ゼロの奇妙な使い魔 まとめ内検索 / 「烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その①」で検索した結果

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  • 烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その①
    烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その① たった一人、タルブの村の草原に降り立った若きメイジは、三十メイルの巨大ゴーレムを前に臆する事なく気高き眼差しと薔薇の杖を向けた。 「久し振りだな……土くれのフーケ!」 見覚えのある金髪の美少年を前にフーケは眉をひそめ、そして相手が何者であるかを思い出すと同時にニンマリと笑った。 「あら、あなたは確か……そう……ラ・ロシェールでヴァリエール達と一緒にいたわね。  役立たずの木偶ゴーレムを作って、女の子の影に隠れて、こそこそと錬金した坊やね。  お友達はどうしたの? あなただけ? クスクス……まさか『独りぼっち』なの?」 「ああ、そうだ。キュルケとタバサはジョータローの救援に向かった……。  だからッ! フーケ! お前の相手は『僕一人』という訳さ。 そして今日こそ決着をつけてやる! 貴様には……二度と負けないッ!!」 ギーシュの言葉を...
  • スターダストファミリアー
    ... 烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その①烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その② ├ 虚無! 伝説の復活 その① └ 虚無! 伝説の復活 その② 帰還! 魂の還...
  • 烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その②
    烈火! 気高く咲け薔薇の戦士よ その② 「ああ、ギーシュ様……」 森に隠れながら、シエスタはギーシュとフーケの戦いを見守っていた。 自分は無力な小娘。メイジの戦いに手を出せるような力は無い。 そして天高く飛翔して戦う竜の羽衣とシルフィードの力にもなれない。 無力。どこまでも無力な平民の少女だった。 けれど。 「負けないでください、ジョータローさん……ギーシュ様……」 勝利を祈る。それくらいの事は、彼女にもできた。 そしてシエスタの家族も、数日前ヨシェナヴェをご馳走した貴族一行の勝利を祈った。 空を駆ける竜の羽衣に乗る承太郎とルイズの勝利を。 空を駆けるシルフィードに乗るタバサとキュルケの勝利を。 草原でたった独り敵と対峙するギーシュの勝利を。 祈った。 ひたすらに、ひた向きに。 焼け焦げた草が舞う中、紅い炎が周囲に広が...
  • 統一! はしばみ草愛好会世界制覇への道!
    統一! はしばみ草愛好会世界制覇への道! ※このSSはスターダストファミリアーのIFであり、本編とは多少関係があります。 「よし、ガソリンを入れ終わったぞジョータロー君!」 「ああ、解ってる。メーターも満タンだ」 承太郎は操縦席の機器を操作し、エンジンをかけた。 左手のルーンは光りっぱなしだ。すでに彼は臨戦態勢にある。 「危ねーぜ、離れてな」 承太郎の言葉に皆が離れる。が、一人だけゼロ戦に駆け寄った。 タバサだ。 「何してやがる、邪魔だ」 「これ」 小さな手が小さな水筒を差し出す。 「タバサ特製はしばみ茶七号。私の最高傑作」 「こんな時に、そんな物を……」 エンジン音が大きく響く。その音に負けないようタバサは声を大きくした。 「ヨシェナヴェの方がおいしいかもしれない。  でも、絶対おいしいから。飲んで欲しい。お願い」 わずかに逡巡した承太郎だが、ルーン...
  • 二人! 使い魔が疾ぶ!
    二人! 使い魔が疾ぶ! 空条承太郎絶体絶命。周囲を取り囲んだメイジ達の詠唱は今にも終わろうとしていた。 放たれるのは炎か、氷か、風か。何にせよ承太郎を絶命させるには十分な威力。 何とか時を止めて窮地を脱しようにも、ついさっき止めたばかりで休みが足りない。 冷静に、承太郎は判断した。自分はここで死ぬのだと。 そして魔法の詠唱が終わるのを静かに聞いて――鎖がジャリと音を鳴らす。 視線を向けてみれば、付け根近くから壊された学ランの鎖が、重力に逆らい屹立して震えていた。 それが何なのか理解するよりも早く、詠唱を終えた魔法が放たれるよりも早く、鎖は見えない糸に引っ張られるように上空へと飛び上がった! 繋がれている学ランごと! 学ランを着ている承太郎ごと! 一瞬遅れて承太郎がさっきまで倒れていた地面に魔法が叩き込まれ土煙が上がる。 魔法をはずしてしまったメイジ達は、慌てて空を見上げた。 承太郎はグン...
  • ゼロいぬっ!-4
    召喚された日から数日。 彼の生活のスタイルは固まりつつあった。 早朝、まだ日も昇りきらぬ内に起床する。 あくびをかきながら寝藁の上で背筋を伸ばす。 ついでに身体を振るって張り付いた藁を落とす。 自分の支度が終わった事に満足すると、今度は彼女へと視線を移す。 ベッドの上には未だに起きる気配の無いご主人様。 彼女の体を前足で揺すり、それでも起きないようなら顔を舐めて起床を促す。 吠えるのは最後の手段だ。 一度それをやって寝ぼけたルイズの魔法によって、 寝起きの目覚まし時計よろしく破壊されそうになった経緯があるのだ。 その時のトラウマは未だに残っている。 彼女の支度が終了すると共に中庭へと出る。 そして投げた棒を取ってきたり、埋めた物を探し当てたりと一通り訓練を終える頃には、 他の生徒達も朝食を取りにぞろぞろと姿を見せるようにな...
  • ゼロいぬっ!-16
    有り得ないものを見ている。 自身よりも長い剣を小枝を咥えるかのように持ち上げ、 ゴーレムの拳も飛び散る岩塊をも避けて犬が大地を駆ける。 そして、その勢いのままに振り抜かれた剣が一閃された。 巨人の足に走る一筋の切れ目。 私やタバサの魔法も届かなかった相手が初めて手傷を負ったのだ。 キュルケは我が目を疑う他無かった。 しかし、あれだけの事が出来るというのなら決闘に勝ったというのも頷ける。 ただ、どこかで納得している自分がいた。 だって、あの犬は“ルイズの使い魔”だ。 あの子が呼んだ使い魔が普通である訳が無い。 いつだって彼女は気持ち良いぐらいに自分の常識をぶち壊してくれる、最高に楽しいライバルなのだから。 「あ! ちょっと待ちなさい」 フレイムがシルフィードの背から飛び降りる。 キュルケの指示ではない、彼自身の意思だ。 ...
  • ゼロいぬっ!-62
    「左舷より竜騎士二騎接近!」 「『イーグル』号の姿はまだ確認できないのか!?」 「この濃霧の中では何も分かりません。あるいは逸れた可能性も…」 「引き続き捜索を続けろ! 動ける者は消火に当たれ!」 次々と齎される状況報告を耳にしながら、船長の顔を冷や汗が伝う。 地下空洞を抜けた『マリー・ガラント』号を待ち受けていたのは、 空において比類なき戦力を持つアルビオンの竜騎士隊を率いるワルドだった。 霧に視界を奪われた上に、周辺に浮かぶ岩礁が船足を殺す。 ましてや交易船に竜騎士を相手する力などはない。 甲板は炎に包まれ、砕かれた船体の一部が無残に内部を晒している。 乗組員の中にも負傷者が続出し、板を打ち付けるだけの応急修理が精々。 そんな、いつ撃沈されてもおかしくない攻勢を受けながら船は突き進む。 『マリー・ガラント』号が沈められな...
  • 第五話 サーレー君とボーンナム君よ:中章 固定と風と土と(前編)
    マルトーが仕込みをしているときにその事件は起こった。 実の娘のようにかわいがっていたメイドの一人が貴族のぼんくらに絡まれたのだ。 貴族の少女にすぐに助けてもらっていたがそれもすぐにやられてしまった。 皿洗いをしていたサーレーがマルトーのすぐ横に立ってぼそっと呟いた。 「助けに行かないのか?」 マルトーはその言葉に苦い顔をした。 「助けに行きたいにきまってらぁ・・・・。でもよ・・・。」 「力が無いからどうにもできない・・・か?」 サーレーは少し考え込むとこう呟いた。 「力があったらどうにかできんのか?」 サーレーの言葉に厨房の中にいた人々が息を飲む。サーレーはその様子を見ると黙って厨房を出て行った。 「力があるからちょっと行ってくる。」 軽い声が厨房に響くとそこにはもうサーレーはいなかった。 マルトーが周りを見まわすとすでにサーレーはルイズとシエスタのほうに歩いてい...
  • 第4話 ディノクライシス
    「これから作戦を発表する!全員ぶっ殺せ!オーバー!」 「ふうん。参考までに私の能力を教えてあげよう。『生物を恐竜に変える』。別に死体でもいいんだが・・・。  私は生きている方が好みだ。・・・私の言いたいことが理解できるかね?」 「・・・・・・!いまのなし!作戦変更だッ!あの電波博士だけをぶっ殺せ!恐竜には手を出すな!  たぶんあれは襲われた村の村人だ!きっと。」 「なんですって!」 「・・・やっぱり。」 「ハッハッハ!その通り!コイツらは私の兵士にして人質!  さらに悪いことにコイツらがお前達に少しでも傷を付けるとお前達も仲間入りさ!」 「そ・・・そんなの反則じゃない・・・!」 「つまりこういう事か・・・?  勝利条件―――フェルディナンドの撃破。  敗北条件―――仲間、もしくは人質の死亡。         恐竜の直接攻撃を受ける。...
  • アンリエッタ+康一-28
    広間に姿を現した姫を見て、来賓達は皆息を飲んだ。 衣装は今夜の為にあつらえた最高級の生地を使った一品で、しかしそんな衣装も彼女の引き立て役でしかない。 アンリエッタの体は奉公人達の手によって磨きぬかれ一点の曇りも無い、透くような美しさがある。 一国の姫として、清廉で潔白を体現したかのような姿を皆が見つめた。 視線が自身を貫くのを感じながら、アンリエッタは堂々と口上を述べる。 「お集まりの紳士淑女の皆様。まず今宵の舞踏会の誘いへのご参加に深く感謝いたします。 わたくしも皆様のお顔を拝見でき、とても嬉しく思っておりますわ」 ニコリとほころぶようにアンリエッタが笑った。 そんな彼女を聴衆となり静まり返った来賓達が見つめている。 「今宵は貴き者として始祖に感謝を捧げながら、歌い、踊り、語り合いましょう。 皆様方……ごゆるりと存分にお楽しみください...
  • サブ・ゼロの使い魔-9
    「・・・ギ・・・ギアッチョ・・・?」 何がなんだか分からなかった。どうして?どうしてギアッチョが?私を 笑いに来たんじゃないの?それなら何故?私との違いを見せ付けるため? それともただ暴れたいだけ・・・? ルイズの頭には疑問符が次から次へと浮かんでいた。ギアッチョの真意が 分からない。それを確かめようと、ルイズは恐る恐るギアッチョの顔を 見上げようと―― グイッ!! 「!?」 ルイズが顔を上げようとした瞬間、ギアッチョの手によってルイズの頭は 下に押し戻された。 「・・・出たんだろ?ルイズ このガキとぶつかった時に・・・『鼻血』がよォォ そんなみっともねーツラをこいつらに披露してやるこたぁねーぜ」 いつの間にか3人の周りには人だかりが出来ていた。そしてルイズは ハッと思い出した。自分の顔が、涙でぐしゃぐしゃだったことを。 ...
  • 開戦! 破られた不可侵条約
    開戦! 破られた不可侵条約 ラ・ロシェールの方角から聞こえてきた爆音で、タルブの村の人々は不安に駆られていた。 空を見上げてみれば、何隻もの船が燃えながら山肌にぶつかり森を燃やしていく。 恐らくラ・ロシェールの港にあった船だろうが、それにしては数が多い。 タルブの住人は知らない事だが、それは『来賓』を迎えるためのトリステインの艦隊だった。 しばらくすると空から巨大な船が降りてきて、シエスタが承太郎に自慢した美しい草原に、重い錨を下ろして上空に停泊すると、甲板から何匹ものドラゴンが飛び上がった。 「あれはアルビオンの艦隊じゃないか。不可侵条約のお触れが出たばかりなのに……」 村人達は家に隠れていた。そんな中、シエスタの父が船を見て言う。 そして、ドラゴン達が他の家に向かって炎を見て、父が叫んだ。 「いかん! 家にいると狙い撃ちにされるぞ、森に逃げろ!」 父が先導し家族そろって家から飛び出す。...
  • 第十二話 『香水の乙女の誇りに賭けて』前編
    ギーシュの奇妙な決闘 第十二話 『香水の乙女の誇りに賭けて』前編 「……?」  扉の向こうから聞こえ始めた喧騒に対する承太郎の反応は早かった。  ギーシュ達を片手で制して会話を切り上げ、ジョリーンと共にソファから立ち上がってオフィスの外へ出る。  呼ぶまでもなく隊員の一人がすっ飛んできて、承太郎達の前で敬礼した。 「何があった?」 「隊長! ミスタ・ポワチエが、来客と共に逃走しました!」  来客。という事は、ギーシュの連れの誰かという事か……クラウダ・ド・ポワチエは犯人でこそないが、犯人逮捕の為に必要不可欠な人間だ。  それに苦もなく逃げられると言う大失態は、普通ならば叱責すべき事態だ。  だが、承太郎はそんな事をしようとは思わなかった。彼は自分の部下たちを信用していたから、何か理由があると感づいたのである。 「客を人質にでも取られたのか?...
  • サブ・ゼロの使い魔-43
    ニューカッスル城の礼拝堂に、凍えるような冷気と、それにも増して 冷たい殺気が吹き荒れていた。 「・・・・・・・先住魔法、か・・・?貴様・・・何者だ」 驚愕に眼を見開いたまま問うワルドを、ギアッチョは無表情に嘲笑う。 「今から死ぬ人間に説明する必要はねえな」 ズン!とギアッチョが一歩踏み出す。本能で危険を感じ取り、反射的に ワルドは二歩飛び下がった。 「だが、ま・・・サービスだ 一つだけ教えといてやる」 ギアッチョが言い終えると同時に、ワルドは鉄をも断ち切る風の刃を 撃ち放つ。空気を切り裂きながら迫る歪みを睨んで、しかしギアッチョは 逃げもせずに片手を突き出した。 「ホワイト・アルバムッ!!」 咆哮の如き声が礼拝堂に轟いたその刹那、まさにギアッチョの全身を 切り刻まんとしていた風の刃が――動きを「止めた」。次の瞬間、 刃だったそれは銀の粉塵と化して空気に溶け消え・・・ワルドはそこで、 よ...
  • ゼロの奇妙な白蛇 第四話
     モンモラシーは、朝一番でギーシュのお見舞いへと来ていた。  友人には、二股していた奴に、よく会いに行けるわねぇ、と言われたが、仕方ない。 ――――――だって、好きなのだから。  あの浮気性は困り者だが、それさえ無ければ、お調子者で女の子に優しくてキザでドットで………… ………………・・・せめて、浮気性ぐらい秘薬で治しておくべきか。  そういえば、惚れ薬なんて言うのもあったわねぇ、とか考えていると、医務室の前に辿りついた。  でも、なんというか、様子がおかしい。  朝一番と言ったが、空はまだ薄暗い。  だと言うのに、扉が僅かに開いている医務室から話し声が聞こえてくる。  なんだろうと思い、僅かな隙間をそっと広げて中を窺ってみると、そこにはコルベールとロングビルの姿があった。  そして、その二人が囲っているベッドの上には――― 「ギーシュ!!」  扉を勢い...
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