キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】
No Data
泥
【元ネタ】『幸福の王子』
【CLASS】セイバー
【マスター】
南海 つばめ
【真名】幸福の王子
【性別】男性
【身長・体重】167cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは容易ではない。
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上に効果を発揮する。
極めれば透視、未来視も可能になるが、Cランクではその域には達しない。
自らを省みず、他人のために尽くす在り方。
例え自身が報われなかろうと、危険に晒されようと、それが誰かの為になるのならば躊躇いはない。
他人の為に何かを為す際に全てのパラメータを上昇させるが、自身のために戦う場合には幾つかの制約が働く。
――血潮は鐵で、心は「鉛」。
自らを貫き通す信念、為すべきことへの覚悟が精神の状態を健全に保つ。
同ランクまでの精神干渉系スキルを無効化し、ランクが一つ上の場合でも抵抗判定の成功率を上げる。
道具をイメージで数分だけ複製する魔術。
本来は融合している英霊のスキルであり、似た心象を持つセイバーは限定的に扱えているに過ぎない。
【宝具】
『無限の献身(アンリミテッド・ハッピープリンス)』
ランク:A+ 種別:対不幸宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
セイバーの持つ、鈍色のみすぼらしい剣の真の姿。
真名開放によりその柄は魔力の籠ったルビーが嵌められ、刀身は黄金色の輝きを取り戻す。
この状態でセイバーの象徴たる「幸福」という概念を収束、魔力に変換して一気に放出することで光の帯による攻撃を行う。
周囲に存在する人物の幸運値により威力が変化し、最大時の威力・範囲は対城宝具に匹敵し、かの騎士王の聖剣にも劣らぬ光を放つ。
【Weapon】
ランク:EX
鉛色のみすぼらしい両刃剣。幸福の剣(Luck Sword)にして欠落の剣(Lack Sword)。
全く錆び付いていないが切れ味が鈍く、本来であれば武器としての使用に堪えない。
その正体は、セイバーの心象風景を一振りの「剣」として結晶化させた概念武装にして、彼の宝具そのもの。
真名を開放することにより真の姿を取り戻す。
ランク:??
セイバーが魔術によって作り出すことのできる武器。
融合している英霊に比べて幅がかなり狭まっており、真名開放も行えない。
そのため「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」による使い捨て戦術は不可能だが、投影の特異性自体は保持している。
【解説】
生前
とある街に建てられた、短命ながら幸福に生きた王子の銅像。
全身を美しい金箔に彩られ、サファイアの瞳とルビーの嵌った柄の剣という大変豪勢な作りは権威を象徴していた。
ところが、街の中央に建てられていた王子の像は町全体を見渡し、その醜悪さ、悲惨さに心を痛める。
王子はそんな人々を救いたいと考え、エジプトへと渡る途中で会った燕の助力を得て幸福を分け与えていく。
自身のできうる限りの救済を行う中、王子の像は徐々にみすぼらしい姿へと変わっていく。
最後の金を分け与えると、王子に残った懸念は自らに付き合ってくれた燕が、無事にエジプトまで渡れるかどうかだった。
しかし、優しい燕は心から王子を愛し、最後まで彼と共にあることを願った。
「愛しい王子様、私は死の家へと向かいます。 死は眠りの兄弟、ですよね」
そう言い残し、燕は王子の唇へとキスをすると息絶えた。
王子自身は、結局のところ報われることは終ぞなかった。
それには何の未練もない。ただ自分の行いで彼らが幸せになってくれたならそれで良い。
――ただ一人、自らに最も思いを寄せてくれた燕を救う事が出来なかった。
王子には、その事実だけが心残りであったのだ。
死後
ある小さな街で行われた
亜種聖杯戦争にて
南海 つばめに召喚される。
マスターの性質と最も合致した存在であったが、純粋な英霊として確立はされず、精神性の似通った別の英霊と融合することで召喚に応じた。
外見はその英霊の過去の姿(その方が精神的、性質的な一致率が高いため)であり、外見から真名を推測することは難しい。
また、同聖杯戦争ではその英霊本体とも戦闘している。
最終的に最後の陣営を破ることで聖杯を獲得し、マスターの幸福な道行きを願いつつ座へと還っていった。
その後は亜種聖杯戦争で度々召喚され、
現在、このセイバーが召喚されたすべての聖杯戦争において南海つばめは勝利を収めている。
人間関係(生前)
自分の我儘を聞き入れ、最後まで共にいてくれた存在。
彼女のことをとても愛しく思っており、同時に一度も報いてあげられなかたことを今でも心残りとしている。
人間関係(死後)
亜種聖杯戦争で自身を呼び出した魔術師。
名前もそうだが、その在り方と雰囲気にかつての愛しい人を重ねているため、現界中は何があっても護り通そうとする。
性質的な相性は殆ど最上に近い他、縁のみで確実な召喚が可能なほど繋がりが強い。
精神及び性質の類似性から、霊基の確立のために自身に融合している英霊。
厳密にいえばその未熟な時代の姿だが、申し出を快く受け入れてくれたことに心から感謝している。
彼の魔術を限定的に行使できるほか、弓の技術にも補正が掛かっている。
最終更新:2019年01月18日 19:20