埋めで没シーン>>671の裏
「エドワード准尉、今、どこにいる?シェリルは!?」
「誰かと思えば、早乙女か。お前は明日のシフ…」
「いいから、どうなんだ!?」
「大事には至ってない。シェリルの明日の予定は予定通り、したがってお前の明日の勤務は通常通りだ。以上。じゃあ、勤務中なんでな」
シャワーを浴びて部屋でくつろぐアルトの目に飛び込んできたのは
シェリルがライブ中に倒れたというニュースだった。
シェリルに連絡がつかず、藁にもすがる気持ちでSMSの護衛スタッフに連絡を取った。
明日は予定通りとは言っていたから、大したことはないのだろう。
連絡がつかなければ、ホテルにでもめぼしい病院にでも押しかける勢いだった心を鎮めようと
アルトは息をついた。
(何でもないんだったら、電話にくらい出られないのか…?…あまりしつこいのも引かれるかな。
時間も時間だ。次、出なかったら、留守電に吹き込んで、もう寝よう。
ああ、どうせ明日会うのに、なんてメッセージを残そう…)
期待を込めて、4回目のリダイヤルをするが、無慈悲にも留守番電話に切り替わってしまった。
「よう、大丈夫か?さすがのお前もハードワークがたたったな。
ええと、明日は、俺が行くから、大人しく休んでろよ」
他に気の利いた言葉は無かったのかと悶々と後悔しながら
転がりそうになる恥ずかしさをこらえてアルトは横になると、
バジュラとの戦闘から張りつめていた緊張の糸が切れてぱたりと眠りについた。
最終更新:2011年07月05日 08:33