943 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 03:42:45 ID:asQSx/Ra0
ぶった切りスマン!!
昨日のバレを見てから、どうしても書きたくなった22話投下します。
ちなみに例の絵は事後と判断。2日に分けて書いたので、印象が違って読みにくかったらゴメン!!
シチュについては、独断と偏見なので、異論は認める!!
どんなのでも、構わないって人だけでよろしくお願いします。
重ねた唇は柔らかかった。
鼻をくすぐる香りは花のように甘い。
触れた肌はすべすべとしていて、そして静かに熱かった。
障子越しに入ってくる光は優しくその表情を照らし出す。
空を切り取ったようなその瞳の端にぷっくりと涙の粒が浮き上がるのが見えた。
それをそっと拭うと、アルトは再び唇を重ねる。
数度迷った後、優しく吸い舌を使って割り開く。
すぐにざらりとしたものに触れる。
でも、それは触れるとすぐに逃げてしまった。
後を追おうとシェリルの頭を抱きこみ、深く、深く重ねる。
捕まえては、逃げていた舌先がいつしかちょこん、ちょこんっと触れるようになり、それを擽ってやったら、
すぅーっとシェリルの身体から力が抜けていった。
安心してくれたのだと分かったら、自分もなんだか力が抜けて、それが少し可笑しかった。
長い時間重ね、交えた唇を離して見たシェリルの瞳はまだ少し緊張していたように思えてたから、
それを安心させるために、そっと腕の中と連れ込んだ。
そして、シェリルの顔を自分の胸元へと押し付ける。
驚きに見開かれていた瞳が、自分の意思を汲み取り、理解し、唇の端が少し上がるのを見届けると、
アルトは優しく頭を撫でてやった。
触れ合った肌と肌は先ほどよりも熱くて、ドクドクと早鐘を打つ心臓はシェリルと一緒だった。
お互いに知らない世界。
ぼんやりとしか分からないけれど、これから先のことを思うと大丈夫かと自分でも少し不安になる。
それでも、衝動は止められなかった。
触れる度に思う。
もっと、触れていたいと。
キスを交わすたびに思う。
もっと、この感覚を味わっていたいと。
抱きしめたままの状態で、アルトはそっとシェリルを布団へと横たえる。
動くたびに、シェリルの甘やかな香りがふわりと舞った。
頬にかかった柔らかいストロべリーブロンドを優しくどけてやると、シェリルがこちらを見上げている。
じっと見つめ返すと、ぱっと目を逸らしてしまう様子がメディアでみた野生の小さい動物のようだと思った。
「シェリル。」
こちらを見てほしくて名前を呼ぶと、数秒後におずおずとこちらを見上げてきた。
その両頬を両手で包み、固定して、もう一度唇を重ねる。
今日、何度目かのキスは、アルトの思考をゆっくりと侵食していった。
感じるのは、濡れた舌の感触。
乱れた互いの息遣い。
高まる互いの熱。
ドクドクという音が煩くて、シェリルにも聞こえているんじゃないかと思った。
細い両手首を捕らえて布団に縫いつけ、自分はそのまま首筋へと唇を寄せる。
浴衣の袷から布を除けて触れた肌は熱く、しっとりとしていた。
そのまま唇を滑らせると、シェリルの身体がビクッと震える。
その反応に、アルトは顔を上げた。
「・・・怖くないから」
大丈夫だと暗に含め、諭すように言うと、見透かされていたことに気付いたシェリルの瞳が揺れた。
一度手を離し、右肘を布団に付くと一層距離が縮まる。
そのまま、アルトは優しくシェリルの頭を撫でてやった。
互いの吐息が自然と合わさり、瞳が互いを見つめる。
次に、距離を縮めてくれたのはシェリルだった。
少しだけ身体を起こし、唇に触れてくれる。
それは、今まで彼女がしてきたキスのどれよりも優しくて、どれよりも甘く感じた。
身体の片側を重くないようにと気をつけながらシェリルに軽く押し付け、そのスキに腰紐の結び目を解く。
シュルッという衣擦れの音がやけに生々しく思えて、アルトの頬が熱くなった。
緩んだ袷に手をかけ、少しずつ肌を露にしていく。
外気にさらされた素肌に、シェリルが軽く震えた。
現れた真っ白く、滑らかな肌にアルトの息が止まる。
自身が使っていたような白粉はシェリルのどこにも使われていないというのに、その白さは妖艶さをも持っていた。
肌蹴た鎖骨のあたりに置いた手が微かに震えている。
比べてみればなお違う、その肌理の細かさと肌色に改めて自分達が異なる性を受けていたのだということを実感する。
舞台の上でいかに女であろうとも、身体はきちんと発達した肉を持ち、突き上げてくる衝動は穢したいというどす黒いもの。
触れたくて、自分だけのものであってほしくて、たまらなくなった。
温かい肌を感じるように、アルトはそのまま手を這わす。
動き回る度に浴衣が剥がれ、生まれたままのシェリルが見えてくる。
丸く、手には少し余るくらいの乳房やその先端の桜のような蕾
くびれた腰や、柔らかい太もも
足先に行くほどしなやかな印象がつよく、腹から上は柔らかいトコロが増えてくる。
全てを記憶に刻もうと、アルトは何度も何度もシェリルの身体を優しく撫でた。
恥ずかしさにぎゅっと目を瞑るシェリルが愛しくて、可愛くて、感情の箍が外れそうになる。
何度も、何度も、自分に言い聞かせながらアルトはシェリルに触れた。
触るたびに一つずつ、自分の中にあたたかな感情が広がっていくようであり、でも、それは乾いた大地に水が染込み潤して
行くように当然の理のようでもある。
そういう感覚をシェリルと共有できているのなら、嬉しいとアルトは心から思った。
そう思ったら今度はその瞳が見たくなって、アルトは再びシェリルの髪を撫でる。
2,3度撫でて、優しく呼ぶとおずおずとシェリルが目を開けた。
羞恥のせいかその頬には朱が挿し、瞳は潤み、揺れる。
その様子にアルトは少し笑った。
「触るぞ?」
アルトの言葉に、シェリルが弾かれたようにピクンッと震える。
そして、数秒迷うように瞳が彷徨った後、両腕で顔を覆うようにしてからコクンッと小さく頷いた。
先ほど辿った経路を思い出しながら下肢をまさぐり、足の付け根へと手を下ろす。
くびれたそこを優しく撫ぜるとすぐ隣に布の感触がする。
伸びた紐をスルリと解いた。
「・・・・んう。」
触れるとシェリルの身体が硬くなり、そして喉からそんな声が漏れた。
あぁ、ヤバイ・・・。
止められなくなる。
本能的に、そう、感じた。
とろとろと溢れ出していた蜜を指に絡めながら、アルトはそっと入り口に触れる。
愛撫を繰り返すたびに、くちゅという音が耳に届き、シェリルの身体が震え、熱い吐息が吐き出される。
それでも身体の硬さは取れなかったから、アルトはそのまま唇を乳房へと這わせた。
先端を口に含み。
もう片方の手で、揉みしだく。
ぷっくりと立ち上がったそれを甘噛みして刺激を与え、舐めあげ、背筋を震わせる。
自分にはない柔らかさと、手に吸い付くような感覚がアルトをさらに追い詰めていく。
感じたことのない衝動の波をどうしてよいのか分からず、シェリルの手が幾重にもシーツの波を立て、崩していった。
熱いシェリルの呼吸がアルトの首筋を掠める。
求められるようにして伸ばされた手に頬を寄せると、愛しげに撫でられた。
やがてシェリルの両手が限界に行き着く。
それが、自身のジャケットのせいであることを気付いたアルトは急いでそれとタンクトップを脱ぎ捨てた。
そのことすら忘れていた自身に少しだけ苦笑する。
色々考えていたつもりでも、そこまで全然気が回っていなかったのだ。
素肌を晒したアルトの胸にシェリルが嬉しそうに頬を寄せる。
ドクドクと鳴る心音を聞くように耳を当て、目を閉じるシェリルの髪をアルトは優しく何度も梳く。
そして、触れ合いの終わりを告げるようにその細い顎を固定すると、深く、深く、口付けた。
舌を絡めあい、唾液を混ぜ合わせる。
吐息を飲み込み、飲み込ませ、自分だけを見ているようにと願いをこめる。
入り口を彷徨っていた指をそっと中に侵入させると、シェリルが僅かに息を呑み、身じろきした。
中を傷つけないように気をつけながら、アルトはゆっくりと内壁の狭さを取っていく。
熱く、絡み付いてくる内壁のひだを擦り、愛液を絡めながら指を動かし、掻き回していく。
刺激が与えられるたび、シェリルの口から甘い嬌声が零れ落ちてきた。
「あっ…あっ…あぁ、…!」
言葉にならない声を上げながらシーツを握りしめて耐える姿や瞳に溜った涙が頬を伝う。
アルトはシェリルの花弁に唇を寄せた。
淡いピンク色に色づいた花びらに舌で触れ、先端のしこりを軽く吸い上げると口内に蜜の味が広がる。
吸い上げ、擽る度にシェリルの腰が動いた。
中へと入れる指の数を増やしながら、バラバラに掻き回し、追い詰めてやる。
しどけなく上がっていた声が、徐々にその艶やかさを増していく。
イタズラに柔らかく指先を曲げた途端シェリルの身体が仰け反り、くたりっと力をなくした。
「・・・・シェリル?」
荒い呼吸を繰り返すシェリルをアルトが呼ぶと、うっすらとその瞳が開く。
まだ、ぼんやりとしていた瞳がアルトを見とめると、少し安心したように笑った。
言葉は発さずそのまま擦り寄ると、けだるい表情でシェリルもアルトに擦り寄ってくる。
僅かに汗の粒が浮かぶ額を拭ってやり、少し張り付いた髪を耳の傍へと寄せてやった。
幸せそうに閉じられる瞳に、アルトが少しだけ慌てる。
シェリルがそのまま眠ってしまうのを恐れたわけではないけれど、もう少し自分を見ていてほしかったし、
自分もシェリルを見つめていたかった。
そう思っていたはずなのに、いざ目と目が合い、見つめられると先ほどの衝動が再び頭を持ち上げてくる。
脳裏を巡るのは翻弄されるシェリルの艶姿と声。
零れる涙も、揺れる瞳も、全てアルトを昂ぶらせていった。
我ながら現金だとも思う。
男なら武士は食わねど高楊枝ではないのだろうかとも思うのだけど、抑えが効かないのだ。
抱きたいという肉体的なものでなくて、シェリルからの気持ちを感じたいと、感じてほしいと思ってしまう。
精神的な繋がりを求めるから、もっと傍で存在を感じたいから、その衝動はその貪欲さを増していく。
性急にことを進めようとしてしまう自身にシェリルが脅えないことを祈るしかなかった。
再び手を絡め、布団へと縫い付けるとシェリルにもアルトの意思が伝わる。
まだ息は整いきれていなかったけれど、その瞳にアルトを拒むような色は伺えなかった。
静かな、静かな沈黙の後、春に草木が芽吹くように、風が草花を揺らすように、自然と重なる。
唇が、
鼓動が、
呼吸が、
重なる。
誰かに教えてもらったのではないけれど、身体は互いの気持ちの刻み方を知っていた。
ズボンを脱ぎ捨て、シェリルへと被さり、自身の切っ先をその入り口へと押し入れる。
受け入れたことのない熱と質量を必死に受け止めようとするシェリルから、苦しそうな声が上がる。
押し入るたびに、ずり上がっていく身体を手を絡めることで抑え、時に声をかけながら、アルトはシェリルの中を
埋め尽くしていく。
応えようとしてくれる懸命な仕草が嬉しかった。
長い時間をかけて埋め終えると、未だになれないシェリルの口からは時々くぐもったような声が漏れてくる。
苦しいくらいに自身を締め付ける内側の感触に、アルトも意識を持っていかれないようにするだけで精一杯だ。
シェリルに余裕が生まれるまではと必死に時がたつのを待つアルトをシェリルが解放する。
「大丈夫だから。」
眉根を寄せ、上がる呼吸を押し隠しながら、シェリルはそうアルトに告げた。
ドクン、ドクンと刻む鼓動を内に感じること。
それは自分達が一つだという自覚をもたらすもので、シェリルに安らぎを与えるものだった。
アルトの瞳を見つめ、もう一度大丈夫と言うように、シェリルが頷く。
シェリルの様子に動かされるように、アルトはゆっくりと腰を動かし始めた。
狭い内部はアルトの形を覚えようとしているかのようにぴたりと張り付いてくる。
熱く自分を蕩かしそうな内壁の締め付けに、アルトの頭が真っ白になっていく。
「あっ・・・・くっ・・・・」
吐精感を飲み込みながら、アルトは必死に前を過ぎる波を掴もうと手を伸ばす。
柔らかい太ももを抱き寄せ、より深く、深く自身を埋めて、引き抜いて、中をぐちゃぐちゃに掻き回した。
追い縋る内壁も、耳に届く甘い嬌声も、アルトをどんどん高みへと誘っていく。
ずっとこうして繋がっていたいと思った。
身体だけではない。
二人で高みを目指すように、同じ気持ちを感じて、心で繋がっていたいと思った。
シェリルの中にずっと消えない印を刻んでしまいたい。
傍にいると言った自分自身の言葉を忘れぬように。
二度と一人ぼっちだと感じずにすむように。
共に有ることを伝えるように。
切なさと、愛しさが溢れ出てくる。
嬉しさと、喜びが溢れてくる。
感じたことのなかった感情に心が痺れた。
そして、じんわりと全身にその感情を伝わらせていく。
「・・・シェリ、ルッ」
最後に呼んだ名前は、彼女の耳に無事に届いただろうか?
駆け上がることをやめなかった自分に、必死にすがり付いてきてくれたのは、身体の全てが覚えていたから、そうであればいいなと思う。
熱を弾けさせ、全ての欲望の塊を中へと注ぎ込むと同時に、背中に浮かんだ汗の粒がその表面を滑り落ち、シェリルの肌へと落ちていった。
甘く、気だるい事後の雰囲気に、アルトの口元が自然と緩む。
先ほどまでうっすらと開いていた空色の瞳は、ゆるゆると閉じてしまい、その口元からは小さな呼吸が聞こえる。
その寝顔を少し見つめた後、アルトは肌蹴た浴衣を軽く直してやる。
そして、自身も床に散らばった服を拾い集めると同じように身につけた。
ジャケットは、まだ火照った身体には邪魔なように思えたから、着ないことにした。
でも、本音を言えば服という布切れ一枚を通してでなく、自身の肌でシェリルに触れていたいだけだったのかもしれない。
くうくうと小さな寝息を立てて眠る様子からは、先ほどまでの姿は想像できなかった。
それくらい、眠るシェリルの表情はあどけなく、穏やかだった。
起こさぬようにとそっと左腕を首の下にひいてやり、右手を使ってこちらを向かせる。
本当は抱きしめて眠りにつきたかったのだけど、どうしても起こしてしまいそうで、怖かった。
「オヤスミ」
小さくそう呟いて、アルトも瞳を閉じる。
そして、良い夢がシェリルに降るようにと願いをかけて、その額と瞼に優しくキスをした。
障子を通して伝わる外の明かりは、淡く優しい。
その柔らかな光の中で、永久に守りたいと思うものを見つけた二人が向き合って眠る。
静かな、静かな夜の時間。
めまぐるしく巡る時間の中の、短い、安らぎの刻。
そんな穏やかな夜が終わりを告げる夜明けまで、もう、少し。
最終更新:2009年03月24日 20:54