はい・・でも・・みんなみたことが!」「おめーの家族か?」「おそらく・・・うう・・・!」エルフのマント、エルフのふんどし、エルフのイヤリングなどレアアイテムの宝庫なので盗みまくろう!「魔法があまり効かないな・・」
「魔法ガードで威力を大幅に抑えられるのですエルフは!」「やっかいだな!」「しかし天井に張り付いて取れない宝箱があるんだけどなんだろ」「さあな」そしてふとももの付け根付近でまた大きい部屋があった「関節ごとに部屋がある感じか?」
ズン!またもや何かが降ってきた!「エルフーーー!!!・・・貴様・・ジャンバラヤ!?生きていたのか・・・!」そこには・・6つの顔を持つエルフが立っていた!
腕も24本生えていて足も12本ある恐ろしいエルフだ!「これじゃエルフじゃなくてアシュフ(阿修夫)だぜ!」「フハハ・・私は婆沙羅(バシュラ、バサラともいうかも)・・いろいろなエルフの混合物よ・・!」「中心のあなた・・・あなた・・まさか・・・!・・・カレーお兄さんね!!」
「カレー?どしたよジャンバラヤ?」「私のお兄さん・・・エルフを裏切った・・ミロク様を裏切った大本よ!周りのは・・側近ね・・!」「なんだと?アタシを?やっぱおぼえてねーけどな!」「何・・?ミロクだと・・・貴様が?聞いてはいたが・・ずいぶん変わったな?」
「そーかい!アタシはもともとこんなだったって噂もあるぜ?」「噂を頼りにすると痛い目にあうぞ・・・あの時のようになあ!」「お兄様・・!もうミッズーは倒れました!あなた方に勝ち目はありません!降伏しなさーーい!」
「降伏・・?ミッズーがどうした!世の中ゼニや・・・ソマチネのゼニがエデンを覆いつくす!たまんねーー!」「あいかわらずお金に弱いのね・・・!そんな姿に改造したのも・・・」「下水道橋博士が1万ギルくれるっていうんでなあ!寝てる間にやってもらったのさ!グハハ!」
「もうだめねカレーお兄さん・・・みなさん、やってしまいましょう!」「あーいわれなくてもこんなバケモンほおっちゃおけねーだろ」「ククク化け物か・・ミロク、貴様の方がよほどバケモンだがな・・・!ぐはははしねーーい!しねーい!」カレー婆沙羅が襲ってきた!!
第3380話
(22年1月28日投稿)
カレー婆沙羅強襲!!「食らえ!Eデスブレイド!!!!!」Eの文様が彫ってある剣を24本の腕で適当に振り回してくる!「ぎゃあ!」「貴様ら・・エルフの真実を知るまい・・・!」「あの世とサボテン!」「何それ・・クク・・・走ではない・・!L、F・・これはなんだと思う?」
「エルエフ」「これの左の縦の棒をあわせてくっつけると・・Eとなる・・エル、エフどちらの頭文字でもある!」「ふむふむ」「そう・・さらにEになるとL、Fの左側がくっついてるわけだから、エルエフのそれぞれ左側にあるエを1つに統合して読むと・・」「エルフ!」
「そう!・・統合した文字もEとなる・・・つまり、E=F+L・・E、L、F・・・ELF・・これはつまり!」「エルフ!面白い!」「グハハハハ!そうだ・・・!それがエルフの力・・Eの力という・・・!」「なんという真実!!」
「ま、それはそれとしてさてエルフは魔法が得意だ・・24連続魔くらえ!!すべての手で魔法を撃つ!!」「やばい!24発はさすがに・・・!」これはファイア~ヴァイラガまでのランクの黒魔法の全てからランダムで24個選ばれるぞ!同じ確率だ
「ファイアだけ24個とかありえないってことか!」「24本もの腕を脳で処理するのは無理なので適当にやってるのだ!」「なんという恐ろしいモンスターだ!」「カレーお兄さん・・そこまでおかしくなったのね・・!」
「ぐふふ・・金は人を変える・・・」「エルフでしょ」「金はエルフを変える・・・金さえあればえんやこら!!我らは金剛米のおかげで生まれた・・だがこれからは金だ!」リフレクトリングとかカーバンクルとかあると超楽勝でナントカ倒した・・・
ふと気づくとカレー婆沙羅撃破・・・「やれやれへんな奴だったぜ・・ジャンバラヤ」「ああ・・お兄さん・・・ほかの・・エルフたちは・・?」「・・1エルフにつき1万ギルで・・下水道橋博士に転売した・・ちょう儲かった!もう元には戻れぬ・・」
「じゃじゃあ・・この辺に出てくるモンスターは・・・!」「そうだ・・・残るは貴様だけだ・・・いや・・エルフの隠れ里がどこかにあるかもしれぬが・・・ないと仮定してだ・・!」エデンのどこかにあるぞ!「お兄様・・もう戻ってきてはくれないのですね・・・」
「クク・・・わからぬか・・我らエルフ族が裏切ったという事は・・・あの方が・・」「あの方?いったいどの方ですの?」「フフ・・・下水道橋博士はこうもいった・・「死んでもお金は永遠に残るから安心した前」と・・お金は永遠に俺の物・・ソマチネ様ばんざーい!ぎゃあああ」
「カレーーーお兄様ーーーー!!!うう・・・・」「あんな変なのでも未練あんのか・・・まあ、あるよな、わりーこときいたか」「いえ・・あの・・正直に言うと・・・バベローンにあまりに長いこと閉じ込められて・・名前と顔をかろうじて覚えて・・あの・・実はそんな・・・」
「そうかよ!じゃあ次に行くか・・・なんだか大仏の歩みが遅くなってきている気がするぜ?」「それは・・あなた方が片足の制仏権を握ったからですね・・・先ほどからの部屋はおそらく制御室・・」「ん?カッゼーか・・何か知ってやがる?」
「いえ・・これだけ巨大なロボットは自立制御させないと動作をやってられません・・ですので、部位ごとに細かくAIなど自立意思を持たせているとおもいます」「あ?」
「つまり・・あなた方がここを占領してボスをたおせばたおすほど・・バブイルの大仏は歩みが遅くなることでしょう」「ふーん、まいつもどおりやりゃーいいんだな・・次行くぞ!」バブイルの大仏の股エリア・・・!
最終更新:2022年12月26日 23:00