亜空の使い魔-4 - (2007/06/08 (金) 22:55:40) の最新版との変更点
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ルイズに召喚された次の日、ヴァニラはルイズよりも早く目覚めた
昨夜用意されていた干草のベットを見るとムカっ腹にきてまたルイズを粉微塵にしそうになったが
代わりにその干草を消し飛ばし警告に換え、壁に背中を預けて眠った
ルイズは何か言おうとしたが壁の穴を見て思い直したらしく、額縁ずらして穴を塞ぐと大人しくベットに潜り込んでいた
ヴァニラは肩を揉み解しながら眠っているルイズへ近寄り
「おい、朝だ起きろ」
不遜にもベットを蹴って揺り起こす
しかしッ
「う~ん?揺らすんじゃないわよ犬、ちゃんと歩きなさい・・・」
何の夢を見ているのか、もごもごと口の中で呟くと更に布団に潜り込んでしまった
「いい加減にしろ、次は引っくり返すぞ」
唯でさえ低い声を一層低くし、本当に引っくり返してやろうかとベッドの縁に手を掛けるがその前にルイズが跳ね起きた
「ちょ、ちょっと起きる!起きるわよッ!」
気持ちよく夢を見ていたところを起こされ多少不機嫌だが朝っぱらからベッドの下敷きにされては堪らない
椅子に腰を下ろした使い魔を尻目に大人しく着替え始める
昨夜のうちは着替えさせようか等と甘いことを考えていたがコイツが大人しく従うとは思えない
(見てなさいよ、食事の席で思い知らせてやるんだから)
いそいそと着替えながら黒い笑いを浮かべるルイズを他所に、ヴァニラは甲斐甲斐しくも元の世界にいる主の無事を祈っていた
To Be Continued...
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ルイズに召喚された次の日、ヴァニラはルイズよりも早く目覚めた
昨夜用意されていた干草のベットを見るとムカっ腹にきてまたルイズを粉微塵にしそうになったが
代わりにその干草を消し飛ばし警告に換え、壁に背中を預けて眠った
ルイズは何か言おうとしたが壁の穴を見て思い直したらしく、額縁ずらして穴を塞ぐと大人しくベットに潜り込んでいた
ヴァニラは肩を揉み解しながら眠っているルイズへ近寄り
「おい、朝だ起きろ」
不遜にもベットを蹴って揺り起こす
しかしッ
「う~ん?揺らすんじゃないわよ犬、ちゃんと歩きなさい・・・」
何の夢を見ているのか、もごもごと口の中で呟くと更に布団に潜り込んでしまった
「いい加減にしろ、次は引っくり返すぞ」
唯でさえ低い声を一層低くし、本当に引っくり返してやろうかとベッドの縁に手を掛けるがその前にルイズが跳ね起きた
「ちょ、ちょっと起きる!起きるわよッ!」
気持ちよく夢を見ていたところを起こされ多少不機嫌だが朝っぱらからベッドの下敷きにされては堪らない
椅子に腰を下ろした使い魔を尻目に大人しく着替え始める
昨夜のうちは着替えさせようか等と甘いことを考えていたがコイツが大人しく従うとは思えない
(見てなさいよ、食事の席で思い知らせてやるんだから)
いそいそと着替えながら黒い笑いを浮かべるルイズを他所に、ヴァニラは甲斐甲斐しくも元の世界にいる主の無事を祈っていた
[[To Be Continued...>亜空の使い魔-5]]
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