その形状・用法は通常のナイフと全く同一であるが、ナイフが物理的に高い硬度と、その鋭利さで対象物を切り裂くのとは違い、プログレッシブ・ナイフは、高振動粒子で形成された刃により、接触する物質を分子レベルで分離する事で切断する。
ナイフという原始的な道具同様の性格を持つ同兵器は、銃などの近代兵器と違い、手の延長としての簡便な武装であり、また特別な訓練を必要とせずに運用できる武器として高い価値を持つ。
更に、そのナイフという性格から、戦闘以外にも広い応用範囲が予想され、エヴァの標準装備と決定された大きな要因と思われる。
更に、そのナイフという性格から、戦闘以外にも広い応用範囲が予想され、エヴァの標準装備と決定された大きな要因と思われる。
プログレッシブ・ナイフは、普段は左肩に収納されており、状況に応じて収納部を解放、エヴァ自身の手によって引き抜く事で使用可能となる。
引き抜かれた同武器は、高振動粒子の振動により青色に発光し、その切断能力を発現させる。
引き抜かれた同武器は、高振動粒子の振動により青色に発光し、その切断能力を発現させる。
初の実戦での使用は、第四使徒戦。
弐号機には、カッター状の新型―――刃が破損しても、後ろの刃を押し出す事で、再度使用が可能となる―――が採用された。
プログ・ナイフと略称される事が多い。
D型装備に装着していた際には、四隅に固体ブースターノズルを付けたカバーに納めていた。