ミッション№![]() |
名前![]() |
特殊条件![]() |
人数![]() |
戦利品![]() |
上級 №A0013 |
06 / 10 / 13 ~ 06 / 12 / 09 マーシュとソリア |
なし | 2人 | サポカ全種LV1 |
プロローグ![]() |
薄暗いその部屋には、 一人の男が玉座のように豪華な椅子に座っていた。 その男は見た目は20歳くらいの好青年。 薄暗い部屋にひときわ際立つ美しい姿が、 妙な幻覚を見せているかのようだった。 謎の男 「おーい、マ~シュ。マ~~シュ。」 マーシュ 「ハーイ、そんなに何度も呼ばなくても聞こえますよー!」 謎の男 「ハハハ、悪いな。クセみたいなもんだ。」 マーシュ 「ほんと、ソリア様くらいですよ! 私をポンポン呼びつけるのは。 で、今度は何ですか? 肉まんは買ってあげたじゃないですか!」 ソリア 「ん、いやまぁ、なんか暇だな~って思ってな。 で、またマーシュに珍しいものでも 取ってきてもらおうと思ってな。 例えばこの前話していたアレ… えっと、そうそう、絶対に消えない煉獄の石ってやつ。 見たいなーって思ってね。」 マーシュ 「はいはい…ソリア様の頼みなら断りませんけどね。 唐突なんだから、もぅ! …でも煉獄の石か… あれは死神ちゃんたちじゃ無理だし… 私は今手が離せないし… あ、そこの君、そうあなたよ♪ 私の頼み聞いてくれるわよね? 私の元に煉獄の石という 特殊な炎を持ってきてもらえないかしら? 報酬はすこしだけどあげるからね。 というか、私から直々のお願いなんて光栄でしょ?」 |
危険度 - - - - EC0210 灼熱のロウベリアル ![]() 1200 / 230 / 180 20/7/7/7/7 敵サポカ 火Lv2×3 |
煉獄の石があると言われる、魔界の火山、グロウ火山。 そしてマーシュが旅だち間際に言っていた言葉を思い出す。 番人に気をつけなさい、と。 ロウベリアル 「ほう、貴様が煉獄の石を取りにきたと? ハッハッハッハ!せっかく取りに来たところ悪いが、 やすやすと渡す事はできぬぞ。 何?マーシュの命令だと? ふむ…さてはあのお方の気まぐれにつきあっておるのだな。 残念だがだめだ。煉獄の石は我が力の元でもあるのでな… たとえどんな命令であろうと、 力無きものに渡すわけにはいかぬわ!!」 |
危険度 - - - - EC0123 死神 マーシュ ![]() 800 / 220 / 150 4/15/10/10/3 敵サポカ ??? |
マーシュ 「あら、もう取ってきたのね?あなた仕事が早いわね~。 フフフがんばってくれたわ、 じゃ、その紅蓮の炎が本物かどうか 確かめさせてもらうわよ。 どうやって確かめるかって?簡単ね。 見極めてあげる。さ、おいで♪」 |
エピローグ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
マーシュ 「ソリア様ー。煉獄の石、取ってきましたよ。いかがですか?」 ニコッと笑いながら炎を差し出すマーシュ。 こちらも穏やかな表情で受け取るソリア。 ソリア 「へぇ、確かに珍しい。絶対に消えない炎か…」 マーシュ 「そうですよ、魔王様が消そうと しても無理なんじゃないかなぁ?」 そしてソリアは椅子から音も無く立ち上がり、 腰に帯刀している剣に手をかけた。 あまりに静か。ソリアもマーシュも動かない。いや、 ソリアの手元に光が通ったような感覚に襲われただけ。 それがソリアの剣が描いた軌跡だと、 ソリアとマーシュ以外の誰が判断できただろうか? そしてあろうことか決して消えぬと言われている煉獄の石が、 ソリアの手の上でこれもまた音も無く消し飛んだのだった。 マーシュ 「あー、せっかく取ってきてもらったのに…」 ソリア 「一閃で消えちまったな。」 マーシュ 「当たり前ですよ。魔王様には消せないって、 言ったばかりじゃないですか? ソリア様ならそういう結果になりますよ」 二人のやり取りはどこか楽しげでもあった ソリア 「ん~、マーシュ。そろそろ外の世界に出たくなったよ。」 マーシュ 「あら、それじゃ、私が前からお話してる、英雄の息子や 3剣士たちに会いに行きます?」 ソリア 「そうだな、たまには赤の魔人として出てみるか。」 赤の魔人…その力は計り知れない… そして彼の歩む先には何が待っているのだろうか…? |