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アヌ


黄金の聖鎧《アヌ》

era2初期の暗黒時代、テオゴニア大陸の南部一帯を領土とし、
最後までユグドラシルと敵対し続けた大国「哭ニヴルヘイム大公国」に代々受け継がれていた甲冑。
《雪原の狼》、《玄冬大公》の異名と共に恐れられた暗黒時代最後の大公
アルファレード・ムスト・ニヴルヘイムもまた、戦場でこの鎧を身に纏っていた。

現在にまでユグドラシルに伝わる暗黒時代の宝物として数えられる武具や防具の中には
聖剣術式》と呼ばれる特殊な魔術効果が付与されているものがある。
アヌの鎧もその例に漏れず、ニヴルヘイム以前の出自が不明なオーパーツであり、
甲冑本来の強度もさることながら、術式の解放によって高い魔術耐性をもった、一種の魔術障壁へと変貌する。
その性能はera3にあってなお、一魔術師の発動する魔術障壁とは比べ物にならず、
個人を対象にした防具としては他の追随を許さない。

『アルゼルファー氷火山の戦い』でアルファレードが落命し、
ニヴルヘイムはアルファレードの父である先代大公ドルアーガ立会の下、ユグドラシルに降伏した。
この時バルバロッサは、降伏の証としてアルファレードが戦場で身に着けていた黄金の鎧《アヌ》を献上される。
そして現在、アヌの鎧はマイスナーが所持している。

大陸制覇後の騒動の末、長年アヌの鎧はユグドラシルはおろか、
先代大公の病死による直系滅亡で衰退し切ったニヴルヘイムにすら、その存在を忘れ去られ
宝物の一つとして今日まで皇帝府地下の宝物庫に紛れ込んでいた。

そのため、青年期のマイスナーが自らの甲冑を《アヌ》に似せて作らせたことにも、
後に宝物庫から持ちだした本物のアヌの鎧とすり替えて着用していたことにも、誰一人気付くことは無かった。

最終更新:2015年02月20日 16:30