第3761話~第3770話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より




第3761話

(23年2月28日投稿 23年5月3日掲載)

ホワイトマスク「おい、てめー知ってんだな?教えろや?」「クク・・・情報がい知りたければ・・・何か食べ物でも注文していただかないと」「情報屋ってことか・・・おいベリュル飯だ」「バッ!飯だと!メニューは・・・おでん、ハンバーガー、チョコレート、スパゲティ・・・へーいいじゃん!」

「それぞれ・・・メニューを食べながら説明を聞いてください」「ないそれ!オッケーじゃあおでん!卵といとこんにゃくとがんもどきと!」「へいおまち!!ゴト・・さておでんを開発した人物をご存じだろうか?」あつあつのスープに埋まったおでんが出てきた!「もむもむ!うまい!!で何!おいちい」

「古の王国、汪田(オウデン)という中国の料理人がまとまりのない具を別々に楽しめるかつ同じ味付けにするにはと発明したそうじゃ」「へー!おいちい!ハンバーガーも食べたい!」「へい!ゴトッ」「チーズ抜いて」「へえ・・・サッじゃあこれで」

「わあい!デフォルトでチーズ入れるな!困るでしょ!もむもむおいちい!情報!」「うむ・・韓・老婆蒲生(ハン・ハウガ)という男が、主食と主菜を一緒に食べる方法を考えたのだ・・サンドッチ伯爵よりもかなり古にな・・当時はパンではなかったようじゃ」「へー!チョコレートだ!チョコ族喜ぶぞー」

「へい!カチカチのチョコでおいしいでっせ!」「カチカチ!かた!でも甘い!」「じゃあ・・周公麗(チョウコウレイ)という皇帝のお気に入りの美人料理人が、茶色くて甘いの食べたいといわれて何かを固めて砂糖をかけたのが始まりじゃとか」「へー!オカカでしょ!」

「当時古代中国にはそんなものなかったので・・何を茶色いものを固めたかは・・秘密じゃそうじゃ」「ふーんスパゲティだ!ミカさんどう俺はもう無理」「あーアタシも食っとくか・・・」「へいまいど!」「ナポリタンねえ・・まあ好きだけど本場にはねーってうわさだよな」「ねー」

ふと気づくとスパゲティナポリタン「鄒禿帝(スウ・ハゲテイ)という古代中国の皇帝がな、忙しい時にラーメンを汁を無く食べたいと要望してできたそうじゃ」「タンタンメンじゃねーのか?」

「それよりはるか古・・・もちろんパスタではなく中華麺だったそうじゃが・・・それが伝わってスパゲッチョができたと噂じゃな」「そっか・・うめーな・・・・・てそーじゃねーだろ!」バン!とミカは机をたたいた!「どどうしたのミカさんご飯おいしいよ!!」

「マスター!アタシはそんなこと聞いてるんじゃねー!白い仮面についてきいたんだろーが!!」「えーそうだったっけミカさんおいちい」「・・・そうでしたな・・私としたことがクックック」「話せ」「ええ・・・あくまでおとぎ話ですがね・・・・」白い仮面の物語・・・





第3762話

(23年2月28日投稿 23年5月4日掲載)

遥か昔・・・ミシディアがまだその名前を付けられていないさらに古代の話・・・「なんだ?そんな昔?」「私たちユーレイの時代・・・・この辺り含め、失われし超文明時代があったのですよ」

ほー?ディクセアスは知ってるか?」「いえ・・・私が知る歴史より古いかと・・興味あります・・・」「ユーレイが古代文明の証言者か・・説得力あるじゃねーかケケ」「さて・・・あれは私たちがまだ生きていた時代・・・カメマツという町がありました・・・」

マスターの伝承・・・「さて今日から俺も一人暮らしだ・・・!ネットで見つけて契約したマンションはこの辺のはず・・・」ひとりの少年がやってきた・・・若い18歳ぐらいの男だ・・・

「大学生になってあこがれの一人暮らしだ・・・しかしいい街だ!駅前は何でもあるしちょっと歩いたこの辺は静かだし・・」「ねえなんかターキャーみたいじゃない?電線とかあるしこれほんとミシディア?」「ベリュル回想に口出すな!ボカ!イーから聞け!」

少年は生活を始めたがどうにも様子がおかしい「変だな・・・マンションや家はいっぱいあるのに人どおりが全くないな・・・」何日か生活したが、近所で一度も人を見かけなかった「マンションを見てもカーテンとか敷いてあるけど洗濯物も見たことないし・・・」

しかし引っ越した当日手紙が届いていた「何々・・・「近所に引っ越してきたデビルアイです・・よろしくお願いします」へー挨拶状だ、人はいるんだな」火とは見かけなかったが、時折夜中に声が聞こえる・・・「うーんやっぱりいるんだな・・グータラ学生の俺とは生活時間があわないだけかハハハー」

そして少年は学生をエンジョイしていたが・・ある日それは訪れた「チュドーンドカん」「うわ爆発!!なんだ窓から外を見ると・・UFOやロボットがたくさんあたりを攻撃してるこれはなんだ夢か!」すると・・近くの一軒家が変形を始めた!「トランスホーム!」なんと・・家がロボットに変形した!?

ふと気づくと家がロボットに!?「な・・なんだこれは!」するとあたりの家・・マンションが次々とロボットに変形していった!「トランスホーム!トランスホーム!ジュジョジョジョジョ!」あちこちの建物が・・いや少年の住むマンションを除きすべてロボットになった!「これは一体!」

すると空を飛ぶ侵略達のボスらしきものがしゃべりだした!目がトランペットみたいな形になってる『サイバイロンめ!今こそ貴様らを壊滅させてやるぞ!』一軒家が変身した王様っぽいロボが返答した!「む!メガトロンボーン!お前たちには負けないぞ!」こうして戦争が始まった!

「もういい」ミカが突然遮った!「何ミカさん今いいとこ!」「時間がねー!場所だけ教えろ!こういうのはいらん!文明だけは気になるが・・・」「えー」

「仕方ありませんね・・・では教えましょう・・あなた方の」「あなた方の心にありますとかはいらねーからな!おいてある場所を言えよ!」「くっ」白の仮面のありかとは・・





第3763話

(23年2月28日投稿 23年5月5日掲載)

白い仮面「仕方あるまい・・この塔の地下奥にはドンドコ族という未開の部族が住んでいるのだ」「ふーんそうなのね」「今では彼らの神として白い仮面は祭られているだろう・・取ろうとすると死ぬぞ」「ぶっとばせばいいんだろ」「彼らは手を出さねば無害だ・・・」

「知るか!アタシたちの邪魔するなら蹴散らすだけだ」「わかった・・・では連絡を入れておこう・・・ガチャガチャトゥルルルル」マスターは電話を始めた「もうしあげたてまつりあげたもう、もうしあげたてまつりあげたもう、俺だ・・・うむ・・」「何してるのかしら」

「部族と電話してんだな・・・電話で切るのか」「ああ・・・獲物・・・鍋で焼いて・・・久々の生き物だ・・・ではガチャ」「おう、なんだって?」「あ、ああ、オーケーオーケー!バッチグー!歓迎してくれるって!さあレッツゴー!ヒヒ」話はここで終わった

「安全だからぜひとも行くがいい!話はつけておいた!安全だと!」「そーかい助かるぜ!じゃ、行くかそろそろ」「・・・まあ冥途の土産だ・・・この絵本を持っていくがいい」絵本「ひまわりさん」を手に入れた!

「じゃ、いくか」ミカたちは階段を下っていった・・・「ねえねえさっきもらった絵本読んでミカさん」「あとにしろ」「ワル子読んで」「わかっただわさ・・・ひまわりさん」「わくわく」

ふと気づくとひまわりさん「ある時、マイトくんちに泥棒がはいってきましただわさ」「わくわく」「マイトくんは警察に連絡するとおまわりさんがやってきましただわさ」「いよっまってました!」「お巡りさんは顔がひまわりでしただわさ!マイトくんは聞きましただわさ」「なんて」

「お巡りさん、何で顔がひまわりさんなのですかだわさ」「確かに!いわれてみればおかしい」「私はひまわりに寄生されて顔がひまわりになったのだ」「こわい!」

「そう、おまわりさんはひまわりさんでしたでしためでたしおわり!だわさ」「ねえねえ、この先から獣の叫び声がするよ!」「もうベリュにい!せっかく読んだのに!」オーンオーン・・・恐怖の獣たち・・






第3764話

(23年2月28日投稿 23年5月6日掲載)

さてさらに塔を浮上させ進んでいくと、塔なのに中がジャングルみたいになってきた「レラディアの塔恐ろしい!なんですかこれディクセアス様」「これは・・・ムーアの森に似てる・・木から生命が生まるる・・・!うふふ」辺りに木の幹があり、幹がもっこりして中から何かが生まれた!「キャース!」

コカトリスの群れ(ここまでモンスター名)が襲ってきた!「うわ!1ダースぐらい固まったコカトリスが襲ってくる!」「石化くちばし乱舞!」カシュシュシュシュシュ!石化効果のくちばしをたくさん・・痛い!石も危ない!

「あぶねえ!前の酒場でセーブポイントがなけりゃ大変だった!」シュワワワ「また沸く!」「これは・・急いで進まないと敵が混雑しますね・・うふふ・・・」コカトライス(こめ属性)、コーラトリス(茶色い泡を吹く)、コカイリスン(危険)、甲賀トリス(忍者)などいろいろ沸くぞ

「ジャングルも嫌な雰囲気・・時折ウホホと声がする」「ゴリラいるんだろうな」そして進んでいくと一本の大木があった「ここから進めないなあ」「この木にも割れ目があるわね・・・割りましょう!まさかりないかしら?」「自然大事にしなきゃダンナーザ

「おらどいてろ!チュイーーン!」ミカはチェーンソーで木を切り裂いた!!!すると「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」木から悲鳴がし、中からどろりと血が出てきた「あ、やべ」

ふと気づくと木が生きている?「やべーことしちまったか?」「いえ・・大丈夫です!来ます!気を付けて・・・!」「何がだよディクセアス」「この木は・・・エクス大木ブロデリア!木に擬態したエクス族です・・・さあきます!!」「ブアア!」

木からブワっと顔が出てきて襲ってきた!エクス大木ブロデリア強襲!!「エクスフレア・・・」シュボボボボボボボボ!!!!とっても強い無属性の魔法だ!「ぐああ!」「これは・・大魔導士の卵・・・今のうちにつぶさないと・・・」

「卵だと!ゆで卵がいい!卵焼きもいいけど目玉焼きも好き!」「アタシはオムレツがいーな」「卵かけご飯も捨てがたいわよね」「炒り卵食べたいだわさー--!!!」大魔導士の卵とは・・?




第3765話

(23年2月28日投稿 23年5月7日掲載)

エクス大木ブロデリアを燃やして先に行くと図書室があった「また本か・・・読ませられるんだよなーベリュルに」「宝とかあるから探そうぜ!!」エクスファイアの書(1度きりの超撃炎の魔法だ)

「敵が出ないから調べものにもってこいだぜ!・・・なにこれ!古のレラディアが滅びた理由(ワケ)12巻だって」「まあ!・・・そこに謎に包まれていた秘密が・・よく見つけましたねベリュルさん・・」プレイヤーは隅々まで調べるたちなのが幸いしたようだ

「読んでください」「・・・えーと・・この文字は・・・えと・・・」「ワル子、読んでやれ」「はいだわさ!」

ー--ワル子の読み聞かせー-ー
かつてレラディアはまだ国がまとまっていなかった・・そこに二人の賢人が現れた「俺は賢人パワーモンスター!」「私は賢人チノウモンスター!」神は二人に世界を託しましたが、二人の王はいらないので次のような課題を課しました

「二人に一億ギル授けよう・・・それと10人の我が部下を使って、国を作るが良い!勝った方が王じゃ」二人は競争をはじめました・・パワーモンスターは自分に投資しました「うおー!俺さえ生きていれば戦争に勝てる!俺に最強の武器防具を作るのだ!」

パワーモンスターは1億ギルを使い、あらゆるものを切り裂く最強の剣アンダルシア「こちらが絶対になにも通さぬ鎧ゴッドファランクスで、こっちがあらゆる回避の盾イージスイーグルです!」

「そして魔法対策にはこの魔法防御最強のデンジマン!これであなたは無敵です!」「おう!お前たちは俺を援護しろ!」そしてパワーモンスターは最強の武器防具でチノウモンスター軍を打ち砕いていきました!

「私はチノウモンスター・・・ありを100万本作って兵隊に装備させてください・・それと・・・」チノウモンスター軍は、まずはパワーモンスター軍の輸送隊を全滅させました・・武器もなく裏をかかれました「なにこれ最強でも負けるの?でも無敵だしね勝てるよね」

ふと気づくとパワーモンスターはチノウモンスター軍を吹き飛ばしていったが、追いかけていくうちに相手に挑発された「ベロベロバー」「むかー」引っかかって追いかけると落とし穴に落ちてしまいました「何を!油が塗られて出られぬ・・!つるつるつる」

穴には上から矢の雨や魔法が降ってきましたが、パワーモンスターは無敵の鎧でダメージはありませんでした「グアハハ!俺は死なぬ!俺が無敵だということを忘れたか!逆にここを要塞としてしまおう」

そしてたてこもっている間に無防備の本国は攻め落とされました「しかし俺は無敵!俺を倒さないとどうにもならんぞ!」そして一年後・・・パワーモンスターは餓死して骨になっておりました・・・おわり
ー--ワル子の読み聞かせ終わりー--

「なにこれ」レラディアの過去・・・



第3766話

(23年2月28日投稿 23年5月8日掲載)

さてレラディアの図書館にて・・・「この本は何だろう・・アイドル西遊記だってディクセアスさん知ってますか」「いえ・・これは・・最近置かれた本のようです・・」「なんでわかるの」「発行日第一印レラディア2023年と書いてあります・・本当につい最近のようです」「何でここに?」

「しかも・・・これはムービー本・・?見てみましょう・・・・!」ムービー?いや・・プレイヤーが操作できる操作本だ!「ブルルルル」一台のバイクが荒野を走っていた・・・中にはサングラスの美女が乗っていた「ふんふんふん♪極楽浄土~♪・・・あら?誰か倒れてるわ・・・」

謎の女の子が荒野で倒れていた・・・美女が車から出てきてたたき起こした「これ!こんなところで寝てないで起きなさい!ちょっと!まったく・・・もったいないけど使うしかないわね・・・薬草!」「う・・・うーん・・・あなたは・・ここは?私は・・」

「あなたまずは名前をいいなさい・・・茶髪のボブショートの髪型の変なヘアバンド・・いやそれは・・!さ、あなたの名前を!」「私は・・ソング子・・・記憶がない・・・」

「ソング子・・うーん困ったわあね、私は三途の川法師・・この子は利用できそうね・・・あ、いえ!さて!薬草代金500万ギルを払ってもらうわよ」「ええ・・そそんな・・・でも私にはお金すら・・・」

「うーん・・じゃあ、あなた美人だしなんか声もかわいいし、次の町でおぬしはアイドルデビューしましょう!客を集めてお金を稼ぐの!」「そ、そんな!」「私はこれでも仏の神官のお坊さんよ!仏は偉いの!拒否は許さないわよ!極楽浄土~♪」

「仏・・・仏・・!思い出したわ!仏様の言うことに逆らっちゃだめだと!私はアイドルになる!仏の教えを広めるため!」「な、なによ急に!この子は熱心な仏教徒だったのね!じゃあついてきなさい!」三途の川法師とソング子の旅が始まった・・ブルルルル

ふと気づくとオラウータウンという町ブルルルルキキーバタン「ついたついたー!三途のお坊さん、どうやって歌うの?」「ここにはアイドル兼歌と振付師のプロがいるといううわさよ、訪ねてみましょう・・」「はーい」

振付塾について先生にお願いした!先生は名を超白海という色白の美人だ!太ってはいないぞ「何の御用?宗教の勧誘ならお断りやねん!私は神も仏も信用してないねんな」関西弁でなかなかのショートカットの銀髪の美人の少女がいた「なんですって・・・!たく私を誰だと!三途の川法師よ!」

「いやいや・・・」「ま、いいわ!それより振付のせんせい、この子アイドルデビューしたいんだけど!」「あら、なんやねん?」「この子に見込みはある?アイドルで稼いでお金になりそうなのよね」

「どれどれ・・・あら、いい肉付きやんね!あなたカンフーでもしてたん?」「うーん・・覚えてないの!えへへ」「そ、見込みはありそうやね!じゃあレッスンやるやねん!私もライバルやねん・・!」ソング子のアイドルへの道が今始まった!





第3767話

(23年2月28日投稿 23年5月9日掲載)

さてソング子は特訓をし、やがて成長した!「これなら、ある程度アイドルとしてたたかえるやねん!」「ふーんやるじゃない!・・・ねえ、超白海、そのチラシはなに?」「ん?ああこれは明日ここで開かれる、アイドル選手権やねん!優勝者には100万ギルが渡されるやねん!私もでるやねん」

「ちょうどいいわね・・さ、ソング子出番よ?」ソング子はおいっちにーおいっちにーと練習をしていた「ソング子!たく呼んだらすぐ来る!・・・ん、あれ試してみるか・・・えい!締め付けの術!」キュキュキュぎゃあああ「ソング子どうしたやねん!」ソング子の頭がひょうたんみたいに締め付けられた!

「フフ、それは伝説の釈迦の鉢巻き・・・仏の力でいう事を聞かない子を懲罰できるのよ!なんであなたがつけてるのか・・まいいわ」「痛かった・・・ねえ三途の川法師、なによ?」「あんた、明日これに出なさい」「なーに?」

さて翌日の会場・・・・「はい受付です!参加者は?」「この二人よ!ペアで組むの・・・ね、ソング子、超白海!」「なんでペアやねん!」「あんたとのコンビで補助して頂戴!仏の命令よ!賞金は半分あげるから!」「わかったやねん・・・」

「マネージャーさんのお名前を登録します・・」「三途の川法師よ・・・ふふ、知ってるでしょう?お布施で億万長者になって今天竺目指して旅行中なの」「ああ!あの御高名な!ははー-!」「二人の点数高めにお願いね」「もちろんです!審査員にはきつく言っておきます!」

「さて、これで準備はオッケーよ!あからさまにミスしないようにね二人とも!「はーい!」「たくなんちゅー坊主やねん・・」すると後ろから声がした・・「ククク・・超白海、お前も参加するのか?」

ふと気づくと後ろから声・・・「何者!?」振り向くと・・青いロン毛の美少女が立っていた!「お‥お前・・珊瑚嬢やねんな!?」「なに?超白海知り合い?」「そやねん!私のライバルやねん!ボディはそうでもないけど色気がやばいやねん!クールで!」

「クックック・・・今こそどっちが本物か勝負よ・・・ん?何そっちのイモ娘?」「イモ娘?わ、わたしのこと!?むきー--!」「ソング子!落ち着きなさい!懲罰!」ギャアアアア「フン・・こりゃ勝負はもらったわね・・・クックック・・・」

珊瑚嬢は去っていった・・・そしてコンテストは始まった!『さあさあアイドルコンテストのはじまりでーす!観客の皆さん!おたのしみくださーい!』アイドルコンテスト開催・・・!





第3768話

(23年2月28日投稿 23年5月10日掲載)

アイドルコンテスト、通称アイコン!『さあ次は珊瑚嬢だー-!皆さんおなじみのクールキャラ!頭がよくてかしこい!さあどうぞ!』珊瑚嬢は青いアイドルスーツに身を包んでふとももで歌い出した!「さあ聞いてみんな・・・・私の持ち歌、蒼き海の暗黙と沈黙・・・あーあーあーあ」

しなやかな動きで観客を魅了した!今までで一番歓声がでかい!「キャーワーヒー!」唄は終わった・・・『さあ素晴らしい歌でした!もうふとももにめろめろ!』「フフ・・もらったわね・・」『さあ最後は・・おっと超白海がコンビで出場!そして・・おや?ソング子・・これは初めての子だー--!』

「おー-!超白海様だ!横の子もかわいい!赤い感じで!」『第一印象はバッチグー!さあどうぞ!』「では聞いてください!即興で作った、荒野の黄昏と屍!ラーラーラー!荒野に広がる屍の海~ガイコツたちは嘆き~頭蓋骨が転がり岩にぶつかる~」歌い始めるとあたりはしーんとし始めた・・・!

「まずいわね・・・まだあの子には早かったかしら・・?練習不足か・・・」三途の川法師は爪をかみかみしていた・・・珊瑚嬢はクールに腕を組んでいた「ククク・・・おやおやこれは素人・・・超白海だけで出ていればいいものを・・賞金はいただきね・・・・ん?」

どうも会場の空気がおかしい・・・しらけているようにも見えるが、司会者も目がいっている「ん?なんだこれは・・」「ラーラーラー」歌い続けると・・・なんと観客も司会者も目がいってハハーとお祈りを始めた!「え・・これは一体?何が起こってるの・・?」

「ソング子様・・・超白海様・・・我らはあなたに従います・・おお・・これぞ仏・・・」「おお・・もうソング子様たちしかみえない・・・我らの光・・・ありがたや・・・」勝負は決まった『優勝は・・・ソング子さん、超白海コンビ!ありがたやー-!みなさんお布施を・・・そして賞金を!!』

ふと気づくと賞金をもらった二人「ちょちょっと!あんたたち何やったの?すごいじゃない!賞金ウハウハよ!」「法師様?ソング子わかんなーい!」「いったいこれはなんやねん・・・?なんで仏パワーが歌に?」

そして後ろから何かが出てきた「洗脳・・・あなたがたいったいなにをしたのよ・・・!」珊瑚嬢がクレームをつけに来た!「インチキね?催眠ね?アイドルとしてどうなの!」「ソング子わかんなーい!」「フフン、あなた勝負は勝負よ?負けを認めたら?珊瑚嬢さん!」「クッ・・・このくそ坊主・・・!」

「そうね~・・でもあなたがいるともっと稼げそうなのよね」「何を言い出す!」「賞金の半分をあなたに挙げるから・・・三人でトリオを結成しなさい!貴方の太ももも稼げるわ!それに・・これなら!」

「・・・賞金の半分!?ごくり・・・!い、いいわよ!一緒に行くわ!」「わーい!お友達ふえたー-!」「ソング子!気楽やなあ・・・いったいなんやねんなこれは・・?」アイドル西遊記結成!




第3769話

(23年2月28日投稿 23年5月11日掲載)

結成、アイドル西遊記!「フフ・・・これで稼げるわね!さあ天竺にいくわよ!」「天竺に行って何するやねん?」「私が仏の王として君臨するの!財産もあるし、お金で何とかなるわよ」「すごーい三途の川法師様!お金持ちなんだ!」「あ、あげないわよ!全部私が使うんだから!」

「・・・ケチね・・・で、どうやっていくのよ?」「私はバイクに乗っていくからちゃんとついてくるのよ!極楽浄土~♪」「・・・私たちは徒歩で行けと?アイドルなんだけど・・・?」「珊瑚嬢、それだけのお金は与えたはずよ?前払いで!これから大会でどんどん稼ぐのよ」

「・・・仏の王なんて本当になれると・・?」「ふふ、お布施と・・仏信者を増やせばなれるわ!これからの町でソング子たちの力があればできそうね」この町はすべて三途の川法師にひれ伏していた!「ハハー!ああ仏よ・・・!お釈迦様の使いだー-!天使ならぬ仏使だー!ありがたやー!宿はただで!」

「ほらね!仏をなめちゃだめよ!」「・・・・・ま、いいわ・・でも私は仏には興味はないからね」「珊瑚嬢のいうとおりやねん!私も宗教はかんべんやねん!」「あんたたちはアイドルだから気にしなくていいの!さいくわよ!ソング子遅れないように!また頭しめるわよ!」「はーい!」

4にんのながいたびがはじまる「そして西に行くと・・・何かしら熱くなってきたわね」「砂漠だから当然やねん!対策はしてるやねん?」「全く!でもやってらんねーわね!この辺の地理疎くて・・涼しくする方法ない?」

ふと気づくと暑くてたまらない砂漠「涼しくする方法なんて・・・知らないわよ・・・氷でも買ってくる・・?」「お金がもったいない!さっきの町でせしめときゃよかったわね!」「あー、涼しいと言えば芭蕉扇というクーラー装置がこの辺にあると聞いたことあるやねんな・・あつうてかなわんわ」

「それほんと?超白海?」「ええ・・・私も聞いたことある・・・でも魔物の巣窟だと・・・」「珊瑚嬢・・・魔物が何だというの!仏の力でいくわよ!場所を教えなさい!仏の命令よ!」「やれやれ・・確か東にあるステーキの塔だったかな?いってみるやねんな」

そして一行は旅の末にステーキの塔にたどり着いた・・・頂上から何者かが見ていた「・・・あれは仏の手先・・・我ら魔族の天敵・・クククおいしそうだこと・・あの方にささげましょう・・ウシシ」裸殺女の恐怖・・・牛・・・




第3770話

(23年2月28日投稿 23年5月12日掲載)

牛肉の塔に乗り込んだ一行・・・・「さて、この頂上あたりにあるんやね芭蕉扇とやら?ほんまかいな・・」「さあはやくいったいった!・・・あら・・これはしまったわね・・・」あたりは魔物がたくさん囲んでいた!中華な感じの魔物だ!そして塔の上から声がした

「ひー--っひっひ!おんしは三途之川法師じゃな?」「ほー私の事知ってるのかい?魔物風情が!」「あーあー御高名はうかがってるよ!とても信心深く徳があるとねー!飛んで塔にいるお坊さんよホホホ」「で、私たちをどうする気だい?」

「その魔物たちがお前をとらえ、お前を料理し、ステーキ、いやムニエル・・・てんぷら?にしてあの方に送るのよ!」「あの方?」「ホーッホホ!さあやれいものども!」うおおーっと魔物が襲ってくる!「どどうすんねん!怖いねん!魔物たちまーった!私はお坊さんを裏切るやねん!」

「えー超白海ちゃん!?」「そうそう!さあ魔物たち、お坊さんをとっつかまえて私をにがすやねん!!」「超白海ちゃん!裏切っちゃだめー----っ!」「はっ裏切っちゃダメか!わかったやねんソング子!あんたの力を信じて!珊瑚嬢、歌うわよ!」「何・・?急に・・・?」

二人はマイクを取り出した「そうね・・・ええ、いい考えね!やってみなさい!さあ命令よ!」「・・・どうなっても知らない・・・!」急に舞台になった!珊瑚嬢もマイクを取り合死、そして三人はコンサートを始めた!魔物たちはきょとんとしてみている

「聞いてください!私たち三人の歌、デス・エボリューション!あ~あ~みんなはいつか死ぬ~生き残っても地獄しかないららら~」「ホーッホッホ、なんだい小娘たち?気でも狂ったのかい?魔物ども!さあさっさとこいつら・・を・・・・・ん・・・ああ・・ああ・・」魔物たちの様子がおかしい・・・

ふと気づくと魔物たちは・・・三途之川法師たちに火座馬づいていた!「ははー!仏様~ありがたや~我ら魔物にも慈悲をおかけいただき~うおおお仏最強!!!うおーうおー」魔物たちはすでに虜だ「やっぱりやねん・・・!私たちの力、悪い心の浄化の力があるみたいやねん!」

「・・・こんなことが?・・・え・・いったい・・」「珊瑚嬢ちゃんよかったよー!いきなり合わせで歌えるなんてさすがよー!太ももも素敵だったー!」「ソング子・・・ま、まあこんなの軽いわよ・・!」つんつんでれでれきょんきょんしててかわいいぞ

「よしっ!バッチグー!ナイスよあんたたち!さーさー、芭蕉扇取りに行くよ三人とも!」魔物たちにひれ伏されながら頂上に行くと、魔王みたいな女が床を窓に向かってずりずりと這いずっていた

「おやおや・・このボスしぶといね?私は三途之川法師だよ、相手が悪かったね!「こ・・こんなバカな・・!仏は我らが天敵・・・我らレラディアの反仏連合の我が・・・うう・・・ああ・・!仏様ばんざーい!」

魔王みたいな女もひれ伏した!芭蕉扇ゲットだぜ!「さて!こんな熱いところはさっさと抜けるわよ!次の町でコンサートしてまた資金稼がなきゃね」ソング子たちに仰がれながらバイクは進んでいった・・・





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最終更新:2023年05月18日 20:00
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