第二幕・ガチャエボ | キラ | ||||
「義経様・・・やっと会えた。」 疲労しながらも義経の元へ辿りついた静御前が見たのは、狂気に染まった義経だった。 「まだ苦しんでおられるんですね。でも、現世で再び会えてよかった。」 悲しそうに、だが優しい笑みを静御前は義経に見せた。だが義経は静御前を見ても正気に戻る気配はなかった。 「わかっています。不浄なる者に操られているんですよね。さぁ帰りましょう。私たちがいるべき場所へ。」 静御前は、疲労し陰の気に蝕まれた体を奮い立たせ、美しい舞を舞い始めた。神へ捧げる白拍子。魂を鎮める鎮魂の舞を。静御前の姿から影が消え、存在すらも消え去ろうとしていた。 「帰りましょう。・・・義経様。」 | |||||
生命力 | 1000 | ||||
攻撃力 | 250 | ||||
防御力 | 250 | ||||
特殊効果 | 防御力+20 | ||||
属性初期値 | 体:6 | 心:8 | 技:5 | 術:20 | 機:5 |
属性最大値 | 体:10 | 心:15 | 技:10 | 術:25 | 機:5 |
エボ前 | ( SC0133 / 白拍子 静御前 ) |
第二幕・ガチャエボ | キラ | ||||
業火に燃える屋敷の中を斉藤は駆け抜けていた。足早に向かう斉藤の視線の先には、ひとりの夜叉が立っていた。 「人成らざる者・・・。面白い。我が剣がどこまで通用するか試させてもらおう。」 口数の少ない物静かな剣客の表情が少し緩んだように見えた。だがそれは一瞬のこと。素手で刀を折る夜叉を前に、静かに間合いを計る斉藤の目は静か に隙を伺っていた。 燃え上がる屋敷が炎の勢いに耐えかね、崩れ落ちようとしたその時、斉藤は静かに動き、炎さえも断ち切る光の筋が夜叉に吸い込まれるように消えていった。 | |||||
生命力 | 1650 | ||||
攻撃力 | 270 | ||||
防御力 | 240 | ||||
特殊効果 | 攻撃+10 | ||||
属性初期値 | 体:10 | 心:6 | 技:15 | 術:2 | 機:4 |
属性最大値 | 体:15 | 心:8 | 技:20 | 術:5 | 機:5 |
エボ前 | ( SC0136 / 剣戟の極 斉藤一 ) |
第二幕・VSエボ | キラ | ||||
静かな笛の音色が辺りに響いた。耳に心地よいその音色は、時として物悲しい音色にも聞こえた。だがこの音色を聞く者はいなかった。義経が聞かせたいと願う人はこの世にいない。 やがて笛の音を掻き消すように、鞘が擦れる音と共に数人の剣客が駆け寄ってきた。義経は笛を吹くのを止め、剣客を静かに見た。 「粗暴な方々ですね。早々に立ち退いていただきましょう。」 その瞳は赤々と輝いていた。剣客たちは気圧されぬように気持ちを奮い立たせ斬りかかった。だが刀は空を切り、ひとり、またひとりと倒れていった。義経の動きはまるで舞を舞うかのように優雅で美しかった。 | |||||
生命力 | 1500 | ||||
攻撃力 | 260 | ||||
防御力 | 230 | ||||
特殊効果 | 6連撃目で大ダメージ | ||||
属性初期値 | 体:5 | 心:7 | 技:15 | 術:5 | 機:4 |
属性最大値 | 体:10 | 心:10 | 技:25 | 術:10 | 機:10 |
エボ前 | ( SC0145 / 源義経 ) |
第二幕・VSエボ | キラ | ||||
「時は満ちた。我が呪術により今まさに現世と黄泉を繋ぐ道、黄泉路が現れる!」 晴明神社の境内の中。清明はひとり一心不乱に術を行使していた。多くの人々が犠牲となっていた。闇討ちに始まり、不審火による人災。これらの事件による町民の不安が多くの陰の気を発していた。さまざまな要因を呪術により結びつけ、晴明は儀式を成功させ、黄泉への道が小さく開き始めていた。晴明は異変に気付いた者たちが境内に入ってくる気配を感じた。 「少し遅かったな。せっかく我が土地に寄ったのだ。わらわ自らもてなそうではないか。」 そう言うと晴明は空中に印を切った。 「さあ前鬼、後鬼。久しぶりの現世、存分に力を振るうが良い。」 | |||||
生命力 | 1600 | ||||
攻撃力 | 240 | ||||
防御力 | 240 | ||||
特殊効果 | 術属性+10 | ||||
属性初期値 | 体:8 | 心:5 | 技:8 | 術:15 | 機:2 |
属性最大値 | 体:10 | 心:8 | 技:10 | 術:25 | 機:5 |
エボ前 | ( SC0146 / 安倍晴明 ) |
第二幕・VSエボ | レア | ||||
芹沢の右手からは蒼い炎が 迸っていた。 「はっはっは。体の中から力が溢れてくる。これで新撰組は俺のものだ。まずは沖田と土方から片付けてやろう。」 芹沢はその身に地獄の炎を宿していた。人では抑えきれない 灼熱の炎。 「熱いか?苦しむ前に我が刀で切り刻み、地獄の炎で消し去って やろう。」 炎は屋敷に飛び火し、一帯を地獄絵図へと変えていた。剣客としても華々しい経歴を持つ芹沢 だったが、狂気に取り付かれたその様はまさに地獄の鬼そのものだった。 「力の時代が再びやってくるのだ。楽しかろう。」 | |||||
生命力 | 1400 | ||||
攻撃力 | 260 | ||||
防御力 | 230 | ||||
特殊効果 | 3連撃目で大ダメージ | ||||
属性初期値 | 体:8 | 心:5 | 技:5 | 術:4 | 機:5 |
属性最大値 | 体:15 | 心:8 | 技:10 | 術:6 | 機:8 |
エボ前 | ( SC0147 / 筆頭局長 芹沢鴨 ) |