キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】
A.D.630 浄土到達道程 天竺(ボスサーヴァント)
【クラス】セイヴァー・ガシェクラー
【真名】阿弥陀如来
【容姿】後光を背負う御仏
【HP】100/100
【筋力】EX:8(10)
【耐久】EX:8(10)
【敏捷】EX:8(10)
【魔力】EX:8(10)
【幸運】EX:8(10)
【ギフト】人理懇願・浄土到達
キャラクター作成時、英雄点50点を得る。
自身の受ける最終ダメージを半減する。
HPが0になった際、体力を全て回復して耐え、スキル1の回復効果の使用回数と宝具の使用回数を1増やす。
【権能】無量光仏・本願力
自身のスキルを全て「クラス:セイヴァー・ガジェクラー」のクラススキルとして扱う。
これらのクラススキルは全て英雄点10点を消費する代わり、他のクラススキル同様、通常のスキルと異なる基準で作成される。
【スキル1】単独顕現:C+
10:自身の最大HPを20増やす。
交戦フェイズ中に一度、自由なタイミングで自身のHPを(耐久値×5)点回復する。
【スキル2】アプロ・デザイア:EX
10:自身の最大HPを20増やす。
相手の攻撃時、対象を自身のみに変更する。
全ての防御時、補正値5を得る。
【スキル3】報身仏:A+++
10:自身の最大HPを20増やす。
任意のタイミングで英雄点15点でスキルを一つ有する乗騎「後光」を召喚する。
【宝具】「五劫思惟・無量寿経」(スカーヴァティ・ヴィユーハ) 1/1
【ランク・種別】EX・対人類宝具
【効果】魔術攻撃時、補正値10を得て敵前衛全体に攻撃する。
この攻撃に対する防御時、対象は幸運、魔力、耐久のいずれかのうち好きなものを使って判定する。
この宝具の使用後、セイヴァーはHPを「全ての敵に与えたダメージの合計」点回復する。
この時、最大HPを超えて回復することができる。
【その他】秩序・善 天属性
【クラス】乗騎
【真名】後光
【容姿】セイヴァーと一体となった光の線
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E:1
【魔力】EX:8(10)
【幸運】D:2
【スキル1】降臨:A
任意のタイミングで遠距離攻撃を発生させる。
泥
【キャラクター詳細】
仏教における、仏の最高位たる「如来」の一柱であり、その如来の中でもさらに最高位に位置する存在。
「無量の光を纏う者」という意味の「無量光仏」とも呼ばれ、経典によっては西方の守護者、宇宙の化身として扱われる場合もある。
浄土真宗における「本願」、いつかすべての人類を浄土へと導く仏として、五劫の間思惟する者である。
【パラメーター】(聖杯による強化無し)
筋力 |
■■■■■B |
耐久 |
■■■■■A |
敏捷 |
■■■■■EX |
魔力 |
■■■■■A |
幸運 |
■■■■■C |
宝具 |
■■■■■A++ |
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
身長/体重:観測者によって変化・光であるため重量は無に等しい
出典:仏教経典
地域:仏教圏
属性:秩序・善 性別:無
その足は決して地を踏むことなく、架空の水面を歩く。要するに常にちょっと浮いている。
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
浄土の果てに座し、五劫の思惟の後世界を救う「本願」の担い手。
およそ無限ともいえる期間であるそれは、言い換えれば即ち「いつでも救済の準備ができている」という状態である。
セイヴァー・ガシェクラーにとって、自身が顕現したその瞬間こそ救済の始まりである。
そして630年に接がれた剪定軸。
人への失望、王への叛意を持つ僧によって、その時は訪れた。
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
○救済の権能:A
本願力・無量光仏。
自身の肉体を光によって構成する。
光の集合体であるという性質上急所になり得る部分が存在せず、周囲の光を取り込んで肉体の再生を行うことも可能。
魔力の持たない人間は触れることすらできず、サーヴァントであれば対象が光子であってもその魔力に攻撃はぶつけられるが、それでも威力の減衰は避けられない。
肉体が召喚されてしまうと救済以前にその質量で星が滅ぶため、それに対する防止策というのが本命。
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
○:アプロ・デザイア:EX
全ての欲、罪、苦悩、煩悩の源泉を断ち、生物、無生物関係なくありとあらゆる存在を浄土へと導くスキル。
自身に対し抵抗無く接近、接触した対象を阿羅漢に至らしめ、欲望、欲求を取り払い穏やかの心を与え、セイヴァー・ガシェクラーが歩いた地を荒野であろうと過剰に豊かな地であろうと無関係にただ蓮華の花が咲き誇る穏やかな大地に変える。
其処に差異は無く、格差もなく。
セイヴァー・ガシェクラーの至った地は、常に穏やかな水面のごとく、格差を埋めんと藻掻く人類はおらず、ただ停止を享受することになる。
○:報身仏:A+++
修行の末、完全なる功徳を備え仏になった存在であることを表すスキル。
困窮する者、救われざる他者を受け入れ御仏として浄土へと導く。
救済の行われていない範囲、存在を感知し、その場所、者へと「本願力」を全自動で放つ。
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
「五劫思惟・無量寿経」
ランク:EX 種別:対人類宝具
レンジ:180億光年 最大補足:無量大数
スカーヴァティ・ヴィユーハ。
無量寿経に記された四十八願を第十八願に統合し、五劫の間練り続けた魔力によって救済すべき対象を飲み込む。
人類が「星を越えられなかった」場合に発生する強制救済措置の一端。
其処に艱難辛苦は存在せず、ただ眩い光と穏やかな心だけが残る。
物理や魔力では純粋に出力不足で対抗できず、ただ「未来に生きようとする意志」のみがこれに対抗できる。
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
第四の剪定軸にて、天竺のキャスター・戒賢は「仏に至ることで永遠の命と仏の力を得て世界全土を併合し、自身が最良の王として其れを治める」というライダーの願いは人々の救済には遠いと断じた。
彼はそれを成すために、その剪定軸に存在する最も仏に近い存在、自身の弟子たるルーラー、玄娤三蔵を依り代に、全てを救う御仏たるセイヴァー・ガシェクラーを召喚した。
その行いは、間違いでも失敗でもないと彼は確信し、その光を受け入れた。
【4章終節「浄土到達如来 無量光仏」をクリアすると開放】
万物の救済。
それは「如来」の名を冠する者達の義務であり、存在意義である。
救済は最短にして最適であるべきであり、そのために最高位の仏たる自身が出向く事はそれ即ち道理。
逆説的に、「自身が召喚されたということは、即ち世界は速やかな救済を望んでいる」と言うことである。
人類史が最も浄土に近い時代、浄土に近い国家を起点に始まった「浄土へ至る道程」は、世界を文字通り極楽浄土へと変質させた。
それはセイヴァー・ガシェクラーの誓いであり、願い。
最も最短かつ最高効率の救済であり、それこそが自身の正しい在り方、即ち「本願(プールヴァ・プラニダーナ)」なのである。
以上の誓願をもって彼のクラスは肯定された。
他者の為の救い、人類のための救い。
身分、善悪、思想、救済を望むか、望まざるか、それすらも無関係に。
ただ純粋なる救い、どのような形であれ其れが成された世界のために。
全てを平等に、無感動に、無関心に浄土へ導く大救済。
セイヴァー・ガシェクラー。
他者の意思など意に介さず、ただ救うだけの独善者。
「本願」の理を持つ救世主である。
最終更新:2019年07月05日 15:09