2スレ768 幼馴染2 お風呂
768 名前:fusianasan 投稿日:2009/01/13(火) 15:37:19
リコーダー幼馴染の、ネタ続けてみた↓
今日もアルトの一日は、朝起きてパンツを洗うことから始まった。
昨夜見た夢は、今まで一番生々しかったように思う。
その理由は… アルトはごくん、と唾を飲み込んだ。
そう、今日から二日間、父親は内弟子をつれて地方公演に行くため、
早乙女の屋敷にはアルトとシェリルと、お手伝いの者しか居なくなるのだ。
それを聞いたときから、アルトはかつてない難解な課題をクリアする前の
アスリートが如く、背筋が伸び身体がひきしまる思いがしていた。
家のものは、アルトたちの関係を何も知らない。
まだ子供だし、相変わらず兄妹のように連れ添っているというふうにしか
映らないらしい。
(俺たち、付き合ってるんだぜ)
にや、と笑いそうになって、慌ててごしごしとトランクスを洗う手に力を込める。
キスもしたし、その先だって、ちょびっとなら進んだ。
(あとは、シェリル次第だよなぁ…)
ぎゅっと絞って、水を切った。
アルトがどんなに望んだとしても、シェリルがそうしたいと思わない限り
意味ないことだ、というのは子供のアルトでもぼんやり分かる。
しかし、シェリルはキスはしたがるくせに、その先はあまり気乗りしない
ようなのだった。というより、アルトが求めている行為を
ちゃんと理解しているのかどうかも怪しい。
箱入り娘だからしょうがないけど、とベランダの物干しにトランクスを干しながら、
アルトはひとりごちた。
別にアルトも焦っているわけではない、まだ13歳だし、
これから色々二人で知っていけば良いと思う。
でも、今回の願ってもない二人っきりのチャンスを逃す気もない。
もっとシェリルを知りたいし、シェリルの全部を見たいし、
やってみたいこともたくさんある。そのうちのどれかが達成できれば、と思っていた。
もちろん、あわよくば、という可能性も捨て切れていないアルトだった。
学校が退けて、帰宅したアルトとシェリルは、いつものように
アルトの部屋で共に宿題をこなした。
「やっぱり、人がいないといつもより静かね」
シェリルが落ち着かなげに言った。
アルトもさっきから、静けさのある屋敷でシェリルと二人だけという事実を
意識するあまり、貧乏揺すりをしていた。
それを見てシェリルはいぶかしんだ。「どうしたの?」
「どうって、別に」
眼を泳がせるアルトに、シェリルは「あーっ」と指をさす。
「あんた、エッチなことまた考えてるんでしょ」
「な!考えてねーよっ」
図星のアルトは、声が裏返った。
「うそうそ!今日はおじさまたちが居ないからって、あたしに
やらしいことする気ね」
「やらっ・・・」ぐっと詰まって、アルトはシェリルを見据えた。
「・・・しいこと、しちゃダメなのか?」
重々しくもストレートに尋ねられて、今度はシェリルが返答に困った。
「ダメ・・・じゃないけど」
アルトがシェリルにキス以上のことをしようとしたり、
求めて来ることは嫌ではないが、気持ちに体がまだ付いて行っていないシェリルだった。
特に、アルトの眼が血走り始めると、正直怖いとしか思わない。
「ダメじゃないけど、程度によるわね」
精一杯の虚勢で、シェリルは髪をはらった。
程度・・・、アルトはその言葉を噛み締め、肝に銘じた。
程度さえわきまえれば、多少は許されるってことだよな。
部屋の時計を見たシェリルが言った。
「わたし、そろそろお風呂入る」
シェリルは夕飯の前に風呂に入るタイプなのだ。
その間にアルトは食事を作っておく予定だった。ついさっきまでは。
「俺も入る」思いついたようにアルトは言った。
脱衣所で脱ぎながら、アルトは何事も言ってみるもんだなと、自分の勇気を讃えた。
今回発見したことの一つは、シェリルは意外に押しに弱いということだった。
すっぽんぽんになり、やや緊張した面持ちで風呂場の扉に手をかける。
「入るぞ」と声をかけると、「うん」と湯気の中で響く声。
浴槽に使っているシェリルの白い肌を思い浮かべながら、アルトはガラッと開けた。
アルトの想定外は、シェリルが泡風呂にしていたことだった。
シェリルが透明の湯の中で三角座りをしているのをイメージしていたアルトは、
まあ、いいけど・・・、とほんの少し残念に思いながら、身体を軽くシャワーで流した。
ちらっと横を見ると、シェリルはこちらを見ないようにしているのか、
白い背中を向け俯いている。
どう入ろうかと一瞬考えたが、ええいままよ、とアルトは勢いよくざぶんと浴槽に身体を入れた。
勢いよく泡が飛び散り、シェリルがびくっと身動きしたのと同時に、アルトは背中に回りこむ。
「えっ、ナニナニ?なんで後ろにいくの?」
シェリルは驚いて振り向いたが、「だって、こうしないと狭いだろ」
アルトは背後から抱く形で、シェリルを定位置につかせた。
もっと幼い頃は、二人向かい合って風呂に浸かったものだが、
今では浴槽で向かい合うには窮屈なほど、いつのまにか二人は成長していた。
初めはもじもじと背中を丸めていたシェリルも、アルトが「はぁーーー・・・」とリラックスして
後ろにもたれると、やがて背中を預けてきた。
「あたしの背中を取るなんて、アルトのくせに生意気ね」
「なんでお前と向かい合って風呂入らなきゃならないんだよ」
その様を想像して、くすくすとアルトは笑う。
「なんで泡風呂にしたんだ。俺“ひのきの湯”が好きなのに」
少々不満を言うと、「あたしは泡が好きなの!」とシェリルが泡をすくってアルトに髭を付けた。
ふっとアルトが息を吹くと、シェリルの顔にぷわんっと飛んで、キャッと黄色い声が上がる。
だんだん、昔に戻ったような気分になってきた。
「ねえねえ、覚えてる?これww」
シェリルが自分の胸に泡を2球こんもり乗せて、「ボインボイン」
と上半身をくねらせた。
げらげら笑ってアルトはお湯を手ですくってかける。
「ほれ、見えちまうぞ」
「やだぁ エッチ!」
わざとらしくシェリルがしなを作って隠す。
ひとしきりじゃれあって、泡はほとんど浴槽の外に出てしまった。
再び、シェリルが背中を預けてきたので、アルトはシェリルのお腹に手をまわした。
「ねぇ、アルト」
すっかりくつろいだ気分のアルトは、シェリルの肩にあごをのせて「ん?」と聞き返す。
「あのね、お尻に何か、当たってる」
遠慮がちに言ったシェリルに、アルトは何も答えられなくなった。
そんなもの、ずっと先刻からそうだったのだ。
風呂場でシェリルに変なことをする気はなかったので、我慢していたのだが、
シェリルに自身のことを指摘されて、アルトはもうたまらなくなった。
ふいに、前で組まれていたアルトの両手が、片方はシェリルの右胸を掴み、
もう片方が足の間のその奥に入り込んできたので、シェリルは仰天した。
驚いて、立ち上がろうとすると、「シェリルッ」とすごい力で押さえ込まれ、
アルトの指がシェリルの身体の、ありえないところに侵入してきたではないか。
「いやっ!!!」火事場の底力ならぬ、風呂場の底力で、
シェリルは渾身の力を込めた肘鉄を、アルトの腹におみまいした。
「ぐはっ!」悶絶する痛みに、アルトの頭部はぶくぶくとお湯に沈む。
「バカ!そこに百数えるまで浸かってなさい!」
真っ赤になって怒りながら、シェリルは浴槽を後にした。
…押しに弱いが、押しすぎるとシェリルは強い。
アルトはもう一つ、学んだのだった。
おわり
最終更新:2009年03月29日 00:00