新舞姫物語
ネエロ童話に収録されている童話の一つ。
踊り子の少女、マリエッタを主人公とする物語。
久平南部でよく語られていた物語で、戦場に突如現れ争いを鎮めた踊り子がいた、という逸話に由来する。
マリエッタの物語は踊り子の理想像として語られ、伝説となっていった。
歴史上の出来事には確かに戦場に現れた踊り子は存在するが、その正体は未だ謎に包まれている。
編集者:トゥッリオ・ヴィオーラ
少女は踊った。
己が想いを届けるために…ただ、人々に楽しんでもらうために。
夢を追い、願い、舞い続けた。
切り拓く剣も、皆を護る盾の力もない。
激動する時代と世界に翻弄されながら、少女は踊る意味を求めて舞った。
荒れ果てた無慈悲な世界で、少女は己の無力を嘆いた。
それでも踊り続けたのは、伝えたい想いがあるからだった。
名もなき少女の舞には、生命の輝きが満ち溢れていた。
少女のひたむきな愛と想いは、舞となり人々に力を与えた。
最終更新:2014年06月27日 01:51