ドット絵似非講座 (7) 実際の改造工程@人外キャラ

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&bold(){【ドット絵似非講座 (7) 実際の改造工程@人外キャラ】} 今回は人間→人型の人外。 具体的にはRUNEシリーズ的なネクロマンサーを作ります。要は骨で浮いてて黒い魔術師です。 &ref(thu_002base.png) なのでベースには魔術師をチョイス。 ---- &bold(){1.服をそれとなく黒くする。} &ref(lay_set01.png) ベースの服のうち、白い部分は手をつけずに残しておきます(弄る必要がないため) 黒塗りに関して、面倒な場合は青い部分を全部選択→グレイスケール(または色相シフトの「彩度-100」など)でもいいですが、 今回は少し丁寧にやってみましょう。 専用レイヤを確保したら、そこへ「灰色・黒に見える色・真っ黒」の三色を置いていきます。 明るい青には灰色を、暗い青には黒に見える色を重ねていけばいいでしょう。 例外は足と靴、でっかい十字架です。 影と重なっている部分は「黒に見える色」で、影とマントの隙間は「真っ黒」で塗ります。 またネクロマンサーが十字架持ってるのも間抜けなので、それっぽい棒に見えるよう、 横棒を真っ黒く塗りつぶしておきます。 服に描かれた十字には手をつけていませんが、別にこの段階で手をつけてしまっても構いません。 例示した画像ではうっかり影の一部まで真っ黒くしてしまってますが、これはミスです。ほんとは塗っちゃだめ。 &bold(){2.露出部分を人外化させる。} このままでは単に黒くて何故か足がない魔術師になってしまいます。 そこで顔を髑髏っぽく、手を明らかに人じゃない色に変えてしまいましょう。 &ref() 髑髏というと何やら難しそうに思えるかもしれませんが、実際は普通の顔を描くのと大差ありません。 詳細に描き込むにはスペースが足りないため、 a.唇の無い、むき出しの歯。 b.空洞の眼窩。 c.骨っぽい色合い。 の三つで表現します。鼻の穴とか頭骨の輪郭とか、描けるなら描いてもいいんだけどね。 &ref(lay_set02.png) 眼は黒一色でもいいのですが、今回は「視線」があった方がそれっぽいということで、 赤を一ドットだけ置きました。 なお、眼窩には別の色を置いても構わないと思います、白とか薄い黄色とか。この辺は各人の好み。 手は悪目立ち防止のため、少し暗めの灰色を置いています。 顔の灰色の中からピックアップしてもいいですし、自分で作っても構いません。 色作りに関して、&bold(){明るい部分と暗い部分の塗り分け}で迷うことがあるかもしれません。 そういう時は&bold(){「明るい部分」}と&bold(){「影の部分」}の&bold(){「最も強い原色」}の数値差が、 だいたい20を超えるようにすると具合がいいと思います。 20未満だと&bold(){原寸大にした時「色同士の境目が判然とせず、のっぺりした絵に見えてしまう」ことがあります。} もちろん一概に言えることではないのですが、ひとつの目安程度にはなるはずです。 &bold(){3.なんか腰のあった部分が寂しいのでヒラヒラさせる。} 腰のあった部分を黒く塗りつぶしているため、ちょっと絵的に寂しい感じになっちゃってます。 せっかくなので、なんとなくローブっぽいものを描き加えてみましょう。 別に難しいことはありません。白に近い灰色で縁取りを描き、必要なら(透過しない)黒を描き加えるだけです。 形やなびき方、ヒラヒラの重ね方などは自由です。 ただ、元々の絵のマントや服が全体的に(こちらから見て)左側へ流れているため、ヒラヒラもそれに従った方がすんなり仕上がると思います。 今回は左側へ、普通の前合わせの服っぽい感じにしています。 &bold(){4.重ねて再チェック。} &ref(lay_set03.png) 全部のレイヤを表示してチェックしてみます。 輪郭以外で塗り残しがあると微妙に間抜けになるため、チェックは欠かさずにやって下さい。 なお、今回のサンプルでは十字架の縁取りを塗り忘r(ry また、レイヤを統合した後で余分な「黒(00/00/00)」が存在しないかのチェックもしておくと、後々面倒がなくて良いかと思います。 &ref(thu_002ar.png) 完成するとこうなります。 今回の応用として、 「悪魔系のキャラを人間系に作り替える」 とか、 「人間系を利用して亜人キャラの数を稼ぐ」 などが考えられます。個人的な話ですが、前者に関しては実際に数種のアイコンで実践をしています。 ここでは普通に塗りつぶすことで改造を行いましたが、たとえばRGBカラーでの色合い変更や、 グレースケールでのモノクロ化などもないわけではありません。 一度作った乃至目をつけたアイコンは骨までしゃぶりつくす勢いで弄り倒してやると、きっと幸せになれると思います。 ----
&bold(){【ドット絵似非講座 (7) 実際の改造工程@人外キャラ】} 今回は人間→人型の人外。 具体的にはRUNEシリーズ的なネクロマンサーを作ります。要は骨で浮いてて黒い魔術師です。 &ref(thu_002base.png) なのでベースには魔術師をチョイス。 ---- &bold(){1.服をそれとなく黒くする。} &ref(lay_set01.png) ベースの服のうち、白い部分は手をつけずに残しておきます(弄る必要がないため) 黒塗りに関して、面倒な場合は青い部分を全部選択→グレイスケール(または色相シフトの「彩度-100」など)でもいいですが、 今回は少し丁寧にやってみましょう。 専用レイヤを確保したら、そこへ「灰色・黒に見える色・真っ黒」の三色を置いていきます。 明るい青には灰色を、暗い青には黒に見える色を重ねていけばいいでしょう。 例外は足と靴、でっかい十字架です。 影と重なっている部分は「黒に見える色」で、影とマントの隙間は「真っ黒」で塗ります。 またネクロマンサーが十字架持ってるのも間抜けなので、それっぽい棒に見えるよう、 横棒を真っ黒く塗りつぶしておきます。 服に描かれた十字には手をつけていませんが、別にこの段階で手をつけてしまっても構いません。 例示した画像ではうっかり影の一部まで真っ黒くしてしまってますが、これはミスです。ほんとは塗っちゃだめ。 &bold(){2.露出部分を人外化させる。} このままでは単に黒くて何故か足がない魔術師になってしまいます。 そこで顔を髑髏っぽく、手を明らかに人じゃない色に変えてしまいましょう。 &ref(lay_set04.png) 髑髏というと何やら難しそうに思えるかもしれませんが、実際は普通の顔を描くのと大差ありません。 詳細に描き込むにはスペースが足りないため、 a.唇の無い、むき出しの歯。 b.空洞の眼窩。 c.骨っぽい色合い。 の三つで表現します。鼻の穴とか頭骨の輪郭とか、描けるなら描いてもいいんだけどね。 &ref(lay_set02.png) 眼は黒一色でもいいのですが、今回は「視線」があった方がそれっぽいということで、 赤を一ドットだけ置きました。 なお、眼窩には別の色を置いても構わないと思います、白とか薄い黄色とか。この辺は各人の好み。 手は悪目立ち防止のため、少し暗めの灰色を置いています。 顔の灰色の中からピックアップしてもいいですし、自分で作っても構いません。 色作りに関して、&bold(){明るい部分と暗い部分の塗り分け}で迷うことがあるかもしれません。 そういう時は&bold(){「明るい部分」}と&bold(){「影の部分」}の&bold(){「最も強い原色」}の数値差が、 だいたい20を超えるようにすると具合がいいと思います。 20未満だと&bold(){原寸大にした時「色同士の境目が判然とせず、のっぺりした絵に見えてしまう」ことがあります。} もちろん一概に言えることではないのですが、ひとつの目安程度にはなるはずです。 &bold(){3.なんか腰のあった部分が寂しいのでヒラヒラさせる。} 腰のあった部分を黒く塗りつぶしているため、ちょっと絵的に寂しい感じになっちゃってます。 せっかくなので、なんとなくローブっぽいものを描き加えてみましょう。 別に難しいことはありません。白に近い灰色で縁取りを描き、必要なら(透過しない)黒を描き加えるだけです。 形やなびき方、ヒラヒラの重ね方などは自由です。 ただ、元々の絵のマントや服が全体的に(こちらから見て)左側へ流れているため、ヒラヒラもそれに従った方がすんなり仕上がると思います。 今回は左側へ、普通の前合わせの服っぽい感じにしています。 &bold(){4.重ねて再チェック。} &ref(lay_set03.png) 全部のレイヤを表示してチェックしてみます。 輪郭以外で塗り残しがあると微妙に間抜けになるため、チェックは欠かさずにやって下さい。 なお、今回のサンプルでは十字架の縁取りを塗り忘r(ry また、レイヤを統合した後で余分な「黒(00/00/00)」が存在しないかのチェックもしておくと、後々面倒がなくて良いかと思います。 &ref(thu_002ar.png) 完成するとこうなります。 今回の応用として、 「悪魔系のキャラを人間系に作り替える」 とか、 「人間系を利用して亜人キャラの数を稼ぐ」 などが考えられます。個人的な話ですが、前者に関しては実際に数種のアイコンで実践をしています。 ここでは普通に塗りつぶすことで改造を行いましたが、たとえばRGBカラーでの色合い変更や、 グレースケールでのモノクロ化などもないわけではありません。 一度作った乃至目をつけたアイコンは骨までしゃぶりつくす勢いで弄り倒してやると、きっと幸せになれると思います。 ----

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