ゼロの保管庫 別館

6-454

最終更新:

familiar

- view
だれでも歓迎! 編集

タバサが部屋に戻ると。 才人がベッドの上で伸びていた。 そのベッドの傍らには、年のころなら二十歳頃の、青い髪のメイド服の女性が立っている。

「お姉さま!ほめてほめてー」

言いながらベッドの周りをぴょんこぴょんこ跳ね回る。

「シルフィは獲物を捕まえてきましたー。ほめてほめてー」

言いながら、身長のずっと低いタバサの胸に、ごろごろと喉を鳴らしながらじゃれつく。 しかし、タバサの使い魔、シルフィードの頭には、タバサの大きな杖の一撃が降ってきた。 ごっちん。 硬いものどうしのぶつかる重い音が、部屋に響いた。

「いったーい!」

時は少し遡る。

シルフィードはずっと気にしていることがあった。 この間の虚無の曜日、主人のタバサと、自分の背中の上で口を合わせていた人間のオスのことである。 …あれってば、人間の求愛行動の、キスってやつよね? ていうか、ずいぶん前にも背中の上で仲良くしている二人をシルフィードは見ている。 たしか、名前はファイトだったかサイトだったか、とにかくなんとかト。 ついにお姉さまにも待望の恋人が!シルフィ応援しちゃうっ! とか思ってたら、そのオスってばあっちこっちで他のメスに引っ張られたり引っ張りこまれたりしてる。 当事者のタバサはといえば、特に何をするでもなく、何日かに一度、逢瀬を重ねるだけ。 こんなんじゃダメなのねー。二人の仲は進展しないのねー。 そこで、シルフィードは一計を案じる。 それはとある虚無の曜日の昼すぎのこと。

「獲物は捕まえなきゃだめなのねー」

誰も居ないことを確認して、女子寮の裏庭に降り立ったシルフィードは、呪文を唱えて変化する。 青い渦が収まると…そこには、年のころなら二十歳頃の、青い髪の女性が全裸で立っていた。 シルフィードはえっちらおっちらと準備運動をすると、

「あ、着るものいるんだっけ」

獲物を捕るにも準備がいることを思い出した。 辺りをきょろきょろすると、視界の隅に、物干し台に干されたメイド服が眼に入った。 シルフィードは周りを一切気にすることなく、物干し台に駆け寄ると、ちょうどいいサイズのメイド服を一着選び出し、袖を通す。

「よし!準備完了!」

あとは、獲物を見つけるだけである。 シルフィードは、獲物を探して学院の庭を全力疾走しはじめた。 裸足で。

「えーっと、そこの丸い子?」

中庭に出たとたん、マリコルヌは、見慣れない青い髪のメイドに呼び止められた。 って、丸い子って。

「ぶぶぶぶぶ、無礼じゃないかっ!メイドの分際でっ!」

腐ってもマリコルヌは貴族である。平民なんかに嘗められて黙ってなんかいられないのである。 懐から大人気なく杖なんか取り出し、メイドめがけてびしいっ!と振り下ろす。 キマった。 マリコルヌの脳内では既に、大変失礼いたしましたマリコルヌさま、この駄目なメイドめにお仕置きをしてくださいまし、な所まで話が展開していた。 のだが。

「杖なんかだしてー。危ないよー」

メイドは杖を持って突き出したマリコルヌの右手をさっと取り、足をひっかけてすってんころりん、とマリコルヌを地面にすっころがした。 すっころんだ拍子に、杖をマリコルヌの手から抜き取ることも忘れない。

「あっこら!返せよ!」 「丸いからよく転がるねー」

上半身を持ち上げようとしたマリコルヌの顔を、メイドの足がぶぎゅると踏みつける。 な、なんで裸足っ!?

「ふがっ」

メイドの足の裏でじたばたともがくマリコルヌ。しかしメイドの足は、今度はマリコルヌの胸板を押さえつけ、彼の自由を奪う。 なんで、こんなメイドなんかにっ。 屈辱に、マリコルヌの頬が歪む。 …笑ってる?

「ねえ、あなたサイトってどこにいるか知ってる?」

言って、メイドはぐにぐにとマリコルヌの出っ張ったお腹を踏みつける。 …あうっ!なんだ、この感覚はっ!?

「ねーえ、こたえてよー」

言ってさらに、今度は指をくにくにと動かして、マリコルヌの胸を刺激する。 …ああっ!!だめだ僕っ!!堕ちちゃうっ!!

「…っと」

マリコルヌの喉から、低い声が滑り出た。 おー、効いてきたー? メイドは調子にのって、今度は足全体でマリコルヌのお腹をぶにぶにと押す。

「しらないのー?」 「…何でも話すっ!話すからっ!」

おー、感心感心。 メイドは足を止めて、マリコルヌの顔を覗き込む。 その顔は、新たな境地に達した悦びに、とろけていた。

「じゃー教えてー?」 「教えてやる代わりに…もっと僕を踏んでくれえええええええええええええええええええ!!」

ぞくぞくぞくぞくっ!! ヤバいものを感じたシルフィードは、思い切りマリコルヌを蹴っ飛ばした。

「サイトならヴェストリの広場で素振りしてたぞおおおおおおお!!」

転がりながら、律儀に応え、マリコルヌは出てきた塔の壁に激突して気絶した。

「な、なんだったの今の…?」

言い知れぬ寒気に、両手で体を抱き、早くここから立ち去ろう…と思ったシルフィードだった。

後日、必死になって青い髪のメイドを探すマリコルヌが周囲を辟易させたが、それはまた別の話。

基本的なことなのだが。 シルフィードはヴェストリの広場を知らない。

「困ったのー。きゅいきゅい」

言いながらとぼとぼと中庭をうろついていると、風を斬る音が聞こえてきた。 風韻竜の末裔たるシルフィードには、聞きなれた音だ。 音に誘われるまま、シルフィードが音のするほうへ進んでいくと。 虚空に向かって木剣を振る才人を見つけた。 獲物、はっけーん!

「み」

地面を思い切り蹴り、スタートダッシュ。

「つ」

振り下ろした足が地面を捉える。そのまま加速。

「け」

まるで円舞を踊るように、くるりとステップを踏む。加速は緩めない。

「た」

この時点で才人は異変に気づき、振り向こうとする。しかしシルフィードの加速は才人の反応速度を上回っていた。

「のおおおおおおおおおおお!」

両足が地面を離れ、シルフィードの体が矢となって、足から才人の背中に突っ込んでいく。 風韻竜奥義、ロングステップドロップキック(仮)である。

「んおわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

シルフィードの全体重の載ったドロップキックをまともに食らい、才人は思いっきり吹っ飛んだ。 ごろごろごろと景気よく転がり、中庭の壁に激突して止まる。見事に気絶していた。

「獲物、ゲットなのっ!」

ガッツポーズで勝利を堪能するシルフィードを、伝説の剣が眺めていた。

「…今度の娘は、やけに過激だーね」

そして現在に至る。

「というわけなのっ」 「なの、じゃない」

自慢げにふんぞり返るシルフィードの頭を、タバサは再度杖で小突く。

「痛いっ!バカになったらどーするの!」 「無理矢理連れてきちゃダメ」

言ってタバサは、才人を起こすため、ベッドに近づく。 しかしそれを、シルフィードが止めた。

「ダメなのっ!まだ本題じゃないの!」 「…本題?」

才人をここに連れてくるのが目的じゃなかったのか、とタバサは歩を止める。 そして、

「言ってみて」

と、シルフィードを促す。

「この子が、本当にお姉さまに相応しいか、テストするの!」 「テスト?」

そんなの必要ない、と言おうとしたタバサだったが、またもやシルフィードに遮られる。

「見た目はまあまあ、性格はよし、腕っ節もよし。  でもお姉さま肝心なこと忘れてるの!」

シルフィードは言って、びっ、と人差し指を立てて、続ける。

「私たち竜の間じゃ、どれだけ左右対称でも、綺麗に飛べても、力が強くても、つがいになれる条件にはならないの。  なにが条件かわかるお姉さま?」

…だいたい予想はついた…。

「子種なの!しっかり子種が出るかどうかテストするの!  つがいが種無しカボチャじゃお姉さまがかわいそうなの!」

ごいん。 いい音がしてタバサの杖が再びシルフィードの頭にめり込んだ。

「痛いの〜〜〜〜」

半泣きで頭を抑えるシルフィード。今度のはかなり効いたらしい。 少し赤くなった顔で、タバサはシルフィードに言う。

「それは、大丈夫だから」

過去の数回を思い出し、さらに赤くなる。

「でも、ダメなの!主観だけで物事を判断するのはよくないの!第三者の意見も聞くべきなの!」

言ってくるっ!と才人のほうを振り向くと、あっという間の早業で、才人のズボンとパンツをまとめて脱がしてしまった。 当然才人は立っていない。

「ほら!ふにゃふにゃなの!これじゃ子種は期待できないの!」 「…気絶してたら立つわけない」

タバサの冷静な突っ込みに、シルフィードはあ!と口に手を当てる。 タバサは呆れたように肩をすくめる。 シルフィードの横を通り抜け、才人を起こすべくベッドに近寄る。

「それに、欲情する対象も必要なの!すっかり忘れてたの!きゅいきゅい」

しかし、シルフィードは諦めていなかった。 というか、そもそもまだシルフィードの中じゃ何も終わってなかったし、むしろ始まってすらいなかった。 そう言って、シルフィードはタバサの杖を後ろから器用に取り上げた。

「あ」

さらに、目にも留まらぬ早業でタバサのローブを剥ぎ取って、背後からタバサを抱きしめて上着のボタンに手を掛ける。

「な、何するの」 「起きても、お姉さまのハダカ見て反応しなかったら種なしなの!」

言いながらどんどんブラウスのボタンを外していく。

「ちょっと、やめなさい」

慌ててシルフィードの手を掴もうとするが、シルフィードは器用にかわし、ボタンを外しきってしまった。 タバサはシルフィードの手を捕まえるのを諦め、ボタンの全部外されたブラウスの前を、両手で無理矢理閉じる。 むー?じゃあ下を攻めるの! 上着を脱がせられないと悟ったシルフィードは、タバサの腰を覆うプリーツスカートに手を掛け、ホックを外してしまう。 スカートは布の輪となって、タバサの足元にすとんと落ちた。

「こ、こらっ」

タバサは仕方なく左手だけで前を閉じ、空いた右手でシルフィードの手を追う。 むー、邪魔されると脱がせられないの。 そこでシルフィードは考えた。 ふうっ。

「ひゃぁっ!」

突然耳に息を吹きかけられ、タバサの背筋がビクン!と伸びる。

「お姉さまも欲情しておけばテストしやすいのー」

言って今度はなんと、タバサの首筋をぺろぺろと嘗め始めた。

「ひゃんっ!テスト、って…」

前に回した手も、タバサの女性の部分を撫で回し始める。

「お姉さまとこの子が交尾して、ちゃんとした量の子種が出るかテストするのー。  人間は決まった相手としか交尾しないんでしょー?」

言いながら、ブラウスの中で息づき始めた突起をつまみあげた。

「ひぁっ!」 「お姉さまかーわいい声ー。もっといじっちゃえー。えいえいー」

普段好き勝手使われている鬱憤が、シルフィードを動かす。 そして、タバサのもっと敏感な部分を、擦りあげる。

「ひゃぁっ!」

目を覚ますととんでもない光景が目の前にあった。 半裸のタバサが、見知らぬ青い髪のメイドに後ろから抱きすくめられながら、責められている。 その扇情的な光景に、才人のモノが勃起し始める。

「あ、起きたのー」

そのメイドは目覚めた才人に気づき、タバサを抱きすくめたまま、にじり寄ってくる。 タバサは荒い息をつくだけで、抵抗しない。 そして、青い髪のメイドは完全に屹立した才人を満足げに眺める。

「ほーほー」 「な、なんだよアンタ」

じっと自分の一物を凝視する女性に、才人は思わず引く。

「まずは合格なのね」

言って、荒い息をつくタバサを、才人めがけてとん、と突き出す。 タバサはよろよろと歩き、ベッドにとさ、と四つん這いになる。 ちょうど、顔が才人のモノの正面にくる形になる。 …サイトの…におい…。 獣欲を猛烈に刺激する牡の匂いに、すでにくすぶり始めていたタバサの中の雌が蠢き始める。

「サイト…」

完全に獣に支配されたタバサは、四つん這いで才人の下半身を跨ぎ、牡の反応を待つ。 両腕に支えられた上半身のアーチが才人の一物の上で息づき、その後ろには扇情的に高く持ち上げられた小さなヒップが、小刻みに揺れている。 才人は、目の前で展開するそんな光景に、思わず唾を飲み込む。 しかし、その後ろでにこにこと微笑む青い髪のメイドに、現実に引き戻される。

「た、タバサ、どういうことなんだコレ」

二人きりではないので、才人は目の前の少女を『タバサ』で呼ぶ。 その一言に、タバサの表情が曇る。 しかし、すぐ後ろにいるシルフィードのことを思い出し、才人に言う。

「…大丈夫、彼女は平気だから…」

今、全部説明する気はない。 そんなことより…。 タバサは、煮え切らない才人に痺れを切らし、屹立した才人を口に含んだ。

「ちょ、いきなりっ」 「おー、お姉さまやるぅー」

タバサはそんな二人の声を完全に無視し、才人を口に含んだまま、舌を才人の茎に絡ませる。 そのまま喉の奥まで才人をくわえ込み、舌全体で才人の裏筋を柔らかく包み込み、吸い上げる。

「うわっ!」

チョットマテ、シャルロットこんなに口、上手かったかっ!? 思い出してみると、タバサが口でしたことはあまりない。 当のタバサは、才人を口に含んだまま、潤みきった上目遣いで才人を見つめている。 …上手に、できてる…? 一生懸命、勉強したんだから…。 心の中でそう才人に問いかけ、舌を動かし、才人を刺激する。

「き、キモチいいよシャルロット…」

才人はガマンできなくなったのか、タバサを本名で呼び、タバサの頭を掴む。 そして、自らタバサの口を犯し始めた。 動き始めた才人を快楽から逃がさぬよう、タバサもその動きにあわせ、吸い上げずに舌と唇の動きで才人に応じる。

「おー、お姉さまがんばってるのー。シルフィも応援しちゃうっ!」

不意にシルフィードがそう言ってベッドの上に乗り、タバサのお尻の後ろに座り込んだ。 なんのことはない、放って置かれたので退屈しただけなのだが。 シルフィードは雌の証によって染みのできたタバサのショーツをずりおろし、タバサを露出させる。 その感覚に、思わずタバサは才人から口を離してしまう。

「ちょっと、何やってっ…!」

タバサの声の途中で、シルフィードが中指をタバサの割れ目に挿し込んだ。

「ふぁっ!」

その刺激にタバサの背が反りあがる。

「これから交尾するのに、お姉さまも準備しておかないといけないのー。シルフィお手伝いするのー」

言って中指を何度も出し入れする。 そのたびに溢れたタバサの蜜が淫らな音を立てる。

「…ふぁっ!」

嬌声とともに目に入った目の前の光景に、限界まで張り詰めた才人が居た。 タバサは快感に堪えるように、それを咥え込み、夢中で嘗め回し、吸い上げる。

「シャ、シャルロット…!!」

才人ののぼせた声に、タバサは才人の限界が近い事を知る。 タバサは一気に喉の奥まで咥え込むと、口の中全体を才人に密着させ、喉の奥で才人の先端を押しつぶした。

「うあぁっ!?」

才人が叫ぶと同時に。 どくどくっ! タバサの口の中に、才人の精がぶちまけられた。 同時に、シャルロットの膣道がきゅうっ、とすぼまり、中を犯すシルフィードの指を締め付けた。

「ん…」

快楽に惚けて才人の精を飲み干そうとしたタバサだったが、その上半身をシルフィードが抱き上げ、無理矢理その唇を奪った。

「んー!?」

シルフィードはタバサの唇を器用に自分の唇で割ると、その中に溜まった精液を、タバサの顔を傾けさせて無理矢理奪い取った。

「な、何して…」

唇を離したシルフィードとタバサの間に、精液の橋が渡される。 思わずそう問うタバサだったが、シルフィードは応えない。 シルフィードはタバサから奪い取った才人の精を口の中でワインを転がすように転がしていたが、一気に飲み込むと、笑顔でタバサに言った。

「濃さもバッチリなの!よかったねお姉さま!」

…そういうことか…。 タバサは呆れていたが、そのタバサに才人が話しかけてきた。

「ちょっと、コレどういうことなんだよ」

そういえば、完全に蚊帳の外だった。 タバサはとつとつと、状況を説明した。

「というわけでよろしくなのっ!」

途中から説明に加わったシルフィードが、びしいっ!となぜか敬礼をして、才人に挨拶する。

「…そっか、そういう事か…。  シャルロットも苦労してんな」

あれー?あれれー?なんで苦労するのかな?

「うん」

頷く主人にムっとするシルフィード。

「なんでなのー?なんで苦労するのっ!こんなにご主人思いの使い魔はほかに居ないと思う!」

その言葉に二人同時にジト目を飛ばされ、シルフィードはあとずさる。 うう、二人とも目がイヤなの…。 それじゃあっ! シルフィードはさっとタバサの両手を掴むと、才人に向かって両手を開かせる。

「ちょっと、シルフィード」

タバサは抵抗するが、シルフィードの腕はタバサの力ではびくともしなかった。

「濃さは認めてやるの!でも、あれだけじゃ量が足らないの!ちゃんとお姉さまを満足させるのっ!」

足を開いて暴れるわけにもいかない。ショーツは先ほどの行為でベトベトになったので、下半身は裸だった。 仕方ないので上半身を必死に捻り、抵抗する。 前の開いたブラウスがふわふわと揺れ、その中の薄いキャミソールに覆われた胸が、ちらちらと覗く。 才人がだんだん元気になってきた。

「そっちも準備できてきたみたいなのー」

言ってシルフィードはにやりと笑う。作戦通りっ! 才人は目の前で繰り広げられる光景にごくりと喉を鳴らし、タバサに近寄る。 こ、これは、テストなんだよな。 才人は開いたタバサのブラウスの前をはだけ、薄手のキャミソールを捲り上げて、タバサの身体をあらわにする。

「さ、サイト…」

獣の目をしている才人に、だんだん本能が目覚め始めてきたタバサが、潤んだ目で語りかける。

「シャルロットを満足させればいいんだな?」

タバサの肩越しに、才人はそう問いかける。 満足…。 その言葉だけで、タバサの雌が、粘液を分泌し始める。

「そうなのー。一回や二回じゃお姉さまは満足しないの」

言って、シルフィードはタバサの両膝を抱えて、足を無理矢理開かせる。 すでに獣に取り憑かれているタバサは、全く抵抗せず足を広げる。

「サイト…」 「ほら、お姉さまも準備万端なの!早くするのー」 「じゃ、じゃあいくよ、シャルロット」

才人はタバサの腰を抱え、自分自身をタバサに押し当てる。 タバサは才人の首に手を掛けると、静かに頷いた。

「ふぁっ!ふあぁっ!」

才人とシルフィードに挟みこまれ、タバサは嬌声を上げていた。

「ほーら、まだまだ足りないの。まだ二回目よー?」

言ってシルフィードは、才人と一緒にタバサを上下に動かし、赤く染まったタバサの耳を食む。

「またっ、またくるのっ!」

既にタバサは四回目の絶頂を迎えている。 腰はすでに完全に抜けており、頭の中は才人を貪ることしか考えられなくなっていた。 二回の精を受けたその秘裂からは、濁った雌の液体が溢れ出し、弛緩したタバサの膣道は、いつもよりずっと深く才人を咥え込んでいた。

「シャルロットっ!」

すでに合わせて三回の精を放っていた才人だったが、シルフィードの言葉と、いつもより柔らかなタバサの中に、再び放出の瞬間を迎えていた。 どくどくどくっ! さすがに、前回よりも少ない量の精液が、タバサの中に放たれる。

「ふあぁ…」

三回目の迸りを膣奥で受け、タバサの身体が震える。五回目の絶頂だった。 放出しきったそれを、才人がタバサから引き抜こうとしたとき。 シルフィードの腕が、二人の腰を無理矢理抱きとめ、接合部を密着させたままにする。 シルフィードはこうやって、何度も二人に交尾を強要していたのだ。

「ちょ、シルフィード、もうカンベン…」

才人はそう言って腰を引こうとする。 さすがに、そろそろしんどい。

「だめなのー。お姉さままだ欲しいみたいなのー」

そう言って、タバサの耳元で「ね、お姉さま?」と尋ねる。 完全に獣と化したタバサは、淫靡に微笑んで才人の耳元で囁いた。

「もっと…」

そして、才人の耳を軽く食む。 結局タバサが満足したのは、五回目の放出が終わってからだった。

「ごーかく!合格なのー!」

すやすやと眠る二人を見下ろしながら、シルフィードは喝采する。 寝ていると言うか、ヤリすぎで気を失っているだけなのだが。

「竜でもあんなに回数こなせるのそうそういないの!お姉さまは幸せものなの!」

そうして大喜びしていると、頭の中にタバサの声が聞こえてきた。 使い魔とメイジは、言葉を使わなくとも会話が出来る。

…シルフィード、今晩ゴハン抜き。

…えー!どうしてなの?酷いの!

…腰立たなくなるまでさせるなんて、何考えてるの…。

…お姉さまの幸せに決まってるじゃないの!

…こんな、獣みたいな幸せ…。

…でも、キモチよかったでしょ?

…う。

…また三人でしよーね、お姉さま?

…今度からアナタは抜きだから…。

…えーーーーーーーーー!!

それを最後に、タバサの意識は途切れた。

「酷い!酷いの!シルフィもまざるぅーーーーー!」

そしてすやすや眠る二人の間に、シルフィードは遠慮なく飛び込んだ。 目を覚ましたタバサにシルフィードが折檻を受けたのは言うまでもない。〜fin