第3481話
(22年5月1日投稿)
パン鉱山に突入!「お店もパンしか売ってなくて面白くなかったなー売り切れてたし!itemはかえたけど」「しかも、なんか村では葬式がいらなくなって楽になったとかよくわからねーこと言ってたな」さてここも当然パンのモンスターだらけが襲ってくる!
「食パンカメレオン、クロワッサンオッサン、チョココロネつかい、カレーパンドッグなど」レンジャーが大活躍だ!ピザ男(顔が丸ごとピザ)とかそういうのもいるぞ!美味しいぞ「ところどころ掘れるところがあって、パンドライト鉱石が取れるみたい」
「食材として使えるな・・しかも賞味期限無限だ!確かに石ころだな」「時間がたつと復活するみたいだからまたとりにこよ」モンスター自体はあまり強くないが、ダンジョン内が非常にいい匂いがするので注意「匂いデバイスがヘア中にパンの匂いをまき散らす!」
そして頑張り一番奥まで行くと・・・謎の男が鉱石をカツンカツンと掘っていた・・・「おい何者だお前!」「ビクッ!誰か来たのか!?」男がふりむくと・・・全身ピンクのタイツにイソギンチャクの被り物をした男がいた・・・「ななんだこいつ!お前がパン魔神プリティソックスか!!」
「なぜそれを・・そうだ、俺は確かにプリティソックスだ・・・」「やっぱり!覚悟!」「くそっ村人か!!!しねい!!!!」パン魔神プリティソックス強襲!!!「くらえ!触手100!」100本の触手のうち90本で攻撃し、10本でこちょこちょしてくるぞ!「くすぐったーい!!!」
さらに触手で締め付け引き寄せた後「十裂パンチ!アタタタタタタ!」10回攻撃!「サンダー」「ギャア」ナントカ倒した・・・
ふと気づくとパン魔神プリティソックスを倒した・・・「おいてめー!村にかけたうまそーな呪い解いてやれや!食っちまうぜ」「・・な、なんだと?」「てめーが村人をパンにしたんだろうが!」「なんのことやら・・・」「しらを切ってんのかてめー!」
「いや、本当に知らん!何を言っているんだ!そもそもなんだ!パン魔神って!」「テメーが来てから村人がパンになったといってたぜ?」「いや知らん!何の話じゃ!!!!ワシはこのパン鉱石を取りに来ただけじゃ!!」「パン鉱石?なんでだ?」
「我がクロコディール帝国に何度かパンを輸入しようとしたが、海水でいつもぶちょびちょになって持ち込めないのだ・・何度やっても・・」「てめえクロコディール帝国の手先か!」「ななぜそれを!クロコディール帝国を知っているのか!!」「今から行こうとしてるんだよ!」
「おお客人か・・ではここでとれたパン鉱石をもっていってくださらぬか!これならパンを始めて持ち込めるかもしれぬ!」「ああ?」「礼はする!我が兄のキューティーパンツという料理屋に伝えてくれ!では頼んだぞ!掘り続けようカーンカーン」「おい!」
それからは返事がない・・・「どういうことだこれは・・・いったん村に戻るか・・・」ファイルネイイゼの呪い・・・
第3482話
(22年5月1日投稿)
さてパン鉱山をでてファイルネイイゼの村に戻ってきた・・・しかし「ん?なんだか人の気配がしねーぜ?」辺りにはいろいろなパンが散らばって地面に落ちていた・・・「ジャムパンに・・・こっちはアンパン!クリームパンもあるよなにこれ」「嫌な予感がしねーか?」
「そう?おいしそう!いただきまーーーー」バチン!ミカが叩き落とした!「食うな!そいつはやべーやつかもだぞ!」「だって!もったいないじゃん」「それ以前にそもそも落ちてるものを食うな!」「うん」「しかしこれは一体・・・・確かに旨そうだが・・・」
すると村にある井戸が光りだした・・・「なんだ?」「入ってみようぜ!さっきはいれなくて気になってた!こういうとこ大体宝あるし!」「そうだな・・」するするすると井戸に入ると・・・中には一つの部屋と・・クリスタルがひとつおいてあった
「なっなんだこれ!クリスタル!おいお前ジョブちょうだい」「なんじゃ・・・・?村の物ではないのか・・?」クリスタルが突然しゃべりだした!「俺ベリュルジョブちょうだい」「そんなことよりおめー!なんのクリスタルだ?村になにしやがった!」
「・・・ワシは・・・パンのクリスタルじゃ・・・」「パン!パンにクリスタルとかあるの!」「ワシは元々ただのフランスパンじゃったが・・力を得てこうなったのじゃ・・」「てめーが村人をパンにしやがったのか?」
ふと気づくとパンのクリスタル「いや・・・ちがう・・・あやつらは元々パンじゃ・・パン鉱山のパンドライト鉱石を使って人間化していたのじゃ・・」「どういうことだ?」「ワシはパンのえねるぎーが強く、鉱山にしばしば発散したのじゃ!それでできたのがパンドライト鉱石ってわけ」
「ほー危険なものか?」「いや特に・・美味しいパンができるぐらいで・・ただ、パンが鉱物の力をあびると生物化するようなのじゃ」「なんじゃそりゃ」「それでできたのが・・あの村人やモンスターたちってわけか・・・」
「うむ、世界中で賞味期限が切れた捨てられたパンが、どうもワシのもとに集まってくるらしい・・・」「・・・おい、食わなくてよかっただろ
ベリュル?特におめーはな」「なんで」
「それより村パンたちに鉱石を触れさせてくれんか・・そうすればまた村人として復活する・・」「わかった!お礼になんかちょうだい」「一人パンから村人に戻るたびに、いいもんをあげよう!パンチャレーンジ!ツルハシで掘ってがんばるのじゃ!」「よーしやったるぞ!」パンと村人の姦計・・・
第3483話
(22年5月1日投稿)
パンゲイム(ネイティブに)鉱山の怪しいところをツルハシで掘ると、パンドライト鉱石が取れるぞ!「村に戻ってパンを調べると、必要鉱石数が出るんだね」「このアンパンは20個必要なんだって」「結構大変じゃねーか!」
復活させると元の村人に戻るぞ!そしてお礼に鍵がかかってた村人の家に入ることが出来る「家には一つは宝箱があって、そこそこいいアイテムがある!」家によってはさらにテレビとかがあって、光の地のテレビ番組を見れるぞ!「へー!アニメやってないかな・・」
ネットにつながっていれば見れて、その時に放映している番組を全ユーザーが共通で見れるぞ「リアルタイム性がある!今はなんだろ」『はい、クイズdeニュースのお時間です!キャスターのブッダマンですよろしくお願いします』「よろしく」『では最初のニュース、第一問!デデン!』「第一問って何?」
『昨晩、ベロシティという町で殺人事件がありました』「ほほう」『現場は密室で、家具も一切残っていませんでしたが、窓ガラスが割れていたようです』「へー」『容疑者として、ベン、ジャック、ゴロン、マチョネス、デリビアン、ポポロンが候補に挙がっています』「ふむ」
『さて問題!犯人はこの中の誰でしょうか!』「なっ」『制限時間は5分!各キャラのアリバイなどはこの画面からたどれますので頑張ってみてください!』
「おう!フォルダ分けされてて、性格とか持ち物とか行動表とかあるなあ」「証言もあるぜ・・嘘もあるはずだから見破るのも味噌みてーだな」「犯人でない人も、嘘ついてることもあるみたいね・・難易度が高いわね」
「なんで犯人じゃないのに嘘つくの?」「ほら、塾に行くといってゲーセンに行った人とかいるし、そういう奴じゃない?」『はーいタイムオーバー!正解はデリビアンさんでしたー!懲役65年となりました』「難しいなあ」リアルタイムで世界で犯人探しをするので楽しいぞ!
ふと気づくとクイズdeニュース『第二問・・・緊急速報!ただいま地震が起きました!さて震度はいーくつだ』「4ぐらい?いや、ちょっとだけゆれたから1とか?」まああまりこれに時間費やすと進まないので・・・適当に切り上げよう「パンもそこそこにしとこうか・・・お宝があるだけみたい」
まあ好きにしなさい!宝の地図の方をやるのもありだしこっちはコツコツと「ねえミカさんどこに行くんだっけ俺たちこれから」「クロコディール帝国」「さいでした!じゃあ潜水艦の旅を続けるのだ!俺たちの冒険はここからだ!」海底の恐怖・・・モアイ・・・
第3484話
(22年5月1日投稿)
海底神殿マスクトロス「でも海底っていろいろあるんだね、
ダンナーザ」「もともとこの地は・・海底と地上が逆だったという伝説があったみたいね」「どういうこと」「なんかすごい力がなんか暴走して、陸が沈んで海底が浮上した・・という伝説があるの」「じゃあ海底は元々地上みたいな感じだったんだ」
「みたいというかそのものというか・・・それに加えて沈没船とかあるからにぎやかなのよね」つまり探索し甲斐があるというわけだ!街そのものが沈んでたりするぞ!「ねえ、なにあれ!」海底をしばらく進んでいると・・なにやら黒いモアイがあった!「なにこれ!なんかゴリラみたい・・・」
「おい、これクリスタルじゃねーか?ゴリラのクリスタル・・・」するとモアイは目を見開いた!そして吠えた!!!「ウホホ!!!」「うわ!なにこれゴリラ!」「ほらみろ!なんでこんなところにこんなもんが!?」「ねえ、何か言ってるよ」
「ウホホ!ウホホ!」「なんだと!それは本当か!」「おいベリュル、このゴリラモアイなんていってやがんだ?」「ウホホ!ウホホ!だってさ」「そか・・」
「ゴアウホホウホホ!」「なにいってんだかわかんねーよ!」「すまんすまんウホ・・・ゴリラしるしのゴリラチョコを知らないウホ?」「なにそれ」「ワシの大好物ウホ!もし手に入れたらいいもの揚げるウホ!!!」
ふと気づくとゴリラしるしのゴリラチョコ「どこにあるの?」「わからぬ・・この光の地ですらないかもしれぬ・・とにかく見つけれ来るウホ!」ちなみにどこに隠されてるか秘密だが、ミルクチョコ、バナナチョコ、トマトチョコ、ペッパーチョコなど様々だ
それぞれのチョコに対応したゴリラグッズをもらえるぞ!頑張ってコンプリートしてゴリラを目指そう「そして潜水艦で進んでいくと・・なんか雑魚でワニみたいなのが増えてきた」ワニマン、かみつきダイル、デスダイル、オイルダイル、ダイダイダイル(だいだい)、シャダイダイル(神々しい)など
「クロコディール帝国が近いみてーだな・・・ってあれか」海底の先に・・・うっすらと巨大な都市が見えてきた・・・!「都市というか国というかでかい!旗にワニのマークがついてる!」「どうやら・・気づかれてるぜ!しかも何やら歓迎してくれそーだな」「なにっ」
入り口らしきところにネオンの看板があり「ようこそクロコディール帝国へ!」と花火が上がっていた・・
第3485話
(22年5月1日投稿)
歓迎!クロコディール帝国!「なんだこりゃ!?おい門に人がたくさんいるぞ!!」「わーわー!お客様だーーー!皆の衆歓迎だ!おおおお!!!!」たくさんのワニらしき人間たちが出迎えていた!「なにこれ」すると長老らしきワニが話しかけてきた「ようこそクロコディール帝国へ・・・」
「おいなんだこの騒ぎは!アタシたちを歓迎だと?」「ええ、最近はめっきり食料が・・いや、お客様がいないもんでのう・・・!うれしい限りじゃ!」「なんだそりゃ!まあいい入れてくれるなら話ははえーやな!アホレモンはいるか?」「アホレモンは?」
「ん?あ、ああアホレモン殿なら・・・先ほど皇帝と喧嘩しておったが・・」「喧嘩!?何やってんだあいつ!」「じゃが、息が続かないからと喧嘩の途中で帰っていってもうたわい」「じゃあもういねーのか・・アタシたちも帰るか」
「おおおおまちあれ!!!!中にはすごいいい防具とか武器とかありますぞ!!!」「おおそうなんだ!じゃあよってこうかついでだし」「そーだな・・・」「おおありがたい!ではあなた方に入る資格があるかどうか試練をさずけよう!」「なっ」「正義とは・・・力のある者のことである!〇か×か?」
「なっなんだと違うぜ!邪神だって力あるし」「ふむ、ではお前さんには力はあるのか?」「ある!俺たちこそ力だぜ!」「ではお前さんの力は正義か?」「うん」「ほらみろ、正義は力ではないか!!」「ありゃまほんとだ」
「アホかベリュル!正義だの悪だの、そんなものは単なるお題目だろーが!どっちでもいーだろ!」「ミカさん」「パンパカパーン大正解!では入国どうぞ!いしし・・・おいしそ・・いえ、なんでもありません」
ふと気づくと無事入国で来たベリュルたち・・・「こんにちは帝国人さんここはどんなですか」「まあ久々の食・・・いえ、お客さん!あがああああ」街ワニは大きい口を開けた「すごいあくびですね、さすがワニの帝国!」
「おほほ、さすが油断はしないか・・まあ、色々見ていってください・・海底の情報とかあると思いますよ」「ふーんじゃあ武器屋にいこう!」武器防具屋にはワニならではのアイテムが並んでいた「クロコダイヤの鎧、ドワニの牙(刀)、ハニワニの杖など結構強そう!」
「水中だと鎧から巨大な口が出て敵を食べます!便利ですよ」「ふうん・・ここの皇帝はどこにいるの」「皇帝城にいます・・そういえばアホレモンという男がきて、これからどこかにいくといっていたような・・」
「結局いくハメになるんだな・・・」「情報ねーんだからしかたねーだろ!どうやっていくんだ?皇帝城には」「南の城壁をのぼり・・クロコディール下水道を抜けていくのが一般的です」「わーったよじゃあいってみよう」クロコディール帝国の罠・・・
第3486話
(22年5月15日投稿)
クロコディール南の城壁・・・「階段がある!ここから登れそう」「梯子かと思ったが・・」「そんなん怖いじゃん」さて階段を上って城壁を進むと・・・何やらワニたちがワムロ(たむろのワニ版)していた・・
「おう・・ちょっとまてやにーちゃんたち・・・」何やらリーゼントの黒いワニたちが道を立ちふさがった!「なんだおめーら?邪魔だどけ!」「おうねーちゃん威勢がいいな・・・地上から来たんだな?へっへっへいい女じゃねーか」「なんだワニワニ野郎・・アタシとやろうってか?」
「おう、この南の城壁はな、我らワンニャン団のテリトリーだ・・・簡単に通れると思うんじゃねーよへっへっへ」「しゃーねーベリュルやるぞ」「何を」「へっへっへ・・俺たちとやろうってか・・・」ワニは懐から何かを取り出した!!!
「なんだそりゃ?」「こりゃな・・・ワニミルクの瓶の蓋・・・蓋バトルで勝負だ!!!ミルクカップファーーイト!!!」「なっ」「準備が出来たらかかってこいウワハハハ!!!」
実は横を通り抜けて戦わないでもいいけど、戦うとお得なので戦おう!マカロンあたりだとかなり戦いやすいぞ「準備はできましたか」「はい」「グハハア!では覚悟!!!!」ミルクカップバトル開始!!!
ふと気づくとワンニャン団とのミルクカップバトル!!!「久々!お前たちはどんな技を使うんだい」「ククク・・くらえ!口から牛乳の蓋吐きだし!ププププププう!」口から大量の蓋を吐きだし、机の上をマシンガンアタック!「ずるい!!」
メタル牛乳の蓋ならダメージ0で動かないぞ!持っていこう「なっなんだその蓋は・・・我がマシンガンが通用しないとは・・!?」「俺たちは最強のミルクカップファイだーたぜ!」まあふた次第だけど全然余裕でナントカ倒した・・・
「ぐぬうう・・・やられた・・・100クロコポイント進呈します」「なにこれ」「ここでしか手に入らないグッズが手に入るぞ!さあみていってくれ」1000ポイントでクロコ人形、2000ポイントでワニのかぶりもの、3000ポイントでわに革バッグ(ハンマー)などいろいろあるぞ
「へー!いいなー」「ポイントをたくさん集めてグッズを集めよう!また挑戦したくなったら来てくれよな!」そしてベリュルたちは命からがら南の城壁を抜けた・・「マンホールがあるぜ」「ここからが・・クロコディールの下水道か!」下水道の恐怖・・・
第3487話
(22年5月15日投稿)
クロコディール下水道「下水道なんだけど、整備されてなくて洞窟に川が通ってる感じだね」「というか水中の下水道ってなんだ?ここ海中だよな」まあ気にせず下水道を進んでいくと、また変なモンスターが沸いてきた
「タコワニ、タコイカ、オクトパンサー、コマッタコ、タコ騎士、シルバータコなどなんかタコばっかだぜ?」「なんだろうタコの王国なのかな・・・」しばらく下水道洞窟を進んでいくと、明かりのある集落が見えた・・・「お、無羅か?」「下水道に村とかあるのなんだろう・・・」
怪しみつつも武器屋とか気になるので入ってみると・・・「うわ!住人がみなタコだ・・・ここは一体・・・どうなんですか入り口村人さん」「タコタコ・・・ここは・・・タコ人(たこもり)たちの村・・・」「なんでこんなとこに村あるの・・・」
「タコ村長に話を聞くといいタコ・・・我らの悲しみが・・・・」「ま、それより武器屋とか見ようぜ」武器屋には不思議な武器だらけだった「タコの腕のムチ、タコの弓、タコの鐘、オクトバズーカなどタコ関連だけど」「攻撃力1だぜどれも?」「見た目がタコの攻撃になるだけっぽいね」
しいて言うなら追加で100%マヒ確定なので、二刀流で使うとかまあ悪さできそうなものだらけだ「じゃあ村長のところ行こうぜ」村長の館に入ると・・奥には玉座があり、王冠をかぶったタコが座っていた・・・「なにこいつタコの王、タコオーか!!」「なにがじゃ・・お主たちは何者じゃ」「ベリュル」
「知らん・・・まあいい話を聞くがいい・・わが名はタコエンペラーじゃ」「タコの皇帝」「このクロコディール帝国は・・元々我らがタコ族の王国だったのじゃ・・・」「なっ」
ふと気づくとタコの王国・・・?「タコの王国だとここが!どういうことだ!」「我が先祖は・・ここにタコの王国を築いていた・・・2万年ぐらい前」「昔過ぎない?」「何を言う!それは平和にタコの国を築いていた・・・じゃが、ワニどもが攻めてきたのじゃ・・・」
「負けたの?」「失礼なことを言うな!・・・うむ負けたのじゃ・・そして我がご先祖は下水に追いやられた・・」「臭くない?」「うるさい!・・まあ臭いが・・・地上・・海底上の建物も我らの先祖が技術でつくったのじゃ・・ワニどもには作れぬ」「でもとられたんだよね」
「やかましいわ!・・・そして我らはここに追いやられてずっと住んで居るのじゃ・・」「可哀そう!それより出口しらない?」「クロコディール帝国の城にいくつもりじゃな・・?出口は知っておる!じゃが条件がある・・・」
「何条件ってめんどくさいなら勝手に探すぜ」「無理じゃ・・出口は・・我々の心にしかないのじゃからな・・・!」「こ・・・心だと・・・」心の出口・・・
第3488話
(22年5月15日投稿)
こころはだいじ!「テメー何がいいてーんだ?ぶっ飛ばして出口はかせてやってもいーんだぜ?」「い、いやその・・・そんな暴力的な・・・」「アタシたちはいそがしーんだよ!時間かけてらんねーんだ」「ミカさん!新しいゲーム出たみたい!買いにいこうぜ!」「るせ!」
「わ、わかった・・・出口を教える条件を・・いや、お願いなのじゃ・・」「たく・・で!なんなんだ!何をしてほしいんだ?」「うむ・・ここの東に、東クロコディール下水道があるんじゃ・・」「ほー?」「そこはその先に会議室があるだけで、通り道ではないのじゃが・・その先に奴がいるんじゃ」
「誰だ?」「イカリオン・・・我らタコ族の王国にワニどもを招き入れたタコ族の裏切者の一族じゃ・・」「またお家騒動か」「どっちのスミがすごいか等で口げんかしていろいろあったんじゃが・・・とにかく討伐してくれんか」「そーはいっても2万年前だろ?今でも恨みもってんのか?」
「恨みも何も!ずっと奴らは東クロコディール下水道から攻めてくるのじゃ・・・今でも!」「ずっといがみ合ってるわけか」「うむ・・頼むぞ!イカ焼きにしてやってくれ!さすれば出口が開かれん!」「しかたねー・・じゃあ行くか」他に出口もないので、そこにいくしかないので東の下水道に入った・・・
「こっちもこっちでなんか気持ちわりーな・・・」「あたりがスミだらけ!イカはスミが得意なんだっけ」「たぶんな・・・」行かないとイカナイト、トナカイカ、イカイゾク、イスカンダル、墨王などイカなモンスターだらけだ「おいしそう!」
ふと気づくとイカモンスターを倒しつつ下水道を進んでいくと・・「おい、奥に町らしきものがあるぞ・・・岩壁でダンジョンみたいになってるな」「看板があるよ!イカディール王国へようこそ!だって」「イカの町か・・よし準備はいいな!突入するぞ!」
一行は意を決してイカディールに突入した!なんだか白い感じの生き物がいた「むむ!・・イカ人間だらけだ!入り口村人さん、ここはなんですか」「おや珍しい・・地上人かい?ここはイカの王国さ!イカの天国、イカ天さ!」「うまそう」
「なっお前はイカを食べるというのか残酷な!」「たくさん!」「おいベリュル!!!い、いや、ただ観光に来ただけなんだ、気にすんな!」「そうか、そうだったのかすまない!ただの観光か!」「あーただの観光だ・・ところで・・村長だか王はどこにいるんだ?お土産でもわたしてーなと」
「ああ、ただの観光か・・それならイカの王様バイカング様!この奥のホテルの最上階に住んでるという噂だよ」「そーか・・ありがとな!ただの観光だ!さ、いくぞベリュル」「武器屋!!」イカの武器とは・・・
第3489話
(22年5月15日投稿)
スク・・ウェポン!「へいらっしゃい!武器や防具はいかがっすかー」「わあすごい!ヤリイカ、イカしたムチ、イカれた斧、イカのマスク(イカの刺身でできてる)などイカ装備ばっかりだ!」「どれもこれもスミを吐きだすすごい武器でっせ!」
「ミカさん、イカの刺身のやつなんていうんだっけ!つるつるして美味しいやつ!」「あーあれな、イカの細いつるつるした刺身みたいな・・うめーよな」「イカリングより個人的にはイカを網状に切り刻んだ感じの天ぷらが大好き!」「あの切り跡が歯ごたえを醸し出すんだよなー」
などとイカ天が食べたくなる衝動を抑えつつ、迷宮みたいな町をさまよっていた「ホテルどこだろーな・・・迷路みたいで迷っちまうぜ」ここの町は迷宮状で橋をわたったりそこにいくには階段をあっちから、この家の中を通り抜けとか大変だぞ「町の一番奥に「ホテルいかでかいまする」があった!ここか」
「へいらっしゃい!お泊りは一泊200ギルとなります」「やっす!」「まいど!最上階の部屋の一つが空いてますのでそこへどうぞ!」「最上階!やった騒音がないんだ!で、どうやっていくのエレベータないけど」
「ククク・・様々な罠を乗り越え、隠し階段などをたどり頑張って最上階を目指してください!中にはごちそうも用意してあります!冷えないうちに!」「ごちそう!なに!死か!」「は・・いや、あつあつおイカ天丼でございますれば・・・」「ごくり!よし最上階に向かうぞ!」
道中はかなり難しく、色々な部屋を通り抜けたりせねばらないので大変!「雑魚はあまり出てこないが、強盗イカとかがたまに出てくるな」「イカのお刺身をはぎ取るの忘れないよにしよう」
そして鍵を取って扉を開けたり、絵画の謎を解いたり、ツボの秘密を明かしたりして最上階へ向かった「そして10階についたが・・どうやらここが最上階のようだぜ!」「一番奥が王の部屋って書いてあるな・・その手前がアタシたちの部屋か」「とりあえず天丼食ってからいこう」
ふと気づくとお部屋で天丼タイム「エビもうまいけど、ナスとかししとうとかかぼちゃとか天ぷらさいこう!」「天丼のタレってなんでできてるんだろうな?うめーなこれ!」「明日買いに行きたいスーパーに!」「後にしろ!さて・・食ったら王の部屋に向かうぞ」
そして王の部屋の前についた一行・・・「ここにボスがいるのか・・準備できたら行くぞ!!そしてベリュルたちは部屋に突入した!すると・・・奥で髭の生えた老イカがお風呂に入っていた・・「ちゃぷん・・・あーいいお湯だイカ・・・む、お客さんイカ?」「ベリュル」
「ああ、ちょっと待ってくれたまえ・・王女よ、彼らの相手をしておいてくれ」「かしこまりました・・・」すると・・・そこにイカの王女らしき若い女性のイカが現れた・・・「なっなんだおまえ!」「私は以下の王女・・・カイともうします・・・あの何か御用で・・」ベリュルたちの要件・・!
第3490話
(22年5月15日投稿)
御用だ御用だ「そういやなんだっけミカさん」「ん?ああ、何しに来たんだっけか?天丼食ったら忘れちまったぜ」「あの・・・よろしければ私の話を聞いていただけますか・・?」「カイさん、まあいいか!イカだけに話を聞くのもいいかな・・・」
「はい、では・・私は・・・タコの王子様、コタさんと相思相愛なのです・・・」「なにそれ」「タコエンペラー様のご子息で・・たまにこっそりあっているんです」「ひゅーひゅー」「ですが・・タコイカ戦争で・・私たちは結ばれぬ運命に・・うっうっ」
すると奥からざぶーんとイカ王が出てきた・・!「待たせたなご客人・・して何用じゃ?」「なんかタコとイカが戦争してるとか」「うむ・・・理由は知らんが、昔から因縁があるとかないとか?」「あいまい!それよりカイさんがタコ王子好きなんだって」
「うむ・・・知っておる・・じゃがのうワシにはどうにもならんでのう・・・」「仲直りしなよ」「じゃが、長い戦争はそう簡単には・・・」「戦争は良くないぜ」「はっ戦争は良くないのか!じゃ、興和の使いに王女を連れて行くがいい」「おいおいてめー危険だろーが!王女だろ!」「そうだぜ!」
「あの・・わたし頑張って説得します!必ず講和を・・どちらが優れてるとかないと思うんです」「まあ赤か白か丸か三角かぐらいで、どっちもうまいしなあ」「では頼んだぞ!」イカ王女カイがNPCになった!裏切らないけど仲間にもならないぞ
ふと気づくとカイの冒険!「タコエンペラー様のもとに連れて行ってください・・・!」実はワーパーでもどれば一瞬だが、道中バトルしてみるのも一興だ「イカスミアタック!16本の腕!アタタタ!」などなかなか活躍してくれるぞ!「まあワーパーでいいでしょ」
そしてタコエンペラー・・・「おお戻ったか・・・さてイカたちは全滅・・・ややっ!イカ王女!なにしに!」「待ってください父上!!」すると奥からタコの若い男が現れた!「タコ王子コタ!何しに出てきたのじゃ!」
「父上!私はカイが好きなんです!」「なんじゃと!カイめ!かどわしたか!」「違います・・あの・・・タコエンペラー様・・戦争は・・よくないです!」「はっ戦争は良くなかったのか!!では講和しよう」タコイカ戦争の終結・・・!
最終更新:2022年12月31日 15:51