七凛その7


のび太 「ハァ…ハァ…くそっ!」

のび太は焦っていた、野生のポケモンとの戦いを続けいるがいっこうに強くなった気がしない、そんな自分にイラついていた。

のび太 「どうしたらいいんだ……」

足下のブースターがのび太の足にじゃれてくる。

のび太 「やめろ!!」

のび太はブースターに怒鳴った。

のび太 「あっ……」

ブースターの眼がのび太を恐がっている事に気付いた。

??? 「君、自分のポケモンに愛情が持てないの?」

突然、女性の声が聞こえた。
のび太は声の人物に振り向いた。

のび太 「あっ……あなたは!」

その女性は黒い服に長い長髪のシンオウ地方ではかなり有名な人物

のび太 「リーグチャンピオンの……シロナさん!」

シロナ 「私を知ってるの?まあ…いいわ、君」

のび太 「はっ、はい!」

シロナ 「見た所トレーナーになりたてだけど、そのブースターはパートナーなんでしょ?」

のび太 「はい。」

のび太は素直にうなずく

シロナ 「だったら、大事にしてあげなさい。八つ当たりはみっともないわよ。」
のび太 「…ごめんなさい」

シロナ 「謝る相手は私じゃないでしょ?」


のび太は恐がってるブースターを持ち上げ。

のび太 「…ごめんね」

ブースターはニパッと笑った。
シロナ 「うん、それでいいのよ」

のび太 「シロナさんはなんでここにいるんですか?」

のび太はブースターを地面に降ろしてシロナに聞いた。

シロナ 「今はシンオウ地方を旅してるのよ。」

のび太 「へぇ、そうなんですか……ハッ!!」

のび太は気付いた
シンオウ地方のチャンピオン、この人ほど強さを学べる先生はいない。

のび太 「シロナさんっ!」

シロナ 「どっ、どうしたの急に」

のび太 「お願いします!僕を弟子にしてください!」

のび太はシロナに土下座した。

シロナ 「そんな、突然……そうだ!」

シロナは何かを閃いた。

シロナ 「君、名前は?」

のび太 「のび太です。」

シロナ 「のび太君、まずはクロガネジムのバッチを手に入れてみせて。」

のび太 「ええっ!?」

シロナ 「でも、君のポケモンじゃ勝つのは難しいわね……」

そう、クロガネジムのタイプは岩タイプ、炎タイプのブースターしか持っていないのび太では勝つのは難しい。

シロナ 「この子を君に渡すわ。」

シロナはのび太にモンスターボールを一つ渡した。

のび太 「えっ!?」

シロナ 「その子と君のブースターでクロガネのヒョウタ君に勝てたら弟子にしてあげる。」

のび太 「わっ、わかりました。」

シロナ 「頑張ってね。」

のび太 「はい!!」

のび太はクロガネシティに向かって走っていった。

シロナ 「さて……どうなるかしら……。」

走っていったのび太の後ろ姿を見ながらシロナは呟いた。

現在の状況

のび太 ブースター LV14
???

その他 不明

最終更新:2009年11月13日 17:46
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