「っ、......あ、あ」
ぐちゅり、と生々しい淫靡な音と共に引き抜かれた己の萎えた欲望
シェードランプに照らされた薄闇にも確認出来る欲望に濡れた己と掻き回し蹂躙した所為か充血しヒクつく桃の様な割れ目からは何度も思うが侭に吐き出した己の体液とシェリルの体液が混ざり合いシェリルの震えと共に内側から、ぷちゅ、っと小さな音と共に洩れ出してくる。
何度も何度も絶頂に押し上げて責め立てた所為だろう。
碧い瞳は長い睫毛で隠され幼子の様に体を折りたたみ、体を震わせている。
アラバスターの様に白い肌は淡く桃色に染まり扇情的この上ない。
「......すっげーエロい」
何度も吐き出して満足した筈の己がまた欲望に反応するのを感じた。
何度吐き出しても留まる事のない込み上げてくる劣情と感情
眉を潜め、うっすらと鴇色に染まった瞼や頬、
気怠げに甘い吐息を吐く薄紅色の唇
どのアングルから見ても美しいその貌。
心地よい疲労に逆らい瞼が開き碧が現れた。
だが潤んだ瞳で恨めしそうに見上げられても、いつもとのギャップに可愛いとしか思えない。
「おやすみ、シェリル」
まだ震えるシェリルを腕の中に閉じこめ心地よい眠気に身を任せ瞼を閉じた。
「......んあっ」
水音と共に艶やかな声で目が覚め、まだ霞む視界にシェリルを探すが見当たらない。
起き上がるとシャワールームから水音とくぐもった声が聞こえ、近づいた。
磨りガラスの向こうから荒い吐息と艶やかな声が聞こえる。
それに壁に背を任せ手を陰部に這わせ、突き出された胸が震える影が劣情を誘う。
一気にガラス戸を明け、シャワールームに踏み込んだ。
「まだ足りなかったのか?」
色っぽいシェリルにニヤニヤと自然に口角が上がる。
「きゃぁっ!」
碧い瞳は驚愕に見開かれた後、薄紅色した頬が更に紅く染まった。
「......ふーん」
差し込まれたままの細い指先に視線を合わせると怒声が飛ぶ。
「ち、違うわよ!あっ、アンタが出したものを掻き出してただけよ!」
そしてシェリルは今更ながらに壁に添わせ、体を支えていた腕で胸を隠す。
「出してた?」
「そ、そうよ。出さないとナカから溢れて来て大変だもの、だから出て行って!」
真っ赤な顔をして睨むシェリルを見つめながら近づいた。
「ちょ!ちょっと、アルトっ!」
「俺が出してやるよ」
そう言って壁にシェリルを押しつけ、細い指先の脇から己の指を滑り込ませた。
「んっ!」
背中に叩き付ける温い湯とは違う熱とねっとりとした感触にごくりと喉が鳴る。
「い、や!」
真っ赤になった貌は快楽に歪んで扇情的だ。
「嫌? 俺は出すのを手伝ってるだけだろ? ん? 違うのか?」
ドロドロと黒い感情が胸中を支配して行き、シェリルを辱める言葉がするりと口に上る。
「ん、ばかぁ! ぁ...ふぁ!」
ぐちゅぐちゅとシャワーの音とそうでない淫猥な音が閉ざされた空間に響く
「ほら、シェリルの指じゃ届かない所まで俺なら届くだろ?」
シェリルの指に添わせる様にして埋め込んだ己の指で内側を掻き出す様に動かす。
流石に明日の事を考えるとナカの己が吐き出した精を掻き出して終わりにしようと理性は止めているが、目の前の羞恥に震えながらも己の指の動きで淫らに乱れ、感じる愛しい女の姿を見ていると本能がむくむくと目を覚まし、一回くらいなら、と甘言が脳裏に甘く響き支配して行く。
軽く勃ちあがった己に苦い思いを感じ、自分も鎮めなければ眠れない事に気がつく。
「ああ、アルトっ」
どこか強請る様な声色にアルトの理性は砕け散る。
差し込んだ指をシェリルの腕ごと抜き、己をシェリルの付け根に添わせた。
挿れられるのかと思っていたシェリルは驚いてアルトを見上げた。
「これなら入れずにお互いイケる。 ほら、足に力を入れろ」
まだやった事は無かったが、知識としては知っていた。
お互い擦り合わせることでも十分快楽を得られる。
シェリルの程よく鍛えられた脚の筋肉と柔らかな花弁に包まれただけで気持ちがいい。
きょとん、と見上げてくる表情が愛おしい。
軽く腰を動かすと、擦れ合う場所からは十分な刺激が腰へと伝達されて行く。
「ぁんっ...!」
掴んだ腕を壁に押しつけ、艶めく吐息を塞ぐ様に唇を奪った。
段々と早さを増し、空いていた反対の手でシェリルの弱い所を刺激する。
重なった唇から苦しそうなくぐもった声が漏れ、体が小刻みに震えた。
「んぅっーーーーーー!!」
きゅうっと締め付けて来る感覚に絶頂を感じ指先でシェリルの肉芽を押し潰した。
「く、っ......」
更に戦慄く秘部と脚の締め付けにゆるりと2、3度グラインドさせ、壁に欲望を放った。
ああ......、と、もの憂気に息を吐き、力の抜けたシェリルを抱きしめて呼吸を整えた。
「......十分掻き出したし、こんだけ濡れたんだからもう溢れてこないだろ?」
自分の腿に感じたシェリルの愛液は結構な量だ。
大人しく俺の胸に体を預けていたシェリルはまた真っ赤になって睨みつけている。
普段は弱みを見せず女王様の様に振る舞うが、腕の中に閉じこめてしまうと強気な振りをしている様にしか見えない。そしてその姿がたまらなく愛おしく可愛い。
だが、何気ない事で虚勢を張って強がるシェリルを見るのは悪くない。
「っっ!! バカッ!」
だが油断していたらしい、ご機嫌斜めな女王様は俺の息子を握りしめた。
「っーーー!」
声にならない声を上げると、そこには楽しそうに睨みつける女王様が居た。
「しばらくここで反省でもするのね」
そういって戸を開けベッドルームへと戻って行く。
……くそー。 覚えてろよ! 明日は休みだし今夜また責め立ててやる。
滲む視界に映るシェリルの後ろ姿にそう誓った。
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以上です、お粗末様でした。
そういや黒アルトってのを書き忘れてすみません。今度は甘甘にしたい。