ロンギヌスの槍

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A・Tフィールドをも貫く巨大な螺旋状の槍。
その先端は二股に分かれているが、投擲時には一つに収束して対象を貫く。
ロンギヌスの槍は、リリスによる補完計画を行うために必要な『祭器』と考察できる。
同物体は、『リリスによる補完』を実行する際に『依代』となる物体を『生命の樹』へと還元する役割を持っているらしい。
少なくともこれによりゼーレが『リリスによる補完』を意図していた事が確認できる。
しかし、ロンギヌスの槍は、第十五使徒戦で月へと到達、現在回収不能に陥っている。

これにより同計画は軌道修整を余儀なくされるはずであるが、ゼーレは既に代替品を用意し終えたようだ。
ロンギヌスの槍を複製した、云わば量産型ロンギヌスの槍を開発、建造しており、EVAシリーズによって実際に戦闘に投入された。

ロンギヌスの槍は、アダムと同様、人類の手に及ばない範囲の時間、空間で発生した物と考えられ、その発生要因、状況、形態は不明である。

ゼーレも『裏死海文書』の記述に従って捜索し、死海?で発見したに過ぎないようだ。

その後、槍は南極に輸送され、実験中にアダムと何らかの干渉をして、セカンド・インパクトを発生させたと思われる。

尚、従来、槍は対象のA・Tフィールドを中和・消滅させるとの説が大勢であったが、ゼーレの内部資料によれば、フィールドを『突破』すると表現するのが妥当であるようだ。
詳しい原理は不明だが、槍がA・Tフィールドの中和や侵食によらず突破したとすれば、極大の物理的衝撃力と云わねばならない。

ちなみに公の歴史に伝えられる『ロンギヌスの槍』とは、磔刑に処されたイエスが本当に死亡しているかどうかを確かめるために脇腹に刺された槍の事である。
イエスの処刑に使用された槍であると誤解される事が多いが、実際は『本当に死んでいる事を確かめるために、イエスの死体を刺した槍』であり、この槍その物はイエスの生死には何の関与もしていない。
ロンギヌスとはこの槍をイエスに刺した人物の名前である。ブルータスらと共にカエサルを暗殺したガイウス・カッシウス・ロンギヌスと混同されることが多いが別人である。
この槍は、1241年にラテン帝国皇帝ボードゥアン2世が借金のかたとしてベネチアに送り、その後、皇帝の従兄弟であるフランス王ルイ9世が借金の肩代わりをした為に彼の手に渡り、フランス革命で所在不明となるまではサント・シャペル教会で保管されていた。

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