ゼロの奇妙な使い魔 まとめ内検索 / 「第六話 『低気圧のち信頼』」で検索した結果

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  • 第六話 『低気圧のち信頼』
    第六話 『低気圧のち信頼』 ルイズの教室爆破という『罪』に対する『罰』は魔法を使わずに教室の清掃することだった。と言っても・・・ 「魔法・・・使えなかったんだな」 「うるさいわねッ!早く片付けなさいよ!」 比較的無事だった机に座り込んで怒鳴るルイズ。 「なぜ俺がやらなけりゃあならないんだ。これはお前への罰だぞ」 「主の不始末は使い魔の不始末でもあるのよッ!」 「ずいぶんと横暴なんだな・・・メイジってのは」 するとルイズの頬がひきつった。 「何よ?嫌みのつもり?」 ・・・そんなつもりはなかったがどうやらルイズの機嫌をそこねたらしい。 「なぜそうなる」 「だってそうじゃない!私が魔法成功率ゼロのルイズだってわかっててメイジだなんて言うんでしょ?ハンッ、そりゃお笑いよね。魔法が使えもしないメイジだなんてね!」 「・・・そんなつもりはなかった」 「嘘よ!わかってるんだ...
  • ヘビー・ゼロ
    ...爆発下は洪水警報』 第六話 『低気圧のち信頼』 第七話 『微熱注意報』 第八話 『青色上昇気流』 第九話 『寒冷前線最前線』 第十話 『吹き荒ぶ風と立ち塞がる土くれ』 第十一話 『ゼロを包む風』 第二章【風に揺れるアルビオン】第十二話 『帽子旋風』 第十三話 『夢枕のち閃光』 第十四話 『Re:決闘日和 ~Blind Spot~』 第十五話 『澱んだ風と立ち向かう土くれ ~決路~』 第十六話 『風を切る三騎 ~Three Bravemen~』 第十七話 『過去を思う男・彼女を想う男』 第十八話 『アルビオン暴風警報発令!』 第十九話 『悪魔の虹』 第二十話 『そよ風の中で』 第三章【虚空の中の虚無】第二十一話 『愛の蜃気楼』 第二十二話 『湿気った心に蔓延る黴』 第二十三話 『亜熱帯の夜』 第二十四話 『カントリーロード』前編 第二十四話 『カントリーロード』後編 第二十五話 『...
  • 第六章 土くれと鉄 ~あるいは進むべき二つの道~
    「ボスに『娘』がいるという情報が入った」 その言葉とともに、暗殺チームがアジトとしていたあるアパートの一室はそれまでの喧騒が嘘のように静まり返った。 張り詰めたような空気の中、それぞれに動きを止めてリゾットに注目していた。 ただ一人、ペッシだけが戸惑ったように辺りを見回している。 「俺は組織に反逆する。ボスの娘を手に入れ、奴の正体を掴み、組織を乗っ取るつもりだ」 「……勝算は?」 長い沈黙の後、口を開いたのは壁にもたれ掛っていたイルーゾォだった。 「ない。反逆はすぐに知れるだろう。ボスは二年前から俺たちを警戒しているからな…」 『二年前』。誰も口に出さなかったが、誰もが、いなくなってしまった二人のメンバーを思い出していた。 次に口を開いたのはメローネだった。 「らしくないな、リーダー。計算高いあんたが勝算のない戦いに挑むなんて。  ボスはすぐにあ...
  • ゼロの奇妙な白蛇 第五話
    ... 第四話 戻る 第六話
  • 第十六話 『風を切る三騎 ~Three Bravemen~』
    第十六話 『風を切る三騎 ~Three Bravemen~』 ギーシュは無様に地面にうずくまっていた。蹴られた顔が痛い。手から血が止めどなく流れている。横向きになった視界に、同じく倒れ伏すシルフィード、離れた位置でぐったりとして動かないタバサがいた。 ギーシュは後悔した。やはり戦うべきではなかったと。 少し視線を上げると、脇腹を押さえたキュルケが、口から血を吐きながら白仮面と向かい合っていた。 ギーシュにはなぜ彼女が立ち向かうのかがわからなかった。殺されたくない。死にたくない。その思いだけがギーシュの頭を支配していた。なぜこうなってしまったんだ。 時間を数分巻き戻すことになる。 フーケを避難させた三人はシルフィードの背に乗り白仮面に突撃した。 「作戦は?」 「この子の速度を活かしたヒット・アンド・アウェイで行く」 「オッケー」 「ち...
  • 疑念! 意思の在り処
    疑念! 意思の在り処 ゼロ戦の周囲を竜騎士隊が固めて飛ぶ。弾切れのゼロ戦にとってはありがたい護衛だ。 しばらくするとスタープラチナの目が前方にいる十数匹の敵竜騎士を発見した。 迂回できそうなので承太郎はゼロ戦を傾け方向を変える。 すると他の竜騎士もゼロ戦を囲むように軌道を変え、戦闘の竜騎士が速度を調節してゼロ戦に接近してきた。 承太郎は伝令用の小さな黒板にスタープラチナで素早く文字を書いてそれを見せる。 『前方に竜十数騎確認、回避する』 彼は慌てて前方を確認するが敵影など見つけられなかった。 だが『ひこうき』という奇妙な風のマジックアイテムを使う彼等は、多分自分達では解らない何らかの方法で敵の存在を知りえたのだろう。 ゼロ戦と竜騎士隊は順調に敵を回避しながらダータルネスへと接近する。 しかしダータルネスまで後少しというところで、承太郎はそれを発見した。 それは百騎を...
  • 完成! タバサ特製はしばみ茶ナンバーズ+新商品のご案内
    完成! タバサ特製はしばみ茶ナンバーズ+新商品のご案内 承太郎にはしばみ草のサラダを吹き出されて顔にかかった。 承太郎はその後気分が悪くなって寝込んでしまった。 翌日も薬を飲むまで体調が悪そうだった。 これは――悲しい。 タバサが魔法学院で、いや、この世で友情を感じているのはキュルケだけである。 ルイズはキュルケのお気に入りのおもちゃ兼友達のため少々気にかけてるだけだ。 ギーシュは最近雰囲気が変わってきたと思うけど別にどうも思わない。 しかし承太郎は違った。 よく言えば寡黙、悪く言えば無口。お互い言葉を交わす事は無くとも、 タバサはルイズ以上に承太郎の言動の真の意味に気づいたし、 土くれのフーケだって小屋に忍び込む前から彼の推理のおかげで正体に気づけた。 彼はクールでタフで、とても知性的な男だ。 そして自分と同じく何人もの敵と戦い抜...
  • みんなだいすきツェペリ魂
     深い朝靄の中、彼は思い出していた。 荒れた少年時代。残酷な運命。一族の使命。 捨て鉢だった少年に宿った、ただ一つの誇りを。  水のせせらぎだけが聞こえる中、彼はある光景を思い浮かべた。 敬愛する師との日々。瓦礫の中で立ちはだかる仇敵。そして戦友へ託した未来。  さらさらと流れる小川の上を歩きながら彼は考えていた。かつての使命と――、これからを。  かつて彼は仲間たちと共に戦っていた。 名誉や地位、褒賞に賛美…そのどれも求めず、ただ人類の脅威に戦いを挑んだ。 彼らは特別な力も持たず、『生命の限り』を尽くして強大な敵に立ち向かった。 多くは命を失い彼もなるべくしてそうなったが彼らは運命に引き込まれたのではない、 勇気と意思を持って立ち向かった『使命』それこそが彼らの誇りであった。  体は覚えていた。命の限りを尽くした死闘の結...
  • D0C-12
    大統領の思考が再開したのは出発直前の早朝だった。 朝靄の中、眉間に手を当て、これからどうするかを考え始める (まず…アルビオンに行く事はほぼ確定だろう、私一人ならともかくルイズがいる以上は止むを得ない  そうなると行く為のルートはどうするかだが土地勘がない上に現場は戦地だ、どうなるかわからない、  いずれにせよ情報が少なすぎる) これ以上考えても仕方がないと大統領は軽くため息をつき、自分の身を任せることとなる馬の首を少しだけ撫で、 ルイズとギーシュ、二人の方へ向く。 「アンタねえ、これから行く所はアルビオンよ!ジャイアントモールを連れて行けるわけないでしょ!」 「そ、そんな!離れ離れなんて辛すぎるよ、ヴェルダンデ!」 (どうもギーシュが使い魔を連れて行けなくてぐずってるようだな。) 暫く見つめていたが、ギーシュの使い魔の巨大モグラがルイズに覆いか...
  • 奇妙なルイズ-12
    ルイズが魔法学院から抜け出して約十分。 町からも、街道からも離れた、ある貴族の別荘が見えた。 この別荘は、トリスティンの城から見て、魔法学院から更に離れたところにある。 別荘の主を『モット伯』だが、この別荘を『モット伯の娼館』と揶揄するものもいる。 森の中にある別荘は街道からも見ることは出来ない。 しかし、街道を通る行商人たちは、年頃の娘が女衒らしき男に連れられて、森の中に入っていくのを何度も見かけていた。 ドシャッ、と音を立てて、ルイズは森の中に着地した。 別荘の周囲は壁に囲まれており、忍び込むのは容易ではないと感じさせる。 そこでルイズは思考した。 『建物の大きさ、庭の形、衛兵の位置を、空中から見た限りでは、空からの侵入がもっとも確実だが、私は空を飛ぶことが出来ない』 …ふと、ルイズを目眩が襲う。 ブルブルと頭を振って、気を確かにしようと気合いを入れる。 ...
  • 第十六話『LAST WORLD その①』
    ルイズは、暗闇の中にいた。 一体自分がなぜこんな所にいるかはわからなかった。 無明の暗闇の中に、自分と、一枚の鏡。 ぼんやりと、この闇はどこまで続いているのだろう、そんなことを考えた。 他に見るものも無く、視線は自然に鏡へと吸い寄せられる。 映っているのは、何の変哲も無い、自分。真っ暗闇に、座り込んでいた。 何の気無しに、鏡の中に問うてみる。 「ねぇ、あなた…誰?」 答えを期待していたのかは、ルイズ自身にもわからない。 相変わらず鏡は、己の姿を反射するだけである。 ふと、考える。この暗闇で、なぜ鏡が見えるのか? ふと、気付く。鏡に映っているのは、自分だけではない。 反射的に振り向く。後ろに、立っていた。まるではじめからそこにいたかのように。 見たことも無い、男、いや、少年だった。 (…誰?) 無明の闇の中で輝くような漆...
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