第3421話~第3430話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より




第3421話

(22年2月28日投稿)

難解な歌詞の謎・・・・「さっぱりわからねーな」「うん、謎といわれても・・・どしたのメリアナニー」「ミカ・・いえ、ジャンバ・・いえ、マ・ネージャ子さん、聞きたいことがあるのだけど・・」「何かしら?」

「赤い川・・・なにか血の流れる河とか、赤く見える赤潮の河とかエデンにないかしら?」「うーんないわね・・・」「そうね・・あってもどこを起点にしたものか・・・赤い川・・赤川・・・地名かしら・・」「赤川・・?赤川でござるか!?」「どしたのこてっちゃん」

「確かその苗字はエデンに一つしか存在しない名前の・・拙者の友人ちでござる!」「ふーん友達かあ」「それほんと!?こてっちゃん!」「左様!彼女に色々学んだでござるよ!質の技術を・・・!」「一つしかないってどういう事?」

「なんでも赤川家の家訓で、絶対一家はこの家に全員住み、建物は動かしてはならないって決まりがあるみたいで何億年?わからないけど長時間守ってるござる」さあこてっちゃんの町を探索したプレイヤーは実は覚えているかもしれない「何が」とりあえずいろいろ探して赤川さんちについた・・・

「こんちー!あれ、留守だ・・・ん?なんか入り口にボロイ看板があるよ」「ああ、これでござる!これを絶対死守しろとの家訓らしいでござる」「なんて書いてあんの」「「これを見ている視点から後ろを向いて、そこを起点にせよ」・・・うーん意味が分からないでござるな」

前は錆びて読めないで終わってたぞ「さあ始めるわよ!」「おうどうしたよメリアナニー」「そうだぜ何をだいメリアナニー

ふと気づくと歌詞の謎を解け!「いいから私の言うとおりにやってみて!」「わかったのだ」「ここからから三歩北に四歩歩いてみましょう」「それだけ!?」まあ言われるとおり歩くと・・なんと小さい物置小屋があった「なんだこれ!ぼろくて何も宝なんてなさそう・・閉まってるなコンコン」

これまでにネタバレしって来ても特に調べても反応ないぞ!突然変な声がした!『合言葉は?』「なにそ・・」「「合言葉は正義は邪悪かもよ?」ね」「メリアナニー」『あ、正解でおじゃる~・・開門!!ギーー』物置は空いた・・・中には一つの小箱があった

「宝だ!なんだろ!重い!鍵がかかってる・・・」「おうなんだよ!どしたよ!」「ミカ・・心当たりない?カギを渡した人物・・」「あ?さあな?貸してみろ!力づくであけ・・・」シュイイイン!小箱が光りだした「あ・・・・・ううう・・・あの人・・あの人・・・」あの人・・?









第3422話

(22年2月28日投稿)

ミカのあの人・・・回想・・「ミロクちゃん!おかえり!頑張ったじゃないとても!ごはんできてるわよ!」「あーすまねーないつも」「ふふ、やっぱりあんた素質あるんだから!いたずらっ子もここまで育つなんて・・」謎の回想終わり「ミカさんどったの!」「あ・・わからねー・・頭が・・・」

再び回想・・・「気を付けてね・・・念には念を入れるのよ・・今のとこうまくいってるけど・・うまくいきすぎのような」「だいじょーぶだって!一応小箱にはアタシ罠を仕掛けておいたよ!アタシが触ると忘れてたことも思い出すぜ!」

「それならいいけど・・でもそれなんに使うの?作戦に必要?・・それとも」「まあな・・・長年かけてやッとできたぜ!この腐ったエデンを・・おっと、ああ、それとこれ、念のため預かっておいてくれ!あとでとりに来る!」「え、ええ」

さらに回想・・・「まあこんなところに捨て子が・・・この子普通の人間じゃないわね・・・いったいどこから・・・・」「うあーん!うあーん!みんなどこー!!おにいちゃーん!!」「あら・・何かしらこの子が持っているの・・・手紙もあるわ・・差出人は・・・・やぶれてて読めないわ・・」

「うえーん・・アタシ・・ずっと長いこと一人・・ほんとずっと・・」「内容は・・この子に魔惑のクリスタルがとり付いてしまった・・排除は不可能だ鬼パラドクスに危険が及ぶ前にどこか遠い地へ送ろう・・」

「おにいちゃん・・うえっ・・ここどこ・・」「魔惑のクリスタルのおかげかこの子の潜在能力は私の比ではない・・だが、もしかしたらこの浄化に成功したこのもう一つの魔惑のクリスタルが逆に守ってくれるかもしれない・・」

「アタシ・・アタシ・・」「この手紙を見た世界の住人よ・・危険の始末を任せることを許してほしい・・・鬼パラだけは絶対に守らねばならぬ・・そしてこの子を頼む・・えい!」

さらにさらに回想・・・「アタシ人間じゃねーのかな・・・なんだか違う感じがするんだよ!アタシの事みんな凶暴な鬼っていうしさ!邪悪な感じがするって・・」

「何言ってるの!あんたは私の子よ!悪いものはぜんぶとんでけー!ほら!人間じゃない!いい?世界一の冒険者になりたいんでしょ!くじけちゃだめ!理不尽には反撃するのよ!」「そうだな!やってやるぜ!しかし親子かなーそんな感じはしねーんだよな・・・ザットマンよ」

「そうそう、マ・ネージャ子という人から連絡があったの・・あなたの力を聞きつけたのかしら?評定衆からの頼みとかかしら?なんかとてつもない偉い人からとか・・」回想終わり「ザット・・マン・・・?」「ミカさんどうしたの!大丈夫!!!」「ザットマン・・・ザットマン・・・!」

「イッツマン!」「あほ!ザットマン・・・名前しかわからねーが・・そいつだ!」「ミカ、思い出したの!?」「いや、回想をねじ込まれた・・過去のアタシの仕業か?ザットマン・・知らねーか?マネージャー子!」「・・・貴女の育ての親よ・・・!まさか・・・そんなしかけが・・!」

ふと気づくとザットマン「エデンフラッシュの隅に今でも住んでいるはずよ!ひっそりと・・・私もたまにあいさつにいくんだけど・・」「そーか!ソリャ話がはえーな!案内しろや」「でも・・あなた覚えてないとその・・預けたものを引き取れないんじゃ?」

「アタシがミロクなら大丈夫だろ!感慨なんてとくにねーしな」「そう、ならいいけど・・・」ザットマンち「こんちは!ザットマンさんいますか!」「おーいザットマンとやらいるか!?アタシはミロクだ!わかるか!?」

すると奥から何者かが出てきた・・・「ミロク・・・ミロクちゃん!!!!!ミロクちゃんなのね!活躍はきいてたわ・・久しぶりじゃない!!」「オカマだ!」そこにはアフロヘアのサングラスのオカマ侍が一人たっていた・・









第3423話

(22年2月28日投稿)

アフロヘア「あなたがザットマンですかねえ」「ええそうよ!ミロクちゃん本当久しぶり・・」「ああ、覚えてねーが・・・いや、本当久しぶりだな!あれ、あるか?預けた物・・・」「小箱の鍵ね・・ようやく・・・その時が来たのね!」「あー、どうもそーらしい・・・な!」

「宝かなー」「それは・・誰もいない広い場所で開けるのよ」「あ?・・あ、ああ、そうだな!」「ミロクちゃん、気をしっかり持つのよ・・・あなたが決めるの・・あなたがすべて」「あ?」「記憶ないんでしょ?わかってるわよ・・・」「ドキ・・・いやーアハハ!どーだろな!」

「でも・・ここまで来れたのは絶対何かのお導きがあったのよ・・・」「そだな・・アタシのかな・・」「いい?もう一度言うわ・・あなたが決めるのエデンの未来を」「どういうことだ?」「ミロクちゃん、やりたいようにやって・・私はあなたの親なんだから・・!」

「あー・・わからんがわかったぜ!」「ふふ・・じゃあがんばってね!はいカギ!」金庫のカギを手に入れた!「さあ開けよう!」「アホ!・・・世話になったんだよな、ザットマンずいぶんと」

「ええ・・・でも気にしないで!ずっと待ってるわよ!すき焼きが食べたければいつでも帰ってらっしゃい!」「ああ、すまねーな・・・またな!」ミカたちは去っていった「やっぱりあなたは世界一の冒険者よミロクちゃん・・世界一さみしがりやな・・そしてさよならエデン・・」

ふと気づくととりあえず適当な広い平原に行った「すごいオカマだったなー絶対強いって」「そーだな・・・さて開けると・・・ガチャ!な・・なんだこりゃ!?」そこには一枚の紙切れと一つの塊があった「何この紙」「・・・エデン証券・・・金額は・・なんだこれ数えられねえ!」

「すごいだわさ!定期券資金ってかいてあるだわさ!これはまさか・・」「これは・・・これがエデンの地上の資金の行方・・何か書いてあるぜ?怪盗ママよりミロクへ資金提供・・」「怪盗ママ?」「それ・・・あてしのママだわさ・・!昔話で聞いてただだわさ・・」

「は!?なんだそりゃ!てめーいったい・・・・でこの塊はなんだ?」すると後ろから誰かが叫んだ!「ちょっとあんたたち!なんてものもってるの!!!!」「振り向くと・・ウリエル様!どしたのなにそれ!」

「それ・・魔惑のクリスタルで作られた・・超級の破壊爆弾じゃない!!エデンが吹っ飛ぶわよ!!」「な、なんだってー」「説明書があるぜ・・・・「アタシが今後忘れた時の為に・・エデン壊滅爆弾の起動方法を記す」・・だって!?」

「は!?」「「エデンの崩壊の願いを込め・・アタシ自身が起爆スイッチを押すんだ」・・だって!?」エデン壊滅爆弾!?












第3424話

(22年3月20日投稿)

エデン壊滅爆弾!おおいったい何ということであろうか!「・・・なんだよこりゃ!?」「ねえねえ説明書なにこれミカさん」「貸せ!・・・「起動方法はおそらく忘れてんだろアタシ?これを見る保証もないがな」なんだこりゃ」「それミカさんが書いたんでしょ」

「覚えてねーって!・・「さてまずは思い出してもらおうじゃねーか!いや、知ってもらうという方がいいか?・・おりゃあ!」・・うわ!」キイーーーン!またミカの頭が光りだした(髪の毛がどうという話ではなくて)「ナッなんだミカさん!」回想らしきもの・・・

「さて今日もコンサートの打ち合わせか・・なんも決まらねーし進まねーな・・エルフのヤツラ無能じゃねーか」ミロクは事務所に打ち合わせに来ていた「まだ誰もきちゃいねーよな・・・なんだか今日は市民の目が冷たかった気がするなー嫉妬か?アイドルってクソめんどーだな!」

ゴト・・・事務所の奥で音がした「ん?誰かいる!連中のスパイか!?」ミロクは息をひそめ仲をうかがった・・何人か人がいるようだった

「・・・情報はだいぶ渡してある・・・カレーよあの方にな」「ああ・・いくら偉いといってもミロク一人ごときの大それた作戦に加担などできぬ・・・ん?いまカタンと音はしなかったか?加担だけにな・・」ミロクはビクとしうた!

「気のせいだ・・ミロクはこんな早くには来ない・・さてジャンバラヤたちは抑える手はずはできている「はず」だ・・手はずだけにな・・」「だがミロクは強いみたいだぞ?マネージャ子とセットで来られたらあの方でもやばくないか?よっこらせっと・・セットだけにな」

「フ・・我らの裏切り網は把握できまい・・ミロクが反撃してきたらすでに密かに人質としてとらえてある市民を全員殺せばいい・・ミロクは動けまいよ・・おっとコーヒーこぼして染みが・・市民だけに」(んだと!?市民が捕虜に・・?最近行方不明者が増えてると聞いてたが・・・)

「ギリギリでミロクに突き付けるんだ・・ミッズーの元に届けた捕虜はミロクだけじゃ奪還できまい・・親衛隊などゴミよ・・ダッカルビを食べたいな・・奪還だけにな・・」(くそっこの場でぶっ殺しちまうか!?よく見るとこいつら・・・エルフの連中じゃねーか!・・なんでコイツラ!?)

「評議会を襲う等愚かよな・・すでにネガティブキャンペーンは打ってある・・市民の多くはすでにミロクに不信感を募らせている・・シャンパン・・キャンペーンだけにな・・」

「計画では・・ミロクをバラバラにし・・・封印し・・記憶は完全に消し去るようだが・・できるのか?ウッキー!けし猿だけに・・」「どのみち抵抗すれば周りの物もみな殺す・・ミロクだけで殺せれば楽だが・・ラクダにもって・・楽だけに・・しかしあの方は一体何者だ?」

「さあな、どのみちあの方の考えてることはわからん・・ミッズー様も一目置いて・・ん?さっきから誰かいるのか?」(チッ・・・人質がいる以上無理だ・・一旦退散して裏とってぶっ殺してやる・・・)

ふと気づくとコンサートの打ち合わせが終わった「さあまあ開催場所はなんとか固まりそうね!歌はどうしましょう?作る?ミロクはこう言うの嫌よね?」「そーだな!てきとーにやっとけ・・・」「ミロク様!民意はあなたにかかっておりますぞ!我らエルフは全力で支援します!なあカレー!」「はい!」

「ほら頼もしいじゃないミロク!みんなあなたの味方よ市民も!」「あー、そーだな」「じゃあ今日は・・・くわいさん!」ミロクの帰り道・・・「ガン!いて!なんだこりゃ・・石じゃねーか!おい誰だ投げたのはよ!」

「ヒソヒソ・・・ミロクって人間じゃないみたいよ・・・人殺しだって噂も・・テレビでやってたわ・・」「あ?てめーらなんだ!」「きゃーーーー!」「・・・なんだよあいつら!人が頑張って・・まああとでマネージャ子に相談するか・・」相談・・・








第3425話

(22年3月20日投稿)

翌日の会議が終わった・・・「なあ、マネージャ子・・話があるんだが?」「あ、ええ・・・もしかして今の風評の件ね?」「あー!なんだいったい?なんでアタシがあんな扱いされてるんだ?」「あなたの出自を評議会が嗅ぎまわって・・あることないこと振りまいてるみたいね・・・あなたが鬼とか・・!」

「あ、あー!奴らも指をなめまわしてないで反撃し来てるってこったな・・秘密にやっていたがやっぱ気づかれたか」「ええ、そこはかとなく感づかれたみたい・・・・にしてもあなたが鬼なんて・・・ひどすぎるわね・・鬼だなんてね・・」「そだな・・・あ、そうだ!エルフの連中のことなんだだが・・・」

「ええ、ちゃんと計画通り配備しているわ!彼らは全力で頑張ってくれてるの!ジャンバラヤもひそかに!」「いや、そーじゃなくてな・・・」「鬼のような評議会は絶対倒せるわ!そしてエデンを食い物にする黒幕を・・・あなたが持ってたロンギナースやクリシュナの鎧もあるし・・」

「・・・なあ、ところで記憶って消せるものなのか?」「何言ってるの急に?」「いや、なんでもねー」「まあ可能じゃないかしら・・最近科学技術大臣がいろいろ調べてるみたいだし・・記憶力を高める薬だといってるらしいけど?「・・・・そか、わからねーんだな・・なあそれよりエルフ・・・」

パリーン!その時窓が割れた!石が投げつけられたようだ「チッ・・・またか!」「最近激しいわね・・・でもコンサートで世論は一斉に傾くわ!下準備はしてあるの」「そーか、それならいーけどな・・・世論ねえ」

「世論なんて無責任で移ろいやすいものよ!気にしない!曲はできそうだけど歌詞が・・なんかいまいちなのよねえ・・・」「ふーん、頑張ってくれよ?アタシ恥かきたくねーからな!」

テレビは延々と「ミロクの実態!我らエデンを実は滅ぼそうとしているのではないか!」「エデンの資金を横取りしたとも!」等と繰り返し流していた「・・・こいつらなー誰の為にやってると思ってるんだ!」

『ミロクを狙った平和主義者、英雄ボンバーキラー、自爆爆弾をもってミロクに突進しましたが返り討ちに・・平和の民をミロクが返り討ちにしました!英雄ボンバーキラーに祝福を!』

「くだらねえ・・」しばらくし会議はどんどん進んでいった「日程も決まったわ!・・どしたのよミロク」「そうですぞ!我らエルフはあなたの力がないと何もできないのですぞ!」

「そーかい・・じゃあアタシは先に帰るわーよるところがあんだよ」「ちょっとミロク!まだ打ち合わせ中!」「どーせアタシは歌うだけだろ!戦いも冒険もねーなんて退屈すぎんだよ!歌が決まったら教えろや!バタン」「ミロク!」

ふと気づくとミロクのおうち「おそかったわね?ミロクちゃん!どうしたの?」「あ、なんでもねえよ!なあザッツマン、アタシが鬼だって・・なんで今更いわれるようになったんだ?」「・・・気にしないことよ!あと一歩なんだから!どうしたの?」

「いや、なんでもねー!鬼とやらだといかんのか?下手に隠そうとしたのがまずかったか?」「そんなことないわ!」「だが・・鬼ーって石を今日は何十発も投げつけられたぞ」「まあ!私が抗議するわ!!!」

「いや、いーんだ!・・・どうせ対したこたあねーよアタシ頑丈だからな・・それより肩の血どーしたよ」「ああ・・これは・・・」「アタシのせいか?」「違うわ!あんな奴ら、ぶっとばしてやったわよ!鬼の親だっていいじゃない!」「アタシのせーか」「だから違うって!」

それからしばらくミロクは会議に参加しなかった・・・そして「今日もミロク来ないのね・・・」「困りますぞ!あの人がいないと我らエルフは・・はっもしやミロク・・ミロク様は逃げた!?捕まえないと・・・!」「ちょっと落ち着いて!エルフたち!・・・あら?」バタン!「待たせたなすまねー」

「ミロク!どうしたのよ!今まで!あんなデマの風評気にする人じゃないでしょ!」「あー、そーだな!それより歌詞は決まったか?」「ん?いえ・・それが決まらなくて困ってるの・・・癖になるような今までにないようなのしないと・・・認知されるよう前もって披露もしないといけないし」

「それならアタシに考えがあるんだよ・・わりーけどな、曲から作らせてもらうわ」「ほんと!?いったいどうしたの?そうそう、それより貴女に会いたいっていうのがいるわよ」ミロクの考え・・・曲・・歌詞・・








第3426話

(22年3月20日投稿)

ガチャ!「おう誰だアタシに会いたいとかいうやつは?こんな状態で・・・」「ミドルエルフ連合・・ハイエルフほどハイじゃない、ミドルなかんじのエルフたちよ!控室にいるみたい、いってらっしゃい」「たくめんどくせーな!」

「そうそう、ちゃんとアイドルするのよ・・高い学問や作法を学んで出来たハイエルフたちと違って、ミドルだし情報が洩れるかわからないから・・」「はいはい」「ああ、あの恰好もしておいてね・・ちゃんと」「るせえな!わかったよ!鎧と槍な!」

ミロクは一人で控室に入ると・・・「おお、ミロク様!・・・カッゼー様をお助けくださるとか・・・!」「あー、・・いえ、オホホ、はい、何としてもお助け遊ばせますことよ!」「おおーー!情報通りだ!やはりそれが真の目的・・・!」

「ああ、これがミロク様・・なんて神々しい・・・あの・・握手を・・!」「ああ!?・・・あ、ああ!すばらしいですわよろしくですわオホホ・・ごほっごほっ」「やったですぅ!!私、カッゼー様とは特に仲良くしてもらっている評定衆の秘書で・・!その!」

「あら、それは頼もしいですわ!ぜひ皆様方の力を貸していただければ!オホホ!」「なんというお上品なこと・・私も頑張りますぅ!」「これ、ミロク様を独り占めするでない!いやあお顔を拝見できてよかった!ハイエルフたちには負けないぞー」「おー」ミドルエルフたちは去っていった・・・

「ふーやれやれ・・・コンコン・・ん?だれだ?天井裏に誰かいるのか?」「私よミロク・・・わ・た・し・・・」「お、お前か・・で、どうだった?」

「ぜーんぶ頂いちゃったわ・・・ママお姉ちゃんの手でギルはまとめたわ」「そりゃすげーな・・・いったいどのくらいになったんだ?」「わからない・・もう0を数えるのも大変で・・それより・・」

ふと気づくと謎の天井とそれより話・・・「なんだ?」「あなた冒険がしたいといってたでしょ?ギル以外のお宝は・・お姉ちゃんたちと地図にしてあちこちに宝箱として埋めておいたわ」「お!マジか・・そりゃちょっと・・やりたくなってきたな?」「でしょでしょ?地図どうする?」

「しばらくとっておいてくれ!もしかしたら・・取りに行くかもしれねー」「あら、今はいいの?」「アタシが宝さがししてる姿、今見られたらみっともねーし、何をとられるかわからんだろ」「それもそうね・・・終わったらとりにきてね・・長女であるママお姉ちゃんに全部預けてるわ」

「あー、回答ママねえ一度はあってみてーな」「顔は秘密・・それこそ危険なの・・じゃ、これだけはおいていくわ!ママお姉ちゃんからよ」一枚の紙切れがひらっひらっと落ちてきた・・・









第3427話

(22年3月20日投稿)

さてミロクのコンサート当日「先日のアイドル歌合戦も優勝したし、ある程度盛り返せたわ!・・アイドル選手権から湧いた変なピンクの服着たファンが気になるけど・・」「いーだろ、応援してくれるならなんでも!アタシはありがたいね、裏切らないやつらは全員」

「そうね!あの歌詞、癖になるわ!とっても何か・・何かとっても気になるの!」「そーか、すげーだろ!」「なあマネージャ子、バルって男知ってるか?」「え?バル?ああ、諜報部の男ね!なかなか男前で仕事ができるって男よ!変な格好してるけど・・」「あいつどう思う?」

「ん?気に入らないけど・・優秀ね!頼りになるわ!今回の計画も話したら乗ってくれて色々助けてくれて!」「おまえ計画しゃべったのか・・」「だから協力者だってば!」「そか・・まあもういいやな・・アタシの準備はできている」

「そう!じゃあコンサート頑張るのよ!!ねえ、なんか火薬くさくない?」「さあ?じゃ、いってくるわ!」コンサートは盛況に終わった・・なんとこの歌でエデン中はミロクコールでミロクブームが沸き上がった!

「町中からエデン中からミロクの応援メッセージが続々届いてるわ!もう世論吹き飛ばしたわよ!さすがね!」「あー」「見た目変だけど親衛隊たちなんて、死ぬまでファン!死んでもファン!ってすごい盛り上がっててミロクグッズもたくさん売れて!」「そか」

「なによりあの歌詞がもう!みんな、何かわからないけどとても気になるって!」「そうだな」「どうしたのよミロク?」「行くぞ・・準備はできているんだよな?」「ええ・・ここからね・・・エルフの人から連絡があって、作戦変更ですって・・どうしたのかしら?」「どこに集まるんだ?」

「なんでも人気のない倉庫らしいわ・・そこに評定衆を集めるとか?・・うーん?そんなこと出来たのかしら?」「ま、いーじゃねーか!魂胆はわかってる・・いや、じゃいってくるわ・・・鎧もロンギナースも持ったぜ・・切り札の」「ええ、でもなんか変じゃない?」

「だいじょーぶだ!・・・あとは頼んだぜマネージャ子!あー、そうだ、騒動の時避難した人を・・助ける準備しとけや」「え?ええ!まかせて!エデン全部を守るんですものね!こっちの手はずも整ってるわ!・・ミロク?」ミロクはもういなかった

ふと気づくと人気のない倉庫へ向かっていた「この街道か・・・通行止めになってやがる!知るか!ドカッ!」立ち入り禁止だよ看板を蹴飛ばしミロクは入っていった・・・・「Fooooooooo!!!!うめえ油揚げ!!」「あ!?」突然九魂の狐が襲ってきた!!!ミロクフォームでバトル開始!!!

「ムシャムシャ・・我らが大義の邪魔をする者三途の川を渡るが順道!!!!」「こういう事かやっぱり!てめーはうるせえ!邪魔だ死ね!!!おりゃあ!!!!ドブッシュ!」「ぎょええええええええええええ!・・お・・おの・・れええーーーーーーー退散だ!」

すると目の前に突然穴が開き、手が生えてきた!「ホッホッホ・・・・わが名は万手観音・・・我が万本の手でそなたのはらわたを引き散ってくれん!」「るせっつってんだろが!おら!!」

「ギョオオオオオオオーン!!!!!な、なんですかあなた・・・は・・おーーーん退散!ば、ばかな・・つよすぎる・・」「フアハハハかくご!バッサバッサバッサ」「今度はなんだしつけーな!!」「我は鞍替え天狗!この長い鼻で・・・・・・・・・つつく!しねい!!!!」鞍替え天狗が襲ってきた!!









第3428話

(22年3月20日投稿)

鞍替え天狗はバラバラになった「ぐ・・退散・・・サシュ!!グフ!?」ミロクはとどめを刺していた「フン!戦場は死と隣り合わせだ・・いつも逃げれると思うな!なんでアタシがこんなくそエデンの為に・・・」ミロクの頭にコンサートの応援がよみがえる・・・

『ミーローク!(変なポーズで)ミーローク!(変なポーズで)ミーローク!(変なポーズで)』「チッ・・人質・・・・捕まるマヌケなんてアタシは知らねー!」バシャバシャ!ボトボト!何かが降ってきた!「アンズーー!!!俺様はアンズ洗い!アンズを洗って・・・・・・・死ねい!!!ギャアアア!」

「この化け物ども・・・この方向にあからさまに誘ってやがるなアタシの事をよーくご存じだ!乗ってやろうじゃねーか」「山坊主ーーーー!!!ギャアアアア!」「次!」「チョットマッタノオロチーーー!ギエエエエエ!」「どくろ首ーーー!(骨でできてる首)ガラガラガラ・・・・」

「ハァハァ・・・なんだこいつら・・・!アタシの体が何か反応してやがる・・・クリスタルの力か・・?」「いったんもめんどうふ!!ダイダラヒトリボッチ!手刀童子!ハデスレディ!まとめてギャアアアアア!」

「てめーら何者か知らないが所詮使い捨てだな」「ば・・バカな・・我らは反界・・の・・死のクリスタル・・の・・」「るせ!ザシュ!・・・さて見えて来たな・・・誰がエルフら裏切者共の糸引きだ?出てきてくれるんだろーな」

ふと気づくと人気のない倉庫・・・「バタン!おい来たぞ!アタシだ!いるんだろおめーら!人質を離せ!!」辺りは暗かったが・・・バタン!と扉が閉まった!「・・・やはりか!」「グハハハハ!罠にかかったなあミロク!てめーを一人で呼び出すのは苦労したぜ!予備・・・呼び出すだけにな!」

「・・・エルフども・・・!」「後ろで隠れてて黒くて見えにくいバル様、準備はできております!襦袢・・・準備だけに・・」「てめーら・・やはり裏切っていたな!エルフども!」「ああ!エルフの中でも高位のハイエルフ!我らはてめーが邪魔なんだよ!ジャマイカ・・邪魔だけにな!」

「ただでやられる気はねーよ!てめーらできるだけぶっ殺してやる!」「無理だな・・・バル様にいただいた変な力を食らえ!ミロク呪縛術!!!」ミロクに突然ツタが絡まった!変な文字がたくさん書かれてるツタだ!「・・なんだこれ・・・!う、うごけねえ!?なんだ!?」

「やはりテメーは鬼とかいう悪魔の血が流れてるな・・・バル様の言った通りだ・・鬼キラーをぶち込んであるんだよ」「何が悪魔だくそったれ!だがロンギナースで・・・・・!」「逃げると人質が死ぬぞ?知っているだろう?」「くそ・・・人質なんざ・・・知ったこっちゃ!」

「くく・・口だけだ・・貴様にはできまい・・さあバル先生、やっちゃってください!はるばる着てらっしゃって・・バルだけに」「ワイにまかせい!バルキック!ガキン!ん?なんやこいつ・・クリスタルの力で守られてる・・何モンや?消滅させるのは無理かもしれぬ」「バル様?」

「心配すな・・・例の力で計画通り力を三つに分け・・この記憶消し消し装置で記憶を消し、消滅が無理ならせめて封印してくれるわ!」「・・・くそーーー!!!恨むぜエデンよ・・ザッツマンあとは頼むぞ・・・長生きしてくれよ!」回想おしまい!








第3429話

(22年3月20日投稿)

「ミカさん!ミカさんどったの!」ミカは戻ってきたようだ「あー・・なんだろな?今の?」「また何かされたの?」「あー、また回想をねじ込まれたよ!たぶんアタシの・・この爆弾はおそらくあの間に・・・」「ねえねえ何この爆弾!?」「たぶんエデン全部がぶっ壊れんじゃねーか?」

「そうよ!なんでこんなものが!」「ねえウリエル様どうしよう」「みんな触らないで!私がなんとかする・・・・ちょっとあなたなにやってるの!」ミカはエデン壊滅爆弾を手にした「さて、なんだろなこれは・・・・・・」

ミカの頭に再び声がした・・・『エデンを恨むんだ・・・恨みの力を込めてボタンを押すんだ・・・』「なんだ!?」「どしたのミカさん!」「危ないから爆弾はなしなさい!あんた!ちょっと!ドアホ!イチゴ大福あげるから!」

『周りに耳を貸すな・・恨みの心はたーーっぷりここに残してある・・さあ注ぎ込んでやるよ・・・』「うげっ」「どしたのミカさん!」ミカに爆弾から紫のパワーが集まる・・・!「あ・・あれは魔惑の悪意・・・!あんた!しっかりして!!!」

「くそ・・馬鹿かアタシは・・・!やめろこんなもの・・・!」「ミカさんだいじょうぶかい!どしたのだ!!」「エデンよ消え去れーーーーーーーーーーーー!!!!」ポチ・・・エデン壊滅爆弾のスイッチが押された・・そしてエデン全体が光に包まれた「ミカさーーーーーーーーーーん!!!!」

ふと気づくとエデン壊滅爆弾が押された・・・!「うわあああああああああああああああああああ・・・・」ドカーンドカーンドカーン!!!「ひええええええええええ・・・あれ?」「あ・・あれはなに?」エデン全体に・・・花火が撃ちあがっていた!「あ・・アタシは一体何を・・・?」

「みてミカ!あの花火・・・・」空に打ち上げられた花火はミカの顔をして、あかんべーをしているたくさんの花火だった!「なによこれ!?魔惑のクリスタルの爆弾を・・こんないたずらに!?なによ!?」「ウリエル様!なにこれ!」「だから私もわからないって!!」

ミカの頭に再び声がした・・・『さて、花火に仕込んだこの声が届くという事は・・花火が爆発したんだな?あーすっきりしたぜ!たぶん!』「なんだこりゃ!アタシ!」『今のあんたはアタシであってももうミロクじゃないんだろな!引き続き自由に生きていくがいいさ!』

「まーた一方的に流れてくるだけか・・」「ミカさんどったの!さっきから変な人になっとる」『最後のストレス晴らしてくれてサンキュー!どうせならその場にいるヤツラ全員天ぷらにしてやれや!』「・・・てんぷら?すき焼きのほうがうめーぜ?・・肉にさえ気を付けりゃな」

その時誰かがやってきた・・「さすがいたずらっ子ねミロク・・・いえ、ミカさん・・こうなるとは予想外だったわ・・」「・・・ん?おめー・・えーと・・ねじ込まれた回想の・・えーと!」

「ザッツマンよ!改めてよろしくお願いするわね」「そうだった久しぶりーー!アハハ」「もう・・」ザッツマン・・・そう、あの人!








第3430話

(22年3月20日投稿)

ザッツあの!「ミロクちゃん、あなたこんな仕掛けを用意してたのね・・」ミロクの花火がたくさんいきかい、たーまごー!の掛け声とともに大量の卵が食されていく!「いや・・・そーなんだよ!どーなんだろうな!アハハ・・・で、どうしたんだ?なんか用か?」「ミカ!知り合いなんでしょ」

「しらねてばよ」「ああ、あなたたちに会いたいという人がいたから連れてきたのよ・・・」「あ?アタシたちに?」するとそこには見たことのあるよぼよぼの老人が出てきた・・・」「ホッホッホッホ・・・ソマチネを追ってきたらこのような・・エデンとは恐るべき場所よ・・」

「わたしがこのご老人に色々教えたのよ・・エデンの現状を」「ほー?」「誰このじいさん」「ん・・・そういやてめえ・・ロンゼルグじゃねーか!」「なにっロンゼルグだと!!確かトマトジュース飲んでて・・ジジイじゃなかったっけ傀儡の」

「フォフォフォ・・・諸君らはワシの事をよく知っておると思ったのじゃがの」「なんだ?アタシはよくしらねーが」「ずるい男・・・そういう事?」「フォフォフォ・・・・そういうことだよ!バリバリバリ!」ロンゼルグ(老人の姿)は服を脱ぎすて裸の皮膚をバリバリ剥ぎ始めた!!!

「なっなんだ!全然うれしくない!」「おい・・てめーまさか・・!!」すると中からは鉄鎧を着た・・・西洋人の若い男が出てきた!少々顔色が悪いけど「ロンゼルグ・・・昔のままの姿!?」

ふと気づくとロンゼルグ・・・「おいてめー・・なんでそういう姿・・なんでここに!」「フフこの姿・・?当然ソマチネ等ロンゼルグ家を乗っ取った者たちを欺くためさ」「なっでもジジイに徐々になっていったって」

「トマトジュース・・・それがいかに若さの力を与えるか世に知られていないんだよ!毎日10リットル飲んだよ」「なるほど!真似しよ」「無理だ・・・それに君たちは知っているだろう・・・僕が魔男だということに!僕はまあ、ある意味特別なんだよ」「バケモノ!」

「そういういいかたすな!ただエデンの使いが地上から消え、チャンス!とソマチネがかなりの戦力と財力をエデンに輸送始めた時点でチャンスが来たわけだ」「チャンスってなんだい」「ロンゼルグを掌握しなおすってことか?」

「もちろん!まあ初代当主だけあって、信望者は多かったね!容易だったよ・・・地上のロンゼルグの主要は抑えたさ」「くそっ今度はお前と戦う感じか!ロンゼルグ!」「いやいやいや!こちが壊滅させられてしまうだろう!民衆の扇動ははなくそほじるより簡単だけどそれだけじゃ君らを防げない」

「じゃあ何しに来たんだ?挨拶か?」「まあ、まずはこれを見てくれ」ロンゼルグはアタックケースを取り出しバッとひらいた!「これは・・・札束!?買収か!?」ロンゼルグ家のお札・・・









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最終更新:2022年12月31日 09:38
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