分からない。
 何もかも分からない。
 あの男から魔力は感じなかった。
 いや、だとすれば尚更理解不能だ。
 奴が魔力を持たない非術師ならば何故。
 何故…自分が正当な火力の比べ合いに敗れて走り去っている?
 匹夫の夜盗のように夜闇の中を転げ回りながら、逃げ惑わされているのだ……!?

「逃がさん」

 ああ、闇の中から追ってくる。
 あの男が私を追ってくる!
 手足に炎を纏いながら。
 その火で闇を照らしながら。
 断罪者そのものであろう顔と佇まいで此方へ迫ってくる!

「令呪を用いてサーヴァントを自害させろ。
 そして二度と聖杯戦争に関与するな。
 そう誓うならば見逃してやる」

 何を言っているのだこの男は。
 ふざけるな――馬鹿を言え。
 聖杯戦争に勝てば願いを叶えることが出来る。
 音に聞く万能の願望器を用い、私はこれまでの人生で抑え堪え時に諦めてきたあらゆる欲望を成就させねばならぬのだ。
 思えば私の人生は挫折に愛されていた。呪われていた。
 時計塔では権力争いに敗れ地位を追われた。
 落ちぶれてなお時計塔で細々研究を続けていた私を誰もが笑った。
 そんな屈辱と怒りにまみれた人生をようやく私は打開出来るのだ。
 ようやく目に物見せてやれるのだ。
 そうすれば。
 そうすればきっと。
 研究のために已むなく殺した愛する息子も、草葉の陰で私のために拍手をしてくれることだろう!

「もう一度言う」

 黙れ。
 貴様の声など誰が聞くか。
 降参などあり得ない撤退などあり得ない。
 魔術回路も持たない凡夫が私の覇道を阻むなど、万死に値する無礼であると知れ…!

「令呪を用いて――」
「――来いッ! バーサーカーッ!」

 お望み通り令呪を使ってやった。
 ただし自害などさせはしない。
 奴のサーヴァントと交戦していた我が従僕、バーサーカーを呼び戻して目の前の男(マスター)を直接殺す。
 そうして味わった屈辱を雪ぎ恐怖を拭い去るとしよう!
 私は勝利を確信して叫んだ。
 私の叫びが何処までも木霊して。
 高らかに溌剌と響いて……

 私は眉根を寄せた。
 バーサーカーが来ない。
 何故だ? あの馬鹿めどうしたというのだ?
 右手に視線を落とす。
 そして血の気が引いた。
 そこにはもう。
 令呪など、なかったのだ。

「もし、おじさま」

 背後から声がする。
 少女の声だった。
 振り向こうとしたが振り向けない。
 振り向く前に私の頭を、小さな手が撫でた。
 酷く熱い手だと思った。
 人体に触れているというよりも。
 燃え盛る暖炉の中に直接腕を突っ込んだような……

「お犬さまなら来ませんよ」

 あ。
 あ、あ。
 振り向けない。
 六十年に渡り知識を蓄えた脳髄が燃える。
 細胞が沸騰する。
 視界は紅く染まり今や殺すべき男の顔も見えない。
 体が熱い。
 からだが、あつい。
 やめろ。
 やめてくれ。
 熱い、熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱
 熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱熱――

    ◆ ◆ ◆


「アヴェンジャー、貴様…」

 炎の男は自分の従僕を睥睨する。
 灰を思わす燃え滓色の髪先から火の粉を散らしながら微笑う彼女の足元には炭が落ちていた。
 転げた炭はかつて魔術師だった男の成れの果てだった。
 この地域を起点として魂喰いを行い、自分のサーヴァントを肥え太らせていた男。
 最初の内は細々と行っていたのだろうが次第に痺れが切れてきたのだろう。
 魂の乱獲をより広範囲に渡ってやるようになり…更に食わせる魂をより若く幼いものに厳選するようになり。
 そしてその所業が、炎(ヒーロー)に見つかった。
 フレイムヒーロー、エンデヴァー。
 元の世界ではそう呼ばれ。
 そして謗られていた男だった。
 しかしヒーローという職業が銀幕の中にしか存在しないこの世界では、彼はヒーローに――エンデヴァーに非ず。
 轟炎司という、一人のちっぽけなマスターに過ぎなかった。

「また勝手な真似をしたな。俺が貴様に命じたのはサーヴァントの撃破のみだった筈だ」
「いいじゃない。だってろくでなしでしょう?
 子供ばかり狙った魂喰いを働く老いぼれた魔術師なんて」

 くるくると指で髪の束を玩びながらサーヴァント、アヴェンジャーは唇を尖らせた。
 ひどく見た目の整った少女だった。
 炎司と彼女が向き合っていると絵面は完全に父親と反抗期の娘だ。
 しかし注視すれば気付けたろう。
 少女の肌や衣服が時折ノイズのように"ブレる"ことに。
 それは彼女が人間ではないことの何よりの証明で。
 同時にその体には血も骨も肉もないという、正気を揺さぶられるような真実の存在を物語っていた。

「いい加減に慣れなさいな、ヒーローじゃない自分に。
 此処でのあなたは轟炎司。エンデヴァーなんかじゃないの。
 あなたの背中に憧れる人間はいない。あなたにヒーローたれと望む人間もいない。
 汚くて醜い敵(ヴィラン)を怒りに任せて焼き払ったって誰もあなたを責めやしないわ」
「…貴様に言われるまでもなく分かっている。
 此処での俺はヒーローではなくただの人間だ。
 だがそれでも――身分がどうであれ貫かねばならない生き方というものはある」

 それを聞いてアヴェンジャーは小さく笑った。
 しょうがない人、というような微笑みだった。
 炎に愛された男とは裏腹の冷ややかさを人はそこに見出すかもしれない。
 しかしその認識は大きな勘違いだ。
 こと彼女という神(サーヴァント)を指して冷ややかだなどと称するのは無知が過ぎる。
 燃え上がる炎を見て水が渦巻いていると叫ぶようなものだ。
 彼女は熱。
 彼女は炎。
 そういう風に産まれて。
 当然のように誰かを灼いて――その咎を問われ殺された哀れな命。
 生まれぞこないの神。



「優しいのね。まぁ、それも仕方ないかしら」

 にこりと笑って足元の炭を踏み潰した。
 くしゃくしゃと小気味いい音。
 落ち葉を踏み潰す音に何処か似ていた。
 人由来の炭だから鳴る音なのか。

「子どもを殺すのが得意なのはあなたも同じだものね、炎司(パパ)」
「――黙れ」

 炎司の腕がアヴェンジャーの胸倉を掴む。
 掴んだ手の方が熱に当てられて焼けていく。
 しかし炎司は手を離そうとはしなかった。
 その不合理を前にアヴェンジャーは鈴の鳴るような声で笑った。

「燈矢くんが泣いてるわ。どうして僕を助けてくれないのって」

 それは呪いの歌にも等しかった。
 轟炎司の罪。エンデヴァーの業。
 追い付いてきた過去の存在を炎司/エンデヴァーは忘れられない。
 聖杯を手に入れ願えば彼の過去は全て清算されるだろう。
 轟燈矢は変わり果てることなく。
 愚かな父親は今度こそ間違えない。
 そういう幸せな世界を実現させることも、きっと可能な筈だ。
 しかし炎司はそれを選べない。
 何故なら彼はエンデヴァーだから。
 ヒーローだから選べない。
 欲望の果実に、手を伸ばせない。
 その不合理をアヴェンジャーは責めていた。
 だってそれは、子どもを殺した過去を悔いる父親の姿勢ではないからだ。

「そんなだからあなたはわたしなんかを喚んでしまう。
 あなたの中の燈矢くんは泣いていて。
 その泣き声は遠い神話の果てからわたしを喚んだ」
「…やめろ。それ以上喋るな」
「あなたは知っている。過去は消えない。
 荼毘に臥せどもいつかは追いついて肩を叩く。
 おめでとう。わたしがあなたの過去よ――せっかく会えたんだもの。
 もっとおはなしをしましょう、炎司。親子にはきっとそれが必要だから」
「――貴様は俺の娘などではないッ! 二度と…二度とその穢れた口を開くなッ!!」

 声を荒らげて手を離した。
 離してしまった。
 それにアヴェンジャーは寂しそうな。
 もしくは残念そうな表情を浮かべた。
 彼女に対して炎司は口角泡を飛ばして叫ぶ。
 今の彼はヒーローなどではない。
 よって取り繕う必要もまた、なかった。

「貴様如きが…貴様如きが、俺の家族について語るな!
 貴様は俺の炎として……黙って使われていればいいのだ!」
「――ええそうよ。わたしはあなたの炎。
 あなたの道具であなたの伊都之尾羽張。
 あなたの敵を焼き殺すための十拳剣。
 あなたはわたしを使えばいいし、わたしもあなたに使われてあげる」

 記紀神話にて。
 その神に纏わる記述は多くない。
 生誕と同時に母たるイザナミの身を灼いた。
 そのことで怒りを買って父たるイザナギに殺された。
 死体は新たな神の産まれる苗床となった。
 ただそれだけの神がいる。
 触れたものを焼き焦がす火として産まれてしまったばかりに全ての未来を閉ざされた神が。

「勘違いしないで? わたしは別にあなたを虐めたいわけじゃないの。
 わたしはあまり誰かと話したことがないから、そんな言い方になってしまうかもしれないけど。
 わたしはただ知りたいだけ。あなたとおはなしがしたいだけなのよ」
「…貴様と話すことなど何もない。
 俺は成すべきことをするから、貴様も成すべきことだけをしろ。
 俺が貴様に望むのはただそれだけだ――アヴェンジャー」
「そう。あなたはまだ、誰かに理想を押し付けるのね」

 その言葉を聞いた炎司の顔は筆舌に尽くせない。
 目を見開いて冷たい汗を流したみっともない顔。
 一番突かれたくないところを突かれたような。
 覿面の論破を受けたような、そんな顔だった。

「わたしはあなたのそばにいるわ」

 少女は神である。
 神でありながら。
 その直系でありながら、復讐者のクラスを当て嵌められた忌神である。
 彼女の肩書きは神殺し。
 神祖滅殺を生業とする火産霊神。
 ヒノカグツチの神号(な)を持つ、サーヴァントである。

「これからずっと、もしかしたら今までも。
 ずっとあなたのそばにいた。
 わたしはあなたの罪。あなたはわたしの憧れ。
 あなたはわたしを拒むけれど、わたしはあなたに話しかける。
 あなたがわたしをどんなに要らないと蔑んでも。
 あなたがそこにいる限り。
 わたしは、あなたと"おはなし"をします」

 やめろ。
 もうやめてくれ。
 その目で俺を見ないでくれ。
 父親、轟炎司は気付けば目を背けていた。
 アヴェンジャーの、カグツチの目はかつて見たことのある目だったからだ。

 燈矢は、冬美は、夏は、焦凍は。
 記憶の中のわが子は皆――炎司をその目で見つめていた。

 カグツチは炎司への報いだ。
 炎司の罪の象徴だ。
 父親の癇癪で殺された娘。
 身勝手な親に壊された子どもの神。
 炎司が向き合うべき過去で乗り越えるべき未来。
 けれど今の彼が相対するには重すぎる痛み。
 彼女が求める"おはなし"に。
 今の炎司は――応えられない。

「俺は…貴様の……お前の。
 父親(イザナギ)などでは、ない……!」

 悪意を吐きながら踊る息子を覚えている。
 自分が身勝手な理想を押し付けた末に潰した長男。
 荼毘に臥した過去そのもの。

「…そうね。あなたはわたしのパパじゃない。
 でも――」

 目前の彼女は悪意を見せなどしない。
 それらしく見えても、聞こえても。
 彼女にその意識はないのだ。
 それを知るよりも早く彼女は死んだから。
 ああならばその顔は何なのだ。
 その顔をやめろ。
 その顔を、やめてくれ。

「あなたは。あの子達の、父親(パパ)でしょう?」

 轟炎司は罪に呪われている。
 全ては彼の自業自得、身から出た錆だ。
 荼毘に臥せども過去は消えない。
 親子という名の呪縛の鎖は今も炎司の体を雁字搦めに捕らえて離さず。
 そんな彼をパパと呼ぶ少女は何処までも無垢に残酷に、彼との"おはなし"を求めていた。

    ◆ ◆ ◆

『おまえは、死なねばならぬ』

 剣を振り上げる父を覚えている。
 怒りで顔を染め上げた父の顔。
 赤子の手足は父に届かず。
 赤子の体は声を発することすら許してくれなかった。

『おまえなど……貴様など』

 ねぇ教えて、お父さま。
 わたしはどうすればよかったの?
 わたしはどうすれば愛してもらえたの?
 どうすればわたしはあなたに好かれる子どもになれましたか。
 どうすればわたしはお母さまを殺さずにいられましたか。
 どうすれば、わたしは…

『産まれて来なければ、良かったのだ……!』

 あなたに、抱き上げてもらえましたか。

 教えて、おしえてよ、お父さま。
 おはなしをして。おはなしをしましょう。
 ねえ、お父さま――



【クラス】
アヴェンジャー

【真名】
ヒノカグツチ@日本神話

【属性】
混沌・悪

【パラメータ】
筋力:D 耐久:EX 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】
復讐者:B
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
神を憎み、父を憎み。その実誰よりもそれを知りたいと願う者。

忘却補正:A
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):A+
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力が毎ターン回復する。
永遠に燃え続けるカグツチの肉体そのものが破格の燃費を実現する最上の炉心となる。

【保有スキル】
神殺し(炎):EX
国産みと神産みを果たし、天地開闢以後の神話体系の祖となった母神を死に至らしめた。
その原罪がスキルと化したもの。
神霊特攻。神霊、亡霊、神性スキルを有するサーヴァントへの攻撃にプラス補正。
神としての格が高ければ高い程、カグツチの炎は標的に致命的な損傷を及ぼす。

火産霊神:A
ほむすび、火の神。
出産してすぐに激怒した父神に殺された彼女の肉体は成熟しきることなく滅んだ。
その為、サーヴァントとして現界したカグツチの体は神世の炎そのもので構成されている。
Aランクの対魔力に相当する防御力と、同ランク以下の物理攻撃から受けるダメージを軽減。
更に肉体の欠損や損傷は魔力が続く限りその場で回復する性質を持つ。

魔力放出(炎):A
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
カグツチの場合、炎から成るその肉体から自在に放出を行うことが出来る。
このスキルは常時発動しており、カグツチが握った武器はすべてこの効果を受けることになる。

霊神の加護:C
火の神としての加護を他者に与える。
炎によるエンチャント及び簡易的なブースト、その他諸々に使用可能。
アヴェンジャーなのでランクが落ちている上、本人がやさぐれているのであまり使いたがらない。

【宝具】
『伊都之尾羽張、火葬せしは十拳剣(いつのをはばり・とつかのつるぎ)』
ランク:A 種別:対神宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1
自身を滅ぼした父の神剣、天之尾羽張。
それを記憶に基づき忠実に再現した疑似神剣・伊都之尾羽張。
正式には神器ではなく、その証拠に神造兵装としての性質も持たないが構造と性質は真作のそれに非常に近い。
太陽面爆発にすら届き得る熱量と神に対する特攻性能。溢れる炎を刀身の形に集約させて振るう神祖滅殺の十拳剣。
自身の神としての体…即ち神世の炎から熱量を抽出するため、解放の際には結構な魔力を持っていく。

【weapon】
炎で作った武器

【人物背景】
ヒノカグツチ
記紀神話における火の神。
出産時に母イザナミに火傷を負わせてしまい、それが原因で彼女を死なせてしまった。
その後彼女は激怒した父イザナギに十拳剣、天之尾羽張で斬首され――死んだ。

経緯はどうあれ神殺しであり。
後に国を蝕むことになる呪いと誓い――
一日に千人の人間が死に、一日に千五百の子が産まれるという理が制定されるに至った遠因でもある。
以上の理由から彼女は英霊の座に登録され、形なき火の化身として聖杯戦争に召喚されるに至った。
紛れもなく神ではあるが神殺しという性質と神を憎む思考から、性質はどちらかというと神霊よりも英霊に近い。

彼女は神を憎んでいる。
何より自分を殺した父を憎んでいる。
だがそれと同時に求めている。
親とは何を考え、何を思うものなのか。
親は産まれてきた子に何を思い、何を考えるものなのか。
知りたい。教えてほしい。
おはなししてほしい。
それは死の間際に手を伸ばしても…知ることの出来なかったことだから。

【外見】
灰色の髪を腰の辺りまで伸ばしている少女。
神として正常に育っていればこうなっていたらしく、彼女は常にこの形を取る。
ただしまともな形をしているのは見た目だけで中身は十割神世の炎で構成されている。

【サーヴァントとしての願い】
お父さまと、
おはなしがしたい。


【マスター】
轟炎司(エンデヴァー)@僕のヒーローアカデミア

【マスターとしての願い】
ヒーローとして聖杯戦争を解決する。
願うのはそれだけ。
それだけの、筈。

【能力・技能】
ヒーローとして鍛え抜かれた身体能力。
そして体中から炎を噴出させる個性『ヘルフレイム』を持つ。
超火力で敵を焼くのに加え、噴射の勢いを利用した高速移動、空中でのホバリングなど様々な応用法も極めている。

【人物背景】
平和の象徴が去った後のヒーロー社会でNo.1ヒーローの座に輝いた男。
本物の英雄を追い越すためにあらゆる努力を重ね、そして罪を重ねた。
紆余曲折あって自分の罪と向き合うようになり。
傷つけ背を向けた家族にも不器用ながら償いを始め、彼なりに前へと進み始め。

そして、過去に追い付かれた。
「ダビダンス」後、家族と対話を交わす前からの参戦。
最終更新:2022年04月16日 23:28