ゼロの保管庫 別館

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だれでも歓迎! 編集

636 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/01(日) 22:24:15 ID:2KhDM5Em 「きゃっ、危ないわねーヴァリエール」 部屋を出た途端に、ツェルプストーとぶつかりそうになる。 「っ、そっちこそ気を……って、ツェルプストー……その格好……」 ほとんど……裸……いや、布で覆われてはいるが……スケスケだ…… 「あ……んた、そんな格好で……どこに…?」 上手く喋れない位強烈なインパクト。 「夜這いよ、よ・ば・い」 「なぁぁぁぁっ、だめよっ、サイトはっ」 「………そんなわけ無いじゃない、今更……これだから恋に狂った女は」 「だっ、だぁぁぁぁれが、恋ですってぇぇぇ」 「……ま、いいけどね、今からジャンの所に行くのぉ」 「……ミスタ・コルベール?」 「そうよ、愛しのジャン!」 ……わたしが戦争に言ってる間にツェルプストーのネジが幾つか飛んだみたい……敵が減っていいけど。 「……淫行教師ね」 「失礼な、ジャンはまだ、手も握ってくれないわよ」 ……そなの? 「意外……貴方ってもっと……」 赤くなったツェルプストーが噛み付くように、喋り出す。 「悪い?生徒に手は出せませんとかって、ジャンが言ってるのよ」 「……じゃあ、夜這いって無駄じゃないの?」 「………ちょっとでも……意識してくれるようになるかもしれないじゃない……」 うぁ……真っ赤だ…ツェルプストーも結構かわいい。 「……まぁ……頑張ってね」 「…余裕ね、ヴァリエール」 「何が?」 「貴方だって頑張る相手が居るじゃない?」 「……なっ、何を頑張るのよ。」 「のーんびりしてると、メイドに取られるわよ。」 「……そんなこと……」 あるかも……だけど…… 「…押し倒し方………教えようか?」 「………聞いてあげる……」 「……お願いしますは?」 ……………………っっっっく 「お・ね……が…い・し・ま…………す」 魂が削れるような思いとともに、お願い……ごめんなさい御先祖様。 「ふっふーん、じゃあ……まず、ベットに忍び込み方…」 「?いらない」 「なんで?」 「一緒に寝てるし」 「………案外、進んでる?」 「?」 「毎日寝る前に…?」 「なぁぁぁ、そんなはず無いじゃないっ」 「………ふつーそこが一番難関だと思うけど?」 「うるさいっ、次よ次っ」 「……実技?」 「何で飛ぶかーーーー」 「だってぇ、やってみりゃわかるじゃない?」 「……さっきのお願いしますをかえせぇぇぇぇ」 逃げ出すツェルプストーを追いかける。……この子この格好であそこまで行く気だったのね…… まっすぐ研究室のほうに走っていく……男子にあっても知らないわよ? 溜息をついて部屋に引き返す……シエスタが赤くなってる。 「や、やっぱり……変なんですかね?」 「……わたしたち……魅力無いのかもね……」 ……私はともかくシエスタはあっちこっち触ると気持ちよさそうなのに…… 「ミス・ヴァリエール美人なのに……サイトさんって」 「「難しいわよね」」 (2Vs1の方が、色々考えることがあってむずかしーんだよ)部屋の外でサイトが頭を抱えていた。

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