高階 睦 2/4
地/CHARACTER/Female 【コスト】地地地
-ジェラシー-
各ターンのメインフェイズ開始時、『高階 睦』は、より多くの「女性」キャラクターをコントロールしている
デュエルマスターひとりと、そのコントロールしているキャラクター全てに1ダメージを与える。
同数の時は、すべてのデュエルマスターと全てのキャラクターに1ダメージを与える。
(お互いに「女性」キャラクターが0体の時も、同数と扱う)

なんだか使えそうでイマイチ使えないカード。
女性が多い側に被害を与えるカードなので地が得意とする《長内 エミリ》《日野森 美奈》連打からスタートすると、間違いなく能力の対象は自分側になった上にそれらのキャラクターを自らの手で一掃することになってしまう。

また、このカードがそもそも女性なのも問題としてぶつかってくる。
場がまっさらなところにプレイしたら最初に自身がダメージを受ける対象になるので、基本的に相手の場に女性がいる状態でプレイすることになる。
しかし、仮に相手側へDP1が並んでおり一気に2~3体の除去を行えた場合などでも、アドバンテージは勿論取れているのだがその後相手がキャラクターを引いていないときはしばらく自分だけが被害を受け続けることになるうえ、AP2なのでクロックも低く結果的に起きたことは《西崎 美耶子》の下位互換になってしまう。
相手側へ既に女性がいる環境であれば少なくとも相手へ効果を与えられるが、能力を発揮し続けるにはそのキャラクターを放置せざるを得ないのでどうするのかという話になってくる。
癒しの曲》や《守護》で守るという手もあるが、それなら空エネルギーから《ミント》でも活用したほうが使いやすいだろう。
DP1を継続して除去したい、というのであれば同エキスパンションに《強化装甲服》があるのでそちらの方が安定している。

本作にはMTGにあるような継続して1/1トークンを出すようなシステムがないため、特定の状況で一度除去を行使できれば良いという場合においても《失敗》を考慮しないのであれば《注射器手裏剣》等でもほとんど同じ結果が得られてしまう。
地を基本にして使用を考慮するならともかく、このカードからデッキを考えてしまうと《西崎 美耶子》が立ちはだかり頓挫することになるだろう。
そもそも、2nd環境は《西崎 美耶子》登場の関係でDP1キャラクターの存在価値がかなり怪しくなってしまい、このカードをサイドボード枠で取るのも憚られる状態になってしまった。
困ったことに上位デッキの火や水はDP1が意外にも少ないという事実がそれに拍車をかけている。

花園 さくら》対策には割と有用なのだが、どちらにせよ後だしになるためこのカードに向けて打消し能力が飛んできてしまうのは明白。
女性の数も調整しておかないとならないので、出された返しに即プレイして効果が見込めるかが確実ではない。
長内 エミリ》要する地はナビゲーターのサーチが比較的容易なので《ウィンディ》や《モナコ》を持ってくる方が結果的に話が速いと思われる。

正直なところ、条件なしにターン毎に全体1ダメージをばらまいてくれる方がよっぽど使えたと思われる。疫病吐き/Plague Spitter
この条件必要か?


セカンド-レア
最終更新:2022年10月20日 11:12