ゼロの奇妙な使い魔 まとめ内検索 / 「アバッキオ-4」で検索した結果

検索 :
  • アバッキオ
    アバッキオ-1 アバッキオ-2 アバッキオ-3 アバッキオ-4
  • アバッキオ-4
    ワルドの人をも殺しかねない、刺すような視線の先に佇むアバッキオ。 だがそんな視線もアバッキオは意に介さない。 何も言わずに地面にへたり込んでいたルイズを引っ張りあげて、しゃんと立たせる。 そんな態度がますますワルドの癇に障った。 「私がッ、何故ッ、オマエはここにいるのかと聞いているのだぞッ。使い魔ァッッ!」 ようやくアバッキオはワルドを見据えて、本当に下らなそうに呟く。 「マヌケかテメー。いや…聞くまでもねぇことだな。テメーはマヌケだ」 「同感だな」 ウェールズも躊躇いなく、それに同意した。 「グッ!………っ!?」 さらに怒りを増したワルドだが、その勘は怒りで鈍ったわけではない。 背後から聞こえる風切り音。 危険を感じて、咄嗟に飛びのき着地。 ワルドが寸前に自分のいた場所に目をやると、そこには見たこともない人型があった。...
  • アバッキオ-3
    翌朝、ワルドはアバッキオの部屋を訪ね、ノックしようとしたら先にドアが開いた。 だが部屋から出てきたのは同室のギーシュであった。 ワルドはアバッキオは居るかとギーシュに尋ねる。 「彼ならまだ眠っていますよ。グッスリですから起こさないであげてください」 実はアバッキオと勝負をしようと考えていたワルドだが、 寝ている相手を無理やり起こして勝負しよう、と言っては相手にされる訳もない。 仕方なく今は諦めて、ワルドはアバッキオが起きてくるのを待つことにした。 しかしアバッキオが起き出してきたのは、もう昼も過ぎたころであった。 もう待ちくたびれたワルドは早速勝負しようと持ちかける、だがアバッキオは相手にしない。 そこでワルドはアバッキオの興味を引く話を持ち出す。 「君の左手のそのルーン。それはガンダールヴのルーンだ」 アバッキオが聞いているか...
  • アバッキオ-2
    俺はやり遂げた、真実に向かうことができたんだ。 「ああ、そうだ。おまえは本当に立派にやり遂げたんだよ」 ようやく終わったんだ。 空を見上げる。いい、空だ。 これなら気持ちよく眠ることが出来る。 後のことはアイツらに任せて、俺はさっさと眠るとするぜ。 「……いや、それはまだ早いよ」 ………何? ヴゥンッ! な、何だこれはッ!イキナリ宙に鏡みてぇなのが現れやがったぞッ。 しかも近づいて来やがるッ! こんなとこまで来てもスタンド攻撃か。 クソッ、やるしかねえ! 『ムーディー・ブルースッ!』 喰らえッ、ムーディー・ブルース! 即座にムーディー・ブルースの拳を鏡に叩き込む。 だが、その拳は鏡に飲み込まれ、俺の体ごと鏡に引っ張り込もうとムーディ・ブルースが吸い込まれる。 うおおおぉぉッ、吸い込まれる...
  • アバッキオ-1
    ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、春の使い魔召還の儀式で一人の使い魔を呼び出した。 そう一人。一匹ではなく一人の人間を。 その男はハルケギニアでは見られないような、変わった衣装を纏っている男だった。 男は気性の荒い人間のようで召喚されたての頃は、よく命令を無視して行動していた。 ルイズの命を聞かずに自分の好きな行動をとり続け、食事抜きとされることは何度もあった。 しかしそれでも男はルイズの命令を聞くことはなかった。 業を煮やしたルイズは、何故自分の命令を聞かないのか。 自分は貴族でオマエは平民、自分は主人でオマエは使い魔だと言い放った。 そんなルイズに男は言った。 自分のリーダーはたった一人だけだと。 中途半端な自分を拾ってくれたリーダーの命令以外は聞く耳を持たないと。 何よりルイズが自分のリーダーとし...
  • アバッキオVSギーシュ
    「諸君!決闘だ!」 「ギーシュが決闘するぞ!あいてはルイズの平民だ!」 (二股をかけるのは勝手だ。だが罪もない人に八つ当たりするのは許せねえ) アバッキオの心には警官時代の正義感がよみがえりつつあった (確かに俺は同僚を殺した汚職警官だ。いまさら正義面する資格がないのはわかっている。) (だが、だからこそッ!もう2度とあんな後悔を繰り返したくないッ! 今度こそは自分の正しいと思った道を歩む!ブチャラティのように!) 「とりあえず、逃げずにきたことは褒めてやろうじゃないか」 「ああ、決めたんだ。もう二度と自分の決めたことからは逃げないってな。どんな矛盾や苦悩があろうとだ。」 どこか遠くを見ているアバッキオの言葉にギーシュは苛立ちを見せた。 「ふん、まあ君の信念がどうだろうと知ったこっちゃないが…まずは目の前の危険に気をつけることだね」 バラを振るい...
  • 博愛乙女登場と爆殺魔法使い『0』
    サーヴァントムーディー4回 博愛乙女登場と爆殺魔法使い『0』 朝 それは健康な人間には爽やかに、不健康な人間には強烈に訪れる。今のアバッキオ、ルイズには後者だろう。 アバッキオがもたれている壁のすぐ隣にある戸が開き、 「あらぁ?こんな所に珍しいモノがねてるわぁ」 朝っぱらからムンとした色気を放ちながら少女 いや、その立派な出っ張り具合から言って、レディーが出てきた。ルイズとは対照的にあまりにも主張の強い胸、褐色の肌、情熱を帯びた瞳。 その全てが男の本能に訴えかけんとする容姿から普通の男子生徒からの人気は高そうだ。 「ここで寝てるって事は…ルイズの使い魔よねぇ…ウフフフ…おばかさんねルイズゥ。ホントに平民召喚しちゃうなんてぇ」 その女性に続いてトカゲが廊下に出た。女性と同じ赤い燃えるような…いや、リアルに燃えてるトカゲだ。 「う…あ...
  • 医務室と女給
    サーヴァントムーディー 医務室と女給 さっきまで俺は起きていたはずなのに何故だろうか、また暗い闇の中にいた。 しかし今度は身体がある。俺は誰でもない、アバッキオなのだと自覚できる。 ァ…アバ… 闇の中を沈んでいると声が聞こえてきた。 「アバッキオ…終わったぞ…俺達の戦いは…」ブチャラティ?!「アバッキオ…あんたも同じ所にいたのかよぉー何か久しぶりだなぁ~」ナランチャ…? 何故お前らここにいるんだ?まさか…まさかそんな! 「俺達は倒れたが、命掛けで戦ってきた事はジョルノ達に繋がった。お前も良くやってくれた。ボスを倒す手掛りを得たのはお前のおかげだ。ありがとう。アバッキオ …アリーヴェデルチ」 声は聞こえなくなった。だが不思議と不安にならなかった。 (ブチャラティ俺はお前に助けられた事、お前と戦えた事を誇りに思ってるぜ…アリー...
  • ナランチャ・アバ・ブチャ-1
    彼女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは 自らの順番を落ち着いた気持ちで待っていた。 いつもより目覚めは良く、使い魔の召還儀式に向けて精神は高揚していたが、 普段のように「失敗するのでは?」という恐れも微塵も感じてはいなかった。 そして彼女は自信を持って儀式に望み、呪文をとなえた。 しかし、現実は非情である。彼女の気持ちに反し、二度の試みが既に失敗していた。 しかし、彼女は困惑していた。うまく説明は出来ないが、 二度の試みにおいてはいつもの様に爆発が起こっただけだが 召還するべき「何か」につながった様な手応えを彼女は感じていた。 だが、やはり何も現れないのでは失敗としかみなされない。 「どうせ何度やっても失敗するだけだぜ」 「これは魔力の無駄だな」 外野の中傷が聞こえてきて、彼女は最後の試みのつもりで...
  • 脱!ゼロの二つ名…予定
    脱!ゼロの二つ名…予定 爆発による煙は晴れ、視界が開けると、その中心で桃色のブロンドの少女ルイズは唖然と立ちつくしていた。 「人…間?…なの?」 ルイズは目の前に横たわる人間が召喚されたのだと気付いた。人間を召喚するなど前代未聞だが、頭にカラがある事に気付き、何かの亜人だろうかと想像する。…鳥人かな? しかし級友は優しくなかった 「オイオイ!今度は平民を召喚しちまいやがったぜm9(^д^)Pmプギャー」「流石ルイズ!俺達に出来ない事を平然とやt(ry」 「エ~?マジー?平民~? キャハハハハ」「キモーい!!平民召喚が許されるのはダメルイズだけよね~ アッハハハハ」 そんな随分と酷い中傷は、しかしルイズの耳に届かなかった。 その人間の寝顔があまりにも穏やかで起こす事を躊躇ってしまうからだ。こんな全てやり遂げた様な安らぎを未だ見た事は無い...
  • ゼロの奇妙な道連れ 第一話
     ドスッ!!  「な・・・」  (くっ・・・ガキどもに紛れているとは・・・心臓をやられてしまったからリプレイできねぇ・・・  後少し…後少しで…ボスの手がかりが掴めると言うのに・・・俺は・・・終り・・・か・・・) 死により意識が遠のく寸前、誰かの声が聞こえてきた 「まだやれるさ、アバッキオ」 「?なんでオレの名を・・・・・・・知っているんだ?  ・・・あんたは・・・・!!そうだ!!あんたはッ!! あんたはオレがワイロを受け取ったせいで撃たれて殉職した・・・・・・・!! 」 「アバッキオ お前はりっぱにやったのだ。私が誇りに思うぐらいにね。そしてお前の真実に『向かおうとする意思』は あとの者たちが感じとってくれているさ 大切なのは・・・・そこなんだからな」 「・・・あぁ、だからこそ最後に俺がやるべき任務は終らせる、ムーディブルース!!」 バゴォ...
  • メニュー
    目次 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 トップページ メニュー 更新履歴 各部キャラ トリップ一覧 第一部 使い魔波紋疾走(ジョナサン) 逆に考える使い魔(ジョージ) 仮面のルイズ 使い魔は勇者(ブラフォード) ジョジョとサイトの奇妙な冒険(ジョナサン) おれは使い魔になるぞジョジョー!(ディオ・ブランドー) 第二...
  • 各部キャラ
    一部 ~ファントム ブラッド~ ジョナサン使い魔波紋疾走 ジョジョとサイトの奇妙な冒険 ジョージ逆に考える使い魔 石仮面仮面のルイズ ブラフォード使い魔は勇者 ディオ・ブランドーおれは使い魔になるぞジョジョー! 二部 ~戦闘潮流~ ジョセフジョセフ 忘れえぬ未来への遺産 カーズ究極の使い魔 ゼロの究極生命体 シュトロハイムハルケギニアのドイツ軍人 シーザー割れないシャボンとめげないメイジ 使い魔の魂~誇り高き一族~ ワムウ風の使い魔 風と虚無の使い魔 ストレイツォストレイツォ 三部 ~スターダスト クルセイダース~ DIODIOが使い魔!? 承太郎スターダストファミリアー スターダストは砕けない ゼロサーヴァント・クルセイダーズ ンドゥール見えない使い魔 ペット・ショップゼロの番鳥 花京院法皇は使い魔 ゼロのパーティ メロンの使い魔 ヴァニラ亜空の使い魔 ホル・ホース使い魔は皇帝 エン...
  • 小ネタ-6
    なぜか集団で五部のブチャ一味を召喚してしまったルイズ。 ナランチャ「ギ・イ・シュ・ド・グ・ラ・モ・ン………天国・地獄・大地獄……天国・地獄………大地獄!        ぎゃはははははは―――――!! コイツ『名前占い』で大地獄行きだぜぇ―――――!!!」 アバッキオ「よっと」 ギーシュ「うんがああああああああ!!」 ジュウウウ………(目玉の焼ける音) “ズッタン ズッタン ズッタン………” ギーシュ「うんごおおおおおおおおおお!!!」 “ズッタン ズッタン ズッタン” グイン! グイン! バッ! バッ! “ズッタン ズッタン ズッタン………” ギーシュ「うんがああ(ry もはやイジメ状態www
  • ギーシュの『お茶』な使い魔
    「ふっ。この華麗な僕に相応しい美しく気高い使い魔よ、召喚に応じよ!」 ハルケギニア大陸にあるトリステイン王国、トリステイン魔法学院にて気障な二枚目半の少年が召喚の儀式をしている。 これから起こる最悪の未来を知らず。 ギーシュの『お茶』な使い魔 冒頭に出た彼の名前は、お馴染みのギーシュ。 元帥の父を持つ、グラモン家の四男のギーシュ。 生ハムにぬっ殺されたギーシュ。 DIO様に剣山にされたギーシュ。 二股掛けて逆恨みのギーシュ。 ゼロ魔世界、最高のかませ犬、ギーシュ・ド・グラモンである。 そんなギーシュ君の今の心境を簡単に説明すると、 『キタ――――(゚∀゚)――――ッ!!!!』であった。 ギーシュの彼女のモンモランシーが、カエルを使い魔にしたからだ。 メイジとしての力量が、モンモランシーより明らかに格下のギーシュ。 そ...
  • サーヴァント・ブルース 繰り返す使い魔-1
    やられた…やつは…こんなに近くまで…来ていたのか… 血がなくなって…体が冷たくなっていく。俺の出番も…ここまでか…… だがッ!やっと掴んだ奴の正体!皆に伝えなくてはならないッ! これが俺の最後の…役…め……だ……気づいて………く…れ そして意識は暗黒へ沈む 何も無い世界に侵され自分自身すら曖昧に消えながら、男は自分の最期に満足していた。 これでいいのだ 俺はやりきったのだ と 暗黒の世界、何も感じられず死んだ事も忘れて、次の生を待つ存在となったソレはふと 気が付いた 体の一部が暖かくなったのだ あぁ…ここは唇 そう理解した途端、全身が有る事を思い出した。身体に熱が巡る 身体がある事を思い出したが、未だ暗黒の中に居る 何もできない しかし急に左側の手が強く熱を持ちだした。堪らず叫ぶ 「うぉおお!熱い!何だこれは...
  • 短編
    第一部ゼロの外道な初代様 逃亡した使い魔(スピードワゴン) 閃光の紳士 第二部ゼロのテキーラ酒売り シュトロハイムの野望・将星録 教師な使い魔 第三部アブドゥルさん放浪記 ゼロのタバサ(DIO) ゼロの剣 いただきマサクゥル 割れた世界 第四部ゼロの料理人 吉良 老兵は死なず(ジョセフ) シアー・ハート・アタック 望みの使い魔(トニオ) 少女よ、拳を振れ 紙・・・? うしろの使い魔 収穫する使い魔 茨の冠は誰が為に捧げられしや 茨の冠は誰が為に捧げられしや 『魅惑の妖精亭』編 猟犬は止まらない 第五部ペッシ ブラックサバス アバッキオVSギーシュ ギーシュの『お茶』な使い魔 鏡の中の使い魔 本当に良くやった使い魔(殉職警官) ゼロの鎮魂歌――黄金体験(GER) ゼロのチョコラータ 絶望の使い魔(チョコラータ) しぇっこさん 永遠の使い魔 死にゆく使い魔(カルネ) 王の中の王 -そいつの名は...
  • ワンポイントギーシュ
    【ワンポイントギーシュ】 砕けない使い魔(仗助)登場。レビテーションでC・Dを封じるなどギーシュには珍しく頭脳派。でも結構ゲス野郎。 露伴未登場。ストーリーが進めば登場するかも? 絶頂の使い魔(ディアボロ)登場。杖を折られて殴られただけで被害は少ない。 使い魔は静かに暮したい(デッドマン吉良)登場。手を撃ち抜かれた後、足蹴にされた。その後も顔面を叩き壊されたり、怪我の絶えないギーシュ。 康一未登場。マスターがアンリエッタの為、出られてもチョイ役か? DIOが使い魔!?(DIO)登場。出るキャラみんなブラックの中、全身ハリネズミになって保険室送り。最近ようやっと復帰したらしい。 slave sleep~使い魔が来る(ブチャラティ)登場。ブチャラティに拷問されるが、モンモランシーの励ましもあって、脱・マンモーニ。妙に強い。ブチャラティに完全敗北するものの、ゲスにもならず目覚めた奴隷。……が...
  • 僕の夢は三色コロネッ!-1
    あれから 3ヶ月 あの時僕たちブチャラティチームは組織に反旗を翻しそして最終的には組織のボスを倒し僕は 組織のボスになった。だが大事な仲間たち。頭は悪かったが優しいヤツだったナランチャ。 口もガラも悪かったけど面倒見のいいアバッキオ。そして僕がこの組織に入るキッカケとなり ギャングの癖にホントは誰よりも正義感の強かったブチャラティ。僕は今この三人の墓の前に 来ていた。三つの墓はどれも立派墓だ。 ジョルノは三人の墓の前に立っていた。 「これから忙しくなりそうですよ…ブチャラティ。ミスタもなかなかがんばってくれていますし なんとか組織もやっていけそうです。」 返事はない。ジョルノは三人の事を思い出して少し泣きそうになった。 (泣いたら僕のキャラじゃないな…) ジョルノはグッと涙を堪えるとゴールドエクスペリエンスで墓の周りを無駄無駄ァッ!して そ...
  • 使い魔は刺激的-6
     マリコルヌめ……私にこんな服着せたのってやっぱり趣味なんじゃない。  まさか私を着せ替え人形みて~に考えてるんじゃあないでしょうね……ありえるのが怖いわ  それでも、自分で着ないってだけまだマシね。それだったら本当に最悪だわ。キモすぎ。  やっぱり彼も貴族ってことかしら?でも、彼って他の貴族と違ってとっても紳士だわ。  私を奴隷扱いしないってだけ、まだマシね。彼に呼び出されてラッキーって事なのかも。  でも、こう言う趣味ってどうなんだろ?普通に考えたら変態よね。OTAKUってヤツだわ。  それでも彼は紳士だし、それでいて変態って……紳士…変態…変態…紳士……?  変態紳士。なにか矛盾してる気がするけど、なかなか良いネーミングね。彼のニックネームにしよう。 『私のことを呼んだかね?』  呼んでないわ。アンタ誰よ?  それにしてもこの子…名前何て言...
  • ゼロの奇妙な道連れ 第二話
    「「・・・」」 (平賀 才人…名前的に日本人っぽいが…俺が死んだ所じゃなくて日本にあの鏡出やがったのか…?)  何だかえらい気まずい沈黙が空間を満たした…がまぁ…気を取り直してっと… 「才人か…悪いが俺の質問に答えてくれないか?」 「はい・・・俺もまだ質問したいけど…先どうぞ」 「お前…どこの国にいた?」 「?俺は日本にいたけど、ここはトリスティンって言ってたけどヨーロッパのどの辺に? ってか何で俺こんな所にいるんだ?あんたが俺をここに連れてきたのか?ってかあの鏡なんだよ!?」 「あ~落ち着け落ち着け、一辺に質問すんな…俺も行き成りでまだわけわからねぇんだよ・・・」 …つってもこの状況じゃ落ち着け言ってもムリだな… と思ったら何かまだまだ言いたそうな顔していたが黙って深呼吸をし周りを見渡し状況を確認していた。 こいつ見た目よりも大物か…?いや…た...
  • サーヴァント・スミス-23
    終章 前編『ヴェネツィアに舞う風』 2002年 2月14日。 やけに露出の多い服を着た男、パンナコッタ・フーゴは、ヴェネツィアのレストランを歩いていた。 フーゴは、ブチャラティたちについていかなかった。 それが自分の意思であったし、ボスには勝てるわけがない、追い掛け回されて、逃げ場を失うだけだと思って。 しかし、犠牲を出しながらも、彼らは勝った。自分の居場所に危機感を持ち始めるのは、この頃だ。 ジョルノが組織のボスになり、麻薬などは取り締まられた。 治安もある程度は良くなったし、組織の人間にとっては、別に悪い事ではない。 下手にいざこざを起こされても面倒だし、平和は悪い事じゃない。 一部は闘争を望む変わり者や、ジョルノの若さに少し不満を抱く者も居るが、それでもジョルノはきちんと仕事をこなし。 今のところは何もなく、普通に組織の一人と...
  • slave sleep~使い魔が来る-11
    時には昔の話を トリステイン魔法学院女子寮、ルイズの部屋には奇妙な『穴』がある。 その穴は細長く、無理矢理こじ開けた感が否めない穴だった。 だが、そんな穴なのに辺りに割ってできたような破片や瓦礫などは見つからない。 そのかわり淵はジッパーのような細やかにギザギザした穴になっていた。 まるで『突然そこにジッパーが現われたように』。 これを作ったのはゼロのルイズの使い魔。話は彼が召還されてから決闘を行って、 5日後の事だった。 「すまないが寝床を提供してくれ。」 ブチャラティは召還された日は座りながら考え込んでいるうちに寝てしまったので 寝床の事を考えてなかった。(5日間は医務室で気絶していたのでこれも除外。) 「何言ってんの?あんたはもちろん床。」 ――――――時が一瞬止まる。 「えと・・・その、今なんて言ったんだ?聞き間違いかな...
  • ゼロの兄貴-35
     珍妙な帽子を被った男が机のケーキを見て何やら喚いていた。 「なんで残り4個なんだよクソッ!なんて縁起悪ィんだ!」 「それなら最初から3個にしておけばよかったじゃあないですか、ミスタ」 「そうなんだがよぉーー……まだ、クセが抜けきらねーで、つい5個買っちまうんだよ……」  ブチャラティ。アバッキオ。ナランチャ。フーゴ。 かつて5人だった仲間は、新入りの……現在、パッショーネのボスであるジョルノを除いて全て居なくなってしまったのだ。 「そうですね…ですが、彼らの意思は僕達が受け継いでいるんです。それに……フーゴだって時間が経てば戻ってきてくれますよ」 『サン・ジョルジョ・マジョーレ島』で組織を裏切った時、唯一その場に残ったフーゴだが、彼なりに協力をしてきてくれていた。  ディアボロを倒し組織を掌握した際フーゴが戻ってきてもいいように体制を整えていたが、フーゴ自身がそれを許さな...
  • サーヴァント・スミス-16
    ニューカッスル城の一室。ウェールズの部屋である。 護られる様に箱へと入れられた手紙。 名残惜しそうに一度、ウェールズはそれに目を通し、少し苦笑した後に、ルイズへ手渡した。 ルイズの目に何かしらの迷いがあることを見取ったウェールズが、問いかけてみる。 「何か、あったかな?聞きたいことでも……」 「恐く、ありませんか」 ピクリ、とウェールズの手が動いた。 衝動的なものであったのか、やはりそうか、という反応だったのか。 定かではないにしても、返答するべきだろうとウェールズは踏んだ。 「恐くないな」 そして、自分でもそれが真意だ、そう思う返答をした。 ルイズが納得するかどうかといえば、納得しないのかも知れない。 だが、彼女は口を開かない。 今、こうして対面する事によって、彼の覚悟は嫌になるほどひしひしと伝わってきたの...
  • ナランチャ・アバ・ブチャ
    ナランチャ・アバ・ブチャ-1
  • サーヴァント・スミス-18
    トリステインに帰ってきた一行。 アンリエッタに事の経緯を包み隠さず話すなり…… ワルドが裏切り者だと知ってそこらじゅうの椅子に『クソックソッ!』と八つ当たり(損壊4) ウェールズが死んだと知って『あァァァんまりだァァアァ AHYYY AHYYY 』と泣き喚いて気を晴らす アルビオン崩壊したけど任務は成功したと言えば『グッド!』。 げんなりした様子で、ため息までつきながら見つめるナランチャとルイズを他所に、今日もアンリエッタはアンリエッタであった。 いや、ある意味アンリエッタではないと言うか。 そのまんまアンリエッタではなかった。ショックが大きかった為故障したのだろう。(特にウェールズの件) 修理費?知りません。 その頃天国では 「あんたも大変だな……」 「アンリエッタ……」 「2人とも、お茶でも飲むかい?」 ...
  • slave sleep~使い魔が来る-9
    そいつの名はキュルケ① ―※― 「これで・・・いいんだ・・・。全ては・・・元に・・・戻るだけだ・・・。」 ブチャラティは天に召されていた。 肉体はすでに冷たくなり、もうすでに魂は後戻りできない所まできていた。 「オレのするべき事は・・・もう終わった・・・。心残りなんてもうない・・。 あとはきっと・・・ジョルノが終わらせるはずだ・・・。」 ブチャラティは最後、ジョルノの手に『矢』が渡ったのを確かに見ていた。 そして彼の心はもう、ジョルノの勝利を確信していた。 「あいつなら・・・。きっと『矢』は認めるはずだ・・・。ジョルノの黄金のような『覚悟』を・・・。 きっと鎮魂歌(レクイエム)を我が物として・・・ボスを・・・ディアボロを倒すはずだ・・・。」 ブチャラティは下を見た。もう彼らの姿は見えない。だがもうブチャラティには不安なんて物は 砂漠の砂の...
  • 第十一話 『ゼロを包む風』
    意識が不意に覚醒する。 最初に感じたのは冷たさ。当然だ、雨が降っているのだから。辺りには何もないが目の前を横切るように道が延びている。どこか懐かしい空気の中完全に意識が覚醒した。 そうだった。俺は行く場所があって、ヒッチハイクをしているんだった。 道の向こうからエンジン音が聞こえてきた。車だ。止まってもらわなければ。 向こうもコチラに気付いたのか、徐々に速度を落として目の前を少し過ぎたところで止まった。 「え・・・?」 すれ違い様に、中に乗っている少年と目があった。泣いているらしい少年に、どこか見覚えがあった。 「エンポ・・・リオ?」 少年とは『初対面』のハズだった。そのハズなのになんで俺は彼の名前を知っているんだ?それだけじゃない。運転席に座る男も、助手席の女も、少年の隣に座る女にも見覚えがあった。 酷く懐かしい感じがして、俺は急いで車に向かおうとするのに、動いてくれな...
  • 外伝-10 コロネの恩返し
    ジョルノはついに、(と言っても随分先延ばししていただけだけど)ポルナレフと合流する事に成功した。 予定では、まず表の顔である事業展開などで注目を集める『ネアポリス伯爵』が得た友人たちの紹介状を、お友達のお友達に見せ協力を得る手はずを整える。 ポルナレフの入っている亀を召喚したのは、トリスティン貴族である可能性は高い。 使い魔とは、ジョルノが聞いている話によれば基本的にはメイジの生涯のパートナーとなるらしい。 それを返してくれと頼むのは、ゲルマニアの成り上がり貴族より自国の同胞の方が良いかもしれない… 逆の可能性もあるが、切れるカードは多いに越した事は無い、そう考えての事だった。 だが実際見つけてみると…ジョルノは普段通りの仕事の手を止めて、目の前に座る一心不乱に手紙を読む小柄な美少女を見る。 ポルナレフの主人はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァ...
  • 使い魔は静かに暮らしたい
    ■ パートⅠ 使い魔は静かに暮らしたい ├ 使い魔は静かに暮らしたい-1 ├ 使い魔は静かに暮らしたい-2 ├ 使い魔は静かに暮らしたい-3 ...
  • 味も見ておく使い魔-4
    学院長室は本塔の最上階にある。トリステイン魔法学院の学院長を務めるオスマン氏は、白い口ひげと髪を揺らし、重厚なつくりのセコイアのテーブルにひじをつきながら、ミスタ・コルベールの報告をさもめんどくさそうに聞いていた。 「オールド・オスマン。あの『ロハン』という平民。私は危険だと考えます」 「彼は『不思議な能力』を持っています。どうやら、召喚時にミス・ヴァリエールの記憶を読んでいたように思えます」 「どういうことじゃ?」オスマンの目に、よぼよぼの年寄りとは思えない光がやどった。 このじじい、もとい、この老魔法使いはやるときはやるのである。 やらないときはミス・ロングビル相手のセクハラしかしないが。 「はい、彼が召喚されたとき、彼は空中に『人影のようなもの』を出現させていました。それを見たミス・ヴァリエールは、顔の部分が本のようにぱらぱらとめくれるようになって気絶していました。それを...
  • ゼロの兄貴-42
    猫の姿なぞ見えないのに猫の鳴声がするだのでプチ幽霊騒ぎが起こっているが、正体はもちろん猫草である。 その猫草がヴァリエール家に住み着いてから約二ヶ月。 「…マジか?」 「ええ、明日の夜ぐらいに着くって姉様がフクロウで」 「ウニャ!ニャ!ニャ!ニャ!」 ボールを転がして遊んでいる猫草の鳴声を背景に出た言葉が『マジか?』である。 覚悟はしていたが遂に来た。元ギャングをしてこれほどの反応を示す物。 つまり、遂にルイズがここに帰ってくるという事だ。 無駄に広い領地なので老化もあるし、まぁ大丈夫だとは思うが一応警戒態勢に入らねばならない。 「ニャギ!フギャ!ニャン!ニャ!」 「ルセーぞ」 何かヒートアップしてきた猫草の上に布を被せる。 しばらくもがいていたが、寝たようだ。自由奔放もいいとこである。 草だが猫。猫だが草。奇妙という言葉が最も似合...
  • 影の中の使い魔-4
    半壊になった教室をルイズは一人で掃除していた。 姿をくらました使い魔をどう叱ろうか授業中ぼんやり考えていたら 教師に目を付けられ、錬金の魔法を前に出て実践することになったのだ。 結果を一言で表すなら、惨劇が起きた。自分で言うのもなんだが日々破壊力に磨きがかかっている気がする。 実はキュルケが掃除を手伝おうかと言ってきたのだが断っておいた。 どうせ裏があるに違いないと思ったからなのだが よく考えたらキュルケは、ルイズに使い魔がいないのは自分のせいだといまだに思っているようなのだ。 そう考えると無下に断ったのは逆に悪かったかもしれない。実際はルイズの使い魔はピンピンしているのだから。 まぁもう少し黙っとこう。そのほうがおもしろい。 そう、それよりも問題はブラック・サバスのほうだ。 もし他の生徒が同じ事を言いつけられたら、使い魔にでも手伝っても...
  • 星を見た使い魔-4
     めちゃくちゃになった教室に残っているのは、この惨状を引き起こしたルイズ本人と徐倫だけだった。  お互いに黙々と、しかし徐倫は教室の掃除や修繕をこなし、一方のルイズは部屋の隅に蹲ったまま少しも動かない。 「……ちょっと、落ち込んでる暇あったら手伝いなさいよ」 「うるさい」  取り付く島も無いルイズの返答に、徐倫は苛立ったように舌打ちした。  これまで堪えてきた事が無駄になるような、明確な反抗心の明示だった。  舌打ちを聞き咎めたルイズが睨んでくるが、今度ははっきりと徐倫も睨み返す。 「何? 使い魔のクセに何か文句あるわけ?」 「二言目にはそれだ、『使い魔のクセに』 あたしが使い魔じゃなかったらそこまで威張れないだろ? 『魔法も使えないメイジのクセに』なんだからな」 「……ッ! わたしを馬鹿にしてるの!?」 「してるねッ、あからさまに...
  • サーヴァント・スミス-24
    終章 後編『杜王町に舞う風』 「あ、やべ、酔った……」 「飛行機酔い……ですか」 パッショーネの手配したマンション。 手回しも既に済んでいる。 当分は生活できるであろう大金、生活道具を持って入室。 フーゴが靴をきちんと並べるのに対し、ナランチャは普通に靴を放り投げた。 しかし、フーゴは注意しない。なぜなら 「フーゴ……寝ようぜ」 「そ、そうですね」 ここに来るまで、緊張と不安で寝られなかったナランチャたち。もう一刻も早く、睡眠を取りたかったのだ。 風呂はイタリアで入ってきた、布団を敷いて即寝る。 「うおー、何か急に興奮してきた。学生さんって感じだよなァーッ」 「いいから寝てくださいよ……って、何ゲーム機持ってきてるんですか」 「10分やると赤ん坊のようにストレスを残さず目を覚...
  • L・I・A 第08話
    第08話 イタリア料理を作らせに行こう!⑥ ┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙ おかしいッ!おかし過ぎるッ!何だこの料理人はッ!?『何者』なのだッ!? コルベールは目の前の光景に頭がショートしそうであった。 自慢じゃあないが自分はこれまで沢山の人間を見てきた。だがッ!誰一人として『病気を治す』料理人など見たことがないッ! 彼は何者なのか? 彼は平民なのか? 彼はメイジなのか? 彼は本当に料理人なのか? コルベールは自問するが一向に答えは出ない。 「さっ、次の料理に行キマショウカ?」 そう考えている間にもトニオは出来上がった料理を運んでくる。 「次はプリモ・ピアット(第一主菜)デス。」 そう言ってテーブルの上に置かれたのは、 『キノコのリゾット――――!!』 『五種類の野菜のソースのペンネリ...
  • DIOが使い魔!?-46
    キュルケとタバサは、 ルイズがレビテーションも使わずに見事地表に到達してみせたことに対して、 激しく引いていた。 2人とも何も口にせず、 ただシルフィードがバッサバッサとはばたく音しかしない。 「……………………」 「……………………」 おそらく、考えていることは一緒なのだろうが、 それを口に出すのは、何というか ……とてもルイズに対して失礼な気がして、憚られた。 しかし、その気まずい沈黙をキュルケが破った。 「………………ねぇ」 「…………………?」 「人間って、こんな高い所から飛び降りても、 動けるんだ………」 「………………さぁ」 下ではルイズが、 ゴーレムをあっさりと倒したDIOと何やら話をしていた。 これからフーケを拘束する手順でも確認しているのだろうか。 そう思い至ったら、今まで呆けていたキ...
  • 砕けない使い魔-4
    (…どうしてよ?  くやしかっただけなのに  私は、ただッ…) そろそろ気にしてもいいだろう 召喚した張本人は何をやっているのだろうか? ゼロのルイズこと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 彼女はペタリ座って事態を静観していただけだったが 決して頭が空ッポなわけでもなかった ルイズは普段バカにされていた 魔法成功率ゼロ%だから「ゼロのルイズ」 なのにスゴク負けず嫌いな彼女は 今回の使い魔召喚でキュルケのハナをアカしてやろうと決意していた それが「鳥の巣」である まあそこまではよかった よくないがよかった まさか自分がいきなり殴られてブッ飛ばされるとは思ってもみなかったのだから そして今、呼び出したあの使い魔が他の皆の使い魔やキュルケをキズつけている よくはわからないが痛そうだ 骨が折れてるかも...
  • ゼロの兄貴-43
    明るくなってきた頃妙な重みを感じ目を覚ましたが、前。 「なんだこりゃあ…」 正確に言うと、視線の斜め下75°の先に黒い髪。 シエスタの頭があって本気でビビった。 おまけに顔をこちら側に向けているため、スーツの胸のあたりに思いっきり涎の跡が付いている。 普通に考えると、ちょっとばかりアレでナニな状況で人に見られたらモノ凄く誤解されそうだが 正直、今のシエスタさんには魅力もクソも何も無い。 素面でやってるのなら平均値を上回る胸が当たっているだけに効果はそれなりにあるかもしれない。 …が、ここに居るのは潰れた酔っ払いの成れの果て。 脱いだら結構凄いのにそれなりに重要な局面で悉く空回りしているのが勿体無い。 したがってプロシュートにとって、今現在のシエスタも手の掛かる弟分扱いである。不憫。 もっとも、この唯我独尊がデフォルトな元ギャングに目上...
  • 奇妙なルイズ-15
    手を使わずに、ペンを動かす。 これは別に何ら奇妙なことではない。 メイジは、ある程度なら簡単に自動書記が可能であり、あらかじめ鍛錬した動作であれば、軽く杖を振っただけでそれをトレースすることが出来る。 貴族は、その格式の高さから、封書を閉じる封蝋(ふうろう)と、その上に判子を押すという一連の動作を魔法で行う。 王族に近いヴァリエール家の者であれば、嗜みとして当然のことであったが、ルイズにはそれが出来なかった。 魔法成功率0%と呼ばれるだけあって、呪文を用いる魔法はほとんど爆発してしまう、呪文を用いないごく簡単な魔法は、発動すらしない。 そんなわけで、授業では必ず自分の指を使ってノートを取るルイズだったが、今日は違った。 最初に異変に気づいたのは『風上のマリコルヌ』だった。 トリスティン魔法学院では、様々な魔法薬の講義も行っているが、魔法薬の材料となる薬草、秘薬、その他の材料をいちいち消費...
  • ギーシュ座談会3
    兄貴「みんな、今日は特別にお茶を用意したぞ」 奴隷「兄貴の親切には裏があるから怖いな」 DIO「まあとりあえず用意したお茶のリストを見せよう」 アバ茶 ル水 キュル茶 タバ茶 ギー酒 シエス茶 星屑「うおーい! 何だこのお茶のラインナップは!?」 番鳥「6種類しかないから、今日は6人だけのティーパーティーだよニコニコ」 奴隷「6人? 兄貴、DIO、番鳥の暗黒3人と、僕自身である奴隷、そして星屑の黄金コンビで2人」 星屑「最後の1人は誰だい? バランスから見て黄金ギーシュの誰かかな?」 変態「やあ僕に憑依していた諸君、今日はお詫びのティーパーティーを開いてくれてありがとう」 奴隷「変態だあああああああああああああ!!」 星屑「変態だあああああああああああああ!!」 変態「おや、どうしてそんなに驚いたりして?」 兄貴「なぁんでもないさぁ~。ほら、君の体を借り...
  • ポルポル・ザ・ファミリアー-4
    「あんた達がどったんばったん暴れてるの、聞こえたわよ。せっかくの朝なのに、騒々しいったらなかったわ」 「いやぁ、悪いねえ。うちの『ご主人様』はちょいと御無体なもんでね」 金貨の充填された財布を顔面に打ち込まれたせいで出た鼻血を止める努力に心を砕きつつ、出来るだけ砕けた調子でポルナレフは答えた。 ここは『気さくなお兄さんキャラ』でいこう、とポルナレフは怜悧な計算をめぐらせ、会話を進める。 「ルイズの友達か?」 「・・・かもね。あたしはキュルケ。ルイズの支度はまだなのかしら?」 「さっきまで俺をしばくのに忙しくてな。まだ寝間着だよ」 「ほほほ、あの子ったらはしたないわねぇ。」 ルイズがネグリジェ姿で目の前の男とやりあっている姿を想像して、キュルケはほくそえんだ。 彼女をいじるネタがまた一つ増えたのだ。嬉しくないはずがない。 首筋をトント...
  • 第八話 『青色上昇気流』
    第八話 『青色上昇気流』 微熱の誘惑から一日たった昼休み、ウェザーは図書館へ向かっていた。 飯は抜かれたがシエスタからの供給ルートを絶たないでくれたので腹は膨れている。良心が残っていたのか、それを忘れるほど頭に血が上っていたからかはわからないが。 図書館を目指す理由は、今ルイズの側にいると理不尽な怒りを買いそうだったからである。 代々ライバル関係にあるツェルプストー家の女と自分の使い魔がベッドで一つになれば、プライドの高いルイズが爆発するのも頷けるが、鞭で叩かれてやる気は毛頭なかった。 もっとも、いい加減帰る手段を見つけなければならなかったのもあるが。ルイズとは使い魔になる代わりに情報をもらう約束だったがとんと見つからないと言う。ならば自分で探すしかない。 正直決着はもうとっくについたハズだが、確認しないことには安心できない。 シエスタに図書館の場所を聞いてきたのだ。 そ...
  • 本気男-4
    三階に上がると、甲高いキャンキャン声が聞こえてきた。聞き間違えるわきゃあねー、 あの小うるさい小娘―ルイズの声だ。使い魔の俺がいないことでわめき散らしているようだ。 (ヤバイぜ・・・このままじゃあ使い魔の心得『粗相したらとりあえずご飯抜き』が発動する・・・!) どう言い訳をすべきか考えながら部屋に近づくと、俺は自分の勘違いに気づいた。 (・・・もう一人、誰かが部屋にいやがる・・・) わめき声の合間にもう一つ、小娘ほど大声ではないもう一つの声が聞こえる。 われらが御主人様はそいつと『口論』、っつーか口ゲンカしてるらしい。 「あー、ただいま戻りましたぜェー。御主人様よォー」 そういってドアをくぐると、はたして部屋の中には小娘以外にも人がいやがった。 だが俺の予想に反していたのは、一人じゃなく二人だったこと、そしてでっかいトカゲもいたことだ。 (うおッ!ち...
  • 小ネタ-4
    露伴「はっ!?ここは……一体…!そうか『魔法』で…スタンドじゃない、魔法でこのハルキゲニアに召喚されたのか!    なんてことだ、、、最高だッ!おもしろいッ!ぼくはマンガ家として最高のネタをつかんだぞッ!」 ルイズ「…………あんた誰」 露伴「ヘブンズ・ドアーッ!    実にいいッ!実に気に入ったよ!君の性格、、、読者からもきっと好かれると思うよ」 露伴「ルイズ……『君は普通の人より大分高慢で他人からは軽く見られがちだが好きになったら素直になれないツンデレになっている』」
  • ゼロの兄貴-44
    遂に艦隊出撃し、どこか人が少なくなったような首都トリスタニアをお馴染みのローブで身を包み歩いているのは、ご存知…もとい久しぶりのフーケだ。 「はぁ…わたしもヤキが回ったかね」 そう呟いたのは、今頃部隊を率いてある場所に向かっているある男のせいだ。 フーケ自身は、裏の情報を生かしトリステインの内情を探るという事で別に動いていたが、正直乗り気ではない。 一応の義理はあっても義務は無いし、あの男を嫌悪しているというのが大きいだろうが、それでもやらなければ己の身が危ないのだ。 そろそろ、合流するかとして人通りの少なくなった通りを歩いていると、後ろから肩に手を置かれた。 ロングビル時代の習慣で蹴りが飛びそうになったが、目立つと不味いので耐える。 「悪いけど、わたしはあんたみたいなヤツは知らないよ。向こうへ行きな。蹴り殺すよ」 少なくともこんなヤツに肩に手をおかれ...
  • ゼロの兄貴-40
    夏ッ!ムカつかずにいられないッ!この暑さに荒れているクソッ!! どこぞの吸血鬼一歩手前の英国貴族のような出だしだが、ここヴァリエール家領地も夏である。 それだけならまぁどうという事はないが、この前まで科学世界で居た方にはエアコンというものがないこの世界の夏は少々堪えてた。 魔法学院も夏季休暇があるということでルイズあたりが戻ってくるかもしれんとちと警戒していたのだが、どうやら戻ってはこれなくなったらしい。 ターゲットであるクロムウェルの事もそれとなく調べてみたが、現在のアルビオンの皇帝という事だけだった。 「できるなら能力…いや、属性か。そっちも知っておきてーな」 相手は一般ピーポーではなく、少なくとも魔法を使うメイジだ。 グレイトフル・デッドの汎用性が恐ろしく低いだけに、対象の属性を知っておくにこした事は無い。 火ならディ・モールトベネ。土や水ならまだしも...
  • ゼロの兄貴
    ゼロの兄貴-1 ゼロの兄貴-2 ゼロの兄貴-3 ゼロの兄貴-4 ゼロの兄貴-5 ゼロの兄貴-6 ゼロの兄貴-7 ゼロの兄貴-8 ゼロの兄貴-9 ゼロの兄貴-10 ゼロの兄貴-11 ゼロの兄貴-12 ゼロの兄貴-13 ゼロの兄貴-14 ゼロの兄貴-15 ゼロの兄貴-16 ゼロの兄貴-17 ゼロの兄貴-18 ゼロの兄貴-19 ゼロの兄貴-20 ゼロの兄貴-21 ゼロの兄貴-22 ゼロの兄貴-23 ゼロの兄貴-24 ゼロの兄貴-25 ゼロの兄貴-26 ゼロの兄貴-27 ゼロの兄貴-28 ゼロの兄貴-29 ゼロの兄貴-30 ゼロの兄貴-31 ゼロの兄貴-32 ゼロの兄貴-33 ゼロの兄貴-34 ゼロの兄貴-35 ゼロの兄貴-36 ゼロの兄貴-37 ゼロの兄貴-38 ゼロの兄貴-39 ...
  • サーヴァント・スミス-4
    決闘直前。 ナランチャの不安要素は2つあった。 1つは、体調不良。休めば治るかもしれないが、そんな時間も無く、スタンドパワーを全開にすることが出来そうに無い そしてもう1つ。『相手は魔法を使う』ということ まだ魔法についてよく知らないナランチャは、どんな魔法がとび出すか、想像もつかない 不意にとんでもない攻撃をされる可能性もある。 それが一番の不安であったが、負けるわけには行かない。決闘なのだから。 これからにも生かすことの出来る勝負だ。ある意味で好都合。 「諸君、決闘だ!」 ギーシュが声を張り上げる。 周りにはギャラリーが大勢いた。どうにもナランチャにとってはなれない雰囲気だ 「僕はメイジだ、だから魔法を使わせてもらう」 まあ、予測できていた事だ。 軽く頷くと、トントンと靴を整えた 木々の葉が擦れる音が、ザワ...
  • @wiki全体から「アバッキオ-4」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー